JP2001198775A - 数値制御工作機械及び数値制御工作機械のための工具設定角度測定方法 - Google Patents
数値制御工作機械及び数値制御工作機械のための工具設定角度測定方法Info
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Abstract
に設定することができるような数値制御工作機械を提供
すること。 【解決手段】 本発明による数値制御工作機械10は、
中心穴40hを有するワーク40を保持するワーク保持
部11と、Z軸方向に移動してワーク40の中心穴40
hに挿入される工具20と、工具設定角度を記憶する工
具設定角度記憶部60とを備えている。工具20は、回
転主軸21と、回転主軸21に対して横方向に突出した
加工刃22とを有している。工具20は、駆動制御部1
3によって制御される駆動機構12によって、X−Y平
面内で略円弧状軌跡を描くように平行移動する。さら
に、工具の加工刃とワークの中心穴との接触点における
加工刃の角度を工具設定角度に基づいて正確に設定する
と共に、当該接触点における加工刃の移動方向が、ワー
クの中心穴の内周接線に略一致するように制御される。
Description
に係り、とりわけ、X、Y、Zの3軸を有するマシニン
グセンタにおいて、X−Y軸の運動によって異なる径の
工具の代用を可能にする数値制御工作機械に関する。
リング加工をする方法として、従来、加工する穴径の回
転工具を用意し、ワークの穴中心と回転工具中心とを位
置合わせして、回転工具を回転させながらワークを穴深
さ方向に相対的に送るという方法が用いられている。
方法では、加工する穴径毎に対応する穴径の回転工具を
用意する必要があり、加工する穴径が多様な場合、工具
準備の費用が膨大となる。また、加工する穴径が多様な
場合、工具交換のための時間も積重なり、全体の加工時
間が長くなるという問題もある。
て、本件発明に先だって、一つの回転工具で複数の穴径
のボーリング加工を可能として、工具準備の費用および
工具交換時間を削減することができる数値制御工作機械
を提案している(特願平10−187518号)。
心穴140hを有するワーク140を保持するワーク保
持部111と、回転主軸121と、回転主軸121に対
して横方向に突出した加工刃122とを有しワーク14
0の中心穴に挿入される工具120と、工具120の回
転主軸121とワーク保持部111のうち少なくとも一
方を他方に対して相対的に略円弧状軌跡を描くように移
動させる駆動機構112と、駆動機構112を制御する
駆動制御部113と、を備え、駆動制御部113は、工
具120の加工刃122とワーク140の中心穴140
hとの接触点における加工刃122の移動方向が、ワー
ク140の中心穴140hの内周接線に略一致するよう
に駆動機構112を制御することを特徴とする数値制御
工作機械110である。
121またはワーク保持部111が略円弧状軌跡を描く
ように移動して加工刃122の移動方向をワーク中心穴
140hの内周接線方向に維持することにより、ワーク
140の中心穴140hを任意の穴径まで拡大すること
が可能である。
討するうちに、工具120の加工刃122がワーク14
0の中心穴140hに対する法線方向に設定される場合
に、より安定な加工が実施され得ることを知見した。加
工刃122の角度が法線方向に設定されていない場合に
は、加工面精度が低下する可能性もある。
は、工具毎の寸法誤差等の固有差に起因してばらつきが
存在する。また、駆動制御部113による駆動機構11
2のオリエンテーション動作についても、駆動制御部1
13及び駆動機構112の固有差を補正しておくことが
好ましい。
たものであり、一つの回転工具で複数の穴径のボーリン
グ加工を可能として、工具準備の費用および工具交換時
間を削減することができると共に、工具の加工刃の角度
をワークに対してより正確に設定することができるよう
な数値制御工作機械を提供することを目的とする。
るワークを保持するワーク保持部と、回転主軸と、回転
主軸に対して横方向に突出した加工刃とを有し、ワーク
の中心穴に挿入される工具と、工具設定角度を記憶する
工具設定角度記憶部と、工具の回転主軸とワーク保持部
のうち少なくとも一方を、他方に対して相対的に略円弧
状軌跡を描くように移動させる駆動機構と、駆動機構を
制御する駆動制御部と、を備え、駆動制御部は、工具設
定角度記憶部に記憶された工具設定角度に基づいて工具
の加工刃とワークの中心穴との接触点における加工刃の
角度を設定すると共に、当該接触点における加工刃の移
動方向が、ワークの中心穴の内周接線に略一致するよう
に、駆動機構を制御することを特徴とする数値制御工作
機械である。
が工具設定角度を記憶しており、駆動制御部は、工具設
定角度記憶部に記憶された工具設定角度に基づいて駆動
機構を制御するため、工具の加工刃の角度をワークに対
してより正確に設定することができ、ワークの中心穴を
任意の穴径までより安定かつより正確に拡大することが
可能である。
施の形態について説明する。
制御工作機械を示す図である。図1に示すように、数値
制御工作機械10は、中心穴40hを有するワーク40
を保持するワーク保持部11と、Z軸方向に移動してワ
ーク40の中心穴40hに挿入される工具20と、工具
設定角度を測定する工具設定角度測定部50と、工具設
定角度を記憶する工具設定角度記憶部60と、工具20
をX−Y平面内で平行移動させる駆動機構12と、駆動
機構12を制御する駆動制御部30と、を備えている。
21と、回転主軸21に対して横方向に突出した加工刃
22とを有している。回転主軸21に対する加工刃22
の突出方向は、工具20自体の固有差によってばらつき
があるが、このばらつき量は、工具設定角度として工具
設定角度測定部50によって測定され、工具設定角度記
憶部60に記憶される。工具設定角度の詳細について
は、後述する。回転主軸21は、主軸モータ23によっ
て駆動されるようになっている。また、駆動機構12
は、送りモータ13を有し、送りモータ13の駆動によ
り、工具20がワーク保持部11に対してX−Y平面内
で略円弧状の軌跡を描くようになっている。
記憶するプログラム記憶部31と、制御指令を入力する
入力部32と、入力部32からの制御指令及び工具設定
角度記憶部60に記憶された工具設定角度に基づいてプ
ログラム記憶部31に記憶された制御プログラムを実行
するプログラム実行部33とを有している。
令、円弧状平行移動速度及び切削加工指令等を含む制御
プログラムが予め記憶され、プログラム実行部33は、
制御モードを切換えたり、回転主軸21の回転数Sを決
定するようになっている。
数の工具設定角度をテーブルとして記憶することができ
る。プログラム実行部33は、駆動機構12に取付けら
れている工具20に対応する工具設定角度を検索して、
制御に利用するようになっている。
に取付けられた工具20の近傍に設置される基準面セン
サ70と協働して機能するようになっている。基準面セ
ンサ70は、図2に示すように、工具20の回転主軸2
1の中心軸と同一の水平面に調整される基準面71を有
しており、当該基準面71に工具20の加工刃22が当
接した場合に、当接検出信号を出力するようになってい
る。このような機構は、例えば接触式センサや、ダイヤ
ルゲージなどによって構成され得る。
センサ70の基準面71に加工刃22が接触するまで回
転主軸21を回転させる回転機構51を有している。回
転機構51は、ハンドル(MPG)によって、あるい
は、回転制御部53によって、制御されるようになって
いる。
に送られるようになっており、工具設定角度測定部50
は、当該時点の回転主軸21の状態から工具の加工刃2
2の取付け角度、すなわち、工具設定角度を求める角度
検出機構52を有している。
行部33には、モード判別部34、Δθ算出部35及び
XY位置算出部36が接続されている。また、モード判
別部34はΔθ算出部35に接続され、Δθ算出部35
はXY位置算出部36に接続され、XY位置算出部36
は主軸位置制御部37に接続され、主軸位置制御部37
はモード判別部34とともに出力制御部38に接続され
ている。
って制御モードがオービットモードであると判別された
場合、回転数Sに基づいて単位時間あたりの円弧回転量
Δθを算出するようになっている。
従うZ位置とX指令とに基づいて、工具20の各Z位置
での移動半径rを算出し、円弧回転量Δθを用いて工具
20のX位置、Y位置を算出するようになっている。本
実施の形態では、X位置、Y位置は次式から求められ
る。
時間あたりの回転主軸21の回転位置を制御するように
なっている。
に基づいて、駆動機構12の送りモータ13を制御する
ようになっている。また、出力制御部38は、主軸位置
制御部37による回転主軸21の回転位置に基づいて、
工具20の回転主軸21を駆動する主軸モータ23も制
御するようになっている。これにより、工具20の加工
刃22とワーク40の中心穴40hとの接触点における
加工刃22の移動方向が、ワーク中心穴40hの内周4
0pの接線に継続的に一致するように制御される。
態の作用について説明する。
に搭載されると、工具設定角度測定部50によって、加
工刃22の工具設定角度が測定される。この工具設定角
度の測定工程について、図4を用いて説明する。
動範囲内に、基準面センサ70が配置される(STEP
11)。そして、基準面センサ70の基準面71が、回
転主軸21の回転軸と同一水平面に調整される(STE
P12)。
機構12に取付ける際のルーチンによって決められる。
測定の前においては、この初期角度の設計的な値である
角度Qθが、工具設定角度記憶部60に記憶されている
ものとする。
えば入力部32から、工具設定角度測定のためのコマン
ドが入力される。これにより、プログラム実行部33
は、制御モードを工具設定角度測定モードとする。この
モードにおいては、回転主軸21は位置制御モードに切
替えられる(STEP13)。
0の初期角度Qθが、例えば図示しない表示画面に表示
される(STEP14)。
機構51が手動でパルス状(ステップ状)に作動され
る。この作動は、加工刃22が基準面センサ70の基準
面71と当接するまで行われる(STEP15)。この
時、工具20の加工刃22の角度は、その移動に追随し
て表示画面に表示されている。
ると、当接検出信号が基準面センサ70から角度検出機
構52に送られ、角度検出機構52は当該時点の加工刃
22の角度を回転主軸21の回転位置(角度)として読
取る(STEP16)。
度と、検出した加工刃22の角度(主軸21の回転角
度)との差αを計算する(STEP17)。そして、初
期角度Qθをこの差αで補正して、すなわち、Qθ−α
を計算して、より正確な加工刃22の設定角度Qを得る
(STEP18)。この値Qは、工具設定角度記憶部6
0に記憶される(STEP19)。
ドにおいても実施され得る。この自動の工具設定角度測
定工程について、図5を用いて説明する。
回転に伴う加工刃22の移動範囲内に、基準面センサ7
0が配置される(STEP21)。そして、基準面セン
サ70の基準面71が、回転主軸21の回転軸と同一水
平面に調整される(STEP22)。測定前の加工刃2
2の初期角度としては、設計的な値である角度Qθが、
工具設定角度記憶部60に記憶されている。
ログラム実行部33は、制御モードを工具設定角度自動
測定モードとする。このモードにおいても、回転主軸2
1は位置制御モードに切替えられる(STEP23)。
0の初期角度Qθが、例えば図示しない表示画面に表示
される(STEP24)。
キップ指令)によって、回転機構51が低速でパルス状
(ステップ状)に作動される。この作動は、加工刃22
が基準面センサ70の基準面71と当接するまで行われ
る(STEP25)。この時、工具20の加工刃22の
角度は、その移動に追随して表示画面に表示されてい
る。
ると、当接検出信号が基準面センサ70から角度検出機
構52に送られ、角度検出機構52は当該時点の回転主
軸21のスキップ位置をマクロ変数として読取る(ST
EP26)。
度と、検出したスキップ位置(スキップ主軸角度)との
差αをマクロにて計算する(STEP27)。そして、
初期角度Qθをこの差αで補正して、すなわち、Qθ−
αを計算して、より正確な加工刃22の設定角度Qを得
る(STEP28)。この値Qは、工具設定角度記憶部
60に記憶される(STEP29)。
についての工具設定角度を、予め一括に測定し、各工具
設定角度を全て工具設定角度記憶部60に記憶させてお
くことが好ましい。この場合、自動運転で工具を交換し
ながら、工具設定角度測定を自動で行うことが好適であ
る。
後、ワーク保持部11に、中心穴40hを有するワーク
40が取付けられる。中心穴40hは、最終的に加工す
る径より小径である一方、加工刃22の回転主軸21の
中心からの長さより大径であることが必要である。
制御して、ワーク40の中心穴40hの中心に回転主軸
21の中心を位置決めする。この位置決め点は、プログ
ラム点として、各制御工程における基準となる。
れた工具設定角度に基づいて、回転主軸21に直交する
X−Y平面の極座標を設定する(オリエンテーショ
ン)。図6(a)は、工具20の運動軌跡についてのX
−Y平面図であり、図6(b)は、工具20の運動軌跡
についてのX−Z平面図である。
令が入力部15に入力されると、プログラム点を0とす
る加工刃22のX−Y座標と、前記した加工刃22の極
座標とが確立される。一方、ワーク40の中心穴40h
に対しては、通常の旋盤加工と同様、穴中心をr=0と
し、穴深さ方向をZとするZ−r座標が確立される。
プログラムの実行により、旋盤系と略同様に、Z−r座
標での穴径rと穴深さ方向Zとを指令して加工部の形状
を指定する。例えば、図6(b)に示すような形状が指
定される。なお、Z−r座標は、従来のZ−X座標と等
価である。
軸21の回転数S、回転方向及び移動開始タイミング等
の各種パラメータが制御され、回転主軸21が回転した
状態で工具20が円弧移動し、加工刃22がワーク40
の中心穴40hの内周40pに接触して加工が開始され
る。
は、図7に示すフローを実施する。すなわち、まずΔθ
算出部35が、モード判別部34によって制御モードが
オービットモードであると判別された場合、回転数Sに
基づいて単位時間あたりの円弧回転量Δθを算出する
(STEP1)。
ログラムとして与えられ得る。例えば、単位時間t×1
/1000(ミリ秒)あたりのΔθn(°)は、回転数
S(rpm)によって次式で表される。
る。そしてΔθは、Δθnに対する加減速処理がなされ
る。この加減速値Anも制御プログラムによって与えら
れ得る。例えば、加減速値Anは、円弧最大速度Fn及
びパラメータTn(ms)を用いて次式で表される。
位置とr指令とに基づいて、工具20の移動半径rを算
出する(STEP2)。Z、r分配は、従来の制御方法
と同様になされ、通常送りオーバーライド%Fが考慮さ
れる。
Δθを用いて工具20のX位置、Y位置を算出する。す
なわち、θがθ+Δθとして更新され、 X=r×cos(θ) Y=r×sin(θ) からX位置、Y位置が求められる(STEP3)。出力
制御部38は、前記のX位置、Y位置に基づいて、駆動
機構12の送りモータ13を制御する。前回制御時のX
位置、Y位置との差分が分配量となる。
置SpをSp+Δθとして更新する(STEP4)。
ク40の中心穴40hとの接触点における加工刃22の
移動方向が、ワーク中心穴40hの内周40pの接線に
略一致するように制御される。
2の制御により、図6(a)に示すように、工具20が
ワーク40に対してX−Y平面内で略円弧状の軌跡21
rを描くように移動されて、工具20の加工刃22はワ
ーク中心穴40hの内周40pの接線方向に移動する。
従って、加工刃22はワーク40の内周40pに略垂直
に当接した状態を維持して加工を継続する。
pの径は徐々に大きくなるが、加工刃22は、加工中の
それぞれの径に応じた接線方向に移動していく。すなわ
ち、工具20の軌跡21rは、加工刃22とワーク40
との切込み深さに応じて徐々に径が増大していく円弧状
の軌跡となる。円弧状の軌跡の径は、断続的に増大して
も良いし、連続的に微量ずつ増大してもよい。断続的に
大きくなる場合、工具20の軌跡は、円弧状の軌跡と径
増大時の軌跡とが複合された軌跡となり、連続的に増大
する場合は、いわゆるインボリュート曲線状の軌跡とな
る。
方向にも軌跡21Zに従って移動され、結果的に本実施
の形態によって図6(b)に示すような3軸方向の加工
が実現される。前記のX−Y平面内加工とZ軸方向加工
との組合せ制御(分配)に関しては、従来のX−Y平面
内加工とZ軸方向加工との組合せ制御に準じて任意の方
法が適用できる。
一定の角速度Sで回転されるが、加工刃22のワーク4
0の内周40pに対する送り量が略一定となるような角
速度で回転されることが好ましい。回転主軸21の回転
速度制御は、主軸位置制御部37および出力制御部38
による主軸モータ23の制御によって実現され得る。
20の回転主軸21が略円弧状軌跡を描くように移動し
て加工刃22の移動方向をワーク中心穴40hの内周4
0p接線方向に維持することにより、ワーク40の中心
穴40hを任意の穴径まで拡大することが可能である。
定角度記憶部60が工具設定角度を記憶し、駆動制御部
30は、工具設定角度記憶部60に記憶された工具設定
角度に基づいて駆動機構12を制御するため、工具20
の加工刃22の角度(工具角度)をより正確に設定する
ことができ、ワーク40の中心穴40hを任意の穴径ま
でより安定かつより正確に拡大することが可能である。
20が略円弧状に移動するが、ワーク保持部11が工具
20に対して略円弧状に移動してもよい。
設定角度記憶部が工具設定角度を記憶しており、駆動制
御部は、工具設定角度記憶部に記憶された工具設定角度
に基づいて駆動機構を制御するため、工具の加工刃の角
度(工具角度)をより正確に設定することができ、ワー
クの中心穴を任意の穴径までより安定かつより正確に拡
大することが可能である。
を示す概略図。
の測定の様子を示す概略図。
示すブロック図。
の手動による測定工程を示すフロー図。
の自動の測定工程を示すフロー図。
図。
ー図。
Claims (10)
- 【請求項1】中心穴を有するワークを保持するワーク保
持部と、 回転主軸と、回転主軸に対して横方向に突出した加工刃
とを有し、ワークの中心穴に挿入される工具と、 工具設定角度を記憶する工具設定角度記憶部と、 工具の回転主軸とワーク保持部のうち少なくとも一方
を、他方に対して相対的に略円弧状軌跡を描くように移
動させる駆動機構と、駆動機構を制御する駆動制御部
と、 を備え、 駆動制御部は、工具設定角度記憶部に記憶された工具設
定角度に基づいて工具の加工刃とワークの中心穴との接
触点における加工刃の角度を設定すると共に、当該接触
点における加工刃の移動方向が、ワークの中心穴の内周
接線に略一致するように、駆動機構を制御することを特
徴とする数値制御工作機械。 - 【請求項2】駆動制御部は、制御プログラムを記憶する
プログラム記憶部と、制御指令を入力する入力部と、入
力部からの制御指令に基づいてプログラム記憶部に記憶
された制御プログラムを実行するプログラム実行部とを
有することを特徴とする請求項1に記載の数値制御工作
機械。 - 【請求項3】工具の回転主軸は、一定の角速度で回転す
ることを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御
工作機械。 - 【請求項4】工具の回転主軸は、加工刃のワークに対す
る送り量が略一定となるような速度で回転することを特
徴とする請求項1または2に記載の数値制御工作機械。 - 【請求項5】工具設定角度記憶部は、複数の工具設定角
度を記憶することができることを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載の数値制御工作機械。 - 【請求項6】工具設定角度を測定する工具設定角度測定
部を更に備え、 工具設定角度記憶部は、工具設定角度測定部が測定した
工具設定角度を記憶可能であるたことを特徴とする請求
項1乃至5のいずれかに記載の数値制御工作機械。 - 【請求項7】工具設定角度測定部は、 基準面に接触するまで回転主軸を回転させる回転機構
と、 基準面と接触した時の工具角度を検出する角度検出機構
と、 を有していることを特徴とする請求項6に記載の数値制
御工作機械。 - 【請求項8】回転機構は、手動で作動されることを特徴
とする請求項7に記載の数値制御工作機械。 - 【請求項9】回転機構を自動的に作動させる回転制御部
を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載の数値制
御工作機械。 - 【請求項10】請求項7に記載の数値制御工作機械を用
いて工具設定角度を測定する方法であって、 回転機構により、回転主軸を基準面に接触するまで回転
させる工程と、 角度検出機構により、工具が基準面と接触した時の工具
角度を検出する工程と、 を備えたことを特徴とする方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007046A JP2001198775A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | 数値制御工作機械及び数値制御工作機械のための工具設定角度測定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-01-14 JP JP2000007046A patent/JP2001198775A/ja active Pending
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