JP2001200978A - 樹脂管用サドル分水栓 - Google Patents
樹脂管用サドル分水栓Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
孔刃を弁体として用いると共に、筒状コアを弁座として
用いる止水機構を構成することにより、分水栓のコンパ
クト化を図ること。 【解決手段】 樹脂本管1に固定して流体通路を分岐す
るサドル分水栓において、分水栓本体2の内部上方に位
置させている円筒状穿孔刃21を移動させて、樹脂本管
1の分水孔6に装着されている筒状コア13にOリング
を介して嵌合し、この嵌合した穿孔刃21と筒状コア1
3とで止水機構を構成した樹脂管用サドル分水栓であ
る。
Description
水の状態で分岐管を設けるための樹脂管用サドル分水栓
に関する。
水栓を固定し、この分水栓に分岐管を接続して分岐する
場合、本管の穿孔穴とサドル取付面との間にガスケット
を装着して分水栓と穿孔穴との密封性を図っている。
ば、このガスケットによってサドル取付面の密封性が保
持されるが、本管がポリエチレン、ポリプロピレン等の
樹脂管である場合、サドルをボルト・ナットで締付けた
状態で長期間使用すると、樹脂管の残留応力等により、
管がクリープ変形してガスケットのシール性が低下し、
その結果、水等の流体がこの部分からリークする事態が
起きるおそれがある。そこで、従来より、これらの欠点
を解決するため、特開平10−196871号公報等に
記載された対応策が提案されている。
10−196871号公報は、本管の穿孔穴にコアをタ
ッピングする手段を採用しているが、このコア装着具
は、送り量と回転がそれぞれ独立しているため、樹脂管
の穿孔穴にコア自体が確実に喰いつかないと共に、コア
外周のおねじは、穿孔穴の内径にねじの山部のみが係止
するようにタッピングされて穿孔穴に不完全な状態で装
着されるため、依然として流体の漏れ現象が起きる等の
課題を有している。また、同公報によると、分水栓の分
岐管などを補修する工事を行う際には、分水栓に止水機
構を設けておく必要がある。
開発したもので、その目的とするところは、分水栓にコ
ック等の止水機構を不要とし、穿孔刃を弁体として用い
ると共に、筒状コアを弁座として用いる止水機構を構成
することにより、分水栓のコンパクト化を図ることにあ
る。
め、本発明は、樹脂本管に固定して流体通路を分岐する
サドル分水栓において、分水栓本体の内部上方に位置さ
せている円筒状穿孔刃を移動させて、樹脂本管の分水孔
に装着されている筒状コアにOリングを介して嵌合し、
この嵌合した穿孔刃と筒状コアとで止水機構を構成した
樹脂管用サドル分水栓である。
の内部に形成しためねじ部に円筒状穿孔刃に形成したお
ねじ部を螺合して穿孔刃を移動させながら筒状コアに嵌
合し、穿孔刃の外周途中に形成した段部下面と筒状コア
の鍔部上面とを当接させるようにした。
周面に形成した装着溝にOリングを装着したものであ
る。
端をシール材を介して挿入孔を有するナットで螺着シー
ルし、穿孔刃の上部に設けた取付部を前記挿入孔に位置
させるようにした。
水栓の好ましい実施形態を図面に従って説明する。図1
〜図3は、樹脂管の穿孔と筒状コアの装着を同時に行う
工程をそれぞれ示した縦断面図である。
レン樹脂等の軟質の樹脂本管であり、例えば、水道水等
を供給する本管であって、この樹脂本管1の外周面に
は、本管1の流体通路を分岐するサドル分水栓2を固定
している。
ンドとサドル3で囲んで、図示しないボルト・ナットで
締付け固定し、サドル3に形成した取付突部4の内周面
に樹脂本管1に穿孔した分水孔6を密封シールする環状
のガスケット5を装着し、更に、取付突部4のめねじ部
4aに、T字形状の分水栓本体7のおねじ部7aを螺合
して固着することによりサドル3に分水栓本体7を固定
している。
分岐管10を接続し、分水栓本体7の上端をシール材1
1aを介して挿入孔11bを有するナット11を螺着し
ている。
グ状の顎部12を設け、分水栓本体7の縦管内周面にめ
ねじ部7bを形成している。
の硬質材料から成る筒状コアであり、この筒状コア13
の上部に顎部12に係合する環状の鍔部14を形成し、
この筒状コア13の外周面には、ネジ部15を設け、分
水栓本体7の下部穴に筒状コア13を嵌合し、鍔部14
を顎部12に係合してコア13の筒状部13aを下方に
突出させている。この筒状部13aに形成したネジ部1
5は、ネジ形状は特に限定されないが、例えば、図4に
示すように、上側を平面状態に形成すれば、分水孔6と
の圧入によるタッピング結合がより強固になる。
は、樹脂本管1に穿孔した分水孔6の内径より大径に形
成して、筒状部13aを分水孔6に圧入状態でタッピン
グすることにより樹脂本管1に筒状コア13を強固に固
定するようにしている。
の穿孔刃16の上部には、外周におねじ部16aを形成
し、上端に穿孔工具17の回転軸17aの下端六角部1
7bを係合する六角穴の係合部16bを設け、穿孔刃1
6の下方内周に樹脂本管1の穿孔切片1aを保持するた
めの内周突条部16cを設けている。本例の穿孔刃16
は、後述の通り一度しか使えないので焼入れ等は省略で
きる。
リング18を介して軸方向に対して仮固定し、コア13
の筒状部13aの下端より刃部16dを突出させてい
る。
送りピッチと筒状コア13の外周のネジ部15のピッチ
を一致させており、両者のピッチを一致させることによ
って、穿孔工具17の回転軸17aを回転させると、筒
状コア13のネジ部15は、分水孔6内にセルフタッピ
ングしながら強固に螺入される。
孔方向で噛合い、逆方向では噛合わない伝達部19を設
けており、本例においては、図5及び図6に示すよう
に、筒状コア13と穿孔刃16のおねじ部16aの下端
部に対をなす傾斜面19aと係止部19bをそれぞれ有
する一対のワンウェイクラッチ構造としている。この伝
達部19は、本例のようなワンウェイクラッチ構造に限
定されることなく、正転方向に共回り回転し、逆転時に
は確実に伝達しない構造の伝達部が用いられる。
伝達構造は、突起構造19cによって伝達部19を構成
するようにしても良い。図6に示す20は、ナット11
の挿入孔を閉じる蓋である。
孔工具17の回転軸17aの下端六角部17bを分水栓
本体7のめねじ部7bに螺入した穿孔刃16の係合部1
6bに係合し、穿孔工具17を手動又は自動で回転させ
て穿孔刃16のおねじ部16aを螺入しながら穿孔刃1
6を回転下降させると、穿孔刃16の外周に嵌着した筒
状コア13も同時に回転下降して図1に示す状態に位置
する。
転させて、更に、穿孔刃16と筒状コア13を回転下降
させると、穿孔刃16の刃部16dが樹脂本管1を穿孔
しながら穿孔切片1aを穿孔刃16の内周突条部16c
に保持して分水孔6が穿孔される。
をあけながら、この穴より大径の筒状コア13のネジ部
15が一体的に回転しながら圧入されつつ下降すると、
穿孔刃16のおねじ部16aのネジピッチと同一ピッチ
の筒状コア13のネジ部15が分水孔6にセルフタッピ
ングしながら螺入される。
ア13の鍔部14が分水栓本体7の下方に設けた顎部1
2に当接した時に、図2の状態になり挿入完了となる。
回転軸17aを逆回転すると、穿孔刃16の伝達部19
が筒状コア13から離脱し、筒状コア13は分水孔6に
確実に圧入されたままの状態で固定され、穿孔刃16の
みが内部に穿孔切片1aを保持しながら、分水栓本体7
内を回転上昇して図3に示す状態になり、その後、回転
軸17aを取り外して穿孔刃16を内蔵したままナット
11に蓋部20を取付けることによって、穿孔作業と筒
状コア13の取付け作業を1工程で完了することができ
る。
分水栓の他例を示したもので、穿孔工具の結合関係の雌
雄を逆にした例であり、外周にOリング21cを有する
穿孔刃21のおねじ部21aを回転させて螺入し、回転
軸17cの下端に設けた雌取付部17dと穿孔刃21の
上端に設けた雄取付部(又は雌取付部)21bとを着脱
自在に設けたものである。
じ部21aの下部に設けた段部下面30を設け、この段
部下面30を筒状コア13の環状鍔部14の上面に係合
当接させている。また、穿孔刃21の上方外周面にOリ
ング21cを装着する装着溝31を設けている。このO
リング21cは、穿孔時に、筒状コア13を穿孔刃21
に仮固定する機能と、止水時の弁座シール部材となる機
能を兼用している。
アを分水孔に圧入タッピングすることによって樹脂本管
のクリープ変形を防止し、分水孔の外周面に設けたガス
ケットのシール力を長期間に亘って保持することがで
き、しかも、筒状コアは、圧入タッピングによって分水
孔との結合がより強固になり、信頼性を増大したサドル
分水栓を得ることができる。
となり、作業が簡素化され、しかも、穿孔時とコア挿入
時の芯ずれやサドルのずれ等が起きるおそれがなく、確
実に作業を完了することができると共に、流体の漏れ等
の事態も防止でき、更には、使用中に樹脂本管に引張力
がかかって本管が細くやせるようなことが生じたとして
も、ガスケットのシール力が長期間に亘って確実に保持
される等の優れた効果を有する。更に、図1〜図3の実
施例では分水栓にコック等の止水機構がいらなくなる。
また、穿孔刃に装着したOリングと筒状コアによって確
実に流体をシールできると共に、流体封止時に、穿孔刃
の段部下面と筒状コアの環状鍔部とが当接するので、穿
孔刃を必要以上に螺入してしまうおそれがなく、穿孔刃
に装着したOリングと筒状コアとで確実に流体シールす
ることができる。
水栓本体の上端を螺着シールするナットの挿入孔に位置
させているので、穿孔工具を取付けて、分水栓本体の上
方に位置している穿孔刃を下降させて筒状コアに穿孔刃
を嵌合して止水させる際に極めて簡便であると共に、分
水栓自体をコンパクト化することができる。
始前の状態を示す一部切欠き縦断面図である。
縦断面図である。
た状態を示す縦断面図である。
拡大図である。
解斜視図である。
示す分解斜視図である。
にコアを係合した状態を示す部分拡大図である。
る。
部分縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 樹脂本管に固定して流体通路を分岐する
サドル分水栓において、分水栓本体の内部上方に位置さ
せている円筒状穿孔刃を移動させて、樹脂本管の分水孔
に装着されている筒状コアにOリングを介して嵌合し、
この嵌合した穿孔刃と筒状コアとで止水機構を構成した
ことを特徴とする樹脂管用サドル分水栓。 - 【請求項2】 上記分水栓本体の内部に形成しためねじ
部に円筒状穿孔刃に形成したおねじ部を螺合して穿孔刃
を移動させながら筒状コアに嵌合し、穿孔刃の外周途中
に形成した段部下面と筒状コアの鍔部上面とを当接させ
た請求項1に記載の樹脂管用サドル分水栓。 - 【請求項3】 穿孔刃の上方外周面に形成した装着溝に
Oリングを装着した請求項1又は2に記載の樹脂管用サ
ドル分水栓。 - 【請求項4】 分水栓本体の上端をシール材を介して挿
入孔を有するナットで螺着シールし、穿孔刃の上部に設
けた取付部を前記挿入孔に位置させた請求項1乃至3の
何れかに記載の樹脂管用サドル分水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000376894A JP3667629B2 (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 樹脂管用サドル分水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000376894A JP3667629B2 (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 樹脂管用サドル分水栓 |
Related Parent Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33920498A Division JP3604569B2 (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 樹脂管用サドル分水栓 |
Publications (2)
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JP3667629B2 JP3667629B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=18845692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000376894A Expired - Lifetime JP3667629B2 (ja) | 2000-12-12 | 2000-12-12 | 樹脂管用サドル分水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3667629B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7302965B2 (en) | 2005-11-22 | 2007-12-04 | Tabuchi Co., Ltd. | Saddle tap |
JP2014214839A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | クボタシーアイ株式会社 | 分岐サドル継手、その施工方法および管路 |
JP7359665B2 (ja) | 2019-11-29 | 2023-10-11 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 部品取付構造 |
-
2000
- 2000-12-12 JP JP2000376894A patent/JP3667629B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2014214839A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | クボタシーアイ株式会社 | 分岐サドル継手、その施工方法および管路 |
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---|---|
JP3667629B2 (ja) | 2005-07-06 |
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