JP2001206296A - 保守メッセージを発生する方法と装置 - Google Patents

保守メッセージを発生する方法と装置

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JP2001206296A
JP2001206296A JP2000362015A JP2000362015A JP2001206296A JP 2001206296 A JP2001206296 A JP 2001206296A JP 2000362015 A JP2000362015 A JP 2000362015A JP 2000362015 A JP2000362015 A JP 2000362015A JP 2001206296 A JP2001206296 A JP 2001206296A
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Mark Gerard Butz
マーク・ジェラルド・バッツ
Richard Francis Schuster
リチャード・フランシス・スチュスター
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General Electric Co
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    • G05B23/0205Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults
    • G05B23/0259Electric testing or monitoring by means of a monitoring system capable of detecting and responding to faults characterized by the response to fault detection
    • G05B23/0267Fault communication, e.g. human machine interface [HMI]
    • G05B23/027Alarm generation, e.g. communication protocol; Forms of alarm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64FGROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B64F5/00Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間欠的な並びに「範囲内」の故障に関係する
メッセージを発生するセンサ選択状態監視及び保守論理
に関する。 【解決手段】 1実施例では、選択状態数(52)が飛
行中に変化する回数を示す変化カウント(54)を発生
する。選択状態数(52)が飛行中に各々の考えられる
状態に記録された時間の長さを示す持続時間表(56)
を発生する。保守論理(14)が監視論理(12)から
の出力を利用して、保守メッセージを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は全体的にエンジンの動作の監
視、更に具体的に言うと、エンジンの動作を監視して、
範囲外及び範囲内の両方の故障状態に対する保守メッセ
ージを発生することに関する。
【0002】エンジン制御装置(ECU)は、重要故
障、即ち、長期間に互って変わらないでいる開路又は短
絡状態を捕捉するのに最適にしたハードウエア及びソフ
トウエアを使って、センサ・システムの問題を検出し
て、保守メッセージを発生する。典型的には、重要故障
は、センサ、ケーブル又はECUデータ収集ハードウエ
ア内の機械的な問題から生ずる。ECUが有効認定論理
を持ち、信号が「範囲外」であれば、これが有効認定フ
ラグを無効状態にセットする。
【0003】ECUはセンサ選択論理をも持っており、
これは入力信号の有効認定フラグを監視して、エンジン
制御論理で使うのに最善の信号を選択する。例えば、1
つのセンサに対する有効認定フラグが無効にセットされ
ていて、ECUに対して2重センサ入力が設けられてい
る場合、ECUセンサ選択論理が、他方のセンサの有効
性を調べる。他方のセンサの有効認定フラグが有効にセ
ットされていれば、センサ選択論理はこの「範囲内」セ
ンサからの信号を選択する。両方のセンサが故障した場
合、即ち両方のフラグが無効にセットされている場合、
又は2番目のセンサを利用出来ない場合、ECUセンサ
選択論理はモデル又はフェールセーフの値を選択する。
両方のセンサに対する有効認定フラグが有効にセットさ
れている場合、選択される値は2つのセンサの値の平均
であるのが典型的である。
【0004】センサ選択論理が、とられた故障対処の種
類を示す選択状態(SST)数をも発生する。この後、
SST数を保守論理で使って、保守メッセージを発生す
る。具体的に言うと、故障状態SST数が、一般的に持
続時間と呼ばれる特定の期間の間セットされている場
合、保守メッセージが航空機中央管理システムに伝送さ
れる。典型的には飛行後保守動作は、こういうメッセー
ジに基づいている。
【0005】上に述べたECUは、間欠的な機械的な問
題による故障状態又は多くの「範囲内」故障状態に対し
て、保守メッセージを発生しない。間欠的な状態に対し
て保守メッセージが発生されないのは、こういう状態で
は、信号が持続時間の条件(典型的には10秒)より長
い期間に互って「範囲外」状態にとどまらないからであ
る。信号が変動するが、「範囲内」にとどまるような多
くの故障、即ち範囲内故障に対しても、保守メッセージ
が発生されない。従って、こういう故障に対しては、有
効認定論理のフラグが無効状態にセットされず、センサ
選択論理は、別のセンサを使って差別試験を行うことが
出来なければ、変動信号を選択する。2番目のセンサが
利用出来て、センサ選択論理のセンサ毎の差別の限界を
超えた場合でも、変動信号が、持続時間の条件を超える
期間の間変動したま丶でいなければならないので、依然
として保守メッセージが発生されないことがある。こう
いう種類の信号の変動性が起こり得るのは、「範囲内」
故障が典型的には入力信号と直列の又は信号線と大地の
間の時間的に変化する抵抗によって起こるのが典型的で
あるからである。
【0006】こういう故障状態、即ち間欠的な状態によ
る故障、及び「範囲内」の故障に対して保守メッセージ
を発生することが出来ないことにより、故障状態の傾向
を追って、重要故障が起こるときを予測する能力を持つ
ことは出来ない。このような予測能力は、エンジンの多
くの故障状態は航空機の遅れ及び取消しを招くことがあ
るので、管理計画にとっては特に役に立つ。
【0007】
【発明の簡単な要約】間欠的及び「範囲内」の故障に関
係するメッセージを発生する為のセンサ選択状態監視及
び保守論理を説明する。1実施例では、監視論理が現在
のセンサ選択論理からのSST数を利用する。具体的に
言うと、SST数の現在値を前の値と比較して、SST
数が飛行中に変化する回数を示す変化カウントを発生す
る。監視論理も、SST数が飛行中に各々のその考えら
れる状態にある時間の長さを示す持続時間値を発生す
る。
【0008】保守論理が監視論理からの出力を利用し
て、保守メッセージを発生する。更に具体的に言うと、
保守論理がSST数変化カウンタ出力を利用して、変化
カウンタ数が閾値限界を超えた場合、実時間保守メッセ
ージを発生する。SST数持続時間表も保守論理で利用
して、表の情報からパターンを検出して、故障の種類を
自動的に検出し、適当な飛行後管理メッセージを発生す
ることが出来るようにする。
【0009】
【発明の詳しい説明】図1は電子式制御装置(ECU)
10のブロック図である。装置10は監視論理12及び
保守論理14を含む。論理12及び14は、例えばEC
U 10の不揮発性メモリに記憶することが出来、後で
詳しく説明する様に、保守メッセージを発生する為に利
用される。
【0010】ECU 10内のセンサ選択論理によって
SST数が発生される。表1は、2重センサ2重プロセ
ッサ・システムに対する典型的なセンサ選択論理図を示
す。各々のプロセッサがその局部的なセンサ及びクロス
チャンネル・センサから有効認定情報を収集する。有効
認定フラグの状態に応じて、選択される値及びSST数
が決定される。
【0011】
【表1】
【0012】表1に示す論理図では、SST数4は使わ
ない。別の実施例では、SST数2及び3をSST数4
に置き換える。別の実施例では、SST数4がフェール
セーフの値に等しい選ばれた値を発生する。この別の実
施例は、例えば、センサのモデル値を決定することが出
来ない場合に使われる。SST数の数字の範囲は、2入
力より多くを持つセンサ・システムでは、又は更に複雑
な選択論理を必要とするシステムでは、7より大きくす
ることが出来る。
【0013】監視論理12は、各々の入力センサに対す
るSST数を監視し、このSSTの値が飛行中に前の値
から変化する回数を変化カウンタに記録する。監視論理
12は各々の入力センサに対するSST数を監視し、S
ST値が飛行中に各々のそれに考えられる状態を記録し
た合計時間を示す持続時間表をも発生する。保守論理1
4は、変化カウンタ値が特定の閾値限界を超えたとき、
実時間保守メッセージを発生する。
【0014】図2は航空機データ収集装置20のブロッ
ク図である。監視論理12及び保守論理14は、ECU
10に記憶する(図1)代わりに、装置20に記憶す
ることが出来る。ECU 10にある場合と同じく、論
理12及び14が装置20の不揮発性メモリに記憶され
る。
【0015】図3は地上装置30のブロック図である。
飛行後パターン検出アルゴリズム32が装置30に記憶
されていて、後で更に詳しく説明するように、やはり保
守メッセージを発生する。アルゴリズム32が装置30
の不揮発性メモリに記憶される。飛行後パターン検出ア
ルゴリズム32は、持続時間表のデータに故障状態パタ
ーンが確認されたとき、飛行後保守メッセージを発生す
る。
【0016】図4は航空機中央管理システム40のブロ
ック図である。飛行後パターン検出アルゴリズム32
は、(図3に示す)地上装置30ではなく、航空機中央
管理システム40に記憶することが出来、後で更に詳し
く説明するように、保守メッセージを発生する。飛行後
パターン検出アルゴリズム32が航空機中央管理システ
ム40の不揮発性メモリに記憶される。飛行後パターン
検出アルゴリズム32は持続時間表のデータに故障状態
パターンが確認されたとき、飛行後保守メッセージを発
生する。
【0017】図5は、監視論理12、保守論理14及び
飛行後パターン検出アルゴリズム32を用いた処理を示
す論理図である。全般的に言うと、SST数52がセン
サ選択論理によって発生され、SST数の現在値が前の
値から変化する度に、変化カウンタ54がインクレメン
トされる。表2は、局部的なN2センサが間欠的に3回
「範囲外」無効状態(SST数=5)になるまで故障
し、それに対してクロスチャンネルN2センサが飛行中
有効のま丶でいた場合の変化カウンタ54の動作並びに
カウントがどのようにインクレメントされるかを示す。
変化カウンタの値が各々のセンサに対して発生される。
【0018】
【表2】
【0019】センサSST数持続時間表論理56が同じ
SST数を使って、SST数の値がその考えられる各々
の状態で測定された時間の長さを示す表を作る。表3
は、エンジンのセンサの問題が何もなく、正常な飛行で
論理56によって発生される持続時間表を示す。
【0020】
【表3】
【0021】「SST=1」列にある999という値
は、時間の値に対する上限を表す。SST数の他の列に
対する時間の値は全部0であるから、5個のセンサは飛
行中常に故障しない状態にあった。
【0022】表4は、表2の変化カウンタのデータによ
って表されるように、飛行中に間欠的なN2センサの故
障状態があった場合、論理56によって発生される持続
時間表を示す。
【0023】
【表4】
【0024】表4は、「SST数=5」の列に9の値を
持っているが、これは飛行中、局部的なN2センサが無
効である9秒間があったことを示す。
【0025】保守論理14が、飛行中、変化カウンタの
値を閾値限界58と比較する。カウンタの値が限界58
を超えると、直ちに実時間保守メッセージが発生される
(60)。例えば、表2に示す間欠的なN2センサの故
障状態があった飛行では、閾値限界が6又はそれより大
きくても、保守メッセージは発生されない。しかし、同
じ飛行で、閾値限界が5又はそれ未満であれば、保守メ
ッセージが発生される。
【0026】ECU 10(図1)に閾値限界58及び
保守論理14を取付けたとき、ECU 10の出力は、
特定の故障状態を示す離散的な信号である。この情報が
ECU(10)からデータ母線に伝送される。航空機デ
ータ収集装置20及び航空機中央管理システム40が母
線を介してこの情報を受取り、両方の装置20及び40
が、特定の故障状態に基づいて、保守メッセージを発生
する。閾値限界58及び保守論理14が、航空機データ
収集装置20に設けられている場合、このメッセージは
装置20のみによって発生される。
【0027】飛行後パターン検出アルゴリズム32が、
SST数持続時間表56からのデータを利用して、飛行
後表のデータを評価する。具体的に言うと、1実施例で
は、アルゴリズム32は、センサが飛行中常に故障のな
い状態であったことを示す持続時間データを持つ全ての
センサに対するデータを除く。残りのセンサ・データの
故障パターンを評価する。故障パターンを確認したと
き、飛行後保守メッセージ62が発生される。
【0028】例えば、表4に示したN2センサ持続時間
データに基づいて言えば、N1、T25、PS3及びT
495センサは以後の処理から除かれる。それは、これ
らのセンサは常に故障のない(SST数=1)状態にあ
ったことをデータが示していて、0以外の時間の値を持
つ他の列がないからである。N2センサについて言う
と、「SST数=5」の列にある9の値は、局部的なN
2センサ・システムが飛行中のあるときに故障したこと
を示す。その値が999ではないから、これは故障が間
欠的であったことを示す。0以外の時間の値を持つこの
他の列がないから、クロスチャンネル・センサは故障し
ておらず、「範囲内」故障の表示もない。この情報を使
って、局部的なチャンネルN2のセンサ・システムの間
欠的な故障に焦点を合わせた飛行後保守メッセージが発
生される。
【0029】パターン検出アルゴリズム32がSST数
の各々の状態に対するセンサSST値の種々の組合せを
利用する。表5は、SST数持続時間表のシナリオの考
えられる組合せ並びに各々のシナリオの原因となる故障
状態を示している。表5のNNNの値は、秒で表した時
間の値である。NNNの値が999秒である場合、これ
は時間の値の上限であるが、これはセンサ・システムが
飛行のかなりの期間の間(例えば16分より長い間)こ
の状態にとどまっており、これは重要故障状態を示す。
NNNの値が10秒未満である場合、ECU持続時間限
界を超えておらず、ECUの保守メッセージは発生され
ない。NNNの値が10秒より大きいが、ECU保守メ
ッセージが発生されない場合がある。こういう場合は、
10秒の期間より長い間、故障したま丶にとどまらなか
った間欠的な信号が原因である。
【0030】図6−9は、表5に示した故障状態を判定
する為のパターン検出アルゴリズム32のプロセス工程
を示す。図6には考えられる4つの故障シナリオの経路
が示されている。具体的に言うと、動作開始102の
後、SST=1の値が999に等しければ(104)、
他のSSTの値を調べて、その内の何れかが0に等しい
かどうかを判断する(106)。他の値が0に等しけれ
ば、「センサ・システムの故障なし」という飛行後メッ
セージが発生される(108)。1つ又は更に多くの値
が0に等しいくない場合、これは飛行中に1つ又は更に
多くの故障が発生したことを示しており、処理は図7に
示すように続く(連結子A 110)。
【0031】更に図6で、SST=1の値が999に等
しくない場合、SST=1の値を調べて、それが0に等
しいかどうかを判断する(112)。その値が0に等し
ければ、これは飛行全体に互って重要故障が存在したこ
とを示しており、処理が図8に示すように続けられる
(連結子B 114)。その値が0に等しくない場合、
これは飛行中に重要故障が発生したことを示しており、
処理が図9に示すように続けられる(連結子C 11
6)。工程108が完了した後、又はこれから詳しく説
明する図7、8又は9に示す処理が完了した後、処理が
118で終わる。
【0032】次に図7について説明すると、論理12
0、122、124、126及び128は、間欠的な信
号により、SST数の持続時間値が10秒より長くなっ
た場合を検出する。可変時間閾値V、W、X、Y及びZ
が、各々のセンサ・システムの故障モードに基づいて定
められる。この論理は、飛行後保守メッセージに更に多
くの故障傾向情報を必要とする場合、幾つかの時間閾値
の値を用いて構成することが出来る。
【0033】次に図8について説明すると、SST数7
が999に等しい値を持つ場合(130)、「両方のセ
ンサ・システムが飛行全体の間重要故障があった」とい
うメッセージが発生される(132)。SST数7が9
99に等しい値を持たない場合、SST数6を調べて、
それが999に等しい値を持つかどうかを判断する(1
34)。SST数6が999に等しい値を持つ場合、
「クロスチャンネル・センサ・システムに飛行全体の間
重要故障があった」というメッセージが発生される(1
36)。工程136でメッセージを発生した後、又はS
ST数6が999の値を持たない場合、処理が工程13
8に進む。工程138で、SST数5を調べて、それが
999の値を持つかどうかを判断する。SST5数が9
99の値を持てば、「局部チャンネル・センサ・システ
ムに飛行全体の間重要故障があった」というメッセージ
が発生される(140)。SST数5が999の値を持
っていなければ、処理が終わる(118)。工程132
及び140の後でも処理が終わる。一般的に、図8に示
す処理工程は、飛行全体に互る重要故障を検出する。
【0034】次に図9について説明すると、SST数7
が999に等しい値を持つ場合(142)、「両方のセ
ンサ・システムに飛行中重要故障があった」というメッ
セージが発生される(144)。SST数7が999に
等しい値を持たない場合、SST数6を調べて、それが
999に等しい値を持つかどうかを判断する(14
6)。SST数6が999に等しい値を持つ場合、「ク
ロスチャンネル・センサ・システムに飛行中に重要故障
があった」というメッセージが発生される(148)。
工程148でメッセージを発生した後、又はSST数6
が999の値を持たない場合、処理が工程150に進
む。SST数5を調べて、それが999の値を持つかど
うかを判断する(150)。SST数5が999の値を
持っていれば、「局部チャンネル・センサ・システムに
飛行中重要故障があった」というメッセージが発生され
る(152)。SST数5が999の値を持っていなけ
れば、処理が終わる(118)。工程144及び152
の後でも処理が終わる。一般的に、図9に示す処理工程
は、飛行中の重要故障を検出する。
【0035】上に述べた処理により、故障情報を表す1
つ又は更に多くの飛行後保守メッセージが発生される。
故障に考えられるシナリオ(即ち、2重センサ・システ
ムに対するセンサSSTの値の組合せ)が表5にまとめ
て示されている。
【0036】
【表5】
【0037】パターン検出アルゴリズム32は、2つの
チャンネルの内のどちらが「エンジンの制御に当たって
いる」かを決定するECU論理と組合わせることが出
来、局部的なチャンネル又はクロスチャンネルの代わり
に、故障がチャンネルA又はチャンネルBのどちらであ
ったかを示す飛行後保守メッセージを発生することが出
来る。
【0038】変化カウンタ論理54及び持続時間表論理
56を表2、3及び4のような表に関連して上に説明し
たが、これらの表は物理的に発生する必要がないことを
承知されたい。その代わりに、これらの表に表されたデ
ータはプロセッサによって発生され、メモリ内の場所
(例えばランダムアクセス・メモリ)に記憶される。そ
のとき、プロセッサはこのデータを利用して、上に述べ
た動作を行う。この明細書で言う表という言葉は、デー
タの表示を判り易くする為にここに示した実際の表に制
限されず、ここで述べた処理の為にデータを捕捉するこ
とを指す。
【0039】この発明を種々の特定の実施例に関連して
説明したが、当業者であれば、この発明を特許請求の範
囲内で変更して実施することが出来ることが理解されよ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子式制御装置のブロック図。
【図2】航空機データ収集装置のブロック図。
【図3】地上装置のブロック図。
【図4】航空機中央管理システムのブロック図。
【図5】監視論理及び保守論理の論理図。
【図6】パターン検出アルゴリズムのフローチャート。
【図7】図6に示したフローチャートの続き。
【図8】図6に示したフローチャートの続き。
【図9】図6に示したフローチャートの続き。
【符号の説明】
10 電子式制御装置(ECU) 12 監視論理 14 保守論理 20 航空機データ収集装置 30 地上装置 32 飛行後パターン検出アルゴリズム 40 航空機中央管理システム 52 SST数 54 変化カウンタ 56 表論理 58 閾値限界 60 発生された保守メッセージ 62 飛行後保守メッセージ 102 動作 104 999に等しい値 106 0の値 108 発生された飛行後メッセージ 110 連結子A 112 0の値 114 連結子B 116 連結子C 118 処理の終わり 120 論理 122 論理 124 論理 126 論理 128 論理 130 999に等しい値 132 発生されたメッセージ 134 999に等しい値 136 発生されたメッセージ 138 工程 140 発生されたメッセージ 142 999に等しい値 144 発生されたメッセージ 146 999に等しい値 148 発生されたメッセージ 150 工程 152 発生されたメッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・フランシス・スチュスター アメリカ合衆国、オハイオ州、ラブラン ド、マイアミ・トレイルズ・ドライブ、 6619番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機内のセンサの状態を監視する方法
    に於て、選択状態数(52)が飛行中に変化する回数を
    示す変化カウント(54)を発生し、選択状態数が飛行
    中に各々のその考えられる状態にある時間の長さを示す
    持続時間値を発生する工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 選択状態数(52)が飛行中に変化する
    回数を示す変化カウント(54)を発生することが、セ
    ンサに対する選択状態数を監視する工程で構成される請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 持続時間値を発生することが、センサに
    対する選択状態数(52)を監視する工程を含む請求項
    1記載の方法。
  4. 【請求項4】 更に、変化カウント(54)及び持続時
    間値の内の少なくとも一方を利用して保守メッセージを
    発生する工程を含む請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 保守メッセージを発生することが、変化
    カウンタ(54)が予め選ばれた限界を超えるかどうか
    を判定し、予め選ばれた限界を超えた場合、保守メッセ
    ージを発生する工程を含む請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 保守メッセージを発生することが、飛行
    後パターン検出アルゴリズム(32)を実行し、故障パ
    ターンが検出された場合、保守メッセージを発生する工
    程を含む請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 航空機内のセンサの状態を監視する装置
    に於て、選択状態数(52)が飛行中に変化する回数を
    示す変化カウント(54)を発生し、選択状態数が飛行
    中に各々のその考えられる状態にある時間の長さを示す
    持続時間値を発生するようにプログラムされたプロセッ
    サを有する装置。
  8. 【請求項8】 選択状態数(52)が飛行中に変化する
    回数を示す変化カウント(54)を発生する為に、前記
    プロセッサがセンサに対する選択状態数を監視するよう
    にプログラムされている請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 持続時間値を発生する為に、前記プロセ
    ッサがセンサに対する選択状態数(52)を監視するよ
    うにプログラムされている含む請求項7記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記プロセッサが更に、変化カウント
    (54)及び持続時間値の内の少なくとも一方を利用し
    て保守メッセージを発生するようにプログラムされてい
    る請求項7記載の装置。
  11. 【請求項11】 保守メッセージを発生する為に、前記
    プロセッサが更に、変化カウンタ(54)が予め選ばれ
    た限界を超えたかどうかを判定し、予め選ばれた限界を
    超えている場合、保守メッセージを発生するようにプロ
    グラムされている請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 保守メッセージを発生する為に、前記
    プロセッサが更に、飛行後パターン検出アルゴリズム
    (32)を実行し、故障パターンが検出された場合、保
    守メッセージを発生するようにプログラムされている請
    求項10記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記プロセッサが、電子式制御装置
    (10)、航空機データ収集装置(20)、地上装置
    (30)及び航空機中央管理システム(40)の内の少
    なくとも1つに設けられている請求項7記載の装置。
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