JP2001198079A - 蛍光診断装置 - Google Patents

蛍光診断装置

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JP2001198079A
JP2001198079A JP2000009639A JP2000009639A JP2001198079A JP 2001198079 A JP2001198079 A JP 2001198079A JP 2000009639 A JP2000009639 A JP 2000009639A JP 2000009639 A JP2000009639 A JP 2000009639A JP 2001198079 A JP2001198079 A JP 2001198079A
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tissue
light
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JP2000009639A
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Kazuhiro Tsujita
和宏 辻田
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起光の照射により生体組織から発生する自
家蛍光を検出して診断を行なう蛍光診断装置において、
診断性能を向上させる。 【解決手段】 生体組織1に自家蛍光を発生させる第1
の励起光L1とこの励起光の照射により生体組織1から
発生する自家蛍光の波長領域の中間波長帯の波長を持つ
第2の励起光L2とを同時に内視鏡ユニット200から
射出して生体組織1に照射する。これら2つの励起光の
照射により生体組織1から発生した自家蛍光を内視鏡ユ
ニット200を経由して撮像ユニット300によって検
出し、この検出された自家蛍光の強度に基づいて演算ユ
ニット400により演算を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光診断装置に関
し、詳しくは励起光を照射することにより生体組織から
発生する自家蛍光を検出して生体組織の組織性状を診断
する蛍光診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、励起光の照射により生体組織
内の内在色素から発せられる自家蛍光を検出し、この自
家蛍光を分析することにより各種疾患に伴う組織性状の
変化を識別する診断装置が研究されている。
【0003】当初、生体組織から発生する自家蛍光の強
度変化に注目して診断を行なう研究が行なわれたが、生
体組織に照射される励起光の照射角度および距離の違い
等により、検出される自家蛍光の強度が大きく変化し、
強度情報だけでは十分な診断能が得られないことがわか
り、現在の診断方式の多くは、生体組織から発生する自
家蛍光のスペクトル強度分布のプロファイルが生体の組
織性状の相違により変化することに基づき識別を行なう
方式が採用されている。例えば、440nm近傍の波長
領域の励起光が病変組織と正常組織とに照射された場
合、それらの組織から発せられる自家蛍光の緑色の波長
領域の強度と赤色の波長領域の強度との比が大きく異な
ることに注目し、診断対象となる生体組織から発せられ
た自家蛍光の緑色の波長領域の強度を赤色の波長領域の
強度で除算して求めた値と、予め別の方式により正常組
織と判定された生体組織から上記と同様な手法により求
められた値とを比較することにより、前記生体組織が病
変組織であるか正常組織であるかを識別しカラー画像と
して表示する方式が提案されている。
【0004】また、本出願人も、特開平10−2254
36号において、400nm近傍の波長領域の励起光の
照射により生体組織から発生した自家蛍光の480nm
近傍の波長領域の蛍光の強度を、全波長領域に亘る自家
蛍光の強度で除算して規格化した値と、予め別の方式に
より正常組織と判定された生体組織から上記と同様の手
法によって求められた値とを比較することにより病変組
織であるか正常組織であるかを識別し画像として表示す
る方式を提案している。
【0005】さらに、生体の診断部位に照射される40
0nm近傍の励起光の照射強度と、この励起光の照射に
より生体の診断部位から発生する全波長領域に亘る自家
蛍光の強度との比率、すなわち蛍光収率を求め、診断部
位が病変組織であるか正常組織であるかを識別する方式
も考えられている。
【0006】このように、生体組織から発生する自家蛍
光を用いて病変組織と正常組織とを識別する方式が各種
知られているが、励起光の照射により病変組織および正
常組織から発生する自家蛍光の強度分布に差が生じる原
因は、粘膜上皮層と粘膜下層との間に増殖した病変組織
による励起光の吸収特性の変化、あるいはこの病変組織
の増殖に起因した血流の増加に伴いHbO2(酸化ヘモ
グロビン)の吸収量が増加することが影響していると言
われている。さらに、病変組織から発生する蛍光のスペ
クトル強度分布の長波長側の波長領域に見られる極大値
は、病変組織から発生する代謝産物(ポルフィリン)が
励起光によって励起されることにより発生する蛍光によ
るものであると考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、励起光の
照射により病変組織と正常組織とから発生する自家蛍光
の長波長側の波長領域における強度分布に差が現れる原
因が、病変組織から発生する代謝産物(ポルフィリン)
に起因するということがある程度明確になっているの
で、自家蛍光の長波長側の波長領域の強度に注目して病
変組織であるか正常組織であるかを識別することが考え
られる。
【0008】しかしながら、生体組織から発生する自家
蛍光は微弱であり、さらにその最大強度は480nm近
傍の短波長側の波長領域に存在し長波長側の波長領域の
自家蛍光の強度は極微弱であるので多くのノイズ成分が
混入し、生体の組織性状を診断する演算を行なうときに
誤差を生じることがあるので、この長波長側の波長領域
の自家蛍光の強度を用いて生体の組織性状の違いを正確
に診断することは難しいという問題がある。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、励起光の照射により生体組織から発生する自家
蛍光の長波長側の波長領域の発光強度を高めることによ
り、生体の組織性状の違いをより正確に診断することが
できる蛍光診断装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光診断装置
は、生体組織に自家蛍光を発生させる第1の励起光と、
この励起光の照射により生体組織から発生した自家蛍光
の波長領域の中間波長帯の波長を持つ第2の励起光とを
同時に生体組織に照射する照射手段と、自家蛍光の強度
を検出する検出手段と、この検出手段によって検出され
た蛍光の強度に基づいて診断のための特徴量を求める演
算を行なう演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】前記第1の励起光は波長領域が450nm
以下の励起光とし、前記第2の励起光は波長領域が50
0nm以上かつ600nm以下の励起光とすることがで
きる。
【0012】前記照射手段は、2つの励起光を同一の射
出点から照射するものとするのが好ましい。
【0013】なお、前記「特徴量」は、励起光の照射に
より生体組織から自家蛍光が発生した際の蛍光の強度そ
のものでも良く、自家蛍光のある波長の蛍光強度を全波
長領域の蛍光強度で規格化した規格化蛍光強度でも良
く、または自家蛍光を励起光強度で規格化した蛍光収率
であっても良い。
【0014】また、「生体組織に自家蛍光を発生させる
第1の励起光」とは、生体の組織性状を表す可視波長領
域の自家蛍光を発生させることができる400nm近傍
の波長領域の励起光を意味する。
【0015】また、「自家蛍光の波長領域の中間波長帯
の波長を持つ第2の励起光」とは、生体組織から発生す
る自家蛍光の強度が最大となる自家蛍光の短波長側の波
長領域と、生体組織の病変化が進むに従ってこの生体組
織から発生する自家蛍光の強度が高くなる長波長側の波
長領域との間の波長領域の励起光を意味する。
【0016】
【発明の効果】本発明の蛍光診断装置によれば、生体組
織に自家蛍光を発生させる第1の励起光と、この励起光
の照射により生体組織から発生する自家蛍光の波長領域
の中間波長帯の波長を持つ第2の励起光とを同時に生体
組織に照射し、長波長側の波長領域の自家蛍光の発光強
度を高めることにより、この長波長側の波長領域の自家
蛍光に混入するノイズ成分の割合を相対的に減少させる
ようにしたので、より正確に長波長側の自家蛍光の強度
を検出することができ、この検出された値に基づいて診
断用の特徴量を求める演算を行うことにより生体の組織
性状をより正確に診断することができる。
【0017】すなわち、励起光の照射により生体組織か
ら発生する自家蛍光の波長領域の長波長側には、生体の
組織性状の違いによって大きく異なる強度を示す波長領
域が存在するが、その強度は他の波長領域の自家蛍光の
強度に比して微弱であり、この微弱な自家蛍光の強度を
検出して得られた値には大きな割合でノイズ(検出誤
差)が含まれることがある。そしてこの自家蛍光の強度
を検出して得られた値を用いて除算等の演算を行なった
結果は、その演算は検出された値に含まれるノイズの割
合によって大きく変化し不安定な値となるので、生体の
組織性状を正確に表すものとはならない場合がある。し
かし、自家蛍光の波長領域の中間波長帯に第2の励起光
を照射することにより自家蛍光の長波長側の発光強度を
高めれば、この自家蛍光を検出して得られる強度値に含
まれるノイズの割合は相対的に減少し、このノイズの占
める割合が少なくなった自家蛍光の強度値を用いて特徴
量を求める演算を行なうことにより生体の組織性状をよ
り正確に表す演算結果が得られる。
【0018】また、第1の励起光の波長領域を450n
m以下とし、第2の励起光の波長領域を500nm以上
かつ600nm以下とすれば、生体の組織性状を診断す
るために必要な波長領域の自家蛍光を確実に発生させる
ことができ、この自家蛍光を検出して得られた強度値に
基づいて特徴量を求める演算を行うことにより生体の組
織性状をより正確に診断することができる。
【0019】また前記照射手段を、2つの励起光を同一
の射出点から生体組織に照射するものとすれば、生体組
織に照射される2つの励起光の照射角度および距離が一
致するので、どのような位置から励起光を照射しても生
体組織の同一部位に照射される2つの励起光の強度の比
率は常に一定となり、これら2つの励起光の照射により
発生するそれぞれの自家蛍光の強度の比率も一定となる
ので、これらの自家蛍光の検出により得られた強度値に
基づいて診断用の特徴量を求める演算を行うことにより
生体の組織性状をより正確に診断することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。図1は、本発明を内
視鏡に適用した蛍光内視鏡の概略構成を示す図である。
本実施の形態による蛍光内視鏡は、2種類の互いに異な
る波長領域のレーザ光を射出する光源ユニット100、
光源ユニット100から射出された励起光を光ファイバ
を介して生体組織1に照射し、この励起光の照射により
生体組織1から発生した自家蛍光による像(以後自家蛍
光像Ijと呼ぶ)をイメージファイバを介して伝搬する
内視鏡ユニット200、内視鏡ユニット200によって
伝搬された自家蛍光像Ijを撮像してデジタル信号で構
成された画像データに変換し出力する撮像ユニット30
0、および撮像ユニット300から出力された画像デー
タを演算することにより生体組織の組織性状を診断する
演算ユニット400からなる主要部から構成されてい
る。
【0021】光源ユニット100には、405nmの波
長の励起光L1を射出する第1のレーザ光源11および
532nmの波長の励起光L2を射出する第2のレーザ
光源12が配設されている。第1のレーザ光源から射出
された励起光L1は、405nmの波長の光を透過し5
32nmの波長の光を反射する光源ダイクロイックミラ
−13を透過して集光レンズ14によって集光され、後
述する内視鏡ユニット200の照射光ファイバ21の端
面21aに入射し、第2のレーザ光源12から射出され
た励起光L2は、光源ダイクロイックミラ−13によっ
てほぼ直角に反射され励起光L1と同じ光路に導かれて
照射光ファイバ21の端面21aに入射する。
【0022】内視鏡ユニット200は、屈曲自在な先端
部201と光源ユニット100および撮像ユニット30
0が接続された操作部202とから構成され、先端部2
01から操作部202まで励起光を伝搬する照射光ファ
イバ21と、自家蛍光像Ijを伝搬するイメージファイ
バ22とがその内部に敷設されている。
【0023】光源ユニット100から射出され照射光フ
ァイバ21の端面21aに入射した励起光L1および励
起光L2(以後両者を総称して励起光Lと呼ぶ)は、照
射光ファイバ21の内部を伝搬して端面21bから射出
され照射レンズ23を通して生体組織1に照射される。
【0024】励起光Lが照射された生体組織1から発生
した自家蛍光像Ijは、対物レンズ24によってイメー
ジファイバ22の端面22cに結像され、イメージファ
イバ22を介して端面22dに伝搬される。このとき生
体組織1に照射された励起光によって形成された励起光
の像(以後、励起光像Irと呼ぶ)も対物レンズ24に
よってイメージファイバ22の端面22cに結像されイ
メージファイバ22を介して端面22dに伝搬される。
【0025】撮像ユニット300には、イメージファイ
バ22の端面22dに伝搬された自家蛍光像Ijを撮像
する光学系と、励起光像Irを撮像する光学系とが光学
系の一部分を共有して配設されている。
【0026】自家蛍光像Ijを撮像する光学系は、イメ
ージファイバ22の端面22dに伝搬された像を高感度
撮像器36上に結像する結像レンズ32、イメージファ
イバ22の端面22dと結像レンズ32との間に配設さ
れ405nmの波長の光を遮断する励起光カットフィル
タ31、および結像レンズ32と高感度撮像器36との
間に配設され532nm近傍の波長領域の光を反射し5
32nm近傍の波長領域以外の光を透過させる撮像ダイ
クロイックミラ−33により構成されており、自家蛍光
像Ijは上記光学系を介して高感度撮像器36上に結像
される。
【0027】なお、高感度撮像器36は、異なる波長領
域の光を透過させる2種類の微小なフィルタの集合体で
あるオンチップモザイクフィルタ36aを高感度撮像素
子36b上に密着し一体化したものである。
【0028】一方、励起光像Irを撮像する光学系は、
励起光カットフィルタ31、結像レンズ32および撮像
ダイクロイックミラ−33までの光路が自家蛍光像Ij
を撮像する光学系の光路と共通であり、撮像ダイクロイ
ックミラ−33に入射しほぼ垂直に反射された光は透過
する光の強度を減衰させるNDフィルタ35を通して励
起光撮像素子37上に結像される。
【0029】そして、高感度撮像器36上に結像された
自家蛍光像Ijは、高感度撮像器36によって撮像さ
れ、電気的な信号に変換されて、さらに蛍光A/D変換
器38によってデジタル信号に変換され蛍光画像データ
Dkとして演算ユニット400に出力される。一方、励
起光撮像素子37上に結像された励起光像Irは、励起
光撮像素子37によって撮像され、電気的な信号に変換
されて、さらに励起光A/D変換器39によってデジタ
ル信号に変換され励起光画像データDrとして演算ユニ
ット400に出力される。
【0030】ここで、撮像ユニット300が自家蛍光像
Ijと励起光像Irとを撮像する場合について詳細を説
明する。イメージファイバ22の端面22dに伝搬され
た光は、図2に示すように励起光L1が生体組織によっ
て反射された波長405nmの反射励起光HL1、励起
光L2が生体組織によって反射された波長532nmの
反射励起光HL2、励起光L1の照射により生体組織1
から発生した自家蛍光K1、および励起光L2の照射に
より生体組織1から発生した自家蛍光K2の波長領域の
異なる4種類の光が重ね合わされたものである。
【0031】一方、図3に示すように、励起光カットフ
ィルタ31は405nm以下の短波長側の波長領域の光
を遮断し405nmを越える長波長側の波長領域f4の
光を透過させ、撮像ダイクロイックミラ−33は532
nm近傍の波長領域f3の光を反射し、532nm近傍
より短波長側の波長領域f1および532nm近傍より
長波長側の波長領域f2の光を透過させる。
【0032】そして、イメージファイバ22の端面22
dに伝搬された上記4種類の光は、まずf4の波長領域
の光のみを透過させる励起光カットフィルタ31を通過
するときに、図4に示すように反射励起光HL1の光が
除かれ、残りの3種類の光はそのまま直進して、撮像ダ
イクロイックミラ−33に入射し、図5に示すように反
射励起光HL2を含む波長領域f3の光が反射され高感
度撮像器36に向う光路から除かれる。そして、撮像ダ
イクロイックミラ−33を透過した波長領域f1および
f2の光は、オンチップモザイクフィルタ36aを通し
て高感度撮像器36上に結像され撮像される。
【0033】なお、オンチップモザイクフィルタ36a
は、図6に示すような2種類の光透過特性fm1(53
2nm近傍より短波長側の光を透過する透過特性)およ
びfm2(532nm近傍より長波長側の光を透過する
透過特性)を持った微小な画素フィルタFm1および画
素フィルタFm2を高感度撮像器36の各画素に対応さ
せて交互に備えた図7に示すようなモザイク状のフィル
タである。そして、このオンチップモザイクフィルタ3
6aの画素フィルタFm1を透過する光は、図8に示す
ように532nmより短波長側の自家蛍光K1aのみと
なり、画素フィルタFm2を透過する光は532nmよ
り長波長側の自家蛍光K1bおよび自家蛍光K2とな
る。
【0034】一方、撮像ダイクロイックミラ−33によ
って反射され高感度撮像器36に向う光路から除かれた
532nm近傍の図9に示す波長領域fm3の反射励起
光HL2、自家蛍光K1およびK2の光は、NDフィル
タ35によってその強度が減衰され、微弱な自家蛍光K
1およびK2は励起光撮像素子37の検出感度以下の強
度となり、反射励起光HL2は強度が減衰されて反射励
起光HL3として励起光撮像素子37上に結像され撮像
される。従って、励起光撮像素子37によって検出され
るのは実質的に反射励起光HL3の強度のみとなる。
【0035】上記のようにして高感度撮像器36および
励起光撮像素子37によって撮像されA/D変換された
蛍光画像データDkおよび励起光画像データDrは、演
算ユニット400に出力され、それぞれの画像データは
蛍光画素区画変換器40aあるいは励起光画素区画変換
器40bによって画像データとして扱うときの画素の構
成が変換される。
【0036】すなわち、蛍光画像データDkに関して
は、図10(a1)、(a2)および(a3)に示すよ
うに、蛍光画像データDkの4画素分を1つの区画
(x,y)とし、この4画素からなる区画(x,y)の
中の画素フィルタFm1が配置されている画素aと画素
bとの2画素分の検出値の和を画素位置(X,Y)にお
ける蛍光V画像データDK1(X,Y)の値として変換
し、画素フィルタFm2が配置されている画素cと画素
dとの2画素分の検出値の和を画素位置(X,Y)にお
ける蛍光W画像データDK2(X,Y)の値として変換
する。一方、励起光画像データDrに関しては、励起光
画像データDrの4画素分を1つの区画(x,y)と
し、この4画素からなる区画(x,y)の4画素分の検
出値の和の値を画素位置(X,Y)における励起光U画
像データDR(X,Y)の値として変換する。従って、
これらの変換を全ての画素について行うと蛍光V画像デ
ータDK1、蛍光W画像データDK2および励起光U画
像データDRの各画像データを構成する画素数は、変換
前の画像データの画素数の1/4に減少する。そして、
これらの画像データはそれぞれ蛍光V画像メモリ41
v、蛍光W画像メモリ41wおよび励起光U画像メモリ
41uに記憶される。
【0037】次に、蛍光V画像データDK1および蛍光
W画像データDK2は、第1の識別器42aに入力さ
れ、蛍光V画像データDK1の各画素の値をこれらの画
素に対応する蛍光W画像データDK2の各画素の値で除
算する演算が行なわれる。これらの演算によって求めら
れた各画素に対応する値は予め第1の識別器42aに記
憶されている正常組織と病変組織とを識別する第1の識
別値Q1と比較され正常組織と識別された画素の値には
1、病変組織と判定された画素の値には0が割り当てら
れ2値化されて第1の識別画像データDH1の値が求め
られる。
【0038】他方、第2の識別器42bには蛍光V画像
データDK1、蛍光W画像データDK2および励起光U
画像データDRが入力され、対応するそれぞれの画素間
において蛍光V画像データDK1の値と蛍光W画像デー
タDK2の値との和の値を励起光U画像データDRの値
で除算し、それぞれの画素について蛍光収率が求められ
る。これらの蛍光収率の値は予め第2の識別器42bに
記憶されている正常組織と病変組織とを識別する第2の
識別値Q2と比較され、正常組織と判定された画素の値
には1、病変組織と判定された画素の値には0が割り当
てられ2値化されて第2の識別画像データDH2の値が
求められる。
【0039】ここで、演算ユニット400によって行な
われる演算の詳細について説明する。第1の識別器42
aによって行われる演算は、従来から行なわれている緑
色の波長領域の自家蛍光の強度を赤色の波長領域の自家
蛍光の強度で除算する方式に相当するものである。40
0nm近傍の波長領域の励起光のみの照射により発生す
る自家蛍光は480nm近傍に最大値を持ち600nm
を越える長波長側の波長領域の強度は低くなり、特に正
常組織に比して発生する自家蛍光の強度が低い病変組織
においては、図11に示すように600nmを越える長
波長側の波長領域frの強度が特に微弱になるため、こ
の病変組織の自家蛍光から検出された強度値に含まれる
ノイズの割合は大きくなる。従って、480nm近傍の
波長領域から得られたの自家蛍光の強度値を、600n
mを越える長波長側の波長領域から得られた自家蛍光の
強度値によって除算すると演算結果に大きな誤差を生じ
ることがある。
【0040】しかし、400nm近傍の波長領域の励起
光に加えて、中間波長帯の532nmの励起光L2を照
射することにより、図12に示すように長波長側の波長
領域の自家蛍光の発光強度を高めることができ、波長領
域frから検出された自家蛍光の強度値に含まれるノイ
ズの割合は相対的に少なくなるので除算結果に大きな誤
差を生じることはない。
【0041】なお、この長波長側の波長領域frの自家
蛍光の強度は、図12に示すように生体組織の病変化が
進むにつれ高くなるので、正常組織から発生する自家蛍
光について上記除算を行なって得られた値と、病変組織
から発生する自家蛍光について上記除算を行なって得ら
れた値との差は、病変組織の病変化が進むに従って大き
くなり、正常組織と病変組織との識別を行なうのにさら
に有利になる。
【0042】また、第2の識別器42bによって行なわ
れる蛍光収率の演算は、高感度撮像器36によって検出
された蛍光K1aの強度値と、蛍光K1bの強度値と、
蛍光K2の強度値との和の値を、励起光撮像素子37に
よって検出された反射励起光HL3の強度値によって除
算するものである。
【0043】なお、この蛍光収率は、本来生体組織の診
断部位に照射される励起光の強度と、この励起光の照射
により生体組織の診断部位から発生する自家蛍光の強度
との比率として求められる値であるが、生体組織に照射
される励起光の強度を直接検出することは難しいので、
この励起光の反射強度または反射強度の一部を一定の割
合で減衰させた強度によって代用することにより求める
ことができる。
【0044】さらに、生体組織は400nm近傍の波長
領域の光を吸収し、その吸収率は生体組織の組織性状に
よっても変化するので、400nm近傍の波長の励起光
の反射光を用いて求められた蛍光収率の値には誤差が含
まれることになるが、この生体組織による励起光の吸収
は長波長側になるほど少なくなり、532nmの中間波
長帯の波長領域においては生体組織に吸収される励起光
の光量は十分少なくなる。従って、532nmの第2の
励起光L2が生体組織によって反射され減衰された反射
励起光HL3の強度によって、生体組織を照射する第1
の励起光L1および第2の励起光L2の照射強度を代用
することにより生体組織が励起光を吸収することにより
生じる誤差を小さくすることができ、生体組織の各部位
で求められた各蛍光収率の値を第2の識別値Q2とより
正確に比較することができる。
【0045】このようにして求められた、第1の識別画
像データDH1と第2の識別画像データDH2とは、総
合識別器43に入力され、総合識別器43によってこれ
らの2つの画像データ間の論理和が取られて総合識別画
像データDDHが求められる。すなわち、識別画像デー
タDH1の値および識別画像データDH2の値が共に1
となる画素に対応する生体組織の部位が正常組織として
識別され、それ以外の値が0に割り当てられた画素に対
応する部位は病変組織として識別される。このことによ
り、病変組織を誤って正常組織と識別する可能性が大幅
に減少する。
【0046】総合識別器43によって求められた総合識
別画像データDDHはビデオ信号処理回路44に入力さ
れ、ビデオ信号に変換されて生体組織の撮像部位が正常
組織と病変組織とに識別され、表示部50によって表示
される。
【0047】なお、上記2つの励起光の波長領域を、4
50nm以下、および500nm以上かつ600nm以
下の波長領域とすることにより、正常組織と病変組織と
を識別するのに重要な480nm近傍および600nm
を越える波長領域の自家蛍光の検出を妨げることなく長
波長側の波長領域の自家蛍光の発光強度を高めることが
できるので正常組織と病変組織とをより正確に識別する
ことができる。
【0048】また、上記実施の形態のように2種類の励
起光を同一射出点から生体組織に向って照射することに
より、異なる射出点から励起光を射出して生体組織を照
射する場合に比べて、自家蛍光の強度の検出誤差が少な
くなる。すなわち、図13に示すように生体組織1の部
位Bを異なる位置から診断した場合に、2種類の励起光
が異なる射出点P1およびP2から射出されると、2種
類の励起光E1およびE2が部位Bを照射する距離の差
U1−U1′およびU2−U2′あるいは角度の差α1
−α1′およびα2−α2′は一定せず、2種類の励起
光の照射強度の比率を常に一定に保つことはできない。
しかし、2種類の励起光を同じ射出点から射出すれば、
励起光が生体組織を照射する距離および角度が一致する
ので、これらの励起光の照射により生体組織から発生す
るそれぞれの自家蛍光の強度の比率も一定となり、同じ
診断部位を異なる位置から診断した場合に生じる検出誤
差の影響を除くことができる。
【0049】また、上記実施例においては、蛍光収率を
蛍光の特徴量として求める例を示したが、蛍光収率ある
いは蛍光の強度そのものを特徴量として求める場合につ
いても上記実施例と同様の方式を適用することができ
る。
【0050】上記のように本発明によれば、励起光の照
射により生体組織から発生する自家蛍光の長波長側の波
長領域の発光強度を高めることにより、生体の組織性状
の違いをより正確に診断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による蛍光診断装置の概略
構成図
【図2】励起光の波長領域と励起光の照射により発生す
る自家蛍光の強度を示す図
【図3】励起光カットフィルタおよび撮像ダイクロイッ
クミラー透過波長領域を示す図
【図4】励起光カットフィルタを通過した直後の光の構
成を示す図
【図5】撮像ダイクロイックミラーを通過した直後の光
の構成を示す図
【図6】オンチップモザイクフィルタ透過波長領域を示
す図
【図7】オンチップモザイクフィルタの構造を示す図
【図8】高感度撮像素子によって検出された自家蛍光の
波長領域を示す図
【図9】励起光撮像素子によって検出された励起光の波
長領域を示す図
【図10】画像データの画素の変換内容を示す図
【図11】病変組織から発生する自家蛍光を示す図
【図12】中間波長帯の励起光を照射することにより病
変組織から発生する自家蛍光の長波長領域の強度を高め
たことを示す図
【図13】異なる光路から射出された励起光で生体組織
の同一部位を診断するときに発生する距離および角度の
誤差を示す図
【符号の説明】
1 生体組織 11 第1のレーザ光源 12 第2のレーザ光源 13 光源ダイクロイックミラ− 14 集光レンズ 21 照射光ファイバ 21a 照射光ファイバの端面 21b 照射光ファイバの端面 22 イメージファイバ 22c イメージファイバの端面 22d イメージファイバの端面 23 照射レンズ 24 対物レンズ 31 励起光カットフィルタ 32 結像レンズ 33 撮像ダイクロイックミラ− 35 NDフィルタ 36 高感度撮像器 36a オンチップモザイクフィルタ 36b 高感度撮像素子 37 励起光撮像素子 38 蛍光A/D変換器 39 励起光A/D変換器 40a 蛍光画素区画変換器 40b 励起光画素区画変換器 41v 蛍光V画像メモリ 41w 蛍光W画像メモリ 41u 励起光U画像メモリ 42a 第1の識別器 42b 第2の識別器 43 総合識別器 44 ビデオ信号処理回路 50 表示部 100 光源ユニット 200 内視鏡ユニット 201 先端部 202 操作部 300 撮像ユニット 400 演算ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織に自家蛍光を発生させる第1の
    励起光と該励起光の照射により前記生体組織から発生し
    た前記自家蛍光の波長領域の中間波長帯の波長を持つ第
    2の励起光とを同時に前記生体組織に照射する照射手段
    と、前記2つの励起光の照射により生体組織から発生し
    た前記自家蛍光の強度を検出する検出手段と、前記検出
    手段によって検出された蛍光の強度に基づいて診断のた
    めの特徴量を求める演算を行なう演算手段とを備えたこ
    とを特徴とする蛍光診断装置。
  2. 【請求項2】 波長領域が、450nm以下の第1の励
    起光と、波長領域が500nm以上かつ600nm以下
    の第2の励起光とを照射するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の蛍光診断装置。
  3. 【請求項3】 前記照射手段が、前記2つの励起光を同
    一の射出点から生体組織に照射するものであることを特
    徴とする請求項1または2記載の蛍光診断装置。
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