JP2001204511A - 「あつらえ靴」(フルオーダーメイドの靴類)の製作に必要な足型の採取法、および融点60度c以下の生分解プラスチックによる「あつらえ靴」や既成靴の製作に必要な靴型の製造法。生分解プラスチック製の靴型による化学物質有機溶剤油系製品の使用を極力抑制した環境や人体資源に配慮した靴類の製造法。 - Google Patents

「あつらえ靴」(フルオーダーメイドの靴類)の製作に必要な足型の採取法、および融点60度c以下の生分解プラスチックによる「あつらえ靴」や既成靴の製作に必要な靴型の製造法。生分解プラスチック製の靴型による化学物質有機溶剤油系製品の使用を極力抑制した環境や人体資源に配慮した靴類の製造法。

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JP2001204511A JP2000015775A JP2000015775A JP2001204511A JP 2001204511 A JP2001204511 A JP 2001204511A JP 2000015775 A JP2000015775 A JP 2000015775A JP 2000015775 A JP2000015775 A JP 2000015775A JP 2001204511 A JP2001204511 A JP 2001204511A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】足型(雌型)から「あつらえ靴」や既成靴を製
造するために必要な足型(雄型)を精密に転写しかつそ
の足型(雄型)を流用して靴類を製造するための強固な
靴型を短時間に安く精密に造る技術を提供する。 【解決手段】水性シリコンに炭酸カルシウムを最大限7
5%混入することで型取剤のコストを削減し足型(雌
型)の強度を高め樹脂やせを防止する。またこの足型
(雌型)に60℃で融解する生分解プラスチックを注入
することで極めて簡単に強固で立体的な足型(雌型靴
型)を製作する。さらに足型に3D映像や圧力センサー
装置から収集した足と歩行に関する立体的情報を加味し
機械的に補正を加えることで様々な足や歩行にまつわる
トラブルを回避する靴類の製造工程を導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は靴類を履いた状態に
近いユーザーの立体的な足型を精密に採取し本格的な
「あつらえ靴」や既成靴を造るための生分解プラスチッ
クによる靴型の製造法およびこの靴型によって生産され
た「あつらえ靴」や既成靴の品質が人や環境にやさしい
低ケミカルな靴(有機溶剤合成接着剤化学染料柔軟剤防
カビ剤合成ゴムウレタン等を極力排除した靴)となる技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の量産用靴型は多くの足を計測した
データの平均値をもとにポリプロピレンやポリカーボネ
ートポリエステルを切削して造られていた。また量産用
靴型はデザインやサイズ等種類も多く業界としての統一
基準もなかった。しかし人の足は左右の大きさが異なり
各自に固有の歩き癖がある。
【0003】他方単品生産用(「あつらえ靴」や試作品
用)の靴型はきわめて高価であり消費者は自己の足にあ
った靴や歩行特性を補う靴を安価に容易に入手すること
ができず足にあわない靴に足を合わせるしかなくこの結
果外反拇趾や巻き爪O脚膝痛腰痛等が多発しているので
ある。特に婦人靴の場合消費者が求めるデザインと適合
サイズと履き良さが一致することはきわめてまれであり
このことが女性の外反拇趾等の多発の原因とみなされて
いる。
【0004】しかもあえて「あつらえ靴」用の靴型を特
注したとしても人は年齢や体重の増減とともに歩き方が
変化するし流行やデザインはめまぐるしく移り変わる。
さらに人は気分によっても歩き方が違ってくる。これで
は高価な特注靴型を製作しても意義がない。先行技術の
中には石膏やシリコン樹脂を用いて足型(雌型)を採取
するものがあるがこれらは実際の靴の製造に向いていな
いし普及もしていないまた石膏やシリコン樹脂を用いて
靴型(雄型)を造る方法もあるが靴型に釘やタックスを
打ち込むことができず実用的でない。
【0005】従来の靴型はたしかに耐熱性耐薬品性にま
さりひとつの靴型を10年以上使用している例もめずら
しくない。しかしこの靴型の強靱さに依存するあまり靴
を製造する現場では日常的に100度Cから170度C
という高温高熱処理を繰り返しておりさらに有機溶剤や
合成接着剤化学染料を容赦なく浴びせている。このため
皮革本来の柔軟性や通気性光沢が失われてしまいいまや
革靴といえども一種のケミカルシューズとなり果ててい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまでユーザーの個
々の足型を靴を履いた状態で忠実に立体的に転写する実
用技術は確立されていないし普及もしていなかった。特
に靴型を造るために足型を立体的に採取する場合素足で
足型を採取しても意味がない。足は靴というある種の圧
迫や拘束の中で心地よさを感じているからだ。
【0007】一定の強度を有する人の立体的な足型や靴
型を簡単に安価に造る実用技術が確立されていなかった
ことが従来の平均的画一的靴型の普及を促進させしかも
この靴型の形状の変更が容易でなかっかたからこそ足に
合わない靴がもたらす様々な障害が露呈してもなおその
靴型を使ってただ表面的デザインの変更だけで「新製
品」なるものを造らざるを得なかったのである。本発明
は靴類の製造現場での実用に耐える強度を有する簡便で
安価な靴型を自社製作することはもちろんのことユーザ
ー自身が自己の足に合った靴型を自ら造ることができる
技術でありこの技術によって足と歩行に関するすべての
トラブルを解決する技術である。
【0008】また従来の靴型は廃棄した場合再利用不可
能でありやっかいな産業廃棄物となっていたが生分解プ
ラスチック製の靴型は60度Cで繰り返し融解でき廃棄
しても自然分解してしまう。これは従来の靴型の欠点を
是正し環境保護や省エネルギーに無関心で問題の多かっ
た従来の靴造りを大きく改革する技術である。
【0009】だが生分解プラスチックは有機溶剤に弱
い。このプラスチックはベンゼンとるえんキシレン塩化
メチレンめちるえちるけとん酢酸エチル等に溶解するた
め製造工程からこれらの有機溶剤を排除する必要があ
る。しかしこの結果靴類の製造工程そのものがおのずと
低ケミカルとなりできあがった靴自体も人や環境にやさ
しいものとなるのである。これは化学物質過敏症を引き
起こす従来の有機溶剤を多用した靴類の欠点を解決する
技術である。
【0010】
【課題を解決するための手段】水性シリコンを足型採取
剤として使用する場合コストの低減と硬度の強化および
樹脂やせを防ぐ必要がある。このため本特許では水性シ
リコンに炭酸カルシウムを最大75%混入して攪拌し足
型(雌型)を採取する。従来の靴型は流行の変化や体形
体重の変化に即座に対応できなかったがこの靴型を60
度Cで融解する生分解プラスチックで造ると上記足型
(雌型)から容易に靴型(雄型)を得ることができる。
【0011】また一連の足型を採取する工程はユーザー
自身が自ら行なうことができ本人にしか判らない微妙な
感覚を立体的に第三者に伝達することができる。しかも
この靴型は繰り返し融解することができたとえ廃棄して
も自然分解して産業廃棄物となることはない。
【0012】さらに生分解プラスチック製の靴型は有機
溶剤や化学染料等を忌避するためこの靴型を用いた生産
工程そのものが必然的に低ケミカルとなり省エネルギー
かつ人や環境に配慮した工程となる。またこの工程を経
て生産された靴類も必然的に人や環境にやさしい低ケミ
カルの靴となる。
【0013】また本特許はこの生分解プラスチック製の
足型にユーザーが希望するデザインや素材構造と3D映
像装置および圧力センサー等から採取した情報を統合融
合しこのデーターにもとづき足型を機械的に修正補正す
ることでユーザーに対して完成品のイメージをシミュレ
ートするとともにフィット感の精度を高めることを目的
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】ユーザーの素足の爪先にテープ等
を巻き指の広がりを抑制し靴擦れや外反拇趾の位置には
パット等をあてがい爪先の空間を確保するための詰め物
をあてて靴下等を着用しその上から調理用ラップ等を巻
き防水する。
【0015】つぎに足型採取用の分割容器にこの足を入
れ炭酸カルシウムを最大75%混入した水性シリコンを
水と混ぜ良く攪拌したものを分割容器に流し込む。水性
シリコンは型取り剤として彫刻家やホビー愛好家等に広
く利用されているがこの水性シリコンは高価であり常時
靴型の型取剤に用いることは困難であった。しかしこの
水性シリコンに炭酸カルシウムを最大で75%混入する
とコストが下がるばかりか硬化後の硬さが増し樹脂やせ
(硬化後水分が抜け採取した型が収縮する現象)も防ぐ
ことができ足型(雌型)を安価に数分で採取することが
できる。
【0016】次にこの足型(雌型)に融点が60度Cの
生分解プラスチック(商品名「自由樹脂」ダイセルクラ
フト株式会社この商品は幼児向けホビー素材として市販
されている)を加熱融解した上で流し込むか水で濡らし
た指で内側に張りつける。その際完成品から靴型を取り
出しやすくするため土踏まず部に切り込みを入れてお
く。
【0017】これを水で冷却するか常温で放置冷却し生
分解プラスチックが硬化したら分割容器を分離し雌型か
ら足型(立体的に複製された足の形雄型)を取り出す。
これはユーザー自身が自己の足型を採取することも可能
なきわめて安全で簡便な足型採取法でありこの技術によ
り遠隔地にいても通信販売によって本格的な「あつらえ
靴」が入手できるようになる。
【0018】さて複製された足型はそのままでも充分な
強度がありユーザーが靴等を履いたときの足の形状をか
なり再現しているためこのまま靴型に転用することもで
きる。さらにこの足型とユーザーが希望する靴のデザイ
ンや履きやすさフィット感を融合させるためにはユーザ
ーの要求に応じて先行技術である立体画像機器(立体ス
キャナー3D映像装置CGソフト等)によりヒール部品
の形状靴類のデザイン素材構造等の組み合わせを3DC
G映像情報として表示することでユーザーに対して完成
品のイメージをシミュレーションできる。
【0019】また圧力センサーによる足裏加重データや
歩行特性データを収集する先行技術によってユーザー固
有の足と歩行に関する全情報(足等の障害の歩き癖歩幅
等)を上記シミュレーションに導入しその精度を高め
る。これらの先行技術はいずれも公知のものであるがこ
うして融合統一された足と歩行に関する情報にもとずき
生分解プラスチック製足型を3D映像装置と連動した機
械加工によって精密に修正補正しその修正補正物をその
まま靴型ととして靴類を製造することは新規の技術であ
る。
【0020】次にこの靴型に断熱効果のある不織布等を
はさんだ甲革を釘やタックスで仮固定し従来と同じ手順
により靴類を製造する。この不織布等は融点の低い生分
解プラスチックを保護するためのものでありこれ以降の
工程は公知のものである。
【0021】しかしこの足型が融点60度Cの生分解プ
ラスチックで造られているため60度C以上の高温や有
機溶剤合成接着剤等の耐性がなく必然的に製造工程その
ものが中低温で省エネルギーかつ低ケミカル(化学物質
や有機溶剤等が少ない環境)にならざるを得ないしこの
靴型自体再融解でき廃棄しても自然分解してしまう。そ
のうえこの低ケミカルな製造工程ゆえにこの工程によっ
て製造された靴類自体が理想的なフィット感を有する足
や歩行のトラブルがない人にやさしい環境保護型の低ケ
ミカルな製品となるのである。
【0022】
【発明の効果】水性シリコンに最大で75%炭酸カルシ
ウムを混入することで型取り剤のコストを大幅に削減し
採取した足型の強度を高め樹脂やせを防ぎ、誰もが簡単
に足型(雌型)を採取することが可能となる。たとえば
既成靴の靴型であっても自社製作が可能となり靴型が大
量の産業廃棄物となることもない。
【0023】従来の靴型は性別サイズ別デザイン別に多
くの靴型を保有したためその保管スペースが必要であっ
たが生分解プラスチックによる靴型はそのつどユーザー
から足型を採取し完成品引き渡し後は再融解してしまう
ため大量の靴型を保有保管する必要がない。これにより
保管スペースが不要となり靴型を外注する経費も不要と
なる。
【0024】靴型が簡単に安価に自社製作できれば流行
や体形の変化に的確に対応でき試作品の開発期間も短縮
されその開発コストも削減される。その結果売れ残りが
減少し新製品の開発も活発となる。
【0025】個人差や体形の向上を無視して10年以上
も前の画一的靴型を使い既成靴を造り続けた結果外反拇
趾や巻き爪膝痛腰痛O脚など多くのトラブルが発生して
いるがユーザーの足型を安価に簡便に採取できればこれ
らの大半の障害を防止改善でき健康増進と歩行の安全に
寄与することができる。
【0026】この生分解プラスチックの融点はわずか6
0度Cである。このためこの靴型は高温高熱の加工を忌
避する。しかしこの事実は靴類の製造工程全体のエネル
ギー消費量を60%以上削減し作業環境を快適にする。
【0027】生分解プラスチック製の靴型は有機溶剤を
忌避する。この事実は靴類の製造工程全体の低ケミカル
化を推進し作業環境を快適にし作業者の有機溶剤の吸引
量を減少させる。生分解プラスチック製の靴型によって
靴類を製造すると製造された靴類そのものが低ケミカル
で皮革本来の通気性や柔軟性を有するナチュラルな製品
となる。なぜなら生分解プラスチックは有機溶剤合成接
着剤化学染料および高温高熱を忌避するからである。こ
の結果靴類から発生するホルムアルデヒドやケミカルス
ープと呼ばれる化学物質と有機溶剤が複合して発生する
靴類内部の有害物質を大幅に削減できる。このため本底
にウレタン等の石油化学製品を使用しなければ不要にな
った靴類は土に返すことが可能となり各家庭から排出さ
れる不燃ゴミの一部を削減することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願の製造法のフロー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 「あつらえ靴」(フルオーダーメイドの靴類)の製作に必要な足型の採取法、および融点60度C 以下の生分解プラスチックによる「あつらえ靴」や既成靴の製作に必要な靴型の製造法。生分解 プラスチック製の靴型による化学物質有機溶剤油系製品の使用を極力抑制した環境や人体資源に 配慮した靴類の製造法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】靴型のための足型を採取するにあたって単
    にあるがままの足の形状(素足)を採取してもなんら意
    味がない。人の足は履き物のなかで多くの圧迫を受け変
    形しているのでありこの圧迫の強弱によって履き心地や
    フィット感が左右される。特に今日裸足で履き物を履く
    人が少ないだけに靴下を着用して足型を採取することが
    不可欠となる。この際ユーザーの足指の変形や広がりを
    補正するためあらかじめ足指をテープ等によって拘束し
    たり歩行の障害となる部位にパットをあてがう爪先の余
    裕を確保する等の処置を行なう。また靴型のための足型
    を採取する以上完成品と同一の踵の高さを維持する必要
    がある。しかし踵を高くしただけ(爪先立ち)では土踏
    まずに歪みが生じたり重心が前後にずれる恐れがある。
    このため完成品と同じヒール部品を踵の下にはさむと同
    時に土踏まずのたるみ等を補正するアルミ板等の変形可
    能な部材を爪先から踵の間に橋渡しする。
  2. 【請求項2】足型の採取にあたり炭酸カルシウムを混入
    した水性シリコンの無駄をなくしユーザーの足を硬化し
    た水性シリコンの中から容易に取り出すために大小とり
    まぜた足型採取用の分割容器(右足用左足用各種)が必
    要となる。この容器は樹脂製もしくはパルプ製品で成形
    されており左右に縦に分割でき水性シリコンが硬化した
    のちユーザーの足が取り出しやすいように分割板が取り
    付けてありネジまたはクリップ等で結合すると靴やブー
    ツ様の形状になる。この足型採取用の容器に靴下やテー
    プ等で足の形状を補正し調理用ラップ等で防水したユー
    ザーの足を入れその上から水で溶いた炭酸カルシウム入
    り水性シリコンを流し込むことでよりリアルな靴を履い
    た状態の足型を採取する。
  3. 【請求項3】前項で採取した足型はユーザーが靴等を履
    いたときの足の形状をかなり再現しているがこの足型と
    ユーザーが希望する靴のデザインや履きやすさフィット
    感を融合させるためにはユーザーの要求に応じて先行技
    術である立体画像情報機器(立体スキャナー3D映像装
    置CGソフト等)によりヒール部品の形状靴のデザイン
    素材構造等の組み合わせを3DCG映像として表示する
    ことでユーザーに対して完成品のイメージをシミュレー
    ションできる機会を提供する。また圧力センサーによる
    足裏加重データや歩行特性データを収集する先行技術に
    よってユーザー固有の足と歩行に関する全情報(足等の
    障害歩き癖歩幅等)を上記シミュレーションに導入しそ
    の精度を高める。これらの先行技術はいずれも公知のも
    のであるがこうして融合統一された足と歩行に関する情
    報にもとづき生分解プラスチック製足型を3D映像装置
    と連動した機械加工によって精密に修正補正しその修正
    補正物をそのまま靴型として靴類を製造することは新規
    の技術である。こうした加工が可能なのは生分解プラス
    チックが60度Cで容易に融解変形し切削や盛り上げが
    自在であることに起因する。
  4. 【請求項4】靴型に融点60度Cの生分解プラスチック
    を用いることには以下のメリットがある。ユーザー自身
    が自己の靴型を思い通りに安全かつ安価に自作できる。
    既成靴を製造する場合でも性別サイズ別デザイン別に大
    量に靴型を保有する必要がなく流行やデザイン体形の変
    化に合わせて的確に量産用靴型を自社製造できる。この
    ため流行やデザインが原因の売れ残りが減少し経営効率
    が向上し資源が節約できる。靴類の製造工程全体の加工
    温度が低下しエネルギー消費量が大幅に減少する。この
    生分解プラスチックは繰り返し融解することが可能であ
    り靴型として長期間循環使用できそのコストも逓減して
    いく。また靴型を廃棄する場合でも生分解プラスチック
    は産業廃棄物となることなく自然分解してしまう。さら
    に生分解プラスチックは有機溶剤に対する耐性が弱く製
    造工程そのものがおのずと低ケミカルとならざるを得な
    い。しかし、それだけに製造にかかわる者の有害物の摂
    取が減少するとともに完成した靴自体も低ケミカルでナ
    チュラルな靴となる。これらの特徴を有する靴型は他に
    存在しない。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020059716A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 株式会社Zozo サイズ測定システム
US11468651B2 (en) 2018-03-30 2022-10-11 ZOZO, Inc. Size measuring system

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