JP2010074719A - 光伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の子機のそれぞれでは、下り処理手段が親機側から伝送されてきた下りの光信号を用いて取得した自機に対応したキャリアの信号を無線により送信し、上り処理手段が無線により受信した自機に対応したキャリアの信号を上りの光信号として自機より下位に存在する子機からの上りの光信号と合成して前記親機側へ伝送する。下り処理手段と上り処理手段のうちの一方又は両方では、係数記憶手段C1〜CNが各子機毎に設定することが可能な重み付け係数を記憶し、係数乗算手段D1〜DNが記憶された重み付け係数を処理対象となる自機に対応したキャリアの信号に乗算する。
【選択図】 図3
Description
このような無線通信システムでは、基地局装置から発せられる電波(無線信号)が届かないビル内等の領域(不感地帯)が存在する。そこで、親機と子機とを光ファイバで接続した光伝送装置を設け、子機をビル内等の不感地帯に設置して、基地局装置と親機とが通信し、親機と子機とが通信し、子機と不感地帯に存在する移動端末装置などとが通信することにより、移動体通信のサービスエリア(基地局装置のサービスエリア)を拡大することが行われている。
すなわち、前記複数の子機のそれぞれでは、下り処理手段が、前記親機側から伝送されてきた下りの光信号を用いて取得した自機に対応したキャリアの信号を無線により送信し、また、上り処理手段が、無線により受信した自機に対応したキャリアの信号を上りの光信号として、自機より下位(親機とは逆の側)に存在する子機からの上りの光信号と合成して、前記親機側へ伝送する。
すなわち、係数記憶手段が、各子機毎に設定することが可能な重み付け係数を記憶し、そして、係数乗算手段が、前記係数記憶手段に記憶された重み付け係数を処理対象となる自機に対応したキャリアの信号に乗算する。
また、各子機とキャリアとの対応関係や、各子機と重み付け係数との対応関係としては、それぞれ、種々なものが用いられてもよい。
図1には、本発明の一実施例に係るデジタル移動体通信システムの構成例を示してある。
本例のデジタル移動体通信システムは、基地局装置(BTS)1と、移動端末装置31、32を備えており、また、基地局装置1からの電波が届きにくい高層ビル21に設けられたものとして、アンテナ11を有する親機2と、高層ビル21内の不感知領域22に設けられたアンテナ12を有する子機3を備えている。
また、本例では、高層ビル21内の不感知領域22に存在する移動端末装置32と基地局装置1との間の通信を可能とするために、親機2と子機3を光ファイバで接続したデジタル光伝送装置を高層ビル21に設置してある。
なお、本例では、基地局装置1と親機2とが無線通信を行う構成を示したが、他の構成例として、基地局装置1と親機2とが有線のケーブルで接続されて有線通信を行う構成が用いられてもよい。
図1においては図示を省略したが、本例のデジタル光伝送装置では、1個の親機2に対して複数(本例では、N個)の子機A1〜ANが光ファイバB1〜BNを介してカスケード接続(例えば、縦列に接続)されている。
そして、各子機A1〜ANは、例えば、それぞれ、異なる不感知領域をサービスエリアに拡大するために設置される。
本例のデジタル光伝送装置は、親機2と第1の子機A1とを第1の光ファイバB1で接続し、第1の子機A1と第2の子機A2とを第2の光ファイバB2で接続し、以降も同様に接続して、第(N−1)の子機A(N−1)と第Nの子機ANとを第Nの光ファイバBNで接続して構成されている。
ここで、各光ファイバB1〜BNは、親機2から第Nの子機ANへの下り方向の光通信と、第Nの子機ANから親機2への上り方向の光通信の両方が可能な構成となっている。
また、最終段の子機ANは、例えば上り通信において、アンテナにより受信した電気信号(通信信号)を光信号へ変換して光ファイバBNを介して次段の子機A(N−1)へ送信する処理部を有している。
また、最終段以外の各子機A1〜A(N−1)は、例えば上り通信において、アンテナにより受信した電気信号(通信信号)を光信号へ変換して、前段の子機A2〜ANから光ファイバB2〜BNを介して受信した光信号と合成し、当該合成結果の光信号を光ファイバB1〜B(N−2)を介して次段の親機2或いは子機A1〜A(N−2)へ送信する処理部を有している。
なお、本例では、本例に特徴的な構成以外の構成であって一般的に知られたものや、従来技術と同様なものについては説明を簡略化或いは省略する。
また、本例では、各子機A1〜ANの構成や動作は概略的には同様であり、図3では、4個の子機A1〜A4のみを示してある。
本例では、親機2からマルチキャリアの下り光信号が送信され、カスケード接続された各子機A1〜AN毎の識別情報(識別ID)に従って各子機A1〜AN毎にキャリアが分別される構成を用いている。このように分別されたキャリアについて、各子機A1〜AN毎に決められた重み付け係数を用いることにより、子機A1〜AN毎にエリア領域を決めることが可能となる。
また、第Nの子機ANについては、上記と同様な動作であるが、次段の子機が存在しないため、下りの光信号を次段の子機へ送信しない。
本例では、各子機A1〜AN毎の重み付け係数の値は、トータルとして1となるようにする必要がある。具体的には、{(第1の重み付け係数)+(第2の重み付け係数)+・・・+(第(N−1)の重み付け係数)+(第Nの重み付け係数)=1}とする。
なお、本例では、本例に特徴的な構成以外の構成であって一般的に知られたものや、従来技術と同様なものについては説明を簡略化或いは省略する。
また、本例では、各子機A1〜ANの構成や動作は概略的には同様であり、図4では、4個の子機A1〜A4のみを示してある。
具体的な動作としては、第Nの子機ANは、アンテナにより受信した信号(当該第Nの子機ANに対応した第Nのキャリアの信号)と当該第Nの子機AN用に記憶部ENに設定された第Nの重み付け係数とを乗算器FNにより掛けて(つまり、乗算して)、当該乗算結果の信号を上りの光信号として光ファイバBNを介して次段の子機A(N−1)へ送信する。
すなわち、第1の子機A1は、アンテナにより受信した信号(当該第1の子機A1に対応した第1のキャリアの信号)と当該第1の子機A1用に記憶部E1に設定された第1の重み付け係数とを乗算器F1により掛けて(つまり、乗算して)、当該乗算結果の信号(例えば、光信号の形式)と光ファイバB2を介して前段の子機A2から受信した上りの光信号とを加算器G1により合成(加算)し、当該合成結果の光信号を上りの光信号として光ファイバB1を介して次段の親機2へ送信する。
親機2は、第1の子機A1から光ファイバB1を介して受信した上りの光信号(例えば、マルチキャリアの信号)を基地局装置1へ無線送信する。
本例では、各子機A1〜AN毎の重み付け係数の値は、トータルとして1となるようにする必要がある。具体的には、{(第1の重み付け係数)+(第2の重み付け係数)+・・・+(第(N−1)の重み付け係数)+(第Nの重み付け係数)=1}とする。
また、各子機A1〜AN毎のキャリア(例えば、周波数など)としては、下り通信と上り通信とで、同一のキャリアが用いられてもよく、或いは、異なるキャリアが用いられてもよい。
また、各子機A1〜ANにおいて行われる信号の演算(例えば、乗算や加算など)としては、例えば、光信号の形式で行われてもよく、或いは、電気信号の形式で行われてもよく、要は、所望の演算結果が得られればよい。
また、本例の各子機A1〜ANでは、図3に示されるような下り通信においては、重み付け係数をメモリに記憶する記憶部C1〜CNの機能により係数記憶手段が構成されており、重み付け係数を乗算する乗算器D1〜DNの機能により係数乗算手段が構成されている。
また、本例の各子機A1〜ANでは、図4に示されるような上り通信においては、重み付け係数をメモリに記憶する記憶部E1〜ENの機能により係数記憶手段が構成されており、重み付け係数を乗算する乗算器F1〜FNの機能により係数乗算手段が構成されている。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (1)
- 親機に対して光ファイバを介して複数の子機がカスケード接続された光伝送装置において、
前記複数の子機のそれぞれは、前記親機側から伝送されてきた下りの光信号を用いて取得した自機に対応したキャリアの信号を無線により送信する下り処理手段と、無線により受信した自機に対応したキャリアの信号を上りの光信号として自機より下位に存在する子機からの上りの光信号と合成して前記親機側へ伝送する上り処理手段と、を備え、
前記複数の子機のそれぞれにおいて、前記下り処理手段と前記上り処理手段のうちの一方又は両方は、各子機毎に設定することが可能な重み付け係数を記憶する係数記憶手段と、前記係数記憶手段に記憶された重み付け係数を処理対象となる自機に対応したキャリアの信号に乗算する係数乗算手段と、を有する、
ことを特徴とする光伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008242322A JP2010074719A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | 光伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008242322A JP2010074719A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | 光伝送装置 |
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JP2010074719A true JP2010074719A (ja) | 2010-04-02 |
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ID=42206051
Family Applications (1)
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JP2008242322A Pending JP2010074719A (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | 光伝送装置 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04207532A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信装置 |
JP2001204066A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Communications Research Laboratory Mphpt | 路車間通信システム |
JP2003169016A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-13 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 移動通信システムの中継器 |
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2008
- 2008-09-22 JP JP2008242322A patent/JP2010074719A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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