JP2001200410A - 介護用衣料 - Google Patents

介護用衣料

Info

Publication number
JP2001200410A
JP2001200410A JP2000008935A JP2000008935A JP2001200410A JP 2001200410 A JP2001200410 A JP 2001200410A JP 2000008935 A JP2000008935 A JP 2000008935A JP 2000008935 A JP2000008935 A JP 2000008935A JP 2001200410 A JP2001200410 A JP 2001200410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wear
waterproof
food
woven fabric
nursing care
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000008935A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Shindo
岩雄 神藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINTO PRINT KK
Original Assignee
SHINTO PRINT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINTO PRINT KK filed Critical SHINTO PRINT KK
Priority to JP2000008935A priority Critical patent/JP2001200410A/ja
Publication of JP2001200410A publication Critical patent/JP2001200410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食べこぼしや嘔吐物の水分を速やかに吸収
し、かつ、吸収した水分は裏面に透過せず、微細な固形
分を含めて浸透を阻止して表面に浮き上がった状態でと
どめ、振り落とし・洗い落としを容易にした介護用衣料
を提供する。 【解決手段】 円形を、その中心より放射状に8以上に
分割した断面形状のマルチフィラメントを集束撚糸し、
これを織製した織布の片面に防水層を設けた防水布を素
材として、例えば、前身頃12と後身頃13がファスナ
ー14を介して連続してなり、襟首15の部分が抉られ
て頭から被れるようにし、両サイドを紐16で前身頃1
2と後身頃13を繋ぐようにしてポンチョ状のエプロン
11としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食べこぼしや嘔
吐物の水分を速やかに吸収し、吸収した水分を裏面に透
過しないようにし、かつ、固形分の浸透を阻止して表面
に浮き上がった状態にとどめ、振り落とし・洗い落とし
を容易にした介護用衣料に関する。
【0002】
【従来の技術】保育園や老人ホームでは、食事の際の食
べこぼしは常に発生することであり、幼児は食道が細
く、また、老人は嚥下機能が低下しているので些細なこ
とで嘔吐し、着衣を汚すのでエプロンを掛けさせるよう
にしている。また、保母やヘルパーの作業着は上記環境
のもとで着用されるため汚れがひどく、そのため簡単に
汚れを落とすことのできる防水機能がある作業着が求め
られている。
【0003】上記の状況から本出願人は、防水機能があ
り食べこぼしや嘔吐物による汚れを簡単に落とし得る介
護(保育)用衣料を提供するために調査検討してきたと
ころ特公昭39−29636号公報、特開昭61−28
2445号公報、特開平6−184928号公報に開示
されているマルチフィラメントを素材とする織布は、食
べこぼしや嘔吐物の水分を速やかに吸収し、かつ、その
固形分、とりわけ微細な固形分を含めて浸透するのを阻
止して、織布の表面に浮き上がった状態でとどめ極めて
簡単に振るい落とし、あるいは洗い落としできる機能を
有することを発見した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記知見
をもとに食べこぼしや嘔吐物の水分を速やかに吸収し、
吸収した水分を衣料の裏面に透過させず、固形分とりわ
け微細な固形分を含めて浸透するのを阻止して織布の表
面に浮き上がった状態でとどめて簡単に振り落とし・洗
い落しできるようにした介護用衣料を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、円形を、その中心より放射状に8以上に
分割した断面形状のマルチフィラメントを集束撚糸し、
これを織製した織布の片面に防水層を設けた防水布を素
材とするものであり、上記防水層は、防水塗料の塗布ま
たは防水フィルムのラミネートにより形成してなる構成
としたものである。
【0006】上記の如く構成する介護用衣料は、長さ方
向に鋭角縁を持つマルチフィラメントの集束撚糸を織製
し、その片面に防水層を形成した防水布を素材としてい
るので、防水布の表面には無数の部分鋭角縁が様々な角
度でもって現れ、それによって食べこぼしや嘔吐物の固
形分はその表面に浮き上がった状態で食い止められ、水
分は速やかに織布に吸収され、吸収された水分は防水層
により裏面に透過しないので、内側の着衣を汚さず、か
つ、簡単に振るい落としまたは洗い落とせるようにな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を詳細に
説明する。本発明で使用する防水布40は図4に示すよ
うに、上記公知の技術により得られるマルチフィラメン
ト41を集束撚糸し、この撚糸42を平織りあるいは綾
織り等に織製して織布43とし、この織布43の片面に
防水層44を設けることにより得られる。
【0008】上記防水層44は、防水性フィルムをラミ
ネートしてもよく、また、フッ素樹脂等の防水性塗料を
塗布乾燥し加熱架橋することにより得られる。
【0009】上記マルチフィラメント41は0.1〜
0.5デニールという極めて細いものであり、しかも、
長さ方向に鋭角縁45を持つものであるから、これが集
束撚糸42され、織製された織布43の表面には微細で
無数の部分鋭角縁が様々な角度をもって現れ、これによ
って食べこぼしや嘔吐物の微細な固形物まで浸透を阻止
され浮き上がったような状態になる。
【0010】図1は被介護者用衣料の一実施例で、前身
頃12と後身頃13がファスナー14を介して連続して
なり、襟首15の部分が抉られて頭から被れるように
し、両サイドに紐16を取付け、前身頃12と後身頃1
3を繋ぐようにしてポンチョ状のエプロン11としたも
のである。
【0011】図2は前掛け状のエプロン21とした被介
護者用衣料で、襟首25を抉りその両端に面ファスナー
24を設けて使用者の首に被着できるようにしてなり、
エプロン21の下半分はテーブルクロスを兼ね、その境
目の両側縁にダーツ27を付けて浅い袋を形成するよう
にして食べこぼしを集め易くしたものである。
【0012】図3はヘルパーの作業着(介護着、看護
着)31としたもので、前身頃32は一枚の防水布から
なり、後身頃33は左右各一枚に別れ、襟首35は抉ら
れ、後身頃の腰部分に帯紐37が逢着されている。
【0013】図1乃至図3は単なる実施例で、上記防水
布40を素材として目的に応じ自由にデザインすること
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
食べこぼしや嘔吐物などの水分は、織布に速やかに吸収
され、かつ、吸収された水分は防水層により裏面透過す
ることがないので着衣を汚すことがなく、固形分とりわ
け微細な固形分を含めて織布内へ浸透するのを阻止して
織布の表面に浮き上がったような状態になるので振るい
落とし、あるいは、洗い落としが極めて簡単にできるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被介護者用エプロンの実施例
【図2】他の実施例
【図3】本発明に係る介護着
【図4】(a) マルチフィラメントの断面図 (b) マルチフィラメントの集束撚糸の説明図 (c) 本発明において使用する防水布の断面図
【符号の説明】 11,21 エプロン 12,32 前身頃 13,33 後身頃 14 ファスナー 15,25,35 襟首 16 紐 24 面ファスナー 27 ダーツ 31 ヘルパー用作業着(介護着) 37 帯紐 40 防水布 41 マルチフィラメント 42 撚糸 43 織布 44 防水層 45 鋭角縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 31/00 502 A41D 31/00 502B 502Q 503 503E 31/02 31/02 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形を、その中心より放射状に8以上に
    分割した断面形状のマルチフィラメントを集束撚糸し、
    これを織製した織布の片面に防水層を設けた防水布を素
    材とする介護用衣料。
  2. 【請求項2】 上記防水層は、防水塗料の塗布または防
    水フィルムのラミネートにより形成してなる請求項1に
    記載の介護用衣料。
  3. 【請求項3】 上記介護用衣料は、被介護者用のエプロ
    ンであり、該エプロンの両側縁にダーツをつけてなる請
    求項1または2に記載の介護用衣料。
JP2000008935A 2000-01-18 2000-01-18 介護用衣料 Pending JP2001200410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008935A JP2001200410A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 介護用衣料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008935A JP2001200410A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 介護用衣料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001200410A true JP2001200410A (ja) 2001-07-27

Family

ID=18537148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000008935A Pending JP2001200410A (ja) 2000-01-18 2000-01-18 介護用衣料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001200410A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101535291B1 (ko) * 2014-01-27 2015-07-09 반성자 남성 상례 앞치마
CN104983093A (zh) * 2015-07-07 2015-10-21 中国人民解放军第三军医大学第一附属医院 乳房护理罩衣
US9380815B2 (en) 2012-07-03 2016-07-05 Maria Carolina Toro-Gerstein Privacy cover
GB2536525A (en) * 2015-03-19 2016-09-21 Mcentyre Selina Breastfeeding garment
JP2016168092A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 国立大学法人富山大学 飲み込み検出衣服および飲み込み検出器
CN107097472A (zh) * 2017-05-08 2017-08-29 南宁腾科宝迪生物科技有限公司 一种长效阻菌型手术衣及其使用方法
JP7209910B1 (ja) * 2022-05-24 2023-01-20 株式会社ボンマックス 衣服

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9380815B2 (en) 2012-07-03 2016-07-05 Maria Carolina Toro-Gerstein Privacy cover
KR101535291B1 (ko) * 2014-01-27 2015-07-09 반성자 남성 상례 앞치마
JP2016168092A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 国立大学法人富山大学 飲み込み検出衣服および飲み込み検出器
GB2536525A (en) * 2015-03-19 2016-09-21 Mcentyre Selina Breastfeeding garment
GB2536525B (en) * 2015-03-19 2019-05-08 Mcentyre Selina Breastfeeding garment
CN104983093A (zh) * 2015-07-07 2015-10-21 中国人民解放军第三军医大学第一附属医院 乳房护理罩衣
CN107097472A (zh) * 2017-05-08 2017-08-29 南宁腾科宝迪生物科技有限公司 一种长效阻菌型手术衣及其使用方法
JP7209910B1 (ja) * 2022-05-24 2023-01-20 株式会社ボンマックス 衣服
WO2023228286A1 (ja) * 2022-05-24 2023-11-30 株式会社ボンマックス 衣服

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050235394A1 (en) Child's unitary garment with changeable front panel
US6065164A (en) Nap mat cover
US4091491A (en) Skin care mitt
US20060143769A1 (en) Wearable towel
US6757922B2 (en) Bifurcated wrap-around covering
US2617105A (en) Article for protecting clothing
US6189166B1 (en) Baby blanket
US889073A (en) Infant's bib.
JP2001200410A (ja) 介護用衣料
US7992220B1 (en) Protective burp cloth
US5150660A (en) Fabric material and clothing apparel and apparel accessories made therefrom
US2380909A (en) Combination garment and carrying bag
JP3221438U (ja) エプロン
US6049909A (en) Disposable infant garment
KR200485084Y1 (ko) 턱받이
JP3067220U (ja) エプロン
JP3761643B2 (ja) 食事用エプロン
US601556A (en) Bathing-suit
JP2006342468A (ja) サウナ用着衣
JP2000096318A (ja) 乳幼児用エプロン
CN2166613Y (zh) 婴幼儿围兜
JP3080853U (ja) パジャマの上からはかせるズボン
JPH05123214A (ja) ベロー付ポケツト
JP3067614U (ja) 幼児用エプロン
JP3106797U (ja) 肌着様汗吸収パッド