JP2001198874A - 単軸ロボットアクチュエータ - Google Patents
単軸ロボットアクチュエータInfo
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- JP2001198874A JP2001198874A JP2000012377A JP2000012377A JP2001198874A JP 2001198874 A JP2001198874 A JP 2001198874A JP 2000012377 A JP2000012377 A JP 2000012377A JP 2000012377 A JP2000012377 A JP 2000012377A JP 2001198874 A JP2001198874 A JP 2001198874A
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Abstract
き、該スライダ内を走行するタイミングベルトに発生す
る横振動を抑える。 【解決手段】 駆動側プーリ4と従動側プーリ5とに掛
合されるタイミングベルト6を介して、前記駆動プーリ
4により駆動され、かつ、直線状ガイド7に沿って摺動
自在に配設されるスライダ10を有する単軸ロボットア
クチュエータ1であって、前記スライダ10に回動自在
な、単数または複数のローラまたはボールベアリング1
5bを設け、該スライダ10の摺動とともに、該スライ
ダ10内を、該スライダ10の摺動方向と逆方向に貫通
して走行する前記タイミングベルト6cに対し、前記ロ
ーラまたは前記ボールベアリング15bの外周面を当接
させながら、ほぼ直角方向に張力を付加し、走行中の前
記タイミングベルト6cに発生する横振動と縦振動を抑
える。
Description
ボットに使用される、単軸ロボットアクチュエータに関
する。
ータとしては、例えば、図6の平面図に示すものがあ
る。図6において、この単軸ロボットアクチュエータ1
01は、ロボット本体のフレーム102をスライダ10
3が摺動する構造を有するものである。すなわち、前記
単軸ロボットアクチュエータ101のフレーム102の
内部に、一対の駆動側プーリ104と従動側プーリ10
5とにタイミングベルト106が掛合されるとともに、
該タイミングベルト106の両端106a,106bが
前記スライダ103に固定されている。そして、該スラ
イダ103は、前記タイミングベルト106を介して、
前記駆動側プーリ104により駆動され、かつ、前記フ
レーム102に沿って往復方向に摺動自在に配設されて
いる。(特開平6-328377号公報)
うな従来の単軸ロボットアクチュエータ101にあって
は、図6に示すように、前記スライダ103内の前記タ
イミングベルト端106a,106bの固定側に対向し
て、該スライダ103の摺動とともに、該スライダ10
3内を、該スライダ103の摺動方向と逆方向に走行す
るタイミングベルト部106cが自由な状態になってい
たため、次のような問題点があった。
させたとき、または、急停止させたとき、前記タイミン
グベルト部106cの横振動(走行方向に対し、直角方
向の振動)が大きくなり、該ベルト106の前記端10
6a,106bの固定側と、その対向側を走行する前記
ベルト部106cとが接触してしまう。そのため、前記
プーリ104,105のそれぞれの外径を小径化できな
いか、または、前記スライダ103内のタイミングベル
ト106間の空間スペースが、ある間隔が必要となり、
該スライダ103の小型化ができない。
させたとき、または、急停止させたとき、前記タイミン
グベルト106の縦振動と横振動が大きくなり、前記ス
ライダ103が、完全に停止するまでの減衰時間が長く
なり、ロボットアクチュエータ101としての位置決め
時間が長くなってしまう、という問題点があった。
その目的は前記問題点を解決し、前記スライダを高加
速、または急停止させたとき、前記スライダ内を走行す
るタイミングベルトに発生する横振動および縦振動を抑
える単軸ロボットアクチュエータを提供することにあ
る。
速、または急停止させたとき、前記スライダが、完全に
停止するまでの減衰時間が短く、ロボットアクチュエー
タとしての位置決め時間が短く、かつ位置決め精度が、
従来のものと変わらない単軸ロボットアクチュエータを
提供することにある。
の本発明の構成は、次のとおりである。
により駆動されるとともに、直線状ガイドに沿って摺動
自在に配設されるスライダを有する単軸ロボットアクチ
ュエータにおいて、前記スライダに回動自在なローラを
設け、該スライダの摺動とともに、該スライダ内を貫通
して走行する前記タイミングベルトに対し、前記ローラ
により、ほぼ直角方向に張力を付加して、走行中の前記
タイミングベルトに発生する横振動と縦振動を抑えるも
のである。
掛合されるタイミングベルトを介して、前記駆動側プー
リにより駆動され、かつ、直線状ガイドに沿って摺動自
在に配設されるスライダを有する単軸ロボットアクチュ
エータにおいて、前記スライダに回動自在な、単数また
は複数のローラまたはボールベアリングを設け、該スラ
イダの摺動とともに、該スライダ内を、該スライダの摺
動方向と逆方向に貫通して走行する前記タイミングベル
トに対し、前記ローラまたは前記ボールベアリングの外
周面を当接させながら、ほぼ直角方向に張力を付加し、
走行中の前記タイミングベルトに発生する横振動と縦振
動を抑えるものである。
で、前記スライダを高加速で動作させたとき、または、
急停止させたとき、該スライダの摺動方向と逆方向に走
行する前記タイミングベルト部の横振動と縦振動が抑え
られるため、小径の駆動プーリおよび従動プーリを使用
しても、対向して走行する該タイミングベルト部が接触
する心配はない。従って、前記両プーリの小径化と、前
記スライダの小型化が図れ、単軸ロボットアクチュエー
タ全体としての小型化が図れる。
の縦振動と横振動が抑えられるため、前記スライダの動
作における減衰時間が短縮される。従って、単軸ロボッ
トアクチュエータとしての位置決め時間が短縮できる。
適な発明の実施の形態を詳しく説明する。図1ないし図
5は、本発明の単軸ロボットアクチュエータの一実施の
形態を示し、図1は、スライダ横断面構造を含む、その
平面図、図2は、図1のモータを除く縦断面図、図3
は、図2のIII-III線による断面図、図4は、図2のIV-
IV線による断面図、図5は、図2の左側面図である。
トアクチュエータ1は、フレーム2の内部に、モータ3
の出力軸に結合された駆動側プーリ4と、回動自在な従
動側プーリ5と、該両プーリ4,5とに掛合されるタイ
ミングベルト6と、該タイミングベルト6の両端6a,
6bが固定されているスライダ10とが配設されてい
る。そして、該スライダ10は、前記駆動側プーリ4、
従動側プーリ5および前記タイミングベルト6を介し
て、前記モータ3により駆動され、前記フレーム2にボ
ルト7a,7aにより固定された直線状ガイド7に案内
されて、往復方向に摺動自在に配設されている。
ルト6の両端6a,6bが、ベルト押え12と押えねじ
12aにより固定される固定ブレート13が固着さると
ともに、該タイミングベルト6の両端6a,6bと対向
し、該スライダ10の摺動とともに、該スライダ10内
を、該スライダ10の摺動方向と逆方向に前記タイミン
グベルト部6cを貫通して走行させるための、貫通穴1
0aが、該ベルト6の断面形状に合わせて、形成されて
いる。そして、前記スライダ10は、該スライダ10の
下面に固着されたガイド摺動部材14を介して、前記直
線状ガイド7に案内されている。
10の摺動方向と逆方向に貫通して走行する前記タイミ
ングベルト部6cに対し、その背面からほぼ直角方向に
張力を付加するため、ローラ部15が、そのローラ軸1
5aを垂直に、配設されている。該ローラ部15は、複
数(本実施の形態では、3個)のボールベアリング15
bが、その外輪を回動自在に、カラー15c,15dを
介して前記ローラ軸15aに支持されている。そして、
前記ボールベアリング15bの外周面を、前記タイミン
グベルト部6cの背面に当接させている。なお、前記ロ
ーラ部15の複数のボールベアリング15bに代えて、
単数または複数のローラ、または単数のボールベアリン
グを設けてもよい。
公知の張力調整機構、例えば、前記スライダ本体11に
設けられる前記ローラ軸15aの取付穴を、前記タイミ
ングベルト部6cの背面に対して、ほぼ直角方向に長い
長穴にして、前記ローラ軸15aの取付位置を長軸方向
に調整、設定して、前記タイミングベルト部6cに付加
する張力を最適に調整している。
チュエータ1について、前記モータ3を駆動すると、前
記駆動プーリ4、従動プーリ5およびそれらのプーリ
4,5に掛合されるタイミングベルト6を介して、前記
スライダ10が、前記直線状ガイド7に沿って摺動され
る。このとき、該スライダ10内を、該スライダ10の
摺動方向と逆方向に貫通して走行する前記タイミングベ
ルト部6cの背面に対し、前記ローラ部15の前記ボー
ルベアリング15bの外周面を当接させながら、ほぼ直
角方向に張力が付加される。
たは急停止させたとき、前記スライダ10内を走行する
前記タイミングベルト6cに発生する横振動と縦振動を
抑えることができる。同時に、前記タイミングベルト部
6cの背面に対し、ほぼ直角方向に張力を付加する前記
ローラ部15の前記ローラまたは前記ボールベアリング
15bの摩擦は、極めて小さいため、前記ロボットアク
チュエータ1としての位置決め精度は、従来のものと変
わらない精度が得られている。
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
の単軸ロボットアクチュエータによれば、スライダに回
動自在なローラを設け、該スライダの摺動とともに、該
スライダ内を貫通して走行するタイミングベルトに対
し、前記ローラにより、ほぼ直角方向に張力を付加する
ので、前記スライダを高加速、または急停止させたと
き、前記スライダ内を走行するタイミングベルトに発生
するの横振動を抑えることができる。
止させたとき、前記スライダが、完全に停止するまでの
減衰時間が短く、ロボットアクチュエータとしての位置
決め時間が短く、かつ位置決め精度が、従来のものと変
わらないという効果を奏する。
の形態を示す、スライダ横断面構造を含む、その平面図
である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 タイミングベルトを介して、駆動側プー
リにより駆動されるとともに、直線状ガイドに沿って摺
動自在に配設されるスライダを有する単軸ロボットアク
チュエータにおいて、 前記スライダに回動自在なローラを設け、 該スライダの摺動とともに、該スライダ内を貫通して走
行する前記タイミングベルトに対し、前記ローラによ
り、張力を付加して、走行中の前記タイミングベルトに
発生する横振動と縦振動を抑えることを特徴とする単軸
ロボットアクチュエータ。 - 【請求項2】 駆動側および従動側のそれぞれのプーリ
に掛合されるタイミングベルトを介して、前記駆動側プ
ーリにより駆動され、かつ、直線状ガイドに沿って摺動
自在に配設されるスライダを有する単軸ロボットアクチ
ュエータにおいて、 前記スライダに回動自在な、単数または複数のローラま
たはボールベアリングを設け、 該スライダの摺動とともに、該スライダ内を、該スライ
ダの摺動方向と逆方向に貫通して走行する前記タイミン
グベルトに対し、前記ローラまたは前記ボールベアリン
グの外周面を当接させながら、張力を付加し、走行中の
前記タイミングベルトに発生する横振動と縦振動を抑え
ることを特徴とする単軸ロボットアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012377A JP2001198874A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 単軸ロボットアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012377A JP2001198874A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 単軸ロボットアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001198874A true JP2001198874A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18540101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000012377A Pending JP2001198874A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 単軸ロボットアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001198874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244143A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Oriental Motor Co Ltd | アクチュエータのケーブル引き出し構造 |
KR100907726B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2009-07-14 | 가부시키가이샤 미마키 엔지니어링 | 인쇄장치 |
CN103406914A (zh) * | 2013-08-20 | 2013-11-27 | 昆山利特自动化设备有限公司 | 一种新型单轴机器手 |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000012377A patent/JP2001198874A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244143A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Oriental Motor Co Ltd | アクチュエータのケーブル引き出し構造 |
KR100907726B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2009-07-14 | 가부시키가이샤 미마키 엔지니어링 | 인쇄장치 |
CN103406914A (zh) * | 2013-08-20 | 2013-11-27 | 昆山利特自动化设备有限公司 | 一种新型单轴机器手 |
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