JP2001201939A - 弾性体ブレードの取付構造 - Google Patents
弾性体ブレードの取付構造Info
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- JP2001201939A JP2001201939A JP2000011739A JP2000011739A JP2001201939A JP 2001201939 A JP2001201939 A JP 2001201939A JP 2000011739 A JP2000011739 A JP 2000011739A JP 2000011739 A JP2000011739 A JP 2000011739A JP 2001201939 A JP2001201939 A JP 2001201939A
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- blade
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トナー層厚を規制する弾性体ブレードを現像
ローラに対して均一に圧接させる弾性体ブレード取付構
造を提供する。 【解決手段】 弾性体ブレード6の一端部側6aをブレ
ードステイ7に長手方向に移動可能に係止し、弾性体ブ
レード6の他端部側6bは現像ローラ5に圧接差せる。
弾性体ブレード6の略中央部に中空シャフト14を配
し、中空シャフト14により弾性体ブレード6を押圧す
る。中空シャフト14はブレードステイ7により支持さ
れる。
ローラに対して均一に圧接させる弾性体ブレード取付構
造を提供する。 【解決手段】 弾性体ブレード6の一端部側6aをブレ
ードステイ7に長手方向に移動可能に係止し、弾性体ブ
レード6の他端部側6bは現像ローラ5に圧接差せる。
弾性体ブレード6の略中央部に中空シャフト14を配
し、中空シャフト14により弾性体ブレード6を押圧す
る。中空シャフト14はブレードステイ7により支持さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
等の現像装置において現像ローラ上のトナーの層厚を規
制する弾性体ブレードの取付構造に関する。
等の現像装置において現像ローラ上のトナーの層厚を規
制する弾性体ブレードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタ等に用いられる
現像装置は、トナーを収容するホッパーと、トナーを供
給する供給ローラと、トナーを感光ドラムに付着させる
現像ローラを有している。供給ローラからトナーが供給
される現像ローラには、現像ローラ上のトナーの層厚を
規制する弾性体ブレードが設けられている。現像ローラ
上のトナーの層厚を均一に規制することにより、現像時
の感光ドラムへのトナーの付着を均一にし、印字結果に
おいて適正な濃度を得るようにしている。弾性体ブレー
ドは、ブレードステイと呼ばれる支持部材にネジ止めに
より支持されている。ブレードステイには弾性体ブレー
ドの一端部が数箇所でネジ止めされ、弾性体ブレードの
他端部は現像ローラに圧接している。
現像装置は、トナーを収容するホッパーと、トナーを供
給する供給ローラと、トナーを感光ドラムに付着させる
現像ローラを有している。供給ローラからトナーが供給
される現像ローラには、現像ローラ上のトナーの層厚を
規制する弾性体ブレードが設けられている。現像ローラ
上のトナーの層厚を均一に規制することにより、現像時
の感光ドラムへのトナーの付着を均一にし、印字結果に
おいて適正な濃度を得るようにしている。弾性体ブレー
ドは、ブレードステイと呼ばれる支持部材にネジ止めに
より支持されている。ブレードステイには弾性体ブレー
ドの一端部が数箇所でネジ止めされ、弾性体ブレードの
他端部は現像ローラに圧接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の弾
性体ブレードの取付構造においては、弾性体ブレードが
ブレードステイにネジ止めされているので、弾性体ブレ
ードのネジの締め付け部で弾性体ブレードの長手方向に
僅かに歪みができることがある。現像ローラ上のトナー
の層厚は極めて薄く形成されるので、弾性体ブレードの
僅かな歪みによってもトナーの層厚が長手方向に不均一
になる。トナー層厚が不均一になると現像時に感光ドラ
ムにトナーが均一に供給されず、印字の濃度斑が発生す
る虞れがある。
性体ブレードの取付構造においては、弾性体ブレードが
ブレードステイにネジ止めされているので、弾性体ブレ
ードのネジの締め付け部で弾性体ブレードの長手方向に
僅かに歪みができることがある。現像ローラ上のトナー
の層厚は極めて薄く形成されるので、弾性体ブレードの
僅かな歪みによってもトナーの層厚が長手方向に不均一
になる。トナー層厚が不均一になると現像時に感光ドラ
ムにトナーが均一に供給されず、印字の濃度斑が発生す
る虞れがある。
【0004】また弾性体ブレードを固定するネジの締め
付け力が強いと、弾性体ブレードの長手方向の歪みが大
きくなり、現像ローラの局部で摩耗が大きくなる。局所
的に大きな摩耗が発生すると、感光ドラムにトナーが均
一に供給されなくなるので、やはり印字濃度斑が起こ
る。あるいは現像ローラと弾性体ブレードの間に隙間が
でき、トナー漏れが起こる可能性もある。
付け力が強いと、弾性体ブレードの長手方向の歪みが大
きくなり、現像ローラの局部で摩耗が大きくなる。局所
的に大きな摩耗が発生すると、感光ドラムにトナーが均
一に供給されなくなるので、やはり印字濃度斑が起こ
る。あるいは現像ローラと弾性体ブレードの間に隙間が
でき、トナー漏れが起こる可能性もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、現像ローラに圧接して現像ローラ上のトナ
ーの層厚を規制する弾性体ブレードの取付構造におい
て、弾性体ブレードの一端部を遊嵌的に支持する支持部
材と、弾性体ブレードの全長に亘って弾性体ブレードの
他端部を現像ローラに押圧する押圧部材とを設けたもの
である。押圧部材は中空状のシャフトとする。また押圧
部材をシャフト状部材とし、押圧部材の位置をずらして
弾性体ブレードに対する押圧力を可変とすることによ
り、弾性体ブレードの現像ローラに対する押圧力を調整
することが可能である。また押圧部材を支持部材の一部
として構成するようにしてもよい。この場合は押圧のた
めの専用の部材を特に必要としない。
に本発明は、現像ローラに圧接して現像ローラ上のトナ
ーの層厚を規制する弾性体ブレードの取付構造におい
て、弾性体ブレードの一端部を遊嵌的に支持する支持部
材と、弾性体ブレードの全長に亘って弾性体ブレードの
他端部を現像ローラに押圧する押圧部材とを設けたもの
である。押圧部材は中空状のシャフトとする。また押圧
部材をシャフト状部材とし、押圧部材の位置をずらして
弾性体ブレードに対する押圧力を可変とすることによ
り、弾性体ブレードの現像ローラに対する押圧力を調整
することが可能である。また押圧部材を支持部材の一部
として構成するようにしてもよい。この場合は押圧のた
めの専用の部材を特に必要としない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態を示す側面図、図2は第1の実施の形態の弾性体ブレ
ードを示す斜視図、図3は第1の実施の形態の弾性体ブ
レードを示す正面図、図4は第1の実施の形態の弾性体
ブレードを示す断面図である。
にしたがって説明する。図1は本発明の第1の実施の形
態を示す側面図、図2は第1の実施の形態の弾性体ブレ
ードを示す斜視図、図3は第1の実施の形態の弾性体ブ
レードを示す正面図、図4は第1の実施の形態の弾性体
ブレードを示す断面図である。
【0007】図において、第1の実施の形態の現像装置
1は、トナー1aを収容するホッパー2、ホッパー2の
下方に設けられた供給ローラ3、供給ローラ3および感
光ドラム4と圧接して回転する現像ローラ5、および現
像ローラ5上のトナー1aの層厚を規制する弾性体ブレ
ード6とから構成される。供給ローラ3は図1における
時計回り方向に回転してホッパー2内のトナー1aを現
像ローラ5に供給する。現像ローラ5は表面上のトナー
1aを感光ドラム4に供給する。
1は、トナー1aを収容するホッパー2、ホッパー2の
下方に設けられた供給ローラ3、供給ローラ3および感
光ドラム4と圧接して回転する現像ローラ5、および現
像ローラ5上のトナー1aの層厚を規制する弾性体ブレ
ード6とから構成される。供給ローラ3は図1における
時計回り方向に回転してホッパー2内のトナー1aを現
像ローラ5に供給する。現像ローラ5は表面上のトナー
1aを感光ドラム4に供給する。
【0008】弾性体ブレード6はブレードステイ7に取
付けられている。弾性体ブレード6の一端部側6aに
は、複数の孔8が形成され、この孔8がブレードステイ
7の垂直面7aに斜め上方に向けて形成された突起部9
に引っ掛けられている。孔8が切欠部9に引っ掛けられ
ることにより、弾性体ブレード6の一端部側6aがブレ
ードステイ7の内側に位置決めされる。弾性体ブレード
6は現像ローラ5と同じ長さを有し、現像ローラ5の全
長に亘って圧接する。弾性体ブレード6の一端部側6a
はブレードステイ7の垂直面7aに形成された切欠き部
7bから、図4に示すようにブレードステイ7の背後に
突出している。
付けられている。弾性体ブレード6の一端部側6aに
は、複数の孔8が形成され、この孔8がブレードステイ
7の垂直面7aに斜め上方に向けて形成された突起部9
に引っ掛けられている。孔8が切欠部9に引っ掛けられ
ることにより、弾性体ブレード6の一端部側6aがブレ
ードステイ7の内側に位置決めされる。弾性体ブレード
6は現像ローラ5と同じ長さを有し、現像ローラ5の全
長に亘って圧接する。弾性体ブレード6の一端部側6a
はブレードステイ7の垂直面7aに形成された切欠き部
7bから、図4に示すようにブレードステイ7の背後に
突出している。
【0009】孔8は図3に示すように突起部9の幅より
長手方向に充分大きく形成されており、後述の中空シャ
フトが弾性体ブレード6を押圧した際に弾性体ブレード
6に発生するかもしれない歪みを吸収するための移動が
できるようになっている。
長手方向に充分大きく形成されており、後述の中空シャ
フトが弾性体ブレード6を押圧した際に弾性体ブレード
6に発生するかもしれない歪みを吸収するための移動が
できるようになっている。
【0010】ブレードステイ7の両端部には支持部1
0、11が形成されている。支持部10、11にはそれ
ぞれ孔12、13が形成され、孔12、13には中空の
シャフト14が嵌挿されている。中空シャフト14は弾
性体ブレード6を押圧する部材で、アルミニウムにより
構成され、孔12、13に嵌挿されることにより、弾性
体ブレード6をその全長に亘って押圧する。ブレードス
テイ7の両端にはネジ15、16が設けられ、このネジ
15、16によりブレードステイ7が図示しない装置フ
レームに固定される。ブレードステイ7が装置に固定さ
れた状態で、弾性体ブレード6の他端部側6bは現像ロ
ーラ5に圧接する。
0、11が形成されている。支持部10、11にはそれ
ぞれ孔12、13が形成され、孔12、13には中空の
シャフト14が嵌挿されている。中空シャフト14は弾
性体ブレード6を押圧する部材で、アルミニウムにより
構成され、孔12、13に嵌挿されることにより、弾性
体ブレード6をその全長に亘って押圧する。ブレードス
テイ7の両端にはネジ15、16が設けられ、このネジ
15、16によりブレードステイ7が図示しない装置フ
レームに固定される。ブレードステイ7が装置に固定さ
れた状態で、弾性体ブレード6の他端部側6bは現像ロ
ーラ5に圧接する。
【0011】図4において、中空シャフト14は弾性体
ブレード6の略中央部を押圧して撓ませ、弾性体ブレー
ド6の他端部側6bを現像ローラ5の長手方向全体に対
して均一に圧接させる。
ブレード6の略中央部を押圧して撓ませ、弾性体ブレー
ド6の他端部側6bを現像ローラ5の長手方向全体に対
して均一に圧接させる。
【0012】次に第1の実施の形態の動作を説明する。
図1において、ホッパー2に補給されたトナー1aは供
給ローラ3により現像ローラ5上に搬送される。現像ロ
ーラ5は図1における矢印方向に回転しており、現像ロ
ーラ5上に搬送されたトナー1aは、現像ローラ5に圧
接している弾性体ブレード6の他端部側6bにより層厚
を均一に規制される。
図1において、ホッパー2に補給されたトナー1aは供
給ローラ3により現像ローラ5上に搬送される。現像ロ
ーラ5は図1における矢印方向に回転しており、現像ロ
ーラ5上に搬送されたトナー1aは、現像ローラ5に圧
接している弾性体ブレード6の他端部側6bにより層厚
を均一に規制される。
【0013】弾性体ブレード6は中空シャフト14によ
り現像ローラ5をその全長に亘って均一の力で押圧して
いるので、現像ローラ5表面に形成されるトナー層は均
一の厚さになる。
り現像ローラ5をその全長に亘って均一の力で押圧して
いるので、現像ローラ5表面に形成されるトナー層は均
一の厚さになる。
【0014】現像ローラ5表面に均一に層厚が形成され
たトナー1aは感光ドラム4に付着されて現像が行なわ
れ、トナー画像が形成される。トナー画像は転写プロセ
スにより図示しない印刷用紙に転写され、さらに定着が
行なわれて印刷動作を終了する。
たトナー1aは感光ドラム4に付着されて現像が行なわ
れ、トナー画像が形成される。トナー画像は転写プロセ
スにより図示しない印刷用紙に転写され、さらに定着が
行なわれて印刷動作を終了する。
【0015】以上のように第1の実施の形態では、中空
シャフト14により弾性体ブレード6をその長手方向全
長に亘って押圧して弾性体ブレード6の他端部側6bを
現像ローラ5表面に圧接するようにしたので、現像ロー
ラ5に対する弾性体ブレード6の圧接が長手方向に対し
て均一になり、現像ローラ5上のトナーの層厚が均一に
なる効果がある。
シャフト14により弾性体ブレード6をその長手方向全
長に亘って押圧して弾性体ブレード6の他端部側6bを
現像ローラ5表面に圧接するようにしたので、現像ロー
ラ5に対する弾性体ブレード6の圧接が長手方向に対し
て均一になり、現像ローラ5上のトナーの層厚が均一に
なる効果がある。
【0016】弾性体ブレード6を押圧するシャフトは必
ずしも中空である必要はない。しかしながら押圧シャフ
トを中空にすることにより、軽量化が図れるとともに、
放熱効果が期待できる。
ずしも中空である必要はない。しかしながら押圧シャフ
トを中空にすることにより、軽量化が図れるとともに、
放熱効果が期待できる。
【0017】また中空シャフト14の材質はアルミニウ
ムであるため、軽量で弾性体ブレード6の摩擦熱を放出
する効果がある。弾性体ブレード6と現像ローラ5との
摩擦熱がトナーを劣化させる要因の一つであるので、放
熱効果があれば印字品質の向上につながる。また第1の
実施の形態では、弾性体ブレード6の一端部側6aをネ
ジを使用せずにブレードステイ7に固定しているので、
部品点数が少なくなり、また組み立て作業性が向上す
る。
ムであるため、軽量で弾性体ブレード6の摩擦熱を放出
する効果がある。弾性体ブレード6と現像ローラ5との
摩擦熱がトナーを劣化させる要因の一つであるので、放
熱効果があれば印字品質の向上につながる。また第1の
実施の形態では、弾性体ブレード6の一端部側6aをネ
ジを使用せずにブレードステイ7に固定しているので、
部品点数が少なくなり、また組み立て作業性が向上す
る。
【0018】次に第2の実施の形態を説明する。図5は
第2の実施の形態の弾性体ブレードを示す斜視図、図6
は第2の実施の形態の要部を示す斜視図である。第2の
実施の形態は、弾性体ブレードに対する押圧力を可変と
したものである。
第2の実施の形態の弾性体ブレードを示す斜視図、図6
は第2の実施の形態の要部を示す斜視図である。第2の
実施の形態は、弾性体ブレードに対する押圧力を可変と
したものである。
【0019】図5、図6において、弾性体ブレード6を
押圧する中空シャフト14の両端部は装置フレーム21
に支持されており、中空シャフト14の両端は絶縁性の
レバー22が取付けられている。装置フレーム21には
図6に示すように複数箇所23a、23b、23c、2
3d、23eで係止可能な長孔23が形成されており、
中空シャフト14は長孔23のいずれかの係止箇所で係
止される。長孔23は中空シャフト14が各係止箇所間
で移動可能になっている。すなわち、中空シャフト14
は長孔23の(A−B方向)に移動可能である。長孔2
3は両側の装置フレーム21に形成される。
押圧する中空シャフト14の両端部は装置フレーム21
に支持されており、中空シャフト14の両端は絶縁性の
レバー22が取付けられている。装置フレーム21には
図6に示すように複数箇所23a、23b、23c、2
3d、23eで係止可能な長孔23が形成されており、
中空シャフト14は長孔23のいずれかの係止箇所で係
止される。長孔23は中空シャフト14が各係止箇所間
で移動可能になっている。すなわち、中空シャフト14
は長孔23の(A−B方向)に移動可能である。長孔2
3は両側の装置フレーム21に形成される。
【0020】図7は中空シャフトの移動方向と弾性体ブ
レードとの位置関係を示す説明図、図8は弾性体ブレー
ドの撓みを説明するための図である。図7、図8におい
て、長孔23を移動する中空シャフト14の移動方向
(A−B方向)は、弾性体ブレード6のブレードステイ
7の圧接点24と現像ローラ5への圧接点25とを結ぶ
直線と平行になっている。また弾性体ブレード6および
中空シャフト14が装置に取付けられた状態では中空シ
ャフト14は弾性体ブレード6を撓ませてある。即ち、
弾性体ブレード6の圧接点24および圧接点25とを結
ぶ直線と中空シャフト14の中心を通りこれと平行な直
線との間隔xは中空シャフト14の半径rよりも常に小
さくなる(x<r)。
レードとの位置関係を示す説明図、図8は弾性体ブレー
ドの撓みを説明するための図である。図7、図8におい
て、長孔23を移動する中空シャフト14の移動方向
(A−B方向)は、弾性体ブレード6のブレードステイ
7の圧接点24と現像ローラ5への圧接点25とを結ぶ
直線と平行になっている。また弾性体ブレード6および
中空シャフト14が装置に取付けられた状態では中空シ
ャフト14は弾性体ブレード6を撓ませてある。即ち、
弾性体ブレード6の圧接点24および圧接点25とを結
ぶ直線と中空シャフト14の中心を通りこれと平行な直
線との間隔xは中空シャフト14の半径rよりも常に小
さくなる(x<r)。
【0021】また通常は中空シャフト14の位置は弾性
体ブレード6の圧接点24から圧接点25までの長さL
の半分(L/2)になっている。即ち、中空シャフト1
4は長孔23の係止箇所23cに位置している。
体ブレード6の圧接点24から圧接点25までの長さL
の半分(L/2)になっている。即ち、中空シャフト1
4は長孔23の係止箇所23cに位置している。
【0022】中空シャフト14は、弾性体ブレード6の
圧接点24および圧接点25とを結ぶ直線に平行にスラ
イドする。図8に示す中空シャフト14の中心と圧接点
25までの距離aと中空シャフト14の中心と圧接点2
4までの距離bとの関係が、a>bのとき、弾性体ブレ
ード6が現像ローラ5の表面を押圧する力は弱くなり、
現像ローラ5表面のトナー層厚を僅かに増すことができ
る。またa<bのとき、弾性体ブレード6が現像ローラ
5の表面を押圧する力は強くなり、現像ローラ5表面の
トナー層厚を僅かに規制することができる。
圧接点24および圧接点25とを結ぶ直線に平行にスラ
イドする。図8に示す中空シャフト14の中心と圧接点
25までの距離aと中空シャフト14の中心と圧接点2
4までの距離bとの関係が、a>bのとき、弾性体ブレ
ード6が現像ローラ5の表面を押圧する力は弱くなり、
現像ローラ5表面のトナー層厚を僅かに増すことができ
る。またa<bのとき、弾性体ブレード6が現像ローラ
5の表面を押圧する力は強くなり、現像ローラ5表面の
トナー層厚を僅かに規制することができる。
【0023】以上のように第2の実施の形態によれば、
上記第1の実施の形態と同様の効果に加えて、弾性体ブ
レード6を押圧する中空シャフト14の位置を変えるこ
とができる構成にしたことにより、弾性体ブレード6が
現像ローラ5に押圧する力を可変にでき、各種の印字パ
ターンによって好みの印字をすぐに選択することが可能
である。
上記第1の実施の形態と同様の効果に加えて、弾性体ブ
レード6を押圧する中空シャフト14の位置を変えるこ
とができる構成にしたことにより、弾性体ブレード6が
現像ローラ5に押圧する力を可変にでき、各種の印字パ
ターンによって好みの印字をすぐに選択することが可能
である。
【0024】次に第3の実施の形態を説明する。図9は
第3の実施の形態の取付構造を示す斜視図である。図9
において、弾性体ブレード6は第1の実施の形態のもの
と同様の形状を有し、ブレードステイ31に同様に取付
けられている。ブレードステイ31は装置フレーム21
に固定されている。ブレードステイ31の先端部31a
はU字型に曲げられており、この先端部31aが弾性体
ブレード6の略中央部を押圧している。これにより弾性
体ブレード6を撓ませ、弾性体ブレード6を現像ローラ
に圧接させている。
第3の実施の形態の取付構造を示す斜視図である。図9
において、弾性体ブレード6は第1の実施の形態のもの
と同様の形状を有し、ブレードステイ31に同様に取付
けられている。ブレードステイ31は装置フレーム21
に固定されている。ブレードステイ31の先端部31a
はU字型に曲げられており、この先端部31aが弾性体
ブレード6の略中央部を押圧している。これにより弾性
体ブレード6を撓ませ、弾性体ブレード6を現像ローラ
に圧接させている。
【0025】第3の実施の形態では、中空シャフトを用
いなくても弾性体ブレード6を現像ローラに対して均一
に押圧させることができるので、上記第1の実施の形態
の効果を奏するとともに、さらに部品点数が少なくな
り、構造が簡単になる効果がある。
いなくても弾性体ブレード6を現像ローラに対して均一
に押圧させることができるので、上記第1の実施の形態
の効果を奏するとともに、さらに部品点数が少なくな
り、構造が簡単になる効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、弾性体ブレードの一端部を現像ローラの全長に亘っ
て支持する支持部材と、弾性体ブレードの全長に亘って
弾性体ブレードの他端部を現像ローラに押圧させる押圧
部材とを設けたので、現像ローラに対する弾性体ブレー
ドの圧接が長手方向に対して均一になり、現像ローラ上
のトナーの層厚が均一になる効果がある。
ば、弾性体ブレードの一端部を現像ローラの全長に亘っ
て支持する支持部材と、弾性体ブレードの全長に亘って
弾性体ブレードの他端部を現像ローラに押圧させる押圧
部材とを設けたので、現像ローラに対する弾性体ブレー
ドの圧接が長手方向に対して均一になり、現像ローラ上
のトナーの層厚が均一になる効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す側面図であ
る。
る。
【図2】第1の実施の形態の弾性体ブレードを示す斜視
図である。
図である。
【図3】第1の実施の形態の弾性体ブレードを示す正面
図である。
図である。
【図4】第1の実施の形態の弾性体ブレードを示す断面
図である。
図である。
【図5】第2の実施の形態の弾性体ブレードを示す斜視
図である。
図である。
【図6】第2の実施の形態の要部を示す斜視図である。
【図7】中空シャフトの移動方向と弾性体ブレードとの
位置関係を示す説明図である。
位置関係を示す説明図である。
【図8】弾性体ブレードの撓みを説明するための図であ
る。
る。
【図9】第3の実施の形態の取付構造を示す斜視図であ
る。
る。
1 現像装置 5 現像ローラ 6 弾性体ブレード 7、31 ブレードステイ 14 中空シャフト 23 長孔
Claims (4)
- 【請求項1】 現像ローラに圧接して現像ローラ上のト
ナーの層厚を規制する弾性体ブレードの取付構造におい
て、 弾性体ブレードの一端部を遊嵌的に支持する支持部材
と、 弾性体ブレードの全長に亘って弾性体ブレードの他端部
を現像ローラに押圧する押圧部材とを設けたことを特徴
とする弾性体ブレードの取付構造。 - 【請求項2】 前記押圧部材は中空状のシャフトである
請求項1記載の弾性体ブレードの取付構造。 - 【請求項3】 前記押圧部材はシャフト状部材であり、
押圧部材の位置をずらすことにより弾性体ブレードに対
する押圧力を可変とする請求項1記載の弾性体ブレード
取付構造。 - 【請求項4】 前記押圧部材は前記支持部材の一部であ
る請求項1記載の弾性体ブレード取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011739A JP2001201939A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 弾性体ブレードの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011739A JP2001201939A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 弾性体ブレードの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001201939A true JP2001201939A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18539565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011739A Withdrawn JP2001201939A (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 弾性体ブレードの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001201939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6882811B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-04-19 | Oki Data Corporation | Image drum cartridge and developing unit having a movable developing roller |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000011739A patent/JP2001201939A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6882811B2 (en) | 2002-02-28 | 2005-04-19 | Oki Data Corporation | Image drum cartridge and developing unit having a movable developing roller |
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