JP2001205006A - 板状の焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器 - Google Patents
板状の焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器Info
- Publication number
- JP2001205006A JP2001205006A JP2000022322A JP2000022322A JP2001205006A JP 2001205006 A JP2001205006 A JP 2001205006A JP 2000022322 A JP2000022322 A JP 2000022322A JP 2000022322 A JP2000022322 A JP 2000022322A JP 2001205006 A JP2001205006 A JP 2001205006A
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カートリッジフィルタのプレフィルタに相当
するフィルタの交換を容易にした、板状の多孔性焼結フ
ィルタを交換可能に設けた浄水器を提供する。 【解決手段】 本発明による多孔性焼結フィルタを交換
可能に設けた浄水器は、原水が接続される原水源ベース
１１と、フィルタ材料が充填され、原水が接続される原
水開口端と、濾過された原水が取り出されるスパウト開
口端を有するカートリッジ９と、前記カートリッジ９の
原水開口部を、前記原水源ベースに水密に着脱可能に接
続する着脱手段と、前記原水開口部に板状の多孔性焼結
フィルタ１８を上流側から嵌め込み可能に受けるフィル
タ支持部を設けてある。前記原水源ベース１１と前記カ
ートリッジ９を外した状態で前記フィルタ１８を前記原
水開口に嵌め込んで、前記原水源と前記カートリッジを
接続可能に構成されている。
するフィルタの交換を容易にした、板状の多孔性焼結フ
ィルタを交換可能に設けた浄水器を提供する。 【解決手段】 本発明による多孔性焼結フィルタを交換
可能に設けた浄水器は、原水が接続される原水源ベース
１１と、フィルタ材料が充填され、原水が接続される原
水開口端と、濾過された原水が取り出されるスパウト開
口端を有するカートリッジ９と、前記カートリッジ９の
原水開口部を、前記原水源ベースに水密に着脱可能に接
続する着脱手段と、前記原水開口部に板状の多孔性焼結
フィルタ１８を上流側から嵌め込み可能に受けるフィル
タ支持部を設けてある。前記原水源ベース１１と前記カ
ートリッジ９を外した状態で前記フィルタ１８を前記原
水開口に嵌め込んで、前記原水源と前記カートリッジを
接続可能に構成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタカートリ
ッジの原水注入端にプレフィルタである板状の焼結フィ
ルタを嵌め込み可能にし、板状の焼結フィルタを交換可
能に設けた浄水器浄水器に関する。
ッジの原水注入端にプレフィルタである板状の焼結フィ
ルタを嵌め込み可能にし、板状の焼結フィルタを交換可
能に設けた浄水器浄水器に関する。
【０００２】
【従来の技術】水道水をはじめとする生活用水の品質低
下にともない、数多くの浄水器が提案され、利用されて
いる。フィルタカートリッジに原水を原水圧で供給し
て、浄水または活水化して提供するのであるが、フィル
タカートリッジに原水を供給する前の段階で、主として
ゴミを除去するために、いわゆる浄水または活水化のフ
ィルタとは別のプレフィルタが使用されている。このプ
レフィルタは、多くの場合前記カートリッジとは独立し
て設けられ、カートリッジ交換前に換える必要があるこ
とが多い。
下にともない、数多くの浄水器が提案され、利用されて
いる。フィルタカートリッジに原水を原水圧で供給し
て、浄水または活水化して提供するのであるが、フィル
タカートリッジに原水を供給する前の段階で、主として
ゴミを除去するために、いわゆる浄水または活水化のフ
ィルタとは別のプレフィルタが使用されている。このプ
レフィルタは、多くの場合前記カートリッジとは独立し
て設けられ、カートリッジ交換前に換える必要があるこ
とが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記プレフィルタの交
換は容易ではなく、通常一般家庭の主婦の手におえるも
のではないから、多くの場合カートリッジ提供業者が、
現場に出向いて交換するという手続きに頼っていた。ま
たその交換作業も容易ではない。本発明の目的は、前記
プレフィルタに相当するフィルタの交換を容易にした板
状の多孔性焼結フィルタを、交換可能に設けた浄水器を
提供することにある。
換は容易ではなく、通常一般家庭の主婦の手におえるも
のではないから、多くの場合カートリッジ提供業者が、
現場に出向いて交換するという手続きに頼っていた。ま
たその交換作業も容易ではない。本発明の目的は、前記
プレフィルタに相当するフィルタの交換を容易にした板
状の多孔性焼結フィルタを、交換可能に設けた浄水器を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による板状の焼結フィルタを交換可能に設け
た浄水器は、原水が接続される原水源ベースと、フィル
タ材料が充填され、原水が接続される原水開口端と、濾
過された原水が取り出されるスパウト開口端を有するカ
ートリッジと、前記カートリッジの原水開口部を前記原
水源ベースに水密に着脱可能に接続する着脱手段と、前
記原水開口部に上流側から嵌め込まれた板状の焼結フィ
ルタを受けるフィルタ支持部を設け、前記原水源と前記
カートリッジを外した状態で前記板状の焼結フィルタを
前記原水開口に嵌め込んで、前記原水源と前記カートリ
ッジを接続可能に構成されている。前記着脱手段は、前
記カートリッジの原水開口部と原水源ベース間に設けら
れたＯリングとねじ結合手段を含むものとすることがで
きる。なお、ねじ結合手段以外の結合手段、レバー結合
手段、バヨネット形式の結合手段を利用することもでき
る。
に、本発明による板状の焼結フィルタを交換可能に設け
た浄水器は、原水が接続される原水源ベースと、フィル
タ材料が充填され、原水が接続される原水開口端と、濾
過された原水が取り出されるスパウト開口端を有するカ
ートリッジと、前記カートリッジの原水開口部を前記原
水源ベースに水密に着脱可能に接続する着脱手段と、前
記原水開口部に上流側から嵌め込まれた板状の焼結フィ
ルタを受けるフィルタ支持部を設け、前記原水源と前記
カートリッジを外した状態で前記板状の焼結フィルタを
前記原水開口に嵌め込んで、前記原水源と前記カートリ
ッジを接続可能に構成されている。前記着脱手段は、前
記カートリッジの原水開口部と原水源ベース間に設けら
れたＯリングとねじ結合手段を含むものとすることがで
きる。なお、ねじ結合手段以外の結合手段、レバー結合
手段、バヨネット形式の結合手段を利用することもでき
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下図面等を参照して本発明によ
る浄水器の実施の形態を説明する。図１は、本発明によ
る浄水器の実施例を示す断面図。図２は、本発明による
浄水器の実施例を展開して示した図である。スパウトヘ
ッド１には、スパウト５が一体に設けられており、ここ
から浄水が供給される。締め込みハンドル２は、カート
リッジ９の先端部の雄ねじに結合する雌ねじを持ってい
て、ボディ８を締めつけ固定しいる。スパウト入水管４
は、カートリッジ９の頂部の孔にＯリング６により水密
に結合させられており、スパウト入水管４を介してカー
トリッジ９を通過した水が、スパウトヘッド１からスパ
ウト５に供給さる。締め込みハンドル２は、ストッパリ
ング３とスパウトヘッド１で挟みつけられており、スパ
ウトヘッド１、スパウト５、スパウト入水管４は、カー
トリッジ９に対して一体に回転して給水方向を規定す
る。
る浄水器の実施の形態を説明する。図１は、本発明によ
る浄水器の実施例を示す断面図。図２は、本発明による
浄水器の実施例を展開して示した図である。スパウトヘ
ッド１には、スパウト５が一体に設けられており、ここ
から浄水が供給される。締め込みハンドル２は、カート
リッジ９の先端部の雄ねじに結合する雌ねじを持ってい
て、ボディ８を締めつけ固定しいる。スパウト入水管４
は、カートリッジ９の頂部の孔にＯリング６により水密
に結合させられており、スパウト入水管４を介してカー
トリッジ９を通過した水が、スパウトヘッド１からスパ
ウト５に供給さる。締め込みハンドル２は、ストッパリ
ング３とスパウトヘッド１で挟みつけられており、スパ
ウトヘッド１、スパウト５、スパウト入水管４は、カー
トリッジ９に対して一体に回転して給水方向を規定す
る。
【０００６】カートリッジ９は、前述した上側部分（蓋
部）９ａと、これに結合させられる胴部９ｂから構成さ
れ、胴部の底中央部にはストッパリング１９を用いて、
少なくとも１枚のフィルタ１８が着脱可能に設けられて
いる。カートリッジ９内にはよく知られているように、
種々のフィルタ材料、原水活性化材料が、不織布のフィ
ルタとともに挿入されている。これ等のフィルタ材料の
カートリッジ９内への充填は、上側部（蓋部）９ａを外
した状態で行われる。
部）９ａと、これに結合させられる胴部９ｂから構成さ
れ、胴部の底中央部にはストッパリング１９を用いて、
少なくとも１枚のフィルタ１８が着脱可能に設けられて
いる。カートリッジ９内にはよく知られているように、
種々のフィルタ材料、原水活性化材料が、不織布のフィ
ルタとともに挿入されている。これ等のフィルタ材料の
カートリッジ９内への充填は、上側部（蓋部）９ａを外
した状態で行われる。
【０００７】この図１，２に示す実施例では、板状のフ
ィルタ１８を２枚使用する例を示している。フィルタ１
８は多孔性のセラミック焼結板である。なおセラミック
以外の材料を焼結した焼結板を用いることもできる。フ
ィルタ１８はカートリッジ９内部に原水が供給される前
に、ごみ等をあらかじめ除去する目的で使用されるプレ
フィルタである。その使用枚数または使用時間は、原水
の品質に基づいて決められる。極めて良質な水で汚濁成
分が皆無で原水を活性化すれば足りる場合、１枚を交換
しないで長時間使用できる。
ィルタ１８を２枚使用する例を示している。フィルタ１
８は多孔性のセラミック焼結板である。なおセラミック
以外の材料を焼結した焼結板を用いることもできる。フ
ィルタ１８はカートリッジ９内部に原水が供給される前
に、ごみ等をあらかじめ除去する目的で使用されるプレ
フィルタである。その使用枚数または使用時間は、原水
の品質に基づいて決められる。極めて良質な水で汚濁成
分が皆無で原水を活性化すれば足りる場合、１枚を交換
しないで長時間使用できる。
【０００８】図３に、カートリッジ９とベース１１を分
離してフィルタを交換する状態を示す。カートリッジ９
の胴部９ｂの底には開口筒９ｃが設けられており、この
筒９ｃの内部にフィルタ１８の受けであるフィルタ支持
手段１９が設けられている。フィルタ支持手段１９はリ
ング状であり、上流から落とし込まれたフィルタ１８を
支持する。図３では、さらに他の板状のフィルタおよび
Ｏリング１０を省略してある。カートリッジ９の胴部９
ｂの底には不織布が敷かれており、その上に各種の浄化
または活性化材料が収容されている。
離してフィルタを交換する状態を示す。カートリッジ９
の胴部９ｂの底には開口筒９ｃが設けられており、この
筒９ｃの内部にフィルタ１８の受けであるフィルタ支持
手段１９が設けられている。フィルタ支持手段１９はリ
ング状であり、上流から落とし込まれたフィルタ１８を
支持する。図３では、さらに他の板状のフィルタおよび
Ｏリング１０を省略してある。カートリッジ９の胴部９
ｂの底には不織布が敷かれており、その上に各種の浄化
または活性化材料が収容されている。
【０００９】前記フィルタが嵌め込まれる開口筒９ｃの
外面には、後述するベース１１にねじ結合するための雄
ねじが設けられている。開口筒９ｃの先端と、後述する
ベース間にはＯリング１０が設けられている。
外面には、後述するベース１１にねじ結合するための雄
ねじが設けられている。開口筒９ｃの先端と、後述する
ベース間にはＯリング１０が設けられている。
【００１０】ベース１１は前述したカートリッジ９の９
ｃに結合させられる１１ａ、およびボディ８の下端に結
合させられる１１ｂを外周上側に備えていてる。中央で
下側に向かい、前記カートリッジ９のフィルタに対面す
る開口をもつ筒１１ｃが設けられており、この筒１１ｃ
にメインパイプ１２が結合されている。メインパイプ１
２の側路１２ａは、固定スリーブ１５を介してベース１
１の側面に固定されている。側路１２ａの先端寄りの側
面に、クリックボール１３を一対受け入れる孔が２個設
けられている。
ｃに結合させられる１１ａ、およびボディ８の下端に結
合させられる１１ｂを外周上側に備えていてる。中央で
下側に向かい、前記カートリッジ９のフィルタに対面す
る開口をもつ筒１１ｃが設けられており、この筒１１ｃ
にメインパイプ１２が結合されている。メインパイプ１
２の側路１２ａは、固定スリーブ１５を介してベース１
１の側面に固定されている。側路１２ａの先端寄りの側
面に、クリックボール１３を一対受け入れる孔が２個設
けられている。
【００１１】この孔の側路内面側はクリックボール（鋼
玉）１３の直径よりも小さく、クリックボール１３の一
部を側路１２ａ内に臨ませることができるが、クリック
ボール１３が側路１２ａに落下しないようにしてある。
固定スリーブ１５とメインパイプ１２の側路１２ａ間に
は、ホースロックつまみ１４が回転可能に挿入されてい
る。このホースロックつまみ１４の前記クリックボール
１３に対応する面は、円周カム状になっている。ホース
ロックつまみ１４を回転させることにより、クリックボ
ール１３をホースプラグ１７の溝に押し出す位置と、退
避する位置のいずれかに位置させることができるように
なっている。
玉）１３の直径よりも小さく、クリックボール１３の一
部を側路１２ａ内に臨ませることができるが、クリック
ボール１３が側路１２ａに落下しないようにしてある。
固定スリーブ１５とメインパイプ１２の側路１２ａ間に
は、ホースロックつまみ１４が回転可能に挿入されてい
る。このホースロックつまみ１４の前記クリックボール
１３に対応する面は、円周カム状になっている。ホース
ロックつまみ１４を回転させることにより、クリックボ
ール１３をホースプラグ１７の溝に押し出す位置と、退
避する位置のいずれかに位置させることができるように
なっている。
【００１２】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
る板状の多孔性焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器
は、カートリッジの原水開口部を前記原水源ベースに水
密に着脱可能に接続する着脱手段を設け、前記原水開口
部に板状の多孔性焼結フィルタを上流側から嵌め込み可
能に受けるフィルタ支持部を設けて構成されている。し
たがって、前記原水源と前記カートリッジを外した状態
で、前記フィルタを前記原水開口に嵌め込んで、前記原
水源と前記カートリッジを接続することができる。ま
た、作業は簡単である。
る板状の多孔性焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器
は、カートリッジの原水開口部を前記原水源ベースに水
密に着脱可能に接続する着脱手段を設け、前記原水開口
部に板状の多孔性焼結フィルタを上流側から嵌め込み可
能に受けるフィルタ支持部を設けて構成されている。し
たがって、前記原水源と前記カートリッジを外した状態
で、前記フィルタを前記原水開口に嵌め込んで、前記原
水源と前記カートリッジを接続することができる。ま
た、作業は簡単である。
【図１】本発明による浄水器の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】本発明による浄水器の実施例を示す展開して示
した図である。
した図である。
【図３】本発明による浄水器の実施例のフィルタ交換状
態を示す展開的斜視図である。
態を示す展開的斜視図である。
１ スパウトヘッド ２ 締め込みハンドル ３ ストッパリング ４ スパウト入水管 ５ スパウト ６ Ｏリング ７ 蓋 ８ ボディ ９ カートリッジ １０ Ｏリング １１ ベース １２ メインパイプ １３ クリックボール １４ ホースロックつまみ １５ 固定スリーブ １６ Ｏリング １７ ホースプラグ １８ フィルタ（焼結フィルタ板） １９ ストッパリング（フィルタ支持手段） ３０ ホース
Claims (2)
- 【請求項１】 原水が接続される原水源ベースと、フィ
ルタ材料が充填され、原水が接続される原水開口端と、
濾過された原水が取り出されるスパウト開口端を有する
カートリッジと、前記カートリッジの原水開口部を前記
原水源ベースに水密に着脱可能に接続する着脱手段と、
前記原水開口部に上流側から嵌め込まれた板状の焼結フ
ィルタを受けるフィルタ支持部を設け、前記原水源と前
記カートリッジを外した状態で前記板状の焼結フィルタ
を前記原水開口に嵌め込んで、前記原水源と前記カート
リッジを接続可能に構成した板状の焼結フィルタを交換
可能に設けた浄水器。 - 【請求項２】 前記着脱手段は、前記カートリッジの原
水開口部と原水源ベース間に設けられたＯリングとねじ
結合手段である請求項１記載の板状の多孔性焼結フィル
タを交換可能に設けた浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000022322A JP2001205006A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 板状の焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000022322A JP2001205006A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 板状の焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001205006A true JP2001205006A (ja) | 2001-07-31 |
Family
ID=18548642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000022322A Pending JP2001205006A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 板状の焼結フィルタを交換可能に設けた浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001205006A (ja) |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000022322A patent/JP2001205006A/ja active Pending
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