JP2001202568A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP2001202568A
JP2001202568A JP2000012239A JP2000012239A JP2001202568A JP 2001202568 A JP2001202568 A JP 2001202568A JP 2000012239 A JP2000012239 A JP 2000012239A JP 2000012239 A JP2000012239 A JP 2000012239A JP 2001202568 A JP2001202568 A JP 2001202568A
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JP2000012239A
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English (en)
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Toshihiro Ichinohe
敏浩 一戸
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来的バーコードに誤読があると推定される
場合に類似的商品コードに対応する商品データを取得・
利用して商品登録可能にする。 【解決手段】 商品ファイルを検索したが読取入力され
た商品コードに対応する商品コードがない場合に、商品
ファイルを再検索して予め設定された類似的構成要件を
満たす類似的商品コードが記憶されているか否かを判別
可能かつ再検索により類似的商品コードが記憶されてい
ると判別した場合に当該類似的商品コードに対応する商
品データを取得可能であるとともに取得した類似的商品
コードに対応する商品データを利用して商品登録可能に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品に付されたバ
ーコードである商品コードを読取入力可能かつ商品コー
ドと商品データとが対応記憶されている商品ファイルを
検索して読取入力された商品コードに対応する商品デー
タを取得しかつ取得した商品データを利用して商品登録
可能に形成された商品販売データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1または2以上の電子キャッシュレジス
タを含む商品販売データ処理装置は、制御部(CPU,
ROM,RAM)、データ入力手段(バーコードスキャ
ナ,キーボード)およびデータ出力手段(表示器,プリ
ンタ,ドロワ等)を含み形成され、商品登録および会計
処理業務を行える。
【0003】また、例えば電子キャッシュレジスタから
なる複数のターミナルと、各ターミナルとデータ通信回
線(LAN)を介して接続されかつ当該各ターミナルを
一括管理する上位機(ファイルプロセッサ)とから形成
された商品販売データ処理装置がある。
【0004】後者装置を概念的に表現した図4におい
て、電子キャッシュレジスタ10P側のオペレータはバ
ーコードスキャナ24Pを用いて顧客買上商品に付され
た商品コードを読取入力する(図5のST50でYE
S)。すると、制御部が、ファイルプロセッサ30Pに
バーコードである商品コードを添付して問合せる(ST
51)。
【0005】この問合せを受信したファイルプロセッサ
30Pでは、検索手段31Pが商品ファイル(RAM)
を検索(図6のST60)する。そして、商品コードに
対応する商品データ(商品名,単価等)があれば(ST
61のYES)、当該商品データを含む応答情報メッセ
ージ(商品データ通知)を作成(ST62)しかつ当該
ターミナル(10P)に送信(ST64)する。
【0006】しかし、商品コードに対応する商品データ
(商品名,単価等)がない場合や当該商品コードが見当
たらない場合(ST61のNO)は、エラーメッセージ
を作成(ST63)しかつ当該ターミナル(10P)に
送信(ST64)する。
【0007】ターミナル(10P)側では、受信(図5
のST52でYES)したメッセージが応答情報メッセ
ージである場合(ST53のNO)は、商品データを取
得(ST54)し表示処理手段26CPが表示器26P
に表示(ST55)する。
【0008】次いで、商品コード処理手段11CPが商
品登録(ST56)する。ここで、1取引終了宣言とし
ての締め操作(ST57のYES)が行われると、会計
処理(ST58)が実行される。しかし、エラーメッセ
ージを受信した場合(ST52のYES,ST53のY
ES)は、表示器26Pにエラー発生の旨を表示したり
エラー音を発生させるエラー処理(ST59)となり、
商品登録できない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品に付さ
れたバーコードの印字品質が悪い,バーコードに汚れや
傷が付いている場合、またスキャニングを含む読取作業
自体が正常でない場合、さらには外部ノイズが入ると、
バーコードである商品コードの誤読が生じる。つまり、
エラー処理(図5のST59)となる。
【0010】かかる場合は、バーコードスキャナ24P
を用いたバーコードの再読取作業をするか、キーボード
25P上のキー操作で商品コード(バーコードを)を入
力して、ファイルプロセッサ30Pに再問合せをしなけ
ればならない。したがって、再読取作業やキー入力作業
が煩雑でかつ商品登録までに比較的に長時間が掛かるの
で、業務能率が低下しかつ顧客サービスも劣悪となる。
【0011】なお、上位機(ファイルプロセッサ30
P)に接続されずに商品ファイルを内蔵する1または2
以上の電子キャッシュレジスタからなる商品販売データ
処理装置の場合も同様な問題がある。
【0012】本発明の目的は、本来的バーコードである
商品コードに誤読があると推定される場合に類似的商品
コードに対応する商品データを取得・利用して商品登録
可能な商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】商品コードとして商品に
付されているバーコードは、一般的にJAN(Japa
nese Article Number)を含むWP
C(World Product Code)という種
類であり、バーコードを構成するコードデータの桁数は
6,8,12または13桁である。
【0014】WPCバーコードには1桁のチェックディ
ジットが含まれているので、各桁コードデータ中の1桁
が誤読の場合はチェックディジットが一致しないから、
バーコードとして成立しない。つまり、バーコードスキ
ャナからターミナル本体側に誤読データが送出されるこ
とはない。したがって、ターミナル本体側に送出されか
つ上位機側で誤読バーコードとしてエラー取扱いされる
のは、2桁以上が誤読された読取バーコードに限られ
る。
【0015】このことは、従来エラー取扱いされていた
誤読バーコード中の2桁データを除く他の桁データは正
しい可能性があるといえる。つまり、商品ファイル中に
同一の商品コード(バーコードデータ)がない場合で
も、いずれかの2桁データを除く他の桁データが一致す
る可能性は高い。
【0016】また、発生し易い誤読として、13桁ある
いは12桁バーコードのセンターバーの片側4桁(キャ
ラクタ)を読取りかつその2つを組合わせた8桁バーコ
ードとして読取されてしまうことがある。
【0017】本発明は、従来エラー処理されていた誤読
バーコード(商品コード)の部分的正規性を利用して本
来的バーコードデータ(商品コードデータ)に対する類
似的商品コードデータを判別しつつ、類似的商品コード
データを取得・利用して商品登録可能に形成した商品販
売データ処理装置である。
【0018】すなわち、請求項1の発明は、商品に付さ
れたバーコードである商品コードを読取入力可能かつ商
品コードと商品データとが対応記憶されている商品ファ
イルを検索して読取入力された商品コードに対応する商
品データを取得しかつ取得した商品データを利用して商
品登録可能に形成された商品販売データ処理装置におい
て、前記商品ファイルを検索したが前記読取入力された
商品コードと同じ商品コードがない場合に、前記商品フ
ァイルを再検索して予め設定された類似的構成要件を満
たす類似的商品コードが記憶されているか否かを判別可
能かつ再検索により類似的商品コードが記憶されている
と判別した場合に当該類似的商品コードに対応する商品
データを取得可能であるとともに取得した類似的商品コ
ードに対応する商品データを利用して商品登録可能に形
成された商品販売データ処理装置である。
【0019】かかる発明では、商品ファイルを検索した
が読取入力された商品コードと同じ商品コードがない場
合に、商品ファイルを再検索して予め設定された類似的
構成要件を満たす類似的商品コードが記憶されているか
否かを判別する。そして、再検索により類似的商品コー
ドが記憶されていると判別した場合は、当該類似的商品
コードに対応する商品データを取得しかつ取得した類似
的商品コードに対応する商品データを利用して商品登録
することができる。
【0020】したがって、商品に付されたバーコード
(商品コード)の印字品質が悪い,バーコード(商品コ
ード)に汚れや傷が付いている場合、またスキャニング
を含む読取作業自体が正常でない場合、さらには外部ノ
イズが入るケースがあって本来的バーコード(商品コー
ド)に誤読があると推定される場合に、類似的商品コー
ドおよび当該商品データを利用することができる。すな
わち、誤読が発生した際のバーコードスキャナを用いた
従来再読取作業や従来キー入力作業を一掃化でき得ると
ともに、迅速な商品登録ができる。よって、業務能率が
および顧客サービスを向上できる。しかも、類似的商品
コードに対応する商品データを受信した場合に正常読取
音およびエラー発生音と異なる類似読取音の警報をする
ように形成しておけば、オペレータ自身に読取作業の是
正化を訴えることができる。
【0021】また、請求項2の発明は、前記類似的構成
要件が、前記読取入力された商品コードのコードデータ
桁数と同一のコードデータ桁数を持ちかつ前記読取入力
された商品コードのコードデータと比較して2桁分のコ
ードデータが異なるものとされている商品販売データ処
理装置である。
【0022】かかる発明では、類似的構成要件が、読取
入力された商品コードのコードデータ桁数(例えば、8
桁)と同一のコードデータ桁数(8桁)を持ちかつ読取
入力された商品コードのコードデータと比較して8桁コ
ードデータ中の2桁分コードデータが異なるものである
とされているので、請求項1の発明の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらに6桁,8
桁,12桁,13桁に共通的でかつ発生確率の高い誤読
を救済できるとともに適応性が広い。
【0023】また、請求項3の発明は、前記類似的構成
要件が、前記読取入力された商品コードのコードデータ
桁数が8桁であってかつ当該8桁コードデータと同一の
8桁コードデータを含む12桁または13桁のコードデ
ータである商品販売データ処理装置である。
【0024】かかる発明では、類似的構成要件が、読取
入力された商品コードのコードデータ桁数が8桁であっ
てかつ当該8桁コードデータと同一の8桁コードデータ
を含む12桁または13桁のコードデータであるものと
されているので、請求項1の発明の場合と同様な作用効
果を奏することができることに加え、さらに8桁並びに
12桁あるいは13桁のバーコード読取可能なバーコー
ドスキャナの誤読発生確率を下げられる。
【0025】また、請求項4の発明は、前記再検索によ
り類似的商品コードが記憶されていると判別した場合に
取得した当該類似的商品コードに対応する商品データを
表示可能かつ確認入力された場合に当該表示商品データ
を利用して前記商品登録を実行可能に形成された商品販
売データ処理装置である。
【0026】かかる発明では、再検索により類似的商品
コードが商品ファイルに記憶されていると判別した場合
に、取得した当該類似的商品コードに対応する商品デー
タを表示する。そして、表示された商品データ(商品
名,単価等)を当該商品(現物)との比較において正し
いとして成された確認入力がある場合に、当該表示商品
データを利用して商品登録を実行することができる。
【0027】したがって、請求項1から請求項3までの
いずれの発明の場合と同様な作用効果を奏することがで
きることに加え、さらに表示によりオペレータ自身に読
取作業の是正化を訴えることができるとともに、類似的
商品コードに対応する商品データを利用した商品登録の
正確性を向上できる。
【0028】さらに、請求項5の発明は、前記再検索に
より複数の類似的商品コードが記憶されていると判別し
た場合に取得した当該複数の類似的商品コードに対応す
る各商品データを表示可能かつ表示された複数の商品デ
ータの中から1つの商品データを選択可能に形成された
商品販売データ処理装置である。
【0029】かかる発明では、再検索により複数の類似
的商品コードが記憶されていると判別した場合におい
て、取得した当該複数の類似的商品コードに対応する各
商品データを表示することができる。そして、表示され
た複数の商品データの中から1つの商品データを選択す
ることができる。この選択された類似的商品コードに対
応する商品データを利用して商品登録する。
【0030】したがって、請求項4の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに再
検索による類似的商品コードの記憶有無判別処理の簡素
化・容易化を図れかつ選択された類似的商品コードに対
応する商品データを利用した商品登録の正確性を一段と
向上できる。
【0031】さらに、請求項6の発明は、商品に付され
た前記バーコードである商品コードを読取入力可能かつ
前記商品データを利用して商品登録可能な複数のターミ
ナルと,前記商品ファイルを有しかつ各ターミナルを管
理する上位機とがデータ通信可能に接続され、上位機が
前記商品ファイルを検索してターミナルからの問合せに
係る前記商品コードに対応する商品データを取得しかつ
取得した商品データを当該ターミナルに応答可能である
とともにターミナルが上位機から応答された前記商品デ
ータを利用して前記商品登録可能に形成され、上位機
が、前記商品ファイルを検索したがターミナルからの問
合せに係る商品コードと同じ商品コードがない場合に、
前記商品ファイルを再検索して予め設定された類似的構
成要件を満たす類似的商品コードが記憶されているか否
かを判別可能かつ再検索により類似的商品コードが記憶
されていると判別した場合に当該類似的商品コードに対
応する商品データを取得して当該ターミナルに応答可能
に形成され、各ターミナルが、自機の問合せに対する応
答として上位機から前記類似的商品コードに対応する商
品データを受信した場合に当該商品データを利用して前
記商品登録を実行可能に形成された商品販売データ処理
装置である。
【0032】かかる発明では、ターミナルにおいて商品
に付されたバーコードつまり商品コードを読取入力しか
つ上位機に問合せする。これを受けた上位機は、商品フ
ァイルを検索してターミナルからの問合せに係る商品コ
ードに対応する商品データを取得しかつ取得した商品デ
ータを当該ターミナルに応答する。ターミナルは、上位
機から応答された商品データを利用して商品登録するこ
とができる。
【0033】しかし、上位機において、商品ファイルを
検索したがターミナルからの問合せに係る商品コードと
同じ商品コードがない場合には、商品ファイルを再検索
して予め設定された類似的構成要件を満たす類似的商品
コードが記憶されているか否かを判別する。この再検索
により類似的商品コードが記憶されていると判別した場
合は、当該類似的商品コードに対応する商品データを取
得して当該ターミナルに応答する。
【0034】ターミナルは、自機の問合せに対する応答
として上位機から類似的商品コードに対応する商品デー
タを受信した場合には、当該商品データを利用して商品
登録を実行することができる。
【0035】したがって、請求項1から請求項5までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに各ターミナルに共通な上位機側で類似
的商品コードの記憶有無判別・送信をするので、装置全
体としてのコスト低減を図れかつ信頼性を高められる。
【0036】さらに、請求項7の発明は、商品に付され
た前記バーコードである商品コードを読取入力可能かつ
読取入力された商品コードに対応する商品データの問合
せが可能な複数のターミナルと,商品コードと商品デー
タとを対応させて記憶する商品ファイルを有しかつ各タ
ーミナルを管理する上位機とがデータ通信可能に接続さ
れ、上位機が商品ファイルを検索してターミナルからの
問合せに係る商品コードに対応する商品データを取得し
かつ取得した商品データを当該ターミナルに応答可能で
あるとともにターミナルが上位機から応答された商品デ
ータを利用して商品登録可能に形成された商品販売デー
タ処理装置において、前記上位機に、前記商品ファイル
を検索したが前記ターミナルからの問合せに係る商品コ
ードと同じ商品コードがない場合に前記商品ファイルを
再検索して予め設定された類似的構成要件を満たす類似
的商品コードが記憶されているか否かを判別する判別手
段と,この判別手段によって類似的商品コードが記憶さ
れていると判別された場合に当該類似的商品コードに対
応する商品データを取得する取得手段と,取得された類
似的商品コードに対応する商品データを当該ターミナル
に応答送信する応答送信制御手段とを設け、前記各ター
ミナルに、自機の問合せに対する応答として上位機から
前記類似的商品コードに対応する商品データを受信した
場合に当該商品データを表示器に表示する表示制御手段
と,表示器に表示された当該商品データの確認入力を行
う確認入力手段と,確認入力が成されたことを条件に当
該商品データを利用して前記商品登録を実行する商品登
録実行制御手段とを設けた、商品販売データ処理装置で
ある。
【0037】かかる発明では、上位機側の判別手段は、
商品ファイルを検索したがターミナルからの問合せに係
る商品コードと同じ商品コードがない場合に、商品ファ
イルを再検索して予め設定された類似的構成要件を満た
す類似的商品コードが記憶されているか否かを判別す
る。取得手段は、この判別手段によって類似的商品コー
ドが記憶されていると判別された場合に、当該類似的商
品コードに対応する商品データを取得する。すると、応
答送信制御手段が、取得された類似的商品コードに対応
する商品データを当該ターミナルに応答送信する。
【0038】各ターミナル側の表示制御手段は、自機の
問合せに対する応答として上位機から類似的商品コード
に対応する商品データを受信した場合に、当該商品デー
タを表示器に表示する。表示器に表示された当該商品デ
ータ(商品名,単価等)が当該商品(現物)と合致する
と確認した場合に、オペレータが確認入力手段を用いて
確認入力する。すると、商品登録実行制御手段が、確認
入力が成されたことを条件に当該商品データを利用して
商品登録を実行する。
【0039】したがって、商品に付されたバーコード
(商品コード)の印字品質が悪い,バーコード(商品コ
ード)に汚れや傷が付いている場合、またスキャニング
を含む読取作業自体が正常でない場合、さらには外部ノ
イズが入るケースがあって本来的バーコード(商品コー
ド)に誤読があると推定される場合に類似的商品コード
および当該商品データを利用することができる。すなわ
ち、誤読が発生した際のバーコードスキャナを用いた従
来再読取作業や従来キー入力作業を一掃化でき得るとと
もに、迅速な商品登録ができる。よって、業務能率がお
よび顧客サービスを向上できる。しかも、その信憑性を
表示により確認できかつ確認入力を条件に商品登録する
ので、取扱いが簡単でかつ類似的商品コード対応商品デ
ータを利用した商品登録精度を向上できる。さらに類似
的商品コードに対応する商品データを受信した場合に正
常読取音およびエラー発生音と異なる類似読取音の警報
をするように形成しておけば、類似的商品コードに対応
する商品データの表示とともにオペレータ自身に読取作
業の是正化を訴えることができる。
【0040】さらにまた、請求項8の発明は、前記上位
機側の前記取得手段が前記判別手段によって複数の類似
的商品コードが記憶されていると判別された場合に当該
各類似的商品コードに対応する各商品データを取得可能
かつ前記応答送信制御手段が取得された各類似的商品コ
ードに対応する各商品データを当該ターミナルに応答送
信可能に形成され、前記各ターミナル側の前記表示制御
手段が自機の問合せに対する応答として前記上位機から
前記各類似的商品コードに対応する各商品データを受信
した場合に当該複数の商品データを表示器に表示可能に
形成されかつ各ターミナルに表示器に表示された複数の
商品データの中から1の商品データを選択する選択手段
を設けられた商品販売データ処理装置である。
【0041】かかる発明では、上位機側の取得手段は、
判別手段によって複数の類似的商品コードが記憶されて
いると判別された場合に当該各類似的商品コードに対応
する各商品データを取得する。応答送信制御手段は、取
得された各類似的商品コードに対応する各商品データを
当該ターミナルに応答送信する。
【0042】ターミナル側の表示制御手段は、自機の問
合せに対する応答として上位機から各類似的商品コード
に対応する各商品データを受信した場合に、当該複数の
商品データを表示器に表示する。そして、選択手段を用
いて表示器に表示された複数の商品データの中から1の
商品データを選択することができる。
【0043】したがって、請求項7の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに再
検索による類似的商品コードの記憶有無判別処理の簡素
化・容易化を図れかつ選択された類似的商品コードに対
応する商品データを利用した商品登録の正確性を一段と
向上できる。
【0044】さらにまた、請求項9の発明は、前記確認
入力手段が前記選択手段を兼ねるものと形成された商品
販売データ処理装置である。
【0045】かかる発明では、選択手段を用いて表示器
に表示された複数の商品データの中から1の商品データ
を選択すると、当該商品データが正しいとする確認を入
力したことにもなる。したがって、請求項8の発明の場
合と同様な作用効果を奏することができることに加え、
さらに操作が簡単である。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0047】本商品販売データ処理装置は、図1に示す
如く、基本的構造が複数の電子キャッシュレジスタ10
と上位機(ファイルプロセッサ30)とをデータ通信可
能に接続した構成とされ、さらに上位機(30)に判別
手段(31,32)と,取得手段(31,32)と,応
答送信制御手段(31,32)とを設け、かつ各ターミ
ナル(10)に表示制御手段(11,12)と,確認入
力手段(25)と,商品登録実行制御手段(11,1
2)とを設け、上位機(30)が商品ファイル34Fを
検索したがターミナル(10)からの問合せに係る商品
コードと同じ商品コードがない場合に商品ファイル34
Fを再検索して予め設定された類似的構成要件を満たす
類似的商品コードが記憶されているか否かを判別可能か
つ再検索により類似的商品コードが記憶されていると判
別した場合に当該類似的商品コードに対応する商品デー
タを取得して当該ターミナル(10)に応答可能に形成
され、各ターミナル(10)が自機の問合せに対する応
答として上位機(30)から類似的商品コードに対応す
る商品データを受信した場合に当該商品データを利用し
て商品登録を実行可能に形成されている。
【0048】なお、上位機(30)が存在しない商品販
売データ処理装置(電子キャッシュレジスタ10)で
は、商品ファイル,判別手段,取得手段および応答送信
制御手段をも電子キャッシュレジスタ10に内蔵させて
も、実施することができる。
【0049】図1において、ターミナルを構成する電子
キャッシュレジスタ10は、CPU11,ROM12,
RAM13,データ通信回線(LAN)1用のインター
フェイスである伝送コントローラ14,バーコードスキ
ャナ24(スキャナコントローラ24C),キーボード
25(キーボードコントローラ25C),表示器26
(表示コントローラ26C),プリンタ27(プリンタ
コントローラ27C),入出力ポート29Fを介したブ
ザー29および入出力ポート28Fを介した自動開放装
置付きドロワ28)を含み、商品販売(商品登録,会計
処理等)業務を行える。
【0050】上位機を構成するファイルプロセッサ30
は、CPU31,ROM32,RAM33,ハードディ
スク装置(HDD)34,表示器35(表示コントロー
ラ35C),プリンタ36(プリンタコントローラ36
C)および伝送コントローラ37を含み、各ターミナル
(10)を一括管理する。
【0051】HDD(34)には、商品ファイル34
F,売上ファイル等が設けられ、いずれもRAM33に
展開させて使用される。この商品ファイル34Fは、各
ターミナル(10)で共用使用可能で、商品(商品コー
ド)ごとの商品名,単価等が設定記憶されている。
【0052】ここに、各ターミナル(10)は、従来例
(図4,図5)の場合と同様に、バーコードスキャナ2
4を用いて読取った商品コード(読取バーコードデー
タ)を添えて上位機(30)へ問合せる(図5のST5
0でYES,ST51)。
【0053】上位機(30)側の判別手段(CPU3
1,ROM32)は、商品ファイル34Fを検索(図3
のST30)したがターミナル(10)からの問合せに
係る商品コードと同じ商品コードがない場合(ST31
のNO)に、商品ファイル34Fを再検索して予め設定
された類似的構成要件を満たす類似的商品コードが記憶
されているか否かを判別(ST33〜ST35、ST3
8,ST39)する。
【0054】すなわち、読取入力された商品コードのコ
ードデータ桁数(例えば、12桁)と同一のコードデー
タ桁数(12桁)を持ち(ST33のNO)かつ読取入
力された商品コードのコードデータと比較して当該桁数
(12桁)コードデータ中の2桁分コードデータが異な
る(ST38のNO)ものである場合には、類似的構成
要件に該当する。かくして、6桁,8桁,12桁,13
桁に共通的でかつ発生確率の高い誤読を救済できるとと
もに、適応性が広い。つまり、従来例の場合と異なり、
2桁分誤読を直ちにエラー処理としなくて済むようにな
る。
【0055】また、読取入力された商品コード(バーコ
ード)のコードデータ桁数が8桁であって(ST33の
YES)かつ当該8桁コードデータと同一の8桁コード
データを含む12桁または13桁のコードデータである
場合(ST34のYES)も、類似的構成要件に該当す
る。したがって、8桁並びに12桁あるいは13桁のバ
ーコード読取可能なバーコードスキャナ24の誤読発生
確率を下げられる。
【0056】取得手段(CPU31,ROM32)は、
判別手段(31,32)によって複数の類似的商品コー
ドが記憶されていると判別された場合(ST35、ST
39)に、当該各類似的商品コードに対応する各商品デ
ータを取得(ST37、ST41)する。この実施形態
では、同時的に、取得した各類似的商品コードに対応す
る各商品データを含む応答メッセージを作成する(ST
37、ST41)。
【0057】なお、判別手段(31,32)によって1
つの類似的商品コードが記憶されていると判別された場
合(ST35、ST39)には当該類似的商品コードに
対応する商品データを取得(ST36、ST40)す
る。もとより、問合商品コードと同一の商品コードが存
在する場合(ST31のYES)は、当該商品データを
含む応答情報メッセージを作成(ST32)する。
【0058】応答送信制御手段(CPU31,ROM3
2)は、取得された各類似的商品コードに対応する各商
品データ(応答メッセージ)を当該ターミナル(10)
に応答送信(ST42)する。
【0059】ターミナル(10)側の表示制御手段(C
PU11,ROM12)は、自機(10)の問合せに対
する応答として上位機(30)から商品データを受信
(図2のST10でNO,ST12でYES)すると、
当該商品データ(商品名,単価)を表示器26に表示
(ST13)する。商品名の表示は必須である。
【0060】この表示により、さらには類似的商品コー
ドに対応する商品データを受信した場合に正常読取音お
よびエラー発生音と異なる類似読取音で警報するように
形成してあるので、オペレータ自身に読取作業の是正化
を訴えることができる。
【0061】また、表示制御手段(11,12)は、1
つの類似的商品コードに対応する商品データを受信した
場合(ST14でYES)に、当該商品データを確認要
求メッセージとともに表示器26に表示(ST15)す
る。複数の類似的商品コードに対応する各商品データを
受信した場合(ST14でNO)には、当該各商品デー
タを確認要求メッセージとともに表示器26に表示(S
T18)する。
【0062】そして、表示器26に表示された商品デー
タ(商品名,単価等)が現物に関するものであると確認
できた場合には、オペレータが確認入力手段(キーボー
ド25上の確認キー)を用いて確認OK入力(ST16
のYES,ST17のYES)をする。
【0063】また、表示器26に表示された複数の商品
データの中から現物に関する1つの商品データを選択手
段(キーボード25上の選択キー)を用いて選択OK入
力(ST20でYES)する。この実施形態では、選択
手段が確認入力手段を兼ねるものとして形成されている
ので、選択OK(ST19でYES,ST20でYE
S)は、実質的に確認OK(ST17でYES)の場合
と同じでもある。
【0064】かくして、商品登録実行制御手段(CPU
11,ROM12)は、確認入力が成されたことを条件
(ST17のYES,ST20でYES)に、当該確認
商品データを利用して商品登録(ST22)を実行す
る。
【0065】したがって、再検索による類似的商品コー
ドの記憶有無判別処理の簡素化・容易化を図れかつ選択
された類似的商品コードに対応する商品データを利用し
た商品登録の正確性を一段と向上できる。
【0066】なお、確認入力がされない場合(ST17
でNO,ST20でNO)は、エラーコードを受信(S
T10でYES)した場合と同様に、エラーメッセージ
を表示器26に表示(ST11,ST21)する。エラ
ー音が鳴動される。
【0067】かかる構成の実施形態では、上位機(3
0)側の判別手段(31,32)は、商品ファイル34
Fを検索したがターミナル(10)からの問合せに係る
商品コードと同じ商品コードがない場合(図3のST3
3でYES)に、商品ファイル34Fを再検索して予め
設定された類似的構成要件を満たす類似的商品コードが
記憶されているか否かを判別(ST33〜ST35、S
T38,ST39)する。
【0068】この判別手段によって類似的商品コードが
記憶されていると判別された場合に取得手段(31,3
2)が当該類似的商品コードに対応する商品データを取
得する(ST36、ST40)。すると、応答送信制御
手段(31,32)が、取得された類似的商品コードに
対応する商品データを当該ターミナル(10)に応答送
信(ST42)する。
【0069】各ターミナル(10)側の表示制御手段
(11,12)は、自機の問合せに対する応答として上
位機(30)から類似的商品コードに対応する商品デー
タを受信した場合(図2のST10でYES,ST12
のNO,ST14でYES)に、当該商品データを表示
器26に表示する。この際に、正常検索による商品デー
タの表示の場合(ST13)およびエラーメッセージの
表示の場合(ST11)の各音と異なる類似読取音でブ
ザー29が鳴動される。オペレータに次回読取作業につ
いての慎重性を注意喚起できる。
【0070】オペレータは、表示器26に表示された当
該商品データ(商品名,単価等)が当該商品(現物)と
合致すると確認した場合に、確認入力手段(25)を用
いて確認入力(ST17のYES)する。すると、商品
登録実行制御手段(11,12)が、確認入力が成され
たことを条件に、当該商品データを利用して商品登録
(ST22)を実行する。
【0071】したがって、商品に付されたバーコード
(商品コード)の印字品質が悪い,バーコード(商品コ
ード)に汚れや傷が付いている場合、またスキャニング
を含む読取作業自体が正常でない場合、さらには外部ノ
イズが入るケースがあって本来的バーコード(商品コー
ド)に誤読があると推定される場合に類似的商品コード
および当該商品データを取得・利用することができる。
すなわち、誤読が発生した際のバーコードスキャナ24
を用いた従来再読取作業や従来キー入力作業を一掃化で
き得るとともに、迅速な商品登録ができる。よって、業
務能率がおよび顧客サービスを向上できる。しかも、そ
の信憑性を表示により確認できかつ確認入力を条件に商
品登録するので、取扱いが簡単でかつ類似的商品コード
対応商品データを利用した商品登録精度を向上できる。
【0072】さらに、表示された商品データ(商品名,
単価等)を当該商品(現物)との比較において正しいと
して成された確認入力がある場合(ST17のYES)
に、当該表示商品データを利用して商品登録を実行する
ので、類似的商品コードに対応する商品データを利用し
た商品登録の正確性を向上できる。また、表示された複
数の商品データの中から1つの商品データを選択可能か
つ選択(ST20でYES)された類似的商品コードに
対応する商品データを利用して商品登録(ST22)す
るので、再検索による類似的商品コードの記憶有無判別
処理の簡素化・容易化を図れかつ選択された類似的商品
コードに対応する商品データを利用した商品登録の正確
性を一段と向上できる。
【0073】また、上位機(30)側の取得手段(3
1,32)は、判別手段(31,32)によって複数の
類似的商品コードが記憶されていると判別された場合
(図3のST35の複数、ST39の複数)に、当該各
類似的商品コードに対応する各商品データを取得(ST
37,ST41)する。応答送信制御手段(31,3
2)は、取得された各類似的商品コードに対応する各商
品データを当該ターミナル(10)に応答送信(ST4
2)する。一方、ターミナル(10)側の表示制御手段
(11,12)は、自機の問合せに対する応答として上
位機(30)から各類似的商品コードに対応する各商品
データを受信した場合(図2のST14でNO)に、当
該複数の商品データを表示器26に表示(ST18)す
る。そして、選択手段(25)を用いて表示器26に表
示された複数の商品データの中から1の商品データを選
択(ST20でYES)することができる。すると、商
品登録実行制御手段(11,12)が、選択されたこと
を条件に選択商品データを利用して商品登録(ST2
2)を実行する。
【0074】したがって、再検索による類似的商品コー
ドの記憶有無判別処理の簡素化・容易化を図れかつ選択
された類似的商品コードに対応する商品データを利用し
た商品登録の正確性を一段と向上できる。
【0075】また、判別手段(31,32)の判別基準
である類似的構成要件が、読取入力された商品コード
(バーコード)のコードデータ桁数(例えば、6桁)と
同一のコードデータ桁数(6桁)を持ち(図3のST3
3のNO)かつ読取入力された商品コードのコードデー
タと比較して6桁コードデータ中の2桁分コードデータ
が異なるものである(ST38のNO)とされているの
で、6桁,8桁,12桁,13桁に共通的でかつ発生確
率の高い誤読を救済できるとともに適応性が広い。
【0076】また、類似的構成要件が、読取入力された
商品コードのコードデータ桁数が8桁であって(ST3
3のYES)かつ当該8桁コードデータと同一の8桁コ
ードデータを含む12桁または13桁のコードデータで
ある(ST34のYES)ものとされているので、さら
に8桁並びに12桁あるいは13桁のバーコード読取可
能なバーコードスキャナ24の誤読発生確率を下げられ
る。
【0077】さらに、各ターミナル(10)に共通な上
位機(30)側で類似的商品コードの記憶有無判別・送
信をするので、装置全体(10,30)としてのコスト
低減を図れかつ信頼性を高められる。
【0078】さらにまた、選択手段(25)を用いて表
示器26に表示された複数の商品データの中から1の商
品データを選択(ST20でYES)すると、当該商品
データが正しいとする確認を入力(ST17のYES)
したことにもなるので、操作が簡単である。
【0079】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、商品ファイル
を検索したが読取入力された商品コードと同じ商品コー
ドがない場合に再検索しかつ類似的構成要件を満たす類
似的商品コードが記憶されていると判別した場合に当該
類似的商品コードに対応する商品データを取得可能であ
るとともに取得類似的商品コードに対応する商品データ
を取得・利用して商品登録可能に形成された商品販売デ
ータ処理装置であるから、商品に付されたバーコードの
印字品質が悪い,バーコードに汚れや傷が付いている場
合、またスキャニングを含む読取作業自体が正常でない
場合、さらには外部ノイズが入るケースがあって本来的
バーコードに誤読があると推定される場合に類似的商品
コードおよび当該商品データを利用することができる。
すなわち、誤読が発生した際のバーコードスキャナを用
いた従来再読取作業や従来キー入力作業を一掃化でき得
るとともに、迅速な商品登録ができる。よって、業務能
率がおよび顧客サービスを向上できる。しかも、類似的
商品コードに対応する商品データを受信した場合に正常
読取音およびエラー発生音と異なる類似読取音の警報を
するように形成しておけば、オペレータ自身に読取作業
の是正化を訴えることができる。
【0080】また、請求項2の発明によれば、類似的構
成要件が読取入力商品コードのコードデータ桁数と同一
のコードデータ桁数を持ちかつ読取入力商品コードのコ
ードデータと比較して2桁分のコードデータが異なるも
のとされているので、請求項1の発明の場合と同様な効
果を奏することができることに加え、さらに6桁,8
桁,12桁,13桁に共通的でかつ発生確率の高い誤読
を救済できるとともに適応性が広い。
【0081】また、請求項3の発明によれば、類似的構
成要件が読取入力商品コードのコードデータ桁数が8桁
であってかつ当該8桁コードデータと同一の8桁コード
データを含む12桁または13桁のコードデータである
から、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに8桁並びに12桁あるいは
13桁のバーコード読取可能なバーコードスキャナの誤
読発生確率を下げられる。
【0082】また、請求項4の発明によれば、再検索に
より類似的商品コードが記憶されていると判別した場合
に取得した類似的商品コードに対応する商品データを表
示可能かつ確認入力された場合に表示商品データを利用
して商品登録を実行可能に形成されているので、請求項
1から請求項3までのいずれの発明の場合と同様な効果
を奏することができることに加え、さらに類似的商品コ
ードに対応する商品データを利用した商品登録の正確性
を向上できる。
【0083】さらに、請求項5の発明によれば、再検索
により複数の類似的商品コードが記憶されていると判別
した場合に取得した複数類似的商品コードに対応する各
商品データを表示可能かつ表示された複数商品データの
中から1つの商品データを選択可能に形成されているの
で、請求項4の発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに再検索による類似的商品コー
ドの記憶有無判別処理の簡素化・容易化を図れかつ選択
された類似的商品コードに対応する商品データを利用し
た商品登録の正確性を一段と向上できる。
【0084】さらに、請求項6の発明によれば、上位機
が商品ファイルを検索したがターミナルからの問合せに
係る商品コードと同じ商品コードがない場合に再検索し
かつ類似的構成要件を満たす類似的商品コードが記憶さ
れていると判別した場合に類似的商品コードに対応する
商品データを取得して当該ターミナルに応答可能に形成
され、各ターミナルが上位機から類似的商品コードに対
応する商品データを受信した場合に当該商品データを利
用して商品登録を実行可能に形成されているので、請求
項1から請求項5までの各発明の場合と同様な効果を奏
することができることに加え、さらに各ターミナルに共
通な上位機側で類似的商品コードの記憶有無判別・送信
をするので装置全体としてのコスト低減を図れかつ信頼
性を高められる。
【0085】さらに、請求項7の発明によれば、上位機
に判別手段と取得手段と応答送信制御手段とを設けかつ
各ターミナルに表示制御手段と確認入力手段と商品登録
実行制御手段とを設け、上位機が商品ファイルを検索し
たがターミナルからの問合せに係る商品コードと同じ商
品コードがない場合に再検索しかつ類似的構成要件を満
たす類似的商品コードが記憶されていると判別した場合
に類似的商品コードに対応する商品データを取得して当
該ターミナルに応答可能に形成され、各ターミナルが上
位機から類似的商品コードに対応する商品データを受信
した場合に当該商品データを利用して商品登録を実行可
能に形成された商品販売データ処理装置であるから、商
品に付されたバーコードの印字品質が悪い,バーコード
に汚れや傷が付いている場合、またスキャニングを含む
読取作業自体が正常でない場合、さらには外部ノイズが
入るケースがあって本来的バーコードに誤読があると推
定される場合に類似的商品コードおよび当該商品データ
を利用することができる。すなわち、誤読が発生した際
のバーコードスキャナを用いた従来再読取作業や従来キ
ー入力作業を一掃化でき得るとともに、迅速な商品登録
ができる。よって、業務能率がおよび顧客サービスを向
上できる。しかも、その信憑性を表示により確認できか
つ確認入力を条件に商品登録するので、取扱いが簡単で
かつ類似的商品コード対応商品データを利用した商品登
録精度を向上できる。さらに類似的商品コードに対応す
る商品データを受信した場合に正常読取音およびエラー
発生音と異なる類似読取音の警報をするように形成して
おけば、類似的商品コードに対応する商品データの表示
とともにオペレータ自身に読取作業の是正化を訴えるこ
とができる。
【0086】さらにまた、請求項8の発明によれば、取
得手段が複数類似的商品コードに対応する各商品データ
を取得可能かつ応答送信制御手段が取得された各類似的
商品コードに対応する各商品データを当該ターミナルに
応答送信可能、表示制御手段が自機の問合せに対する応
答として上位機から各類似的商品コードに対応する各商
品データを受信した場合に当該複数の商品データを表示
器に表示可能かつ各ターミナルに表示器に表示された複
数の商品データの中から1の商品データを選択する選択
手段が設けられているので、請求項7の発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに再検
索による類似的商品コードの記憶有無判別処理の簡素化
・容易化を図れかつ選択された類似的商品コードに対応
する商品データを利用した商品登録の正確性を一段と向
上できる。
【0087】さらにまた、請求項9の発明によれば、確
認入力手段が選択手段を兼ねるので、請求項8の発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らに操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、ターミナル側の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】従来例を説明するための概略図である。
【図5】従来来によるターミナル側の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】従来例による上位機側の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 データ通信回線 10 電子キャッシュレジスタ(ターミナル) 11 CPU(表示制御手段,商品登録実行制御手段) 12 ROM(表示制御手段,商品登録実行制御手段) 13 RAM 24 バーコードスキャナ 25 キーボード(確認入力手段,選択手段) 26 表示器 29 ブザー 30 ファイルプロセッサ(上位機) 31 CPU(判別手段,取得手段,応答送信制御手
段) 32 ROM(判別手段,取得手段,応答送信制御手
段) 33 RAM 34 ハードディスク装置 34F 商品ファイル 35 表示器 36 プリンタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に付されたバーコードである商品コ
    ードを読取入力可能かつ商品コードと商品データとが対
    応記憶されている商品ファイルを検索して読取入力され
    た商品コードに対応する商品データを取得しかつ取得し
    た商品データを利用して商品登録可能に形成された商品
    販売データ処理装置において、 前記商品ファイルを検索したが前記読取入力された商品
    コードと同じ商品コードがない場合に、前記商品ファイ
    ルを再検索して予め設定された類似的構成要件を満たす
    類似的商品コードが記憶されているか否かを判別可能か
    つ再検索により類似的商品コードが記憶されていると判
    別した場合に当該類似的商品コードに対応する商品デー
    タを取得可能であるとともに取得した類似的商品コード
    に対応する商品データを利用して商品登録可能に形成さ
    れている商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記類似的構成要件が、前記読取入力さ
    れた商品コードのコードデータ桁数と同一のコードデー
    タ桁数を持ちかつ前記読取入力された商品コードのコー
    ドデータと比較して2桁分のコードデータが異なるもの
    とされている請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記類似的構成要件が、前記読取入力さ
    れた商品コードのコードデータ桁数が8桁であってかつ
    当該8桁コードデータと同一の8桁コードデータを含む
    12桁または13桁のコードデータであるものとされて
    いる請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記再検索により類似的商品コードが記
    憶されていると判別した場合に取得した当該類似的商品
    コードに対応する商品データを表示可能かつ確認入力さ
    れた場合に当該表示商品データを利用して前記商品登録
    を実行可能に形成されている請求項1から請求項3まで
    のいずれか1項に記載された商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記再検索により複数の類似的商品コー
    ドが記憶されていると判別した場合に取得した当該複数
    の類似的商品コードに対応する各商品データを表示可能
    かつ表示された複数の商品データの中から1つの商品デ
    ータを選択可能に形成されている請求項4記載の商品販
    売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 商品に付された前記バーコードである商
    品コードを読取入力可能かつ前記商品データを利用して
    商品登録可能な複数のターミナルと,前記商品ファイル
    を有しかつ各ターミナルを管理する上位機とがデータ通
    信可能に接続され、上位機が前記商品ファイルを検索し
    てターミナルからの問合せに係る前記商品コードに対応
    する商品データを取得しかつ取得した商品データを当該
    ターミナルに応答可能であるとともにターミナルが上位
    機から応答された前記商品データを利用して前記商品登
    録可能に形成され、 上位機が、前記商品ファイルを検索したがターミナルか
    らの問合せに係る商品コードと同じ商品コードがない場
    合に、前記商品ファイルを再検索して予め設定された類
    似的構成要件を満たす類似的商品コードが記憶されてい
    るか否かを判別可能かつ再検索により類似的商品コード
    が記憶されていると判別した場合に当該類似的商品コー
    ドに対応する商品データを取得して当該ターミナルに応
    答可能に形成され、 各ターミナルが、自機の問合せに対する応答として上位
    機から前記類似的商品コードに対応する商品データを受
    信した場合に当該商品データを利用して前記商品登録を
    実行可能に形成されている請求項1から請求項5までの
    いずれか1項に記載された商品販売データ処理装置。
  7. 【請求項7】 商品に付された前記バーコードである商
    品コードを読取入力可能かつ読取入力された商品コード
    に対応する商品データの問合せが可能な複数のターミナ
    ルと,商品コードと商品データとを対応させて記憶する
    商品ファイルを有しかつ各ターミナルを管理する上位機
    とがデータ通信可能に接続され、上位機が商品ファイル
    を検索してターミナルからの問合せに係る商品コードに
    対応する商品データを取得しかつ取得した商品データを
    当該ターミナルに応答可能であるとともにターミナルが
    上位機から応答された商品データを利用して商品登録可
    能に形成された商品販売データ処理装置において、 前記上位機に、前記商品ファイルを検索したが前記ター
    ミナルからの問合せに係る商品コードと同じ商品コード
    がない場合に前記商品ファイルを再検索して予め設定さ
    れた類似的構成要件を満たす類似的商品コードが記憶さ
    れているか否かを判別する判別手段と,この判別手段に
    よって類似的商品コードが記憶されていると判別された
    場合に当該類似的商品コードに対応する商品データを取
    得する取得手段と,取得された類似的商品コードに対応
    する商品データを当該ターミナルに応答送信する応答送
    信制御手段とを設け、 前記各ターミナルに、自機の問合せに対する応答として
    上位機から前記類似的商品コードに対応する商品データ
    を受信した場合に当該商品データを表示器に表示する表
    示制御手段と,表示器に表示された当該商品データの確
    認入力を行う確認入力手段と,確認入力が成されたこと
    を条件に当該商品データを利用して前記商品登録を実行
    する商品登録実行制御手段とを設けた、商品販売データ
    処理装置。
  8. 【請求項8】 前記上位機側の前記取得手段が前記判別
    手段によって複数の類似的商品コードが記憶されている
    と判別された場合に当該各類似的商品コードに対応する
    各商品データを取得可能かつ前記応答送信制御手段が取
    得された各類似的商品コードに対応する各商品データを
    当該ターミナルに応答送信可能に形成され、 前記各ターミナル側の前記表示制御手段が自機の問合せ
    に対する応答として前記上位機から前記各類似的商品コ
    ードに対応する各商品データを受信した場合に当該複数
    の商品データを表示器に表示可能に形成されかつ各ター
    ミナルに表示器に表示された複数の商品データの中から
    1の商品データを選択する選択手段を設けた請求項7記
    載の商品販売データ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記確認入力手段が前記選択手段を兼ね
    るものと形成されている請求項8記載の商品販売データ
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012118695A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Sharp Corp 情報処理装置

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