JP2001207261A - 蒸着コーティング装置用バレル - Google Patents
蒸着コーティング装置用バレルInfo
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- JP2001207261A JP2001207261A JP2000015390A JP2000015390A JP2001207261A JP 2001207261 A JP2001207261 A JP 2001207261A JP 2000015390 A JP2000015390 A JP 2000015390A JP 2000015390 A JP2000015390 A JP 2000015390A JP 2001207261 A JP2001207261 A JP 2001207261A
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Abstract
も、被コーティング部品の全面に均一な膜厚のコーティ
ング皮膜を形成することが可能な蒸着コーティング装置
用バレルを提供する。また、被コーティング部品の大き
さが極めて微細な場合であっても、被コーティング部品
が落下することがなく、バレルとしての耐久性に優れる
蒸着コーティング装置用バレルを提供する。 【解決手段】 バレルに備える筒体2が、収納している
被コーティング部品6を攪拌することができる攪拌羽根
7を、その内周壁に形成している筒体であることを特徴
とする蒸着コーティング装置用バレル。バレルに備える
筒体の筒壁を、筒体に収納する被コーティング部品より
も小さい穴を形成した金属板で形成していることを特徴
とする蒸着コーティング装置用バレル。
Description
品等の製造に際して、コーティング皮膜の形成に使用さ
れる蒸着コーティング装置に使用する被コーティング部
品を収納するバレルに関するものである。
レルとしては、図7に示されるようなバレル1が知られ
ている(例えば特開平7−70738号公報)。図7に
示される従来のバレル1は、断面が円形であり、筒壁面
が網状材料で形成された筒体2を複数本、回転軸3の周
囲に備えている。図7で4は筒体受板、5はストッパ板
を示している。このようなバレル1を使用して鉄芯等の
被コーティング部品の表面にコーティング皮膜を形成す
る手順としては、まず、バレル1に備わる筒体2に被コ
ーティング部品6を収納する(図8参照)。この場合、
図8に示すように被コーティング部品6を開口部2aか
ら投入して、筒体2の内側に収納する。次いで、このバ
レル1を図9に示す真空蒸着装置8にセットする。一
方、図9に示すように、原料物質A、Bをそれぞれセッ
トした蒸発管E、Fを、導入管G、Hに装着する。次い
で、真空ポンプIを用いて所定圧力まで排気し、蒸着槽
J内を真空状態にすると共に、ヒータK、Lにより原料
物質A、Bを加熱しながら、モータMによりバレル1の
回転軸3を駆動して、バレル1に備わる筒体2(図7参
照)を、回転軸3を中心にして回動させる。そうする
と、原料物質の蒸気が導入管G、Hを経由して蒸着槽J
内に導入されて、筒体内に収納されている被コーティン
グ部品の表面に原料物質A、Bが蒸着(堆積)する。そ
して、原料物質A、Bの蒸着と共に、蒸着槽Jを加熱し
て、蒸着した原料物質A、Bを重合させて、被コーティ
ング部品6の表面にコーティング皮膜を形成する。
の被コーティング部品6は、図10の筒体2の概略断面
図で示すように、筒体2の回動に伴って攪拌されること
により、被コーティング部品6の全面にコーティング皮
膜が形成されるようになっている。なお、被コーティン
グ部品6は通常被コーティング部品6同士が係合するよ
うな突起部や切り込み部を備えるので、単に筒体2を回
動させることで被コーティング部品6の攪拌が行われ
る。
従来のバレルでは、2つの問題がありその改良が望まれ
ている。
部品の形状が平板状又はそれに近い場合には、バレルに
備わる筒体を回動させても、被コーティング部品同士が
係合することがないため、被コーティング部品は筒体の
内壁(通常、網状になっている内壁)を単に滑り落ちる
動きをし、十分な攪拌ができないことがあった。そし
て、筒体内での被コーティング部品の攪拌が不十分な場
合には、被コーティング部品の全面にコーティング皮膜
が形成されず、位置によってコーティング皮膜の厚みに
ばらつきが生じるという問題があった。
部品の大きさが最大長さで0.1〜2mm程度と極めて
微細な場合には、バレルに備わる筒体の網の空隙を通っ
て被コーティング部品が落下するのを防止するために、
網目の細かい金属製網で筒体を作製すると、通常網目の
細かい網は強度が低いので、筒体の強度が低下して変形
しやすくなり、バレルとしての耐久性が損なわれるとい
う問題があった。
である。すなわち、請求項1〜請求項3に係る発明は、
被コーティング部品の形状が平板状又はそれに近い場合
であっても、バレルに備わる筒体を回動させた際に、被
コーティング部品が十分に攪拌され、被コーティング部
品の全面に均一な膜厚のコーティング皮膜を形成するこ
とが可能な蒸着コーティング装置用バレルを提供するこ
とを目的としている。また、請求項4〜請求項6に係る
発明は、被コーティング部品の大きさが最大長さで0.
1〜2mm程度と極めて微細な場合であっても、バレル
に備わる筒体から被コーティング部品が落下することが
なく、且つ筒体の強度が強くてバレルとしての耐久性に
優れる蒸着コーティング装置用バレルを提供することを
目的としている。
着コーティング装置用バレルは、被コーティング部品を
収納する筒体とこの筒体を回動させる回転軸とを備える
バレルであり、前記筒体に被コーティング部品を収納
し、真空状態とした蒸着槽内で、前記筒体を回動させな
がら、前記被コーティング部品の表面に、合成樹脂の原
料物質を蒸着させると共に、これを重合させてコーティ
ング皮膜を形成する蒸着コーティング装置に使用するバ
レルにおいて、バレルに備える筒体が、それを回動させ
た際に、収納している被コーティング部品を攪拌するこ
とができる攪拌羽根を、その内周壁に形成している筒体
であることを特徴とする蒸着コーティング装置用バレル
である。この請求項1に係る発明では、筒体の内周壁に
攪拌羽根を形成しているので、筒体を回動させた際に、
被コーティング部品は筒体の内壁を単に滑り落ちること
はなく、十分な攪拌ができるようになる。
置用バレルは、被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体が、それを回動させた際に、収納してい
る被コーティング部品を攪拌することができる凹部又は
凸部を、その内周壁に形成している筒体であることを特
徴とする蒸着コーティング装置用バレルである。この請
求項2に係る発明では、筒体の内周壁に被コーティング
部品を攪拌することができる凹部又は凸部を形成してい
るので、筒体を回動させた際に、被コーティング部品は
筒体の内壁を単に滑り落ちることはなく、十分な攪拌が
できるようになる。
置用バレルは、バレルに備える筒体の、軸方向に垂直な
断面の形状が、多角形状である請求項1又は請求項2記
載の蒸着コーティング装置用バレルである。このように
断面が多角形状である筒体の場合には、円筒の筒体より
も、より十分な被コーティング部品の攪拌ができるよう
になる。
置用バレルは、被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体の筒壁を、筒体に収納する被コーティン
グ部品よりも小さい穴を形成した金属板で形成している
ことを特徴とする蒸着コーティング装置用バレルであ
る。
置用バレルは、前記金属板の材質がステンレススチー
ル、ニッケル又はチタンである請求項4記載の蒸着コー
ティング装置用バレルである。
レルに備える筒体の筒壁を、筒体に収納する被コーティ
ング部品よりも小さい穴を形成した金属板で形成してい
るので、被コーティング部品が通過しないような微細な
開口部を多数形成していて、且つ筒体の強度が強い筒体
を得ることができる。
置用バレルは、被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体の筒壁を、有機膜で被覆した金属製の網
であって、筒体に収納する被コーティング部品よりも小
さい空隙を有する網で形成していることを特徴とする蒸
着コーティング装置用バレルである。
える筒体の筒壁を、有機膜で被覆した金属製の網で形成
するようにしているので、太い材料で構成される粗い網
目の金属製の網であっても、有機膜で被覆して網目の空
隙を狭くできるので、強度が強い筒体であって、筒体に
収納する被コーティング部品よりも小さい穴を形成した
筒体を容易に作製することが可能となる。
する。なお、同一名称の部材に関しては、上述の従来の
技術で用いた符号と同じ符号を、本発明の実施の形態の
説明でも使用する。
レルは、従来の技術の欄で説明した図9に示すような真
空蒸着装置8で使用する、被コーティング部品を収納す
るバレルに関するものである。(図9の真空蒸着装置8
では、バレル1の詳細な構造は省略している。)そし
て、請求項1〜請求項6記載の発明におけるバレルは、
図7に示されるような従来のバレル1と同様に、被コー
ティング部品を収納する筒体2とその筒体2を回動させ
る回転軸3とを備えるものであるが、筒体の配置や個数
については特に制限はなく、単に筒体の中心を回転軸が
通っている構成のバレルであってもよい。そして、請求
項1〜請求項6記載の発明におけるバレルは、従来のバ
レルと同様に、図9に示すような真空蒸着装置8の蒸着
槽Jの内部を真空にした状態で、被コーティング部品を
バレル1が備える筒体に収納し、モーターMによってバ
レル1全体を回転軸3を中心にして回転させながら、被
コーティング部品の表面に、合成樹脂の原料物質A、B
(一方の原料物質のみ、又は3種以上の原料物質の場合
であってもよい。)を蒸着させると共に、これらを重合
させてコーティング皮膜を形成するのに使用するバレル
である。そして、合成樹脂や、その原料物質については
特に制限はないが、例えば合成樹脂としては各種のポリ
イミド樹脂やポリ尿素樹脂等が例示できる。
図1及び図2は第1の実施の形態を説明するための筒体
の概略断面図であり、図1はその軸方向に対して垂直方
向の断面を示す筒体の断面図であり、図2は軸方向に対
し平行方向の断面図である。この第1の実施の形態で
は、バレルに備える筒体2が図1に示すように円筒状で
あって、その胴部の内周壁に、被コーティング部品6を
攪拌することのできる4本の攪拌羽根7を備えている。
そして、図2に示すように、攪拌羽根7は筒体2の軸方
向の全幅に形成している。このように、筒体2の内周壁
に攪拌羽根7を備えていると、筒体2内に収容する被コ
ーティング部品6の形状が平板状又はそれに近い場合で
あっても、図1に示すように、バレルに備わる筒体2を
回動させた場合に、攪拌羽根7がストッパーの作用をす
るので、被コーティング部品6が筒体2の内壁を単に滑
り落ちることはなく、十分な攪拌が達成される。従って
被コーティング部品6の全面に均一な膜厚のコーティン
グ皮膜形成が可能となる。攪拌羽根7としては、被コー
ティング部品6を攪拌できる高さがあればよいが、望ま
しくはその高さが被コーティング部品6の厚みよりも高
いものが攪拌が十分にできるので望ましい。なお、筒体
2の内周壁を形成する材料については制限はないが、蒸
着する物質の供給が筒体2の外側から行われる場合に
は、筒体2の内周壁は蒸着する物質が通過するための多
数の開口部を備えていることが好ましい。
ための筒体の概略断面図であり、その軸方向に対して垂
直方向の断面図である。この第2の実施の形態では、バ
レルに備える筒体2が図3に示すように多角形状であっ
て、その胴部の内周壁の平坦面に合計6本の攪拌羽根7
を備えていて、この攪拌羽根7は筒体2の軸方向の全幅
に形成している。この攪拌羽根7は、第1の実施の形態
における攪拌羽根と同様の作用・効果を奏する。そし
て、筒体2をこのような断面多角形状の筒体とすると、
攪拌作用が円筒状のものより向上する。また、断面多角
形状の筒体の場合には、攪拌羽根7を形成する位置は、
図3に示すような筒体2の内周壁の平坦面に形成するこ
とが、攪拌作用をより向上させるのに好ましい。この場
合の攪拌羽根7も、被コーティング部品6を攪拌できる
高さがあればよいが、望ましくはその高さが被コーティ
ング部品6の厚みよりも高いものが攪拌が十分にできる
ので望ましい。なお、筒体2の内周壁を形成する材料に
ついては制限はないが、蒸着する物質の供給が筒体2の
外側から行われる場合には、筒体2の内周壁に蒸着する
物質が通過するための多数の開口部を備えていることが
好ましい。
ための筒体2の軸方向に対して平行方向の断面を示す概
略断面図である。この第3の実施の形態では、バレルに
備える筒体2に、図4に示すようにその内周壁に筒体2
の内側方向に突起している複数の凸部9を形成してい
て、この凸部9によって被コーティング部品を攪拌する
ことができるようにしている。このように、攪拌作用を
有する凸部9を筒体2の内周壁に形成すると、バレルに
備わる筒体2を回動させた場合に、凸部9があるために
被コーティング部品が筒体2の内壁を単に滑り落ちるこ
とはなく、十分な攪拌が達成される。従って被コーティ
ング部品の全面に均一な膜厚のコーティング皮膜形成が
可能となる。この凸部9は、被コーティング部品6を攪
拌できる高さがあればよいが、望ましくはその高さが被
コーティング部品6の厚みよりも高いものが攪拌が十分
にできるので望ましい。なお、筒体2の内周壁を形成す
る材料については制限はないが、蒸着する物質の供給が
筒体2の外側から行われる場合には、筒体2の内周壁に
蒸着する物質が通過するための多数の開口部を備えてい
ることが好ましい。
ための筒体の軸方向に対して平行方向の断面を示す概略
断面図である。この第4の実施の形態では、バレルに備
える筒体2に、図5に示すようにその内周壁に筒体2の
外側方向に突起している複数の凹部10を形成してい
て、この凹部10によって被コーティング部品を攪拌す
ることができるようにしている。このように、攪拌作用
を有する凹部10を筒体2の内周壁に形成すると、バレ
ルに備わる筒体2を回動させた場合に、凹部10がある
ために被コーティング部品が筒体2の内壁を単に滑り落
ちることはなく、十分な攪拌が達成される。従って被コ
ーティング部品の全面に均一な膜厚のコーティング皮膜
形成が可能となる。この凹部10は、被コーティング部
品6を攪拌できる大きさや深さがあればよいが、望まし
くは凹部10内に被コーティング部品6の少なくとも一
部を収容して、被コーティング部品6の方向を変えるこ
とができる大きさの凹部であると、攪拌が十分にできる
ので望ましい。なお、筒体2の内周壁を形成する材料に
ついては制限はないが、蒸着する物質の供給が筒体2の
外側から行われる場合には、筒体2の内周壁には蒸着す
る物質が通過するための多数の開口部を備えていること
が好ましい。また、図示しないが、凹部10と共に第3
の実施の形態で備える凸部9を同時に筒体2の内周壁に
備える構造にすれば、より攪拌効果が優れたものとなる
ので好ましい。
ための筒体の斜視図である。この第5の実施の形態で
は、バレルに備える筒体2の筒壁を、筒体2に収納する
被コーティング部品よりも小さい穴11を有する金属板
で形成している。(この図6に示す実施形態では、筒体
2の筒壁と共に筒体先端部にある、筒体2の軸方向と直
交している蓋部12も同じ金属板で形成しているが、本
発明でいう筒壁とは筒体2の胴部の筒壁を示していて、
筒体先端部にある筒体の軸方向と直交する蓋部12まで
を包含するものではない。)このように、第5の実施の
形態では、バレルに備える筒体2の筒壁を、筒体に収納
する被コーティング部品よりも小さい穴11を形成した
金属板で形成しているので、筒壁材料が従来の金網の場
合に比べ、被コーティング部品の大きさが最大長さで
0.1〜2mm程度と極めて微細な場合であっても、被
コーティング部品が落下しないような小さい穴を形成
し、且つ、強度が強い筒体とすることができる。また、
第5の実施の形態における金属板の材質としては、各種
の材質が使用可能であるが、ステンレススチール、ニッ
ケル又はチタンであると耐熱性及び錆の発生が少ない点
で優れているので、筒体の耐久性が増すので好ましい。
省略)。第6の実施の形態では、バレルに備える筒体の
筒壁を、有機膜で被覆した金属製の網で形成する。この
場合の網目の空隙は筒体に収納する被コーティング部品
よりも小さい空隙とすることが被コーティング部品の落
下防止のために必要である。このように、バレルに備え
る筒体の筒壁を、有機膜で被覆した金属製の網で形成す
ると、太い材料で構成される粗い網目の金属製の網であ
っても、有機膜で被覆して網目の空隙を狭くできるの
で、強度が強い筒体であって、筒体に収納する被コーテ
ィング部品よりも小さい穴を形成した筒体を容易に作製
することが可能となる。第6の実施の形態における金属
製の網の材質としては、各種の材質が使用可能である
が、ステンレススチールであると耐熱性及び錆の発生が
少ない点で優れているので好ましい。また、網を被覆す
る有機膜としてはポリイミド膜であることが耐熱性の点
ですぐれているので好ましい。
ーティング装置用バレルでは、被コーティング部品の形
状が平板状又はそれに近い場合であっても、バレルに備
わる筒体を回動させた際に、被コーティング部品が十分
に攪拌され、被コーティング部品の全面に均一な膜厚の
コーティング皮膜を形成することが可能な蒸着コーティ
ング装置用バレルとなる。
ティング装置用バレルでは、被コーティング部品の大き
さが最大長さで0.1〜2mm程度と極めて微細な場合
であっても、バレルに備わる筒体から被コーティング部
品が落下することがなく、且つ筒体の強度が強くてバレ
ルとしての耐久性に優れる蒸着コーティング装置用バレ
ルとなる。
断面図であって、筒体の軸方向に垂直な断面の概略断面
図である。
断面図であって、筒体の軸方向に平行な断面の概略断面
図である。
断面図であって、筒体の軸方向に垂直な断面の概略断面
図である。
断面図であって、筒体の軸方向に平行な断面の概略断面
図である。
断面図であって、筒体の軸方向に平行な断面の概略断面
図である。
斜視図である。
面図である。
る。
グ部品の動きを説明するための概略断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体が、それを回動させた際に、収納してい
る被コーティング部品を攪拌することができる攪拌羽根
を、その内周壁に形成している筒体であることを特徴と
する蒸着コーティング装置用バレル。 - 【請求項2】 被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体が、それを回動させた際に、収納してい
る被コーティング部品を攪拌することができる凹部又は
凸部を、その内周壁に形成している筒体であることを特
徴とする蒸着コーティング装置用バレル。 - 【請求項3】 バレルに備える筒体の、軸方向に垂直な
断面の形状が、多角形状である請求項1又は請求項2記
載の蒸着コーティング装置用バレル。 - 【請求項4】 被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体の筒壁を、筒体に収納する被コーティン
グ部品よりも小さい穴を形成した金属板で形成している
ことを特徴とする蒸着コーティング装置用バレル。 - 【請求項5】 前記金属板の材質がステンレススチー
ル、ニッケル又はチタンである請求項4記載の蒸着コー
ティング装置用バレル。 - 【請求項6】 被コーティング部品を収納する筒体とこ
の筒体を回動させる回転軸とを備えるバレルであり、前
記筒体に被コーティング部品を収納し、真空状態とした
蒸着槽内で、前記筒体を回動させながら、前記被コーテ
ィング部品の表面に、合成樹脂の原料物質を蒸着させる
と共に、これを重合させてコーティング皮膜を形成する
蒸着コーティング装置に使用するバレルにおいて、バレ
ルに備える筒体の筒壁を、有機膜で被覆した金属製の網
であって、筒体に収納する被コーティング部品よりも小
さい空隙を有する網で形成していることを特徴とする蒸
着コーティング装置用バレル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000015390A JP2001207261A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 蒸着コーティング装置用バレル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18542699
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000015390A Pending JP2001207261A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 蒸着コーティング装置用バレル |
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JP (1) | JP2001207261A (ja) |
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- 2000-01-25 JP JP2000015390A patent/JP2001207261A/ja active Pending
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