JP2001202482A - カードシステム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

カードシステム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001202482A
JP2001202482A JP2000013601A JP2000013601A JP2001202482A JP 2001202482 A JP2001202482 A JP 2001202482A JP 2000013601 A JP2000013601 A JP 2000013601A JP 2000013601 A JP2000013601 A JP 2000013601A JP 2001202482 A JP2001202482 A JP 2001202482A
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card
amount
active antenna
reading
common bus
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JP2000013601A
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Takaharu Kitada
隆治 北田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明示された複数の所定支払い金額のうち、顧
客が選択した支払い金額のみを、該顧客のカード操作に
より引き落とすことができるようにする。 【解決手段】 金額表示板２１１1〜２１１nは、アクテ
ィブアンテナ２１２1〜２１２nの近辺にそれぞれ設置さ
れて、該アクティブアンテナを介して非接触式ＩＣカー
ドから支払われるべき所定金額を該アクティブアンテナ
に対応して表示している。顧客が選択した上記アクティ
ブアンテナは、非接触式ＩＣカードから読み取った顧客
情報を共通バス１０を介してＩＣカードリーダ／ライタ
３１に送信すると共に該アクティブアンテナを識別する
ための識別子を金額決定部３２に送信する。金額決定部
３２は、前記識別子に対応する前記引き落とし金額即ち
上記所定金額を決定して、ＩＣカードリーダ／ライタ３
１と共通バス１０を介して上記アクティブアンテナに送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードシステム及
びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、
複数のアンテナ部を設け、非接触式カードと無線で情報
交換するカードシステム及びコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、現金に代わる決済方法として、カ
ードが使用されている。このような支払い利用のカード
の種類を発行元で大別すれば、銀行等の金融機関が発行
する預金を使用可能限度としたキャッシュカードと、ク
レジット会社が与えた信用の下に発行するクレジットカ
ードがあるが、この他に、遊技場等のローカルな範囲
で、顧客が現金で購入して使用するカードがある。
【０００３】上記のカードのうち、キャッシュカード
は、近年になって、いわゆるデビットカードサービスと
称する統合がなされ、カードの使用可能な店舗の範囲が
拡大する傾向にある。
【０００４】また、このようなカードを使用時の操作で
大別すれば、接触式と非接触式のカードがあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカード
システムにおけるカードは、上記のように発行元が様々
ではあっても、その使用対象は、顧客が購入した商品の
代金の支払いか、または顧客が受けたサービスの対価の
支払いに限定されていた。
【０００６】ここで、一般的な前提として、上記の代金
や対価は、定額、即ち固定された金額ではなく、従っ
て、支払い窓口では、上記の代金や対価の情報を、カー
ド情報の入力に加えて、別途、入力する必要があった。
【０００７】しかしながら、カードの使用対象が拡大す
るに連れて、所定の定額、即ち所定の固定された金額の
支払いにも使用できるようにすべきニーズが生じてい
た。但し、所定の固定された金額とはいっても、その金
額は必ずしも１種類に限定されるものではなく、交通機
関の切符売り場や、各種の拝観料金、各種サービスの利
用料金のような場合には、複数種類の所定の金額の支払
い方法を考慮する必要があった。
【０００８】また、賽銭箱や各種の寄付金のように、複
数種類の所定の金額が、顧客の選択の下に支払われるべ
き場面も存在するので、このような場合に対応できるカ
ードシステムを構築することが一つの課題であった。
【０００９】即ち、本発明の課題は、明示された複数の
所定支払い金額のうち、顧客が自分の意思で選択した所
定の支払い金額の支払いを、顧客のカード操作だけで完
了させることができるカードシステムを提供することに
ある。
【００１０】本発明は、以上のような従来の、カードシ
ステムにおける問題点に鑑みてなされたものであり、明
示された複数の所定支払い金額のうち、顧客が選択した
支払い金額のみを、該顧客のカード操作により引き落と
すことができるカードシステムを提供することを目的と
する。
【００１１】本発明の第２の目的は、明示された複数の
所定支払い金額のうち、顧客が選択した支払い金額のみ
を、該顧客のカード操作により引き落とすことができる
カードシステムの処理を実行するプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、非接触式カードに記録された顧客情報を
読み取るためのアンテナとカード読み書き手段を備えた
カードシステムにおいて、１または２以上のアクティブ
アンテナに接続されたカード読み書き手段と、前記アク
ティブアンテナの近辺に設置されて、前記アクティブア
ンテナを介して前記非接触式カードから支払われるべき
所定金額を前記アクティブアンテナに対応してそれぞれ
表示する金額表示手段と、前記カード読み書き手段に接
続されて、前記非接触式カードから引き落とされるべき
金額即ち前記所定金額を決定する金額決定手段とを有す
ることを特徴とするカードシステムが提供される。
【００１３】また、非接触式カードに記録された顧客情
報を読み取るためのアンテナとカード読み書き手段を備
えたカードシステムにおいて、１または２以上のアクテ
ィブアンテナに１対１で接続された１または２以上のカ
ード読み書き手段と、前記アクティブアンテナの近辺に
設置されて、前記アクティブアンテナを介して前記非接
触式カードから支払われるべき所定金額を前記アクティ
ブアンテナに対応してそれぞれ表示する金額表示手段
と、前記カード読み書き手段に接続されて、前記非接触
式カードから引き落とされるべき金額即ち前記所定金額
を決定する金額決定手段とを有することを特徴とするカ
ードシステムが提供される。
【００１４】即ち、本発明では、顧客が提示した非接触
式カードに記録された顧客情報を無線を使用して読み取
った後、ディジタル情報に変換して自己の識別子と共に
出力できる機能を持つアクティブアンテナを応用し、上
記アクティブアンテナに、上記カードから引き落とす所
定の固定金額を明示した表示板を付加して成る支払い装
置を支払い窓口に複数個設置して、該支払い装置からの
情報を共通バスを介してＩＣカードリーダ／ライタに送
信し、該情報を該ＩＣカードリーダ／ライタで読み取っ
た後、該読み取った情報を使用して通常の顧客の認証処
理を実施すると共に、該情報に含まれる上記識別子に対
応する引き落とし料金（即ち上記固定金額）を決定し
て、該決定された引き落とし料金を含む情報を上記ＩＣ
カードリーダ／ライタを介して上記アクティブアンテナ
に送信し、該情報を該アクティブアンテナにおいてアナ
ログ情報に変換して、再び無線により上記顧客の非接触
式カードに送信し、該情報に含まれる上記引き落とし料
金を該非接触式カードに記録されている支払い可能残高
から引き落とすことにより、明示された複数の所定支払
い金額のうち、顧客が選択した支払い金額のみを、該顧
客のカード操作により引き落とすことができるようにし
ている。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 （第１の実施の形態）図１は、本発明の第１の実施の形
態に係るカードシステムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【００１６】本実施の形態に係るカードシステムは、共
通バス１０と、支払い窓口２と、引き落とし処理部３を
含む。支払い窓口２は、１または２以上の支払い装置、
即ち支払い装置２１1〜２１nを含む。
【００１７】支払い装置２１1〜２１nの各々は、所定の
支払い金額を表示した金額表示板２１１1〜２１１nと、
共通バス１０に接続されたアクティブアンテナ２１２1
〜２１２n（図３で後述する）を含む。
【００１８】引き落とし処理部３は、ＩＣカードリーダ
／ライタ３１と、金額決定部３２を含む。なお、共通バ
ス１０は、図１で示す構成の他に、支払い窓口２または
引き落とし処理部３のいずれか一方の構成要素とするこ
とが可能である。
【００１９】また、共通バス１０は、時分割多重方式の
共通バスとすることが可能である。以下、本実施の形態
に係るカードシステムの機能を各構成要素別に説明す
る。支払い装置２１1〜２１nに付属するアクティブアン
テナ２１２1〜２１２nの各々は、その周辺の所定空間領
域内に、図２（ａ）に示すＩＣカード（集積回路を実装
した非接触式カード）が差し入れられた時に、該ＩＣカ
ードの顧客情報をアナログ情報として読み取り、これを
ディジタル情報に変換して、当該アクティブアンテナの
識別子と共に共通バス１０を介して引き落とし処理部３
のＩＣカードリーダ／ライタ３１に送信する。
【００２０】なお、上記アクティブアンテナからのディ
ジタル情報は、アクティブアンテナ２１２1〜２１２nか
らの割り込み処理によってＩＣカードリーダ／ライタ３
１に送信する方式とすることも可能であるし、ＩＣカー
ドリーダ／ライタ３１からの逐次読み取り指令により送
信される方式とすることも可能である。
【００２１】ＩＣカードリーダ／ライタ３１は、上記ア
クティブアンテナから送信されたディジタル情報から当
該ＩＣカードの顧客情報を読み取り、通常の顧客認証処
理を実施した後、該ディジタル情報に含まれるアクティ
ブアンテナの識別子を金額決定部３２に送出する。
【００２２】金額決定部３２は、上記識別子に対応する
引き落とし金額を決定し、該引き落とし金額をＩＣカー
ドリーダ／ライタ３１に送出する。ＩＣカードリーダ／
ライタ３１は、上記引き落とし金額に対応した通常の口
座更新処理を実施した後、上記引き落とし金額を共通バ
ス１０を介して元の上記アクティブアンテナに送信し、
これにより、上記ＩＣカードの使用可能残高から上記引
き落とし金額が減算される。
【００２３】図２は、本発明の第１の実施の形態に係る
カードシステムで使用されるＩＣカードのブロック図と
その使用形態を示す説明図である。図２（ａ）は、本発
明の実施の形態に係るカードシステムで使用されるＩＣ
カードのブロック図を示し、図２（ｂ）は、該ＩＣカー
ドの使用形態を示す。
【００２４】図２（ａ）に示すように、ＩＣカード４
は、直列に結合された通信部４１と、処理部４２と記憶
部４３を含む。記憶部４３には所定の顧客情報が記憶さ
れており、処理部４２によって読み出され通信部４１に
送出される。
【００２５】通信部４１は、該顧客情報を無線電波に変
換して空間に出力し、図１に示すアクティブアンテナ２
１２に送信する。逆に、アクティブアンテナ２１２から
無線電波として発信された引き落とし金額に対応する情
報は、通信部４１で受信され、処理部４２に送出され
る。
【００２６】処理部４２は、該引き落とし金額を記憶部
４３に記憶されている当該顧客の使用可能残高から減算
し、その結果を記憶部４３に戻すことにより該使用可能
残高を更新する。
【００２７】図２（ｂ）に示すように、顧客（図示は省
略）が所有するＩＣカード４は、該顧客によって、アク
ティブアンテナ２１２1〜２１２nのうち、該顧客が選択
した支払い装置２１に含まれるアクティブアンテナ（こ
こでは、アクティブアンテナ２１２iとする）周辺の所
定空間領域内に近づけられる。
【００２８】これにより、アクティブアンテナ２１２i
は、該顧客が所有するＩＣカード４の顧客情報を入力
し、共通バス１０を介してＩＣカードリーダ／ライタ３
１に送信することが可能となる。
【００２９】図３は、本発明の第１の実施の形態に係る
カードシステムの支払い装置に設置されるアクティブア
ンテナの構成を示すブロック図である。アクティブアン
テナ２１２は、データ変換部２１２１と、アンテナ２１
２２を含む。
【００３０】データ変換部２１２１は、インタフェース
２１２１１とディジタル回路部２１２１２と、アナログ
回路部２１２１３と、メモリ２１２１４を含む。アンテ
ナ２１２２は、図２（ａ）に示すＩＣカード４の通信部
４１との間で、顧客情報と引き落とし金額に対応する電
波信号を送受信する。
【００３１】アナログ回路部２１２１３は、アンテナ２
１２２で受信した顧客情報に対応する電波信号をアナロ
グ情報に変換し、これをディジタル回路部２１２１２に
送出する。
【００３２】ディジタル回路部２１２１２は、この場
合、上記アナログ情報をディジタル情報に変換した後、
これをメモリ２１２１４に記憶されている当該アクティ
ブアンテナの識別子と共にインタフェース２１２１１に
送出する。この場合、インタフェース２１２１１は、上
記送出された情報を共通バス１０を介してＩＣカードリ
ーダ／ライタ３１に送信する。
【００３３】逆に、インタフェース２１２１１が、共通
バス１０を介してＩＣカードリーダ／ライタ３１から受
信した引き落とし金額の情報は、ディジタル回路部２１
２１２でアナログ情報に変換された後、アナログ回路部
２１２１３を介してアンテナ２１２２に送出される。
【００３４】図４は、本発明の第１の実施の形態に係る
カードシステムの動作を示すフローチャートである。以
下、図１乃至３を参照しつつ、図４に示すフローチャー
トを使用して本実施の形態に係るカードシステムの動作
を説明する。
【００３５】まず、ステップＳ１では、顧客が選択した
支払い装置２１のアクティブアンテナ２１２のアンテナ
２１２２が、ＩＣカード４の顧客情報を受信し、アナロ
グ回路部２１２１３に送出する。
【００３６】ステップＳ２で、アナログ回路部２１２１
３は、上記顧客情報に対応する電波信号をアナログ情報
に変換し、ディジタル回路部２１２１２に送出する。ス
テップＳ３で、ディジタル回路部２１２１２は、上記送
出された顧客情報に対応するアナログ情報をディジタル
情報に変換する。
【００３７】ステップＳ４で、ディジタル回路部２１２
１２は、メモリ２１２１４に記憶されている当該アクテ
ィブアンテナの識別子を読み出す。ステップＳ５で、デ
ィジタル回路部２１２１２は、上記顧客情報と識別子を
含むディジタル情報をインタフェース２１２１１に送出
する。
【００３８】ステップＳ６で、インタフェース２１２１
１は、上記送出された情報を共通バス１０を介してＩＣ
カードリーダ／ライタ３１に送信する。ステップＳ７
で、ＩＣカードリーダ／ライタ３１は、上記送出された
情報に含まれる顧客情報に基づいて当該顧客の認証処理
を実施する。
【００３９】ステップＳ８で、ＩＣカードリーダ／ライ
タ３１は、上記の認証が取れた場合に、上記送出された
情報に含まれる上記アクティブアンテナの識別子を金額
決定部３２に送出する。
【００４０】ステップＳ９で、金額決定部３２は、上記
送出されたアクティブアンテナの識別子に対応する所定
の引き落とし金額を決定し、これをＩＣカードリーダ／
ライタ３１に送出する。
【００４１】ステップＳ１０で、ＩＣカードリーダ／ラ
イタ３１は、上記引き落とし金額に関する通常の口座処
理を実施（この時、必要に応じて、金融機関等と情報交
換する）した後、上記引き落とし金額の情報を共通バス
１０を介してインタフェース２１２１１に送信する。
【００４２】ステップＳ１１で、インタフェース２１２
１１は、上記引き落とし金額の情報を、ディジタル回路
部２１２１２に送出する。ステップＳ１２で、ディジタ
ル回路部２１２１２は、上記引き落とし金額の情報をア
ナログ情報に変換した後、アナログ回路部２１２１３に
送出する。
【００４３】ステップＳ１３で、上記引き落とし金額に
対応するアナログ情報はアンテナ２１２２に送出され
て、上記引き落とし金額に対応する電波信号としてアン
テナ２１２２から発信される。
【００４４】この後、ＩＣカード４では、上記電波信号
を受信して、通常の使用可能残高の更新処理を実施する
ことになる。 （第２の実施の形態）図５は、本発明の第２の実施の形
態に係るカードシステムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【００４５】本実施の形態に係るカードシステムは、支
払い窓口６と、ＩＣカードリーダ／ライタ群７と、共通
バス２０と、金額決定部８を含む。支払い窓口６は、１
または２以上の支払い装置、即ち支払い装置６１1〜６
１nを含む。
【００４６】支払い装置６１1〜６１nの各々は、所定の
支払い金額を表示した金額表示板６１１1〜６１１nと、
後述するＩＣカードリーダ／ライタ７１に接続されたア
クティブアンテナ６１２1〜６１２nを含む。
【００４７】ＩＣカードリーダ／ライタ群７は、共通バ
ス２０を介して金額決定部８と接続される１または２以
上のＩＣカードリーダ／ライタ、即ちＩＣカードリーダ
／ライタ７１1〜７１nを含む。
【００４８】なお、共通バス２０は、図５で示す構成の
他に、ＩＣカードリーダ／ライタ群７または金額決定部
８のいずれか一方の構成要素とすることが可能である。
また、共通バス２０は、時分割多重方式の共通バスとす
ることが可能である。
【００４９】本実施の形態に係るカードシステムの構成
を、第１の実施の形態に係るカードシステムの構成と比
較すると、ＩＣカードリーダ／ライタの個数が支払い装
置６１1〜６１nに対応してｎ個、即ちＩＣカードリーダ
／ライタ７１1〜７１nとなり、それぞれ対応するアクテ
ィブアンテナ６１２1〜６１２nに直結されている点と、
ＩＣカードリーダ／ライタ７１1〜７１nと金額決定部８
とが共通バス２０を介して接続されている点を除いて
は、第１の実施の形態に係るカードシステムの構成と同
じである。
【００５０】本実施の形態に係るカードシステムの機能
は、第１の実施の形態に係るカードシステムの機能に準
じるが、第１の実施の形態に係るカードシステムよりも
ＩＣカードリーダ／ライタ部分の処理能力と信頼性を高
めることが可能となる。
【００５１】なお、図４のフローチャートで示した処理
を実行するプログラムなど、本発明の実施の形態に係る
システム内の各処理装置に上記の処理を行わせるための
プログラムは、ＣＤ−ＲＯＭや磁気テープなどのコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよ
い。そして、少なくともマイクロコンピュータ，パーソ
ナルコンピュータ，汎用コンピュータを範疇に含むコン
ピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み
出して、実行するものとしてもよい。
【００５２】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、ア
クティブアンテナに、カードから引き落とす所定の固定
金額を明示した表示板を付加して成る支払い装置を支払
い窓口に複数個設置して、明示された複数の所定支払い
金額のうち、顧客が自分の意思で選択した支払い金額の
みを、該顧客のカード操作により引き落とすことができ
るようにしたので、顧客が自分の意思で素早く支払い金
額を選択して、かつ素早く支払うことが可能となる。
【００５３】また、上記の支払い金額は、上記顧客のカ
ード操作だけで自動的にカード残高から引き落とされる
ので、支払い窓口の省力化が可能となる。さらに、上記
の顧客による支払いは、その場では、支払い窓口の係り
等に、その支払い金額や、支払い者の氏名等を明かすこ
となく実施可能であり、しかしながら、上記の支払い金
額や、支払い者の氏名等の情報は、主催者側に確実に把
握される情報となるので、寄付金や賽銭の支払い等に好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るカードシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第１の実施の形態に係るカードシステ
ムで使用されるＩＣカードのブロック図とその使用形態
を示す説明図である。図２（ａ）は、本発明の実施の形
態に係るカードシステムで使用されるＩＣカードのブロ
ック図を示し、図２（ｂ）は、該ＩＣカードの使用形態
を示す。
【図３】本発明の第１の実施の形態に係るカードシステ
ムの支払い装置に設置されるアクティブアンテナの構成
を示すブロック図である。
【図４】本発明の第１の実施の形態に係るカードシステ
ムの動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明の第２の実施の形態に係るカードシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
２……支払い窓口、３……引き落とし処理部、４……Ｉ
Ｃカード、１０……共通バス、２１1〜２１n……支払い
装置、２１１1〜２１１n……金額表示板、２１２1〜２
１２n……アクティブアンテナ、３１……ＩＣカードリ
ーダ／ライタ、３２……金額決定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｇ０６Ｋ 19/00 Ｈ Ｈ０４Ｂ 5/02 Ｑ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 非接触式カードに記録された顧客情報を
    読み取るためのアンテナとカード読み書き手段を備えた
    カードシステムにおいて、 １または２以上のアクティブアンテナに接続されたカー
    ド読み書き手段と、前記アクティブアンテナの近辺に設
    置されて、前記アクティブアンテナを介して前記非接触
    式カードから支払われるべき所定金額を前記アクティブ
    アンテナに対応してそれぞれ表示する金額表示手段と、
    前記カード読み書き手段に接続されて、前記非接触式カ
    ードから引き落とされるべき金額即ち前記所定金額を決
    定する金額決定手段と、 を有することを特徴とするカードシステム。
  2. 【請求項２】 前記アクティブアンテナが読み取った顧
    客情報を共通バスを介して前記カード読み書き手段に送
    信すると共に該アクティブアンテナを識別するための識
    別子を前記共通バスと前記カード読み書き手段を介して
    前記金額決定手段に送信する手段と、 前記識別子に対応する前記引き落とし金額を決定して、
    該金額を前記カード読み書き手段に送出する手段と、 前記引き落とし金額を含む情報を前記共通バスと前記ア
    クティブアンテナを介して前記非接触式カードに送信す
    る手段と、 を有することを特徴とする請求項１記載のカードシステ
    ム。
  3. 【請求項３】 前記アクティブアンテナを介して前記非
    接触式カードから支払われるべき所定金額を前記アクテ
    ィブアンテナの近辺に前記アクティブアンテナに対応し
    てそれぞれ設置された表示板に記して成る金額表示手段
    を有することを特徴とする請求項１記載のカードシステ
    ム。
  4. 【請求項４】 非接触式カードに記録された顧客情報を
    読み取るためのアンテナとカード読み書き手段を備えた
    カードシステムにおいて、 １または２以上のアクティブアンテナに１対１で接続さ
    れた１または２以上のカード読み書き手段と、前記アク
    ティブアンテナの近辺に設置されて、前記アクティブア
    ンテナを介して前記非接触式カードから支払われるべき
    所定金額を前記アクティブアンテナに対応してそれぞれ
    表示する金額表示手段と、前記カード読み書き手段に接
    続されて、前記非接触式カードから引き落とされるべき
    金額即ち前記所定金額を決定する金額決定手段と、 を有することを特徴とするカードシステム。
  5. 【請求項５】 前記アクティブアンテナが読み取った顧
    客情報を前記カード読み書き手段に送出すると共に該ア
    クティブアンテナを識別するための識別子を前記カード
    読み書き手段と共通バスを介して前記金額決定手段に送
    信する手段と、 前記識別子に対応する前記引き落とし金額を決定して、
    該金額を前記共通バスを介して前記カード読み書き手段
    に送信する手段と、 前記引き落とし金額を含む情報を前記共通バスと前記ア
    クティブアンテナを介して前記非接触式カードに送信す
    る手段と、 を有することを特徴とする請求項４記載のカードシステ
    ム。
  6. 【請求項６】 前記アクティブアンテナを介して前記非
    接触式カードから支払われるべき所定金額を前記アクテ
    ィブアンテナの近辺に前記アクティブアンテナに対応し
    てそれぞれ設置された表示板に記して成る金額表示手段
    を有することを特徴とする請求項４記載のカードシステ
    ム。
  7. 【請求項７】 非接触式カードに記録された顧客情報を
    読み取るためのアンテナとカード読み書き手段を備えた
    カードシステムの処理をコンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体において、 前記アクティブアンテナが読み取った顧客情報を共通バ
    スを介して前記カード読み書き手段に送信すると共に該
    アクティブアンテナを識別するための識別子を前記共通
    バスと前記カード読み書き手段を介して前記金額決定手
    段に送信する手段、 前記識別子に対応する前記引き落とし金額を決定して、
    該金額を前記カード読み書き手段に送出する手段、 前記引き落とし金額を含む情報を前記共通バスと前記ア
    クティブアンテナを介して前記非接触式カードに送信す
    る手段、 としてコンピュータを機能させることを特徴とするカー
    ドシステムの処理プログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
JP2000013601A 2000-01-24 2000-01-24 カードシステム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001202482A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10740741B2 (en) 2015-04-15 2020-08-11 Richard SPICE Contactless payment terminal

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