JP2001206655A - エレベータの情報報知装置 - Google Patents
エレベータの情報報知装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のエレベータの情報報知装置では、エレ
ベータに付属する情報報知装置であるが、一般情報を主
体的に表示する装置であり、エレベータの運行によりそ
の都度中断されると表示する情報の一貫性が低下し、見
る人に対する周知性が損なわれるという問題があった。 【解決手段】 エレベータのかご若しくは乗場に設置さ
れた複数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって
報知情報を報知するエレベータの情報報知装置であっ
て、報知情報は種類の異なる第1の情報、第2の情報と
第3の情報とから構成され、第1の情報は第2の情報及
び第3の情報より優先的に報知され、第2の情報は第3
の情報より優先的に報知されることを特徴とするエレベ
ータの情報報知装置。
ベータに付属する情報報知装置であるが、一般情報を主
体的に表示する装置であり、エレベータの運行によりそ
の都度中断されると表示する情報の一貫性が低下し、見
る人に対する周知性が損なわれるという問題があった。 【解決手段】 エレベータのかご若しくは乗場に設置さ
れた複数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって
報知情報を報知するエレベータの情報報知装置であっ
て、報知情報は種類の異なる第1の情報、第2の情報と
第3の情報とから構成され、第1の情報は第2の情報及
び第3の情報より優先的に報知され、第2の情報は第3
の情報より優先的に報知されることを特徴とするエレベ
ータの情報報知装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの乗場
やかご内に情報を報知する為のエレベータ情報報知装置
に関するものである。
やかご内に情報を報知する為のエレベータ情報報知装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特許第2502610号には、エレベー
タの運転情報とエレベータの運転情報以外の一般情報と
の何れかを表示するホール表示装置が記載され、エレベ
ータの運行状態に従って一般情報に優先してエレベータ
の運転情報を表示する点、或いはエレベータ側からの指
令で所定の時間帯において一般情報の表示を禁止する点
が示されている。特公平5−61191には、エレベー
タの表示器への表示内容の入力手段と、入力された表示
が所定時間経ても更新されない時に表示を中止させる点
が記載されている。
タの運転情報とエレベータの運転情報以外の一般情報と
の何れかを表示するホール表示装置が記載され、エレベ
ータの運行状態に従って一般情報に優先してエレベータ
の運転情報を表示する点、或いはエレベータ側からの指
令で所定の時間帯において一般情報の表示を禁止する点
が示されている。特公平5−61191には、エレベー
タの表示器への表示内容の入力手段と、入力された表示
が所定時間経ても更新されない時に表示を中止させる点
が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータの情報報知装置では、エレベータに付属する情
報報知装置であるが、一般情報を主体的に表示する装置
であり、エレベータの運行によりその都度中断されると
表示する情報の一貫性が低下し、見る人に対する周知性
が損なわれるという問題があった。また、エレベータの
運転情報には、運行に従って適時表示を必要とするエレ
ベー管理情報と、利用者全員にとって必ずしも必要とせ
ず、単に利用者の便に供する程度のエレベータ案内情報
とがあり、運転情報全てが一般情報に優先して表示する
必要に無い。また、エレベータに様々な機能が備わって
いるのにも関わらず、利用者がその機能の利用方法を知
ら無い為に、十分活用されていなかった。
レベータの情報報知装置では、エレベータに付属する情
報報知装置であるが、一般情報を主体的に表示する装置
であり、エレベータの運行によりその都度中断されると
表示する情報の一貫性が低下し、見る人に対する周知性
が損なわれるという問題があった。また、エレベータの
運転情報には、運行に従って適時表示を必要とするエレ
ベー管理情報と、利用者全員にとって必ずしも必要とせ
ず、単に利用者の便に供する程度のエレベータ案内情報
とがあり、運転情報全てが一般情報に優先して表示する
必要に無い。また、エレベータに様々な機能が備わって
いるのにも関わらず、利用者がその機能の利用方法を知
ら無い為に、十分活用されていなかった。
【0004】この発明は、エレベータの運転情報にその
表示する必要度から優先度を付け、また一般情報につい
てもその表示するスケジュールを明確にした上で、その
時点での最適表示内容を抽出し報知されるものである。
表示する必要度から優先度を付け、また一般情報につい
てもその表示するスケジュールを明確にした上で、その
時点での最適表示内容を抽出し報知されるものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るエレベ
ータの情報報知装置は、エレベータのかご若しくは乗場
に設置された複数の報知装置に夫々設けられた報知手段
によって報知情報を報知するエレベータの情報報知装置
であって、前記報知情報は種類の異なる第1の情報、第
2の情報と第3の情報とから構成され、第1の情報は第
2の情報及び第3の情報より優先的に報知され、第2の
情報は第3の情報より優先的に報知されるものである。
ータの情報報知装置は、エレベータのかご若しくは乗場
に設置された複数の報知装置に夫々設けられた報知手段
によって報知情報を報知するエレベータの情報報知装置
であって、前記報知情報は種類の異なる第1の情報、第
2の情報と第3の情報とから構成され、第1の情報は第
2の情報及び第3の情報より優先的に報知され、第2の
情報は第3の情報より優先的に報知されるものである。
【0006】第2の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第1の発明において前記第1の情報はエレベータ
の運行状況に関係するエレベータ管制情報、前記第3の
情報はエレベータの機能に関するエレベータ案内情報、
前記第2の情報はエレベータ以外に関する一般情報であ
るものである。
置は、第1の発明において前記第1の情報はエレベータ
の運行状況に関係するエレベータ管制情報、前記第3の
情報はエレベータの機能に関するエレベータ案内情報、
前記第2の情報はエレベータ以外に関する一般情報であ
るものである。
【0007】第3の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第2の発明において前記一般情報は報知スケジュ
ールに基づいて報知されるものである。
置は、第2の発明において前記一般情報は報知スケジュ
ールに基づいて報知されるものである。
【0008】第4の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第2の発明において前記エレベータの機能が記憶
されたエレベータ機能記憶手段と、前記エレベータ機能
記憶手段に記憶されている前記エレベータの機能を抽出
する機能抽出手段とを有し、前記エレベータ案内情報
は、前記機能抽出手段での抽出結果を基にして報知され
るものである。
置は、第2の発明において前記エレベータの機能が記憶
されたエレベータ機能記憶手段と、前記エレベータ機能
記憶手段に記憶されている前記エレベータの機能を抽出
する機能抽出手段とを有し、前記エレベータ案内情報
は、前記機能抽出手段での抽出結果を基にして報知され
るものである。
【0009】第5の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知情報を作成する情報
作成装置と、前記報知情報を報知手段から報知させる報
知指令を出力するエレベータ制御装置とを備え、前記エ
レベータ管制情報は前記報知指令の出力の時に報知され
るものである。
置は、第3の発明において前記報知情報を作成する情報
作成装置と、前記報知情報を報知手段から報知させる報
知指令を出力するエレベータ制御装置とを備え、前記エ
レベータ管制情報は前記報知指令の出力の時に報知され
るものである。
【0010】第6の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知情報を作成し、前記
報知スケジュールを管理する情報作成装置とを備え、前
記情報作成装置の前記報知スケジュールに基づき前記報
知手段から一般情報を報知するものである。
置は、第3の発明において前記報知情報を作成し、前記
報知スケジュールを管理する情報作成装置とを備え、前
記情報作成装置の前記報知スケジュールに基づき前記報
知手段から一般情報を報知するものである。
【0011】第7の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知装置は前記報知スケ
ジュールを管理し、前記報知装置の前記報知スケジュー
ルに基づき前記報知手段から一般情報を報知するもので
ある。
置は、第3の発明において前記報知装置は前記報知スケ
ジュールを管理し、前記報知装置の前記報知スケジュー
ルに基づき前記報知手段から一般情報を報知するもので
ある。
【0012】第8の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複数
の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情報
を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記報
知情報はエレベータの運行状況に関係するエレベータ管
制情報と、エレベータの機能に関するエレベータ案内情
報と、エレベータ以外に関し報知時間が指定された一般
情報とから構成され、エレベータ管制情報の報知指令が
出力されている時はエレベータ管制情報をエレベータ案
内情報及び一般情報よりも優先的に報知し、報知時間内
の時は一般情報をエレベータ案内情報よりも優先的に報
知し、エレベータ管制情報の報知指令の未出力及び報知
時間外の時はエレベータ案内情報を報知するものであ
る。
置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複数
の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情報
を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記報
知情報はエレベータの運行状況に関係するエレベータ管
制情報と、エレベータの機能に関するエレベータ案内情
報と、エレベータ以外に関し報知時間が指定された一般
情報とから構成され、エレベータ管制情報の報知指令が
出力されている時はエレベータ管制情報をエレベータ案
内情報及び一般情報よりも優先的に報知し、報知時間内
の時は一般情報をエレベータ案内情報よりも優先的に報
知し、エレベータ管制情報の報知指令の未出力及び報知
時間外の時はエレベータ案内情報を報知するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の一
実施の形態のエレベータの情報報知装置の全体構成を示
すブロック図である。図において、1は報知情報を作成
し各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送する
情報作成手段10を有する情報作成装置、2はエレベー
タのかごの運転制御を行なうエレベータ制御装置、20
は報知情報を報知させる報知指令としての報知指令デー
タを各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送す
る報知指令出力手段、3−1〜3−nは情報作成装置1
からの報知情報を取得、記憶する報知データ記憶手段3
0−1〜30−nと、各々の報知データ記憶手段30−
1〜30−nにて記憶された報知情報を後述する報知器
34−1〜34−nから報知させる報知手段31−1〜
31−nと、報知情報の報知時刻を管理する時計32−
1〜32−nと、報知情報を利用者に報知する報知器3
4−1〜34−nとを有する各第1乃至第nの報知装
置、4は情報作成装置1と各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−nとを結び一般情報やエレベータ案内情報や
エレベータ管制情報の報知情報のやり取りを行なう情報
系ケーブル、5はエレベータ制御装置2と各第1乃至第
nの報知装置3−1〜3−nとを結び報知情報の報知指
令のやり取りを行なう制御系ケーブルである。
実施の形態のエレベータの情報報知装置の全体構成を示
すブロック図である。図において、1は報知情報を作成
し各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送する
情報作成手段10を有する情報作成装置、2はエレベー
タのかごの運転制御を行なうエレベータ制御装置、20
は報知情報を報知させる報知指令としての報知指令デー
タを各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送す
る報知指令出力手段、3−1〜3−nは情報作成装置1
からの報知情報を取得、記憶する報知データ記憶手段3
0−1〜30−nと、各々の報知データ記憶手段30−
1〜30−nにて記憶された報知情報を後述する報知器
34−1〜34−nから報知させる報知手段31−1〜
31−nと、報知情報の報知時刻を管理する時計32−
1〜32−nと、報知情報を利用者に報知する報知器3
4−1〜34−nとを有する各第1乃至第nの報知装
置、4は情報作成装置1と各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−nとを結び一般情報やエレベータ案内情報や
エレベータ管制情報の報知情報のやり取りを行なう情報
系ケーブル、5はエレベータ制御装置2と各第1乃至第
nの報知装置3−1〜3−nとを結び報知情報の報知指
令のやり取りを行なう制御系ケーブルである。
【0014】図2は本実施の形態におけるハードウエア
の構成図であり、図1と同一の符号を付した箇所は同一
若しくは相当部分を示す。図の情報作成装置1若しくは
エレベータ制御装置2において、40−1、40−2は
プログラムの演算及び処理を行なう中央処理装置(CP
U)、41−1、41−2はプログラム等を格納してお
く読み出し専用のメモリ(ROM)、42−1、42−
2はプログラムを処理する一時保管用の読み書き可能な
メモリー(RAM)、43−1、43−2は情報作成装
置1若しくはエレベータ制御装置2と各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nとの間で情報系ケーブル4若し
くは制御系ケーブル5を用いて通信を行なう為の入出力
I/F、44−1、44−2はCPU40−1、40−
2、ROM41−1、41−2、RAM42−1、42
−2、入出力I/F43−1、43−2を結ぶバス群、
45は報知情報を入力する為のキーボードである。
の構成図であり、図1と同一の符号を付した箇所は同一
若しくは相当部分を示す。図の情報作成装置1若しくは
エレベータ制御装置2において、40−1、40−2は
プログラムの演算及び処理を行なう中央処理装置(CP
U)、41−1、41−2はプログラム等を格納してお
く読み出し専用のメモリ(ROM)、42−1、42−
2はプログラムを処理する一時保管用の読み書き可能な
メモリー(RAM)、43−1、43−2は情報作成装
置1若しくはエレベータ制御装置2と各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nとの間で情報系ケーブル4若し
くは制御系ケーブル5を用いて通信を行なう為の入出力
I/F、44−1、44−2はCPU40−1、40−
2、ROM41−1、41−2、RAM42−1、42
−2、入出力I/F43−1、43−2を結ぶバス群、
45は報知情報を入力する為のキーボードである。
【0015】尚、情報作成手段10は情報作成装置1内
のCPU40−1、ROM41−1、RAM42−1、
入出力I/F43−1、バス群44−1、キーボード4
5から構成されており、報知指令出力手段20はエレベ
ータ制御装置2内のCPU40−2、ROM41−2、
RAM42−2、入出力I/F43−2、バス群44−
2から構成されている。
のCPU40−1、ROM41−1、RAM42−1、
入出力I/F43−1、バス群44−1、キーボード4
5から構成されており、報知指令出力手段20はエレベ
ータ制御装置2内のCPU40−2、ROM41−2、
RAM42−2、入出力I/F43−2、バス群44−
2から構成されている。
【0016】更に、図の各第1乃至第nの報知装置3−
1〜3−nにおいて40−31〜40−3nはプログラ
ムの演算及び処理を行なう中央処理装置(CPU)、4
1−31〜41−3nはプログラム等を格納しておく読
み出し専用のメモリ(ROM)、42−31〜42−3
nはプログラムを処理する一時保管用の読み書き可能な
メモリー(RAM)、43−31〜43−3nは情報作
成装置1内の入出力I/F、エレベータ制御装置2内の
入出力I/F43−2及び後述する報知器34−1〜3
4−nとしてのディスプレイ46−1〜46−nとの間
でデータのやり取りを行なう為に電圧レベル変換、アナ
ログ/ディジタル変換、シリアル/パラレル変換等を行
なう入出力I/F、44−31〜44−3nはCPU4
0−31〜40−3n、ROM41−31〜41−3
n、RAM42−31〜42−3n、入出力I/F43
−31〜43−3n、時計32−1〜32−nを結ぶバ
ス群、46−1〜46−nは報知情報を利用者に報知す
る報知器34−1〜34−nとしてのディスプレイであ
る。
1〜3−nにおいて40−31〜40−3nはプログラ
ムの演算及び処理を行なう中央処理装置(CPU)、4
1−31〜41−3nはプログラム等を格納しておく読
み出し専用のメモリ(ROM)、42−31〜42−3
nはプログラムを処理する一時保管用の読み書き可能な
メモリー(RAM)、43−31〜43−3nは情報作
成装置1内の入出力I/F、エレベータ制御装置2内の
入出力I/F43−2及び後述する報知器34−1〜3
4−nとしてのディスプレイ46−1〜46−nとの間
でデータのやり取りを行なう為に電圧レベル変換、アナ
ログ/ディジタル変換、シリアル/パラレル変換等を行
なう入出力I/F、44−31〜44−3nはCPU4
0−31〜40−3n、ROM41−31〜41−3
n、RAM42−31〜42−3n、入出力I/F43
−31〜43−3n、時計32−1〜32−nを結ぶバ
ス群、46−1〜46−nは報知情報を利用者に報知す
る報知器34−1〜34−nとしてのディスプレイであ
る。
【0017】尚、第1の報知装置3−1において報知デ
ータ記憶手段30−1はCPU40−31、RAM42
−31、入出力I/F43−31、バス群44−31か
ら構成され、報知手段31−1は、CPU40−31、
ROM41−31、RAM42−31、入出力I/F4
3−31、バス群44−31から構成され、報知器34
−1はディスプレイ46−1から構成されている。尚、
第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nについても同様
である。尚、第1の報知装置3−1はかごに設置され、
第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは各階の乗場に
設置されている。
ータ記憶手段30−1はCPU40−31、RAM42
−31、入出力I/F43−31、バス群44−31か
ら構成され、報知手段31−1は、CPU40−31、
ROM41−31、RAM42−31、入出力I/F4
3−31、バス群44−31から構成され、報知器34
−1はディスプレイ46−1から構成されている。尚、
第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nについても同様
である。尚、第1の報知装置3−1はかごに設置され、
第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは各階の乗場に
設置されている。
【0018】次に動作について説明する。尚、図2に基
づいて全体の流れを説明しながら、個々の詳細を説明す
る。まず、報知情報について説明する。報知情報には、
大きく分けてエレベータの運転に関する情報としてのエ
レベータ運転情報とエレベータの運転に関係の無い情報
としての一般情報とに分類でき、エレベータ運転情報は
更にエレベータ管制情報とエレベータ案内情報に分類で
きる。
づいて全体の流れを説明しながら、個々の詳細を説明す
る。まず、報知情報について説明する。報知情報には、
大きく分けてエレベータの運転に関する情報としてのエ
レベータ運転情報とエレベータの運転に関係の無い情報
としての一般情報とに分類でき、エレベータ運転情報は
更にエレベータ管制情報とエレベータ案内情報に分類で
きる。
【0019】第1の情報としてのエレベータ管制情報と
は、エレベータ運転情報の中でも特にエレベータの運行
状況を示す情報であり、利用者にとって必要不可欠な情
報である。例えば、「エレベータが満員である」、「地
震により運転中止」等、エレベータを利用するにあたり
支障をきたすようなエレベータの運行状況を示す情報の
ことである。即ち、このエレベータ管制情報は利用者に
最優先で報知しなければならない情報である。具体的な
表示内容としては、「満員です」、地震時に表示する
「地震です。ドアが開いたら降りてください。」、火災
時に表示する「火災です。ドアが開いたら降りてくださ
い。」、停電時に表示する「停電です。しばらくお待ち
下さい。」、休止時に表示する「運転休止です。」等で
ある。
は、エレベータ運転情報の中でも特にエレベータの運行
状況を示す情報であり、利用者にとって必要不可欠な情
報である。例えば、「エレベータが満員である」、「地
震により運転中止」等、エレベータを利用するにあたり
支障をきたすようなエレベータの運行状況を示す情報の
ことである。即ち、このエレベータ管制情報は利用者に
最優先で報知しなければならない情報である。具体的な
表示内容としては、「満員です」、地震時に表示する
「地震です。ドアが開いたら降りてください。」、火災
時に表示する「火災です。ドアが開いたら降りてくださ
い。」、停電時に表示する「停電です。しばらくお待ち
下さい。」、休止時に表示する「運転休止です。」等で
ある。
【0020】第2の情報としての一般情報とは、特にエ
レベータに関係のない情報であり、「時刻」、「催物案
内」、「ニュース、天気予報」、「挨拶」等であり、利
用者がエレベータの乗車時間中若しくは乗場にてエレベ
ータの待ち時間を利用して、利用者に対し提供する為の
情報である。多くの場合、利用者がエレベータの乗車中
若しくはエレベータを待っている間における、利用者の
イライラを解消する目的が多い。具体的な表示内容とし
ては、「お疲れ様でした。」、「またのご来店をお待ち
しております。」、「10階でバーゲンセールを開催し
ております。」等である。
レベータに関係のない情報であり、「時刻」、「催物案
内」、「ニュース、天気予報」、「挨拶」等であり、利
用者がエレベータの乗車時間中若しくは乗場にてエレベ
ータの待ち時間を利用して、利用者に対し提供する為の
情報である。多くの場合、利用者がエレベータの乗車中
若しくはエレベータを待っている間における、利用者の
イライラを解消する目的が多い。具体的な表示内容とし
ては、「お疲れ様でした。」、「またのご来店をお待ち
しております。」、「10階でバーゲンセールを開催し
ております。」等である。
【0021】第3の情報としてのエレベータ案内情報と
は、エレベータ運転情報の中でも特にエレベータの利用
案内を示す情報であり、利用者にとってそれほど重要で
はない情報である。例えば、「間違えて釦を押した場合
2度押して解除する」、「通常よりも長い間ドアを開け
る場合は専用の釦を押す」等、利用者がエレベータを利
用するにあたり知っておくと便利なエレベータの機能や
操作案内等を示す情報のことであり、知らないと利用に
支障をきたすものではない。よって、このエレベータ案
内情報は利用者にとって必要不可欠な情報ではなく、ま
た同一のエレベータを頻繁に利用する利用者にとっては
既知の情報であり、利用者に報知する優先度が低い情報
である。具体的な表示内容としては、暗証式シークレッ
トコール用の「行先ボタンと押して点滅したら続けて暗
証番号を設定してください。」、戸開延長用の「延長ボ
タンと押すと戸開時間が長くなります。」、車椅子ボタ
ン用「待時間が長くなりますので必要でない時は車椅子
ボタンを押さないでください。」等である。
は、エレベータ運転情報の中でも特にエレベータの利用
案内を示す情報であり、利用者にとってそれほど重要で
はない情報である。例えば、「間違えて釦を押した場合
2度押して解除する」、「通常よりも長い間ドアを開け
る場合は専用の釦を押す」等、利用者がエレベータを利
用するにあたり知っておくと便利なエレベータの機能や
操作案内等を示す情報のことであり、知らないと利用に
支障をきたすものではない。よって、このエレベータ案
内情報は利用者にとって必要不可欠な情報ではなく、ま
た同一のエレベータを頻繁に利用する利用者にとっては
既知の情報であり、利用者に報知する優先度が低い情報
である。具体的な表示内容としては、暗証式シークレッ
トコール用の「行先ボタンと押して点滅したら続けて暗
証番号を設定してください。」、戸開延長用の「延長ボ
タンと押すと戸開時間が長くなります。」、車椅子ボタ
ン用「待時間が長くなりますので必要でない時は車椅子
ボタンを押さないでください。」等である。
【0022】次に、エレベータを運行する以前の準備に
ついて説明する。まず、予め報知したいエレベータ案内
情報、例えば「行き先階を間違えて登録した場合には、
その行き先階ボタンを2度押してください」を情報作成
装置1内のキーボード45から入力する。入力されたエ
レベータ案内情報はRAM42−1に記憶される。ま
た、同様に一般情報も作成しておくが、この際、報知す
る時期を報知スケジュールとして一緒に作成しておく。
報知時期には年・月・日・曜日・時間・季節等で設定が
可能である。例えば、一般情報を「おはようございま
す」、報知スケジュールを「報知時間 07:00〜0
9:00」としてキーボード45から入力する。これら
の一般情報と報知スケジュールはRAM42−1に記憶
される。尚、この報知スケジュールは各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−n内の各々の時計32−1〜32
−nにて管理されており、報知スケジュールに入力され
ている時間帯のみ一般情報に対する報知指令が出力さ
れ、一般情報を報知するようになっている。更に、同様
にエレベータ管制情報も作成しておく。例えば、「満員
です」として入力しておく。
ついて説明する。まず、予め報知したいエレベータ案内
情報、例えば「行き先階を間違えて登録した場合には、
その行き先階ボタンを2度押してください」を情報作成
装置1内のキーボード45から入力する。入力されたエ
レベータ案内情報はRAM42−1に記憶される。ま
た、同様に一般情報も作成しておくが、この際、報知す
る時期を報知スケジュールとして一緒に作成しておく。
報知時期には年・月・日・曜日・時間・季節等で設定が
可能である。例えば、一般情報を「おはようございま
す」、報知スケジュールを「報知時間 07:00〜0
9:00」としてキーボード45から入力する。これら
の一般情報と報知スケジュールはRAM42−1に記憶
される。尚、この報知スケジュールは各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−n内の各々の時計32−1〜32
−nにて管理されており、報知スケジュールに入力され
ている時間帯のみ一般情報に対する報知指令が出力さ
れ、一般情報を報知するようになっている。更に、同様
にエレベータ管制情報も作成しておく。例えば、「満員
です」として入力しておく。
【0023】尚、これらの一般情報(報知スケジュール
も含む)、エレベータ案内情報、エレベータ管制情報の
入力はエレベータ運行中においても、上述した方法に基
づいて追加及び変更可能である。尚、一般情報、エレベ
ータ案内情報、エレベータ管制情報は1つに限らず、複
数入力可能である。
も含む)、エレベータ案内情報、エレベータ管制情報の
入力はエレベータ運行中においても、上述した方法に基
づいて追加及び変更可能である。尚、一般情報、エレベ
ータ案内情報、エレベータ管制情報は1つに限らず、複
数入力可能である。
【0024】報知情報の作成が終了すると、RAM42
−1に記憶されたエレベータ案内情報、一般情報、エレ
ベータ管制情報を入出力I/F43−1及び情報系ケー
ブル4を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
n内の入出力I/F43−31〜43−3nに伝送す
る。
−1に記憶されたエレベータ案内情報、一般情報、エレ
ベータ管制情報を入出力I/F43−1及び情報系ケー
ブル4を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
n内の入出力I/F43−31〜43−3nに伝送す
る。
【0025】ここで、情報系ケーブル4上を流れるデー
タについて説明する。図3は本実施の形態における情報
系ケーブル4上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、100は後述するセレクタ110、コマンド1
20、メッセージデータ130から構成され、情報系ケ
ーブル4上を伝送する報知情報を含む報知情報データ、
110は報知情報データ100の伝送先を示すセレク
タ、120は後述するメッセージデータに対する伝送
先、即ち各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nにお
ける処理を示すコマンド、130は後述するID番号1
31、テキスト長132、テキストデータ133、開始
時刻134、終了時刻135から構成されるメッセージ
データ、131は後述する報知情報としてのテキストデ
ータ133に固有に割り振られたID番号、132は後
述するテキストデータ133の長さを示すテキスト長、
133は報知する報知情報の内容を示すテキストデー
タ、134は実際にディスプレイ46−1〜46−nを
用いて実際に利用者に報知する報知情報の内容が記載さ
れているテキストデータ133の報知開始時刻を示す開
始時刻、135は報知情報としてのテキストデータ13
3の報知終了時刻を示す終了時刻である。
タについて説明する。図3は本実施の形態における情報
系ケーブル4上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、100は後述するセレクタ110、コマンド1
20、メッセージデータ130から構成され、情報系ケ
ーブル4上を伝送する報知情報を含む報知情報データ、
110は報知情報データ100の伝送先を示すセレク
タ、120は後述するメッセージデータに対する伝送
先、即ち各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nにお
ける処理を示すコマンド、130は後述するID番号1
31、テキスト長132、テキストデータ133、開始
時刻134、終了時刻135から構成されるメッセージ
データ、131は後述する報知情報としてのテキストデ
ータ133に固有に割り振られたID番号、132は後
述するテキストデータ133の長さを示すテキスト長、
133は報知する報知情報の内容を示すテキストデー
タ、134は実際にディスプレイ46−1〜46−nを
用いて実際に利用者に報知する報知情報の内容が記載さ
れているテキストデータ133の報知開始時刻を示す開
始時刻、135は報知情報としてのテキストデータ13
3の報知終了時刻を示す終了時刻である。
【0026】尚、セレクタ110には、「かご」、「乗
場」等があり、コマンド120には、「一般情報書
換」、「エレベータ案内情報書換」等がある。
場」等があり、コマンド120には、「一般情報書
換」、「エレベータ案内情報書換」等がある。
【0027】尚、メッセージデータ130には、テキス
トデータ133、このテキストデータ133のデータの
長さ、即ち文字数が記録されているテキスト長132、
テキストデータ133に対して固有に割り振られたID
番号、テキストデータ133の内容の報知開始時刻及び
報知終了時刻が記載されている開始時刻134と終了時
刻135から構成されている。
トデータ133、このテキストデータ133のデータの
長さ、即ち文字数が記録されているテキスト長132、
テキストデータ133に対して固有に割り振られたID
番号、テキストデータ133の内容の報知開始時刻及び
報知終了時刻が記載されている開始時刻134と終了時
刻135から構成されている。
【0028】尚、例えば、テキストデータ133には、
「おはようございます」、「行先階を間違えて登録した
場合には、その行先階ボタンを2度押してください」等
があり、テキスト長132には、「9文字」「35文
字」等があり、開始時刻134や終了時刻135には、
「07:00」、「09:00」等がある。
「おはようございます」、「行先階を間違えて登録した
場合には、その行先階ボタンを2度押してください」等
があり、テキスト長132には、「9文字」「35文
字」等があり、開始時刻134や終了時刻135には、
「07:00」、「09:00」等がある。
【0029】次に、伝送の動作について説明する。情報
作成装置1内のキーボード45にて入力されたエレベー
タ案内情報、一般情報、報知スケジュールが情報系ケー
ブル4上を伝送する際には、図3で示したデータ構造を
持つ報知情報データ100として伝送される。以上のよ
うな報知情報データ100として、情報系ケーブル4上
を伝送した後、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
nの各々の入出力I/F43−31〜43−3nに入力
される。
作成装置1内のキーボード45にて入力されたエレベー
タ案内情報、一般情報、報知スケジュールが情報系ケー
ブル4上を伝送する際には、図3で示したデータ構造を
持つ報知情報データ100として伝送される。以上のよ
うな報知情報データ100として、情報系ケーブル4上
を伝送した後、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
nの各々の入出力I/F43−31〜43−3nに入力
される。
【0030】次に、エレベータ制御装置2は、報知させ
たいエレベータ管制情報、例えば「満員です」に対する
報知指令を予め作成し、ROM41−2若しくはRAM
42−2に記憶させておく。このエレベータ管制情報
は、エレベータ制御装置2内のCPU40−2によって
報知が必要であると判断された場合にのみ、報知される
情報である。例えば、エレベータ制御装置2がかごを制
御している際に満員を感知すると、CPU40−2は、
報知指令をROM41−2若しくはRAM42−2から
バス群44−2、入出力I/F43−2、制御系ケーブ
ル5を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−n
内の入出力I/F43−31〜43−3nに対して伝送
する。
たいエレベータ管制情報、例えば「満員です」に対する
報知指令を予め作成し、ROM41−2若しくはRAM
42−2に記憶させておく。このエレベータ管制情報
は、エレベータ制御装置2内のCPU40−2によって
報知が必要であると判断された場合にのみ、報知される
情報である。例えば、エレベータ制御装置2がかごを制
御している際に満員を感知すると、CPU40−2は、
報知指令をROM41−2若しくはRAM42−2から
バス群44−2、入出力I/F43−2、制御系ケーブ
ル5を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−n
内の入出力I/F43−31〜43−3nに対して伝送
する。
【0031】ここで、制御系ケーブル5上を流れるデー
タについて説明する。図4は本実施の形態における制御
系ケーブル5上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、200は後述するセレクタ201、コマンド2
02、報知情報番号データ203から構成され、制御系
ケーブル5上を伝送する報知指令データ、201は報知
指令データ200の伝送先を示すセレクタ、202は後
述する報知情報番号データ203に対する伝送先におけ
る処理を示すコマンド、203はコマンド202によっ
て処理される報知情報に割り振りされているID番号1
31を示す報知情報番号データ、204はエレベータ制
御装置2において報知指令が出力されるタイミングを示
す報知指令条件成立タイミングである。尚、報知情報番
号データ203には、「1」「2」等のような実際に報
知情報データ100内に含まれているID番号131で
ある。
タについて説明する。図4は本実施の形態における制御
系ケーブル5上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、200は後述するセレクタ201、コマンド2
02、報知情報番号データ203から構成され、制御系
ケーブル5上を伝送する報知指令データ、201は報知
指令データ200の伝送先を示すセレクタ、202は後
述する報知情報番号データ203に対する伝送先におけ
る処理を示すコマンド、203はコマンド202によっ
て処理される報知情報に割り振りされているID番号1
31を示す報知情報番号データ、204はエレベータ制
御装置2において報知指令が出力されるタイミングを示
す報知指令条件成立タイミングである。尚、報知情報番
号データ203には、「1」「2」等のような実際に報
知情報データ100内に含まれているID番号131で
ある。
【0032】次に、伝送の動作について説明する。例え
ばエレベータ制御装置2が「かご内が満員である」とい
う条件が成立した報知指令条件成立タイミング204の
際に報知指令が伝送される。この制御系ケーブル5上を
伝送する際に、図4で示したデータ構造を持つ報知指令
データ200として伝送される。
ばエレベータ制御装置2が「かご内が満員である」とい
う条件が成立した報知指令条件成立タイミング204の
際に報知指令が伝送される。この制御系ケーブル5上を
伝送する際に、図4で示したデータ構造を持つ報知指令
データ200として伝送される。
【0033】以上のような報知指令データ200とし
て、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの各々の
入出力I/F43−31〜43−3nに入力される。
尚、報知条件が成立する度、報知指令条件成立タイミン
グ204の度に報知指令データ200が出力される。
て、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの各々の
入出力I/F43−31〜43−3nに入力される。
尚、報知条件が成立する度、報知指令条件成立タイミン
グ204の度に報知指令データ200が出力される。
【0034】次に、エレベータの運行中における報知情
報の報知動作について説明する。尚、各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代
表して第1の報知装置3−1について説明する。まず、
情報系ケーブル4上に報知情報が伝送されている場合、
CPU40−31は入出力I/F43−31から報知情
報データ100を受信し、この報知情報データ100の
セレクタ110を読取り、第1の報知装置3−1宛てで
ある否かの判断をする。判断の結果、第1の報知装置3
−1宛てであれば、報知情報データ100内のコマンド
120を読取り、それに従い報知情報データ100処理
する。例えば、コマンド120が「一般情報書換」であ
るならば、報知情報データ100を一般情報としてRA
M42−31に書き込む、若しくは更新する。
報の報知動作について説明する。尚、各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代
表して第1の報知装置3−1について説明する。まず、
情報系ケーブル4上に報知情報が伝送されている場合、
CPU40−31は入出力I/F43−31から報知情
報データ100を受信し、この報知情報データ100の
セレクタ110を読取り、第1の報知装置3−1宛てで
ある否かの判断をする。判断の結果、第1の報知装置3
−1宛てであれば、報知情報データ100内のコマンド
120を読取り、それに従い報知情報データ100処理
する。例えば、コマンド120が「一般情報書換」であ
るならば、報知情報データ100を一般情報としてRA
M42−31に書き込む、若しくは更新する。
【0035】(a)エレベータ管制情報の報知 エレベータ制御装置2内の入出力I/F43−2から制
御系ケーブル5上に報知指令が出力されている場合、C
PU40−31は入出力I/F43−31から報知指令
データ200を受信し、報知指令データ200のセレク
タ201を読取り、第1の報知装置3−1宛てであるか
否かを判断する。判断の結果、第1の報知装置3−1宛
てであるならば、報知指令データ200内のコマンド2
02を読取り、それに従い報知指令データ200処理す
る。例えば、コマンド202が「メッセージ報知」であ
るならば、RAM42−31に記憶されているエレベー
タ管制情報をディスプレイ46−1から利用者に対して
報知する。
御系ケーブル5上に報知指令が出力されている場合、C
PU40−31は入出力I/F43−31から報知指令
データ200を受信し、報知指令データ200のセレク
タ201を読取り、第1の報知装置3−1宛てであるか
否かを判断する。判断の結果、第1の報知装置3−1宛
てであるならば、報知指令データ200内のコマンド2
02を読取り、それに従い報知指令データ200処理す
る。例えば、コマンド202が「メッセージ報知」であ
るならば、RAM42−31に記憶されているエレベー
タ管制情報をディスプレイ46−1から利用者に対して
報知する。
【0036】(b)一般情報の報知 エレベータ制御装置2内の入出力I/F43−2から報
知指令データ200が伝送されていない場合、若しくは
伝送されているが第1の報知装置3−1宛てでない場
合、CPU40−31は時計32−1より現在の時刻を
示す時刻情報を読取り、RAM42−31に記憶されて
いる報知スケジュールを読み出し、現在の時刻情報と報
知スケジュール内の報知時刻とを比較する。現在の時刻
が報知すべき時間内に入っていれば、この報知スケジュ
ールに対応する一般情報をRAM42−31から読み出
し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46−1か
ら利用者に対して報知する。即ち、時計32−1及びC
PU40−31でもって報知スケジュールを管理してい
る。
知指令データ200が伝送されていない場合、若しくは
伝送されているが第1の報知装置3−1宛てでない場
合、CPU40−31は時計32−1より現在の時刻を
示す時刻情報を読取り、RAM42−31に記憶されて
いる報知スケジュールを読み出し、現在の時刻情報と報
知スケジュール内の報知時刻とを比較する。現在の時刻
が報知すべき時間内に入っていれば、この報知スケジュ
ールに対応する一般情報をRAM42−31から読み出
し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46−1か
ら利用者に対して報知する。即ち、時計32−1及びC
PU40−31でもって報知スケジュールを管理してい
る。
【0037】(c)エレベータ案内情報の報知 エレベータ制御装置2内の入出力I/F43−2から報
知指令が出力されていない場合、CPU40−31は時
計32−1より現在の時刻を示す時刻情報を読取り、R
AM42−31から報知スケジュールを読み出し、現在
の時刻情報と報知スケジュール内の報知時刻とを比較す
る。現在の時刻が報知すべき時間内に入っていなけれ
ば、CPU40−31はRAM42−31に記憶されて
いるエレベータ案内情報を引き出し、バス群44−31
を通じ、ディスプレイ46−1から利用者に報知する。
知指令が出力されていない場合、CPU40−31は時
計32−1より現在の時刻を示す時刻情報を読取り、R
AM42−31から報知スケジュールを読み出し、現在
の時刻情報と報知スケジュール内の報知時刻とを比較す
る。現在の時刻が報知すべき時間内に入っていなけれ
ば、CPU40−31はRAM42−31に記憶されて
いるエレベータ案内情報を引き出し、バス群44−31
を通じ、ディスプレイ46−1から利用者に報知する。
【0038】このように、エレベータ管制情報、エレベ
ータ案内情報、一般情報は場合に応じて利用者に報知さ
れる。
ータ案内情報、一般情報は場合に応じて利用者に報知さ
れる。
【0039】次に、情報作成装置1、エレベータ制御装
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
【0040】(a)情報作成装置 まず、情報作成装置1の情報作成手段10のフローにつ
いて説明する。図5は情報作成装置1の情報作成手段1
0のフローチャートである。尚、「おはようございま
す」の報知情報と、「報知時間07:00〜09:0
0」の報知スケジュールの作成する場合を例にあげなが
ら説明する。
いて説明する。図5は情報作成装置1の情報作成手段1
0のフローチャートである。尚、「おはようございま
す」の報知情報と、「報知時間07:00〜09:0
0」の報知スケジュールの作成する場合を例にあげなが
ら説明する。
【0041】ステップS1では、報知情報としての一般
情報、エレベータ案内情報、エレベータ管制情報の作成
の有無の確認を行なう。報知情報の作成を行なう場合は
ステップS2へ移り、報知情報の作成を行なわない場合
はステップS4へ移る。ステップS2では、報知情報を
キーボード45でもって入力する。即ち、ここでは報知
情報データ100内のテキストデータ133に対応する
「おはようございます」を入力する。この際に、一般情
報、エレベータ管制情報、エレベータ案内情報の何れか
であることも合せて入力する。ステップS3では、報知
情報の作成が完了したか否かの確認を行ない、完了した
場合はステップS4へ移り、完了していない場合は再び
ステップS2へ戻る。
情報、エレベータ案内情報、エレベータ管制情報の作成
の有無の確認を行なう。報知情報の作成を行なう場合は
ステップS2へ移り、報知情報の作成を行なわない場合
はステップS4へ移る。ステップS2では、報知情報を
キーボード45でもって入力する。即ち、ここでは報知
情報データ100内のテキストデータ133に対応する
「おはようございます」を入力する。この際に、一般情
報、エレベータ管制情報、エレベータ案内情報の何れか
であることも合せて入力する。ステップS3では、報知
情報の作成が完了したか否かの確認を行ない、完了した
場合はステップS4へ移り、完了していない場合は再び
ステップS2へ戻る。
【0042】ステップS4では、報知スケジュールの作
成の有無の確認を行なう。報知スケジュールの作成を行
なう場合はステップS5へ移り、報知情報の作成を行な
わない場合はステップS7へ移る。ステップS5では、
報知スケジュールをキーボード45でもって入力する。
即ち、ここでは報知情報データ100内の開始時刻13
4及び終了時刻135に対応する「報知時間07:00
〜09:00」を入力する。ステップS6では、報知ス
ケジュールの作成が完了したか否かの確認を行ない、完
了した場合はステップS7へ移り、完了していない場合
は再びステップS5へ戻る。
成の有無の確認を行なう。報知スケジュールの作成を行
なう場合はステップS5へ移り、報知情報の作成を行な
わない場合はステップS7へ移る。ステップS5では、
報知スケジュールをキーボード45でもって入力する。
即ち、ここでは報知情報データ100内の開始時刻13
4及び終了時刻135に対応する「報知時間07:00
〜09:00」を入力する。ステップS6では、報知ス
ケジュールの作成が完了したか否かの確認を行ない、完
了した場合はステップS7へ移り、完了していない場合
は再びステップS5へ戻る。
【0043】ステップS7では、ステップS2及びステ
ップS5において入力された報知情報と報知スケジュー
ルを報知情報データ100に変換する。例えば、一般情
報「おはようございます」、報知スケジュールが「報知
時間07:00〜09:00」の場合の報知情報データ
100は、「セレクタ110=乗場、コマンド120=
一般情報書換、ID番号131=10、テキスト長13
2=9文字、テキストデータ133=おはようございま
す、開始時刻134=07:00、終了時刻135=0
9:00」となる。
ップS5において入力された報知情報と報知スケジュー
ルを報知情報データ100に変換する。例えば、一般情
報「おはようございます」、報知スケジュールが「報知
時間07:00〜09:00」の場合の報知情報データ
100は、「セレクタ110=乗場、コマンド120=
一般情報書換、ID番号131=10、テキスト長13
2=9文字、テキストデータ133=おはようございま
す、開始時刻134=07:00、終了時刻135=0
9:00」となる。
【0044】また、エレベータ案内情報「行先階を間違
えて登録した場合には、その行先階ボタンを2度押して
ください」の場合は、「セレクタ110=かご、コマン
ド120=エレベータ案内情報書換、ID番号131=
11、テキスト長132=35文字、テキストデータ1
33=行先階を間違えて登録した場合には、その行先階
ボタンを2度押してください、開始時刻134=00:
00、終了時刻135=24:00」となる。このエレ
ベータ案内情報は報知時間の指定しないが、一般情報を
同一の形式にする為に、ダミーとして終日報知するとい
う上述したような開始時刻134及び終了時刻135を
設定している。
えて登録した場合には、その行先階ボタンを2度押して
ください」の場合は、「セレクタ110=かご、コマン
ド120=エレベータ案内情報書換、ID番号131=
11、テキスト長132=35文字、テキストデータ1
33=行先階を間違えて登録した場合には、その行先階
ボタンを2度押してください、開始時刻134=00:
00、終了時刻135=24:00」となる。このエレ
ベータ案内情報は報知時間の指定しないが、一般情報を
同一の形式にする為に、ダミーとして終日報知するとい
う上述したような開始時刻134及び終了時刻135を
設定している。
【0045】また、エレベータ管制情報「満員です」の
場合は、「セレクタ110=、コマンド120=エレベ
ータ管制情報書換、ID番号131=3、テキスト長1
32=4文字、テキストデータ133=満員です、開始
時刻134=、終了時刻135=」となる。ここで、エ
レベータ管制情報は、報知指令によって報知される報知
情報である為、セレクタ110、開始時刻134、終了
時刻135は設定されていない。
場合は、「セレクタ110=、コマンド120=エレベ
ータ管制情報書換、ID番号131=3、テキスト長1
32=4文字、テキストデータ133=満員です、開始
時刻134=、終了時刻135=」となる。ここで、エ
レベータ管制情報は、報知指令によって報知される報知
情報である為、セレクタ110、開始時刻134、終了
時刻135は設定されていない。
【0046】尚、この際に報知場所について入力を行な
う。例えば、「かご」、「乗場」等である。この入力に
よってセレクタ110は決定される。尚、ID番号13
1はCPU40−1が報知情報の入力毎に適当に割り当
てる。ID番号131とテキストデータ133との対応
が予め取れていれば、例えば、通し番号のようなもので
構わない。尚、テキスト長132は、CPU40−1が
入力されたテキストデータ133から割り出して決定す
る。
う。例えば、「かご」、「乗場」等である。この入力に
よってセレクタ110は決定される。尚、ID番号13
1はCPU40−1が報知情報の入力毎に適当に割り当
てる。ID番号131とテキストデータ133との対応
が予め取れていれば、例えば、通し番号のようなもので
構わない。尚、テキスト長132は、CPU40−1が
入力されたテキストデータ133から割り出して決定す
る。
【0047】ステップS8では、ステップS7において
作成された報知情報データ100を入出力I/F43−
1を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに
伝送する。
作成された報知情報データ100を入出力I/F43−
1を通じて各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに
伝送する。
【0048】(b)エレベータ制御装置 次に、エレベータ制御装置2内の報知指令出力手段20
のフローについて説明する。図6はエレベータ制御装置
2内の報知指令出力手段20のフローチャートである。
尚、「満員です」のエレベータ管制情報を報知する場合
を例にあげながら説明する。
のフローについて説明する。図6はエレベータ制御装置
2内の報知指令出力手段20のフローチャートである。
尚、「満員です」のエレベータ管制情報を報知する場合
を例にあげながら説明する。
【0049】ステップS21では、エレベータ管制情報
の報知条件が成立したか否かの判断を行なう。報知条件
が成立した場合はステップS22へ移り、報知条件が不
成立の場合は終了する。例えば、エレベータ管制情報が
「満員です」という場合は、報知条件は「乗車人数(重
量)が定員(基準重量)よりも多い(重い)」というこ
とである。かごの重量はエレベータ制御装置2で監視し
ているので、このステップではかごの重量と基準重量と
を比較することに相当する。
の報知条件が成立したか否かの判断を行なう。報知条件
が成立した場合はステップS22へ移り、報知条件が不
成立の場合は終了する。例えば、エレベータ管制情報が
「満員です」という場合は、報知条件は「乗車人数(重
量)が定員(基準重量)よりも多い(重い)」というこ
とである。かごの重量はエレベータ制御装置2で監視し
ているので、このステップではかごの重量と基準重量と
を比較することに相当する。
【0050】ステップS22では、報知条件が成立した
報知情報を報知する為の報知指令を入出力I/F43−
2から出力する為に、報知指令データ200を作成す
る。例えば、「満員です」をかご内の報知器34−1に
て報知する場合、報知指令データ200は「セレクタ2
01=かご、コマンド202=メッセージ報知、報知情
報番号データ203=3」のようになる。尚、セレクタ
201及びコマンド202は、報知情報データ100の
セレクタ110及びコマンド120と同様である。ま
た、報知情報番号データ203は報知させたい報知情
報、即ち「満員です」に対応している番号のことであ
る。ステップS23では、ステップS22にて作成され
た報知指令データ200を入出力I/F43−2を通じ
て各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送す
る。
報知情報を報知する為の報知指令を入出力I/F43−
2から出力する為に、報知指令データ200を作成す
る。例えば、「満員です」をかご内の報知器34−1に
て報知する場合、報知指令データ200は「セレクタ2
01=かご、コマンド202=メッセージ報知、報知情
報番号データ203=3」のようになる。尚、セレクタ
201及びコマンド202は、報知情報データ100の
セレクタ110及びコマンド120と同様である。ま
た、報知情報番号データ203は報知させたい報知情
報、即ち「満員です」に対応している番号のことであ
る。ステップS23では、ステップS22にて作成され
た報知指令データ200を入出力I/F43−2を通じ
て各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに伝送す
る。
【0051】(c)第1乃至第nの報知装置 次に、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフロ
ーについて説明する。図7は各第1乃至第nの報知装置
3−1〜3−nのフローチャートである。尚、説明の便
宜上、第1の報知装置3−1を代表して説明する。
ーについて説明する。図7は各第1乃至第nの報知装置
3−1〜3−nのフローチャートである。尚、説明の便
宜上、第1の報知装置3−1を代表して説明する。
【0052】ステップS31では、情報系ケーブル4か
ら報知情報データ100が入力された際に、報知情報デ
ータ100内のセレクタ110を確認し、第1の報知情
報3−1宛てであるか否かの判断を行なう。第1の報知
情報3−1宛てである場合はステップS32へ移り、第
1の報知情報3−1宛てでない場合はS33へ移る。勿
論、報知情報データ100そのものが入力されていない
場合もステップS33へ移る。ステップS32では、報
知情報データ100を取得し、取得した報知データ10
0の処理を把握する為コマンド120の内容を確認す
る。例えば、「一般情報書換」であるならば、報知情報
データ100を一般情報として、RAM42−31に格
納するか、既に格納されているならば書き換える。
ら報知情報データ100が入力された際に、報知情報デ
ータ100内のセレクタ110を確認し、第1の報知情
報3−1宛てであるか否かの判断を行なう。第1の報知
情報3−1宛てである場合はステップS32へ移り、第
1の報知情報3−1宛てでない場合はS33へ移る。勿
論、報知情報データ100そのものが入力されていない
場合もステップS33へ移る。ステップS32では、報
知情報データ100を取得し、取得した報知データ10
0の処理を把握する為コマンド120の内容を確認す
る。例えば、「一般情報書換」であるならば、報知情報
データ100を一般情報として、RAM42−31に格
納するか、既に格納されているならば書き換える。
【0053】ステップS33では、制御系ケーブル5か
ら報知指令データ200が入力された際に、報知指令デ
ータ200内のセレクタ201を確認し、第1の報知情
報3−1宛てであるか否かの判断を行なう。第1の報知
情報3−1宛てである場合はステップS34へ移り、第
1の報知情報3−1宛てでない場合はS36へ移る。勿
論、報知指令データ200そのものが入力されていない
場合もステップS36へ移る。ステップS34では、報
知指令データ200内のコマンド202、報知情報番号
データ203を確認し、報知情報番号データ203に対
応する報知データをRAM42−31内で検索し、報知
データの有無を判断する。対応する報知データがある場
合はステップS35に移り、対応する報知データが無い
場合はステップS36へ移る。ステップS35では、ス
テップS34において検索された対応する報知データを
ディスプレイ46−1において報知し、終了する。
ら報知指令データ200が入力された際に、報知指令デ
ータ200内のセレクタ201を確認し、第1の報知情
報3−1宛てであるか否かの判断を行なう。第1の報知
情報3−1宛てである場合はステップS34へ移り、第
1の報知情報3−1宛てでない場合はS36へ移る。勿
論、報知指令データ200そのものが入力されていない
場合もステップS36へ移る。ステップS34では、報
知指令データ200内のコマンド202、報知情報番号
データ203を確認し、報知情報番号データ203に対
応する報知データをRAM42−31内で検索し、報知
データの有無を判断する。対応する報知データがある場
合はステップS35に移り、対応する報知データが無い
場合はステップS36へ移る。ステップS35では、ス
テップS34において検索された対応する報知データを
ディスプレイ46−1において報知し、終了する。
【0054】ステップS36では、時計32−1から現
在の時刻を取得し、現在の時刻が報知時間に内である報
知スケジュールがRAM42−31内にあるか否かの確
認する。即ち、時計32−1及びCPU40−31でも
って報知スケジュールを管理している。報知スケジュー
ルの管理の結果、報知スケジュールがある場合はステッ
プS37移り、ない場合はS38へ移る。ステップS3
7では、ステップS36で確認された報知スケジュール
に対応する一般情報をディスプレイ46−1において報
知し、終了する。
在の時刻を取得し、現在の時刻が報知時間に内である報
知スケジュールがRAM42−31内にあるか否かの確
認する。即ち、時計32−1及びCPU40−31でも
って報知スケジュールを管理している。報知スケジュー
ルの管理の結果、報知スケジュールがある場合はステッ
プS37移り、ない場合はS38へ移る。ステップS3
7では、ステップS36で確認された報知スケジュール
に対応する一般情報をディスプレイ46−1において報
知し、終了する。
【0055】ステップS38では、RAM42−31内
にエレベータ案内情報が記憶されているか否かの判断を
行なう。記憶されている場合はステップS39へ移り、
記憶されていない場合は終了する。ステップS39で
は、RAM42−31内に記憶されているエレベータ案
内情報をディスプレイ46−1において報知し、終了す
る。以上の一連のフローは第2乃至第nの報知装置3−
2〜3−nに対しても同様である。
にエレベータ案内情報が記憶されているか否かの判断を
行なう。記憶されている場合はステップS39へ移り、
記憶されていない場合は終了する。ステップS39で
は、RAM42−31内に記憶されているエレベータ案
内情報をディスプレイ46−1において報知し、終了す
る。以上の一連のフローは第2乃至第nの報知装置3−
2〜3−nに対しても同様である。
【0056】次に、先に説明した図7の各第1乃至第n
の報知装置3−1〜3−nフローチャートに基づき、エ
レベータ管制情報、一般情報、エレベータ案内情報を報
知する一例について説明する。尚、第1の報知装置3−
1はかご、第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは各
階の乗場とする。尚、予め、一般情報「セレクタ110
=乗場、コマンド120=一般情報書換、ID番号13
1=10、テキスト長132=9文字、テキストデータ
133=おはようございます、開始時刻134=07:
00、終了時刻135=09:00」、エレベータ案内
情報「セレクタ110=かご、コマンド120=エレベ
ータ案内情報書換、ID番号131=11、テキスト長
132=35文字、テキストデータ133=行先階を間
違えて登録した場合には、その行先階ボタンを2度押し
てください、開始時刻134=00:00、終了時刻1
35=24:00」、エレベータ管制情報「セレクタ1
10=、コマンド120=エレベータ管制情報書換、I
D番号131=3、テキスト長132=4文字、テキス
トデータ133=満員です、開始時刻134=、終了時
刻135=」が各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
nの各々の報知データ記憶手段30−1〜30−nに記
憶されていることとする。
の報知装置3−1〜3−nフローチャートに基づき、エ
レベータ管制情報、一般情報、エレベータ案内情報を報
知する一例について説明する。尚、第1の報知装置3−
1はかご、第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは各
階の乗場とする。尚、予め、一般情報「セレクタ110
=乗場、コマンド120=一般情報書換、ID番号13
1=10、テキスト長132=9文字、テキストデータ
133=おはようございます、開始時刻134=07:
00、終了時刻135=09:00」、エレベータ案内
情報「セレクタ110=かご、コマンド120=エレベ
ータ案内情報書換、ID番号131=11、テキスト長
132=35文字、テキストデータ133=行先階を間
違えて登録した場合には、その行先階ボタンを2度押し
てください、開始時刻134=00:00、終了時刻1
35=24:00」、エレベータ管制情報「セレクタ1
10=、コマンド120=エレベータ管制情報書換、I
D番号131=3、テキスト長132=4文字、テキス
トデータ133=満員です、開始時刻134=、終了時
刻135=」が各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
nの各々の報知データ記憶手段30−1〜30−nに記
憶されていることとする。
【0057】まず、報知条件「乗車人数が定員よりも多
い」が成立した場合は、エレベータ制御装置2は報知指
令データ200「セレクタ201=かご、コマンド20
2=メッセージ報知、報知情報番号データ203=3」
が制御系ケーブル5に出力する。この報知指令データ2
00は各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの全て
に対して伝送される。
い」が成立した場合は、エレベータ制御装置2は報知指
令データ200「セレクタ201=かご、コマンド20
2=メッセージ報知、報知情報番号データ203=3」
が制御系ケーブル5に出力する。この報知指令データ2
00は各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの全て
に対して伝送される。
【0058】しかし、ステップS33にてかごとしての
第1の報知装置3−1のみ受信することとなり、一方、
乗場としての第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは
ステップS36へ移る。第1の報知装置3−1は、ステ
ップS34にて報知指令データ200内の「報知情報番
号データ203=3」に対応するID番号131を持つ
報知情報を報知データ記憶手段30−1内から検索し、
対応する報知情報、即ちエレベータ管制情報「満員であ
る」を報知器34−1から報知する。
第1の報知装置3−1のみ受信することとなり、一方、
乗場としての第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは
ステップS36へ移る。第1の報知装置3−1は、ステ
ップS34にて報知指令データ200内の「報知情報番
号データ203=3」に対応するID番号131を持つ
報知情報を報知データ記憶手段30−1内から検索し、
対応する報知情報、即ちエレベータ管制情報「満員であ
る」を報知器34−1から報知する。
【0059】一方、乗場としての第2乃至第nの報知装
置3−2〜3−nは、ステップS36にて、各々の第2
乃至第nの報知装置3−2〜3−n内の各々の時計32
−2〜32−nから現在時刻を取得し、現在時刻が各々
の報知データ記憶手段30−2〜30−n内の報知スケ
ジュールに記録されている報知時間内である報知データ
を検索する。例えば、現在時刻が08:00であれば、
ステップS37において各々の報知器34−2〜34−
nから一般情報「おはようございます」を報知する。し
かし、例えば、現在時刻が12:00であれば、対応す
る報知データが無いのでステップS38へ移る。
置3−2〜3−nは、ステップS36にて、各々の第2
乃至第nの報知装置3−2〜3−n内の各々の時計32
−2〜32−nから現在時刻を取得し、現在時刻が各々
の報知データ記憶手段30−2〜30−n内の報知スケ
ジュールに記録されている報知時間内である報知データ
を検索する。例えば、現在時刻が08:00であれば、
ステップS37において各々の報知器34−2〜34−
nから一般情報「おはようございます」を報知する。し
かし、例えば、現在時刻が12:00であれば、対応す
る報知データが無いのでステップS38へ移る。
【0060】乗場としての第2乃至第nの報知装置3−
2〜3−nは、ステップS38にて報知データ記憶手段
30−2〜30−n内にエレベータ案内情報が記憶され
ているが否かの確認をする。エレベータ案内情報はかご
としての第1の報知装置3−1のみ記憶されている為、
乗場としての第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは
何も報知せずに終了する。
2〜3−nは、ステップS38にて報知データ記憶手段
30−2〜30−n内にエレベータ案内情報が記憶され
ているが否かの確認をする。エレベータ案内情報はかご
としての第1の報知装置3−1のみ記憶されている為、
乗場としての第2乃至第nの報知装置3−2〜3−nは
何も報知せずに終了する。
【0061】次に、報知条件「乗車人数が定員よりも多
い」が成立しない場合は、各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−nの全てにおいてステップS36へ移る。ス
テップS36以降の流れは、報知条件が成立した場合と
同様なので省略するが、かごとしての第1の報知装置3
−1はステップS38において、報知データ記憶手段3
0−1内にエレベータ案内情報が記憶されている為、ス
テップS39において報知器34−1からエレベータ案
内情報を報知する。
い」が成立しない場合は、各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−nの全てにおいてステップS36へ移る。ス
テップS36以降の流れは、報知条件が成立した場合と
同様なので省略するが、かごとしての第1の報知装置3
−1はステップS38において、報知データ記憶手段3
0−1内にエレベータ案内情報が記憶されている為、ス
テップS39において報知器34−1からエレベータ案
内情報を報知する。
【0062】尚、本実施の形態においては報知情報とし
て、一般情報、エレベータ管制情報、エレベータ案内情
報の3つの場合について説明したが、一般情報及びエレ
ベータ管制情報のみ報知する場合でも構わない。図8は
各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフローチャ
ートである。尚、便宜上、第1の報知装置3−1を代表
して説明する。尚、図8は図7におけるフローチャート
のステップS38及びステップS39が欠如した構成を
している。ステップS31からステップS37は図7と
同様である。但し、ステップS36では、時計32−1
から現在の時刻を取得し、現在の時刻が報知時間に内で
ある報知スケジュールがRAM42−31内にあるか否
かの確認する。報知スケジュールがある場合はステップ
S37移り、一方無い場合は終了する。
て、一般情報、エレベータ管制情報、エレベータ案内情
報の3つの場合について説明したが、一般情報及びエレ
ベータ管制情報のみ報知する場合でも構わない。図8は
各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフローチャ
ートである。尚、便宜上、第1の報知装置3−1を代表
して説明する。尚、図8は図7におけるフローチャート
のステップS38及びステップS39が欠如した構成を
している。ステップS31からステップS37は図7と
同様である。但し、ステップS36では、時計32−1
から現在の時刻を取得し、現在の時刻が報知時間に内で
ある報知スケジュールがRAM42−31内にあるか否
かの確認する。報知スケジュールがある場合はステップ
S37移り、一方無い場合は終了する。
【0063】このように、本実施の形態では報知情報
を、エレベータ管制情報、エレベータ案内情報、一般情
報の3つに分け、エレベータ管制情報をエレベータ案内
情報及び一般情報より優先的に報知させ、一般情報をエ
レベータ案内情報よりも優先的に報知させるので、報知
器34−1〜34−nが無報知になって利用者に違和感
を与えることを防止することができる。
を、エレベータ管制情報、エレベータ案内情報、一般情
報の3つに分け、エレベータ管制情報をエレベータ案内
情報及び一般情報より優先的に報知させ、一般情報をエ
レベータ案内情報よりも優先的に報知させるので、報知
器34−1〜34−nが無報知になって利用者に違和感
を与えることを防止することができる。
【0064】また、利用者に対してエレベータ案内情報
を報知しているので、利用者がエレベータの機能を認識
でき、利便性が向上する。
を報知しているので、利用者がエレベータの機能を認識
でき、利便性が向上する。
【0065】また、報知スケジュールを各第1乃至第n
の報知装置3−1〜3−n内に記憶させ、一方各第1乃
至第nの報知装置3−1〜3−nでは各々の内部の時計
32−1〜32−nでもって報知時間を判断し、その判
断結果に基づいて報知情報を報知するので、報知情報若
しくは報知スケジュールを作成する時のみ情報作成装置
1と各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nとを接続
すればよく、通常は切り離しをしておくことが可能であ
り、省エネルギーとなる。更に、1つの情報作成装置1
が複数のエレベータに共有することができ、省資源、低
コストとなる。
の報知装置3−1〜3−n内に記憶させ、一方各第1乃
至第nの報知装置3−1〜3−nでは各々の内部の時計
32−1〜32−nでもって報知時間を判断し、その判
断結果に基づいて報知情報を報知するので、報知情報若
しくは報知スケジュールを作成する時のみ情報作成装置
1と各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nとを接続
すればよく、通常は切り離しをしておくことが可能であ
り、省エネルギーとなる。更に、1つの情報作成装置1
が複数のエレベータに共有することができ、省資源、低
コストとなる。
【0066】実施の形態2.本実施の形態において、実
施の形態1と同一符号を付した箇所は同一又は相当部分
を示す。尚、実施の形態1に対して本実施の形態はエレ
ベータ案内情報を報知する方法が異なり、この点につい
てのみ説明する。
施の形態1と同一符号を付した箇所は同一又は相当部分
を示す。尚、実施の形態1に対して本実施の形態はエレ
ベータ案内情報を報知する方法が異なり、この点につい
てのみ説明する。
【0067】図9は本発明の他の実施の形態のエレベー
タの情報報知装置の全体構成を示すブロック図である。
図において、21はエレベータ案内情報としてのエレベ
ータ機能情報を抽出し、このエレベータ機能情報に対応
するエレベータ案内情報の報知許可データを出力する報
知許可出力手段である。尚、エレベータ機能情報はエレ
ベータ機能記憶手段内に記憶されており、このエレベー
タ機能記憶手段はエレベータ制御装置2内にある。但
し、エレベータ機能記憶手段はエレベータ制御装置2の
外部に設けても構わない。尚、報知許可出力手段21は
機能抽出手段を兼ねている。
タの情報報知装置の全体構成を示すブロック図である。
図において、21はエレベータ案内情報としてのエレベ
ータ機能情報を抽出し、このエレベータ機能情報に対応
するエレベータ案内情報の報知許可データを出力する報
知許可出力手段である。尚、エレベータ機能情報はエレ
ベータ機能記憶手段内に記憶されており、このエレベー
タ機能記憶手段はエレベータ制御装置2内にある。但
し、エレベータ機能記憶手段はエレベータ制御装置2の
外部に設けても構わない。尚、報知許可出力手段21は
機能抽出手段を兼ねている。
【0068】尚、報知許可出力手段21はCPU40−
2、ROM41−2、RAM42−2、入出力I/F4
3−2、バス群44−2から構成され、エレベータ機能
記憶手段はROM41−2若しくはRAM42−2に対
応している。更に、図の第1の報知装置3−1において
報知許可記憶手段33−1はCPU40−31、ROM
41−31、RAM42−31、入出力I/F43−3
1、バス群44−31から構成されている。
2、ROM41−2、RAM42−2、入出力I/F4
3−2、バス群44−2から構成され、エレベータ機能
記憶手段はROM41−2若しくはRAM42−2に対
応している。更に、図の第1の報知装置3−1において
報知許可記憶手段33−1はCPU40−31、ROM
41−31、RAM42−31、入出力I/F43−3
1、バス群44−31から構成されている。
【0069】次に、動作について説明する。一般に、個
々のエレベータの仕様、即ちエレベータの機能は異なる
ものであり、設置するエレベータ毎にエレベータ案内情
報の報知内容を設定するのは多くの手間を要するだけで
なく、入力ミス等も生じていた。しかし、通常はエレベ
ータを制御するエレベータ制御装置2内にエレベータの
機能や仕様に関するエレベータ機能情報は格納されてい
るものである。よって、本実施の形態においては、その
エレベータの機能に対応する報知情報、即ちエレベータ
案内情報を抽出し、その抽出結果を利用して報知するも
のである。
々のエレベータの仕様、即ちエレベータの機能は異なる
ものであり、設置するエレベータ毎にエレベータ案内情
報の報知内容を設定するのは多くの手間を要するだけで
なく、入力ミス等も生じていた。しかし、通常はエレベ
ータを制御するエレベータ制御装置2内にエレベータの
機能や仕様に関するエレベータ機能情報は格納されてい
るものである。よって、本実施の形態においては、その
エレベータの機能に対応する報知情報、即ちエレベータ
案内情報を抽出し、その抽出結果を利用して報知するも
のである。
【0070】まず、報知情報である一般情報、エレベー
タ管制情報、エレベータ案内情報を実施の形態1と同様
にして入力する。但し、本実施の形態におけるエレベー
タ案内情報は報知許可データが出力した際のみ報知され
うる情報である。尚、エレベータ案内情報は、例として
「行き先階を間違えて登録した場合には、その行き先階
ボタンを2度押してください」とする。次に、報知許可
出力手段21はエレベータの制御を行なっているエレベ
ータ制御装置2は制御を行なっているエレベータに対し
てエレベータ機能情報の抽出を行なう。抽出の結果、行
先階2度押しキャンセル機能があると、この行先階2度
押しキャンセル機能に対応するエレベータ案内情報の報
知許可データを各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
n、例えば第1の報知装置内の報知データ記憶手段30
−1に対して伝送する。一方、報知データ記憶手段30
−1は伝送されてきた報知許可データが第1の報知装置
3−1宛てのデータであるか確認し、第1の報知装置3
−1宛てであれば報知許可データを記憶する。
タ管制情報、エレベータ案内情報を実施の形態1と同様
にして入力する。但し、本実施の形態におけるエレベー
タ案内情報は報知許可データが出力した際のみ報知され
うる情報である。尚、エレベータ案内情報は、例として
「行き先階を間違えて登録した場合には、その行き先階
ボタンを2度押してください」とする。次に、報知許可
出力手段21はエレベータの制御を行なっているエレベ
ータ制御装置2は制御を行なっているエレベータに対し
てエレベータ機能情報の抽出を行なう。抽出の結果、行
先階2度押しキャンセル機能があると、この行先階2度
押しキャンセル機能に対応するエレベータ案内情報の報
知許可データを各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−
n、例えば第1の報知装置内の報知データ記憶手段30
−1に対して伝送する。一方、報知データ記憶手段30
−1は伝送されてきた報知許可データが第1の報知装置
3−1宛てのデータであるか確認し、第1の報知装置3
−1宛てであれば報知許可データを記憶する。
【0071】次に、エレベータの運行中における報知情
報の報知動作について説明する。尚、各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代
表して第1の報知装置3−1について説明する。尚、各
第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの報知情報の取
得に関しては実施の形態1と同様である。
報の報知動作について説明する。尚、各第1乃至第nの
報知装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代
表して第1の報知装置3−1について説明する。尚、各
第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの報知情報の取
得に関しては実施の形態1と同様である。
【0072】(a)エレベータ管制情報の報知 実施の形態1と同様である。
【0073】(b)一般情報の報知 実施の形態1と同様である。
【0074】(c)エレベータ案内情報の報知 実施の形態1と同様に、エレベータ管制情報及び一般情
報も報知されない場合において、報知手段31−1は、
報知許可記憶手段33−1内に報知許可データが記憶さ
れているか否かを確認する。報知許可データが記憶され
ている場合は、報知器34−1から記憶されている報知
許可データに対応するエレベータ案内情報を報知する。
報も報知されない場合において、報知手段31−1は、
報知許可記憶手段33−1内に報知許可データが記憶さ
れているか否かを確認する。報知許可データが記憶され
ている場合は、報知器34−1から記憶されている報知
許可データに対応するエレベータ案内情報を報知する。
【0075】尚、エレベータ案内情報は、予め全てのエ
レベータに対応できるようにあらゆる機能に関するエレ
ベータ案内情報を入力しておき、その中から、上述した
ようにエレベータ機能情報の抽出の結果を用いて報知す
べきエレベータ案内情報を検出し報知する方法でも構わ
ない。尚、エレベータ案内情報をキーボード45から入
力するのではなく、予めエレベータ機能記憶手段にエレ
ベータ機能情報と共にエレベータ案内情報の報知内容を
対応付けて格納しておき、エレベータ機能情報抽出を行
なう際に、エレベータ機能情報とエレベータ案内情報と
を読み込み、例えば第1の報知装置3−1内の報知許可
記憶手段33−1を通じて報知しても構わない。
レベータに対応できるようにあらゆる機能に関するエレ
ベータ案内情報を入力しておき、その中から、上述した
ようにエレベータ機能情報の抽出の結果を用いて報知す
べきエレベータ案内情報を検出し報知する方法でも構わ
ない。尚、エレベータ案内情報をキーボード45から入
力するのではなく、予めエレベータ機能記憶手段にエレ
ベータ機能情報と共にエレベータ案内情報の報知内容を
対応付けて格納しておき、エレベータ機能情報抽出を行
なう際に、エレベータ機能情報とエレベータ案内情報と
を読み込み、例えば第1の報知装置3−1内の報知許可
記憶手段33−1を通じて報知しても構わない。
【0076】ここで、制御系ケーブル5上を流れるデー
タについて説明する。図10は本実施の形態における制
御系ケーブル5上を伝送するデータの構造図である。図
において、300は後述するセレクタ301、コマンド
302、報知情報番号データ303から構成され、制御
系ケーブル5上を伝送する報知許可データ、301は報
知許可データ300の伝送先を示すセレクタ、302は
後述する報知情報番号データ303に対する伝送先にお
ける処理を示すコマンド、303はコマンド302によ
って処理される報知情報に割り振りされているID番号
131を示す報知情報番号データ、304はエレベータ
制御装置2において報知許可データが出力されるタイミ
ングを示す機能有無検出タイミングである。
タについて説明する。図10は本実施の形態における制
御系ケーブル5上を伝送するデータの構造図である。図
において、300は後述するセレクタ301、コマンド
302、報知情報番号データ303から構成され、制御
系ケーブル5上を伝送する報知許可データ、301は報
知許可データ300の伝送先を示すセレクタ、302は
後述する報知情報番号データ303に対する伝送先にお
ける処理を示すコマンド、303はコマンド302によ
って処理される報知情報に割り振りされているID番号
131を示す報知情報番号データ、304はエレベータ
制御装置2において報知許可データが出力されるタイミ
ングを示す機能有無検出タイミングである。
【0077】尚、これらのセレクタ301、コマンド3
02、報知情報番号データ303は実施の形態1におけ
る報知指令データ200内のセレクタ201、報知情報
番号データ203と同様である。尚、コマンド302に
は、「報知許可」を用いる。
02、報知情報番号データ303は実施の形態1におけ
る報知指令データ200内のセレクタ201、報知情報
番号データ203と同様である。尚、コマンド302に
は、「報知許可」を用いる。
【0078】次に、伝送の動作について説明する。ま
ず、報知許可出力手段21がエレベータ制御装置2から
エレベータ機能情報の抽出を行ない、機能が抽出された
時、即ち機能有無検出タイミング304の時に抽出され
た機能に対応するエレベータ案内情報に対する報知許可
データを、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに
対して出力することは上述した通りである。例えば、
「行先階2度押しキャンセル機能」がエレベータ制御装
置2内から抽出されると、各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−n内の報知許可記憶手段33−1〜33−n
に対して報知許可データ300が出力される。
ず、報知許可出力手段21がエレベータ制御装置2から
エレベータ機能情報の抽出を行ない、機能が抽出された
時、即ち機能有無検出タイミング304の時に抽出され
た機能に対応するエレベータ案内情報に対する報知許可
データを、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに
対して出力することは上述した通りである。例えば、
「行先階2度押しキャンセル機能」がエレベータ制御装
置2内から抽出されると、各第1乃至第nの報知装置3
−1〜3−n内の報知許可記憶手段33−1〜33−n
に対して報知許可データ300が出力される。
【0079】尚、機能検出される度に、機能有無検出タ
イミング304の度に報知許可データ300が出力され
る。しかし、通常は設置した時などに一度設定すれば、
エレベータの機能の変更されるまでエレベータ機能情報
の抽出を行なわなくても構わない。
イミング304の度に報知許可データ300が出力され
る。しかし、通常は設置した時などに一度設定すれば、
エレベータの機能の変更されるまでエレベータ機能情報
の抽出を行なわなくても構わない。
【0080】次に、情報作成装置1、エレベータ制御装
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
【0081】(a)情報作成装置 情報作成装置1のフローは実施の形態1と同様であるの
で説明は省略する。 (b)エレベータ制御装置 次に、エレベータ制御装置2のフローについて説明す
る。図11はエレベータ制御装置2のフローチャートで
ある。尚、「行き先階を間違えて登録した場合には、そ
の行き先階ボタンを2度押してください」のエレベータ
案内情報を報知する場合を例にあげながら説明する。
で説明は省略する。 (b)エレベータ制御装置 次に、エレベータ制御装置2のフローについて説明す
る。図11はエレベータ制御装置2のフローチャートで
ある。尚、「行き先階を間違えて登録した場合には、そ
の行き先階ボタンを2度押してください」のエレベータ
案内情報を報知する場合を例にあげながら説明する。
【0082】ステップS24では、エレベータ制御装置
2内にエレベータ案内情報に対応するエレベータ機能情
報の抽出を行ない、エレベータ機能情報があるか否かの
判断を行なう。ある場合はS25、ない場合はステップ
S21へ移る。例えば、2度押しキャンセルのエレベー
タ機能情報がある場合は、ステップS25へ移る。
2内にエレベータ案内情報に対応するエレベータ機能情
報の抽出を行ない、エレベータ機能情報があるか否かの
判断を行なう。ある場合はS25、ない場合はステップ
S21へ移る。例えば、2度押しキャンセルのエレベー
タ機能情報がある場合は、ステップS25へ移る。
【0083】ステップS25では、ステップS24にて
抽出されたエレベータ機能情報に対応するエレベータ案
内情報の報知許可データ300を作成する。例えば、2
度押しキャンセルの機能を抽出し、「行き先階を間違え
て登録した場合には、その行き先階ボタンを2度押して
ください」のエレベータ案内情報をかご内の報知器34
−1にて報知する場合、「セレクタ301=かご、コマ
ンド302=報知許可、報知情報番号データ303=1
1」のようになる。尚、報知情報番号データ303は、
報知データ記憶手段30−1内において、「行き先階を
間違えて登録した場合には、その行き先階ボタンを2度
押してください」のエレベータ案内情報に付されている
ID番号131に対応している。
抽出されたエレベータ機能情報に対応するエレベータ案
内情報の報知許可データ300を作成する。例えば、2
度押しキャンセルの機能を抽出し、「行き先階を間違え
て登録した場合には、その行き先階ボタンを2度押して
ください」のエレベータ案内情報をかご内の報知器34
−1にて報知する場合、「セレクタ301=かご、コマ
ンド302=報知許可、報知情報番号データ303=1
1」のようになる。尚、報知情報番号データ303は、
報知データ記憶手段30−1内において、「行き先階を
間違えて登録した場合には、その行き先階ボタンを2度
押してください」のエレベータ案内情報に付されている
ID番号131に対応している。
【0084】ステップS26では、ステップS25にて
作成された報知情報番号データ303を各第1乃至第n
の報知装置3−1〜3−n内の各々の報知許可記憶手段
33−1〜33−nに伝送される。ステップS21から
ステップS23までは実施の形態1と全く同様である。
作成された報知情報番号データ303を各第1乃至第n
の報知装置3−1〜3−n内の各々の報知許可記憶手段
33−1〜33−nに伝送される。ステップS21から
ステップS23までは実施の形態1と全く同様である。
【0085】(c)第1乃至第nの報知装置 図12は本実施の形態における各第1乃至第nの報知装
置3−1〜3−nのフローチャートである。尚、各第1
乃至第nの報知装置3−1〜3−nは同様の動作をする
為、第1の報知装置3−1についてのみ説明する。ステ
ップS40では、報知許可データ300が報知許可記憶
手段33−1に入力された際に、報知許可データ300
内のセレクタ301を確認し、報知許可記憶手段33−
1宛てであるか否かの判断を行なう。報知許可記憶手段
33−1宛てである場合はステップS41へ移り、報知
許可記憶手段33−1宛てでない場合はステップS31
へ移る。勿論、報知許可データ300そのものが入力さ
れていない場合もステップS31へ移る。
置3−1〜3−nのフローチャートである。尚、各第1
乃至第nの報知装置3−1〜3−nは同様の動作をする
為、第1の報知装置3−1についてのみ説明する。ステ
ップS40では、報知許可データ300が報知許可記憶
手段33−1に入力された際に、報知許可データ300
内のセレクタ301を確認し、報知許可記憶手段33−
1宛てであるか否かの判断を行なう。報知許可記憶手段
33−1宛てである場合はステップS41へ移り、報知
許可記憶手段33−1宛てでない場合はステップS31
へ移る。勿論、報知許可データ300そのものが入力さ
れていない場合もステップS31へ移る。
【0086】ステップS41では、報知許可データ30
0を取得し、この報知許可データ300の処理を把握す
る為コマンド302の内容を確認する。「報知許可」で
あるならば、報知許可データ300を報知許可記憶手段
33−1に記憶する。ステップS31からステップS3
7までは実施の形態1と全く同様であるので説明は省略
する。但し、ステップS36において現在時刻が報知時
間に含まれている報知スケジュールがない場合はS42
へ移る。ステップS42では、報知手段31−1が報知
許可記憶手段33−1内に報知許可データ300が記憶
されているか否かの判断を行なう。記憶されている場合
はステップS43へ移り、記憶されていない場合は終了
する。ステップS43では、報知手段31−1が報知許
可記憶手段33−1内に記憶されている報知許可データ
300内の報知情報番号データ303に対応する報知情
報、即ちエレベータ案内情報を報知データ記憶手段30
−1内から検索する。検索の結果、報知データ記憶手段
30−1内に記憶されている場合はステップS39へ移
り、記憶されていない場合は終了する。ステップS39
は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
尚、以上の一連のフローは第2乃至第nの報知装置3−
2〜3−nに対しても同様である。
0を取得し、この報知許可データ300の処理を把握す
る為コマンド302の内容を確認する。「報知許可」で
あるならば、報知許可データ300を報知許可記憶手段
33−1に記憶する。ステップS31からステップS3
7までは実施の形態1と全く同様であるので説明は省略
する。但し、ステップS36において現在時刻が報知時
間に含まれている報知スケジュールがない場合はS42
へ移る。ステップS42では、報知手段31−1が報知
許可記憶手段33−1内に報知許可データ300が記憶
されているか否かの判断を行なう。記憶されている場合
はステップS43へ移り、記憶されていない場合は終了
する。ステップS43では、報知手段31−1が報知許
可記憶手段33−1内に記憶されている報知許可データ
300内の報知情報番号データ303に対応する報知情
報、即ちエレベータ案内情報を報知データ記憶手段30
−1内から検索する。検索の結果、報知データ記憶手段
30−1内に記憶されている場合はステップS39へ移
り、記憶されていない場合は終了する。ステップS39
は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
尚、以上の一連のフローは第2乃至第nの報知装置3−
2〜3−nに対しても同様である。
【0087】このように、本実施の形態ではエレベータ
制御装置2がエレベータ案内情報の報知の有無を確認し
て報知するので、エレベータを設置及び補修の際に設定
忘れを防止できる。また、予めエレベータ案内情報を入
力しておき、その中から個々のエレベータに対応してエ
レベータ案内情報を報知するので、エレベータ毎に異な
る設定を行なわなくてよい。
制御装置2がエレベータ案内情報の報知の有無を確認し
て報知するので、エレベータを設置及び補修の際に設定
忘れを防止できる。また、予めエレベータ案内情報を入
力しておき、その中から個々のエレベータに対応してエ
レベータ案内情報を報知するので、エレベータ毎に異な
る設定を行なわなくてよい。
【0088】実施の形態3.本実施の形態において、実
施の形態1と同一符号を付した箇所は同一又は相当部分
を示す。尚、実施の形態1に対して本実施の形態は一般
情報の報知の仕方が異なり、この点についてのみ説明す
る。
施の形態1と同一符号を付した箇所は同一又は相当部分
を示す。尚、実施の形態1に対して本実施の形態は一般
情報の報知の仕方が異なり、この点についてのみ説明す
る。
【0089】図13は、本実施の形態におけるエレベー
タの情報報知装置の全体構成を示すブロック図である。
図において、1は後述する情報作成手段10、情報デー
タ出力手段11、時計12からなる情報作成装置、10
は報知情報及び報知スケジュールを作成し記憶する情報
作成手段、11は後述する時計12から時刻情報と情報
作成手段10内に記憶されている報知スケジュールとの
比較結果から、報知作成手段に各第1乃至第nの報知装
置3−1〜3−nへ報知情報を出力させる報知データ出
力手段11、現在の時刻としての時刻情報を報知データ
出力手段11に伝送する時計、3−1〜3−nは報知デ
ータ記憶手段30−1〜30−n、報知手段31−1〜
31−nから構成される各第1乃至第nの報知装置であ
る。
タの情報報知装置の全体構成を示すブロック図である。
図において、1は後述する情報作成手段10、情報デー
タ出力手段11、時計12からなる情報作成装置、10
は報知情報及び報知スケジュールを作成し記憶する情報
作成手段、11は後述する時計12から時刻情報と情報
作成手段10内に記憶されている報知スケジュールとの
比較結果から、報知作成手段に各第1乃至第nの報知装
置3−1〜3−nへ報知情報を出力させる報知データ出
力手段11、現在の時刻としての時刻情報を報知データ
出力手段11に伝送する時計、3−1〜3−nは報知デ
ータ記憶手段30−1〜30−n、報知手段31−1〜
31−nから構成される各第1乃至第nの報知装置であ
る。
【0090】図14は本実施の形態におけるハードウエ
アの構成図であり、図において、1はCPU40−1、
ROM41−1、RAM42−1、入出力I/F43−
1、キーボード45、後述する時計12から構成される
情報作成装置、2はCPU40−2、ROM41−2、
RAM42−2、入出力I/F43−2から構成される
エレベータ制御装置、3−1〜3−nはCPU40−3
1から40−3n、ROM41−31〜41−3n、R
AM42−31〜42−3n、入出力I/F43−31
〜43−3n、バス群44−31〜44−3n、ディス
プレイ46−1〜46−nから構成される各第1乃至第
nの報知装置である。尚、報知データ出力手段11は、
CPU40−1、ROM41−1、RAM42−1、入
出力I/F43−1、バス群44−1から構成されてい
る。
アの構成図であり、図において、1はCPU40−1、
ROM41−1、RAM42−1、入出力I/F43−
1、キーボード45、後述する時計12から構成される
情報作成装置、2はCPU40−2、ROM41−2、
RAM42−2、入出力I/F43−2から構成される
エレベータ制御装置、3−1〜3−nはCPU40−3
1から40−3n、ROM41−31〜41−3n、R
AM42−31〜42−3n、入出力I/F43−31
〜43−3n、バス群44−31〜44−3n、ディス
プレイ46−1〜46−nから構成される各第1乃至第
nの報知装置である。尚、報知データ出力手段11は、
CPU40−1、ROM41−1、RAM42−1、入
出力I/F43−1、バス群44−1から構成されてい
る。
【0091】次に、動作について説明する。まず、エレ
ベータを運行する以前の準備について説明する。まず、
報知情報であるエレベータ管制情報、エレベータ案内情
報、一般情報を実施の形態1と同様にして情報作成装置
1内のキーボード45から作成する。作成された報知情
報は、RAM42−1にて記憶される。
ベータを運行する以前の準備について説明する。まず、
報知情報であるエレベータ管制情報、エレベータ案内情
報、一般情報を実施の形態1と同様にして情報作成装置
1内のキーボード45から作成する。作成された報知情
報は、RAM42−1にて記憶される。
【0092】次に、エレベータの運行中における報知情
報の報知動作について説明する。尚、各々の第nの報知
装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代表し
て第1の報知装置3−1について説明する。
報の報知動作について説明する。尚、各々の第nの報知
装置3−1〜3−nは夫々同じ動作を行なう為、代表し
て第1の報知装置3−1について説明する。
【0093】まず、CPU40−1は時計12から現在
の時刻としての時刻情報を取得し、この時刻情報を用い
て、RAM42−1内に記憶されている報知情報に付さ
れた報知スケジュールの中から現在の時刻が報知時間内
である報知スケジュールを検索する。検索の結果、該当
する報知スケジュールがあれば、この報知スケジュール
に対応する報知情報をRAM42−1からバス群44−
1、入出力I/F43−1から報知情報データ100と
して情報系ケーブル4へ伝送する。尚、一般情報のよう
に「開始時刻134=00:00、終了時刻135=2
4:00」のように設定されている報知情報は、常に報
知時刻であるので、エレベータの運転開始直後から出力
される。尚、エレベータ管制情報ように開始時刻13
4、終了時刻135が設定されていない報知情報は、報
知時刻に関係がないので、エレベータの運転開始直後に
出力される。
の時刻としての時刻情報を取得し、この時刻情報を用い
て、RAM42−1内に記憶されている報知情報に付さ
れた報知スケジュールの中から現在の時刻が報知時間内
である報知スケジュールを検索する。検索の結果、該当
する報知スケジュールがあれば、この報知スケジュール
に対応する報知情報をRAM42−1からバス群44−
1、入出力I/F43−1から報知情報データ100と
して情報系ケーブル4へ伝送する。尚、一般情報のよう
に「開始時刻134=00:00、終了時刻135=2
4:00」のように設定されている報知情報は、常に報
知時刻であるので、エレベータの運転開始直後から出力
される。尚、エレベータ管制情報ように開始時刻13
4、終了時刻135が設定されていない報知情報は、報
知時刻に関係がないので、エレベータの運転開始直後に
出力される。
【0094】次に、情報系ケーブル4上を流れるデータ
について説明する。図15は本実施の形態における情報
系ケーブル4上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、130は後述するID番号131、テキスト長
132、テキストデータ133から構成されるメッセー
ジデータである。即ち、実施の形態1の報知情報データ
100に対して開始時刻134及び終了時刻135の部
分が欠如した構成をしている。何故なら、報知時間の確
認、即ち報知スケジュールの管理は情報作成装置1で行
われており、開始時刻134及び終了時刻135のデー
タは必要無いからである。尚、伝送の動作については実
施の形態1と同様である。
について説明する。図15は本実施の形態における情報
系ケーブル4上を伝送するデータの構造図である。図に
おいて、130は後述するID番号131、テキスト長
132、テキストデータ133から構成されるメッセー
ジデータである。即ち、実施の形態1の報知情報データ
100に対して開始時刻134及び終了時刻135の部
分が欠如した構成をしている。何故なら、報知時間の確
認、即ち報知スケジュールの管理は情報作成装置1で行
われており、開始時刻134及び終了時刻135のデー
タは必要無いからである。尚、伝送の動作については実
施の形態1と同様である。
【0095】次に、実施の形態1と同様にして報知指令
条件成立タイミングに基づいて報知指令データ200が
エレベータ制御装置2の入出力I/F43−2から制御
系ケーブル5へ伝送される。尚、報知指令データ200
の構成及び伝送の動作については実施の形態1と同様で
ある。
条件成立タイミングに基づいて報知指令データ200が
エレベータ制御装置2の入出力I/F43−2から制御
系ケーブル5へ伝送される。尚、報知指令データ200
の構成及び伝送の動作については実施の形態1と同様で
ある。
【0096】次に、情報系ケーブル4上に報知情報デー
タ100が伝送されている場合、CPU40−31は入
出力I/F43−31から報知情報データ100を受信
し、この報知情報データ100のセレクタ110を読取
り、第1の報知装置3−1宛てである否かの判断をす
る。判断の結果、第1の報知装置3−1宛てであれば、
報知情報データ100内のコマンド120を読取り、そ
れに従い報知情報データ100を処理する。例えば、コ
マンド120が「一般情報書換」であるならば、報知情
報データ100を一般情報としてRAM42−31に書
き込む、若しくは更新する。
タ100が伝送されている場合、CPU40−31は入
出力I/F43−31から報知情報データ100を受信
し、この報知情報データ100のセレクタ110を読取
り、第1の報知装置3−1宛てである否かの判断をす
る。判断の結果、第1の報知装置3−1宛てであれば、
報知情報データ100内のコマンド120を読取り、そ
れに従い報知情報データ100を処理する。例えば、コ
マンド120が「一般情報書換」であるならば、報知情
報データ100を一般情報としてRAM42−31に書
き込む、若しくは更新する。
【0097】(a)エレベータ管制情報の報知 実施の形態1と同様である。
【0098】(b)一般情報の報知 エレベータ制御装置2内の入出力I/F43−2から報
知指令データ200が伝送されていない場合、若しくは
伝送されているが第1の報知装置3−1宛てでない場
合、CPU40−31はRAM42−31内に一般情報
が記憶されているか検索する。検索の結果、一般情報が
記憶されている場合、一般情報をRAM42−31から
読み出し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46
−1から利用者に対して報知する。
知指令データ200が伝送されていない場合、若しくは
伝送されているが第1の報知装置3−1宛てでない場
合、CPU40−31はRAM42−31内に一般情報
が記憶されているか検索する。検索の結果、一般情報が
記憶されている場合、一般情報をRAM42−31から
読み出し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46
−1から利用者に対して報知する。
【0099】(c)エレベータ案内情報の報知 エレベータ制御装置2内の入出力I/F43−2から報
知指令が出力されておらず、且つ一般情報がRAM42
−31に記憶されていない場合、CPU40−31はR
AM42−31に記憶されているエレベータ案内情報を
引き出し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46
−1から利用者に報知する。
知指令が出力されておらず、且つ一般情報がRAM42
−31に記憶されていない場合、CPU40−31はR
AM42−31に記憶されているエレベータ案内情報を
引き出し、バス群44−31を通じ、ディスプレイ46
−1から利用者に報知する。
【0100】次に、情報作成装置1、エレベータ制御装
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
置2、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nの夫々
のフローについて説明する。
【0101】(a)情報作成装置 図16は情報作成装置1の情報作成手段10のフローチ
ャートである。ステップS1からステップS3までは実
施の形態1と同様である。但し、ステップS3において
報知情報が作成完了すると、ステップS9へ移る。ステ
ップS9では、ステップS2で作成した報知情報をRA
M42−1に記憶し、ステップS4へ移る。ステップS
4からステップS6までは実施の形態1と同様である。
但し、ステップS6にて報知スケジュールの作成が完了
した場合、ステップS10へ移る。
ャートである。ステップS1からステップS3までは実
施の形態1と同様である。但し、ステップS3において
報知情報が作成完了すると、ステップS9へ移る。ステ
ップS9では、ステップS2で作成した報知情報をRA
M42−1に記憶し、ステップS4へ移る。ステップS
4からステップS6までは実施の形態1と同様である。
但し、ステップS6にて報知スケジュールの作成が完了
した場合、ステップS10へ移る。
【0102】ステップS10では、ステップS5にて作
成された報知スケジュールを先に作成した報知情報に対
応付けてRAM42−1に記憶し、ステップS11へ移
る。ステップS11では、CPU40−1が時計12か
ら現在の時刻としての時刻情報を取得し、この時刻情報
を用いて、RAM42−1内に記憶されている報知情報
に付された報知スケジュールの中から現在の時刻が報知
時間内である報知スケジュールを検索する。即ち、時計
12及びCPU40−1でもって報知スケジュールを管
理している。報知スケジュールの管理の結果、該当する
スケジュールがあればステップS7へ移り、該当するス
ケジュールが無ければステップS12へ移る。
成された報知スケジュールを先に作成した報知情報に対
応付けてRAM42−1に記憶し、ステップS11へ移
る。ステップS11では、CPU40−1が時計12か
ら現在の時刻としての時刻情報を取得し、この時刻情報
を用いて、RAM42−1内に記憶されている報知情報
に付された報知スケジュールの中から現在の時刻が報知
時間内である報知スケジュールを検索する。即ち、時計
12及びCPU40−1でもって報知スケジュールを管
理している。報知スケジュールの管理の結果、該当する
スケジュールがあればステップS7へ移り、該当するス
ケジュールが無ければステップS12へ移る。
【0103】ステップS7では、ステップS2において
入力された報知情報を報知情報データ100に変換す
る。例えば、一般情報「おはようございます」は、「セ
レクタ110=乗場、コマンド120=一般情報書換、
ID番号131=10、テキスト長132=9文字、テ
キストデータ133=おはようございます」となる。ス
テップS12では、報知する報知情報が無いことを意味
する報知情報データ100を作成する。例えば、報知情
報データ100は「セレクタ110=かご及び乗場、コ
マンド120=一般情報書換、ID番号131=10、
テキスト長132=0文字、テキストデータ133=無
し」となる。即ち、テキスト長132を0文字に設定す
ることが、報知情報が無いことを意味する。ステップS
8では、ステップS7若しくはステップS12において
作成された報知情報データ100を入出力I/F43−
1を通じて情報系ケーブル4に伝送し、終了する。
入力された報知情報を報知情報データ100に変換す
る。例えば、一般情報「おはようございます」は、「セ
レクタ110=乗場、コマンド120=一般情報書換、
ID番号131=10、テキスト長132=9文字、テ
キストデータ133=おはようございます」となる。ス
テップS12では、報知する報知情報が無いことを意味
する報知情報データ100を作成する。例えば、報知情
報データ100は「セレクタ110=かご及び乗場、コ
マンド120=一般情報書換、ID番号131=10、
テキスト長132=0文字、テキストデータ133=無
し」となる。即ち、テキスト長132を0文字に設定す
ることが、報知情報が無いことを意味する。ステップS
8では、ステップS7若しくはステップS12において
作成された報知情報データ100を入出力I/F43−
1を通じて情報系ケーブル4に伝送し、終了する。
【0104】(b)エレベータ制御装置 エレベータ制御装置2の動作は実施の形態1と同様であ
る。
る。
【0105】(c)第1乃至第nの報知装置 次に、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフロ
ーについて説明する。図17は、本実施の形態における
各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフローチャ
ートである。尚、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3
−nは同様の動作をする為、第1の報知装置3−1につ
いてのみ説明する。また、実施の形態1に対してステッ
プS36が本実施の形態と異なり、この点についてのみ
説明する。ステップS44では、RAM42−31に一
般情報が記憶されているか否かの判断を行なう。記憶さ
れていれば、ステップS37にて一般情報をディスプレ
イ46−1から利用者に対して報知する。一方、記憶さ
れていなければ、ステップS38へ移り、エレベータ案
内情報の報知に関するフローを行なう。尚、一般情報が
記憶されていないということは、ステップS12で作成
された報知情報が無いことを意味するデータを認識する
ことと等価である。
ーについて説明する。図17は、本実施の形態における
各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nのフローチャ
ートである。尚、各第1乃至第nの報知装置3−1〜3
−nは同様の動作をする為、第1の報知装置3−1につ
いてのみ説明する。また、実施の形態1に対してステッ
プS36が本実施の形態と異なり、この点についてのみ
説明する。ステップS44では、RAM42−31に一
般情報が記憶されているか否かの判断を行なう。記憶さ
れていれば、ステップS37にて一般情報をディスプレ
イ46−1から利用者に対して報知する。一方、記憶さ
れていなければ、ステップS38へ移り、エレベータ案
内情報の報知に関するフローを行なう。尚、一般情報が
記憶されていないということは、ステップS12で作成
された報知情報が無いことを意味するデータを認識する
ことと等価である。
【0106】このように、本実施の形態では報知情報作
成装置1内に時計12を設け、報知時間になると自動的
に各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに対して報
知情報を伝送するので、故障などにより報知装置を交換
しても、再び保守員や管理人が報知情報若しくは報知ス
ケジュールを入力し直す必要が無い。
成装置1内に時計12を設け、報知時間になると自動的
に各第1乃至第nの報知装置3−1〜3−nに対して報
知情報を伝送するので、故障などにより報知装置を交換
しても、再び保守員や管理人が報知情報若しくは報知ス
ケジュールを入力し直す必要が無い。
【0107】また、報知すべき報知情報と報知スケジュ
ールが情報作成装置1内にあるので、いちいち報知装置
の記憶内容にアクセスすること無く報知情報の確認及び
修正が可能となり、保守性が向上する。その為、一時的
な報知の停止など処理も容易に行なうことができる。
ールが情報作成装置1内にあるので、いちいち報知装置
の記憶内容にアクセスすること無く報知情報の確認及び
修正が可能となり、保守性が向上する。その為、一時的
な報知の停止など処理も容易に行なうことができる。
【0108】
【発明の効果】第1の発明に係るエレベータの情報報知
装置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複
数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情
報を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記
報知情報は種類の異なる第1の情報、第2の情報と第3
の情報とから構成され、第1の情報は第2の情報及び第
3の情報より優先的に報知され、第2の情報は第3の情
報より優先的に報知されるので、報知器が無報知になっ
て利用者に違和感を与えることを防止することができ
る。
装置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複
数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情
報を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記
報知情報は種類の異なる第1の情報、第2の情報と第3
の情報とから構成され、第1の情報は第2の情報及び第
3の情報より優先的に報知され、第2の情報は第3の情
報より優先的に報知されるので、報知器が無報知になっ
て利用者に違和感を与えることを防止することができ
る。
【0109】第2の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第1の発明において前記第1の情報はエレベータ
の運行状況に関係するエレベータ管制情報、前記第3の
情報はエレベータの機能に関するエレベータ案内情報、
前記第2の情報はエレベータ以外に関する一般情報であ
るので、利用者の便に供することができる。
置は、第1の発明において前記第1の情報はエレベータ
の運行状況に関係するエレベータ管制情報、前記第3の
情報はエレベータの機能に関するエレベータ案内情報、
前記第2の情報はエレベータ以外に関する一般情報であ
るので、利用者の便に供することができる。
【0110】第3の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第2の発明において前記一般情報は報知スケジュ
ールに基づいて報知されるので、報知を必要とする時間
帯に渡り自動的に報知することができる。
置は、第2の発明において前記一般情報は報知スケジュ
ールに基づいて報知されるので、報知を必要とする時間
帯に渡り自動的に報知することができる。
【0111】第4の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第2の発明において前記エレベータの機能が記憶
されたエレベータ機能記憶手段と、前記エレベータ機能
記憶手段に記憶されている前記エレベータの機能を抽出
する機能抽出手段とを有し、前記エレベータ案内情報
は、前記機能抽出手段での抽出結果を基にして報知され
るので、エレベータを設置及び補修の際に設定忘れを防
止できる。
置は、第2の発明において前記エレベータの機能が記憶
されたエレベータ機能記憶手段と、前記エレベータ機能
記憶手段に記憶されている前記エレベータの機能を抽出
する機能抽出手段とを有し、前記エレベータ案内情報
は、前記機能抽出手段での抽出結果を基にして報知され
るので、エレベータを設置及び補修の際に設定忘れを防
止できる。
【0112】第5の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知情報を作成する情報
作成装置と、前記報知情報を報知手段から報知させる報
知指令を出力するエレベータ制御装置とを備え、前記エ
レベータ管制情報は前記報知指令の出力の時に報知され
るので、報知器が無報知になって利用者に違和感を与え
ることを防止することができる。
置は、第3の発明において前記報知情報を作成する情報
作成装置と、前記報知情報を報知手段から報知させる報
知指令を出力するエレベータ制御装置とを備え、前記エ
レベータ管制情報は前記報知指令の出力の時に報知され
るので、報知器が無報知になって利用者に違和感を与え
ることを防止することができる。
【0113】第6の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知情報を作成し、前記
報知スケジュールを管理する情報作成装置とを備え、前
記情報作成装置の前記報知スケジュールに基づき前記報
知手段から一般情報を報知するので、報知情報若しくは
報知スケジュールを作成する時のみ情報作成装置と報知
装置とを接続すればよい。
置は、第3の発明において前記報知情報を作成し、前記
報知スケジュールを管理する情報作成装置とを備え、前
記情報作成装置の前記報知スケジュールに基づき前記報
知手段から一般情報を報知するので、報知情報若しくは
報知スケジュールを作成する時のみ情報作成装置と報知
装置とを接続すればよい。
【0114】第7の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、第3の発明において前記報知装置は前記報知スケ
ジュールを管理し、前記報知装置の前記報知スケジュー
ルに基づき前記報知手段から一般情報を報知するので、
いちいち報知装置の記憶内容にアクセスすること無く報
知情報の確認及び修正が可能となる。
置は、第3の発明において前記報知装置は前記報知スケ
ジュールを管理し、前記報知装置の前記報知スケジュー
ルに基づき前記報知手段から一般情報を報知するので、
いちいち報知装置の記憶内容にアクセスすること無く報
知情報の確認及び修正が可能となる。
【0115】第8の発明に係るエレベータの情報報知装
置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複数
の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情報
を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記報
知情報はエレベータの運行状況に関係するエレベータ管
制情報と、エレベータの機能に関するエレベータ案内情
報と、エレベータ以外に関し報知時間が指定された一般
情報とから構成され、エレベータ管制情報の報知指令が
出力されている時はエレベータ管制情報をエレベータ案
内情報及び一般情報よりも優先的に報知し、報知時間内
の時は一般情報をエレベータ案内情報よりも優先的に報
知し、エレベータ管制情報の報知指令の未出力及び報知
時間外の時はエレベータ案内情報を報知するので、報知
器が無報知になって利用者に違和感を与えることを防止
することができる。
置は、エレベータのかご若しくは乗場に設置された複数
の報知装置に夫々設けられた報知手段によって報知情報
を報知するエレベータの情報報知装置であって、前記報
知情報はエレベータの運行状況に関係するエレベータ管
制情報と、エレベータの機能に関するエレベータ案内情
報と、エレベータ以外に関し報知時間が指定された一般
情報とから構成され、エレベータ管制情報の報知指令が
出力されている時はエレベータ管制情報をエレベータ案
内情報及び一般情報よりも優先的に報知し、報知時間内
の時は一般情報をエレベータ案内情報よりも優先的に報
知し、エレベータ管制情報の報知指令の未出力及び報知
時間外の時はエレベータ案内情報を報知するので、報知
器が無報知になって利用者に違和感を与えることを防止
することができる。
【図1】 本発明の実施の形態1を示す全体構成図。
【図2】 本発明の実施の形態1を示すハードウエア構
成図。
成図。
【図3】 本発明の実施の形態1における情報系ケーブ
ル上を伝送するデータの構造図。
ル上を伝送するデータの構造図。
【図4】 本発明の実施の形態1における制御系ケーブ
ル上を伝送するデータの構造図。
ル上を伝送するデータの構造図。
【図5】 本発明の実施の形態1における情報作成装置
のフローチャート。
のフローチャート。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるエレベータ制
御装置内の報知指令出力手段のフローチャート。
御装置内の報知指令出力手段のフローチャート。
【図7】 本発明の実施の形態1における報知装置のフ
ローチャート。
ローチャート。
【図8】 本発明の実施の形態2を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】 本発明の実施の形態2を示す全体構成図であ
る。
る。
【図10】 本発明の実施の形態2における制御系ケー
ブル上を伝送するデータの構造図。
ブル上を伝送するデータの構造図。
【図11】 本発明の実施の形態2におけるエレベータ
制御装置のフローチャート。
制御装置のフローチャート。
【図12】 本発明の実施の形態2における報知装置の
フローチャート。
フローチャート。
【図13】 本発明の実施の形態3を示す全体構成図で
ある。
ある。
【図14】 本発明の実施の形態3を示すハードウエア
構成図。
構成図。
【図15】 本発明の実施の形態3における情報系ケー
ブル上を伝送するデータの構造図。
ブル上を伝送するデータの構造図。
【図16】 本発明の実施の形態3における情報作成装
置のフローチャート。
置のフローチャート。
【図17】 本発明の実施の形態3におけるエレベータ
制御装置のフローチャート。
制御装置のフローチャート。
1 情報作成装置、2 エレベータ制御装置、3−1〜
3−n 報知装置、4情報系ケーブル、5 制御系ケー
ブル、10 情報作成手段、11 報知データ出力手
段、12 時計、20 報知指令出力手段、21 報知
許可出力手段、30−1〜30−n 報知データ記憶手
段、31−1〜31−n 報知手段、32−1〜32−
n 時計、33−1〜33−n 報知許可記憶手段、3
4−1〜34−n 報知器、40−1、40−2、40
−31〜40−3n 中央処理装置(CPU)、41−
1、41−2、41−31〜41−3n 読み出し専用
のメモリ(ROM)、42−1、42−2、42−31
〜42−3n 読み書き可能なメモリー(RAM)、4
3−1、43−2、43−31〜43−3n 入出力I
/F、44−1、44−2、44−31〜44−3n
バス群、45 キーボード、46−1〜46−n ディ
スプレイ、100 報知情報データ、110セレクタ、
120 コマンド、130 メッセージデータ、131
番号、132 テキスト長、133 テキストデー
タ、134 開始時刻、135 終了時刻、200 報
知指令データ、201 セレクタ、202 コマンド、
203報知情報番号データ、204 報知指令条件成立
タイミング、300 報知許可データ、301 セレク
タ、302 コマンド、303 報知情報番号データ、
304 機能有無検出タイミング。
3−n 報知装置、4情報系ケーブル、5 制御系ケー
ブル、10 情報作成手段、11 報知データ出力手
段、12 時計、20 報知指令出力手段、21 報知
許可出力手段、30−1〜30−n 報知データ記憶手
段、31−1〜31−n 報知手段、32−1〜32−
n 時計、33−1〜33−n 報知許可記憶手段、3
4−1〜34−n 報知器、40−1、40−2、40
−31〜40−3n 中央処理装置(CPU)、41−
1、41−2、41−31〜41−3n 読み出し専用
のメモリ(ROM)、42−1、42−2、42−31
〜42−3n 読み書き可能なメモリー(RAM)、4
3−1、43−2、43−31〜43−3n 入出力I
/F、44−1、44−2、44−31〜44−3n
バス群、45 キーボード、46−1〜46−n ディ
スプレイ、100 報知情報データ、110セレクタ、
120 コマンド、130 メッセージデータ、131
番号、132 テキスト長、133 テキストデー
タ、134 開始時刻、135 終了時刻、200 報
知指令データ、201 セレクタ、202 コマンド、
203報知情報番号データ、204 報知指令条件成立
タイミング、300 報知許可データ、301 セレク
タ、302 コマンド、303 報知情報番号データ、
304 機能有無検出タイミング。
Claims (8)
- 【請求項1】 エレベータのかご若しくは乗場に設置さ
れた複数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって
報知情報を報知するエレベータの情報報知装置であっ
て、前記報知情報は種類の異なる第1の情報、第2の情
報と第3の情報とから構成され、第1の情報は第2の情
報及び第3の情報より優先的に報知され、第2の情報は
第3の情報より優先的に報知されることを特徴とするエ
レベータの情報報知装置。 - 【請求項2】 前記第1の情報はエレベータの運行状況
に関係するエレベータ管制情報、前記第3の情報はエレ
ベータの機能に関するエレベータ案内情報、前記第2の
情報はエレベータ以外に関する一般情報であることを特
徴とする請求項1記載のエレベータの報知情報装置。 - 【請求項3】 前記一般情報は報知スケジュールに基づ
いて報知されることを特徴とする請求項2記載のエレベ
ータの報知情報装置。 - 【請求項4】 前記エレベータの機能が記憶されたエレ
ベータ機能記憶手段と、前記エレベータ機能記憶手段に
記憶されている前記エレベータの機能を抽出する機能抽
出手段とを有し、前記エレベータ案内情報は、前記機能
抽出手段での抽出結果を基にして報知されることを特徴
とする請求項2記載のエレベータの情報報知装置。 - 【請求項5】 前記報知情報を作成する情報作成装置
と、前記報知情報を報知手段から報知させる報知指令を
出力するエレベータ制御装置とを備え、前記エレベータ
管制情報は前記報知指令の出力の時に報知されることを
特徴とする請求項3記載のエレベータの情報報知装置。 - 【請求項6】 前記報知情報を作成し、前記報知スケジ
ュールを管理する情報作成装置とを備え、前記情報作成
装置の前記報知スケジュールに基づき前記報知手段から
一般情報を報知することを特徴とする請求項3記載のエ
レベータの情報報知装置。 - 【請求項7】 前記報知装置は前記報知スケジュールを
管理し、前記報知装置の前記報知スケジュールに基づき
前記報知手段から一般情報を報知することを特徴とする
請求項3記載のエレベータの情報報知装置。 - 【請求項8】 エレベータのかご若しくは乗場に設置さ
れた複数の報知装置に夫々設けられた報知手段によって
報知情報を報知するエレベータの情報報知装置であっ
て、前記報知情報はエレベータの運行状況に関係するエ
レベータ管制情報と、エレベータの機能に関するエレベ
ータ案内情報と、エレベータ以外に関し報知時間が指定
された一般情報とから構成され、エレベータ管制情報の
報知指令が出力されている時はエレベータ管制情報をエ
レベータ案内情報及び一般情報よりも優先的に報知し、
報知時間内の時は一般情報をエレベータ案内情報よりも
優先的に報知し、エレベータ管制情報の報知指令の未出
力及び報知時間外の時はエレベータ案内情報を報知する
ことを特徴とするエレベータの情報報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019939A JP2001206655A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | エレベータの情報報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000019939A JP2001206655A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | エレベータの情報報知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001206655A true JP2001206655A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18546571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000019939A Withdrawn JP2001206655A (ja) | 2000-01-28 | 2000-01-28 | エレベータの情報報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001206655A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008290836A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Hitachi Ltd | エレベーター制御装置 |
JP2014101201A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータシステム |
CN103917470A (zh) * | 2011-11-25 | 2014-07-09 | 三菱电机株式会社 | 电梯的信息显示装置 |
JP7070747B1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-05-18 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
-
2000
- 2000-01-28 JP JP2000019939A patent/JP2001206655A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008290836A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Hitachi Ltd | エレベーター制御装置 |
CN103917470A (zh) * | 2011-11-25 | 2014-07-09 | 三菱电机株式会社 | 电梯的信息显示装置 |
US9382097B2 (en) | 2011-11-25 | 2016-07-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator information display device |
JP2014101201A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-06-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータシステム |
JP7070747B1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-05-18 | フジテック株式会社 | エレベータシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040625 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061130 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070618 |