JP2001205459A - 摩擦攪拌接合装置および摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

摩擦攪拌接合装置および摩擦攪拌接合方法

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refrigerant
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裕人 菅野
Nobuo Komatsu
信夫 小松
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比朗志 松浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルのベアリングが摩擦攪拌接合によ
り生じた熱により劣化することを防止するとともに、被
接合材を簡単かつ効果的に冷却することができる摩擦攪
拌接合装置およびそれを用いた摩擦攪拌接合方法を提供
する。 【解決手段】 被接合材2a、2bを摩擦攪拌接合する
プローブ3と、プローブ3を一端に支持するスピンドル
4と、スピンドル4をベアリング5、6、7を介して回
転自在に保持する筐体8と、被接合材2a、2bの接合
部分の裏面を少なくとも支持する裏当て治具9とを備え
てなる摩擦攪拌接合装置1であって、スピンドル4を冷
却するためのスピンドル冷却機構と被接合材2a、2b
を冷却するための温度調節手段を備えた摩擦攪拌接合装
置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦攪拌接合装置
および摩擦攪拌接合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】被接合材どうしを固相接合するための摩
擦攪拌接合は、プローブの回転による摩擦熱を被接合材
に与えて、被接合材を軟化かつ混合させて、被接合材ど
うしを一体的に接合させる方法である。ここで、プロー
ブの回転による摩擦熱は、接合部の健全性に影響を与え
るので、プローブの回転数と送り速度を調整して、摩擦
攪拌接合中の被接合材の温度変化を抑制しなければなら
ない。また、被接合材の温度が上昇しすぎた場合は、プ
ローブの進行方向側にバリが発生し、このバリの抵抗が
接合の妨げとなっていた。従って、被接合材の温度を制
御しつつ、速やかに、高品質の接合を行うことが困難で
あった。そこで、プローブおよび被接合材の冷却が行わ
れている。
【0003】従来、摩擦攪拌接合に用いる摩擦攪拌接合
装置の冷却は、特開平10−52770号公報や特開平
11−10367号公報に開示されるように、摩擦接合
用のプローブの内部に冷媒を流通させることでプローブ
の冷却を行ったり、摩擦攪拌接合用のプローブの下端部
または、下端部近傍のプローブ外表面に冷媒を吹き付け
てプローブの冷却を行っていた。また、摩擦攪拌接合の
際のワークの接合部の冷却は、特開平10−52770
号公報に開示されるように、冷媒が、プローブの下端部
だけでなく、被接合材の接合部の上表面に吹き付けられ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プローブの下
端部および下端部近傍のみを冷却すると、プローブ自体
の寿命を長くすることができるが、プローブを保持する
スピンドルを冷却していないので、摩擦攪拌接合により
生じた熱が、プローブを介してスピンドルに伝わり、ス
ピンドルを回転可能に支持するベアリングを劣化させる
ことがあった。また、摩擦攪拌接合時には、被接合材の
接合部の温度が大きく上昇するため、被接合材は全体が
高温になるとともに温度分布が生じ、これが原因となっ
て、接合された被接合材が歪んでしまうことがあった。
なお、この現象は、被接合材が薄肉で長尺の部材からな
る場合は特に顕著に見られる。また、水などを被接合材
の接合部に吹き付けると、却って接合部が腐食してしま
うことがあった。
【0005】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたもので、スピンドルのベアリングが摩擦攪拌接
合により生じた熱により劣化することを防止できる摩擦
攪拌接合装置およびそれを用いた摩擦攪拌接合方法を提
供することを目的とする。また、本発明は、被接合材を
簡単かつ効果的に冷却することができる摩擦攪拌接合装
置およびそれを用いた摩擦攪拌接合方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、被接合材を摩
擦攪拌接合するプローブと、プローブを一端に支持する
スピンドルと、スピンドルをベアリングを介して回転自
在に保持する筐体と、被接合材の少なくとも接合される
部分の裏面を支持する裏当て治具とを備えてなる摩擦攪
拌接合装置であって、スピンドルを冷却するためのスピ
ンドル冷却機構を備えた構成とした。スピンドル冷却機
構により、摩擦攪拌接合時に発生する熱によるベアリン
グの劣化を防止できる。
【0007】また、スピンドル冷却機構は、筐体を貫通
して筐体とスピンドルとの間に冷媒を供給する冷媒供給
口および冷媒を排出する冷媒排出口とを備えてなる構成
とした。簡単な構成でスピンドルと筐体を効率よく冷却
できる。
【0008】さらに、裏当て治具は基台に支持され、基
台の内部には、冷媒流通路を有し、冷媒流通路に冷媒を
供給する冷媒供給手段と、冷媒流通路から冷媒を排出す
る冷媒排出手段とを設けた構成とした。これにより、被
接合材全体を裏面から冷却することができるので、被接
合材を効率良く均一に冷却できる。
【0009】そして、基台には、裏当て治具の温度を測
定する測定手段と、冷媒の温度、流量、流速の少なくと
も一つを調節する温度調節手段とを備えた構成とした。
裏当て治具の表面近傍の温度を制御することで、被接合
材を所定の温度で均一に冷却できるので、被接合材の歪
みや、被接合材の接合部の腐食等の変質を防止できる。
【0010】また、被接合材を摩擦攪拌接合するプロー
ブと、プローブを一端に支持するスピンドルと、スピン
ドルをベアリングを介して回転自在に保持する筐体と、
被接合材の少なくとも接合される部分の裏面を支持する
裏当て治具とを備えてなる摩擦攪拌接合装置を用い、筐
体と前記スピンドルとの間に冷媒を流通せしめてスピン
ドルを冷却しつつ、摩擦攪拌接合することを特徴とする
摩擦攪拌接合方法とした。スピンドルを冷却しつつ、摩
擦攪拌接合を行うことができるので、摩擦攪拌接合によ
り発生する熱が、ベアリングに伝わるのを防止できる。
【0011】さらに、裏当て治具を支持する基台に冷媒
流通路を設け、冷媒流通路に冷媒を流通せしめて裏当て
治具を冷却しつつ、摩擦攪拌接合を行う方法とした。被
接合材を裏面から冷却しながら、摩擦攪拌接合を行える
ので、被接合材の歪みや被接合材の接合部の腐食等の変
質を防止できる。
【0012】そして、裏当て治具の温度を測定し、裏当
て治具の温度を所定の温度に調節しつつ、摩擦攪拌接合
を行う方法とした。これにより、被接合材を所定の温度
で均一に冷却しながら摩擦攪拌接合が行えるので、被接
合材の歪みや、被接合材の接合部の腐食等の変質を防止
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の摩擦攪拌接合装置の全体
図である。摩擦攪拌接合装置1は、回転により摩擦熱を
発生させ、被接合材である板状の被接合材2a、2bを
接合するためのプローブ3と、プローブ3を回転させる
ためのスピンドル4と、スピンドル4を回転自在に保持
する筐体8とからなる。そして、摩擦攪拌接合される被
接合材2a、2bは互いに接するように裏当て治具9の
上に配置されている。さらに、裏当て治具9は基台53
に支持されている。なお、スピンドル4およびプローブ
3は、図示しない駆動機構により回転するとともに、被
接合材2a、2bの境界線上を境界線に沿って移動でき
るものである。
【0014】プローブ3は、中心軸に対して回転対称な
形状を有している。プローブ3の材料は、被接合材2
a、2bの融点よりも十分融点の高い材料からなり、プ
ローブ3の回転による摩擦熱でプローブ3自身が溶ける
ことはない。
【0015】スピンドル4は、回転軸を有し、回転軸に
対して回転対称な形状を有している。また、スピンドル
4の下端には、スピンドル4の回転軸とプローブ3の中
心軸が同じ軸線上にのるようにプローブ3が支持されて
おり、スピンドル4の回転に伴って、プローブ3も回転
する。
【0016】筐体8は、スピンドル4を囲むように設け
られたスピンドルケース10と、スピンドルケース10
に内挿されたスリーブ11とからなる。スリーブ11
は、スピンドルとの間に空間20を形成しており、スリ
ーブ11の上端部、中間部、下端部において、それぞれ
ベアリング5、6、7によりスピンドル4を軸支してい
る。また、ベアリング7を支えるようにリヤーカバー1
4が、ベアリング5を支えるように第一フロントカバー
12が、それぞれスリーブ11に取り付けられている。
さらに、リアーカバー14には、スリーブ11とスピン
ドル4の間の空間20を封止するようにステップドスリ
ーブ19が挿入されている。一方、第一フロントカバー
12の下側には、第二フロントカバー13が取り付けら
れている。
【0017】次に、図1の部分Xの拡大図を図2に示
す。第二フロントカバー13の側面には、スピンドルを
冷却するための冷媒を供給する冷媒供給口15、16が
形成され、第二フロントカバー13の下端とスピンドル
4の間には冷媒排出口17が形成されている。なお、本
発明のスピンドル冷却機構は冷媒供給口15、16およ
び冷媒排出口17からなっている。
【0018】上側の冷媒供給口15から導入された冷媒
は、スピンドル4の周方向に刻まれた上側溝4bと第二
フロントカバー13の溝および第一フロントカバー2に
より形成される上部冷媒導入部15aに導入され、スピ
ンドル4および第一フロントカバー12を冷却する。上
部冷媒導入部15aに導入された冷媒は、主に、スピン
ドル4と第一フロントカバー12の間の隙間18を通
り、スピンドル4とスリーブ11の間の空間20に導入
され、スピンドル4およびベアリング5、6、7を冷却
したのち、冷媒排出口17から排出される。
【0019】下側の冷媒供給口16から導入された冷媒
は、スピンドル4の周方向に刻まれた下側溝4aと第二
フロントカバー13の溝とにより形成される下部冷媒導
入部16aに導入され、スピンドル4を冷却したのち、
冷媒排出口17から排出される。
【0020】図3(a)および図3(b)に示すよう
に、裏当て治具9は、長方体形状の基台53に支持され
ている。そして基台53の内部には、被接合材2a、2
bを全面的に冷却するための冷媒が流通する冷媒流通路
54が形成されている。基台53の一側面には、冷媒供
給手段であるバルブ56と冷媒排出手段57が設けられ
ており、ここから、冷却液などの冷媒が供給、排出され
る。また、裏当て治具9の温度を測定するための測定手
段である熱電対55が、裏当て治具9に当接するように
基台53の他の側面から複数挿入されている。この熱電
対55で測定した裏当て治具9の温度に基づいて、図示
しない温度調節手段が、冷媒流通路54に流通させる冷
媒の温度、流量、流速を制御し、裏当て治具9の表面温
度を所定の温度に保つように構成されている。
【0021】次に、本発明の摩擦攪拌接合装置を用い
て、被接合材2a、2bを接合する場合を図1および図
4を用いて説明する。まず、基台53の冷媒流通路54
に冷媒を流通させて裏当て治具9および被接合材2a、
2bの温度を安定させる。次に、被接合材2a、2bを
突き合わせた境界の一端部にプローブ3を当接させ、プ
ローブ3を図4の回転矢印Aの方向に高速回転させる。
これにより、被接合材2a、2bの境界部分とプローブ
3の間で摩擦熱が発生する。摩擦熱により被接合材2
a、2bの境界部分が軟化し始めた後、プローブ3を被
接合材2a、2bの境界線に沿って(図4の矢印Bの方
向)移動させる。プローブ3が通過した後の境界部分は
固化して接合部を形成する。
【0022】このとき、摩擦熱がプローブ3を介してス
ピンドル4に伝わるが、スピンドル4は、スピンドル冷
却機構により冷却されるので、ベアリング5、6、7等
の劣化を防止できる。また、摩擦熱により被接合材2
a、2bが加熱されるが、裏当て治具9を介して基台5
3の冷媒流通路54および温度調節手段により、被接合
材2a、2bの全体が均一に冷却されるので、接合によ
る被接合材2a、2bの歪みを防止できる。また、接合
部近傍に生成する熱影響部を最小限に止め、かつ、接合
部のバリの発生を抑制することができる。さらに、接合
部に直接冷媒を吹き付けないため、接合部の腐食が防止
できる。
【0023】図5は、本発明の裏当て治具の別の形態を
示す図である。図5(a)は基台58を上から見た平面
図であり、図5(b)は図5(a)のY−Y線断面図で
ある。裏当て治具9の基台58は、その内部が空洞にな
っており、複数の仕切り板59により、冷媒流通路58
aが形成されている。冷媒流通路58aの一端には、冷
媒供給手段60aが、他端には冷媒排出手段60bが設
けられている。
【0024】ここで、スピンドル冷却機構および裏当て
治具9の冷却に用いられる冷媒としては、空気、オイ
ル、水、フロン、液体窒素等のスピンドル4や裏当て治
具9に蓄積された熱を取り去る効果を有する媒体が用い
られる。スピンドル冷却機構に液体冷媒を用いる場合
は、冷媒排出口17から排出された冷媒を回収する手段
を設けることが望ましい。
【0025】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではなく、被接合材2a、2bはL型の材料や、曲線
形状を有しても良い。被接合材の形状に合わせた裏当て
治具を用いるとともに、被接合材の境界線に合わせてプ
ローブ3を二次元的かつ相対的に移動することで、複雑
な形状の被接合材も摩擦攪拌接合することができる。
【0026】また、基台53、58に形成された冷媒流
通路54、58aは等間隔に配列されているが、接合部
近傍が密になるように形成することもできる。より被接
合材の温度が高くなる接合部近傍を効率良く冷却するこ
とができる。さらに、裏当て治具9は、被接合材2a、
2bの接合部のみを支持する構成としても良い。また、
この場合は、基台53の冷媒流通路54は、被接合材2
a、2bの接合部のみを冷却するように形成することも
できる。そして、スピンドル冷却機構の冷媒排出機構か
ら排出された冷媒を被接合材2a、2bの接合部に吹き
付けるように構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上のことから、本発明によれば、摩擦
攪拌接合を行うためのプローブが連結されたスピンドル
を冷却するスピンドル冷却機構により、摩擦攪拌接合で
発生する熱がベアリング等に伝わるのを防止できる。ま
た、スピンドルの冷却は、筐体とスピンドルとの間に冷
媒を供給することにより行われる。従って、簡単な構成
でスピンドルと筐体を効率よく冷却でき、摩擦攪拌接合
装置の装置寿命を長くすることができる。
【0028】さらに、裏当て治具は、冷媒流通路を有
し、冷媒流通路に冷媒を流通させることでワークを裏面
から冷却することができ、被接合材全体を均一に冷却で
きる。また、裏当て治具の温度を適温に調節する温度調
節手段により、被接合材を適切な温度に冷却でき、被接
合材の歪みや、被接合材の接合部の腐食や変質、バリの
発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の摩擦攪拌接合装置の全体構成を示す
側面断面図である。
【図2】 図1の部分Xの部分拡大図である。
【図3】 本発明の基台の(a)平面図と、(b)正面
図である。
【図4】 本発明の摩擦攪拌接合装置によりワークを接
合する場合の説明図である。
【図5】 本発明の基台の別の実施の形態を示す(a)
平面図と、(b)Y−Y線断面図である。
【符号の説明】 1 摩擦攪拌接合装置 2a、2b 被接合材 3 プローブ 4 スピンドル 5、6、7 ベアリング 8 筐体 9 裏当て治具 15、16 冷媒供給口 17 冷媒排出口 53、58 基台 54、58a 冷媒流通路 55 熱電対 (測定手段) 56 バルブ (冷媒供給手段) 57 冷媒排出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 比朗志 三重県員弁郡大安町大字梅戸字東山1100番 地 株式会社神戸製鋼所大安工場内 Fターム(参考) 4E067 BG00 BG01 BG06 EC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被接合材を摩擦攪拌接合するプローブ
    と、前記プローブを一端に支持するスピンドルと、前記
    スピンドルをベアリングを介して回転自在に保持する筐
    体と、前記被接合材の少なくとも接合される部分の裏面
    を支持する裏当て治具とを備えてなる摩擦攪拌接合装置
    であって、 前記スピンドルを冷却するためのスピンドル冷却機構を
    備えたことを特徴とする摩擦攪拌接合装置。
  2. 【請求項2】 前記スピンドル冷却機構は、前記筐体を
    貫通して前記筐体と前記スピンドルとの間に冷媒を供給
    する冷媒供給口および冷媒を排出する冷媒排出口とを備
    えてなることを特徴とする請求項1に記載の摩擦攪拌接
    合装置。
  3. 【請求項3】 前記裏当て治具は基台に支持され、前記
    基台の内部には、冷媒流通路を有し、前記冷媒流通路に
    冷媒を供給する冷媒供給手段と、前記冷媒流通路から冷
    媒を排出する冷媒排出手段とを設けたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の摩擦攪拌接合装置。
  4. 【請求項4】 前記基台には、前記裏当て治具の温度を
    測定する測定手段と、前記冷媒の温度、流量、流速の少
    なくとも一つを調節する温度調節手段とを備えたことを
    特徴とする請求項3に記載の摩擦攪拌接合装置。
  5. 【請求項5】 被接合材を摩擦攪拌接合するプローブ
    と、前記プローブを一端に支持するスピンドルと、前記
    スピンドルをベアリングを介して回転自在に保持する筐
    体と、前記被接合材の少なくとも接合される部分の裏面
    を支持する裏当て治具とを備えてなる摩擦攪拌接合装置
    を用い、 前記筐体と前記スピンドルとの間に冷媒を流通せしめて
    スピンドルを冷却しつつ、摩擦攪拌接合することを特徴
    とする摩擦攪拌接合方法。
  6. 【請求項6】 前記裏当て治具を支持する基台に冷媒流
    通路を設け、前記冷媒流通路に冷媒を流通せしめて前記
    裏当て治具を冷却しつつ、摩擦攪拌接合を行うことを特
    徴とする請求項5に記載の摩擦攪拌接合方法。
  7. 【請求項7】 前記裏当て治具の温度を測定し、前記裏
    当て治具の温度を所定の温度に調節しつつ、摩擦攪拌接
    合を行うことを特徴とする請求項6に記載の摩擦攪拌接
    合方法。
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