JP2001202152A - ジョイスティック - Google Patents
ジョイスティックInfo
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Abstract
じないジョイスティックを提供する。 【解決手段】 上方に操作部を有する棒状の操作レバー
1と、操作レバー1の下端部の接触により、その操作方
向、操作量を検出する検出素子5とを有するジョイステ
ィックにおいて、検出素子5の表面の中央に窪み5Aを
設けたので、操作レバー1の中立位置付近でプランジャ
4が検出素子5に接触せず、検出素子5が劣化すること
がない。
Description
じて電気信号を出力するジョイスティックに関し、特に
微振動の多い環境で使用するジョイスティックの耐久
性、信頼性の向上に関する。
すように、操作レバー1と、操作レバー1の下端部の傘
状部材20と、傘状部材20を下方向に付勢し、中立位
置を保つバネ21と、傘状部材20が接触した位置を検
出する検出素子5と有し、これらを操作レバー1の上部
(操作部2)が突出するように収容したケース6とで構
成されていた。検出素子5は操作レバー1が接触した位
置を検出し、この位置を制御回路22に送り、例えば建
設機械のアームを動作させたり、コンピュータ画面のカ
ーソルを移動させたりする。
バー1が接触するパッドを構成し、このゴム板の対向す
る面の一方には縦方向に、他方には横方向に配列された
交差電極を設け、一方の電極に時系列順に信号を送り、
この信号が他方の電極にて検出された時間によりプラン
ジャの接触位置を求める手段や、交差電極の一方を抵抗
体にして電圧を印加し、他方の電極で分圧値を検出する
手段、等の公知の手段で実現できる。また、検出素子
は、パッドが検出した接触点の座標データを、X軸、Y
軸方向の中心点からの距離に比例する電圧値に変換し、
各軸の座標値に相当する電圧を各々出力する変換回路も
有している。この座標値から電圧への変換はD/Aコン
バータにより実現できる。
ィックは、操作レバーが中立の状態においても操作レバ
ーの下端部が検出素子表面に接触しているので、レバー
を操作していない間も検出素子の中央部は微振動により
加重、抜重を繰り返されており、微振動の多い環境で使
用した場合に、レバーを操作していなくても検出素子の
中央部がヘタリ、摩耗が生じ、性能が劣化する。
多く、そのときプランジャは検出素子の中央に接触して
いる。従来のジョイスティックでは検出素子の中央部が
最もヘタる原因となっていた。
素子が劣化しない、耐久性、信頼性が高いジョイスティ
ックを提供することを目的とする。
作部を有する棒状の操作レバーと、前記操作レバーの下
端部の接触により、その操作方向、操作量を検出する検
出素子とを有するジョイスティックに適用され、前記操
作レバーの中立位置で、前記操作レバーの先端が前記検
出素子に接触しないように構成されている。
操作レバーの中立位置で、前記操作レバーの先端が前記
検出素子に接触しないように、前記検出素子の表面に窪
みを有している。
操作レバーの中立位置で、前記操作レバーの先端が前記
検出素子に接触しないように、前記操作レバーが収縮し
ている。
操作レバーの下端部に伸縮可能に配置され、第一の弾性
体により下方向へ付勢され前記検出素子に接触するプラ
ンジャと、前記操作レバーの外周部に配置され、第二の
弾性体により上方向へ付勢され、その上端がケース内面
に接触している筒状のストッパとを有し、前記プランジ
ャの上部に横方向に突出したフランジが、前記ストッパ
の突出部と係合して、前記プランジャの下方向への移動
を規制することにより、前記操作レバーが収縮してお
り、前記操作レバーを傾斜したときに、前記ストッパの
上部外周に突出した鍔部が前記ケースに接触して前記ス
トッパが下方向に押し下げられ、前記プランジャの下方
向への移動が可能となり、前記プランジャが伸長するこ
とを特徴としている。
向、操作量を検出する検出素子を有し、前記操作レバー
の操作量に応じた信号を出力するジョイスティックに適
用され、前記操作レバーの中立位置近傍の所定の範囲で
は、前記操作レバーを操作してもジョイスティックの出
力が変化しないことを特徴とするジョイスティック。
操作レバーの下端部の接触により、その操作方向、操作
量を検出する検出素子を有し、前記検出素子が、前記操
作レバーの中立位置で、前記操作レバーの接触を検出し
ない領域を設けた。
操作レバーの中立位置付近で前記検出素子の出力が所定
の範囲にあるときは、前記ジョイスティックの出力が変
化しないように、前記検出素子の出力を演算する演算装
置を設けた。
の中立位置で、操作レバーの下端が検出素子に接触しな
いように構成し、第2の発明では検出素子の表面に窪み
設け、第3、第4の発明では操作レバーが収縮している
ので、操作レバー下端が検出素子に接触せず、中立位置
付近の検出素子の劣化が生じず、検出素子の信頼性、耐
久性が向上する。
傍では、前記操作レバーを操作してもジョイスティック
の出力が変化せず、第6の発明では検出素子の中央部に
操作レバーの接触を検出しない領域を設け、第7の発明
ではジョイスティックの出力が変化しないように検出素
子の出力を演算する演算装置を設けたので、検出素子の
中央部が劣化しても建設機械のアーム等の操作に支障が
ない。
て図面を参照して説明する。
である。本発明の第一の実施の形態において、操作レバ
ー1は、上部に操作部2と、中間部に球形の軸部3と、
下端部にプランジャ4とを有している。操作レバー1の
上部の操作部2は操作者が手で握持する部分である。軸
部3は操作レバー1の中間部で球形に突出しており、ケ
ース6の軸受7により操作レバー1が傾斜可能に枢支さ
れる。プランジャ4はケース6の内部に配置した検出素
子5に接触するように、操作レバー1の下端部に操作レ
バー1から伸縮可能に取り付けられている。また、プラ
ンジャ4の移動により検出素子5の表面に傷を付けるこ
とがないように、プランジャ4の先端は曲面状に丸みを
持たせてある。
の、操作レバー1の中立位置に相当する箇所に球面状の
窪み5Aが設けられており、中立位置ではプランジャ4
は検出素子5に接触しないようになっている。
バー1の下部の断面図である。プランジャ4は操作レバ
ー1の先端に設けられた凹部9に、操作レバーの長手方
向に摺動可動に収容されると共に、バネ8により下方向
に押され、常に検出素子5に所定以上の力で接触するよ
うに付勢されている。プランジャ4の上部にはフランジ
4Aが設けられており、凹部9に設けられた突起部9A
により、操作レバー1の中立位置において、検出素子5
に接触する位置までプランジャ4が下降しないように保
持される。
4を付勢する弾性体としてバネ8を用いたが、バネに代
えてゴム、スポンジ等の弾性樹脂材料を凹部9に充填
し、プランジャ4を検出素子5に押しつけることもでき
る。また、プランジャ4の上部にフランジ4Aを設けた
が、操作レバー1の先端をすぼませ、プランジャ4の先
端の細径部と係合させ、プランジャ4の下降を規制して
もよい。
子5の表面の、操作レバー1の中立位置に相当する箇所
が球面状に窪んでいるので、操作レバー1の中立位置に
おいてプランジャ4が検出素子5表面に接触しない。よ
って、微振動の多い環境で使用した場合でも、検出素子
5の中央部がヘタリ、摩耗し、性能が劣化することがな
い。
ョイスティックの詳細な構成を示す。中間部に球形の軸
部3を有する操作レバーの下部1と、検出素子5とは、
ケース6に収容されている。操作レバー1の上部はブー
ツ10に覆われている。操作レバー下端部のプランジャ
4はバネ8により下方向に押しつけられている。軸部3
は傾斜可能に軸受7に嵌め込まれており、軸受7はケー
ス6上部の上蓋6Aにネジ止めされている。検出素子5
は、中央部が凹んでおり、操作レバー1の中立位置でプ
ランジャ4が検出素子5に接触しないように構成されて
いる。なお、図3では、同時に、操作レバー1を傾けた
状態を破線で示してある。
ついて、図6を参照して説明する。操作レバー1は軸部
3を中心に任意の方向に傾斜できるようになっている。
その際、操作レバー1に加わる力は軸受7で支持され、
検出素子5の表面には伝わらず、検出素子5の表面に
は、バネ8による、プランジャ4の押力のみが加わる。
いて、検出素子5の表面は窪み5Aを有しており、プラ
ンジャ4の突出は突起部9Aとフランジ4Aにより規制
されているので、操作レバー1の中立位置付近ではでは
プランジャ4は検出素子5に接触せず、検出素子5から
の出力は変化しない。
うに、プランジャ4は窪み5Aから外れ、検出素子5の
表面と接触する。プランジャ4は操作レバー1の下端部
に伸縮可能に取り付けられ、バネ8により検出素子5の
方向に付勢されているので、操作レバー1の操作角度に
応じて突出し、常に検出素子5に所定以上の力で接触す
る。よって、プランジャ4の先端は、操作レバー1の傾
斜方向、傾斜量に応じた位置で検出素子5の表面と接触
し、検出素子5からは操作レバー1の傾斜方向、傾斜量
に応じた出力が得られる。
作量と出力信号の関係を示す図である。本図ではX軸方
向の操作レバー1の操作量とX軸の出力信号の関係を示
すが、Y軸方向においても操作レバー1の操作量と出力
信号は同様の関係になる。中立位置から操作レバー1を
傾けていくと、プランジャ4が検出素子5に接触するま
での間はジョイスティックの出力は変化しない。プラン
ジャ4が検出素子5に接触するとジョイスティックのX
軸出力は立ち上がり、その後操作レバー1の操作量に比
例して出力電圧を増加させていく。
触したときに、ジョイスティックの出力を急激に立ち上
げないように、ジョイスティック出力を図7の一点鎖線
で示すように変換することもできる。この出力信号の変
換には、図18又は図19に示す演算回路を使用するこ
とにより実現できる。また、検出素子5の対向電極を、
検出素子5中央部の窪み5Aを避けて両脇に屈曲して配
置することにより、図7の破線で示すような滑らかな出
力を得ることもできる。
面を参照して説明する。以下の説明では、前述した第一
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
クの構成図である。操作レバー1は、上部に操作部2
と、中間部に球形の軸部3と、下端部にプランジャ4と
を有している。操作レバー1の外周下部にはストッパ1
1が設けられており、プランジャ4はストッパ11に係
止され、操作レバー1の中立位置では検出素子5に接触
する位置まで降下しないように設けられている。
レバー1の下部の断面図である。操作レバー1の下部に
は筒状のストッパ11が同軸的に摺動自在に嵌合してい
る。ストッパ11と操作レバー1の間にはバネ12が介
装されており、バネ12の両端は操作レバー1の先端で
外方向に突出したバネ係止部1Aと、ストッパ11の上
部で内側に突出したバネ係止部11Aに支持され、スト
ッパ11を上方向に付勢している。
バネ8により下方向に付勢されて収容されている。ま
た、プランジャ4はストッパ11の下部から突出してお
り、プランジャ4の外周に設けられたフランジ4Aが、
ストッパ11の先端に設けられた突出部11Bと係合す
ることにより、操作レバー1の中立位置において、検出
素子5に接触する位置まで下降しないように保持され
る。また、ストッパ11上端には、ケース6の上蓋6A
に接するように、全周にわたって円盤状に突出するフラ
ンジ11Cが設けられている。
状態の操作レバー1の下部の断面図である。操作レバー
1を傾けるとストッパ11のフランジ11Cの一端が上
蓋6Aに当接11しストッパ11はバネ12の力に反し
て押し下げられる。この移動量は操作レバー1の傾斜角
度が大きくなるほど増大する。よって、ストッパの突起
部11Bに係止されていたプランジャ4は、操作レバー
1から突出可能となり、プランジャ4はバネ8に押され
て降下し、検出素子5に接触するので、検出素子5から
は操作レバー1の操作量に応じた出力が得られる。
レバー1の下部にストッパ11を設け、操作レバー1の
中立位置において、プランジャ4が検出素子5に接触し
ない位置に保持したので、微振動の多い環境で使用した
場合でも、検出素子5の中央部がヘタリ、摩耗し、性能
が劣化することがない。また、前述した実施の形態のよ
うに検出素子5に窪み5Aを設ける必要がないので、検
出素子5の構造が単純化でき、検出素子5の信頼性が向
上し、コスト低減に効果がある。
面を参照して説明する。以下の説明では、前述した第一
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
ックの構成図である。操作レバー1の下端にはバネによ
って付勢される伸縮可能なプランジャ4を設けてある。
操作レバー1は、上部の操作部2がケース6から突出す
るように、軸部3をケース6の軸受7に枢支されてい
る。プランジャ4は、操作レバー1の傾斜方向、傾斜角
度に応じた位置で検出素子5の表面と接触し、検出素子
5からは操作レバー1の傾斜方向、傾斜量に応じた出力
が得られる。
操作レバー1の下部の断面図であるプランジャ4は操作
レバー1の先端に設けられた凹部9に、操作レバー1の
長手方向に可動に収容されており、バネ8により下方向
に押され、常に検出素子5に所定以上の力で接触するよ
うに付勢されている。
検出素子5の図である。検出素子5は中央部(操作レバ
ー1の中立位置に相当する箇所)が不感帯13とされて
いる。不感帯13は検出素子5の対向電極が配置されて
いないので、その個所にプランジャ4が接触し圧力が加
わっても、検出素子5は出力を生じない。よって、プラ
ンジャ4がこの不感帯13に接触している操作レバー1
の中立位置では、ジョイスティックの出力は変化しな
い。
ックの出力を図18又は図19に示す演算装置を介して
演算した後に出力することも有効である。
レバー1の中立位置近傍では、検出素子5の表面に操作
レバー1の接触を検出しない不感帯13を設けたので、
検出素子5の中央部が劣化しても、不感帯周辺で細かな
出力が得られるので、建設機械のアーム等の微動操作が
可能となる。
面を参照して説明する。以下の説明では、前述した第三
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
作レバー1、プランジャ4等の機構部分は、図14に示
すように、図11に示す第三の実施の形態と同一であ
る。また、本実施の形態のジョイスティックの検出素子
5の表面は、図15に示すように、中央部に窪みも不感
帯も設けておらず平坦である。図15には検出素子5の
座標軸(X軸、Y軸)を示してある。このX軸とY軸と
の交点付近が操作レバーの中立位置である。なお、この
座標軸は図13に示す検出素子でも同様に定義すること
ができる。
ティックと制御回路22との接続を示す。検出素子5の
X軸方向とY軸方向の出力は演算装置14に入力され
る。演算装置14では各軸の出力を、操作レバー1の中
立位置付近では各軸の出力が変化しないように演算をす
る。この様子を、図16及び図17に示す。
X軸方向の操作量と出力の関係を、図17は図14に示
すジョイスティックのY軸方向の操作量と出力の関係を
示す。各図において(a)は各軸方向の操作レバー1の
操作量と検出素子5の出力(演算装置の入力)との関係
を、(b)は各軸方向の操作レバー1の操作量と演算装
置を介した後のジョイスティックの出力との関係を示
す。
がされると、検出素子5は操作レバー1の操作量に比例
して微量の出力を生じる。しかし予め設定された中立位
置付近の領域では演算装置14は出力が変化せず、予め
設定された領域を越えて操作したときに出力が変化す
る。この中立位置付近の領域を越えると、操作レバー1
の操作量に応じて出力が増減する。
の回路図を示す。この演算装置は三個のオペアンプによ
りアナログ的な処理をするものである。オペアンプ15
Aは理想整流回路を構成する。この理想整流回路はオペ
アンプの非反転入力に定電圧源16Aを接続してあるの
で、入力電圧が定電圧源16Aの電圧まで下がらないと
出力電圧が生じない。また、入力電圧が定電圧源16A
の電圧以下になると、入力電圧に応じて反転した電圧を
出力する。
構成する。この反転型理想整流回路はオペアンプの非反
転入力に定電圧源16Bを接続してあるので、入力電圧
が定電圧源16Bの電圧まで上がらないと出力電圧が生
じない。また、入力電圧が定電圧源16Bの電圧以上に
なると、入力電圧に応じて反転した電圧を出力する。
し、オペアンプ15Aによる理想整流回路と、オペアン
プ15Bによる反転型理想整流回路との出力を混合し、
反転した電圧を出力する。これにより図16又は図17
に示す出力が得られる。
ブロック図を示す。この演算装置は加減算回路を用いデ
ジタル的に処理するものである。
りデジタル信号に変換され、加減算回路18により予め
定められた加減算処理の後、DAコンバータ19により
再びアナログ信号に変換される。加減算回路18は正の
データは所定の値を減ずる処理をし、減算後の値がゼロ
以下となったならゼロを出力する。一方、負のデータは
所定の値を加える処理をし、加算後の値がゼロ以上にな
ったならゼロを出力するように演算する。
レバー1の中立位置近傍で、ジョイスティックの出力が
変化しないように、検出素子5の出力を演算する演算装
置を設けたので、検出素子5の中央部が物理的に劣化し
ても、所定の範囲を超えたときに電圧ゼロに近い出力が
得られるので、建設機械のアーム等の微量の操作に支障
がない。このとき操作レバーの中立位置を電圧ゼロとせ
ずに、Vとし操作レバーの操作により0〜2×Vまでの
範囲の出力を得るように構成することも可能である。例
えば出力電圧の範囲を0ボルト〜5ボルトとし、中立位
置が2.5ボルトとなるようにする。
が複雑化せず、微振動による劣化が少ない。
成図である。
下部及び検出素子の断面図である。
を示す図である。
(b)断面図である。
傾けた状態の図である。
の関係を示す図である。
の構成図である。
部の断面図である。
を傾けた状態の操作レバー下部の断面図である。
クの構成図である。
ー下部の断面図である。
の図である。
クの制御回路との接続を示すブロック図である。
の図である。
の操作量と出力の関係を示す図である。
の操作量と出力の関係を示す図である。
である。
ック図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 上方に操作部を有する棒状の操作レバー
と、前記操作レバーとの下端部との接触により、その操
作方向、操作量を検出する検出素子とを有するジョイス
ティックにおいて、前記操作レバーの中立位置で、前記
操作レバーの先端が前記検出素子に接触しないように構
成されているジョイスティック。 - 【請求項2】 前記操作レバーの中立位置で、前記操作
レバーの先端が前記検出素子に接触しないように、前記
検出素子の表面に窪みを有することを特徴とする請求項
1に記載のジョイスティック。 - 【請求項3】 前記操作レバーの中立位置で、前記操作
レバーの先端が前記検出素子に接触しないように、前記
操作レバーが収縮していることを特徴とする請求項1に
記載のジョイスティック。 - 【請求項4】 前記操作レバーの下端部に伸縮可能に配
置され、第一の弾性体により下方向へ付勢され前記検出
素子に接触するプランジャと、前記操作レバーの外周部
に同軸的に配置され、第二の弾性体により上方向へ付勢
され、その上端がケース内面に接触している筒状のスト
ッパとを有し、前記プランジャの上部に横方向に突出し
たフランジが、前記ストッパの突出部と係合して、前記
プランジャの下方向への移動を規制することにより、前
記操作レバーが収縮しており、前記操作レバーを傾斜し
たときに、前記ストッパの上部外周に突出した鍔部が前
記ケースに接触して前記ストッパが下方向に押し下げら
れ、前記プランジャの下方向への移動が可能となり、前
記プランジャが伸長することを特徴とする請求項3に記
載のジョイスティック。 - 【請求項5】 棒状の操作レバーの操作方向、操作量を
検出する検出素子を有し、前記操作レバーの操作量に応
じた信号を出力するジョイスティックにおいて、前記操
作レバーの中立位置近傍の所定の範囲では、前記操作レ
バーを操作してもジョイスティックの出力が変化しない
ことを特徴とするジョイスティック。 - 【請求項6】 前記操作レバーの下端部の接触により、
その操作方向、操作量を検出する検出素子を有し、前記
検出素子が、前記操作レバーの中立位置で、前記操作レ
バーの接触を検出しない領域を設けた請求項5に記載の
ジョイスティック。 - 【請求項7】 前記操作レバーの中立位置付近で前記検
出素子の出力が所定の範囲にあるときは、前記ジョイス
ティックの出力が変化しないように、前記検出素子の出
力を演算する演算装置を設けた請求項5に記載のジョイ
スティック。
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