JP2001197909A - 折り目押さえクリップ - Google Patents

折り目押さえクリップ

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JP2001197909A
JP2001197909A JP36147199A JP36147199A JP2001197909A JP 2001197909 A JP2001197909 A JP 2001197909A JP 36147199 A JP36147199 A JP 36147199A JP 36147199 A JP36147199 A JP 36147199A JP 2001197909 A JP2001197909 A JP 2001197909A
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fold
cloth
scarf
shape
meandering
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JP36147199A
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Yoshie Shimada
よし恵 島田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】布を傷付けずに平面状のスカーフ等の直線状の
布端の一部に括れを作って立体的に整形し、軽くてしっ
かり留まってずり落ちない留め具を提供する。 【構成】螺旋形の第1端部(1)と第2端部(2)の方
向を一致させ、更に、互いに反対方向に折り返して反転
し、少なくとも一か所以上にすべりどめ(3)を施した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスカーフ等の略直線
状の布端の一部を折りたたみ、折り目を押さえて括れを
つくり、平面状のスカーフ等の一枚の布を立体的に整形
する折り目押さえクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来スカーフ等の留め具としてはスカー
フ等の打ち合わせ箇所を留めるものが数多くあった。例
えば実開昭61−199212号、実開昭63−108
302号、実開平6−81314号のほかにブローチ、
安全ピンなどがあった。折り目を押さえるクリップとし
ては特願平9−266803号、特願平10−2627
09号、特願平10−304907号があった。また一
般的な挟み具としてはゼムクリップ類や髪留めピンがあ
った。
【0003】また、スカーフ等の一枚の布に括れを作る
ためには、布端の一部を巻き込んだり、スカーフ等の一
部を摘むように結び、この結び目が外見上見えないよう
に工夫して即席のえりぐりをつくっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭61−1992
12号は偏平した細い一本のS字型の和服襟用留ピンで
あって二枚の布を互いに反対方向から挿入して挟むだけ
なので、滑り落ちたり、斜めに傾いたりしてスカーフ等
を折り込んで留めるには不適当な留め具であった。ゼム
クリップや髪留めピンも同様である。
【0005】また、実開昭63−108302号、実開
平6−81314号は通常スカーフ等を装飾を兼ねて結
合するための留め具である。これを利用して、直線状の
折り目等の一部を畳んで挟んでも、胸元のスカーフ等の
先端を引っ張ると容易に外れてしまう。その上、重みが
あるので首周りに違和感を感じ、しかも重さがスカーフ
等を引っ張って着崩れてしまう。
【0006】特願平9−266803号、特願平10−
262709号、特願平10−304907号は、軽量
で、目立たず、使用者も外見的にも違和感なく装着で
き、布を傷つけずに括れをつくって、平面状のスカーフ
等を立体的に整形するために折り目を押さえることを目
的とするクリップであるが、その形状は成型加工上にお
いて、機械による加工ができず多くの人手を必要とす
る。そのため生産数が限られ、品質は安定せず、価格も
安価に提供できない。
【0007】ブローチや安全ピンで括れ分を畳んで留め
る方法はデリケートな絹のスカーフ等に針穴が開くこと
と、針先が繊維を引っ掛けたりして傷をつけるので敬遠
されていた。巻き込んで括れをつくる方法はすぐに緩ん
だり、スカーフが上方にせり上がってしまい、その効果
は継続しなかった。スカーフ等を摘んで結ぶ方法は、結
び目がゴロゴロして異物感があり、結んだ部分が皺にな
り、皺がなかなかのびなくて困った。また、スカーフ等
を纏うと、着崩れを心配して余計な神経を使ってしまい
肩がこるという悩みもあった。
【0008】上記のような理由から、軽量で、目立た
ず、使用者も外見的にも違和感なく装着でき、布を傷つ
けずに括れをつくって、平面状のスカーフ等を立体的に
整形する留め具で、しかも安定した品質で量産され、手
頃な価格の折り目押さえクリップが望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の折り目押さえクリップ(7)に於いては、
螺旋形の端部の方向を一致させ、更に、螺旋形を挟んで
互いに反対側に折り返して反転し、少なくとも一か所以
上にすべりどめ(3)を施す。または、蛇行形の端部の
方向を一致させ、少なくとも一か所以上にすべりどめ
(3)を施す。
【0010】上記のように形成された本発明の折り目押
さえクリップ(7)は、布の端をひと折りして折り目押
さえクリップ(7)を挟み、折り目の間にすべりどめ
(3)を施した布押さえ部(5)を挟み込んで使用する
ものである。ひと折り分は、括れ分として本発明の折り
目押さえクリップ(7)の中に畳み込まれ、吸収された
ことになり、括れができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の折り目押さえクリップ
(7)は以下のように実施される。図1は本発明の請求
項1の実施の形態を示す正面図である。図2は本発明の
請求項1の別の実施の形態を示す正面図である。まず、
一本の条線にて、ほぼ平面状の螺旋形を形成し、端部は
方向を一致する。螺旋回数は特に定めないが、2周以内
とする方法が考えられる。螺旋形を形成した後、更に螺
旋形の外周の接線に沿うように螺旋形の外側に折り返し
て反転し、螺旋形を大きく外れない位置を先端部とし、
それぞれ第1端部(1)及び第2端部(2)とする。第
1端部(1)及び第2端部(2)は方向を一致する。折
り返し部(4)から第1端部(1)及び第2端部(2)
までを布押さえ部(5)とする。左右の折り返し部
(4)を結ぶ直線は螺旋形の外周に接するか、又は横切
るものとする。螺旋形の形状は円形、楕円形、四角形、
三角形、ハート形など多数考えられる。また、別の実施
の形態として螺旋形を渦巻形にする方法も考えられる。
【0012】図4は本発明の請求項2の実施の形態を示
す正面図である。一本の条線にて、5回以上の蛇行より
なる平面状の蛇行形を形成し、第1端部(1)及び第2
端部(2)は方向を一致する。蛇行の形状はU字形やV
字形や矩形や鍵形、またはこれらの組み合わせ等多数考
えられるが、中央を中心にして対称に蛇行する形状が考
えられる。例えば、中央の蛇行部は矩形にやや大きく蛇
行し、他は5ミリメートル以内の細いU字形の蛇行とす
る方法が考えられる。蛇行形の両端の蛇行幅は他よりや
や狭くすることも考えられる。第1端部(1)及び第2
端部(2)から直近の蛇行部までを布押さえ部(5)と
する。
【0013】布押さえ部(5)、及び螺旋形又は蛇行形
の一部にすべりどめ(3)を施す。螺旋形においては、
左右の折り返し部(4)に挟まれた螺旋形の外周にすべ
りどめ(3)を施す方法が考えられ、蛇行形において
は、中央に位置する蛇行部にすべりどめ(3)を施す。
又は中央に位置する蛇行部及びその周辺にすべりどめ
(3)を施す方法が考えられる。蛇行が7回以上の場合
は複数箇所の蛇行部又はその周辺にすべりどめ(3)を
施す方法もある。また、すべりどめ(3)は布押さえ部
(5)のみに装着する方法も考えられる。すべりどめ
(3)の装着方法は条線に巻きつけるように、又は包む
ように、又は挟むように等様々な方法がある。形状は、
動物や植物や文字等を図案化したもの、または四角形、
三角形、角柱、円柱、滴形、球形、ハート形など多数考
えられる。
【0014】折り目押さえクリップ(7)の素材は軽量
で可撓性に優れ、表面が滑らかな素材を用いる。例えば
硬質または軟質性のプラスチック等の合成樹脂、或いは
形状記憶樹脂、又は鋼鉄線又はチタンなどの合金、或い
は形状記憶合金やステンレス又はその他のバネ性を備え
た金属線材、植物の蔓や根や茎、又は樹皮、又はその他
の繊維、動物等の皮革類、又は加工紙や布又は上記素材
の組み合わせなどが考えられる。これらを折り曲げた
り、撓めたり、型抜きなど素材に適した方法で成型す
る。
【0015】金属類を使用する場合は本発明の成型前、
又は成型中、又は成型後に錆どめの処置を施す。例えば
金または銀のメッキまたはカラーメッキ等を施したり、
燻銀風にしたり、塗料を塗ったり、ビニールや布、又は
皮革等で覆ったりする方法が考えられる。植物の蔓や根
や茎、又は樹皮、又は動物の皮革等を素材とした場合
は、成型前、又は成型後に、布を引っ掛けないように表
面を研磨したり、塗料を塗ったり、ビニールや布、又は
皮革等で覆ったりする。
【0016】本発明の折り目押さえクリップ(7)の重
さや太さ又は厚みは、一般に愛用されている絹のスカー
フの重さと略同じか、或いは軽くなければならない。し
たがって比重の大きい材料は細いものや薄いものを用い
るが、均一である必要はない。板状の素材を使用する時
は模様状の形を打ち抜いたり、パイプ状にするなどの方
法で実施する場合もある。
【0017】すべりどめ(3)の素材は布が滑りにく
く、布が変質したり変色したりしないゴム、シリコン、
ウレタン等が考えられる。
【0018】上記のように形成された本発明の折り目押
さえクリップ(7)の使用法を述べる。布端をスカーフ
の表側に必要な幅でひと折りする。図6に示すように両
端の布押さえ部(5)がひと折り分の上にのるように挟
みいれる。続いて、図7に示すように左右の布押さえ部
(5)を折り目の間に挟み込む。折り目押さえクリップ
(7)は布押さえ部(5)等のすべりどめ(3)の摩擦
の力によって布を制止して留める。
【0019】以上の操作によって、ひと折り分は、括れ
分として本発明の折り目押さえクリップ(7)の中に畳
み込まれ、吸収されたことになり、図9に示す括れがで
きる。図10に示すように、折り目押さえクリップ
(7)が直接体に触れるように、ワイシャツの襟のよう
に立てて装う。折り目押さえクリップ(7)に挟まれな
かった残りの部分は、螺旋形を、又は蛇行形の中央部付
近を被せるように越えて反対側に垂れて、体を覆う。
【0020】
【発明の効果】本発明は軽量で、可撓性に優れた素材を
用いて形成され、布押さえ部(5)等のすべりどめ
(3)の摩擦力によって制止する構造となっているの
で、スカーフ等を傷付けることなく、直線状の布端や折
り目の任意の箇所に簡単な操作で括れができ、ずり落ち
たりせず、日常生活でもスポーツでも着崩れの心配がな
く、外見上も違和感がなく、肩も凝らない。また、本発
明の螺旋形または蛇行形は機械加工が可能なので、安定
した品質のものが安価で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施の形態の正面図
【図2】本発明の請求項1の別の実施の形態の正面図
【図3】本発明の請求項1の更に別の実施の形態の正面
【図4】本発明の請求項2の実施の形態の正面図
【図5】本発明の請求項2の別の実施の形態の正面図
【図6】本発明の折り目押さえクリップ(7)をスカー
フ(6)に挟みいれた状態を示す斜視図
【図7】図6に続いて布押さえ部(5)を折り目の間に
挟みいれて、折り目を押さえた状態を示す斜視図
【図8】本発明の請求項2の実施の形態による折り目押
さえクリップ(7)をスカーフ(6)にセットして折り
目を押さえている状態を示す斜視図
【図9】本発明の折り目押さえクリップ(7)をスカー
フ(6)にセットして、括れができた状態を示す斜視図
【図10】本発明の折り目押さえクリップ(7)をセッ
トしたスカーフ(6)を装着した様子を示す斜視図
【符号の説明】
1 第1端部 2 第2端部 3 すべりどめ 4 折り返し部 5 布押さえ部 6 スカーフ 7 折り目押さえクリップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺旋形の第1端部(1)と第2端部(2)
    の方向を一致させ、更に、互いに反対方向に折り返して
    反転し、少なくとも一か所以上にすべりどめ(3)を施
    したことを特徴とした折り目押さえクリップ(7)。
  2. 【請求項2】蛇行形の第1端部(1)と第2端部(2)
    の方向を一致させ、少なくとも一か所以上にすべりどめ
    (3)を施したことを特徴とした折り目押さえクリップ
    (7)。
JP36147199A 1999-11-10 1999-11-15 折り目押さえクリップ Pending JP2001197909A (ja)

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JP35637999 1999-11-10
JP11-356379 1999-11-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019010396A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社Kanmi バッグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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