JP2001197950A - スライドレール装置および扉装置 - Google Patents

スライドレール装置および扉装置

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JP2001197950A
JP2001197950A JP2000012428A JP2000012428A JP2001197950A JP 2001197950 A JP2001197950 A JP 2001197950A JP 2000012428 A JP2000012428 A JP 2000012428A JP 2000012428 A JP2000012428 A JP 2000012428A JP 2001197950 A JP2001197950 A JP 2001197950A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最大引出し位置において移動レールを固定レ
ールに対して保持できるようにしたスライドレール装置
および同装置を設けた扉装置を提供する。 【構成】 スライドレール装置は、ほぼ溝形の固定レー
ルと、該固定レールに対して摺動自在に組合せられたほ
ぼ溝形の移動レールと、移動レールを最大引出し位置ま
で移動したとき、該移動レールの引出し方向の端部を保
持する保持手段を備えて成り、前記保持手段は、固定レ
ールの引出し方向の端部に固定された保持部材と、該保
持部材に係脱自在に係止するように移動レールの引出し
方向の端部に設けられた係止手段とから構成され、前記
保持部材が移動レールの引出し方向の端部に向けて対向
すると共に該レールの溝幅方向に弾性変形可能な爪部を
備え、前記係止手段が前記爪部の溝幅方向の弾性変形を
介して該爪部を乗り越える係止突部を備えた構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネット等の
家具本体に対して扉等の進退部材を引出し方向及び押入
れ方向に移動可能とするスライドレール装置並びに同ス
ライドレール装置を設けた扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開閉自在な扉を備えたキャビネッ
トにおいて、開放した扉をキャビネットの側板の内面に
沿って格納できるようにした家具が公知である。このよ
うな扉を格納移動せしめるために使用されるスライドレ
ール装置は、固定レールと、該固定レールに摺動自在に
組付けられた移動レールとから成り、固定レールをキャ
ビネットの側板に取付固定し、扉を移動レールに蝶番を
介して取付ける構成とされている。横開き形式の扉を支
持するため、蝶番及びスライドレール装置は、少なくと
も扉の上下に位置して一対が配設される。そして、扉の
格納移動を上下位置で同期せしめるため、上下に配設さ
れたスライドレール装置における移動レールを相互に連
結補強材で連結している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】片持ち支持された扉
は、開放状態において扉の重心をスライドレール装置よ
りも前方に位置するので、扉の荷重により、下側のスラ
イドレール装置の移動レールを押入れ方向に向かわし
め、上側のスライドレール装置の移動レールを引出し方
向に向かわしめるように、モーメントを生じる。前述の
ように上下に配設されたスライドレール装置における移
動レールは相互に連結補強材で連結されているが、扉が
縦長になると連結補強材も相当に縦長になるため、モー
メントに対して十分に抵抗できない。そこで、上側のス
ライドレール装置の移動レールは、最大引出し位置でス
トッパによりそれ以上の引出し方向の移動を阻止される
が、下側のスライドレール装置の移動レールは、押入れ
方向に対して自由に移動する。その結果、従来技術にお
いては、扉を開放した状態で、下側のスライドレール装
置の移動レールが押入れ方向に若干移動し、扉の姿勢を
傾斜させてしまう。また、扉を最も後方へ移動させた最
大押入れ位置では、下側のスライドレール装置の移動レ
ールは、ストッパによって押入れ方向への移動が阻止さ
れるが、上側のスライドレール装置の移動レールは、引
出し方向に自由に移動する。その結果、最大押入れ位置
では、上側のスライドレール装置が引出し方向に若干移
動し、扉の姿勢を傾斜させてしまう。
【0004】このため、キャビネットを扉により閉じる
際、傾斜姿勢のまま扉を閉じると、扉の下縁がキャビネ
ットの開口縁に衝当する虞れがあり、閉鎖不能という問
題や、キャビネット又は扉の損傷という問題を生じる。
そこで、従来技術においては、傾斜姿勢で開放されてい
る扉を閉じる際、ユーザが扉を前方に引出しながら、鉛
直姿勢を保持した状態で扉を閉鎖させることが必要であ
り、細心の注意と煩雑な作業を強いるという問題があ
る。
【0005】また、最大押入れ位置に押込んだ扉は、そ
の前下端部がキャビネット本体の内部下面に接触してお
り、それらの間に大きな静止摩擦力が作用している。こ
のため、扉を最大押入れ位置から引出す際には、扉が引
出しにくいという問題を生じる。
【0006】本発明は、このような問題を解決したスラ
イドレール装置の実現を課題とし、部品点数が少なく、
構造簡単で安価であり、従来構造のスライドレール装置
に対しても容易に実施できる装置を提供するものであ
る。また、このようなスライドレール装置を設けた扉装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明が第1の
手段として構成したところは、キャビネット等の本体に
対して扉等の進退部材を引出し方向及び押入れ方向に移
動可能とするスライドレール装置であり、前記本体に固
定されるほぼ溝形の固定レールと、前記進退部材に取付
けられ固定レールに対して摺動自在に組合せられたほぼ
溝形の移動レールと、移動レールの摺動により進退部材
を最大引出し位置まで移動したとき、移動レールの引出
し方向の端部を保持する保持手段とを備えた構成におい
て、前記保持手段は、固定レールの引出し方向の端部に
固定された保持部材と、該保持部材に係脱自在に係止す
るように移動レールの引出し方向の端部に設けられた係
止手段とから構成され、前記保持部材が移動レールの引
出し方向の端部に向けて対向すると共に該レールの溝幅
方向に弾性変形可能な爪部を備え、前記係止手段が前記
爪部の溝幅方向の弾性変形を介して該爪部を乗り越える
係止突部を備えて成る点にある。
【0008】前記保持部材は、固定レールの引出し方向
の端部において該レールの溝幅のほぼ全幅にわたり装填
された栓部と、該栓部から固定レールの溝内に沿って該
溝幅よりも狭い幅を有して延びる延出部とを弾性材によ
り一体に形成し、該延出部の先端近傍部の側縁を固定レ
ールの溝壁に向けてほぼ山形に突出せしめることにより
前記爪部を備え、前記移動レールは、引出し方向の端縁
から所定寸法だけ押入れ方向に離間した部位に位置して
該レールの溝壁を溝内方向に突出せしめることにより前
記係止突部を備えており、移動レールを引出し方向に摺
動することにより前記係止突部を爪部に乗り越えさせた
とき、前記栓部により移動レールの引出し方向の端縁を
当接せしめるストッパを構成することが好ましい。
【0009】また、固定レールの引出し方向の端縁にお
いて該レールの溝底部から起立する舌片を折曲形成した
構成においては、保持部材の栓部に、前記舌片を挿入保
持するスロットを形成することが好ましい。
【0010】更に、保持部材の爪部を延出部の両側縁に
形成せしめ、係止突部を移動レールの両側の溝壁に形成
せしめた構成においては、弾性材により形成された保持
部材の延出部が固定レールの溝幅よりも狭い幅の盤状ブ
ロックを構成すると共に、該延出部の先端の幅方向ほぼ
中央部から栓部に向けて盤状ブロックを薄肉にするよう
に延びる凹部を形成することが好ましい。
【0011】また、本発明が第2の手段として構成した
ところは、キャビネット等の前面が開口した本体と、こ
の本体の一側部内面に上下に離れて配置された2本のス
ライドレール装置と、前記本体の前面開口部を開閉する
扉とを備え、前記スライドレール装置が、前記本体の一
側部内面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平に設け
られた固定レールと、この固定レールに摺動自在に設け
られた移動レールとを有し、各スライドレール装置の移
動レールに前記扉の一側部の上部と下部とがそれぞれ回
動可能に連結された扉装置において、下側のスライドレ
ール装置の固定レールの前端部には係止部が設けられ、
下側のスライドレール装置の移動レールの前端部には、
移動レールが最も前方へ移動したときに前記係止部に係
脱可能に係止し、係止状態では移動レールの後方への移
動を阻止する被係止部が設けられている点にある。
【0012】本発明が第3の手段として構成したところ
は、キャビネット等の前面が開口した本体と、この本体
の一側部内面に上下に離れて配置された2本のスライド
レール装置と、前記本体の前面開口部を開閉する扉とを
備え、前記スライドレール装置が、前記本体の一側部内
面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平に設けられた
固定レールと、この固定レールに摺動自在に設けられた
移動レールとを有し、各スライドレール装置の移動レー
ルに前記扉の一側部の上部と下部とがそれぞれ回動可能
に連結された扉装置において、上側のスライドレール装
置の固定レールの後端部には係止部が設けられ、上側の
スライドレール装置の移動レールの後端部には、移動レ
ールが最も後方へ移動したときに前記係止部に係脱可能
に係止し、係止状態では移動レールの前方への移動を阻
止する被係止部が設けられている点にある。
【0013】本発明が第4の手段として構成したところ
は、キャビネット等の前面が開口した本体と、この本体
の一側部内面に上下に離れて配置された2本のスライド
レール装置と、前記本体の前面開口部を開閉する扉とを
備え、前記スライドレール装置が、前記本体の一側部内
面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平に設けられた
固定レールと、この固定レールに摺動自在に設けられた
移動レールとを有し、各スライドレール装置の移動レー
ルに前記扉の一側部の上部と下部とがそれぞれ回動可能
に連結された扉装置において、下側のスライドレール装
置の固定レールの前端部には第1係止部が設けられ、下
側のスライドレール装置の移動レールの前端部には、移
動レールが最も前方へ移動したときに前記第1係止部に
係脱可能に係止し、係止状態では移動レールの前方への
移動を阻止する第1被係止部が設けられ、上側のスライ
ドレール装置の固定レールの後端部には第2係止部が設
けられ、上側のスライドレール装置の移動レールの後端
部には、移動レールが最も後方へ移動したときに前記第
2係止部に係脱可能に係止し、係止状態では移動レール
の前方への移動を阻止する第2被係止部が設けられてい
る点にある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0015】図1は、本発明のスライドレール装置を実
施した家具の1例として、扉付きキャビネットの一部を
示している。キャビネットを構成する本体1は、前面の
開口部を開閉自在とする扉2を備えており、該扉2は、
図示矢印Rの方向に回動自在であり、蝶番3により図示
の右側端部が前方に持ち出されながら鎖線に示す位置ま
でほぼ90度回動し、これにより本体2の前面開口部を
開放する。また、本体2の一側部の側板4の内側には所
定間隔をあけて内側板5を設けることにより両板4、5
の間に格納空間Sが形成され、図示鎖線のように開放さ
れた扉2は、蝶番3と共に後方(図示矢印Mの方向)に
押入れることにより格納空間Sに格納される。尚、格納
された扉2は、前方(図示矢印Mの反対方向)に向けて
蝶番3と共に引出した後、図示鎖線で示す引出し位置か
ら実線で示す閉鎖位置に向けて回動自在である。
【0016】格納空間Sに対して扉2を蝶番3と共に押
入れ方向及び引出し方向に移動可能とするため、少なく
とも扉2の上下に対応して一対のスライドレール装置
6、6が配設されている。即ち、図5に示すように一対
のスライドレール装置6、6が本体1の側板4の内面に
上下に離れて配置され、長手方向を前後方向に向けてほ
ぼ水平に設けられている。ところで、本発明のスライド
レール装置は、扉付きキャビネットの他、キャビネット
のような「本体」と、該本体の格納空間に押入れ且つ引
出し自在とされる扉のような「進退部材」を備えたもの
であれば、類似物品にも実施可能であることを諒解され
たい。
【0017】各スライドレール装置6は、本体1の側板
4の内面にビス7で固着される固定レール8と、複数の
ボール9を保持したリテーナレール10と、移動レール
11とを、それぞれ、外側、中間、内側に配置せしめて
組合せることにより構成されており、固定レール8が最
も長く、リテーナレール10が次に長く、移動レール1
1が最も短い。
【0018】図2及び図3に示すように、リテーナレー
ル10は、帯状金属板により移動レール11の2倍強の
長さに形成され、固定レール8と移動レール11の間に
介装される基板部10aと、該基板部10aの両側縁に
折曲形成されたボール保持部10b、10bとを備え、
該ボール保持部10bに列設したボール孔により各ボー
ル9を回転自在に保持する。
【0019】固定レール8は、帯状金属板により、ボー
ル9を含んでリテーナレール10を内装せしめる溝幅の
溝形に形成され、溝底部を構成する基板部8aの両側縁
に折曲形成された断面弧状の溝壁8b、8bによりボー
ル9を外側から抱持する。従って、リテーナレール10
は、ボール9を介して固定レール8の長手方向に摺動自
在である。尚、固定レール8の長手方向の両端縁には、
基板部8aから一体に折曲形成された舌片8c、8c
(一方だけを図示し他方は図示しない)が設けられてい
る。また、基板部8aは、少なくとも長手方向両端の近
傍位置にビス孔8d、8d(一方だけを図示し他方は図
示しない)を貫設し、更に、該基板部8aの長手方向に
間隔をあけて複数のビス孔8eを貫設しており、これら
のビス孔8d、8eを介して前述したビス7により本体
1の側板4の内面に固着される。
【0020】移動レール11は、金属板により、リテー
ナレール10のボール9を含むボール保持部10b、1
0bに内装される溝幅の溝形に形成され、溝底部を構成
する基板部11aの両側縁に折曲形成された断面弧状の
溝壁11b、11bによりボール9を内側から抱持す
る。従って、移動レール11は、ボール9を介してリテ
ーナレール10の長手方向に摺動自在である。尚、基板
部11aは、長手方向両端の近傍位置に孔(図3(B)
に孔のボス12を示す)を貫設しており、該孔を介して
ボルト・ナット13(図3(A)参照)により蝶番3を
取付固着する。
【0021】固定レール8に対する移動レール11の摺
動を行うと、ボール9の回転によりリテーナレール10
が同時に追従しながら摺動するが、移動レール11の摺
動を繰り返すうちに、ボール9は、固定レール8の溝壁
8b及び/又は移動レール11の溝壁11bに対してス
リップし、該移動レール11とリテーナレール10の相
対位置が次第に変化することがある。そこで、このよう
な相対位置の変化が所定範囲を越えたとき、リテーナレ
ール10を移動レール11に追従して移動せしめ、両レ
ール10、11の相対位置を所定位置に復帰させるため
に、移動レール11とリテーナレール10を相互に係止
せしめる係合突起14、15がそれぞれのレールに設け
られている(図2(B)参照)。
【0022】このような構成のスライドレール装置6
は、少なくとも扉2の上下に位置して一対が配設され
(図5において、上側のスライドレール装置を符号6a
により示し、下側のスライドレール装置を符号6bによ
り示している)、それぞれ、固定レール8は、ビス7を
介して本体1の側板4の内面に固着され、移動レール1
1には、ボルト・ナット13を介して蝶番3が取付けら
れ、蝶番3により扉2が開閉自在に支持される。上述の
ように扉2を開放状態から格納空間Sに押入れ、又は格
納空間Sから引き出す際に、扉2の上下位置での動きを
同期せしめるため、上下に配設されたスライドレール装
置6、6における移動レール11、11は相互に連結補
強材16で連結されている(図1参照)。
【0023】上記の構成において、移動レール11を前
方へ摺動せしめることにより扉2を最大引出し位置まで
移動したとき、移動レール11の引出し方向の端部を保
持するための保持手段17(後述する第1保持手段17
a)が設けられている。また、移動レール11を後方へ
摺動せしめることにより扉2を最大押入れ位置まで移動
したとき、移動レール11の押入れ方向の端部を保持す
るための保持手段17(後述する第2保持手段17b)
が設けられている。第1保持手段17aと第2保持手段
17bは、スライドレール装置の長手方向に関して前後
対称とした形態である他、同一構成であるから、図3及
び図4に一方の第1保持手段17aを示しながら説明す
ると、保持手段17は、固定レール8の引出し方向の端
部に固定された保持部材18と、該保持部材18に係脱
自在に係止するように移動レール11の引出し方向の端
部に設けられた係止手段19とから構成されている。
【0024】保持部材18は、固定レール8の引出し方
向の端部において該レールの溝幅のほぼ全幅にわたり装
填される栓部20と、該栓部20から固定レール8の溝
内に沿って該溝幅よりも狭い幅を有して延びる延出部2
1とを弾性材により一体に形成した平板状の盤状ブロッ
クを構成している。例えば、弾性材は、天然ゴム、合成
ゴム、合成樹脂エラストマ等から選ぶことができ、この
ような弾性材により保持部材18をワンピースに一体成
形している。盤状ブロックの表面(固定レール8の溝底
部に臨む側を裏面とし、これとは反対側の表面)には、
延出部21の先端の幅方向ほぼ中央部から栓部20の近
傍に向けて切欠状に延びる凹部22が形成され、該凹部
22により盤状ブロックに薄肉部23を形成する。その
結果、栓部20の近傍から凹部22を挟んで延出部21
の先端に延びる一対の厚肉部24、24が形成され、各
厚肉部24の側縁を固定レール8の溝壁8bに向けてほ
ぼ山形に突出せしめることにより爪部25を形成してい
る。この際、爪部25の山形となる一対の斜面は、延出
部21の先端に向かう斜面を緩傾斜とすることによりガ
イドテーパ面26を形成し、これと反対側の斜面を急傾
斜とすることにより保持面27を形成している。尚、該
保持面27から栓部20に向かう延出部21の側縁は、
緩い上り勾配となるテーパ面28を形成する。
【0025】保持部材18は、栓部20に形成したスロ
ット29に固定レール8の舌片8cを挿入保持せしめる
と共に、栓部20に隣接する位置で薄肉部23に形成し
た皿孔状の共締め孔30を固定レール8の端側のビス孔
8dに合致せしめ、ビス7により保持部材18と固定レ
ール8を側板4に共締めされる。
【0026】これに対して、係止手段19は、移動レー
ル11の引出し方向の端縁から所定寸法だけ押入れ方向
に離間した部位に位置して該レールの溝壁11b、11
bを溝内方向に突出せしめることにより係止突部31、
31を形成する。この係止突部31は、例えば、溝壁1
1bを外側から内側に向けてプレス変形せしめることに
より形成されるが、図3(A)に示すように、係止突部
31、31から引出し方向の端縁に向かう溝壁11b、
11bにより構成された溝壁端部11cは、保持部材1
8のテーパ面28とほぼ同様の緩い勾配となるテーパ面
32を形成するのが好ましい。
【0027】上下に配置されたスライドレール装置6、
6は、各スライドレール装置6における固定レール8の
前端部及び後端部の両方にそれぞれ保持部材18、18
を対称状に設け、移動レール11の前端部及び後端部の
両方にそれぞれ係止手段19、19を対称状に設けるこ
とにより、上下のスライドレール装置6、6の前端部と
後端部の両方にそれぞれ保持手段17を構成するように
しても良いが、本発明の目的を達する範囲で部品点数の
減少化と低コスト化を実現するためには、図5に示すよ
うに、下側のスライドレール装置6aにおいては少なく
とも前端部のみに保持手段17a(第1保持手段)を構
成せしめ、上側のスライドレール装置6bにおいては少
なくとも後端部のみに保持手段17b(第2保持手段)
を構成せしめれば足りる。例えば、一端部に保持手段1
7を備えたスライドレール装置6を2本用意し、下側の
スライドレール装置6aにあっては保持手段17(第1
保持手段17a)を前方に配置し、上側のスライドレー
ル装置6bにあっては保持手段17(第2保持手段17
b)を後方に配置せしめ、それぞれ側板4に取付ければ
良い。
【0028】以上の構成によれば、格納空間Sに格納さ
れた扉2を引出すために引張ると、蝶番3を介して牽引
されながら、上下のスライドレール装置6b、6aにお
ける移動レール11が固定レール8に対して引出し方向
に移動する。最大引出し位置に至る直前に、下側のスラ
イドレール装置6aの前端部に設けた第1保持手段17
aにおいて、係止手段19を構成する移動レール11の
係止突部31が、保持部材18の爪部25を該レールの
溝幅方向に弾性変形せしめ、爪部25は、係止突部31
が乗り越えて通過すると形状を復元する。
【0029】この引出しに際し、移動レール11の引出
し方向の端縁が保持部材18の延出部21の先端に到来
すると、溝壁端部11cのテーパ面32が保持部材18
のガイドテーパ面26に沿って引出し方向に進行する。
移動レール11の一対の係止突部31、31の間隔寸法
は、保持部材18の一対の爪部25、25の間隔寸法よ
りもやや短く形成されているので、移動レール11の進
行に伴い、係止突部31、31が爪部25、25を押圧
し、該レールの溝幅方向の内側方向に弾性変形せしめ、
これにより係止突部31、31が爪部25、25を乗り
越える。
【0030】係止突部31、31が乗り越えると、爪部
25、25は弾性復元し、これにより爪部25、25の
保持面27、27を係止突部31、31に係止する。前
述のように保持面27は急傾斜となる斜面を構成してい
るので、移動レール11が押入れ方向に戻ることを阻止
し、その位置で移動レール11を保持する。このよう
に、固定レール8に取付けた保持部材18と、移動レー
ル11に設けた係止手段19とから成る保持手段17b
は、移動レール11の係止突部31により保部材18の
爪部25を該レールの溝幅方向に弾性変形せしめる構成
であるから、偏平なスライドレール装置6の内部の狭小
なデッドスペースを利用して納められ、コンパクトであ
る。尚、爪部25、25を形成した厚肉部24、24
は、凹部22により弾性変形を容易とされているが、設
計時に、凹部22の深さ、即ち、薄肉部23の肉厚を所
定の寸法に設計することにより、厚肉部24、24の弾
性強さを強弱何れにも設定できる。
【0031】前述のように係止突部31が爪部25を乗
り越えるや否や、移動レール11の引出し方向の端縁
は、保持部材18の栓部20に受止められ、扉2及び移
動レール11の最大引出し位置を規定する。この際、弾
性材から成る栓部20がストッパ33を構成し、移動レ
ール11の衝撃を吸収しながら当接せしめ停止させる。
図例の場合、移動レール11は、引出し方向の端縁を栓
部20のストッパ33に当接した状態で、係止突部31
を爪部25の保持面27に係止される。即ち、係止突部
31を含む溝壁端部11cがストッパ33と保持面27
の間に挟持状態で保持されるので、移動レール11は引
出し方向にも押入れ方向にもガタツキを生じることなく
保持される。
【0032】図例の場合、蝶番3を取付固着したボルト
・ナット13のうちボルト頭部又はナットが移動レール
11の基板部11aの内側面に突出しているが、最大引
出し位置において、図3(A)に鎖線で示すように、保
持部材18の凹部22に進入して位置する。
【0033】以上のようにして、扉2を最も前方へ移動
した最大引出し位置においては、図5に示すように、下
側のスライドレール装置6aの前端部に設けられた第1
保持手段17aが、爪部25により構成した第1係止部
25aに対して係止突部31により構成した第1被係止
部31aを係止され、移動レール11の後方(押入れ方
向)への移動を阻止する。そこで、上下の蝶番3、3に
より片持ち支持された扉2は、自重により、上側部分が
引出し方向に作用し下側部分が押入れ方向に作用するモ
ーメントを受けるが、上側のスライドレール装置6bは
移動レール11が最大引出し位置にあってそれ以上の前
方移動を阻止されると共に、下側のスライドレール装置
6aは第1保持手段17aにより移動レール11の後方
移動を阻止されているので、扉2は、従来のように傾斜
姿勢へと偏位することなく、鉛直姿勢に保持される。
【0034】扉2を最大引出し位置から格納空間Sに格
納せしめるに際しては、扉2をスライドレール装置6、
6に沿って強く押入れると、下側のスライドレール装置
6aにおける第1保持手段17aによる係止状態が解除
される。即ち、移動レール11の係止突部31が保持面
27を押圧しつつ爪部25を該レールの溝幅方向の内側
方向に弾性変形せしめ、これにより係止突部31、31
が爪部25、25を乗り越え、係止手段19が保持部材
18から脱する。扉2を最も後方へ移動して格納空間S
に格納した最大押入れ位置において、前述のように、上
側のスライドレール装置6bの後端部には第2保持手段
17bが設けられているので、上述した第1保持手段1
7aと全く同様の作用により、上側のスライドレール装
置6bの後端部に設けた第2保持手段17bは、保持部
材18の爪部25により構成した第2係止部25bと、
係止手段19の係止突部31により構成した第2被係止
部31bとを相互に係止し、移動レール11の前方(引
出し方向)への移動を阻止する。前述のように扉2は、
上側部分が引出し方向に作用し下側部分が押入れ方向に
作用するモーメントを受けているが、下側のスライドレ
ール装置6aは移動レール11が最大押入れ位置にあっ
てそれ以上の後方移動を阻止されると共に、上側のスラ
イドレール装置6bは第2保持手段17bにより移動レ
ール11の前方移動を阻止されるので、扉2を鉛直姿勢
に保持する。
【0035】
【発明の効果】請求項1ないし4に記載の本発明によれ
ば、スライドレール装置6を格納空間Sに格納される扉
2等の進退部材の上下に平行に取付けた場合、該進退部
材を最大引出し位置に引出したとき、移動レール11の
係止手段19が固定レール8の保持部材18に自動的に
保持され、該移動レール11の自由な移動を阻止するの
で、扉2を従来のように傾斜姿勢に偏位せしめることが
なく、鉛直姿勢を保持できるという効果がある。
【0036】特に、本発明によれば、固定レール8に取
付けた保持部材18と、移動レール11に設けた係止手
段19とにより保持手段17を構成し、移動レール11
の係止突部31が保部材18の爪部25を該レールの溝
幅方向に弾性変形せしめる構成であるから、保持手段1
7が偏平なスライドレール装置6の内部の狭小なデッド
スペースを利用して納められ、コンパクトになるという
利点がある。
【0037】しかも、請求項2に記載の本発明によれ
ば、係止突部31が爪部25を乗り越えるや否や、移動
レール11の引出し方向の端縁を弾性材から成る栓部2
0のストッパ33に当接し停止せしめる構成であるか
ら、停止時の移動レール11の衝撃を吸収緩和できる。
この際、上記実施形態のように、最大引出し位置におい
て、移動レール11の係止突部31を含む溝壁端部11
cを保持部材18のストッパ33と爪部25の間に挟持
せしめる構成とすれば、移動レール11は引出し方向に
も押入れ方向にもガタツキを生じることなく好適に保持
される。
【0038】また、請求項3に記載の本発明によれば、
保持部材18の栓部20にスロット29を形成し、該ス
ロット29に固定レール8の舌片8cを挿入保持せしめ
る構成であるから、従来から固定レール8に設けられて
いる舌片8cを利用しながら保持部材18の取付け位置
を正確に位置決めできる便利がある。
【0039】更に、請求項4に記載の本発明によれば、
保持部材18の延出部21に凹部22を形成し、爪部2
5を備えた厚肉部24を凹部22により切欠された薄肉
部23に連設せしめた構成であるから、保持部材18を
設計する際に、凹部22の深さ、即ち、薄肉部23の肉
厚を所定の寸法に設計することにより、爪部25の弾性
強さを強弱何れにも設定できる利点がある。しかも、上
記実施形態のように、移動レール11に蝶番3を取付固
着するボルト・ナット13を延出部21の凹部22に進
入するように構成しておけば、移動レール11の最大引
出し位置を固定レール8の引出し端のほぼ一杯まで設定
できるという効果もある。
【0040】そして、請求項5に記載の本発明によれ
ば、最大引出し位置に移動した扉2が傾くのを防止する
ことができ、請求項6に記載の本発明によれば、最大押
入れ位置に移動した扉2が傾くのを防止することがで
き、請求項7に記載の本発明によれば、扉2が最大引出
し位置と最大押入れ位置との何れに移動したときにも傾
くのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るスライドレール装置
を使用した扉付きキャビネットの1例を示す部分横断面
図である。
【図2】本発明の1実施形態を示しており、(A)は端
面から見た側面図、(B)は縦断側面図である。
【図3】本発明の1実施形態を示しており、(A)は図
2(A)のA−A線一部断面図、(B)は図2(A)の
B−B線一部断面図である。
【図4】本発明の1実施形態を示しており、(A)はス
ライドレール装置の端部近傍を示す斜視図、(B)は保
持部材の斜視図である。
【図5】本発明のスライドレール装置を設けた扉装置の
1実施形態の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体(キャビネット) 2 進退部材(扉) 3 蝶番 4 側板 6 スライドレール装置 6a 下側のスライドレール装置 6b 上側のスライドレール装置 8 固定レール 8a 基板部 8b 溝壁 8c 舌片 8d、8e ビス孔 9 ボール 10 リテーナレール 11 移動レール 11a 基板部 11b 溝壁 11c 溝壁端部 17 保持手段 17a 第1保持手段 17b 第2保持手段 18 保持部材 19 係止手段 20 栓部 21 延出部 22 凹部 23 薄肉部 24 厚肉部 25 爪部(係止部) 25a 第1係止部 25b 第2係止部 26 ガイドテーパ面 27 保持面 28 テーパ面 29 スロット 31 係止突部(被係止部) 31a 第1被係止部 31b 第2被係止部 32 テーパ面 33 ストッパ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット等の本体に対して扉等の進
    退部材を引出し方向及び押入れ方向に移動可能とするス
    ライドレール装置であり、前記本体に固定されるほぼ溝
    形の固定レールと、前記進退部材に取付けられ固定レー
    ルに対して摺動自在に組合せられたほぼ溝形の移動レー
    ルと、移動レールの摺動により進退部材を最大引出し位
    置まで移動したとき、移動レールの引出し方向の端部を
    保持する保持手段とを備えた構成において、 前記保持手段は、固定レールの引出し方向の端部に固定
    された保持部材と、該保持部材に係脱自在に係止するよ
    うに移動レールの引出し方向の端部に設けられた係止手
    段とから構成され、 前記保持部材が移動レールの引出し方向の端部に向けて
    対向すると共に該レールの溝幅方向に弾性変形可能な爪
    部を備え、前記係止手段が前記爪部の溝幅方向の弾性変
    形を介して該爪部を乗り越える係止突部を備えて成るこ
    とを特徴とするスライドレール装置。
  2. 【請求項2】 保持部材が、固定レールの引出し方向の
    端部において該レールの溝幅のほぼ全幅にわたり装填さ
    れた栓部と、該栓部から固定レールの溝内に沿って該溝
    幅よりも狭い幅を有して延びる延出部とを弾性材により
    一体に形成し、該延出部の先端近傍部の側縁を固定レー
    ルの溝壁に向けてほぼ山形に突出せしめることにより前
    記爪部を備え、 移動レールが、引出し方向の端縁から所定寸法だけ押入
    れ方向に離間した部位に位置して該レールの溝壁を溝内
    方向に突出せしめることにより前記係止突部を備え、 移動レールを引出し方向に摺動することにより前記係止
    突部を爪部に乗り越えさせたとき、前記栓部により移動
    レールの引出し方向の端縁を当接せしめるストッパを構
    成して成ることを特徴とする請求項1に記載のスライド
    レール装置。
  3. 【請求項3】 固定レールの引出し方向の端縁において
    該レールの溝底部から起立する舌片を折曲形成した構成
    において、 保持部材の栓部に、前記舌片を挿入保持するスロットを
    形成して成ることを特徴とする請求項2に記載のスライ
    ドレール装置。
  4. 【請求項4】 保持部材の爪部を延出部の両側縁に形成
    せしめ、係止突部を移動レールの両側の溝壁に形成せし
    めた構成において、 弾性材により形成された保持部材の延出部が固定レール
    の溝幅よりも狭い幅の盤状ブロックを構成すると共に、
    該延出部の先端の幅方向ほぼ中央部から栓部に向けて盤
    状ブロックを薄肉にするように延びる凹部を形成して成
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のスライドレ
    ール装置。
  5. 【請求項5】 キャビネット等の前面が開口した本体
    と、この本体の一側部内面に上下に離れて配置された2
    本のスライドレール装置と、前記本体の前面開口部を開
    閉する扉とを備え、前記スライドレール装置が、前記本
    体の一側部内面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平
    に設けられた固定レールと、この固定レールに摺動自在
    に設けられた移動レールとを有し、各スライドレール装
    置の移動レールに前記扉の一側部の上部と下部とがそれ
    ぞれ回動可能に連結された扉装置において、 下側のスライドレール装置の固定レールの前端部には係
    止部が設けられ、下側のスライドレール装置の移動レー
    ルの前端部には、移動レールが最も前方へ移動したとき
    に前記係止部に係脱可能に係止し、係止状態では移動レ
    ールの後方への移動を阻止する被係止部が設けられてい
    ることを特徴とする扉装置。
  6. 【請求項6】 キャビネット等の前面が開口した本体
    と、この本体の一側部内面に上下に離れて配置された2
    本のスライドレール装置と、前記本体の前面開口部を開
    閉する扉とを備え、前記スライドレール装置が、前記本
    体の一側部内面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平
    に設けられた固定レールと、この固定レールに摺動自在
    に設けられた移動レールとを有し、各スライドレール装
    置の移動レールに前記扉の一側部の上部と下部とがそれ
    ぞれ回動可能に連結された扉装置において、 上側のスライドレール装置の固定レールの後端部には係
    止部が設けられ、上側のスライドレール装置の移動レー
    ルの後端部には、移動レールが最も後方へ移動したとき
    に前記係止部に係脱可能に係止し、係止状態では移動レ
    ールの前方への移動を阻止する被係止部が設けられてい
    ることを特徴とする扉装置。
  7. 【請求項7】 キャビネット等の前面が開口した本体
    と、この本体の一側部内面に上下に離れて配置された2
    本のスライドレール装置と、前記本体の前面開口部を開
    閉する扉とを備え、前記スライドレール装置が、前記本
    体の一側部内面に長手方向を前後方向に向けてほぼ水平
    に設けられた固定レールと、この固定レールに摺動自在
    に設けられた移動レールとを有し、各スライドレール装
    置の移動レールに前記扉の一側部の上部と下部とがそれ
    ぞれ回動可能に連結された扉装置において、 下側のスライドレール装置の固定レールの前端部には第
    1係止部が設けられ、下側のスライドレール装置の移動
    レールの前端部には、移動レールが最も前方へ移動した
    ときに前記第1係止部に係脱可能に係止し、係止状態で
    は移動レールの前方への移動を阻止する第1被係止部が
    設けられ、上側のスライドレール装置の固定レールの後
    端部には第2係止部が設けられ、上側のスライドレール
    装置の移動レールの後端部には、移動レールが最も後方
    へ移動したときに前記第2係止部に係脱可能に係止し、
    係止状態では移動レールの前方への移動を阻止する第2
    被係止部が設けられていることを特徴とする扉装置。
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