JP2001198831A - ショットブラスト屑の処理方法 - Google Patents

ショットブラスト屑の処理方法

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JP2001198831A
JP2001198831A JP2000008813A JP2000008813A JP2001198831A JP 2001198831 A JP2001198831 A JP 2001198831A JP 2000008813 A JP2000008813 A JP 2000008813A JP 2000008813 A JP2000008813 A JP 2000008813A JP 2001198831 A JP2001198831 A JP 2001198831A
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JP
Japan
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shot blast
shot blasting
shot
powder
debris
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Application number
JP2000008813A
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English (en)
Inventor
Eiji Fuchigami
榮治 渕上
Kumao Hoshino
熊夫 星野
Keiichi Tsuruyama
圭一 鶴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshino Sansho KK
Original Assignee
Hoshino Sansho KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ショットブラスト屑を廃棄
せずに有効利用することにある 【解決手段】 鉄鋼スラグ骨材をショットブラスト材と
して使用するショットブラスト現場から排出されるショ
ットブラスト屑を加熱乾燥した後磁選して磁着物と非磁
着物とに分け、磁着物は鉄鋼原料として利用し、非磁着
物は微粉体と粗粉体に分別し、微粉体は溶解炉に入れて
溶融して含有する有機物を燃焼させて熱源として利用
し、無機物はショットブラスト材原料として使用し、粗
粉体はショットブラスト材として再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットブラスト現場
から排出されるショットブラスト屑に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ショットブラスト現場からは、被研削材
の研削屑、ショットブラスト材、ショットブラスト材破
砕片、あるいは湿式ショットブラスト工法の場合にはこ
れらと水との混合物である汚泥等のショットブラスト屑
が排出される。
【0003】このようなショットブラスト屑は、従来例
えば塗料顔料に由来するPb、Cd等の有害物を含む場
合には、特別管理型産業廃棄物としてコンクリート等に
封入し、湿式ショットブラスト工法における汚泥の場合
には管理型産業廃棄物として脱水処理を行ない、その他
のショットブラスト屑と同様に管理型埋立処分場に埋立
処分している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の処理
方法にあっては、ショットブラスト屑に含まれる有用な
資源を活用出来ないばかりでなく、有害物が漏洩する危
険性もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、鉄鋼スラグ骨材をショットブラスト材と
して使用するショットブラスト現場から排出されるショ
ットブラスト屑を加熱乾燥した後磁選して磁着物と非磁
着物とに分別し、磁着物は鉄鋼原料として使用し、非磁
着物は分級して微粉体は溶解炉に入れて溶融して有機物
が含まれている場合には該有機物を燃焼させて熱源とし
て利用し、溶融物はショットブラスト材原料として使用
し、粗粉体は更に分級してショットブラスト材として使
用することを特徴とするショットブラスト屑の処理方法
を提供するものである。該微粉体は粒径0. 2mm未満で
あり、該粗粉体は粒径0. 2mm以上であることが望まし
い。研削力に優れているショットブラスト材としては、
鉄鋼スラグ粉砕物がある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を以下に詳細に説明する。
本発明においては、ショットブラスト材として鉄鋼スラ
グ骨材が使用される。該鉄鋼スラグ骨材としては、電気
炉酸化スラグ、高炉スラグ、転炉スラグ等の鉄鋼スラグ
の骨材がある。このようなショットブラスト材としての
鉄鋼スラグ骨材は、例えば2. 8〜1. 4mm、1. 4〜
0. 5mm、0. 5〜0. 2mmの三段階の程度に粉砕分級
され、被研削材の種類、研削の粗さ等に応じて使い分け
される。
【0007】被研削材としては、アルミニウム、鉄等の
金属、ガラス、セラミック等の窯業材料、木、プラスチ
ック等の有機材料等があり、これら被研削材の表面を研
磨したり、表面の油膜等を落したり、あるいは表面塗膜
を落したりするためのショットブラスト処理が施され
る。
【0008】上記被研削材に上記ショットブラスト材を
吹付けて該被研削材表面を研削する。この際該被研削剤
の研削屑、ショットブラスト材、ショットブラスト材破
粋片、湿式ショットブラスト工法の場合にはこれらと水
との混合物等が排出される。これらショットブラスト屑
はショットブラスト現場からバキュームカー等で収集さ
れ、処理現場に運搬される。
【0009】処理現場では該ショットブラスト屑が水分
を含んでいる場合にはロータリードライヤー等の乾燥機
を使用し、100℃以上に加熱して乾燥し、その後常温
に冷却して磁選機で磁選する。この磁選によって被研削
材が鉄系金属のような磁着性金属からなる場合、あるい
は該磁着性金属を含有する材料からなる場合には該被研
削材の研削屑および鉄鋼スラグ骨材であるショットブラ
スト材あるいは該ショットブラスト材破粋片等の磁着性
屑が磁着捕集される。捕集された磁着性屑は鉄鋼原料と
して使用される。
【0010】非磁着物には磁着性金属以外の無機物、あ
るいは塗膜層等の有機物が含まれ、該非磁着物は例えば
エアセパレーターによって風選され、0. 2mm未満の粉
体と0. 2mm以上の骨材とに分級される。0. 2mm未満
の粉体中には塗膜層等の有機物が含まれ、該粉体を電気
炉等の溶解炉中に投入して溶融処理し、該有機物はこの
ような溶融処理によって燃焼し、燃焼の際発生する熱エ
ネルギーは例えば電気炉等の補助熱源として利用出来
る。該有機物以外の無機物は上記溶融処理によって溶融
してスラグとなり、該スラグは冷却固化してショットブ
ラスト材の素材とされる。0. 2mm以上の骨材はそのま
まショットブラスト材として使用されるが、所望ならば
篩等で分級して例えば2. 8〜1. 4mm、1. 4〜0.
5mm、0.5〜0. 2mmの3クラスに分けられる。
【0011】
【発明の効果】本発明では鉄鋼スラグ骨材をショットブ
ラスト材として使用するショットブラスト現場から排出
されるショットブラスト屑を磁選そして分級することに
よって、鉄鋼原料、ショットブラスト原料および燃料と
して有効利用し、あるいはショットブラスト材として再
利用することが出来、廃棄物は全く発生しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴山 圭一 愛知県海部郡十四山村大字馬ケ地新田字下 溜62 株式会社星野産商内 Fターム(参考) 4D004 AA43 AA50 BA03 BA05 BA10 CA09 CA12 CA22 CA42 DA03 DA20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄鋼スラグ骨材をショットブラスト材と
    して使用するショットブラスト現場から排出されるショ
    ットブラスト屑を加熱乾燥した後磁選して磁着物と非磁
    着物とに分別し、磁着物は鉄鋼原料として使用し、非磁
    着物は分級して微粉体は溶解炉に入れて溶融して有機物
    が含まれている場合には該有機物を燃焼させて熱源とし
    て利用し、溶融物はショットブラスト材原料として使用
    し、粗粉体は更に分級してショットブラスト材として使
    用することを特徴とするショットブラスト屑の処理方法
  2. 【請求項2】 該微粉体は粒径0. 2mm未満であり、該
    粗粉体は粒径0. 2mm以上である請求項1に記載のショ
    ットブラスト屑の処理方法
  3. 【請求項3】 該ショットブラスト材は鉄鋼スラグ粉砕
    物である請求項1または2に記載のショットブラスト屑
    の処理方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241247A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 有価金属の回収方法
CN103273030A (zh) * 2013-05-24 2013-09-04 山西太钢不锈钢股份有限公司 一种利用抛丸粉代替切割铁粉的方法
JP2020049559A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 有限会社ワコー産業 研削材の再生方法及びその装置

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