JP2001199144A - 押印装置 - Google Patents

押印装置

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JP2001199144A
JP2001199144A JP2000008615A JP2000008615A JP2001199144A JP 2001199144 A JP2001199144 A JP 2001199144A JP 2000008615 A JP2000008615 A JP 2000008615A JP 2000008615 A JP2000008615 A JP 2000008615A JP 2001199144 A JP2001199144 A JP 2001199144A
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cap
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Haruto Shiraishi
治人 白石
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外筒の下端部にキャップを嵌着した状態でそ
のキャップをシールすることができ、又、そのキャップ
を外筒に対し容易に係止着脱ができる押印装置を提供す
る。 【解決手段】 内部に印体を装着した内筒1の外周部に
外筒2を被せて、外筒2の下端部にキャップ3を着脱自
在とし、キャップ3が嵌着した状態でキャップ3の内部
に設けた中蓋35の開口縁部が密着するシール部31を
内筒1の外面部に設け、又、キャップ3の開口側の端部
内面に突起38を設け、外筒2の下端部の外面における
周方向の複数箇所に突起38が嵌入可能な上下方向の溝
部39を設けるとともに、各溝部39の間に位置する凸
部40の下端縁部に突起38が当接したときに突起38
を溝部39へ誘導するガイド斜面41を設け、さらに、
凸部40の上端位置に突起38が溝部39の上端に到達
した状態でキャップ3を回転することにより突起38が
周方向へスライドして嵌入することにより係止する凹部
42を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浸透印、キャップ
付印、データ印(日付印)等の押印装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内部に印体を装着した内筒の外周
部に外筒を被せて、その外筒の下端部にキャップを着脱
自在とした押印装置が存在する。この種の押印装置は、
キャップを外筒の下端部に嵌着した状態において印体が
乾燥したり(浸透印の場合)、そのキャップの内部に配
したインクパッドが乾燥する(非浸透印の場合)のを防
止するために、そのキャップと外筒の間を確実にシール
する必要がある。
【0003】ところで、キャップのシールを確実にする
には、キャップを外筒の下端部に嵌着したときに、キャ
ップが簡単に外れないように係止する必要がある。従来
はキャップを係止するために、外筒の外面部に周方向の
突条を設けるとともに、キャップの内面部にその突条を
乗り越える係止突起を設けていたが、係止を確実にする
ために突条を高くすると、係止突起がその突条を乗り越
えるのに強い力を要して、キャップの着脱が容易でない
という不満があった。特に、データ印のように径の大き
いものはその弊害が顕著であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、外筒
の下端部にキャップを嵌着した状態でそのキャップをシ
ールすることができ、又、そのキャップのシールを確実
にするためにキャップを外筒に対し係止することができ
て、かつ、その係止及び係止解除をキャップの着脱が困
難にならないように行うことができる押印装置の提供を
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の押印装置は、内部に印体を装着した内筒
1の外周部に外筒2を被せて、その外筒2の下端部にキ
ャップ3を着脱自在とし、そのキャップ3が外筒2の下
端部に嵌着した状態でキャップ3の内部に設けた中蓋3
5の開口縁部が密着するシール部31を内筒1の外面部
に設け、又、キャップ3の開口側の端部内面に突起38
を設け、外筒2には、その下端部の外面における周方向
の複数箇所に内筒1の突起38が嵌入可能な上下方向の
溝部39を設けるとともに、その各溝部39の間に位置
する凸部40の下端縁部に突起38が当接したときにそ
の突起38を溝部39へ誘導するガイド斜面41を設
け、さらに、凸部40の上端位置に突起38が溝部39
の上端に到達した状態でキャップ3を回転することによ
り突起38が周方向へスライドして嵌入することにより
係止する凹部42を設けたことを特徴とする、という構
成を採るものである。
【0006】なお、上記の本発明の押印装置は、日付を
印字するための印面を外周面に形成した回転可能な複数
の印字ベルト18、19、20、21と、それら印字ベ
ルト18、19、20、21を回転させる操作ダイヤル
9、10、11、12を具えた可変印体ユニット6を内
筒1の内部に収容した構成にすることが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず、図示した実施形態の一例であるデー
タ印について説明する。このデータ印は、内筒1、外筒
2及びキャップ3を具え、外筒2は内筒1の外周部に周
方向へ回転自在で且つ上下方向へスライド自在に被せら
れ、又、キャップ3は外筒2の下端部に着脱自在となっ
ている。
【0008】内筒1は下端に固定印体4を取り付けて、
その固定印体4の一部に孔5を設けている。
【0009】内筒1は内部に可変印体ユニット6を上下
方向へ移動自在に配している。この可変印体ユニット6
は、支持フレーム7の上端部に回転軸8を取り付けて、
その回転軸8にそれぞれ操作ダイヤル9、10、11、
12を一体化したプーリ13、14、15、16を取り
付け、又、支持フレーム7の下端部にベルト受け17を
取り付けて、各プーリ13、14、15、16とベルト
受け17との間に年、月及び日を印字する4本の印字ベ
ルト18、19、20、21を回転自在に巻き掛けした
構造になっている。これらの印字ベルト18、19、2
0、21は輪状で、それぞれ外周面に複数の印面を形成
している。
【0010】内筒1は、図2に示すように、側面に切欠
窓部22を有して、可変印体ユニット6は操作ダイヤル
9、10、11、12をその切欠窓部22において露出
させている。この操作ダイヤル9、10、11、12は
それぞれ周縁にギザギザを形成していて、この操作ダイ
ヤル9、10、11、12を指で回すことにより印字ベ
ルト18、19、20、21を回転可能としている。
【0011】内筒1の外周部には上記のように外筒2を
周方向へ回転自在で且つ上下方向へスライド自在に被せ
ているが、この外筒2を下降させるときに可変印体ユニ
ット6が押されて一緒に下降し、図1に示すように、印
字ベルト18、19、20、21の最下端に位置する印
面を固定印体4の孔5に嵌入して、固定印体4と共に押
印可能となる。可変印体ユニット6の下方にはその可変
印体ユニット6を上方へ付勢するスプリング23を配し
ていて、外筒2を上昇させると、可変印体ユニット6は
外筒2の圧力から解放されて自由となり上昇する。この
上昇により、印字ベルト18、19、20、21の最下
端に位置する印面が固定印体4の孔5から脱出して、印
字ベルト18、19、20、21は回転可能となる。
【0012】外筒2は、図2及び図3に示すように、内
面に上下方向の縦溝部24と周方向の横溝部25とから
なるガイド溝26を設けている。また、内筒1は外面に
おける上端寄り箇所に第1の突起27を設けて、その第
1の突起27をガイド溝26の縦溝部24にスライド自
在に嵌入している。また、内筒1は外面における下端寄
り箇所に第2の突起28を設けて、外筒2が最下端まで
下降したとき、その第2の突起28をガイド溝26の横
溝部25に嵌入させて内筒1に対し外筒2を回転自在と
する。
【0013】内筒1の第2の突起28をガイド溝26の
横溝部25に嵌入させると、図3に示すように、外筒2
の上下方向の移動が阻止されて、外筒2は最下端位置で
ロックされる。また、第2の突起28は周方向へスライ
ドするときに横溝部25の下側の壁面29に圧接しなが
らスライドする。したがって、外筒2は下方へ押され
て、その下端部30を内筒1の外面部に設けたシール部
31に押し付ける。これにより内筒1と外筒2の間を確
実にシールすることができる。なお、シール部31は、
図に示すように、内筒1とは別のシール部材を取り付け
ることにより設けてもよいが、別のシール部材を用いず
に、内筒1の一部をそのままシール部31とすることも
できる。
【0014】なお、第2の突起28が横溝部25を周方
向へスライドするときに、第1の突起27も周方向へス
ライドするので、ガイド溝26の縦溝部24はその第1
の突起27を周方向へスライド可能とするだけの幅を有
する必要がある。又は、図4に示すように、縦溝部24
の上端部に第1の突起27がスライドできる周方向の逃
げ溝部55を設けてもよい。ただし、この逃げ溝部55
における第1の突起27のスライド動作が、上記の横溝
部25における第2の突起28の作用に影響を与えない
ようにする。
【0015】なお、外筒2を内筒1に対し上昇させる
と、図2に示すように、第1の突起27はガイド溝26
の縦溝部24の下端に当接して停止するが、第2の突起
28はガイド溝26から脱出する。
【0016】ところで、第2の突起28を設けずに、ガ
イド溝26の縦溝部24の上端に周方向の横溝部25を
設けて、第1の突起27をその横溝部25に嵌入させて
ロックするという構造も考えられるが、そのような構造
とした場合は次のような問題が生じる。すなわち、イン
クを速乾性にする場合、インクの主溶剤の蒸気圧は0.
01mmHg/20℃以上にすることが望ましく、例え
ば主溶剤としては蒸気圧が0.02mmHg/20℃以
上の2−メチル−2,4−ペンタンジオールなどが乾燥
性及び紙面への浸透性の点で好ましいが、このような揮
発性の溶剤を用いた場合、外筒2の材料として溶剤を透
過しないガスバリアー性を有し、かつ、溶剤により変形
等が発生しない樹脂を選択する必要がある。そして、そ
のような樹脂としては、エステル系又はオレフィン系の
PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PEEK(ポ
リエーテルエーテルケトン)、PFEP(テトラフルオ
ロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)など
が使用可能であり、その中でも溶剤の耐透過性、耐樹脂
性、値段などの点でPBTが最も好ましいが、このPB
Tは成形品にした場合に収縮が特に大きく発生しやすく
寸法管理が困難であるという問題がある。したがって、
このようなPBTを外筒2の材料とすると、上記のよう
に、第2の突起28を設けずに、ガイド溝26の縦溝部
24の上端に周方向の横溝部25を設けて、第1の突起
27をその横溝部25に嵌入させるような構造とした場
合、第1の突起27から外筒2の下端部30までの距離
が長いので、寸法誤差が大きくなって、外筒2の下端部
30がシール部31に確実に密着せず、シールが不可能
になる恐れがある。これに対し、本発明のように第2の
突起28を内筒1の外面における下端寄り箇所に設ける
と、その第2の突起28から外筒2の下端部30までの
距離が短いので寸法誤差も小さく、外筒2の下端部30
がシール部31に確実に密着してシールを確実にするこ
とができる。
【0017】図1に示すように、外筒2は上端部に調節
ネジ32を螺着している。この調節ネジ32は回転する
ことにより上下方向へ移動可能であり、下降させるとそ
の下端部を可変印体ユニット6における支持フレーム7
の上面に当接させてその可変印体ユニット6を下方へ押
し下げる。すなわち、この調節ネジ32は可変印体ユニ
ット6における印字ベルト18、19、20、21の印
面の位置を調整する機能を有している。外筒2の上面に
は調節ネジ32を螺着させるネジ孔33を設けている
が、そのネジ孔33の内面に密着するシール部材34を
調節ネジ32の外周部に取り付けている。したがって、
外筒2は下端開口部以外を完全に密閉している。
【0018】次に、内筒1の下端に取り付けた固定印体
4と、その固定印体4の孔5に嵌入した印字ベルト1
8、19、20、21の印面を覆うキャップ3を外筒2
の下端部に着脱自在としている。このキャップ3は内部
に中蓋35を取り付けて、その中蓋35の内部に速乾性
インクを吸蔵させたインクパッド36を具えている。ま
た、キャップ3は内部に中蓋35を開口方向へ付勢する
スプリング37を具えていて、キャップ3を外筒2の下
端部に嵌着したときに中蓋35の開口縁部が上記の内筒
1の外面部に設けたシール部31に密着するようになっ
ている。
【0019】なお、固定印体4と印字ベルト18、1
9、20、21は予めインクを含有させた浸透印とする
ことも可能であり、その場合はキャップ3の内部にイン
クパッド36を具える必要はない。
【0020】また、キャップ3を外筒2の下端部に嵌着
したときに、キャップ3が簡単に外れないように係止す
る必要がある。従来はキャップを係止するために、外筒
2の外面部に周方向の突条を設けるとともに、キャップ
3の内面部にその突条を弾性変形して乗り越える係止突
起を設けていたが、係止を確実にするために突条を高く
すると、係止突起がその突条を乗り越えるのに強い力を
要して、キャップの着脱が容易でないという不満があっ
た。特に、データ印のように径の大きいものはその弊害
が顕著であった。そこで、このような不満を解消するた
めに、図5及び図6に示すように、キャップ3の開口側
の端部内面に突起38を設け、又、外筒2の下端部の外
面における周方向の複数箇所にその突起38が嵌入可能
な上下方向の溝部39を設けるとともに各溝部39の間
に位置する凸部40の下端縁部に突起38が当接したと
きにその突起38を溝部39へ誘導するガイド斜面41
を設け、さらに、凸部40の上端位置に突起38が溝部
39の上端に到達した状態でキャップ3を回転すること
により突起38が周方向へスライドして嵌入することに
より係止する凹部42を設ける構造とした。なお、溝部
39と凹部42の境に突起38が乗り越える必要のある
リブ48を設けることが好ましい。このリブ48は凹部
42に嵌入した突起38を抜けにくくすることができ
る。その場合、リブ48は突起38が乗り越えることが
できるように凸部40より一段低くする。
【0021】また、押印するときに、印面が紙面に対し
傾いていると、印影の一部が欠落してしまうので、印面
を紙面に対し平行に接触させる必要がある。これを可能
とするために、内筒1の下端部における固定印体4の周
囲に上下方向へスライド自在なガイド筒43を設けるの
が好ましい。このガイド筒43はスプリング44により
下方へ付勢して、通常は、図1に示すように、その下端
部を印面より下方へ突出させておく。押印する場合は、
図7に示すように、ガイド筒43の下端部をまず紙面5
4に接触させて内筒1及び外筒2を紙面に対し垂直姿勢
となしてから印面を降下させればよく、それによって、
印面は紙面54に平行に接触して完全な印影を得ること
ができる。
【0022】ところで、普通のスタンプの場合は、印面
の周囲にガイド筒を設けたものが存在するが、データ印
の場合は内筒の内部構造が複雑なので、内筒の内部に上
方からガイド筒を装着可能なスペースを設けることは困
難である。そこで、内筒1の周壁に下方へ開口したリン
グ状の穴部45を設けて、その穴部45にスプリング4
4とガイド筒43を下方から挿入してから、内筒1の下
端部に固定印体4を保持する別部材の印体ホルダ46を
熱や超音波等を用いて溶着して、この印体ホルダ46に
よりガイド筒43を抜け止めする構造にすることが好ま
しい。このような構造にすればガイド筒43を設けるの
が容易になる。
【0023】また、内筒1の内部に配する可変印体ユニ
ット6の操作ダイヤル9、10、11、12の径が小さ
いと回転操作がやりにくいので、操作ダイヤル9、1
0、11、12の径はできるだけ大きくすることが望ま
しい。しかしながら、内筒1の上端開口の内径が一定な
のでそこから挿入できる操作ダイヤル9、10、11、
12の径には限界がある。そこで、図8及び図9に示す
ように、内筒1の上端部における周壁の一部に割り47
を設けて上端開口の内径を拡大可能となし、その拡大状
態で内筒1の内部に可変印体ユニット6を挿入してか
ら、内筒1の上端部に止栓49を嵌着して可変印体ユニ
ット6を抜け止めする構造とすることが好ましい。そし
て、内筒1の割り47の位置に内側から外側へ向かって
幅を次第に拡大する断面略扇形の切欠部50を設けると
ともに、止栓49の側面に切欠部50と係合する突起5
1を設けて、その突起51を切欠部50に嵌合すること
により割り47の径方向への開きを防止し、又、止栓4
9の側面に凸部52を設けてその凸部52を内筒1の周
壁に設けた孔部53に嵌合することにより止栓49を抜
け止めする構造とすることが好ましい。なお、突起51
の形状は切欠部50と同一形状であることが望ましい
が、割り47の径方向への開きを防止できる形状であれ
ば特にその形状は限定されない。
【0024】本発明は上記のデータ印ばかりでなく、普
通の固定された印体だけを有する押印装置(浸透印でも
非浸透印でも構わない)でも、もちろん、実施可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のように、内部に印体を装
着した内筒1の外周部に外筒2を被せて、その外筒2の
下端部にキャップ3を着脱自在とし、そのキャップ3が
外筒2の下端部に嵌着した状態でキャップ3の内部に設
けた中蓋35の開口縁部が密着するシール部31を内筒
1の外面部に設け、又、キャップ3の開口側の端部内面
に突起38を設け、外筒2には、その下端部の外面にお
ける周方向の複数箇所に内筒1の突起38が嵌入可能な
上下方向の溝部39を設けるとともに、その各溝部39
の間に位置する凸部40の下端縁部に突起38が当接し
たときにその突起38を溝部39へ誘導するガイド斜面
41を設け、さらに、凸部40の上端位置に突起38が
溝部39の上端に到達した状態でキャップ3を回転する
ことにより突起38が周方向へスライドして嵌入するこ
とにより係止する凹部42を設けたので、外筒2の下端
部にキャップ3を嵌着した状態でそのキャップ3を確実
にシールして印体やインクパッドの乾燥を防止すること
ができ、又、そのキャップ3のシールを確実にするため
にキャップ3を外筒2に対し係止することができて、か
つ、その係止及び係止解除をキャップ3の着脱が困難に
ならないように行うことができて使いやすいという効果
がある。特に、請求項2記載のように、日付を印字する
ための印面を外周面に形成した回転可能な複数の印字ベ
ルト18、19、20、21と、それら印字ベルト1
8、19、20、21を回転させる操作ダイヤル9、1
0、11、12を具えた可変印体ユニット6を内筒1の
内部に収容して外筒2の外径が大きくなるデータ印の場
合に有効で大変使いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の断面図である。
【図2】外筒を内筒に対し上昇させた状態の側面図であ
る。
【図3】外筒を内筒に対し下降させた状態の側面図であ
る。
【図4】外筒を内筒に対し下降させた状態の一部側面図
である。
【図5】外筒とキャップの着脱構造を示す側面図であ
る。
【図6】外筒にキャップを嵌着した状態の外筒方向から
見た断面図である。
【図7】押印状態を示す拡大断面図である。
【図8】内筒上端部と上栓の分解斜視図である。
【図9】内筒上端部に上栓を嵌着した位置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 内筒 2 外筒 3 キャップ 4 固定印体 5 孔 6 可変印体ユニット 7 支持フレーム 8 回転軸 9,10,11,12 操作ダイヤル 13,14,15,16 プーリ 17 ベルト受け 18,19,20,21 印字ベルト 22 切欠窓部 23 スプリング 24 縦溝部 25 横溝部 26 ガイド溝 27 第1の突起 28 第2の突起 29 下側の壁面 30 下端部 31 シール部 32 調節ネジ 33 ネジ孔 34 シール部材 35 中蓋 36 インクパッド 37 スプリング 38 突起 39 溝部 40 凸部 41 ガイド斜面 42 凹部 43 ガイド筒 44 スプリング 45 穴部 46 印体ホルダ 47 割り 48 リブ 49 止栓 50 切欠部 51 突起 52 凸部 53 孔部 54 紙面 55 逃げ溝部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に印体を装着した内筒1の外周部に
    外筒2を被せて、その外筒2の下端部にキャップ3を着
    脱自在とし、そのキャップ3が外筒2の下端部に嵌着し
    た状態でキャップ3の内部に設けた中蓋35の開口縁部
    が密着するシール部31を内筒1の外面部に設け、又、
    キャップ3の開口側の端部内面に突起38を設け、外筒
    2には、その下端部の外面における周方向の複数箇所に
    内筒1の突起38が嵌入可能な上下方向の溝部39を設
    けるとともに、その各溝部39の間に位置する凸部40
    の下端縁部に突起38が当接したときにその突起38を
    溝部39へ誘導するガイド斜面41を設け、さらに、凸
    部40の上端位置に突起38が溝部39の上端に到達し
    た状態でキャップ3を回転することにより突起38が周
    方向へスライドして嵌入することにより係止する凹部4
    2を設けたことを特徴とする押印装置。
  2. 【請求項2】 日付を印字するための印面を外周面に形
    成した回転可能な複数の印字ベルト18、19、20、
    21と、それら印字ベルト18、19、20、21を回
    転させる操作ダイヤル9、10、11、12を具えた可
    変印体ユニット6を内筒1の内部に収容した請求項1記
    載の押印装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056710A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Shachihata Inc 印判
JP2009078407A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Shachihata Inc 印面キャップ

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