JP2001204066A - 路車間通信システム - Google Patents

路車間通信システム

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JP2001204066A
JP2001204066A JP2000013247A JP2000013247A JP2001204066A JP 2001204066 A JP2001204066 A JP 2001204066A JP 2000013247 A JP2000013247 A JP 2000013247A JP 2000013247 A JP2000013247 A JP 2000013247A JP 2001204066 A JP2001204066 A JP 2001204066A
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茂 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広帯域通信が可能であって、しかもハンドオー
バ制御を確実に行って安定した通信を可能とする路車間
通信システムを提供する。 【解決手段】複数の統合基地局2−1〜2−3、道路上
を走行する車両に搭載された無線端末との間で無線通信
を行うべく設置され、統合基地局2−1〜2−3に対応
して複数の局地基地局群G1〜G3に分割された複数の
局地基地局3−1〜3−9及び統合基地局2−1〜2−
3と対応する局地基地局群G1〜G3内の局地基地局と
の間で同一の光変調信号を伝送するための光ファイバ4
を有し、局地基地局3−1〜3−9の通信カバレッジエ
リアA1〜A9は、同一局地基地局群内及び隣接する局
地基地局群間で重複し、かつ通信カバレッジエリアの同
一局地基地局群内での重複領域B1〜B6の長さに比し
て隣接する局地基地局群間での重複領域C1,C2の長
さが大きく設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に沿って多数
設置された基地局と道路上を走行する車両との間で通信
を行う路車間通信システムに係り、特にROF(Radio
on Fiber:光ファイバを用いた無線伝送)による路車間
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、高度情報サービスを行うための通
信システムとして、広帯域無線通信を用いた路車間通信
システムが検討されている。路車間通信システムは道路
と車両間、すなわち道路に沿って多数設置された基地局
と道路上を走行する車両に搭載された端末との間で無線
通信を行うシステムである。
【0003】広帯域の路車間通信システムを構築するこ
とによって、例えば従来では車両に設置されたCD−R
OMドライブ装置やDVD−ROMドライブ装置によっ
て記録媒体から読み込んでいたナビゲーションのための
地図情報などを車両の外部から通信によって受け取るな
どのサービスを実現することができる。このような路車
間通信システムの中でも、特にROF(Radio on Fibe
r:光ファイバを用いた無線伝送)によるシステムは、
基地局を長期間にわたり陳腐化することなく使用できる
ため、高速道路等におけるインフラとして有望視されて
いる。
【0004】ところで、一般に広帯域通信では総送信電
力の制限のために1ビット当りの送信エネルギーが小さ
いため、広帯域の路車間通信システムを構築しようとす
ると一つの基地局当りによる通信カバレッジエリアが小
さくなってしまう。このことは、複数の隣接する基地局
群(局地基地局群)から同一の信号を送信するシステム
においても、周波数利用効率の関係から簡単に通信カバ
レッジエリア(局地基地局群が同一の信号を送信するエ
リア)を大きくすることはできない。
【0005】このような背景から、基地局と高速で移動
する車両に搭載された無線端末との間で無線通信を行う
路車間通信システムでは、無線端末が基地局による通信
カバレッジエリアを通過する時間が非常に短くなり、ハ
ンドオーバの頻度が高くなる。このため、ハンドオフに
時間がかかるような場合では、通信が強制切断されるお
それがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように広帯域
化した路車間通信システムでは、基地局による通信カバ
レッジエリアが狭いことから、車両と共に高速で移動す
る無線端末が一瞬で異なる基地局による通信カバレッジ
エリアへと移行することになるため、ハンドオーバ制御
が間に合わず、通信の強制切断が生じてしまう可能性が
ある。安定して連続的な通信を実現するためには、こう
したハンドオーバ制御を確実に成功させることが不可欠
である。
【0007】本発明は、広帯域通信が可能であって、し
かもハンドオーバ制御を確実に行って安定した通信を可
能とする路車間通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る路車間通信システムは、道路上を走行
する車両に搭載されて移動する無線端末との間で無線通
信を行うべく道路に沿って所定間隔で設置され、かつ複
数の局地基地局群に分割された複数の局地基地局と、局
地基地局群の各々に対応して設けられ、複数の局地基地
局を該局地基地局群毎に管理する複数の統合基地局と、
局地基地局群内の局地基地局と該局地基地局群に対応す
る統合基地局との間で信号を伝送するための複数の伝送
路とを有し、局地基地局による通信カバレッジエリア
は、同一局地基地局群内及び隣接する局地基地局群間で
それぞれ重複しており、さらに該通信カバレッジエリア
の同一局地基地局群内での重複領域の長さに比して、隣
接する局地基地局群間での重複領域の長さが大きい関係
に設定されていることを特徴とする。
【0009】より具体的には、局地基地局群内の各局地
基地局の送信ビームパターンを局地基地局による通信カ
バレッジエリアの無線端末の移動方向始端及び終端に位
置する局地基地局の送信ビームパターンが中央に位置す
る局地基地局の送信ビームパターンより広い関係を有す
るように設定する。
【0010】このように一つの統合基地局に対し複数の
局地基地局を対応させて局地基地局群を形成し、統合基
地局の各々から対応する局地基地局群の局地基地局に同
一の光変調信号を伝送することで、各局地基地局群によ
る通信カバレッジエリアを広げて、ハンドオフのレート
を下げると共に、隣接する局地基地局群による通信カバ
レッジエリアの重複領域の長さを同一局地基地局群内で
の通信カバレッジエリアの重複領域の長さより大きくす
ることによって、十分な時間をかけたハンドオフ判定を
可能として、無線端末が前者の重複領域を通過する間に
ハンドオーバ制御を容易に行うことができる。
【0011】また、好ましい態様によると、本発明では
統合基地局と局地基地局とを接続する伝送路として光フ
ァイバを用い、統合基地局は外部から入力される無線変
調信号を光変調信号に変換して光ファイバに送出するよ
うに構成され、局地基地局は統合基地局から光ファイバ
を介して入力された光変調信号を無線変調信号に変換し
てアンテナにより送信するように構成される。
【0012】また、本発明では各基地局の送信電力が不
均一であることが望ましい。各基地局の送信電力は、例
えば各基地局に入力される光変調信号の光パワーによっ
て制御することができる。
【0013】そして、このような構成において各局地基
地局群内の局地基地局の送信電力を該局地基地局群によ
る通信カバレッジエリアの少なくとも無線端末の移動方
向終端側(無線端末が離脱する側)に位置する一つの局
地基地局の送信電力がそれ以外の局地基地局の送信電力
に比して小さい関係を有するように設定する。
【0014】このようにすると、通信カバレッジエリア
の無線端末の移動方向終端側に位置する基地局から放射
される電波の電界強度が弱められることになるため、無
線端末は受信電界強度の低下から通信カバレッジエリア
の移動方向終端に近付いたことを認識して早期にハンド
オーバ制御の準備を開始でき、ハンドオーバ制御をより
確実に行うことが可能となる。
【0015】また、本発明においては隣接する局地基地
局群の端部にそれぞれ位置する少なくとも各一つの局地
基地局を各々による通信カバレッジエリアがほぼ全域で
互いに重複するように設置することが望ましい。
【0016】この構成によると、隣接する局地基地局群
間での通信カバレッジエリアの重複領域が広い領域に渡
ることになり、この重複領域では無線端末は二つの異な
る統合基地局にそれぞれ接続された二つの局地基地局か
らの無線変調信号の電波を受信できるため、これらの重
複領域を無線端末が高速に通過してもハンドオーバ制御
を容易に実現できる。
【0017】さらに、本発明においては隣接する局地基
地局群間での通信カバレッジエリアの重複領域における
局地基地局の送信電力分布に、無線端末の移動方向に対
して送信電力が徐々に低下する勾配を持たせることによ
り、これらの重複領域に無線端末が進入したことを認識
してハンドオーバ制御の実行を喚起させることも可能で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 [第1の実施形態]図1に、本発明の第1の実施形態に
係る路車間通信システムの概要を示す。この路車間通信
システムにおいては、複数の無線装置1と、無線装置1
と一対一で設けられた統合基地局2と、道路に沿って間
隔をおいて設置された多数の局地基地局3及び光ファイ
バ4が道路の両側に配置され、局地基地局3と車両5に
設置された無線端末6との間で無線通信が行われる。無
線装置1と統合基地局2は例えばビル内などに設置さ
れ、局地基地局3は道路の近傍に道路に送信ビームパタ
ーンを向けて設置される。
【0019】本発明では通信に供される情報サービスの
内容は特に限定されないが、例として無線装置1及び無
線端末6は第二世代コードレス電話システム(ARIB STD
-28)に対応して構成される。他の例として、無線LA
N、携帯電話(PHSも含む)及びページャ等の応用も
考えられる。
【0020】ここで、統合基地局2の各々には複数の局
地基地局3が対応しており、同一の統合基地局2に光フ
ァイバ4を介して接続された局地基地局3は、それぞれ
局地基地局群G1,G2,…を構成している。すなわ
ち、局地基地局3は統合基地局2の各々に対応して道路
の長さ方向に沿って複数の局地基地局群G1,G2,…
に分割されており、各局地基地局群G1,G2,…毎に
統合基地局2によってそれぞれ管理される。そして、各
局地基地局群G1,G2,…内の局地基地局3と局地基
地局群G1,G2,…の各々に対応する統合基地局2と
の間で、光ファイバ4により同一の光変調信号の送受信
が行われる。
【0021】局地基地局3による通信カバレッジエリア
は、後述するように同一の局地基地局群G1,G2,…
内及び隣接する局地基地局群G1,G2,…間で重複し
ており、さらに通信カバレッジエリアの同一の局地基地
局群G1,G2,…内での重複領域の長さに比して、隣
接する局地基地局群G1,G2,…間での重複領域の長
さは大きく設定されている。
【0022】次に、図1の各部について詳細に説明す
る。 (無線装置1について)無線装置1は、最終的に無線端
末6に伝送すべき信号を無線変調信号に変換して対応す
る統合基地局2に出力したり、無線端末6から局地基地
局3、光ファイバ4及び統合基地局2を介して入力され
る無線変調信号を受信する。
【0023】(統合基地局2について)統合基地局2
は、送信時(無線端末6の受信時)には無線装置1から
の無線変調信号を光変調信号に変換して光ファイバ4に
送出し、受信時(無線端末6の送信時)には光ファイバ
4を介して入力される光変調信号を無線変調信号に変換
して無線装置1に送出する。
【0024】図2に、統合基地局2の送信系の構成を示
す。光源11−1〜11−Nは例えば半導体レーザであ
り、これらの光源11−1〜11−Nから出射される光
は光変調器12−1〜12Nに入力される。光変調器1
2−1〜12Nは、光源11−1〜11−Nからの光を
無線装置1からの同一の無線変調信号により強度変調
し、これにより得られた光変調信号を光ファイバ4−1
〜4−Nに送出する。統合基地局2から光ファイバ4−
1〜4−Nに送出された光変調信号は、統合基地局2に
対応した局地基地局群内の局地基地局3にそれぞれ送信
される。
【0025】送信電力制御部13は、無線端末6の平均
移動速度等に応じて予め設定され図示しないメモリに格
納された送信電力設定パターンを読み取り、所望による
通信カバレッジエリアが予め静的に形成されるように、
光変調器12−1〜12Nの無線変調信号入力側に挿入
されたスイッチ14−1〜14−Nをスイッチング制御
する。なお、送信電力制御部13での送信電力設定パタ
ーンの選択方法は特に限定されるものではなく、また送
信電力制御の選択のためにスイッチ14−1〜14−N
を用いたが、この方法に限定されるものではない。
【0026】さらに、送信電力制御部13は例えば光源
12−1〜12Nの光出力を制御したり、あるいは図示
しない光アッテネータの減衰量や光増幅器の増幅率を変
化させることで、光変調器12−1〜12Nで得られる
光変調信号の光パワーを変化させることにより、局地基
地局3の送信電力を制御する機能も有する。このように
光変調信号の光パワーを制御することによって、光ファ
イバ4−1〜4−Nにより伝送されてきた光変調信号を
受信する局地基地局3の送信電力を制御することができ
る。
【0027】(局地基地局2について)局地基地局3
は、送信時(無線端末6の受信時)には統合基地局2か
ら光ファイバ4を介して伝送されてくる光変調信号を無
線変調信号に変換して無線端末6へ向けて送信し、受信
時(無線端末6の送信時)には無線端末6から送信され
る電波を光変調信号に変換して光ファイバ4に送出す
る。統合基地局2と局地基地局3との間の無線通信周波
数は、例えば5.8GHzあるいは30GHzといった
周波数である。また、一つの統合基地局2に対応する局
地基地局3の個数は例えば、通信周波数が前者の場合は
3〜10個程度、後者の場合は数10個程度が適当であ
る。
【0028】図3に、局地基地局3の送信系の構成を示
す。光ファイバ4から入力された光変調信号は、ホトダ
イオードのような光検出器21により無線変調信号に変
換された後、増幅器22により電力増幅され、アンテナ
23に供給する。これによりアンテナ23から無線変調
信号が電波として空間に放射され、無線端末6によって
受信される。このように局地基地局3の送信系を構成す
ると、アンテナ23からの送信電力を光ファイバ4から
入力された光変調信号の光パワーによって制御すること
ができる。
【0029】(送信電力制御部13について)一方、図
2で説明した送信電力制御部13は、これに限定される
ものではないが、例えば図4に示すようにパーソナルコ
ンピュータ31を用い、記憶装置32に格納された種々
の送信電力設定パターンを読み出して、図2に示したス
イッチ14−1〜14−Nをオン・オフ制御する構成と
なっている。
【0030】次に、図5を用いて本実施形態における局
地基地局による通信カバレッジエリアと送信ビームパタ
ーンについて説明する。図5においては、統合基地局と
して2−1,2−2,2−3の3つが示されているが、
実際にはさらに多数の統合基地局が設置される。局地基
地局3−1〜3−9は、この例では各統合基地局2−
1,2−2,2−3に対応してそれぞれ3つの局地基地
局からなる局地基地局群に分割されている。すなわち、
統合基地局2−1には局地基地局群G1の局地基地局3
−1,3−2,3−3、統合基地局2−2には局地基地
局群G2の局地基地局3−4,3−5,3−6、統合基
地局2−3には局地基地局群G3の局地基地局3−7,
3−8,3−9がそれぞれ光ファイバ4を介して接続さ
れている。
【0031】局地基地局3−1〜3−9は、それぞれ通
信カバレッジエリアA1〜A9を有し、これらによる通
信カバレッジエリアA1〜A9は無線端末6の移動方向
において隣接する基地局3−1〜3−9間で一部ずつ重
複している。すなわち、通信カバレッジエリアA1〜A
9は局地基地局群G1,G2,G3内においてB1とB
2,B3とB4,B5とB6の領域で重複しており、隣
接する局地基地局群間(G1−G2間、G2−G3間)
においてもC1,C2の領域で重複している。
【0032】ここで、通信カバレッジエリアA1〜A9
の各局地基地局群G1,G2,G3内での重複領域B1
〜B6の長さに比して、隣接する局地基地局群間での重
複領域C1,C2の長さを大きくしていることがポイン
トである。このような重複領域B1〜B6とC1,C2
の長さの大小関係は、局地基地局3−1〜3−9の送信
ビームパターンを調整することによって実現できる。
【0033】具体的には、図5及び図6に示されるよう
に局地基地局群G1,G2,G3の各々による通信カバ
レッジエリアの無線端末6の移動方向始端(無線端末6
が進入する側の端部)に位置する局地基地局3−1,3
−4,3−7と、これらの通信カバレッジエリアの無線
端末6の移動方向後端(無線端末6が離脱する側の端
部)に位置する局地基地局3−3,3−6,3−9の送
信ビームパターンを、局地基地局群G1,G2,G3内
の中央(局地基地局群G1,G2,G3の各々による通
信カバレッジエリアの中央)に位置する局地基地局3−
2,3−5,3−8の送信ビームパターンより広げれば
よい。
【0034】このような送信ビームパターンの違いは、
例えば局地基地局3−1〜3−9で用いる図3中のアン
テナ23の指向性を局地基地局3−1,3−4,3−7
及び3−3,3−6,3−9と局地基地局3−2,3−
5,3−8とで異ならせるか、あるいは、局地基地局群
G1,G2,G3の各々による通信カバレッジエリアの
無線端末6の移動方向始端に位置する局地基地局3−
1,3−4,3−7と、これらの通信カバレッジエリア
の無線端末6の移動方向後端に位置する局地基地局3−
3,3−6,3−9の送信電力を局地基地局群G1,G
2,G3内の中央に位置する局地基地局3−2,3−
5,3−8の送信電力より大きくすることにより実現で
きる。
【0035】このように隣接する局地基地局群G1,G
2,G3間による通信カバレッジエリアの重複領域C
1,C2を広く、すなわち無線端末6の移動方向に長く
することにより、無線端末6はこれらの重複領域C1,
C2を通過する間に、余裕を持ってハンドオーバ制御を
容易に行うことが可能となる。
【0036】さらに、本実施形態においては図6に示さ
れるように、局地基地局群G1,G2,G3の各々によ
る通信カバレッジエリアの無線端末6の移動方向終端に
位置する局地基地局3−3,3−6,3−9の送信電力
をそれ以外の局地基地局3−1,3−2,3−4,3−
5,3−7,3−8の送信電力より小さくしている。但
し、図6では送信電力を電界強度で表している。このよ
うな送信電力の制御は前述したように、統合基地局2−
1,2−2,2−3から局地基地局群G1,G2,G3
の局地基地局に伝送する光変調信号の光パワーを制御す
ることにより行うことができる。
【0037】このようにして通信カバレッジエリアの無
線端末6の移動方向終端に位置する基地局3−3,3−
6,3−9から放射される電波の電界強度を弱めること
により、無線端末6は受信電界強度の低下から通信カバ
レッジの終端に近付いたことを認識して、早期にハンド
オーバ制御の準備を開始することができるので、ハンド
オーバ制御に成功する可能性をより高くすることができ
る。
【0038】[第2の実施形態]次に、図7を用いて本
発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態による路
車間通信システムは、第1の実施形態と同様の基本構成
において、隣接する局地基地局群G1,G2,G3の端
部にそれぞれ存在する少なくとも各一つの局地基地局を
各々による通信カバレッジエリアがほぼ全域で重複する
ように設置したものである。
【0039】すなわち、本実施形態では図7に示される
ように、局地基地局群G1は統合基地局2−1に対応し
た局地基地局3−1,3−2,3−3,3−4、局地基
地局群G2は統合基地局2−2に接続された局地基地局
3−5,3−6,3−7,3−8,3−9、局地基地局
群G3は統合基地局2−3に接続された局地基地局3−
9,3−10,3−11,3−12をそれぞれ有する。
【0040】そして、局地基地局群G1の右端から2番
目の局地基地局3−3と局地基地局群G2の左端の局地
基地局3−5がほぼ同一の場所に設置され、同様に局地
基地局群G1の右端の局地基地局3−4と局地基地局群
G2の左端から2番目の局地基地局3−6、局地基地局
群G2の右端から2番目の局地基地局3−8と局地基地
局群G3の左端の局地基地局3−10、局地基地局群G
2の右端の局地基地局3−9と局地基地局群G3の左端
から2番目の局地基地局3−11がそれぞれほぼ同一の
場所に設置されている。
【0041】このようにすると、隣接する局地基地局群
G1,G2,G3においてほぼ同一の場所に設置された
各々の端部の局地基地局による通信カバレッジエリア、
すなわち局地基地局3−3と3−5による通信カバレッ
ジエリア、局地基地局3−4と3−6による通信カバレ
ッジエリア、局地基地局3−8と3−10による通信カ
バレッジエリア及び局地基地局3−9と3−11による
通信カバレッジエリアはそれぞれほぼ全域で重複する。
従って、隣接する局地基地局群G1,G2,G3間での
通信カバレッジエリアの重複領域は、この例では二つの
局地基地局による通信カバレッジエリア分に相当する非
常に広い領域に渡ることになる。
【0042】これら隣接する局地基地局群G1,G2,
G3間による通信カバレッジエリアの重複領域では、無
線端末6は二つの異なる統合基地局2−1と2−2、2
−2と2−3にそれぞれ接続された二つの局地基地局か
らの無線変調信号の電波を受信できるため、これらの重
複領域を無線端末6が高速に通過しても、成功率の高い
ハンドオーバ制御を実現できる。
【0043】この場合、これらの重複領域に無線端末6
が進入した際に、ハンドオーバ制御の実行を喚起する制
御信号が必要であるが、この制御信号をハンドオーバ先
の局地基地局からの受信信号で代用し、この受信信号が
検出されたときにハンドオーバ制御の実行を促すように
することも可能である。
【0044】[第3の実施形態]次に、図8を用いて本
発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態による路
車間通信システムは、第1の実施形態において図2及び
図4で説明した統合基地局2内の送信電力制御部13の
機能を用いた局地基地局3−1〜3−9の送信電力制御
を第2の実施形態の構成に組み合わせたシステムであ
る。
【0045】本実施形態では図8に示されるように、図
7と同様に局地基地局群G1は統合基地局2−1に対応
した局地基地局3−1,3−2,3−3,3−4、局地
基地局群G2は統合基地局2−2に接続された局地基地
局3−5,3−6,3−7,3−8,3−9を有する。
なお、図8では図7に示した統合基地局2−3及びこれ
に接続された局地基地局群G3(局地基地局3−9,3
−10,3−11,3−12)は省略されている。
【0046】また、局地基地局群G1の右端から2番目
の局地基地局3−3と局地基地局群G2の左端の局地基
地局3−5がほぼ同一の場所に設置され、局地基地局群
G1の右端の局地基地局3−4と局地基地局群G2の左
端から2番目の局地基地局3−6がほぼ同一の場所に設
置されている点も、図7と同様である。
【0047】ROFを用いた路車間通信システムでは、
前述したように局地基地局3−1〜3−9の送信電力制
御は統合基地局2−1〜2−2から光ファイバ4を介し
て局地基地局3−1〜3−9に送出される光変調信号の
光パワーを制御することによって容易に行うことができ
る。
【0048】この機能を利用して、本実施形態では局地
基地局群G1とG2による通信カバレッジエリア重複領
域における局地基地局の送信電力分布に、無線端末6の
移動方向に対して送信電力が徐々に強から弱となるよう
に低下する勾配を持たせることによって、これらの通信
カバレッジエリア重複領域に無線端末6が進入したこと
を認識してハンドオーバ制御の実行を喚起するようにす
ることも可能である。
【0049】すなわち、無線端末6が局地基地局群G
1,G2間の通信カバレッジエリア重複領域を通過し、
それまで無線端末6が受信を行っていた局地基地局群G
1から隣接する局地基地局群G2へのハンドオーバが予
期される場合に、ハンドオーバ元の局地基地局群G1で
はハンドオーバ先の局地基地局群G2に近い局地基地局
3−3,3−4ほど弱い送信電力で通信を行う。これに
よって、ハンドオーバ元の局地基地局からの受信電力が
低下し、伝送品質が劣化したことによりハンドオーバ制
御が実行される。
【0050】[その他の実施形態]なお、本発明の別の
実施形態として、各局地基地局群による通信カバレッジ
エリアにおいて無線端末の移動方向終端側(無線端末の
離脱端側)の局地基地局の送信電力を固定的に小さくし
ておき、通信カバレッジエリアの中央および無線端末の
移動方向始端側(無線端末の進入端側)の局地基地局の
送信電力を固定的に大きくしておくことにより、局地基
地局群間のハンドオーバ制御に対する準備時間を確保し
て、急激な受信電力低下による強制切断を回避すること
ができる。
【0051】また、先の実施形態では各統合基地局とこ
れに対応する局地基地局郡内の各局地基地局との間を個
別に光ファイバで接続したが、統合基地局と局地基地局
群とをそれぞれ一本の光ファイバで接続し、局地基地局
群内では一本の光ファイバ上の光信号を例えば光タップ
を用いて各局地基地局に分配する構成としてもよい。そ
の場合、各局地基地局間で送信電力を不均一にするに
は、例えば各局地基地局において光タップから分配され
た光信号のパワーを調整するようにすればよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば異
なる統合基地局に接続された隣接する局地基地局群によ
る通信カバレッジエリアの重複領域を広くすることによ
り、ハンドオーバ制御に対する準備時間が十分確保され
るため、車両に搭載されて高速で移動する無線端末に対
しても、確実なハンドオーバ制御を実現することができ
る。従って、路車間通信において通信の切断を生じるこ
となく、安定して連続的な通信を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る路車間通信シス
テム全体の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施形態における統合基地局の送信系
の構成を示すブロック図
【図3】同第1の実施形態における局地基地局の送信系
の構成を示すブロック図
【図4】同第1の実施形態における送信電力制御部の構
成を示すブロック図
【図5】同第1の実施形態における各局地基地局による
通信カバレッジエリア及び送信ビームパターンについて
説明する図
【図6】同第1の実施形態における各局地基地局の送信
電力の違いについて説明する図
【図7】本発明の第2の実施形態に係る路車間通信シス
テムの構成と各局地基地局による通信カバレッジエリア
について示す図
【図8】本発明の第3の実施形態に係る路車間通信シス
テムの構成と各局地基地局による通信カバレッジエリア
について示す図
【図9】同第3の実施形態における隣接する局地基地局
間による通信カバレッジエリア重複領域における局地基
地局の送信電力分布について示す図
【符号の説明】
1…無線装置 2,2−1〜2−3…統合基地局 3,3−1〜3−13…局地基地局 4…光ファイバ 5…車両 6…無線端末 G1〜G3…局地基地局群 A1〜A9…局地基地局による通信カバレッジエリア B1〜B6…局地基地局群内でによる通信カバレッジエ
リア重複領域 C1〜C2…隣接する局地基地局群間でによる通信カバ
レッジエリア重複領域 11−1〜11−N…光源 12−1〜12−N…光変調器 13…送信電力制御部 14−1〜14−N…スイッチ 21…光検出器 22…増幅器 23…アンテナ 31…パーソナルコンピュータ 32…記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599138940 児島 史秀 神奈川県横須賀市光の丘3丁目4番 郵政 省通信総合研究所 横須賀無線通信研究セ ンター内 (71)出願人 000003078 株式会社東芝 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所横須賀無線通信研究センター 内 (72)発明者 児島 史秀 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所横須賀無線通信研究センター 内 (72)発明者 大島 茂 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 向井 学 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K002 AA05 CA14 FA01 GA07 5K067 AA23 EE02 EE10 EE13 EE16 EE37 EE44 EE56 GG08 HH01 JJ35 JJ39 JJ63

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路上を走行する車両に搭載されて移動す
    る無線端末との間で無線通信を行うべく道路に沿って所
    定間隔で設置され、かつ複数の局地基地局群に分割され
    た複数の局地基地局と、 前記局地基地局群の各々に対応して設けられ、前記複数
    の局地基地局を該局地基地局群毎に管理する複数の統合
    基地局と、 前記局地基地局群内の局地基地局と該局地基地局群に対
    応する統合基地局との間で信号を伝送するための伝送路
    とを有し、 前記局地基地局による通信カバレッジエリアは、同一局
    地基地局群内及び隣接する局地基地局群間でそれぞれ重
    複しており、さらに該通信カバレッジエリアの同一局地
    基地局群内での重複領域の長さに比して、隣接する局地
    基地局群間での重複領域の長さが大きい関係に設定され
    ていることを特徴とする路車間通信システム。
  2. 【請求項2】前記局地基地局群内の各局地基地局の送信
    ビームパターンは、該局地基地局による通信カバレッジ
    エリアの前記無線端末の移動方向始端及び終端に位置す
    る局地基地局の送信ビームパターンが中央に位置する局
    地基地局の送信ビームパターンより広い関係を有するよ
    うに設定されていることを特徴とする請求項1記載の路
    車間通信システム。
  3. 【請求項3】前記伝送路は光ファイバであり、 前記統合基地局は、外部から入力される無線変調信号を
    光変調信号に変換して前記光ファイバに送出するように
    構成され、前記局地基地局は、前記統合基地局から前記
    光ファイバを介して入力された前記光変調信号を無線変
    調信号に変換してアンテナにより送信することを特徴と
    する請求項1または2記載の路車間通信システム。
  4. 【請求項4】前記局地基地局の送信電力が不均一である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の
    路車間通信システム。
  5. 【請求項5】前記各局地基地局群内の局地基地局の送信
    電力は、該局地基地局群による通信カバレッジエリアの
    少なくとも前記無線端末の移動方向終端側に位置する一
    つの局地基地局の送信電力がそれ以外の局地基地局の送
    信電力に比して小さい関係を有するように設定されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載
    の路車間通信システム。
  6. 【請求項6】隣接する局地基地局群の端部にそれぞれ位
    置する少なくとも各一つの局地基地局は、各々による通
    信カバレッジエリアがほぼ全域で互いに重複するように
    設置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項記載の路車間通信システム。
  7. 【請求項7】前記通信カバレッジエリアの重複領域にお
    ける前記局地基地局の送信電力分布に、前記無線端末の
    移動方向に対して送信電力が徐々に低下する勾配を持た
    せたことを特徴とする請求項6記載の路車間通信システ
    ム。
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