JP2001203979A - 記録再生装置、記録再生装置における編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

記録再生装置、記録再生装置における編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001203979A
JP2001203979A JP2000015078A JP2000015078A JP2001203979A JP 2001203979 A JP2001203979 A JP 2001203979A JP 2000015078 A JP2000015078 A JP 2000015078A JP 2000015078 A JP2000015078 A JP 2000015078A JP 2001203979 A JP2001203979 A JP 2001203979A
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JP2000015078A
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Mitsuyoshi Suzuki
光義 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを低減し利便性を向上させる記録再生
装置を得ること。 【解決手段】 画像データ,音声データ,他のデータを
入力し、符号化してストリームを蓄積メディア11aに
書き込むマルチメディア符号化器7と、蓄積メディア1
1aに蓄積された源ストリームを読み出して復号するマ
ルチメディア復号器15と、マルチメディア復号器15
が復号した画像データ,音声データ,他のデータに特殊
効果を施す音声処理器17,画像処理器21と、を備え
た記録再生装置において、音声処理器17,画像処理器
21が特殊効果を施した画像データ,音声データ,他の
データをマルチメディア復号器15に出力するセレクタ
27,29,31と、マルチメディア符号化器7,マル
チメディア復号器15を制御して編集を行うマイコン5
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データ、音
声データ、他のデータ等を符号化したストリームを蓄積
メディア(DVD,ハードディスク,磁気テープ等)に
書で込み、また読み出す記録再生装置、記録再生装置に
おける編集方法およびその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に関し、特に、蓄積メディアに蓄積されたスト
リームの編集を行うことができる記録再生装置、記録再
生装置における編集方法およびその方法をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データ、音声データ、他のデータ等
を符号化したストリームの蓄積メディアに対する書込み
および読出しを行う従来の記録再生装置として、たとえ
ば、図9に示すような記録再生装置がある。
【0003】この記録再生装置は、記録再生装置本体部
100内に、OSD(オンスクリーンディスプレー:ユ
ーザーが設定したグラフィックデータ)等の種々のデー
タを出力するマイクロコンピュータ(マイコン)80
と、マイクロホン(マイク)76からの音声データ(入
力音声)77,カメラ78からの画像データ(入力画
像)79およびマイコン80からのその他のデータ(入
力データ)81を入力し、符号化多重して書込み用バッ
ファメモリ前多重ストリーム83を生成するマルチメデ
ィア符号化器82と、マルチメディア符号化器82が生
成した書込み用バッファメモリ前多重ストリーム83を
バッファリングして書込み多重ストリーム85を生成し
蓄積メディア86に出力する書込み用バッファメモリ8
4と、蓄積メディア86から読み出された読出し多重ス
トリーム87をバッファリングして読出し用バッファメ
モリ後ストリーム89を生成し出力する読出し用バッフ
ァメモリ88と、読出し用バッファメモリ88からの読
出し用バッファメモリ後ストリーム89を入力して分離
復号し、音声データ(復号音声)91,画像データ(復
号画像)95およびその他のデータ(復号データ)99
を出力するマルチメディア復号器90と、マルチメディ
ア復号器90からの復号音声91を入力し、特殊処理を
行って特殊再生音声93を生成しスピーカー94に出力
する音声処理器92と、マルチメディア復号器90から
の復号画像95を入力し、特殊処理を行って特殊再生画
像97を生成しCRT等のモニター98に出力する画像
処理器96と、を備えている。
【0004】つぎに、この記録再生装置の動作について
説明する。この記録再生装置は、蓄積メディア86への
記録(書込み)を行う記録状態または蓄積メディア86
からの再生(読出し)を行う再生状態で動作する。この
記録再生装置は、記録状態で動作する記録時、マイク7
6からの入力音声77,カメラ78からの入力画像79
およびマイコン80から別途入力する入力データ81を
マルチメディア符号化器82で符号化多重して書込み用
バッファメモリ前多重ストリーム83を生成し、生成し
た書込み用バッファメモリ前多重ストリーム83を、書
込み用バッファメモリ84を経て書込み多重ストリーム
85として蓄積メディア86に書き込む。
【0005】また、この記録再生装置は、再生状態で動
作する再生時、蓄積メディア86から読出し多重ストリ
ーム87を読み出し、読み出した読出し多重ストリーム
87を、読出し用バッファメモリ88を経て読出し用バ
ッファメモリ後多重ストリーム89としてマルチメディ
ア復号器90に入力して分離復号し、復号音声91,復
号画像95,復号データ99として再生する。
【0006】この記録再生装置の再生系は、通常の再生
用の機能に加えて特殊再生用の機能を有しており、復号
音声91,復号画像95を音声処理器92,画像処理器
96で特殊処理することにより特殊再生を行うことがで
きる。復号データ99については、マイコン80で用い
たり、OSD等のグラフィックデータであれば画像処理
器96で多重してモニター98に出力したりする。特殊
再生としては、スロー再生,早送り再生,巻き戻し再
生,ポーズ,ストロボ再生等がある。さらに、音声であ
ればキーコントロール,ボーカルカット等、画像であれ
ば拡大縮小,回転等がある。
【0007】つぎに、この記録再生装置を用いて特殊編
集を行う場合について説明する。図10は、この記録再
生装置による特殊編集時の概略構成を示す構成図であ
る。この記録再生装置においては、蓄積メディア86に
蓄積されたストリームに特殊処理を加えて編集する特殊
編集を行う場合、2台の記録再生装置を配置する。そし
て、一方の記録再生装置本体部100aの特殊再生音声
93,特殊再生画像97がそれぞれ他方の記録再生装置
本体部100bの入力音声77,入力画像79となるよ
うに、一方の記録再生装置本体部100aの音声処理器
92,画像処理器96と他方の記録再生装置本体部10
0bのマルチメディア符号化器82とを接続する。そし
て、一方の記録再生装置本体部100a側には、編集対
象である編集前の源ストリームを蓄積した蓄積メディア
86を配置し、他方の記録再生装置本体部100b側に
は、編集されたストリームを蓄積するための未記録の蓄
積メディア86を配置する。
【0008】特殊編集時の動作においては、一方の記録
再生装置本体100aを再生状態とし、他方の記録再生
装置本体100bを記録状態として動作させる。一方の
記録再生装置本体100a側の蓄積メディア86から源
ストリームが再生され、特殊再生音声93がスピーカー
94に出力され、特殊再生画像97がモニター98に出
力される。また、これらの特殊再生音声93,特殊再生
画像97は特殊再生装置本体100b側で符号化され、
未記録の蓄積メディア86に編集結果として記録され
る。ユーザーはスピーカー94およびモニター98の出
力を監視して編集動作の起動停止を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、1台の記録再生装置により蓄積メデ
ィア86に対する読出しと書込みを行って特殊編集を行
うことができず、2台の記録再生装置が必要となるた
め、コストが上昇し、利便性が悪化するという問題点が
あった。また、2台の記録再生装置の同期が正確にとれ
ない場合は、ユーザーの思い通りの編集ができないとい
う不具合もあった。
【0010】この発明は、上記に鑑みてなされたもので
あって、コストを低減し、利便性を向上させる記録再生
装置、記録再生装置における編集方法およびその方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、この発明にかかる記録再生装置
にあっては、画像データおよび/または音声データおよ
び/または他のデータを入力し、符号化してストリーム
を蓄積手段に書き込む符号化手段と、前記蓄積手段に蓄
積された源ストリームを読み出して復号する復号手段
と、前記復号手段が復号した画像データおよび/または
音声データおよび/または他のデータに特殊効果を施す
特殊効果手段と、を備えた記録再生装置において、前記
特殊効果手段が特殊効果を施した画像データおよび/ま
たは音声データおよび/または他のデータを前記符号化
手段に出力する出力手段と、前記符号化手段および復号
手段を制御して編集を行う制御手段と、を具備すること
を特徴とする
【0012】この発明によれば、出力手段が、特殊効果
手段が特殊効果を施した画像データおよび/または音声
データおよび/または他のデータを符号化手段に出力
し、制御手段が、符号化手段および復号手段を制御して
編集を行う。これにより、1台の記録再生装置により蓄
積手段に対する読出しと書込みを行って編集を行うこと
ができる。
【0013】つぎの発明にかかる記録再生装置にあって
は、前記制御手段が、前記蓄積手段に対する書込みおよ
び読出しを時分割に行うように前記符号化手段および復
号手段を制御することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、制御手段が、蓄積手段
に対する書込みおよび読出しを時分割に行うように符号
化手段および復号手段を制御することにより、一つの蓄
積メディアに対する読出しと書込みを行って編集を行う
ことができる。
【0015】つぎの発明にかかる記録再生装置にあって
は、さらに、読み出された源ストリームを符号化するこ
となく折り返して前記蓄積手段に書き込むための折返し
手段を具備し、前記制御手段が、特殊効果を施さない部
分の源ストリームを読み出した場合は符号化することな
く前記蓄積手段に書き込むように前記符号化手段,復号
手段および折返し手段を制御することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、制御手段が、特殊効果
を施さない部分の源ストリームを読み出した場合は符号
化することなく蓄積手段に書き込むように符号化手段,
復号手段および折返し手段を制御することにより、特殊
効果を施さない部分についてストリームの劣化を防止す
ることができる。
【0017】つぎの発明にかかる記録再生装置にあって
は、さらに、読み出された源ストリーム中の画像デー
タ、音声データまたは他のデータの各エレメントのスト
リームを符号化することなく折り返して前記蓄積手段に
書き込むための折返し手段を具備し、前記制御手段が、
読み出した源ストリーム中の各エレメントのストリーム
において特殊効果を施さない部分は符号化することなく
前記蓄積手段に書き込むように前記符号化手段,復号手
段および折返し手段を制御することを特徴とする。
【0018】この発明によれば、制御手段が、読み出し
た源ストリーム中の画像データ、音声データまたは他の
データの各エレメントのストリームにおいて特殊効果を
施さない部分は符号化することなく蓄積手段に書き込む
ように符号化手段,復号手段および折返し手段を制御す
ることにより、各エレメント単位で特殊効果を施さない
部分についてストリームの劣化を防止することができ
る。
【0019】つぎの発明にかかる記録再生装置にあって
は、さらに、編集の条件を入力するための入力手段を具
備し、前記制御手段は、前記入力手段を介して入力され
た編集の条件に基づいて編集した場合の編集結果の情報
を生成することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、制御手段が、入力手段
を介して入力された編集の条件に基づいて編集した場合
の編集結果の情報を生成することにより、ユーザーが事
前に編集結果を確認することができる。
【0021】つぎの発明にかかる記録再生装置にあって
は、前記制御手段が、前記源ストリームの一部または全
部を消去する場合、編集の過程で不要となった部分を適
宜消去しつつ編集することを特徴とする。
【0022】この発明によれば、制御手段が、源ストリ
ームの一部または全部を消去する場合、編集の過程で不
要となった部分を適宜消去しつつ編集することにより、
空き容量の少ない蓄積メディアでも編集を行うことがで
きる。
【0023】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、画像データおよび/または音声デ
ータおよび/または他のデータを符号化した源ストリー
ムが書き込まれた蓄積手段から源ストリームを読み出し
て復号する復号工程と、前記復号工程で復号された画像
データおよび/または音声データおよび/または他のデ
ータに特殊効果を施す特殊効果工程と、前記特殊効果工
程で特殊効果を施された画像データおよび/または音声
データおよび/または他のデータを符号化したストリー
ムを前記蓄積手段へ書き込む符号化工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0024】この発明によれば、復号工程で、画像デー
タおよび/または音声データおよび/または他のデータ
を符号化した源ストリームが書き込まれた蓄積手段から
源ストリームを読み出し、特殊効果工程で、復号工程で
復号された画像データおよび/または音声データおよび
/または他のデータに特殊効果を施し、符号化工程で、
特殊効果工程で特殊効果を施された画像データおよび/
または音声データおよび/または他のデータを符号化し
たストリームを蓄積手段へ書き込む。これにより、1台
の記録再生装置により蓄積手段に対する読出しと書込み
を行って編集を行うことができる。
【0025】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、前記復号工程および符号化工程
で、前記蓄積手段に対する書込みおよび読出しを時分割
に行うことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、復号工程および符号化
工程で、蓄積手段に対する書込みおよび読出しを時分割
に行うことにより、一つの蓄積メディアに対する読出し
と書込みを行って編集を行うことができる。
【0027】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、前記復号工程で、特殊効果を施さ
ない部分の前記源ストリームを読み出した場合、復号す
ることなく前記蓄積手段に書き込むことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、復号工程で、特殊効果
を施さない部分の源ストリームを読み出した場合、復号
することなく蓄積手段に書き込むことにより、特殊効果
を施さない部分についてストリームの劣化を防止するこ
とができる。
【0029】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、前記復号工程で、読み出した源ス
トリーム中の画像データ、音声データまたは他のデータ
の各エレメントのストリームにおいて特殊効果を施さな
い部分を復号することなく前記蓄積手段に書き込むこと
を特徴とする。
【0030】この発明によれば、復号工程で、読み出し
た源ストリーム中の画像データ、音声データまたは他の
データの各エレメントのストリームにおいて特殊効果を
施さない部分を復号することなく蓄積手段に書き込むこ
とにより、各エレメント単位で特殊効果を施さない部分
についてストリームの劣化を防止することができる。
【0031】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、さらに、編集の条件を入力する入
力工程と、前記入力工程で入力された編集の条件に基づ
いて編集した場合の結果の情報を生成する生成工程と、
を含むことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、入力工程で編集の条件
を入力し、生成工程で、入力工程で入力された編集の条
件に基づいて編集した場合の結果の情報を生成すること
により、ユーザーが事前に編集結果を確認することがで
きる。
【0033】つぎの発明にかかる記録再生装置における
編集方法にあっては、前記源ストリームの一部または全
部を消去する場合、編集の過程で不要となった消去すべ
き部分を編集中に適宜消去する消去工程を含むことを特
徴とする。
【0034】この発明によれば、消去工程で、源ストリ
ームの一部または全部を消去する場合、編集の過程で不
要となった消去すべき部分を編集中に適宜消去すること
により、空き容量の少ない蓄積メディアでも編集を行う
ことができる。
【0035】つぎの発明にかかる記録再生装置における
コンピュータ読み取り可能な記録媒体にあっては、前記
発明にかかる方法をコンピュータに実行させるプログラ
ムを記録したことを特徴とする。
【0036】この発明によれば、前記発明にかかる方法
をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこと
で、そのプログラムが機械読取り可能となるため、前記
発明にかかる動作をコンピュータによって実現すること
ができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる記録再生
装置、記録再生装置における編集方法およびその方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態を、図面に
基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によ
り、この発明が限定されるものではない。
【0038】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1にかかる記録再生装置の概略構成を示す構成図で
ある。この記録再生装置は、OSD(オンスクリーンデ
ィスプレー:ユーザーが設定したグラフィックデータ)
等の種々のデータを出力するマイクロコンピュータ(マ
イコン)5と、マイクロホン(マイク)1からの音声デ
ータ(入力音声)2および自装置の特殊再生音声18を
入力し、これらのいずれかを選択して出力する音声セレ
クタ27と、カメラ3からの画像データ(入力画像)4
および自装置の特殊再生画像22を入力し、これらのい
ずれかを選択して出力する画像セレクタ29と、マイコ
ン5からのその他のデータ(入力データ)6および自装
置の復号データ26を入力し、これらのいずれかを選択
して出力するデータセレクタ31と、音声セレクタ27
からの出力である被符号化音声28と画像セレクタ29
からの出力である被符号化画像30とデータセレクタ3
1からの出力である被多重データ32とを入力し、符号
化多重して書込み用バッファメモリ前多重ストリーム8
を生成するマルチメディア符号化器7と、マルチメディ
ア符号化器7が生成した書込み用バッファメモリ前多重
ストリーム8をバッファリングして書込み多重ストリー
ム10を生成し蓄積メディア11aに出力する書込み用
バッファメモリ9と、蓄積メディア11aから読み出さ
れた読出し多重ストリーム12をバッファリングして読
出し用バッファメモリ後多重ストリーム14を生成し出
力する読出し用バッファメモリ13と、読出し用バッフ
ァメモリ13からの読出し用バッファメモリ後多重スト
リーム14を入力して分離復号し、音声データ(復号音
声)16,画像データ(復号画像)20およびその他の
データ(復号データ)26を出力するマルチメディア復
号器15と、マルチメディア復号器15からの復号音声
16を入力し、特殊処理を行って特殊再生音声18を生
成しスピーカー19に出力する音声処理器17と、マル
チメディア復号器15からの復号画像20を入力し、特
殊処理を行って特殊再生画像22を生成し出力する画像
処理器21と、画像処理器21からの特殊再生画像22
を入力し、特殊編集のためのモニタ画像出力24をCR
T等のモニター25に出力するグラフィック多重器23
と、ユーザーからの入力のためのキー,リモートコント
ローラ,タッチパネル等の入力部43と、を備えてい
る。
【0039】マイコン5は、記録再生装置の各部を制御
する。蓄積メディア11aは読出し書込みが同時または
時分割にできる記録媒体であって、DVD等の光ディス
クでもよいし、ハードディスク等の磁気ディスクでもよ
いし、VTR等の磁気テープでもよい。音声セレクタ2
7は、マイク1からの入力音声2または音声処理器17
からの特殊再生音声18を選択し、被符号化音声28と
して出力する。画像セレクタ29は、カメラ3からの入
力画像4または画像処理器21からの特殊再生画像22
を選択し、被符号化画像30として出力する。データセ
レクタ31は、マイコン5からの入力データ6またはマ
ルチメディア復号器15からの復号データ26を選択
し、被多重データ32として出力する。
【0040】マルチメディア符号化器7は、被符号化音
声28,被符号化画像30および被多重データ32を入
力し、符号化して多重し、書込み用バッファメモリ前多
重ストリーム8を出力する。書込み用バッファメモリ9
は、書込み用バッファメモリ前多重ストリーム8を入力
し、書込み多重ストリーム10を蓄積メディア11aに
出力する。読出し用バッファメモリ13は、マイコン5
により蓄積メディア11aから読み出された読出し多重
ストリーム12を入力し、読出し用バッファメモリ後多
重ストリーム14を出力する。
【0041】マルチメディア復号器15は、読出し用バ
ッファメモリ後多重ストリーム14を入力し、分離して
復号し、復号音声16,復号画像20および復号データ
26を出力する。音声処理器17は、復号音声16を入
力し、特殊再生のための特殊処理を施して特殊再生音声
18を生成しスピーカー19および音声セレクタ27に
出力する。画像処理器21は、復号画像20を入力し、
特殊再生のための特殊処理を施し特殊再生画像22を生
成しグラフィック多重器23および画像セレクタ29に
出力する。
【0042】復号データ26については、マイコン5で
用いたり、OSD等のグラフィックデータであれば画像
処理器21で多重して出力したりする。特殊再生として
は、スロー再生,早送り再生,巻き戻し再生,ポーズ,
ストロボ再生等がある。さらに、音声であればキーコン
トロール,ボーカルカット等、画像であれば拡大縮小,
回転等がある。グラフィック多重器23は、特殊再生画
像22を入力し、特殊編集のためのモニタ画像出力24
をCRT等のモニター25に出力する。
【0043】なお、マルチメディア符号化器7および書
込み用バッファメモリ9は、この発明の符号化手段に対
応し、蓄積メディア11aは、この発明の蓄積手段に対
応し、読出し用バッファメモリ13およびマルチメディ
ア復号器15は、この発明の復号手段に対応し、音声処
理器17および画像処理器21は、この発明の特殊効果
手段に対応し、音声セレクタ27,画像セレクタ29お
よびデータセレクタ31は、この発明の出力手段に対応
し、マイコン5は、この発明の制御手段に対応する。
【0044】以上の構成において、実施の形態1の動作
について、(記録時における動作),(再生時における
動作),(特殊編集時における動作)の順で説明する。
【0045】(記録時における動作)記録時における動
作において、音声セレクタ27,画像セレクタ29,デ
ータセレクタ31は、マイコン5の制御により、マイク
1からの入力音声2,カメラ3からの入力画像4,マイ
コン5からの入力データ6をそれぞれ選択する。そし
て、記録再生装置は、音声セレクタ27,画像セレクタ
29およびデータセレクタ31の出力をマルチメディア
符号化器7で符号化多重して書込み用バッファメモリ前
多重ストリーム8を生成し、生成した書込み用バッファ
メモリ前多重ストリーム8を、書込み用バッファメモリ
9を経て書込み多重ストリーム10として蓄積メディア
11aに書き込む。
【0046】(再生時における動作)再生時における動
作においても、音声セレクタ27,画像セレクタ29,
データセレクタ31は、マイコン5の制御により、マイ
ク1からの入力音声2,カメラ3からの入力画像4,マ
イコン5からの入力データ6をそれぞれ選択する。そし
て、記録再生装置は、蓄積メディア11aから読出し多
重ストリーム12を読み出し、読み出した読出し多重ス
トリーム12を、読出し用バッファメモリ13を経て読
出し用バッファメモリ後多重ストリーム14としてマル
チメディア復号器15に入力して分離復号し、復号音声
16,復号画像20,復号データ26として再生する。
記録再生装置の再生系は、通常の再生用の機能に加えて
特殊再生用の機能を有しており、復号音声16,復号画
像20を音声処理器17,画像処理器21で特殊処理す
ることにより特殊再生を行うことができる。復号データ
26については、マイコン5で用いたり、OSD等のグ
ラフィックデータであれば画像処理器21で多重して出
力したりする。
【0047】(特殊編集時における動作)つぎに、本発
明の要部である特殊編集時における動作について、図2
を参照して説明する。図2は、実施の形態1にかかる記
録再生装置の特殊編集時の動作を示すタイミングチャー
トである。蓄積メディア11aに蓄積されたストリーム
に特殊処理を加えて編集する特殊編集において、音声セ
レクタ27,画像セレクタ29,データセレクタ31
は、マイコン5の制御により、音声処理器17からの特
殊再生音声18,画像処理器21からの特殊再生画像2
2,マルチメディア復号器15からの復号データ26を
それぞれ選択する。また、マイコン5の制御により、蓄
積メディア11aに対する書込みおよび読出しは時分割
または同時に行われる。
【0048】記録再生装置は、蓄積メディア11aから
編集対象である編集前の源ストリームを読出し多重スト
リーム12として読み出す。そして、読出し時の動作と
同様に、読み出した読出し多重ストリーム12を、読出
し用バッファメモリ13を経て読出し用バッファメモリ
後多重ストリーム14としてマルチメディア復号器15
に入力して分離復号し、復号音声16,復号画像20,
復号データ26を生成する。復号音声16,復号画像2
0,復号データ26中のOSD等のグラフィックデータ
は、音声処理器17,画像処理器21で特殊処理され、
特殊再生音声18,特殊再生画像22として出力され
る。
【0049】音声セレクタ27,画像セレクタ29,デ
ータセレクタ31は、音声処理器17からの特殊再生音
声18,画像処理器21からの特殊再生画像22,マル
チメディア復号器15からの復号データ26を選択し、
被符号化音声28,被符号化画像30,被多重データ3
2として出力する。そして、記録再生装置は、被符号化
音声28,被符号化画像30および被多重データ32を
マルチメディア符号化器7で符号化多重して書込み用バ
ッファメモリ前多重ストリーム8を生成し、生成した書
込み用バッファメモリ前多重ストリーム8を、書込み用
バッファメモリ9を経て書込み多重ストリーム10とし
て蓄積メディア11aに書き込む。
【0050】蓄積メディア11aに対する書込みおよび
読出しは、図2に示すように、たとえば、交互に時分割
に行われる。なお、図1に点線で示すように、さらにも
う一つの蓄積メディア11bを配置し、一方の蓄積メデ
ィア11aを源ストリームの読出し専用とし、他方の蓄
積メディア11bを編集後のストリームの書込み専用と
してもよい。これにより、時分割による読出し書込みの
制御が不要となり、同時に読出し書込みを行うことがで
きる。
【0051】前述したように、この発明の実施の形態1
によれば、自装置の特殊再生音声18,特殊再生画像2
2および復号データ26を選択的に入力し、特殊編集
時、蓄積メディア11aに対する読出しおよび書込みを
時分割または同時に行うため、1台の記録再生装置で特
殊編集を行うことが可能となり、コスト低減,利便性向
上を図ることができる。また、1台の記録再生装置で特
殊編集を行うため、同期ずれによる問題が発生すること
もない。
【0052】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2にかかる記録再生装置の概略構成を示す構成図で
ある。なお、基本的な構成は、実施の形態1と同様につ
き、同一の部分については図1と同一の符号を付してそ
の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。こ
の記録再生装置は、読出し用バッファメモリ13からの
読出し用バッファメモリ後多重ストリーム14を入力
し、遅延させて出力する折返しストリームバッファメモ
リ36と、マルチメディア符号化器7と書込み用バッフ
ァメモリ9との間に配置され、マルチメディア符号化器
7の出力である符号化後多重ストリーム33と折返しス
トリームバッファメモリ36の出力である折返しストリ
ーム37とを入力し、いずれかを選択して書込み用バッ
ファメモリ9に出力するストリームセレクタ34と、を
備えている。
【0053】ストリームセレクタ34は、マイコン5の
制御により、符号化後多重ストリーム33または折返し
ストリーム37を選択して書込み用バッファメモリ前多
重ストリーム35とし書込み用バッファメモリ9に出力
する。折返しストリームバッファメモリ36は、読出し
用バッファメモリ後多重ストリーム14を入力し、遅延
させて折返しストリーム37としストリームセレクタ3
4に出力する。なお、折返しストリームバッファメモリ
36およびストリームセレクタ34は、この発明の折返
し手段に対応する。
【0054】以上の構成において、実施の形態2の動作
について説明する。なお、基本的な動作は実施の形態1
と同様につき、同一の部分についてはその説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明する。実施の形態2の
動作では、記録時において、ストリームセレクタ34が
マルチメディア符号化器7からの符号化後多重ストリー
ム33を選択して書込み用バッファメモリ前多重ストリ
ーム35とし書込み用バッファメモリ9に出力する。そ
して、実施の形態1と同様の動作が行われる。再生時に
おいても、実施の形態1と同様の動作が行われる。
【0055】図4は、実施の形態2にかかる記録再生装
置の特殊編集時の動作を示すタイミングチャートであ
る。特殊編集時において、特殊処理を施す時間部分の源
ストリームを読み出した場合、ストリームセレクタ34
がマルチメディア符号化器7からの符号化後多重ストリ
ーム33を選択して書込み用バッファメモリ前多重スト
リーム35とし書込み用バッファメモリ9に出力する。
そして、実施の形態1と同様に、復号および符号化が行
われ、蓄積メディア11aに対する書込みおよび読出し
が行われる。
【0056】一方、特殊処理を施さない時間部分の源ス
トリームを読み出した場合は、折返しストリームバッフ
ァメモリ36が読出し用バッファメモリ後多重ストリー
ム14を入力し、遅延させて折返しストリーム37を出
力する。ストリームセレクタ34は、折返しストリーム
バッファメモリ36からの折返しストリーム37を選択
して書込み用バッファメモリ前多重ストリーム35とし
書込み用バッファメモリ9に出力する。すなわち、特殊
処理の必要のない源ストリームが符号化,復号されずに
そのまま編集後のストリームとなる。この場合も、蓄積
メディア11aに対する書込みおよび読出しは、マイコ
ン5の制御により、時分割または同時に行われる。
【0057】ここで、折返しストリームバッファメモリ
36での遅延は、特殊処理を施す時間部分のストリーム
が復号,符号化されてストリームセレクタ34に達する
までの遅延と等しくなるようにする。これにより、特殊
処理を施す時間部分のストリームと特殊処理を施さない
時間部分のストリームとが切り替わるときも順番が前後
せず、ずれや重なりを防止することができる。
【0058】前述したように、この発明の実施の形態2
によれば、特殊編集において、特殊処理を施す必要のな
い時間部分のストリームについては、復号,符号化する
ことなく、そのまま編集後のストリームとして書込みを
行うため、符号化の際にデータが劣化してしまう非可逆
符号化を行う場合でも、特殊処理を施す必要のない時間
部分のストリームの劣化を防止することができる。
【0059】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3にかかる記録再生装置の概略構成を示す構成図で
ある。なお、基本的な構成は、実施の形態1と同様につ
き、同一の部分については図1と同一の符号を付してそ
の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。こ
の記録再生装置は、マルチメディア符号化器41と、マ
ルチメディア復号器42と、マルチメディア符号化器4
1とマルチメディア復号器42との間に設けられた音声
折返しバッファメモリ67,画像折返しバッファメモリ
69およびデータ折返しバッファメモリ71と、を備え
ている。
【0060】マルチメディア復号器42は、読出し用バ
ッファメモリ13からの読出し用バッファメモリ後多重
ストリーム14を入力し、各エレメントのストリーム
(読出し音声ストリーム63,読出し画像ストリーム6
4,読出しデータストリーム65)に分離して出力する
エレメント分離器62と、エレメント分離器62からの
読出し音声ストリーム63,読出し画像ストリーム6
4,読出しデータストリーム65をそれぞれ復号して復
号音声16,復号画像20,復号データ26を出力する
エレメント復号器66と、を備えており、実施の形態1
のマルチメディア復号器15と同様の動作を行う。
【0061】音声折返しバッファメモリ67はエレメン
ト分離器62からの読出し音声ストリーム63を入力
し、遅延させて音声折返しストリーム68を生成する。
画像折返しバッファメモリ69は、読出し画像ストリー
ム64を入力し、遅延させて画像折返しストリーム70
を生成する。データ折返しバッファメモリ71は、読出
しデータストリーム65を入力し、遅延させてデータ折
返しストリーム72を生成する。
【0062】マルチメディア符号化器41は、音声セレ
クタ27からの被符号化音声28,画像セレクタ29か
らの被符号化画像30,データセレクタ31からの被多
重データ32を入力してそれぞれ符号化し、符号化後音
声ストリーム52,符号化後画像ストリーム55,符号
化後データストリーム58を生成するエレメント符号化
器51と、符号化後音声ストリーム52および音声折返
しストリーム68を入力し、いずれかを選択して書込み
音声ストリーム54を生成する音声ストリームセレクタ
53と、符号化後画像ストリーム55および画像折返し
ストリーム70を入力し、いずれかを選択して書込み画
像ストリーム57を生成する画像ストリームセレクタ5
6と、符号化後データストリーム58およびデータ折返
しストリーム72を入力し、いずれかを選択して書込み
データストリーム60を生成するデータストリームセレ
クタ59と、書込み音声ストリーム54,書込み画像ス
トリーム57,書込みデータストリーム60を入力し、
多重して書込み用バッファメモリ前多重ストリーム8を
生成するエレメント多重器61と、を備えている。
【0063】音声ストリームセレクタ53,画像ストリ
ームセレクタ56,データストリームセレクタ59は、
マイコン5の制御により、入力したストリームの選択を
行い、書込み音声ストリーム54,書込み画像ストリー
ム57,書込みデータストリーム60としてエレメント
多重器61に出力する。音声折返しバッファメモリ6
7,画像折返しバッファメモリ69,データ折返しバッ
ファメモリ71は、読出し音声ストリーム63,読出し
画像ストリーム64,読出しデータストリーム65を入
力し、遅延させて音声折返しストリーム68,画像折返
しストリーム70,データ折返しストリーム72とし、
音声ストリームセレクタ53,画像ストリームセレクタ
56,データストリームセレクタ59に出力する。
【0064】なお、音声折返しバッファメモリ67,画
像折返しバッファメモリ69,データ折返しバッファメ
モリ71,音声ストリームセレクタ53,画像ストリー
ムセレクタ56およびデータストリームセレクタ59
は、この発明の折返し手段に対応する。
【0065】以上の構成において、実施の形態3の動作
について説明する。なお、基本的な動作は実施の形態1
と同様につき、同一の部分についてはその説明を省略
し、異なる部分についてのみ説明する。実施の形態3の
動作では、記録時において、音声ストリームセレクタ5
3,画像ストリームセレクタ56,データストリームセ
レクタ59が、エレメント符号化器51からの符号化後
音声ストリーム52,符号化後画像ストリーム55,符
号化後データストリーム58をそれぞれ選択してエレメ
ント多重器61に出力する。そして、実施の形態1と同
様の動作が行われる。再生時においても、実施の形態1
と同様の動作が行われる。
【0066】図6は、実施の形態3にかかる記録再生装
置の特殊編集時の動作を示すタイミングチャートであ
る。特殊編集時、読み出された源ストリーム中の画像デ
ータ,音声データまたは他のデータの各エレメントのス
トリーム(エレメントストリーム)において特殊処理を
施す時間部分については、音声ストリームセレクタ5
3,画像ストリームセレクタ56,データストリームセ
レクタ59が、符号化後音声ストリーム52,符号化後
画像ストリーム55,符号化後データストリーム58を
選択し、書込み音声ストリーム54,書込み画像ストリ
ーム57,書込みデータストリーム60として出力す
る。そして、特殊処理を施すエレメントストリームにつ
いては、実施の形態1と同様に、復号および符号化が行
われ、蓄積メディア11aに対する書込みおよび読出し
が行われる。
【0067】一方、読み出された源ストリーム中の画像
データ,音声データまたは他のデータの各エレメントの
ストリームにおいて特殊処理を施さない時間部分につい
ては、音声折返しバッファメモリ67,画像折返しバッ
ファメモリ69,データ折返しバッファメモリ71が、
読出し音声ストリーム63,読出し画像ストリーム6
4,読出しデータストリーム65を入力して遅延させ、
音声折返しストリーム68,画像折返しストリーム7
0,データ折返しストリーム72として出力する。
【0068】音声ストリームセレクタ53,画像ストリ
ームセレクタ56,データストリームセレクタ59は、
音声折返しストリーム68,画像折返しストリーム7
0,データ折返しストリーム72を選択して、書込み音
声ストリーム54,書込み画像ストリーム57,書込み
データストリーム60として出力する。すなわち、特殊
処理の必要のない時間部分の源のエレメントストリーム
が符号化,復号されずにそのまま編集後のエレメントス
トリームとなる。この場合も、蓄積メディア11aに対
する書込みおよび読出しは、マイコン5の制御により、
時分割または同時に行われる。
【0069】たとえば、図6に示すように、ある時間部
分において、音声データのエレメントストリームに特殊
処理を行わず、画像データおよび他のデータのエレメン
トストリームに特殊処理を行って編集する場合は、画像
データおよび他のデータのエレメントストリームについ
ては、復号,符号化が行われるが、音声データのエレメ
ントストリームについては、復号,符号化が行われずに
そのまま編集後のエレメントストリームとして記録され
る。画像データのエレメントストリームのみ特殊処理を
行わない場合等、他の場合についても同様に特殊編集が
行われる。
【0070】ここで、音声折返しバッファメモリ67,
画像折返しバッファメモリ69,データ折返しバッファ
メモリ71での遅延は、特殊処理を施す時間部分のエレ
メントストリームが復号,符号化されて音声ストリーム
セレクタ53,画像ストリームセレクタ56,データス
トリームセレクタ59に達するまでの遅延と等しくなる
ように、また、他のエレメントストリームとの同期がず
れないようにする。これにより、特殊処理を施す時間部
分のストリームと特殊処理を施さない時間部分のストリ
ームとが切り替わるときも順番が前後せず、ずれや重な
りを防止することができる。
【0071】前述したように、この発明の実施の形態3
によれば、特殊編集において、特殊処理を施す必要のな
い時間部分のエレメントストリームについては、復号,
符号化することなく、そのまま編集後のエレメントスト
リームとして書込みを行うため、符号化の際にデータが
劣化してしまう非可逆符号化を行う場合でも、特殊処理
を施す必要のない時間部分のエレメントストリームの劣
化を防止することができる。
【0072】実施の形態4.この発明の実施の形態4
は、前述した実施の形態1〜実施の形態3において、ユ
ーザーが編集の手順,条件等をプログラムすることがで
きるようにしたものである。基本的な構成および動作に
ついては実施の形態1〜実施の形態3と同様につき、同
一の部分についてはその説明を省略し、異なる部分につ
いてのみ説明する。ここでは、ユーザーが入力部43を
介してマイコン5に設定するプログラムおよびこのプロ
グラムに基づく動作について説明する。
【0073】図7は、この発明の実施の形態4にかかる
記録再生装置のプログラムの一例を示す説明図である。
このプログラムは、たとえば、マイコン5の制御によ
り、グラフィック多重器23を経由してモニター25上
に表示される。これにより、ユーザーが任意に所望のプ
ログラムを生成することができる。この例で、「編集手
順」は、編集を行う順序で、1から順にカウントアップ
して実行される。「源ストリーム時間」は、編集を行う
源ストリームの時間部分であり、源ストリームの先頭を
時刻0として通常再生した場合の時刻に対する編集の開
始時刻と終了時刻で表されている。
【0074】「源ストリーム消去」は、編集後不要にな
った源ストリームを蓄積メディア11aから消去するか
しないかの区別である。「特殊編集モード」は、編集を
行うときの動作モードであり、ユーザーは、各時間部分
についてどのような特殊処理を行うかまたは特殊処理を
行わないかを任意に設定することができる。「編集後時
間」は、編集前の時間部分のストリームに対応する編集
後の時間部分のストリームであり、編集後のストリーム
の先頭を時刻0として通常再生した場合の時刻に対する
開始時刻と終了時刻で表されている。「編集後時間」
は、マイコン5がユーザーの設定したプログラムの内容
から計算し、モニター25により表示する。
【0075】この例では、容量20分の蓄積メディア1
1aに編集前の源ストリームが13分30秒間(時刻0
分0秒〜時刻13分30秒)記録されていたとする。こ
のプログラム実行後のストリームの時刻0分0秒から時
刻7分30秒までは、源ストリームで消去しない部分の
合計7分30秒間を前詰めで割り当てることとする。編
集後あらたに生成されるストリーム(合計時間9分0
秒)は、編集手順に従って、時刻7分30秒以降に順次
割り当てられる。ディスク等のランダムアクセスが可能
な蓄積メディアでは、ストリームを記録しているアドレ
スを固定したまま、再生時刻とアドレスとの関係を制御
するテーブルを作りかえるだけでよい。
【0076】図8は、実施の形態4にかかる記録再生装
置の特殊編集時の動作を示すタイミングチャートであ
る。この記録再生装置の特殊編集時の動作においては、
まず、編集手順1で、源ストリームの時刻1分0秒から
時刻2分0秒までについて通常複製(特殊処理を行わな
い編集)を行う。そして編集結果が編集後のストリーム
の時刻7分30秒から時刻8分30秒までに割り当てら
れる。この時点では14分30秒間のストリームが蓄積
メディア11aに蓄積されることとなる。
【0077】編集手順2では、源ストリームの時刻3分
0秒から時刻4分0秒までについて、音声データを高音
程で編集し、画像データおよび他のデータを通常複製す
る。そして編集結果が編集後のストリームの時刻8分3
0秒から時刻9分30秒までに割り当てられる。この時
点では15分30秒間のストリームが蓄積メディア11
aに蓄積されている。源ストリームの時刻3分0秒から
時刻4分0秒までは、後の編集手順で使用しないので、
編集手順2の終了後消去する。この消去後は、14分3
0秒間のストリームが蓄積メディア11aに蓄積される
こととなる。
【0078】編集手順3では、源ストリームの時刻5分
0秒から時刻6分0秒までについて、画像データを縮小
で編集し、音声データおよび他のデータを通常複製す
る。そして編集結果が編集後のストリームの時刻9分3
0秒から時刻10分30秒までに割り当てられる。この
時点では15分30秒間のストリームが蓄積メディア1
1aに蓄積されている。源ストリームの時刻5分0秒か
ら時刻5分45秒までは、後の編集手順で使用しないの
で、編集手順3の終了後消去するが、時刻5分45秒か
ら時刻6分0秒までは、後の編集手順8で使用するの
で、この段階では消去しない。この消去後は、14分4
5秒間のストリームが蓄積メディア11aに蓄積される
こととなる。
【0079】編集手順4では、源ストリームの時刻7分
0秒から時刻8分0秒までについて、ユーザーが設定し
たグラフィックデータであるOSD1を他のデータに多
重して編集し、音声データおよび画像データを通常複製
する。そして編集結果が編集後のストリームの時刻10
分30秒から時刻11分30秒までに割り当てられる。
この時点では15分45秒間のストリームが蓄積メディ
ア11aに蓄積されている。源ストリームの時刻7分4
5秒から時刻8分0秒までは、後の編集手順で使用しな
いので、編集手順4の終了後消去するが、時刻7分0秒
から時刻7分45秒までは、後の編集手順8で使用する
ので、この段階では消去しない。この消去後は、15分
30秒間のストリームが蓄積メディア11aに蓄積され
ることとなる。
【0080】編集手順5では、源ストリームの時刻11
分0秒から時刻12分0秒までについて、画像データを
拡大し、ユーザーが設定したグラフィックデータである
OSD2を他のデータに多重して編集し、音声データを
通常複製する。そして編集結果が編集後のストリームの
時刻11分30秒から時刻12分30秒までに割り当て
られる。この時点では16分30秒間のストリームが蓄
積メディア11aに蓄積されている。源ストリームの時
刻11分30秒から時刻12分0秒までは、後の編集手
順で使用しないので、編集手順5の終了後消去するが、
時刻11分0秒から時刻11分30秒までは、後の編集
手順7で使用するので、この段階では消去しない。この
消去後は、16分0秒間のストリームが蓄積メディア1
1aに蓄積されることとなる。
【0081】編集手順6では、源ストリームの時刻9分
0秒から時刻10分0秒までについて、音声を高音程、
ユーザーが設定したグラフィックデータであるOSD3
を他のデータに多重して編集し、画像データを通常複製
する。そして編集結果が編集後のストリームの時刻12
分30秒から時刻13分30秒までに割り当てられる。
この時点では17分0秒間のストリームが蓄積メディア
11aに蓄積されている。編集手順6では源ストリーム
を消去しない。
【0082】編集手順7では、源ストリームの時刻11
分0秒から時刻11分30秒までについて、音声データ
および画像データをスロー再生(1/2の速度)し、他
のデータを通常複製する。そして編集結果が編集後のス
トリームの時刻13分30秒から時刻14分30秒まで
に割り当てられる。この時点では18分0秒間のストリ
ームが蓄積メディア11aに蓄積されている。源ストリ
ームの時刻11分0秒から時刻11分30秒までは、編
集手順5で消去するように設定されおり、また後の編集
手順で使用しないので、この段階で消去する。この消去
後は、17分30秒間のストリームが蓄積メディア11
aに蓄積されることとなる。
【0083】編集手順8では、源ストリームの時刻5分
45秒から時刻7分45秒までについて、音声データお
よび画像データを早送り再生(2倍の速度)し、ユーザ
ーが設定したグラフィックデータであるOSD4を他の
データに多重して編集する。そして編集結果が編集後の
ストリームの時刻14分30秒から時刻15分30秒ま
でに割り当てられる。この時点では18分30秒間のス
トリームが蓄積メディア11aに蓄積されている。源ス
トリームの時刻5分45秒から時刻7分45秒までは、
編集手順3,編集手順4で消去するように設定されお
り、また後の編集手順で使用しないので、この段階で消
去する。この消去後は、16分30秒間のストリームが
蓄積メディア11aに蓄積されることとなる。
【0084】編集手順9では、源ストリームの時刻1分
30秒から時刻2分30秒までについて通常複製する。
そして編集結果が編集後のストリームの時刻15分30
秒から時刻16分30秒までに割り当てられる。この時
点では17分30秒間のストリームが蓄積メディア11
aに蓄積されている。その後、源ストリームの時刻1分
30秒から時刻2分30秒までを消去する。この消去後
は、16分30秒間のストリームが蓄積メディア11a
に蓄積されることとなる。
【0085】前述した編集手順1〜編集手順9までの間
で蓄積メディア11aの蓄積量が最も大きくなるのは編
集手順8の編集記録終了後であり、18分30秒間のス
トリームが蓄積されることとなる。この18分30秒間
は蓄積メディア11aの容量20分以内であるので、こ
のプログラムに基づいて編集可能となる。編集途中で消
去を行わないで最後にまとめて消去しようとした場合
は、あらたに生成されるストリームの9分0秒間が源ス
トリームの13分30秒間に加算されて22分30秒間
となり、蓄積メディア11aの容量20分を超えて編集
不可能となる。すなわち、編集の過程で不要となった部
分を適宜消去しつつ編集することで、蓄積メディア11
aの容量の余裕があまりないときでも編集を行うことが
できるようになる。
【0086】ここで、編集結果の情報は、実際の編集を
行わずにマイコン5による試行により得ることができ
る。ユーザーがこの試行による編集結果の情報を確認し
たあとで実際の編集を行うことにより、失敗のない適切
な編集を行うことができる。マイコン5による試行は、
たとえば、ライトプロテクトをかけて蓄積メディア11
aに対する書込みおよび消去を無効とすることで源スト
リームを保存したまま行うことができる。ユーザーは、
試行の結果が所望のものでない場合、プログラムを変更
して再度試行し、所望の結果が得られた後に、ライトプ
ロテクトをはずして実際の編集を行うことができる。
【0087】前述したように、この発明の実施の形態4
によれば、ユーザーによる編集手順の設定が可能であ
り、実際の編集前に編集結果の情報を確認することがで
きるため、ユーザーの意図した特殊編集を確実に行うこ
とができる。また、編集の過程で不要となった部分を適
宜消去しつつ編集するため、蓄積メディア11aの容量
の余裕があまりないときでも編集を行うことができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、出力手段が、特殊効果手段が特殊効果を施した画像
データおよび/または音声データおよび/または他のデ
ータを符号化手段に出力し、制御手段が、符号化手段お
よび復号手段を制御して編集を行う。これにより、1台
の記録再生装置により蓄積手段に対する読出しと書込み
を行って編集を行うことができるため、コストを低減
し、利便性を向上させることができる、という効果を奏
する。
【0089】つぎの発明によれば、制御手段が、蓄積手
段に対する書込みおよび読出しを時分割に行うように符
号化手段および復号手段を制御することにより、一つの
蓄積メディアに対する読出しと書込みを行って編集を行
うことができるため、さらにコストを低減し、利便性を
向上させることができる、という効果を奏する。
【0090】つぎの発明によれば、制御手段が、特殊効
果を施さない部分の源ストリームを読み出した場合は符
号化することなく蓄積手段に書き込むように符号化手
段,復号手段および折返し手段を制御するため、特殊効
果を施さない部分についてストリームの劣化を防止する
ことができ、適切な編集を行うことができる、という効
果を奏する。
【0091】つぎの発明によれば、制御手段が、読み出
した源ストリーム中の画像データ、音声データまたは他
のデータの各エレメントのストリームにおいて特殊効果
を施さない部分は符号化することなく蓄積手段に書き込
むように符号化手段,復号手段および折返し手段を制御
するため、各エレメント単位で特殊効果を施さない部分
についてストリームの劣化を防止することができ、適切
な編集を行うことができる、という効果を奏する。
【0092】つぎの発明によれば、制御手段が、入力手
段を介して入力された編集の条件に基づいて編集した場
合の編集結果の情報を生成することにより、ユーザーが
事前に編集結果を確認することができるため、編集の失
敗を低減することができ、適切な編集を行うことができ
る、という効果を奏する。
【0093】つぎの発明によれば、制御手段が、源スト
リームの一部または全部を消去する場合、編集の過程で
不要となった部分を適宜消去しつつ編集するため、空き
容量の少ない蓄積メディアでも編集を行うことができ
る、という効果を奏する。
【0094】つぎの発明によれば、復号工程で、画像デ
ータおよび/または音声データおよび/または他のデー
タを符号化した源ストリームが書き込まれた蓄積手段か
ら源ストリームを読み出し、特殊効果工程で、復号工程
で復号された画像データおよび/または音声データおよ
び/または他のデータに特殊効果を施し、符号化工程
で、特殊効果工程で特殊効果を施された画像データおよ
び/または音声データおよび/または他のデータを符号
化したストリームを蓄積手段へ書き込む。これにより、
1台の記録再生装置により蓄積手段に対する読出しと書
込みを行って編集を行うことができるため、コストを低
減し、利便性を向上させることができる、という効果を
奏する。
【0095】つぎの発明によれば、復号工程および符号
化工程で、蓄積手段に対する書込みおよび読出しを時分
割に行うことにより、一つの蓄積メディアに対する読出
しと書込みを行って編集を行うことができるため、さら
にコストを低減し、利便性を向上させることができる、
という効果を奏する。
【0096】つぎの発明によれば、復号工程で、特殊効
果を施さない部分の源ストリームを読み出した場合、復
号することなく蓄積手段に書き込むため、特殊効果を施
さない部分についてストリームの劣化を防止することが
でき、適切な編集を行うことができる、という効果を奏
する。
【0097】つぎの発明によれば、復号工程で、読み出
した源ストリーム中の画像データ、音声データまたは他
のデータの各エレメントのストリームにおいて特殊効果
を施さない部分を復号することなく蓄積手段に書き込む
ため、各エレメント単位で特殊効果を施さない部分につ
いてストリームの劣化を防止することができ、適切な編
集を行うことができる、という効果を奏する。
【0098】つぎの発明によれば、入力工程で編集の条
件を入力し、生成工程で、入力工程で入力された編集の
条件に基づいて編集した場合の結果の情報を生成するこ
とにより、ユーザーが事前に編集結果を確認することが
できるため、編集の失敗を低減することができ、適切な
編集を行うことができる、という効果を奏する。
【0099】つぎの発明によれば、消去工程で、源スト
リームの一部または全部を消去する場合、編集の過程で
不要となった消去すべき部分を編集中に適宜消去するた
め、空き容量の少ない蓄積メディアでも編集を行うこと
ができる、という効果を奏する。
【0100】つぎの発明によれば、前記発明にかかる方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したこ
とで、そのプログラムが機械読取り可能となるため、前
記発明にかかる動作をコンピュータによって実現するこ
とができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる記録再生装
置の概略構成を示す構成図である。
【図2】 実施の形態1にかかる記録再生装置の特殊編
集時の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2にかかる記録再生装
置の概略構成を示す構成図である。
【図4】 実施の形態2にかかる記録再生装置の特殊編
集時の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3にかかる記録再生装
置の概略構成を示す構成図である。
【図6】 実施の形態3にかかる記録再生装置の特殊編
集時の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態4にかかる記録再生装
置のプログラムの一例を示す説明図である。
【図8】 実施の形態4にかかる記録再生装置の特殊編
集時の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 従来における記録再生装置の概略構成を示す
構成図である。
【図10】 従来における記録再生装置による特殊編集
時の概略構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 マイク、2 入力音声、3 カメラ、4 入力画
像、5 マイコン、6入力データ、7,41 マルチメ
ディア符号化器、8,35 書込み用バッファメモリ前
多重ストリーム、9 書込み用バッファメモリ、10
書込み多重ストリーム、11a,11b 蓄積メディ
ア、12 読出し多重ストリーム、13読出し用バッフ
ァメモリ、14 読出し用バッファメモリ後多重ストリ
ーム、15,42 マルチメディア復号器、16 復号
音声、17 音声処理器、18特殊再生音声、19 ス
ピーカー、20 復号画像、21 画像処理器、22特
殊再生画像、23グラフィック多重器、24 モニタ画
像出力、25 モニター、26 復号データ、27 音
声セレクタ、28 被符号化音声、29 画像セレク
タ、30 被符号化画像、31 データセレクタ、32
被多重データ、33 符号化後多重ストリーム、34
ストリームセレクタ、36 折返しストリームバッフ
ァメモリ、37 折返しストリーム、43 入力部、5
1 エレメント符号化器、52 符号化後音声ストリー
ム、53 音声ストリームセレクタ、54 書込み音声
ストリーム、55 符号化後画像ストリーム、56 画
像ストリームセレクタ、57 書込み画像ストリーム、
58 符号化後データストリーム、59 データストリ
ームセレクタ、60 書込みデータストリーム、61エ
レメント多重器、62 エレメント分離器、63 読出
し音声ストリーム、64 読出し画像ストリーム、65
読出しデータストリーム、66 エレメント復号器、
67 音声折返しバッファメモリ、68 音声折返しス
トリーム、69 画像折返しバッファメモリ、70 画
像折返しストリーム、71 データ折返しバッファメモ
リ、72 データ折返しストリーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 7/13 Z 7/24 G11B 27/02 A

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データおよび/または音声データお
    よび/または他のデータを入力し、符号化してストリー
    ムを蓄積手段に書き込む符号化手段と、 前記蓄積手段に蓄積された源ストリームを読み出して復
    号する復号手段と、 前記復号手段が復号した画像データおよび/または音声
    データおよび/または他のデータに特殊効果を施す特殊
    効果手段と、 を備えた記録再生装置において、 前記特殊効果手段が特殊効果を施した画像データおよび
    /または音声データおよび/または他のデータを前記符
    号化手段に出力する出力手段と、 前記符号化手段および復号手段を制御して編集を行う制
    御手段と、 を具備することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記蓄積手段に対する
    書込みおよび読出しを時分割に行うように前記符号化手
    段および復号手段を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 さらに、読み出された源ストリームを符
    号化することなく折り返して前記蓄積手段に書き込むた
    めの折返し手段を具備し、 前記制御手段は、特殊効果を施さない部分の源ストリー
    ムを読み出した場合は符号化することなく前記蓄積手段
    に書き込むように前記符号化手段,復号手段および折返
    し手段を制御することを特徴とする請求項1または2に
    記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 さらに、読み出された源ストリーム中の
    画像データ、音声データまたは他のデータの各エレメン
    トのストリームを符号化することなく折り返して前記蓄
    積手段に書き込むための折返し手段を具備し、 前記制御手段は、読み出した源ストリーム中の各エレメ
    ントのストリームにおいて特殊効果を施さない部分は符
    号化することなく前記蓄積手段に書き込むように前記符
    号化手段,復号手段および折返し手段を制御することを
    特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 さらに、編集の条件を入力するための入
    力手段を具備し、 前記制御手段は、前記入力手段を介して入力された編集
    の条件に基づいて編集した場合の編集結果の情報を生成
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記
    載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記源ストリームの一
    部または全部を消去する場合、編集の過程で不要となっ
    た部分を適宜消去しつつ編集することを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか一つに記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 画像データおよび/または音声データお
    よび/または他のデータを符号化した源ストリームが書
    き込まれた蓄積手段から源ストリームを読み出して復号
    する復号工程と、 前記復号工程で復号された画像データおよび/または音
    声データおよび/または他のデータに特殊効果を施す特
    殊効果工程と、 前記特殊効果工程で特殊効果を施された画像データおよ
    び/または音声データおよび/または他のデータを符号
    化したストリームを前記蓄積手段へ書き込む符号化工程
    と、 を含むことを特徴とする記録再生装置における編集方
    法。
  8. 【請求項8】 前記復号工程および符号化工程では、前
    記蓄積手段に対する書込みおよび読出しを時分割に行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の記録再生装置におけ
    る編集方法。
  9. 【請求項9】 前記復号工程では、特殊効果を施さない
    部分の前記源ストリームを読み出した場合、復号するこ
    となく前記蓄積手段に書き込むことを特徴とする請求項
    7または8に記載の記録再生装置における編集方法。
  10. 【請求項10】 前記復号工程では、読み出した源スト
    リーム中の画像データ、音声データまたは他のデータの
    各エレメントのストリームにおいて特殊効果を施さない
    部分を復号することなく前記蓄積手段に書き込むことを
    特徴とする請求項7または8に記載の記録再生装置にお
    ける編集方法。
  11. 【請求項11】 さらに、編集の条件を入力する入力工
    程と、 前記入力工程で入力された編集の条件に基づいて編集し
    た場合の結果の情報を生成する生成工程と、 を含むことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つ
    に記載の記録再生装置における編集方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記源ストリームの一部また
    は全部を消去する場合、編集の過程で不要となった消去
    すべき部分を編集中に適宜消去する消去工程を含むこと
    を特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記載の記
    録再生装置における編集方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項7〜11のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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