JP2001202564A - 飲料抽出装置 - Google Patents

飲料抽出装置

Info

Publication number
JP2001202564A
JP2001202564A JP2000013090A JP2000013090A JP2001202564A JP 2001202564 A JP2001202564 A JP 2001202564A JP 2000013090 A JP2000013090 A JP 2000013090A JP 2000013090 A JP2000013090 A JP 2000013090A JP 2001202564 A JP2001202564 A JP 2001202564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
raw material
material container
moving
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000013090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sato
健 佐藤
Takao Matsuo
隆生 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP2000013090A priority Critical patent/JP2001202564A/ja
Publication of JP2001202564A publication Critical patent/JP2001202564A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルを原料容器に挿入するための機構を小
型化することのできる飲料抽出装置を提供する。 【解決手段】 カム83を回転させると移動部31及び
連結部材81が下降し、当接部31bと原料容器Aの上
面が当接して原料容器Aに挿入部31cが挿入される。
これにより、従来のように容器台84を上方に移動させ
る場合と比べて、移動機構を小型化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば挽き豆を原
料に用いたコーヒーや、茶の葉を原料に用いた紅茶など
の各種飲料を抽出する飲料抽出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料抽出装置としては、
原料が封入された原料容器を容器収納部に収納してお
き、飲料の抽出時に原料容器を前後及び左右方向に移動
可能な容器台に載置して抽出部まで搬送し、その後、容
器台を上方向に一定の距離だけ移動させて容器台の上方
に配置されたノズルを原料容器の上部に挿入させ、ノズ
ルより原料容器内部にエア加圧により温水を供給し、原
料容器下部のフィルタから飲料の抽出を行うものが知ら
れている。この自動販売機の抽出装置によれば、原料が
原料容器に封入されているので長期間にわたって風味を
損なうことがなく、品質のよい飲料を提供できるという
利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
飲料抽出装置では、容器台を上方へ移動して原料容器を
ノズルに挿入するようにしているため、原料容器を載置
した容器台を移動させ且つ温水漏れのないように原料容
器をノズルに押圧するためには大きな駆動力を必要とす
る。このため、容器台の移動機構が大型で複雑な構造と
なり、しかもこの移動機構を容器台と共に搬送経路を移
動させる場合には、その移動スペースも十分に確保しな
ければならず、飲料自動販売機に搭載する場合に不利で
あるという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ノズルを原料容器に
挿入するための機構を小型化することのできる飲料抽出
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、所定の原料を封入した原料
容器の上面に、原料容器の上方に配されたノズルの先端
を挿入し、ノズルの先端から原料容器内に温水を吐出し
て飲料の抽出を行う飲料抽出装置において、前記ノズル
を原料容器に向かって移動させるノズル移動手段を備え
ている。これにより、飲料抽出の際にはノズル移動手段
によりノズルが原料容器に向かって移動する。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の飲料
抽出装置において、前記ノズルに挿入された原料容器を
ノズルの挿入方向に対して反対方向に付勢する付勢手段
を備えている。これにより、請求項1の作用に加え、飲
料抽出後に原料容器が付勢手段によってノズル挿入方向
の反対方向に付勢されることから、ノズルに挿入された
まま残ることなくノズルから確実に分離する。
【0007】また、請求項3では、請求項1または2記
載の飲料抽出装置において、前記ノズルを、ノズル移動
手段により移動可能なノズル先端側の移動部と、ノズル
他端側の固定部とから構成している。これにより、請求
項1または2の作用に加え、ノズル先端側の移動部を原
料容器に向かって移動させることにより、ノズルの先端
が原料容器に挿入される。
【0008】また、請求項4では、請求項3記載の飲料
抽出装置において、前記ノズルの移動部をノズル移動手
段に対して移動可能に設けるとともに、ノズルの移動部
とノズル移動手段との間にノズルの移動部を原料容器側
に付勢する付勢手段を設けている。これにより、ノズル
の移動部には原料容器側に付勢手段による付勢力が作用
している。ノズルの移動部を原料容器に挿入する際に、
この付勢力を上回る力が原料容器から移動部に作用する
と、付勢力に抗して移動部がノズル移動手段に対して相
対的に原料容器とは反対方向へと移動する。
【0009】また、請求項5では、請求項1乃至4の何
れか1項記載の飲料抽出装置において、前記ノズルに挿
入された原料容器の周囲を覆う遮蔽部材を備えている。
これにより、請求項1乃至4の何れか1項の作用に加
え、原料容器にノズルが挿入された状態でノズルより温
水を吐出した際に、原料容器とノズルとの間から温水が
漏洩した場合でも、遮蔽部材の外側に温水が飛散するこ
とはない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の飲料抽出
装置の一実施形態を示すもので、図1は飲料抽出装置の
概略構成図、図2及び図3は飲料抽出装置の部分正面破
断図、図4及び図5は飲料抽出装置の作用説明図であ
る。
【0011】この飲料抽出装置は、温水を貯留する温水
タンク1と、温水タンク1内の温水を原料容器A側に流
通させる給湯ポンプ2と、給湯ポンプ2に取り付けられ
温水を吐出可能なノズル3と、原料容器A内に空気を圧
入するエアポンプ4と、原料容器Aを収納する原料収納
部5と、原料収納部5から原料容器Aを搬出する原料搬
出機構6と、原料収納部5から搬出された原料容器Aを
所定位置に搬送する原料搬送機構7と、ノズル3を上下
方向に移動させるノズル移動機構8とから構成されてい
る。
【0012】温水タンク1は図示しないヒータの加熱に
よって90℃前後の温水を生成するもので、所定量の温
水を吐出管1aから流出するようになっている。吐出管
1aは給湯ポンプ2に接続され、吐出管1aには自動開
閉弁(電磁弁等)からなる給湯弁1bが設けられてい
る。この給湯弁1bは、給湯ポンプ2の作動時に開くよ
うに、図示しない制御部により制御されている。
【0013】給湯ポンプ2は吐出管1aに接続され、温
水タンク1内の温水を原料容器A側に流通させている。
即ち、給湯ポンプ2が作動すると、温水タンク1より温
水が流出し、給湯ポンプ2に取り付けられたノズル3よ
り温水が吐出される。
【0014】ノズル3は中空に形成され、ノズル3の先
端側に位置し上下方向に移動可能な移動部31と、給湯
ポンプ2側に位置する固定部32とから構成されてい
る。移動部31及び固定部32は共に円筒状に形成さ
れ、移動部31の内面と固定部32の外面が摺動するよ
うになっている。移動部31及び固定部32の詳細な構
造については後述する。
【0015】エアポンプ4は吐出管1aに可撓性のチュ
ーブ4aを介して接続され、チューブ4a、吐出管1a
及びノズル3を通じて原料容器A内に空気を供給するよ
うになっている。また、チューブ4aと吐出管1aとの
接続部には、エアポンプ4側への流体の流通を規制する
逆止弁4bが設けられている。
【0016】原料収納部5は下端を開口し、その内部に
原料容器Aを上下方向に積み重ねて収納している。原料
容器Aは、上面側に前記ノズル3を挿入可能に形成され
るとともに、その下面側をフィルタ等の液体透過可能な
部材によって形成された容器内に原料を封入したものか
らなり、飲料一杯分の抽出に供されるようになってい
る。
【0017】原料搬出機構6は原料収納部5の下端に設
けられ、原料収納部5内の最下位の原料容器Aに係止
し、最下位の原料容器Aから順に一つずつ下方に落下す
るように構成されている。本実施形態では図示を省略し
たが、原料搬出機構6は、例えばソレノイドによって動
作する複数の係止部材によって原料容器Aを保持及び解
放する機構からなる。
【0018】原料搬送機構7は、原料容器Aを狭持可能
な可動部7aと、可動部7aを幅方向に移動させる駆動
部7bとからなり、可動部7aは原料収納部5の下方、
ノズル3の下方(飲料抽出位置)及び上面を開口した排
出物容器9の上方に移動するようになっている。
【0019】ノズル移動機構8は、通常は移動部31と
一体に上下方向に移動する連結部材81と、連結部材8
1を上下方向に移動自在に支持するシャフト82と、連
結部材81の移動用のカム83と、原料容器Aを支持す
る容器台84とから構成される。
【0020】移動部31は、その上端の外側にフランジ
状に形成された連結部材81との当接部31aと、下端
の外側にフランジ状に形成された原料容器Aとの当接部
31bと、当接部31bより下方に突出し鋭利な円錐状
に形成された原料容器Aへの挿入部31cと、挿入部3
1cに設けられた温水吐出用の複数の孔31dとを備え
ている。また、移動部31の周囲には、コイル状に形成
された付勢手段としての切り離し用ばね31eが設けら
れ、その上端を連結部材81に固定されている。また、
切り離し用ばね31eの下端には、原料容器Aの上面に
当接可能でその外径が原料容器Aよりも大きい当接部材
31fが取り付けられている。この当接部材31fの周
端には、下方向に延びる遮蔽部材としての周壁部31g
が設けられている。さらに、移動部31を巻回するコイ
ル状のばね31hが設けられ、このばね31hの下端は
当接部31bの上面に固定され、その上端は連結部材8
1と当接している。
【0021】固定部32は、上端を給湯ポンプ2に固定
され、その外周面を移動部31の内周面と接触させてい
る。また、固定部32の外周面と移動部31の内周面と
の間には、ノズル3の内部の気密を保つためのシール部
材32aが設けられている。
【0022】連結部材81は、移動部31を挿通する孔
81a及びシャフト82を挿通する孔81bとを有し、
シャフト82側の端部にはカム83と当接する回転自在
なローラ81cが設けられている。
【0023】シャフト82は上下方向に延び、下端を平
面状のシャフト固定部82aに固定されている。シャフ
ト82は、孔81bを介して連結部材81を上下方向に
移動自在に支持している。シャフト82にはコイル状の
ばね82bが巻回されていて、その下端をシャフト固定
部82aに固定され、その上端は連結部材81と当接し
ている。即ち、このばね82bにより連結部材81は上
方向に付勢されている。
【0024】カム83は、ローラ81cの上側と当接
し、カム用のシャフト83aを介してモータ83bと連
結されている。即ち、モータ83bが回転するとカム8
3が回転し、カム83の回転中心と、カム83のローラ
81cとの当接部までの距離にしたがって連結部材81
が上下方向に移動するようになっている。
【0025】容器台84は平板状に形成され、中央に飲
料抽出用の孔84aを有し、容器台固定部84bに固定
されている。飲料抽出の際には、原料容器Aは容器台8
4に支持され、原料容器Aの下面から抽出された飲料は
孔84aを通じて下方のカップBに注入される。
【0026】以上のように構成された飲料抽出装置にお
いては、図示しないカップ搬出機構によって飲料抽出位
置の下方にカップBが搬出されると、原料搬送機構7の
可動部7aが原料収納部5の下方に移動し、原料搬出機
構6によって原料収納部5から搬出された原料容器Aが
可動部7aに受容される。次に、原料容器Aを狭持した
可動部7aがノズル3の下方に移動し、可動部7aが下
降して原料容器Aが容器台84に載置される。そして、
カム83の回転によって、ノズル3先端側の移動部31
が下降して原料容器Aにこの移動部31が挿入される。
次に、温水タンク1の給湯弁1bが開くとともに給湯ポ
ンプ2が作動し、原料容器A内に温水が供給される。こ
の後、給湯弁1bが閉じるとともにエアポンプ4が作動
し、空気圧によって原料容器Aの下面から飲料が抽出さ
れてカップBに注入される。次に、飲料の抽出が完了す
ると、移動部31が上昇し、原料容器Aは原料搬送機構
7の可動部7aに再び狭持される。そして、可動部7a
が排出物容器9の上方に移動し、可動部7aから原料容
器Aが落下され、不要となった原料容器Aが排出物容器
9に排出される。
【0027】ここで、原料容器Aにノズル3を挿入する
際のノズル移動機構8の動作について、図2及び図3を
参照して以下に詳述する。
【0028】図2に示すように、原料搬送機構7により
容器台84に原料容器Aを載置した状態では、カム83
の回転中心からカム83とローラ81cとの当接部分ま
での距離は短く、移動部31及び連結部材81は上方に
位置している。次に、モータ83bを駆動してカム83
を所定角度だけ回転させると、カム83の回転中心から
カム83とローラ81cとの当接部分までの距離が長く
なる。これにより、移動部31及び連結部材81が下降
し、当接部31bと原料容器Aの上面が当接して、原料
容器Aに挿入部31cが挿入される。ここで、当接部3
1bと原料容器Aの上面が当接した後も、カム83の回
転により連結部材81が下降するが、図3に示すよう
に、ばね31hが収縮するので、当接部31bが原料容
器Aの上面より下方に移動することはない。また、異な
る高さ寸法の原料容器Aを用いても、連結部材81の下
降量に応じてばね31hの収縮量が変わるので、ノズル
3を挿入したときの原料容器Aの上面からノズル3の先
端までの距離が常に等しくなる。飲料抽出後は、カム8
3を回転させ、移動部31を元の位置まで上昇させる。
【0029】さらに、原料容器Aにノズル3を挿入する
際のノズル3の動作について、図3乃至図5を参照して
以下に詳述する。
【0030】原料容器Aにノズル3の移動部31を挿入
する際に連結部材81が下降すると、移動部31と共に
切り離し用ばね31e及び当接部材31fも下降し、原
料容器Aの上面に当接部材31fが当接する。さらに連
結部材81が下降すると、当接部材31fがばね31e
の付勢力に抗して原料容器Aの上面に係止した状態とな
る。さらに連結部材81が下降すると、移動部31の当
接部31bが原料容器Aの上面に当接し、ばね31hの
付勢力に抗して原料容器Aにより移動部31の下降は規
制される。この状態から連結部材81が下降しても、図
3に示すように、ばね31e,31hが収縮するので、
当接部材31f及び移動部31が下降することはない。
次に、原料容器Aから飲料が抽出された後、図4に示す
ように連結部材81が上昇すると、原料容器Aはばね3
1eにより下方に付勢されているため、原料容器Aが移
動部31に挿入されたまま移動部31と共に上昇するこ
となくノズル3から確実に分離する。図5に示すよう
に、さらに移動部31を上昇させると、原料容器Aが容
器台84上に支持された状態で残され、この後、容器台
84上に残された原料容器Aは可動部7aに保持され、
排出物容器9の上方に搬送される。
【0031】このように、本実施形態の飲料抽出装置に
よれば、ノズル3の移動部31を移動させて原料容器A
にノズル3を挿入するようにしたので、ノズル3の重量
及び寸法に適した小型の移動機構を用いることができ
る。従って、例えば容器台84を移動させて原料容器A
にノズル3を挿入する構造に比べると、容器台84より
軽量且つ小型であるノズル3を移動させればよいので、
連結部材81及びシャフト82を小型化できるとともに
駆動力の小さいモータ83bを用いることができる。
【0032】また、移動部31に取り付けた切り離し用
ばね31eによって原料容器Aを下方に付勢するように
したので、ノズル3に挿入された原料容器Aをノズル3
から確実に分離することができ、飲料抽出後における原
料容器Aの搬送動作を常に支障なく行うことができる。
【0033】また、ノズル3を移動部31と固定部32
とから構成し、移動部31を原料容器Aに向かって移動
させることにより、ノズル3の先端が原料容器Aに挿入
されるようにしたので、ノズル3全体及び給湯ポンプ2
を移動させる必要がなく、ノズル移動機構8をより小型
化することができる。
【0034】また、異なる高さ寸法の原料容器Aを用い
た場合、ノズル3の移動部31が原料容器Aの上面の高
さ位置に応じた分だけ移動するので、例えばコーヒー、
紅茶等の異なった種類の原料容器Aを用いても、ノズル
3と原料容器Aの上面との相対位置を常に等しくするこ
とができ、複数種類の飲料の抽出が可能となる。さら
に、ノズル3の移動部31を付勢するばね31hの弾性
力により、原料容器Aに加わるノズル3の挿入圧を緩和
することができるので、原料容器Aの変形や圧潰を確実
に防止することができる。
【0035】また、当接部材31fに原料容器Aの周囲
を覆う周壁部31gを設けたので、飲料抽出時に万が一
原料容器Aとノズル3との間から温水が漏洩した場合で
も、この周壁部31gから外側に温水が飛散することは
なく、例えばこの飲料抽出装置が備えられる自動販売機
の内部を温水によって汚すことはない。
【0036】また、ノズル移動機構8にカム83を用い
たので、簡単な構造で確実にノズル3の移動部31を移
動させることができ、製造コストを低減できるととも
に、確実な動作を達成することができ、信頼性を高める
ことができる。
【0037】尚、前記実施形態においては、ノズル3の
移動部31を上下方向に移動させるものを示したが、例
えばノズル3全体が上下方向に移動する構造であっても
よい。
【0038】また、前記実施形態においては、遮蔽部材
として当接部材31fの外縁に周壁部31gを設けたも
のを示したが、容器台84の外縁に上方向に延びる周壁
部を設けたり、原料容器Aの周囲を覆うビニールシート
等を設けても、前記実施形態と同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0039】また、前記実施形態においては、移動部3
1の高さを調整するカム83を用いたものを示したが、
例えば移動部31に上下方向に延びるラックを設け、ラ
ックと噛み合う歯車を駆動するステップモータの回転量
を制御することにより移動部31の高さを調整するよう
にしてもよい。また、連結部材81に雌ねじ部を設け、
雌ねじ部と螺合する雄ねじ部をシャフト82に形成し、
シャフト82をステップモータ等で回転させることによ
り連結部材81を移動させ、移動部21の高さを調整す
るようにしてもよい。
【0040】また、前記実施形態においては、ばね31
hの収縮量が変化することにより異なる高さ寸法の原料
容器Aに対応するものを示したが、カム83を回転させ
る角度を変更することにより、移動部31及び連結部材
81の下降量を調節するようにして異なる高さ寸法の原
料容器Aに対応させてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の飲
料抽出装置によれば、ノズルが原料容器に向かって移動
するようにしたので、軽量且つ小型の部品であるノズル
に適した移動機構を用いることができ、例えば原料容器
側を移動させる場合に比べると、移動機構を小型にする
ことができる。
【0042】また、請求項2記載の飲料抽出装置によれ
ば、請求項1の効果に加え、飲料抽出後に原料容器がノ
ズルに挿入されたまま残ることなくノズルから確実に分
離することができるので、飲料抽出後における原料容器
の搬送動作を常に支障なく行うことができる。
【0043】また、請求項3記載の飲料抽出装置によれ
ば、請求項1または2の効果に加え、ノズルの先端側の
移動部を原料容器に向かって移動させることにより、ノ
ズルの先端が原料容器に挿入されるようにしたので、ノ
ズル全体を移動させる必要がなく、ノズル移動手段の小
型化を図ることができる。
【0044】また、請求項4記載の飲料抽出装置によれ
ば、請求項3の効果に加え、ノズルの移動部が原料容器
の上面の高さ位置に応じた分だけ移動するので、異なる
高さ寸法の原料容器を用いても、飲料の抽出時における
ノズルと原料容器の上面との相対位置を常に等しくする
ことができ、複数種類の飲料の抽出が可能となる。
【0045】また、請求項5記載の飲料抽出装置によれ
ば、請求項1乃至4の何れか1項の効果に加え、原料容
器とノズルとの間から温水が漏洩した場合に、遮蔽部材
により漏洩した温水の飛散が防止されるようにしたの
で、例えばこの飲料抽出装置が備えられる自動販売機の
内部を温水によって汚すことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す飲料抽出装置の概略
構成図
【図2】飲料抽出装置の部分正面破断図
【図3】飲料抽出装置の部分正面破断図
【図4】飲料抽出装置の作用説明図
【図5】飲料抽出装置の作用説明図
【符号の説明】
1…温水タンク、3…ノズル、8…ノズル移動機構、3
1…移動部、31e…切り離し用ばね、31g…周壁
部、31h…ばね、32…固定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E047 AA02 BA01 DA02 DB09 DC04 DC08 EB03 EC05 GA06 3E082 AA02 BB04 CC03 DD01 FF09 4B004 AA12 BA03 BA10 BA12 BA29 BA43 CA12 CA17 CA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の原料を封入した原料容器の上面
    に、原料容器の上方に配されたノズルの先端を挿入し、
    ノズルの先端から原料容器内に温水を吐出して飲料の抽
    出を行う飲料抽出装置において、 前記ノズルを原料容器に向かって移動させるノズル移動
    手段を備えたことを特徴とする飲料抽出装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルに挿入された原料容器をノズ
    ルの挿入方向に対して反対方向に付勢する付勢手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の飲料抽出装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルを、ノズル移動手段により移
    動可能なノズル先端側の移動部と、ノズル他端側の固定
    部とから構成したことを特徴とする請求項1または2記
    載の飲料抽出装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの移動部をノズル移動手段に
    対して移動可能に設けるとともに、ノズルの移動部とノ
    ズル移動手段との間にノズルの移動部を原料容器側に付
    勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の飲料抽出装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルに挿入された原料容器の周囲
    を覆う遮蔽部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至
    4の何れか1項記載の飲料抽出装置。
JP2000013090A 2000-01-21 2000-01-21 飲料抽出装置 Pending JP2001202564A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013090A JP2001202564A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 飲料抽出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000013090A JP2001202564A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 飲料抽出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001202564A true JP2001202564A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18540735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000013090A Pending JP2001202564A (ja) 2000-01-21 2000-01-21 飲料抽出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001202564A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212180A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2010527657A (ja) * 2007-05-18 2010-08-19 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 飲料調整用機械における改良、または、飲料調整用機械に関連する改良
JP2011506012A (ja) * 2007-12-18 2011-03-03 ネステク ソシエテ アノニム 調節式の閉鎖機構を備える飲料調製装置
JP2011515196A (ja) * 2008-03-27 2011-05-19 ザ・コカ−コーラ・カンパニー 飲料提供装置
JP2013059649A (ja) * 2006-05-24 2013-04-04 Nestec Sa 可変伝達比の閉塞機構を有するカプセル用浸出装置
CN110522309A (zh) * 2019-10-11 2019-12-03 杭州哇喔科技有限责任公司 适用于料罐出料的出料装置及其应用

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059649A (ja) * 2006-05-24 2013-04-04 Nestec Sa 可変伝達比の閉塞機構を有するカプセル用浸出装置
JP2008212180A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 飲料供給装置
JP2010527657A (ja) * 2007-05-18 2010-08-19 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 飲料調整用機械における改良、または、飲料調整用機械に関連する改良
US9084509B2 (en) 2007-05-18 2015-07-21 Kraft Foods R & D, Inc. In or relating to beverage preparation machines
US9907432B2 (en) 2007-05-18 2018-03-06 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Beverage preparation machines
JP2011506012A (ja) * 2007-12-18 2011-03-03 ネステク ソシエテ アノニム 調節式の閉鎖機構を備える飲料調製装置
US8820215B2 (en) 2007-12-18 2014-09-02 Nestec S.A. Device for preparing a beverage comprising an adjustable closing mechanism
KR101529746B1 (ko) * 2007-12-18 2015-06-17 네스텍 소시에테아노님 조정 가능한 폐쇄 메카니즘을 포함하는 음료를 제조하기 위한 장치
JP2011515196A (ja) * 2008-03-27 2011-05-19 ザ・コカ−コーラ・カンパニー 飲料提供装置
CN110522309A (zh) * 2019-10-11 2019-12-03 杭州哇喔科技有限责任公司 适用于料罐出料的出料装置及其应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8047124B2 (en) Automatic beverage maker
US10398254B2 (en) Apparatus for beverage production
US10188237B2 (en) Multisize capsule handling with serial actuation
RU2546445C2 (ru) Устройство для приготовления напитка
US6941855B2 (en) Extraction device with built-in capsule loading system
KR101271789B1 (ko) 신선한 고온 음료를 위한 자동 포드 이송기 및 추출기 조립체
JP6548672B2 (ja) 飲料マシンカートリッジホルダ
CN101119667B (zh) 用于制备饮料的装置
US9259120B2 (en) Brew beverage device with pressure release
JP6465882B2 (ja) 飲料を調製するための抽出装置
WO2006126230A1 (en) Device and method for producing beverages, in particular coffee, from single portion packages
JP2009148549A (ja) カプセル抽出装置
JP2017508571A (ja) 可動出口部を有する飲料カートリッジホルダ
JP2015535720A (ja) シフト可能な複数サイズのカートリッジ受け器を有する抽出ユニット
JP2001202564A (ja) 飲料抽出装置
JP2012515007A (ja) 飲料を調製するための輸送可能なコンパクトな装置
US20190389605A1 (en) Beverage cartridge filling and sealing system
JP6403793B2 (ja) 突き固めアセンブリを備える飲料製造機械および方法
JP4013762B2 (ja) コーヒー抽出装置
JP2001101515A (ja) 飲料抽出装置
JP2006228085A (ja) 飲料抽出装置
JP2001101517A (ja) 飲料抽出装置
JPH06293391A (ja) 定量供給装置
JP2001184559A (ja) 自動販売機の容器支持装置
JP2509843Y2 (ja) 液体計量器用弁装置