JP2001201407A - 波長測定装置 - Google Patents

波長測定装置

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JP2001201407A
JP2001201407A JP2000014038A JP2000014038A JP2001201407A JP 2001201407 A JP2001201407 A JP 2001201407A JP 2000014038 A JP2000014038 A JP 2000014038A JP 2000014038 A JP2000014038 A JP 2000014038A JP 2001201407 A JP2001201407 A JP 2001201407A
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wavelength
light
spectrum
optical fiber
diffraction grating
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JP2000014038A
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Yasukazu Sano
安一 佐野
Noritomo Hirayama
紀友 平山
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源として光量変動の多いSLDを用いた場
合の波長測定精度を改善する。 【解決手段】光源からの照射光の光ファイバブラッグ回
折格子からの反射光を、中心波長が微小な間隔の複数波
長に分離可能なアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の二つの出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子の出力の比の対数を用いて
前記反射光の波長を測定する波長測定装置であって、光
源の発光スペクトルと、光ファイバブラッグ回折格子の
反射スペクトルと、光ファイバの透過スペクトルと、受
光素子の受光感度スペクトルと、アレイ導波路回折格子
の二つの出力チャンネルの透過スペクトルとを用いた波
長決定関数に基づいて前記反射波長を測定する波長測定
装置に関する。光ファイバブラッグ回折格子の反射スペ
クトルの半値全幅を、目標とする波長測定精度が得られ
るまで大きな値にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度や歪み(圧
力)等の物理量を、光ファイバブラッグ回折格子(Fibe
r Bragg Grating, 以下、必要に応じてFBGと略称す
る)からの反射波長によって測定するための波長測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来技術としての、光ファイ
バ上の温度分布を測定する温度分布測定システムの全体
構成図である。図において、1は波長検出部及び演算部
を有する温度分布測定部、11,12,13,14は測
定光及び反射光が通過する光ファイバ、15,16,1
7は測定点に対応する位置に形成されたFBG、2は光
分岐器、3は接続用光ファイバ、4は広帯域光源であ
る。
【0003】FBGは、周知のようにコアの屈折率が光
軸に沿って周期的に変化しており、屈折率に応じて特定
波長を中心とした狭帯域の光を反射する。例えば、測定
対象である物理量が温度である場合、図12のあるFB
Gの位置(測定点)で温度変化が生じると、FBGのコ
アの平均屈折率が変化するため、反射光の波長も変化す
る。従って、広帯域光源4から照射された光の各FBG
からの反射波長の変化と温度変化との関係を予め測定し
ておけば、温度分布測定部1により検出される反射光の
波長から各測定点の温度を測定することができ、光ファ
イバの長手方向の温度分布を得ることができる。ここ
で、図12の各FBG15,16,17には、所定の温
度範囲に対応する固有の反射波長範囲が、互いに重複し
ないように予め割り当てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなシステ
ムにおいて広帯域光源4にスーパールミネッセンスダイ
オード(以下、必要に応じてSLDと略称する)を用い
る場合、このSLDは波長に対する光量変動が大きく、
場合によっては±20%〜30%程度あり、これが原因
となって波長測定精度を向上させることができなかっ
た。そこで本発明の解決課題は、SLDのように光源の
発光スペクトルにリップルが含まれ、光量変動が大きい
場合でも、波長測定精度を改善することができる波長測
定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、光源からの照射光の光ファ
イバブラッグ回折格子からの反射光を、中心波長が微小
な間隔の複数波長に分離可能なアレイ導波路回折格子に
入射させ、このアレイ導波路回折格子の二つの出力チャ
ンネルにそれぞれ設けられた一対の受光素子の出力の比
の対数を用いて前記反射光の波長を測定する波長測定装
置であって、光源の発光スペクトルと、光ファイバブラ
ッグ回折格子の反射スペクトルと、光ファイバの透過ス
ペクトルと、受光素子の受光感度スペクトルと、アレイ
導波路回折格子の二つの出力チャンネルの透過スペクト
ルとを用いた波長決定関数に基づいて前記反射波長を測
定する波長測定装置において、光ファイバブラッグ回折
格子の反射スペクトルの半値全幅を、目標とする波長測
定精度が得られるまで大きな値にするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、アレイ導波路回折
格子の透過スペクトルの半値全幅を、目標とする波長測
定精度が得られるまで大きな値にするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、光源の発光スペク
トルの半値全幅を、目標とする波長測定精度が得られる
まで大きな値にするものである。
【0008】請求項4記載の発明は、光源としてのスー
パールミネッセンスダイオードの光増幅部の活性領域の
長さを、目標とする波長測定精度が得られるまで大きな
値にするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。まず始めに、本発明では、FBGからの
反射光を中心波長が微小な間隔の複数波長に分離可能な
アレイ導波路回折格子(Arrayed Wave Guide, 以下、必
要に応じてAWGと略称する)に入射させ、このAWG
の隣接する二つの出力チャンネルにそれぞれ設けられた
一対の受光素子による光電流の比の対数に基づいて反射
光波長を測定する原理を用いる。なお、このような波長
測定原理は、例えば論文「Wavelength determination o
f semiconductor lasers: precise but inexpensive」
(Jan Christian Braasch et.al, Optical Engineering
1995)等に記載されている。
【0010】上記文献によれば、図13に示したような
波長感度の異なる一対のフォトダイオード(電極A1
C間に形成されるフォトダイオードをダイオードA
1C、電極A2−C間に形成されるフォトダイオードをダ
イオードA2Cとする)と高性能ログアンプからなるセ
ンサに単色光を照射した場合、数式1に示すように、セ
ンサの出力Wは各ダイオードA1C,A2Cによる光電流
1,I2の比のlogによって表されることが知られてい
る。
【0011】
【数1】W=log(I1/I2
【0012】そして、照射光の出力が所定の範囲内では
照射光の波長ごとにlog(I1/I2)がほぼ一定にな
り、そのときの照射光波長は数式2によって表されるこ
とが記載されている。
【0013】
【数2】λ=a0log(I1/I2)+a1 (a0,a1
定数〔nm〕)
【0014】なお、図14は上記原理に基づく波長測定
システムの構成図であり、31は光源、32は回転式偏
光プリズム、33はビームスプリッタ、34は前述の一
対のフォトダイオードA1C,A2Cからなるダイオード
装置、35は光出力測定器、36は上記数式1、数式2
を演算する演算器である。
【0015】更に、上記文献によれば、各フォトダイオ
ードの波長感度がほぼ直線的であるような波長範囲(例
えば、図13における約600〜約900〔nm〕間の
300〔nm〕の範囲)では、0.1〔nm〕以下の間
隔で波長測定が可能である。つまり、分解能としては1
/3000となる。
【0016】従って、本発明では、前述した数式1、数
式2による波長測定原理を基本としたうえ、この測定原
理を微小な波長範囲(例えば3〔nm〕以下の範囲)に
ついて適用するためにAWGを使用する。このAWG
は、論文「Wavelength Multiplexer Based on SiO2-Ta2
O5 Arrayed-Waveguide Grating (Takahashi, et.al, Jo
urnal of Lightwave Technology Vol.12, No.6, 1994)
等に記載されているように、所定の曲率半径のアレイ導
波路と、その入力側、出力側にそれぞれ形成されたスラ
ブ導波路と、これらのスラブ導波路にそれぞれ連続する
複数チャンネルの入力導波路及び出力導波路とを有する
構造であり、入力光を1〔nm〕以下の分解能で弁別可
能な素子である。
【0017】本実施形態では、以下に述べる図1に示す
ごとく、光ファイバの長さ方向に形成された複数のFB
Gに対し、それぞれ重複しないように微小な反射光波長
範囲を割り当てておき、これらのFBGからの反射光を
AWGに入力することにより、中心波長が例えば1〔n
m〕以下の間隔の複数の波長に分離する。そして、AW
Gの隣接する二つの出力導波路(出力チャンネル)から
一対のフォトダイオードに光を入射させることにより、
微小な範囲について高分解能で波長を検出するようにし
た。
【0018】(1)波長測定装置の構成及び測定原理 以下、図1に従って本実施形態の波長測定装置の構成及
び測定原理を説明する。図1は波長測定装置の全体構成
を示すものであり、21は広帯域光源としてのSLD、
22は光分岐器、23は長さ方向に複数のFBG(FB
G1,FBG2,……,FBGi,……)が形成された
光ファイバ、24は各FBGからの反射光をAWGに導
くための光ファイバである。なお、複数のFBGは反射
波長が重複することなくそれぞれ異なっている。
【0019】SLD21から照射された光は光分岐器2
2を介して光ファイバ23の各FBGにより反射され、
分岐器22及び光ファイバ24を通ってAWG25に入
射する。AWG25は、各波長を分波し出力する。AW
G25には光ファイバからなる出力導波路(出力チャン
ネル)Ch1−1,Ch1−2,……,Chi−1,C
hi−2,……が設けられている。そして、例えば図2
に示すように、FBGiの反射波長はその測定範囲にお
いて互いに隣接するチャンネルChi−1,Chi−2
の中間の帯域になるように設計されている。なお、図2
において、λaはチャンネルChi−1の透過光(出力
光)の中心波長、λbはFBGiの反射光の中心波長、
λcはチャンネルChi−2の透過光の中心波長であ
る。
【0020】AWG25のチャンネルCh1−1,Ch
1−2,……,Chi−1,Chi−2,……にはそれ
ぞれフォトダイオード26及びプリアンプ27が設けら
れており、プリアンプ27の出力側には波長測定演算を
行うマイクロコンピュータ28が接続されている。
【0021】上記構成において、FBGiの反射波長が
長波長側になればAWG25のチャンネルCh−i2の
透過光量が増し、チャンネルCh−i1の透過光量が減
る。逆に、FBGiの反射波長が短波長側になればAW
G25のチャンネルCh−i1の透過光量が増し、チャ
ンネルCh−i2の透過光量が減る。このため、両チャ
ンネルChi−1,Chi−2の出力の比をとれば、F
BGiの反射波長を測定することができる。AWG25
は多チャンネルであるから、同様な方法によって各隣接
チャンネルの光出力の比から複数のFBGの反射波長を
測定することができる。このようにして複数のフォトダ
イオード26がAWG25の各チャンネルの出力を同時
に計測し、プリアンプ27を介してマイクロコンピュー
タ28に入力することにより、各FBGの反射波長を測
定することが可能である。
【0022】従来の波長測定方法として、一対のハーフ
ミラー間のギャップ長が入射光波長に対して一定の関係
にある場合に入射光が強められ、または弱められて出射
することを利用し、圧電素子により前記ギャップ長を調
整可能としたものが知られているが、本発明の実施形態
によれば、可動部なしで複数のFBGの反射波長を測定
できる特徴がある。
【0023】(2)各光学要素のスペクトル特性のモデ
ル 本実施形態の波長測定理論を明らかにするために、ま
ず、この波長測定装置を構成する光学要素のスペクトル
特性を明確にする必要がある。以下では、各光学要素の
スペクトル特性について説明する。(2−1)光源の発
光スペクトル 光源としてSLDを使用した場合、発光スペクトルは図
3に示すようにリップルを含んでいる。この発光スペク
トルS(λ)は、近似的にピーク値で規格化すると数式
3で表される。
【0024】
【数3】
【0025】数式3において、λsはSLDの発光中心
波長、l,ninはそれぞれSLDの媒質の活性領域の長
さ及び屈折率、mはスペクトル変調度(光源が通常の発
光ダイオードの場合、m=0)である。数式3における
sは、SLDの発光スペクトルの半値全幅FWHMをλ
sfwhmとしたとき、数式4で示される。
【0026】
【数4】s=λsfwhm/(2√ln2)
【0027】更に、使用波長帯域は光ファイバの損失の
少ない波長λ=1550〔nm〕近傍の狭い範囲である
ことと、SLDの媒質の活性層長さlは数百〔μm〕、
屈折率ninは3.5程度であることを考慮して、上記波
長帯域で直線近似を行うと、rを初期位相とした場合、
前記数式3は数式5のようになる。
【0028】
【数5】
【0029】但し、数式5における周期qは、数式6に
よって求められる。
【0030】
【数6】q=4πninl/15502
【0031】(2−2)FBGの反射スペクトル FBGの伝播特性は進行波と反射波とのモード結合方程
式を解くことにより得られ、Fマトリックスの積として
表現される。Fマトリックスは、図17に示すように、
光軸方向(Z軸方向)に対して導波部の屈折率が略周期
構造を持つ光導波路の入出力特性は進行波と後退波の電
界をEA(Z),EB(Z)とし、略周期構造の開始位置
の座標をZ=0、周期構造の長さをZ=Lとしたとき、
数式7で表される。(Makoto Yamada, Kyohei Sakuda "
APPLIED OPTICS" Vol.26, No.16,15 August 1987, p347
4〜3478参照)
【0032】
【数7】
【0033】反射率と波長の関係が図15に示す関係と
なる通常のFBGと異なり、図16のようになる側波帯
抑圧FBG(apodized FBG)の場合はこの特性表現を解
析的に行った例はなく、計算機による数値計算での特性
表現となるため全体の見通しを得にくい。側波帯抑圧F
BGの反射スペクトルB(λb)は、ピークがフラット
な矩形特性を示す場合と、上に凸のスペクトル形状を示
す場合に分けられるが、これらを解析的に取り扱うため
に本実施形態ではガウス関数の合成により側波帯抑圧特
性を近似する。すなわち、側波帯抑圧FBGの反射スペ
クトルB(λb)を数式8によって表す。
【0034】
【数8】
【0035】数式8において、kは近似のための合成に
用いる仮想FBGの数である。λbj,kbjはそれぞれ仮
想FBGの中心波長及び重み係数であり、bp,bnは実
際のFBGのピーク反射率、阻止域における反射率であ
る。数式8におけるbjは、合成に用いた各ガウス関数
に対応する仮想FBGの反射スペクトルの半値全幅をλ
bjfとしたとき、数式9によって表される。
【0036】
【数9】bj=λbjf/{2√(ln2)}
【0037】また、同一形状のガウス関数をk個用いた
場合、λbj<λb,j+1とすれば、FBGの反射中心波長
λbは、数式10によって表される。
【0038】
【数10】λb=(λbl+λbk)/2
【0039】更に、FBGの半値全幅λbfは数式11と
なる。
【0040】
【数11】λbf=|λb1−λbk|+b1
【0041】図4、図5、図6は、実際に計算機シミュ
レーションにより設計した側波帯抑圧FBGのスペクト
ル特性(―:設計値として示す)と、これを数式8によ
りガウス近似した特性(□:ガウス近似として示す)と
を併せて示したものである。図4、5は側波帯抑圧FB
Gのスペクトル特性のピークが上に凸になっている場
合、図6はピークがフラットな矩形の場合である。図4
は、設計した側波帯抑圧FBGの特性を1つのガウス関
数で近似した例であり、図5は近似精度を上げるために
図4と同一の側波帯抑圧FBGの特性を2つのガウス関
数で近似したものである。また、図6はより矩形に近い
側波帯抑圧FBGの特性を4つのガウス関数で近似し
た。これらの図から、反射率が−35〔dB〕以上の範
囲でガウス近似と設計値との相関係数はそれぞれ0.9
91,0.996,0.999であり、極めて良く一致
している。
【0042】(2−3)AWGの透過スペクトル フラットトップタイプあるいはガウスタイプなど、各種
のAWGが報告されている。ここでは、最も基本的な、
透過率特性がガウス関数で示されるAWGを用いる。阻
止域では理論上、60〔dB〕以上の損失が得られる
が、AWG導波路部の屈折率等の揺らぎのために阻止域
での損失は実際は30〔dB〕程度である。前述のよう
に、FBGの波長決定にはAWGの2つの出力チャンネ
ルを使用する。これらのチャンネルの中心波長をλa
λc、中心波長における透過率をap、阻止域の透過率を
nとすると、これら2チャンネルの透過スペクトルは
数式12、数式13で示される。
【0043】
【数12】
【0044】
【数13】
【0045】これらの数式において、aはAWGの半値
全幅をλafとしたときに数式14で示される値である。
【0046】
【数14】a=λaf/{2√(ln2)}
【0047】(2−4)光ファイバの透過スペクトル 使用する波長帯域は1550〔nm〕帯という光ファイ
バ損失の谷にあたる範囲であって、使用する100〔n
m〕程度の波長帯域内では、光ファイバの透過スペクト
ルF(λ)はほぼ平坦であると考えられる。
【0048】(2−5)受光素子の受光感度スペクトル 受光感度スペクトルは、短波長ほどエネルギーギャップ
が大きいため感度が低下する。この受光感度スペクトル
D(λ)は、kdを比例定数とすると通常、数式15で
示される。
【0049】
【数15】D(λ)=kdλ
【0050】(3)波長決定の方法 (3−1)波長決定関数 前述のように、AWG25の隣接した2つのチャンネル
から出力される光出力の比は、FBGからの反射波長が
変化すると一方のチャンネルの透過率は上昇し他方のチ
ャンネルの透過率は減少するため、波長に対応した値と
なる。従って、AWG25の隣接した2つのチャンネル
の光出力の比に基づいてFBGの反射波長を求めること
ができる。ここでは、波長検出特性の直線性を良くする
ために、光出力の比の対数をとる。FBGの反射波長を
決定する波長決定関数R(λb)は、次の数式16に前
項で述べた各光学要素のスペクトル特性S(λ),B
(λ),F(λ),Aa(λ),Ac(λ),D(λ)を
代入することにより定義される。
【0051】
【数16】
【0052】(3−2)波長決定関数R(λb)の数式
表現 各光学要素のスペクトル特性を数式16に代入し、これ
をそのまま数値計算すればR(λb)とFBGからの反
射波長λbとの関係を求めることはできるが、数式表現
によりその関係が与えられるわけではないため、各光学
要素の波長検出特性に対する振る舞いを把握し難い。ま
た、数式16のR(λb)についての具体的な数式表現
の報告は見当たらない。ここでは、以下に実際に定積分
を求めて得たR(λb)の数式表現を示す。まず、B
(λb)を、基本となる単一のガウス特性すなわち数式
8におけるk=1として、数式16の定積分を求める。
数式16の分子をin1(λb1)、分母をi d1(λb1)と
すると、分子のin1(λb1)はラプラスの積分を行って
数式17のように求めることができる。
【0053】
【数17】
【0054】同様に、分母のid1(λb1)は数式18に
よって示される。
【0055】
【数18】
【0056】ここで、[n]はnを超えない整数であっ
て[]はガウスの記号とし、数式19のようにdj
j,fj,gjをおいたときに数式18のapj,bp1j
nj,bn1jは数式20のようになる。
【0057】
【数19】
【0058】
【数20】apj=djp, bp1j=ejp1, anj
jn, bn1j=gjn1
【0059】また、数式17,数式18のJj,Kj,L
j,Mj,Njは、数式21〜数式25によって表され
る。
【0060】
【数21】
【0061】
【数22】
【0062】
【数23】
【0063】
【数24】
【0064】
【数25】
【0065】数式17,数式18を用いて、波長決定関
数R(λb1)は数式26で表される。
【0066】
【数26】 R(λb1)=log10(in1(λb1)/id1(λb1))
【0067】(3−3)ガウス関数の合成により側波帯
抑圧特性を近似した場合のR(λb) in1(λb1),id1(λb1)と同様にして、数式8の構
成要素となる各ガウス関数に対応して、それぞれi
nj(λbj),idj(λbj)を数式17,数式18によっ
て求めれば、波長決定関数R(λb)は数式10で定義
されるλbを使って数式27のようになる。
【0068】
【数27】
【0069】数式27の計算結果の一例を、図7に示
す。詳細は次の(3−3)項で述べるが、この図に示す
ように、特性のピークとピークとの間が略直線になるよ
うに設計することにより、この略直線部分を複数のFB
Gの波長変化範囲に割り当てれば、R(λb)を測定
(つまりAWG25の隣接する二つのチャンネルの光出
力の比の対数を演算)することにより、FBGからの反
射波長を高分解能で求めることが可能になる。
【0070】(3−4)光源のスペクトル変動が測定精
度に与える影響とその低減方法 SLDのスペクトルは前述の数式5で示されるが、図3
から分かるように、場合によってはSLDの発光強度が
±20%程度変動するため、この変動が測定精度に与え
る影響は非常に大きい。数式5におけるスペクトル変調
度m、周期q、初期位相rが常時一定ならば問題はない
が、例えば初期位相rの変動により数式15を介してR
(λb)に変動が生ずる。この変動は、SLDの温度変
化や、故障によってSLDを取り替えた場合に発生す
る。ASE(Amplified Spontaneous Emission)はスペ
クトル変動は少ないが高価であり、実用的には安価なS
LDが適している。ここでは、SLDのスペクトル変動
(スペクトル変調)が測定精度に与える影響を低減する
方法について述べる。
【0071】SLDのスペクトル変調が測定精度に与え
る影響は、数式17,数式18の正弦関数によって発生
する。これらの数式から分かるように、スペクトル変調
の影響を低減するには以下の方法が考えられる。 (a)正弦関数の振幅を抑圧する方法 数式17,数式18において正弦関数にかかっている指
数関数値、すなわち、exp(−q2/4Jj)を数式2
8で決まる係数krとして新たに定義し、このkrを小さ
くするようにパラメータs,a,b1,qを選ぶ。
【0072】
【数28】
【0073】(b)波長決定関数R(λb)の分母、分
子の比演算により正弦関数を相殺する方法 AWGの阻止域の透過率an,FBGの阻止域の反射率
njが十分小さく無視できる場合、数式17,数式18
はj=4の場合のみを考えればよく、FBGの半値全幅
を小さくすれば、正弦関数の影響は相殺される。これ
は、FBGからの反射スペクトルが線スペクトルであれ
ば、SLDのスペクトル変調の影響を受けないことを意
味する。
【0074】次に、本発明の実施例を説明する。先ず、
請求項1に記載した発明の実施例では、側波帯抑圧FB
Gの特性を図4,5のような上に凸の場合と、図6のよ
うな矩形の場合との2種類に分け、SLDのスペクトル
変調の測定精度に与える影響を評価した。評価のための
パラメータ△R(λbnormを、新たに次のように定義
する。すなわち、△R(λbnormはAWGのチャンネ
ル間隔内におけるスペクトル変調によるR(λb)の変
動の最大値△R(λbmaxを、R(λb)の最大値R
(λbmaxと最小値R(λbminとの差で規格化したパ
ラメータである。ここで、最大値△R(λbmaxは、ス
ペクトル変調の初期位相r=0の場合とr=πの場合と
から求められる。前記パラメータ△R(λbnormは数
式29によって示される。
【0075】
【数29】
【0076】このパラメータ△R(λbnormは、数式
27で示される波長検出信号(波長決定関数)R
(λb)の光源スペクトルのリップルに対するSN比を
示している。図1に示したAWG25としては、チャン
ネル間隔を3.2〔nm〕、半値全幅を1.6〔nm〕
とし、FBGは図4,5のようにスペクトル特性が上に
凸の場合は仮想FBGを1個としてFBGの特性を近似
し、また、スペクトル特性が矩形の場合は単位仮想FB
Gの反射スペクトルの半値全幅を0.04995〔n
m〕とし、これを繰り返し用いてFBGの特性を近似し
た。
【0077】FBGの反射スペクトルの半値全幅と△R
(λbnormとの関係を計算した結果を、図8及び図9
に示す。これらの図において、横軸はFBGの半値全
幅、縦軸は△R(λbnormである。図8、図9におい
て、現実的な値はAWGの阻止域透過率an,FBGの
阻止域反射率bnはいずれも0.0001程度であるこ
とを考慮すれば、FBGの半値全幅が大きければ大きい
ほど△R(λbnormは小さくなり、波長測定精度が向
上する。なお、同図に記載の「IE−03」は10 -3
「IE−04」は10-4をそれぞれ意味する。
【0078】次に、請求項2に記載した発明の実施例を
説明する。この実施例は、AWGの透過スペクトルの半
値全幅を大きくすることにより、△R(λbnormを小
さくするものである。AWGの透過スペクトルの半値全
幅を大きくすることによって△R(λbnormを小さく
することは、数式28においてaを大きくする場合に相
当する。本実施例の実験結果を図10に示す。FBGの
反射スペクトルの半値全幅を0.2〔nm〕としたまま
AWGの透過スペクトルの半値全幅を0.8〔nm〕か
ら1.6〔nm〕と2倍にすることにより、SLDの所
定の温度範囲において△R(λbnormが約3倍、改善
されていることが分かる。
【0079】なお、請求項3に記載した発明の実施例と
しては、先の二つの実施例を合わせた方式になり、光源
の発光スペクトルの半値全幅を大きくした場合にも請求
項1,2の発明と同様の効果を得ることができる。
【0080】また、請求項4記載の発明の実施例とし
て、SLDの活性領域の長さを変えた例を図11に示
す。図11の横軸、縦軸は図9と同じであり、それぞれ
FBGの半値全幅と△R(λbnormである。計算条件
を図9の場合と比べると、SLDのリップル周期(SL
Dの活性領域の長さに相当)だけ異なっており、図9の
場合は周期q=7.84706/〔nm〕、図11の場
合は活性領域を長くしてq=15.69412/〔n
m〕としてある。なお、同図において、「IE−03」
は10-3を意味する。図11によれば、図9の場合と比
べて△R(λbnormが小さくなっていることが分か
る。
【0081】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、FBGの
反射スペクトルやAWGの透過スペクトルまたは光源の
発光スペクトルの半値全幅が大きいほど、あるいは、光
源としてのSLDの活性領域が長いほど、光源の発光ス
ペクトルのリップルに対するSN比としてのパラメータ
△R(λbnormは小さくなり、SN比が向上して波長
測定精度が従来よりも向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す構成図である。
【図2】AWGの透過率及びFBGの反射率の波長特性
を示す図である。
【図3】SLDの発光スペクトルを示す図である。
【図4】側波帯抑圧FBGの反射率設計値とガウス近似
を示す図である。
【図5】側波帯抑圧FBGの反射率設計値とガウス近似
を示す図である。
【図6】側波帯抑圧FBGの反射率設計値とガウス近似
を示す図である。
【図7】AWGによる波長検出特性を示す図である。
【図8】FBGの半値全幅と△R(λbnormとの関係
(FBGの反射スペクトル特性が矩形の場合)を示す図
である。
【図9】FBGの半値全幅と△R(λbnormとの関係
(FBGの反射スペクトル特性がガウス形状の場合)を
示す図である。
【図10】AWGの半値全幅を大きくすることによるS
LDのリップルの影響低減を示す図である。
【図11】SLDの活性領域を長くすることによるSL
Dのリップルの影響低減を示す図である。
【図12】従来技術としての温度分布測定システムの全
体構成図である。
【図13】本発明に適用される波長測定原理の説明図で
ある。
【図14】公知の波長測定システムの構成図である。
【図15】通常のFBGの反射率と波長の関係を示す図
である。
【図16】側波帯抑圧FBGの反射率と波長の関係を示
す図である。
【図17】光軸方向に対する導波路部の屈折率を示す図
である。
【符号の説明】
21 SLD 22 光分岐器 23,24 光ファイバ 25 AWG 26 フォトダイオード 27 プリアンプ 28 マイクロコンピュータ Ch1−1,Ch1−2,Chi−1,Chi−2 チ
ャンネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F056 VF02 VF11 VF16 2F103 BA10 BA28 BA37 CA06 EB01 EB11 EB36 EC08 ED06 ED18 FA15 2G020 AA03 AA04 CB23 CB27 CB42 CB43 CC02 CC06 CC47 CD05 CD12 CD24 CD36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの照射光の光ファイバブラッグ
    回折格子からの反射光を、中心波長が微小な間隔の複数
    波長に分離可能なアレイ導波路回折格子に入射させ、こ
    のアレイ導波路回折格子の二つの出力チャンネルにそれ
    ぞれ設けられた一対の受光素子の出力の比の対数を用い
    て前記反射光の波長を測定する波長測定装置であって、
    光源の発光スペクトルと、光ファイバブラッグ回折格子
    の反射スペクトルと、光ファイバの透過スペクトルと、
    受光素子の受光感度スペクトルと、アレイ導波路回折格
    子の二つの出力チャンネルの透過スペクトルとを用いた
    波長決定関数に基づいて前記反射波長を測定する波長測
    定装置において、 光ファイバブラッグ回折格子の反射スペクトルの半値全
    幅を、目標とする波長測定精度が得られるまで大きな値
    にすることを特徴とした波長測定装置。
  2. 【請求項2】 光源からの照射光の光ファイバブラッグ
    回折格子からの反射光を、中心波長が微小な間隔の複数
    波長に分離可能なアレイ導波路回折格子に入射させ、こ
    のアレイ導波路回折格子の二つの出力チャンネルにそれ
    ぞれ設けられた一対の受光素子の出力の比の対数を用い
    て前記反射光の波長を測定する波長測定装置であって、
    光源の発光スペクトルと、光ファイバブラッグ回折格子
    の反射スペクトルと、光ファイバの透過スペクトルと、
    受光素子の受光感度スペクトルと、アレイ導波路回折格
    子の二つの出力チャンネルの透過スペクトルとを用いた
    波長決定関数に基づいて前記反射波長を測定する波長測
    定装置において、 アレイ導波路回折格子の透過スペクトルの半値全幅を、
    目標とする波長測定精度が得られるまで大きな値にする
    ことを特徴とした波長測定装置。
  3. 【請求項3】 光源からの照射光の光ファイバブラッグ
    回折格子からの反射光を、中心波長が微小な間隔の複数
    波長に分離可能なアレイ導波路回折格子に入射させ、こ
    のアレイ導波路回折格子の二つの出力チャンネルにそれ
    ぞれ設けられた一対の受光素子の出力の比の対数を用い
    て前記反射光の波長を測定する波長測定装置であって、
    光源の発光スペクトルと、光ファイバブラッグ回折格子
    の反射スペクトルと、光ファイバの透過スペクトルと、
    受光素子の受光感度スペクトルと、アレイ導波路回折格
    子の二つの出力チャンネルの透過スペクトルとを用いた
    波長決定関数に基づいて前記反射波長を測定する波長測
    定装置において、 光源の発光スペクトルの半値全幅を、目標とする波長測
    定精度が得られるまで大きな値にすることを特徴とした
    波長測定装置。
  4. 【請求項4】 光源からの照射光の光ファイバブラッグ
    回折格子からの反射光を、中心波長が微小な間隔の複数
    波長に分離可能なアレイ導波路回折格子に入射させ、こ
    のアレイ導波路回折格子の二つの出力チャンネルにそれ
    ぞれ設けられた一対の受光素子の出力の比の対数を用い
    て前記反射光の波長を測定する波長測定装置であって、
    光源の発光スペクトルと、光ファイバブラッグ回折格子
    の反射スペクトルと、光ファイバの透過スペクトルと、
    受光素子の受光感度スペクトルと、アレイ導波路回折格
    子の二つの出力チャンネルの透過スペクトルとを用いた
    波長決定関数に基づいて前記反射波長を測定する波長測
    定装置において、 光源としてのスーパールミネッセンスダイオードの光増
    幅部の活性領域の長さを、目標とする波長測定精度が得
    られるまで大きな値にすることを特徴とした波長測定装
    置。
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