JP2001201725A - 光変調方法及び光変調器 - Google Patents

光変調方法及び光変調器

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JP2001201725A JP2000011794A JP2000011794A JP2001201725A JP 2001201725 A JP2001201725 A JP 2001201725A JP 2000011794 A JP2000011794 A JP 2000011794A JP 2000011794 A JP2000011794 A JP 2000011794A JP 2001201725 A JP2001201725 A JP 2001201725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多チャンネルの導波路型光変調器において、
クロストークの防止と高密度化との双方を同時に達成す
る。 【解決手段】 対をなす進行波型変調電極及び光導波路
においては、順方向の変調を行うとともに、隣接する一
対の進行波型変調電極及び光導波路同士においては、光
導波路の光信号入力部及び光信号出力部を互いに逆向き
に配置するとともに、進行波型変調電極のRF入力部及
びRF終端抵抗を互いに逆向きに配置することにより、
前記順方向変調が互いに逆向きに行われるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光変調方法及び光変
調器に関し、さらに詳しくは、WDM方式を用いること
により複数の情報を同時に伝送及び変調することが可能
な多チャンネルの光変調器に係わる光変調方法及びこの
光変調方法を用いた光変調器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高速・大容量光ファイバ通信シス
テムにおける進歩に伴い、広帯域特性及び低チャープ特
性などの理由から、従来のレーザダイオードの直接変調
に代わって、ニオブ酸リチウム(LiNbO3 :以下、
LNと略す場合がある)を用いた導波路型の外部変調器
の実用化が進められている。そして、光ファイバ通信シ
ステムの大容量化の要求に答えるとともに、波長単位で
のユニットの小型化及び低コスト化の観点から、単一基
板に複数の光導波路を形成するとともに、これら複数の
光導波路中を導波する光波を変調するための進行波型変
調電極を複数設け、いわゆる単一の導波路型光変調器が
集積してなる多チャンネルの導波路型光変調器の研究開
発が進められている。
【0003】図1は、従来の多チャンネル型の光変調器
の一例を示す平面図である。ここでは、簡単のために2
組のマッハツエンダー型光導波路と進行波型変調電極が
形成されている場合について示している。図1に示す多
チャンネル型光変調器20は、電気光学効果を具える材
料からなる基板1と、マッハツエンダー型の光導波路2
及び3を具える。そして、マッハツエンダー型の光導波
路2を構成する分岐光導波路2−1及び2−2中を導波
する光波を変調するための進行波型変調電極4、並びに
マッハツエンダー型の光導波路3を構成する分岐光導波
路3−1及び3−2中を導波する光波を変調するための
進行波型変調電極5を具えている。
【0004】進行波型変調電極4及び5は、矢印で示さ
れる光波の導波方向において、その手前側にRF入力部
6及び7を有し、その反対側にRF終端抵抗8及び9を
有している。さらに、分岐光導波路2−1及び2−2、
並びに3−1及び3−2の近傍においてDC電極10及
び11を設け、光変調器20のバイアス点を調節できる
ようになっている。
【0005】DC電極10及び11において、光変調器
20の動作点バイアスを所定の値に定めた後、図示しな
い光源からの光波を図示しない偏波保持ファイバを介し
て光導波路2及び3に入力する。前記光波は、矢印の方
向に向かって伝搬し、Y分岐2A及び3Aによって、そ
れぞれ分岐光導波路2−1及び2−2、並びに3−1及
び3−2に分割される。その後、進行波型変調電極4及
び5にRF入力部6及び7を介して、図示しないRF電
源からRF変調信号を印加する。すると、分岐光導波路
中を導波する光波に所定の変調が加えられ、さらにこの
変調された光波はY分岐2B及び3Bで結合されること
によって、光変調器20の変調信号として光導波路2及
び3から外部に取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1に示すような多チ
ャンネルの導波路型光変調器においては、光導波路に対
する入出力ファイバの保持のしやすさ、及び基板とこの
基板を収納するケースとの経済的な大きさの観点から、
隣接する光導波路の間隔を250μmとするのが一般的
である。そして、基板の厚さ及び電極の形状などによっ
て、進行波型変調電極に印加したRF変調信号から寄生
するRF波が基板内に放射される場合が生じる。
【0007】この寄生したRF波は隣接する変調電極に
結合し、この変調電極によって変調される光波の変調信
号に対してノイズ成分となる、いわゆるクロストークの
問題が生じてしまう。図1に示す光変調器20の場合、
例えば、進行波型変調電極4に印加したRF変調信号か
ら寄生したRF波が進行波型変調電極5と結合し、この
進行波型変調電極5で変調される、分岐光導波路3−1
及び3−2中を導波する光波の変調信号に対してノイズ
成分を生じさせてしまう。そして、このクロストークの
問題は、変調電極に印加する変調信号の周波数が高くな
ればなるほど深刻になる傾向がある。このため、特に上
記のような多チャンネルの光変調器を用いて高速変調を
行う場合、良好な変調信号特性を得ることができないと
いう問題があった。
【0008】本発明は、多チャンネルの導波路型光変調
器において、電気的なクロストークの防止と高密度化と
の双方を同時に達成することが可能な光変調方法及びこ
の光変調方法を用いてなる多チャンネル導波路型の光変
調器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明の光変調方法は、複数の光導波路と、これらの光
導波路と対をなすとともに、これら光導波路の長手方向
に配置されてなる複数の進行波型変調電極とを具えるい
わゆる多チャンネル型の導波路型光変調器において、一
対の前記進行波型変調電極及び前記光導波路における、
前記進行波型変調電極からの変調信号の伝搬方向と前記
光導波路中の光波の導波方向とを等しくする。そして、
互いに隣接する一対の前記進行波型変調電極及び前記光
導波路間における、前記進行波型変調電極からの変調信
号及び前記光導波路中の光波の導波方向を逆向きにした
ことを特徴とする。
【0010】すなわち、本発明の光変調方法は、光導波
路と進行波型電極とが対をなす変調器が同一基板上に複
数形成されてなる多チャンネル型の光変調器において、
この対をなす光導波路と進行波型変調電極との間におい
ては、通常の進行波型の光変調器の場合と同様に、進行
波型変調電極からの変調信号の伝搬方向と光導波路中の
光波の導波方向とを等しくする。すなわち、光導波路中
を導波する光波を順方向に変調するようにする。そし
て、この対をなす光導波路及び進行波型変調電極の互い
に隣接するもの同士の間では、この対をなす光導波路及
び進行波型変調電極を一組として、互いの組同士の光導
波路中の光波の導波方向及び進行波型変調電極からの変
調信号の伝搬方向を逆向きとするものである。
【0011】換言すれば、対をなす進行波型変調電極及
び光導波路の間においては順方向の変調を行うものであ
るが、隣接する一対の進行波型変調電極及び光導波路間
においては、前記順方向の変調が互いに逆向きとなるよ
うにしたものである。
【0012】また、本発明の光変調器は、上記光変調方
法を実現すべく、上記多チャンネル型の光変調器におけ
る、一対の進行波型変調信号及び光導波路において、前
記進行波型変調電極のRF入力部を前記光導波路の光信
号入力部側に設けるとともに、前記進行波型変調電極の
RF終端抵抗を前記光導波路の光信号出力部側に設け
る。そして、互いに隣接する一対の進行波型変調電極及
び光導波路間においては、進行波型変調電極のRF入力
部及び光導波路の光信号入力部、並びに進行波型変調電
極及び光導波路の光信号出力部を、前記隣接する進行波
型変調電極及び前記隣接する光導波路との間において、
互いに反対の側に位置するように形成する。
【0013】図2は、隣接する変調電極間の電気的なク
ロストークを、この隣接する変調電極の一方に変調信号
を印加した場合における、この変調信号の変調周波数と
の関係において測定し、グラフ化したものである。図
中、実線で示される曲線Aは、多チャンネル型の光変調
器において、対をなす進行波型変調電極及び光導波路に
おける変調信号の伝搬方向及び光波の導波方向を同一方
向とするとともに、互いに隣接する一対の進行波型変調
電極及び光導波路同士における変調信号の伝搬方向と光
波の導波方向とを等しくした場合のクロストーク量を示
すものである。すなわち、対をなす進行波型変調電極及
び光導波路間の総てにおいて、同方向の順方向変調を行
った場合のクロストーク量を示すものである。
【0014】また、図中、点線で示される曲線Bは、変
調信号の伝搬方向と光波の導波方向とを逆方向にした場
合の変調効率を示す図であり、周波数の増大に伴って、
変調効率は集中定数的変調から進行数的変調へ変わる周
波数を境として急激に変化する。さらに、図中、一点鎖
線で示される曲線Cは、本発明にしたがって一対の進行
波型変調電極及び光導波路において順方向の変調を行う
とともに、互いに隣接する一対の進行波型変調電極及び
光導波路間において、順方向変調が互いに逆向きとなる
ようにした場合のクロストーク量を示すものである。
【0015】図2から明らかなように、対をなす進行波
型変調電極及び光導波路の総てにおいて同方向に順方向
変調を行った場合を示す曲線Aにおいては、変調信号の
変調周波数が増大するにつれてクロストーク量が増大
し、所定の変調周波数においてピークを示すようにな
る。これに対し、本発明の光変調方法及び光変調器にし
たがった曲線Cにおいては、隣接した進行波型変調電極
へクロストークした変調信号は、この隣接した進行波型
変調信号と対をなす光導波路中を導波する光波と逆方向
に導波するため、図2の曲線Bのようにクロストークが
大きくなる変調領域において変調効率が極端に悪くなり
光変調に寄与しなくなる。
【0016】したがって、隣接する進行波型変調電極を
近接させて多チャンネル型の光変調器を高密度化させた
場合においても、隣接する進行波型変調電極間に生じる
クロストークを極めて小さくすることができる。すなわ
ち、本発明の光変調方法及び光変調器によれば、本発明
の目的である、多チャンネルの導波路型光変調器におい
ての、電気的なクロストークの防止と高密度化との双方
を同時に達成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面と関連させな
がら、発明の実施の形態に即して詳細に説明する。図3
は、本発明の光変調器の一例を示す平面図である。図3
に示す多チャンネル型の光変調器50は、電気光学効果
を有する材料からなる基板21と、この基板に形成され
たマッハツエンダー型の光導波路22〜24を具える。
そして、マッハツエンダー型の光導波路を構成する分岐
光導波路22−1及び22−2、23−1及び23−
2、並びに24−1及び24−2上に進行波型変調電極
25〜27がそれぞれ形成されている。各進行波型変調
電極は、光導波路22〜24のそれぞれと対をなし、こ
の光導波路を導波する光波を変調するように形成されて
いる。
【0018】さらに、進行波型変調電極25〜27のR
F入力部25A〜27Aを介して、RF電源28〜30
からRF変調信号がこれら進行波型変調電極に入力され
るようになっている。また、進行波型変調電極25〜2
7のRF入力部と反対の側は、それぞれRF終端抵抗3
1〜33に接続されている。また、各光導波路には、光
信号入力部22A〜24Aを介して図示しない光源から
光信号が入射される。そして、各光導波路を通過する際
に進行波型変調電極25〜27から所定の変調を受けた
後、光信号出力部22B〜24Bから出射される。
【0019】図3に示す光変調器50においては、進行
波型変調電極25のRF入力部25Aを光導波路22の
光信号入力部22Aと同じ側に設け、進行波型変調電極
25のRF終端抵抗31を光導波路22の光信号出力部
22Bと同じ側に設けている。同じく、進行波型変調電
極26及び27のRF入力部26A及び27Aを光導波
路23及び24の光信号入力部23A及び24Aと同じ
側に設け、進行波型変調電極26及び27のRF終端抵
抗32及び33を光導波路23及び24の光信号出力部
23B及び24Bと同じ側に設けている。このため、対
をなす進行波型変調電極と光導波路との間においては、
それぞれ光波の進行方向であるP及びQ方向に沿って、
いわゆる順方向の変調が行われる。
【0020】しかしながら、対をなす進行波型変調電極
25及び光導波路22の組、並びに対をなす進行波型変
調電極27及び光導波路24の組と、対をなす進行波型
変調電極26及び光導波路23の組との間では、RF入
力部及び光信号入力部の形成位置、並びにRF終端抵抗
及び光信号出力部の形成位置が、進行波型変調電極及び
光導波路のそれぞれにおいて互いに逆になっている。こ
のため、各組の進行波型変調電極と光導波路との間にお
いては、順方向の変調が行われることになるが、隣接す
る組同士の間では互いに逆向きに変調が行われることに
なる。具体的には、図3に示す光変調器50の場合、対
をなす進行波型変調電極25及び光導波路22の組、並
びに対をなす進行波型変調電極27及び光導波路24の
組ではP方向の順方向変調がなされるが、対をなす進行
波型変調電極26及び光導波路23の組では、Q方向の
順方向変調がなされる。
【0021】このように互いに隣接する一対の進行波型
変調電極25及び光導波路22、一対の進行波型変調電
極26及び光導波路23、並びに一対の進行波型変調電
極27及び光導波路24における順方向変調の向きが互
いに逆向きとなるようにすることによって、隣接変調電
極間の電気的なクロストークを著しく低減することがで
きる。すなわち、図3に示す構成の光変調器及びこの光
変調器を用いた光変調方法によって、本発明の目的を達
成できることが分かる。
【0022】なお、図3に示す光変調器50には、各分
岐光導波路上にDC電極35〜37がそれぞれ設けられ
ている。そして、DC電源38〜40から所定の電圧を
印加することにより、光変調器50の動作点を制御でき
るように構成されている。DC電極は本発明においては
必須の要件ではなく、当業者が必要に応じて取捨選択
し、使用の可否を判断するものである。
【0023】図3においては、光導波路がマッハツエン
ダー型の場合について説明したが、本発明はかかる場合
に限定されるものではない。例えば、位相変調用の直線
アレー型の光導波路に対しても使用することができる。
さらに、図3に示す光変調器50は、対をなす進行波型
変調電極及び光導波路が3組存在する場合について示し
ている。しかしながら、本発明の要件満たす限り、対を
なす進行波型変調電極及び光導波路の組数は、2組以上
であって多チャンネル型の光変調器を構成するものであ
れば特には限定されない。
【0024】基板を構成する電気光学効果を有する材料
としては、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウムなど
の強誘電体材料を例示することができる。そして、この
強誘電体材料のXカット板、Yカット板、及びZカット
板のいずれをも使用することができる。また、光導波路
は、Ti熱拡散法、プロトン交換法、エピタキシャル成
長法、及びイオン注入法などいずれの方法によっても形
成することができる。そして、光導波路を構成する材料
はこれら製造方法に起因して決定される。進行波型変調
電極は、金、銀、銅などの電気伝導性の良好な材料から
構成される。
【0025】また、RF終端抵抗は、電気抵抗が約50
Ωの高周波抵抗器を用いて終端する。さらに、光信号入
力ファイバ41、42、43には、偏波面保持ファイバ
を用いることが好ましく、光信号出力ファイバ44、4
5、46には偏波面保持ファイバ又はシングルモードフ
ァイバを用いることが好ましい。なお、図には示してい
ないが、RF入力部にはRF電源からのRFコネクタを
介してRF変調信号を印加することが好ましい。
【0026】以上、具体例を挙げながら発明の実施の形
態に基づいて本発明を詳細に説明したが、本発明は上記
内容に限定されるものではなく、本発明の範疇逸脱しな
い限りにおいて、あらゆる変形や変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光変調方
法及び光変調器によれば、対をなす進行波型変調電極及
び光導波路同士における順方向変調の向きを、隣接する
一対の進行波型変調電極及び光導波路間で逆向きとなる
ようにしている。したがって、隣接する進行波型変調電
極を近接させて光変調器を高集積化させた場合において
も、電気的なクロストークを増大させることなく、良好
な変調が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の多チャンネル型の光変調器の一例を示
す平面図である。
【図2】 変調信号周波数と電気的クロストーク量との
関係を示すグラフである。
【図3】 本発明の(多チャンネル型の)光変調器の一
例を示す平面図である。
【符号の説明】
1、21 基板 2、3、22、23、24 光導波路 2―1、2−2、3−1、3−2、22−1、22−
2、23−1、23−2、24−1、24−2 分岐光
導波路 4、5、25、26、27 進行波型変調電極 6、7、28、29、30 RF電源 8、9、31、32、33 RF終端抵抗 10、11、35、36、37 DC電極 38、39、40 DC電源 20、50 (多チャンネル型の)光変調器 22A、23A、24A 光信号入力部 22B、23B、24B 光信号出力部 25A、26A、27A RF入力部 41、42、43 入力ファイバ 44、45、46 出力ファイバ P、Q 光波の導波方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果を具える材料からなる基板
    と、この基板に形成された複数の光導波路と、前記基板
    上に形成された複数の進行波型変調電極とを具え、前記
    複数の進行波型変調電極は、前記複数の光導波路とそれ
    ぞれ対をなすとともに、前記複数の光導波路の長手方向
    に形成されてなり、前記複数の光導波路のそれぞれを導
    波する光波に対して、前記複数の光導波路のそれぞれと
    対をなす前記進行波型変調電極から変調信号を印加する
    ことにより、光信号の変調を行うようにした光変調方法
    であって、 一対の前記進行波型変調電極及び前記光導波路における
    変調信号の伝搬方向と光波の導波方向とを等しくすると
    ともに、互いに隣接する一対の前記進行波型変調電極及
    び前記光導波路間における変調信号の伝搬方向及び光波
    の導波方向を逆向きにしたことを特徴とする、光変調方
    法。
  2. 【請求項2】 前記変調信号はRF信号であって、前記
    互いに隣接する一対の進行波型変調電極及び光導波路間
    において、前記進行波型変調電極のRF入力部及びRF
    終端抵抗、並びに前記光導波路の光信号入力部及び光信
    号出力部を互いに逆向きに配置することにより、前記互
    いに隣接する一対の進行波型変調電極及び光導波路間に
    おける変調信号の伝搬方向及び光波の導波方向を逆向き
    にしたことを特徴とする、請求項1に記載の光変調方
    法。
  3. 【請求項3】 前記光導波路はマッハツエンダー型光導
    波路であり、前記進行波型変調電極は、前記マッハツエ
    ンダー型光導波路を構成する2本の分岐光導波路の少な
    くとも一方と対をなすとともに、この対をなす分岐光導
    波路の長手方向に形成されていることを特徴とする、請
    求項1又は2に記載の光変調方法。
  4. 【請求項4】 電気光学効果を具える材料からなる基板
    と、この基板に形成された複数の光導波路と、前記基板
    上に形成された複数の進行波型変調電極とを具え、前記
    複数の進行波型変調電極は、前記複数の光導波路とそれ
    ぞれ対をなすとともに、前記複数の光導波路の長手方向
    に形成されてなる光変調器であって、 一対の前記進行波型変調電極及び前記光導波路におい
    て、前記進行波型変調電極のRF入力部を前記光導波路
    の光信号入力部と同じ側に設けるとともに、前記進行波
    型変調電極のRF終端抵抗を前記光導波路の光信号出力
    部と同じ側に設けることにより、前記進行波型変調電極
    からの変調信号の伝搬方向と前記光導波路中を導波する
    光波の導波方向を、前記一対の進行波型変調電極及び光
    導波路において等しくし、互いに隣接する一対の前記進
    行波型変調電極及び前記光導波路間において、前記RF
    入力部及び前記光信号入力部、並びに前記RF終端抵抗
    及び前記光信号出力部を、前記隣接する進行波型変調電
    極及び前記隣接する光導波路間において反対の側に位置
    するように形成することにより、前記進行波型変調電極
    からの変調信号の伝搬方向及び前記光導波路中を導波す
    る光波の導波方向を、前記隣接する一対の進行波型変調
    電極及び光導波路間において逆向きとしたことを特徴と
    する、光変調器。
  5. 【請求項5】 前記光導波路はマッハツエンダー型光導
    波路であり、前記進行波型変調電極は、前記マッハツエ
    ンダー型光導波路を構成する2本の分岐光導波路の少な
    くとも一方と対をなし、この対をなす分岐光導波路の長
    手方向に形成されていることを特徴とする、請求項4に
    記載の光変調器。
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