JP2001203599A - Pll制御装置 - Google Patents

Pll制御装置

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JP2001203599A
JP2001203599A JP2000009258A JP2000009258A JP2001203599A JP 2001203599 A JP2001203599 A JP 2001203599A JP 2000009258 A JP2000009258 A JP 2000009258A JP 2000009258 A JP2000009258 A JP 2000009258A JP 2001203599 A JP2001203599 A JP 2001203599A
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JP
Japan
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pll
counter
signal
data
plls
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JP2000009258A
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Chisa Suzuki
知佐 鈴木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続するスロットに割り当てられた異なる周
波数のデータを送受信する場合でも、高速動作を必要と
することなくPLLを同期させること。 【解決手段】 送受信状態が検出されたことを受けて、
PLLロード信号及びPLLイネーブル信号の出力タイ
ミングを調整するタイミング調整回路17と、PLLに
ロードするデータのビット数をカウントしてPLLのイ
ネーブル期間を設定するPLLイネーブル信号生成カウ
ンタ19と、PLLイネーブル信号及びイネーブル期間
でマスクされたPLLクロックを生成するアンド回路2
2と、イネーブル期間経過毎に、複数のPLLのうちデ
ータがロードされるべき何れか1つのPLLを順次指定
するPLL指定カウンタ12と、を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重無線デ
ータ通信において、それぞれ異なる周波数を隣接するス
ロットに割り付けて送受信することができるPLL制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多重化による無線データ通信では、それ
ぞれ異なるチャンネルの周波数が割り当てられるスロッ
トと称する単位時間が周期的に回線上に割り付けられて
おり、これら複数のスロットからなるフレームが構成さ
れている。データを送受信する場合は、位相同期ループ
(PLL)の周波数を各スロットの周波数に同期させる
必要がある。
【0003】図4は、PLLの周波数を同期させるため
のPLL制御装置を示している。図4に示されるよう
に、送受信状態信号又は同期モード信号は、オア回路3
0を介してフリップフロップを含んで構成される遅延生
成回路32のD端子に供給される。送受信状態信号は、
例えば、通話状態を示すもので、各スロットに割り当て
ら得た異なる周波数のデータを送受信する。また、同期
モード信号は、例えば、通話以外の状態を示すもので、
固定周波数のデータを送受信する。
【0004】遅延生成回路32は、送受信状態信号又は
同期モード信号が入力されてから所定の遅延時間を経
て、Q1、Q2端子からそれぞれPLLイネーブル信
号、PLLロード信号を出力する。PLLイネーブル信
号はPLLクロックを出力するアンド回路34の一端に
供給され、他端に供給される基準クロックをマスクす
る。なお、基準クロックは、遅延生成回路32及びカウ
ンタ33の各CLK端子にそれぞれ反転入力され、カウ
ンタ33のロードホールド(LH)端子には、PLLイ
ネーブル信号が供給される。遅延生成回路32及びカウ
ンタ33は、それぞれR端子に入力されるオア回路31
の出力(DRST)により初期化される。DRSTは、
初期化信号とカウンタ33のオーバーフロー(OVF)
出力(JLOADEND)との論理和である。
【0005】図5は上記PLL制御装置の動作を示して
おり、期間(2−1)は初期化信号が入力された状態を
示しており、期間(2−2)は送受信信号のうち何れか
1本がアクティブになった状態(送受信状態が検出され
た状態)を示しており、期間(2−3)は同期モード信
号がアクティブになった状態(同期モード信号が検出さ
れた状態)を示している。
【0006】期間(2−1)において、初期化信号が入
力されると、遅延生成回路32及びカウンタ33が初期
化されて、PLLイネーブル信号及びPLLロード信号
がディスエーブルされる。
【0007】期間(2−2)において、送受信状態が検
出されると、遅延生成回路32により一定期間遅延され
たPLLロード信号及びPLLイネーブル信号がアクテ
ィブになる(2−A)、(2−B)。PLLイネーブル
信号がアクティブになると、カウンタ33がカウントを
開始する(2−C)。カウンタ33がオーバーフローす
ると、オーバーフロー出力がアクティブになる(2−
D)。オーバーフロー出力がアクティブになると、遅延
生成回路32が初期化され、PLLイネーブル信号及び
PLLクロックがディスエーブルされる。この結果、カ
ウンタ33がカウントを停止する(2−E)。
【0008】次に、期間(2−3)において、同期モー
ド信号が検出されると、遅延生成回路32により一定期
間遅延された後、PLLロード信号及びPLLイネーブ
ル信号がアクティブになる(2−F)、(2−G)。以
降、期間(2−2)における動作と同様に、カウント開
始(2−H)及びオーバーフロー出力アクティブ(2−
I)を経てカウント33がカウントを停止する(2−
J)。
【0009】隣接した複数のスロットに割り当てられた
データを送受信する場合、PLLには周波数データが連
続してロードされる。この状態は、図5において、送受
信状態信号又は同期モード信号のアクティブが連続して
現れる。これにより、PLLイネーブル信号、PLLロ
ード信号及びPLLクロックが連続してアクティブにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】時分割多重デジタル無
線装置等において、32kbps通信までは、最低1スロッ
トを空けてデータが間欠的に送受信されている。そし
て、異なる周波数のデータを送受信するときは、空いて
いるスロット、すなわちデータが割り当てられていない
スロットを送受信しているときに、PLLにデータをロ
ードすることによりPLLを同期させることができる。
【0011】一方、データ転送速度を上げていくと、全
てのスロットにデータが割り当てられ、隣接するスロッ
トによりデータが連続的に送受信される。この状態で異
なる周波数のデータを送受信すると、PLLには異なる
周波数のデータが連続してロードされる。しかし、空き
スロットが存在しないため、PLLを同期するための時
間を確保することができない。
【0012】隣接するスロットにより連続して異なる周
波数のデータを送受信しようとする場合、高速に同期す
るPLLが必要である。しかし、そのようなPLLは内
部動作を高速にする必要があるため高価である。また、
PLLは内部にアナログ部分を含むため高速化し難い。
一方、データ転送速度が低い場合には、間欠的にデータ
が送受信されるため、PLLを同期する時間は十分確保
されている。従って、そのような送受信状態においてま
で、高価なPLLを用いることは非効率である。
【0013】そこで、本発明はかかる点に鑑みてなされ
たものであり、連続するスロットに割り当てられた異な
る周波数のデータを送受信する場合でも、高速動作を必
要とすることなくPLLを同期させることができるPL
L制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、それぞれ異なる周波数が割り付けられた複数のスロ
ットを有するデータの送受信状態が検出されたことを受
けて、PLLにデータをロードするためのPLLロード
信号及びPLLイネーブル信号の出力タイミングを調整
するタイミング調整手段と、前記PLLにロードするデ
ータのビット数をカウントして前記PLLのイネーブル
期間を設定するイネーブル期間設定手段と、前記PLL
イネーブル信号及び前記イネーブル期間でマスクされた
PLLクロックを生成するPLLクロック生成手段と、
前記イネーブル期間経過毎に、複数のPLLのうちデー
タがロードされるべき何れか1つのPLLを順次指定す
るPLL指定手段と、を具備したものである。
【0015】請求項2に係わる発明は、前記PLL指定
手段を、使用するPLLの数に応じて外部から設定され
た値の範囲内で巡回して複数のPLLを順次指定するカ
ウンタとしたものである。
【0016】請求項3に係わる発明は、前記カウンタの
巡回範囲が制限可能にしたものである。
【0017】請求項4に係わる発明は、前記タイミング
調整手段が、固定周波数のデータを送受信する同期モー
ドが検出されたことを受けて作動し、前記PLL指定手
段が、前記同期モードを検出する毎に初期化され、複数
のPLLのうち同一のPLLを指定するようにしたもの
である。
【0018】請求項1に記載の発明は、複数のPLLの
使用を可能にし、複数のPLLのなかから、次に送受信
するスロットのデータが割り当てられるPLLをPLL
指定手段で順次指定するものである。これにより、複数
のPLLのうち現在使用していないPLLに、次のスロ
ットのデータを予めロードすることができる。従って、
PLLのロック時間を十分に確保することができる。
【0019】請求項2に記載の発明は、PLL指定手段
を設定範囲内において巡回動作するカウンタとしたもの
である。カウント動作が開始すると、巡回動作により、
複数のPLLが順次自動的に指定される。また、使用す
るPLLに応じてカウンタの巡回範囲を設定できる。カ
ウンタに設定される値は、複数のPLLを使用するため
にPLLの数の値が設定される他、PLLを1つしか使
用しない場合には、カウンタが増分又は減分しないよう
に、カウンタの初期値と同一の値を設定する。
【0020】請求項3に記載の発明は、カウンタの巡回
範囲を制限することにより、複数のPLLのうち任意の
PLLのみを指定するようにする。
【0021】請求項4に記載の発明は、同期モードが検
出される毎に、PLL指定手段を初期化し、PLL指定
手段が常に同一のPLLを指定する。これにより、同期
モードにあっては、最初にデータがロードされたPLL
を固定的に使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態を示す構成図である。図1に示されるように、同期モ
ード信号又は初期化信号はオア回路11を介してPLL
指定カウンタ(PLL指定手段)12のR端子に供給さ
れる。PLL指定カウンタ12は、指定対象となるPL
Lの最大値を示す最大値設定信号に基づいて、0から最
大値若しくは最大値から0までを巡回して、複数のPL
Lのうち何れか1つを指定するためのPLL指定信号を
生成するもので、PLL指定信号は、PLL指定カウン
タ12の出力をデコーダ15でデコードすることにより
得られる。最大値設定信号は、外部より任意に設定可能
であり、デコーダ10でデコードされたのちPLL指定
カウンタ12のMAX端子に供給される。
【0023】送受信状態信号は、ラッチ機能付きデコー
ダ13でデコード及びラッチされた後、PLLロードデ
ータセレクト信号として導出されるとともに、オア回路
14の一端に供給される。なお、オア回路11に供給さ
れる同期モード信号もPLLロードセレクト信号として
導出される。オア回路14の他端には同期モード信号が
供給され、オア回路14の出力(TIMD)は遅延型フ
リップフロップを含むタイミング調整回路17のD端子
に供給される。
【0024】タイミング調整回路17はTIMDをエッ
ジ検出してQ1端子及びQ2端子からそれぞれイネーブ
ルタイミングを示すGPLLEN及びロードタイミング
を示すGPLLLDを出力する。GPLLEN及びGP
LLLDはそれぞれ複数のPLLに対応して設けられる
アンド回路20、21の一端に供給され、各他端に供給
されるPLL指定信号によりマスクされてPLLイネー
ブル信号及びPLLロード信号として導出される。
【0025】GPLLENはPLLクロックを出力する
アンド回路(PLLクロック生成手段)22の一端に供
給され、他端に供給される基準クロックをマスクする。
なお、基準クロックは、タイミング調整回路17、PL
Lイネーブル信号生成カウンタ(イネーブル期間設定手
段)19及びPLL指定カウンタ12の各CLK端子に
それぞれ反転入力される。また、PLLイネーブル信号
生成カウンタ19のロードホールド(LH)端子には、
GPLLENが供給される。
【0026】タイミング調整回路17はR端子に供給さ
れるオア回路16の出力(TIMR)により初期化さ
れ、PLLイネーブル信号生成カウンタ19はR端子に
供給されるオア回路18の出力により初期化される。
【0027】PLLイネーブル信号生成カウンタ19
は、PLL指定信号により指定されたPLLにロードす
るデータのビット数をカウントして、PLLを作動させ
る期間(PLLイネーブル期間)を示すPLLイネーブ
ル信号の終端を決定するためのオーバーフロー出力(J
LOADEND)を出力する。
【0028】TIMRは初期化信号とPLL信号生成カ
ウンタ19のオーバーフロー(OVF)出力(LOAD
END)との論理和であり、オア回路18の出力はGP
LLENの反転入力とTIMRとの論理和である。ま
た、LOADENDは、PLL指定カウンタのLH端子
にも供給される。
【0029】なお、上記実施の形態では、PLLイネー
ブル信号生成カウンタ19がオーバーフローしたときに
PLLのイネーブル期間を終了させている。しかし、P
LLイネーブル信号生成カウンタの段数を余分に設定
し、カウンタ値が指定値になったときに特定の信号を出
力するようにし、この信号に基づいてPLLのイネーブ
ル期間を設定するようにしても良い。
【0030】また、PLLイネーブル信号及びPLLロ
ード信号がPLL指定信号でマスクされている場合を示
しているが、PLLイネーブル信号、PLLロード信号
及びPLLクロックの何れか1つがPLL指定信号でマ
スクされていれば良い。
【0031】以下、図2及び図3を参照してPLL制御
装置の動作について説明する。なお、図2は、初期化信
号によりPLL指定カウンタ12、タイミング調整回路
17及びPLLイネーブル信号生成カウンタ19が初期
化された状態で、PLL指定カウンタ12のカウント値
を”1”を設定し(最大値設定信号”1”)、初期値”
0”からアップカウントする場合の動作を示している。
そして、期間(1−1)、(1−2)、(1−3)に亘
って連続して送受信信号のうち何れか1本がアクティブ
になった状態(送受信状態が検出された状態)を示して
いる。
【0032】期間(1−1)において、送受信状態信号
が検出されると、タイミング調整回路17でタイミング
調整された複数のPLLに共通なGPLLLD及びGP
LLEDがアクティブになる。GPLLLDはPLL指
定信号でマスクされ、これにより1本又は複数本のPL
Lロード信号のうち0番目のPLLへのロード信号PL
L0ロード信号がアクティブになる(1−A)。また、
GPLLENもPLL指定信号でマスクされ、これによ
り、0番目のPLLへのイネーブル信号PLL0イネー
ブル信号がアクティブになる(1−B)。
【0033】GPLLENがアクティブになると、PL
Lイネーブル信号生成カウンタ19がカウントを開始し
てPLLクロックがアクティブになる(1−C)。PL
Lのビット数に応じたカウントを終了すると、オーバー
フロー出力がアクティブになる(1−D)。
【0034】オーバーフロー出力がアクティブになる
と、PLLイネーブル信号生成カウンタ19及びタイミ
ング調整回路17が初期化され、PLLイネーブル信号
生成カウンタ19はカウントを停止する。これにより、
PLLイネーブル信号及びPLLロード信号がクリアさ
れPLLクロックも停止する(1−E)。また、オーバ
ーフロー出力がアクティブな期間にPLL指定カウンタ
12が1回カウントし、そのデコード出力であるPLL
指定信号が”0”から”1”に変化する(1−E)。
【0035】次に、期間(1−2)において、送受信状
態が検出されると、1番目のPLLへのロード信号PL
L1ロード信号がアクティブになり(1−F)、1番目
のPLLへのイネーブル信号PLL1イネーブル信号が
アクティブになり(1−G)、PLLクロックがアクテ
ィブになる(1−H)。
【0036】PLLのビット数に応じたカウントを終了
すると、オーバーフロー出力がアクティブになり(1−
I)、再び、PLLイネーブル信号生成カウンタ19及
びタイミング調整回路17が初期化され、PLLイネー
ブル信号生成カウンタ19はカウントを停止し、PLL
クロックも停止する(1−J)。PLLイネーブル信号
生成カウンタ12は、最大値設定信号が”1”に設定さ
れ、初期値”0”からアップカウントする場合の動作を
示しているので、オーバーフロー出力がアクティブな期
間にPLL指定カウンタ12が1回カウントし、そのデ
コード出力であるPLL指定信号が”1”から”0”に
変化する(1−J)。
【0037】さらに、期間(1−3)において、送受信
状態が検出されると、期間(1−1)と同様に、0番目
のPLLへのロード信号PLL1ロード信号がアクティ
ブになり(1−K)、0番目のPLLへのイネーブル信
号PLL1イネーブル信号がアクティブになり(1−
L)、PLLクロックがアクティブになる(1−M)。
【0038】PLLのビット数に応じたカウントを終了
すると、オーバーフロー出力がアクティブになり(1−
N)、再び、PLLイネーブル信号生成カウンタ19及
びタイミング調整回路17が初期化され、PLLイネー
ブル信号生成カウンタ19はカウントを停止し、PLL
クロックも停止する(1−O)。その後、オーバーフロ
ー出力がアクティブな期間にPLL指定カウンタ12が
1回カウントし、そのデコード出力であるPLL指定信
号が”0”から”1”に変化する(1−O)。
【0039】このように、送受信状態が検出されるたび
に、複数のPLLが順次指定される。また、複数のPL
Lから任意数のPLLを使用する場合は、使用対象とな
るPLLの数を最大値設定信号により設定することがで
きる。従って、固定周波数が設定された同期モードのよ
うに、同一のPLLを使用する場合は、最大値背邸信号
を”0”に設定することにより、常に同一のPLLを指
定することができる。
【0040】以下、図3を用いて同期モード信号が検出
されたときの動作について説明する。期間(1−5)に
おいて、送受信状態信号が検出され、期間(1−1)と
同一動作を経た後(1−P)、(1−Q)、(1−
R)、(1−S)、PLL指定カウンタ12が”0”か
ら”1”に変化する(1−T)。
【0041】次に、期間(1−6)において、同期モー
ド信号が検出されると、PLL指定カウンタ12が初期
化され、PLL指定信号が”1”から”0”に変化する
とともに(1−U)、0番目のPLLへのロード信号P
LL0ロード信号がアクティブになり(1−V)、0番
目のPLLへのイネーブル信号PLL0イネーブル信号
がアクティブになり(1−W)、PLLクロックがアク
ティブになる(1−X)。
【0042】PLLのビットするに応じたカウントが終
了すると、オーバーフロー出力がアクティブになり(1
−Y)、再び、PLLイネーブル信号生成カウンタ19
及びタイミング調整回路17が初期化され、PLLイネ
ーブル信号生成カウンタ19はカウントを停止し、PL
Lクロックも停止する(1−Z)。
【0043】オーバーフロー出力がアクティブな期間に
PLL指定カウンタ12が1回カウントし、そのデコー
ド出力であるPLL指定信号が”0”から”1”に変化
するが、その後、同期モード信号が検出されれば、PL
L指定カウンタ12は、再び、初期化されて、期間(1
−6)の動作を繰り返す。一方、送受信状態が検出され
れば、1番目のPLLに対して、期間(1−2)に示し
た動作を繰り返す。
【0044】このように、同期モード信号が検出される
と、常に、同一のPLLが指定される。上記実施の形態
では、PLL指定カウンタ12の初期値が”0”に設定
されているため0番目のPLLが指定されているが、最
大値設定信号で設定される最大値まで範の囲で、任意の
数を初期値と設定することにより、設定された初期値の
PLLが常に指定される。これにより、複数のPLLの
うち任意のPLLを使用することができる。
【0045】以上説明した実施の形態では、PLL指定
カウンタをアップカウンタとして用いる場合を示してい
るが、ダウンカウンタとして用いることもできる。この
場合、初期値を最大値に設定し、最大値設定信号により
最小値に設定すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、複数のPLLのうち現在使用していない
PLLに、次のスロットのデータを予めロードすること
ができる。従って、PLLのロック時間を十分に確保す
ることができるため、転送効率を上げるために、連続す
るスロットに割り当てられた異なる周波数のデータを送
受信する場合でも、特に、高速動作を必要とすることな
くPLLを同期させることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、PLL指
定手段を設定範囲内において巡回動作するカウンタとす
ることにより、カウント動作が開始すると、巡回動作に
より、複数のPLLが順次自動的に指定することができ
る。さらに、使用するPLLに応じてカウンタの巡回範
囲を設定できる。この場合、カウンタの初期値と同一の
値を設定することにより、常に同一のPLLを指定する
ので、PLLを1つしか使用しない場合に対応すること
ができる。従って、PLLを1つしか使用しないシステ
ム及び複数のPLLを使用した高機能なシステムに適応
させることができる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、複数のP
LLのうち任意のPLLのみを指定することができる。
従って、PLLのロック時間が短い場合は、使用するP
LLの数を少なくし、PLLのロック時間が長い場合
は、使用するPLLの数を少なくして複数のPLLを有
効利用することができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、同期モー
ドが検出される毎に、PLL指定手段が初期化されるの
で、PLL指定手段が常に同一のPLLを指定される。
これにより、同期モードにあっては、最初にデータがロ
ードされたPLLを固定的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示したPLL制御装置において、送受信
状態が検出されたときの動作を示すタイミングチャー
ト。
【図3】図1に示したPLL制御装置において、同期モ
ードが検出されたときの動作を示すタイミングチャー
ト。
【図4】従来のPLL制御装置を示すブロック図。
【図5】図4に示したPLL制御装置の動作を示すタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
10、15 デコーダ 12 PLL指定カウンタ 13 ラッチ機能付きデコーダ 17 タイミング調整回路 19 PLLイネーブル信号生成カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる周波数が割り付けられた
    複数のスロットを有するデータの送受信状態が検出され
    たことを受けて、PLLにデータをロードするためのP
    LLロード信号及びPLLイネーブル信号の出力タイミ
    ングを調整するタイミング調整手段と、 前記PLLにロードするデータのビット数をカウントし
    て前記PLLのイネーブル期間を設定するイネーブル期
    間設定手段と、 前記PLLイネーブル信号及び前記イネーブル期間でマ
    スクされたPLLクロックを生成するPLLクロック生
    成手段と、 前記イネーブル期間経過毎に、複数のPLLのうちデー
    タがロードされるべき何れか1つのPLLを順次指定す
    るPLL指定手段と、を具備したことを特徴とするPL
    L制御装置。
  2. 【請求項2】 前記PLL指定手段が、使用するPLL
    の数に応じて外部から設定された値の範囲内で巡回して
    複数のPLLを順次指定するカウンタであることを特徴
    とする請求項1に記載のPLL制御装置。
  3. 【請求項3】 前記カウンタの巡回範囲が制限可能であ
    ることを特徴とする請求項2に記載のPLL制御装置。
  4. 【請求項4】 前記タイミング調整手段が、固定周波数
    のデータを送受信する同期モードが検出されたことを受
    けて作動し、 前記PLL指定手段が、前記同期モードを検出する毎に
    初期化され、複数のPLLのうち同一のPLLを指定す
    ることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載
    のPLL制御装置。
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