JP2001197221A - 画像通信用電話機、画像通信用端末装置及び画像通信システム - Google Patents

画像通信用電話機、画像通信用端末装置及び画像通信システム

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JP2001197221A
JP2001197221A JP2000035837A JP2000035837A JP2001197221A JP 2001197221 A JP2001197221 A JP 2001197221A JP 2000035837 A JP2000035837 A JP 2000035837A JP 2000035837 A JP2000035837 A JP 2000035837A JP 2001197221 A JP2001197221 A JP 2001197221A
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wireless communication
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Akira Naito
彰 内藤
Makoto Ikushima
誠 幾島
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Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型電話機にテレビ電話機能を搭載したも
のは画面サイズが小さく、且つ、携帯型電話機に面と向
かって話さなければならないなど、従来慣用された電話
機の使用方法が使えなくなっている。 【解決手段】 画像通信用電話機100は、携帯型電話
機などの形態を持ち、音声入力手段102と第1の音声
出力手段103を備える。ここで、画像データを受信し
た場合、第1の無線通信手段106は、十分なサイズの
表示画面を有する画像通信用端末装置107の第2の無
線通信手段111へ、該画像データを転送する。第2の
画像転送制御手段112は、受信した画像データを画像
出力手段108に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型の端末技術に
係わり、特に、電話回線を介して、音声データと画像デ
ータを送受信するTV電話などの画像通信用電話機、画
像通信用端末装置及び画像通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般公衆回線などを介して、画像データ
と音声データを送受信するシステムとして、テレビ電話
システムがある。このテレビ電話システムでは、通話相
手の表情を確認しながら会話を行うため、より深い意志
疎通を実現することができる。また、今後の高齢化社会
においては、老人家庭の安否確認など、ますます活用の
場が広がると期待されている。
【0003】従来のテレビ電話の製品としては、一般家
庭用の宅内電話機に、画像表示用の画面と画像入力用の
小型カメラとが一体化となった構造となっており、相手
側の電話機から送られてくる画像を、画面で確認しなが
ら、音声通話を行うことができる。但し、宅内への引込
み電話線に接続するという構成上、利用できる場所は限
定されるものであった。
【0004】これに対して、特開平11−187468
号公報の「携帯型テレビ電話システムにおける画像デー
タ領域可変方式」に示されるように、携帯型電話に、小
型の画像表示用の画面とカメラを搭載することで、外出
先や移動中など、場所を問わず、テレビ電話システムを
利用可能にする製品も現れてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
携帯型電話に画面とカメラを搭載した製品では、片手で
握れるサイズの携帯型電話機の筐体に、各部品を組み込
む必要があるため、表示画面のサイズも小さくなってい
る。この結果、相手の表情を確認するという、テレビ電
話システムの長所が犠牲になってしまっている。
【0006】また、同製品では、筐体の前面に、画像入
力用のカメラと画像表示用の画面が備えられているた
め、使用時には、筐体の前面に向かって話しかける構図
となる。しかし、従来から、一般に使用されている携帯
型電話機の場合、ハンドセットのように、耳にあてて使
用する構図が自然であり、これが一般に受け入れられて
いる。このため、携帯型電話機の筐体の前面を、顔の正
面に位置させる構図は、一般的ではなく、普及するにし
ても時間を要すると考えられる。
【0007】本発明の目的はテレビ電話システムなどの
画像通信用の携帯型端末に対して、十分な表示画面サイ
ズと、自然な使用方法を実現することができる技術を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を実現するた
めに、本発明では、画像通信用電話機、画像通信用端末
装置、及び画像通信システムを提供する。まず、本発明
による画像通信用電話機は、電話回線と接続され、デー
タの送受信を行う電話回線接続手段と、ダイアル操作な
どのユーザ操作を受け付ける第1の操作入力手段と、マ
イクなどにより音声入力を行う音声入力手段と、スピー
カなどにより音声出力を行う第1の音声出力手段と、デ
ータの送受信機能を有する第1の無線通信手段と、前記
電話回線接続手段から受け取った画像データを、前記第
1の無線通信手段に伝達し、無線通信によるデータ送信
を行わせる第1の画像転送制御手段とを備えている。
【0009】本発明による画像通信用電話機において、
前記第1の画像転送制御手段は、前記電話回線接続手段
から受け取った音声データを、前記第1の無線通信手段
に伝達し、無線通信によるデータ送信を行わせる機能を
備えることが望ましい。また、前記第1の画像転送制御
手段は、前記第1の無線通信手段から受け取った画像デ
ータを、前記電話回線接続手段に伝達し、電話回線によ
るデータ送信を行わせる機能を備えることが望ましい。
また更に、前記第1の画像転送制御手段は、前記第1の
無線通信手段から受け取った音声データを、前記電話回
線接続手段に伝達し、電話回線によるデータ送信を行わ
せる機能を備えることが望ましい。
【0010】本発明による画像通信用端末装置は、画像
データを表示画面に出力する画像出力手段と、前記第1
の無線通信手段との間で、無線通信によるデータの送受
信を行う第2の無線通信手段と、前記第2の無線通信手
段が受信した画像データを、前記画像出力手段に伝達す
る第2の画像転送制御手段と、スピーカなどにより音声
出力を行う第2の音声出力手段と、ビデオカメラなどに
より画像データの入力を行う画像入力手段とを備える。
【0011】前記画像通信用端末装置において、前記第
2の画像転送制御手段は、前記第2の無線通信手段が受
信した音声データを、前記第2の音声出力手段に伝達す
る機能を備えることが望ましい。また、前記第2の画像
転送制御手段が、前記画像入力手段から受け取った画像
データを、前記第2の無線通信手段に伝達し、前記第1
の無線通信手段へ送信させる機能を備えることが望まし
い。また、本発明による画像通信用電話機は、電話回線
に接続され、データの送受信を行う電話回線接続手段
と、前記電話回線接続手段を介して入力された音声を出
力する音声出力手段と、前記電話回線接続手段を介して
出力する音声を入力するための音声入力手段と、前記電
話回線接続手段から得られた画像データを送信し、送信
された画像データを受信する通信手段とを備える。ま
た、画像通信用端末装置は、画像通信用電話機から送信
された画像データを受信する通信手段と、前記通信手段
で受信した画像データを表示する画像出力手段とを備え
る。
【0012】本発明による画像通信システムは、電話回
線に接続され、データの送受信を行う電話回線接続手
段、前記電話回線接続手段を介して入力された音声を出
力する音声出力手段、前記電話回線接続手段を介して出
力する音声を入力する音声入力手段、前記電話回線接続
手段から得られた画像データを送信すると共に、送信さ
れた画像データを受信する第1の通信手段を有する画像
通信用電話機と、前記画像通信用電話機から送信された
画像データを受信する第2の通信手段、前記第2の通信
手段で受信した画像データを表示する画像出力手段を有
する画像通信用端末装置とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、幾つかの実施例を用い、図を参照して説明する。図
1は本発明による画像通信用電話機及び画像通信用端末
装置の第1の実施例を示すブロック図である。図1に示
すように、本発明による画像通信用電話機100は、電
話回線接続手段101、音声入力手段102、第1の音
声出力手段103、第1の操作入力手段104、第1の
画像転送制御手段105、及び第1の無線通信手段10
6から構成される。
【0014】電話回線接続手段101は、一般公衆回線
網114などの電話回線に接続され、通信回線の確立と
切断、及び確立された通信回線上でのデータ転送を行
う。通信回線の確立には、相手側から確立を要求してく
る着信の場合と、こちら側からのダイアル制御などによ
り発呼を行う発信の場合がある。電話回線接続手段10
1としては、ISDNの場合、モデム装置やターミナル
アダプタなどから構成され、通常のアナログによる通信
の場合には、モデム装置から構成される。音声入力手段
102は、音声通話における音声入力を行うもので、マ
イク及び、マイクから入力された音声データの符号化装
置などから構成される。この音声符号化には、国際標準
規格である、「ITU−T G.728」、「同G.7
11」準拠などの方式があり、本発明では、これらの符
号化の方式を用いてもよいし、他の符号化方式を用いて
もよい。
【0015】第1の音声出力手段103は、音声通話に
おける音声出力を行うもので、スピーカ及び、スピーカ
へ出力する信号に音声データを変換する音声複合化装置
から構成される。この音声複合化には、前述と同様に、
国際標準規格である、「ITU−T G.728」、
「同G.711」準拠などの方式が用いられる。第1の
操作入力手段104は、ユーザの操作を受付けるもの
で、ダイアル用ボタンなどの入力装置から構成される。
また、この入力装置としては、音声認識装置を使用して
も良い。この場合、前述の音声入力手段102から、ユ
ーザの音声による操作指示を受付け、音声認識により、
対応するユーザ操作入力を判定する。
【0016】第1の画像転送手段105は、電話回線接
続手段101と第1の無線通信手段106との間で画像
データや音声データを仲介するもので、CPU(Cen
tral Processor Unit)、ROM
(Read Only Memory)、RAM(Ra
ndom Access Memory)、及びこれら
を用いて実行するプログラムから構成される。第1の無
線通信手段106は、画像通信用端末装置107の第2
の無線通信手段111との間で、無線通信によるデータ
送受信を行うもので、赤外線やラジオ波の送受信部から
構成される。但し、本発明を実現する上では、いかなる
無線通信方式も使用することができる。
【0017】一方、本発明の画像通信用端末装置107
は、画像出力手段108、第2の操作入力手段109、
第2の音声出力手段110、第2の無線通信手段11
1、第2の画像転送制御手段112、及び画像入力手段
113から構成される。但し、第2の音声出力手段11
0と画像入力手段113は、本発明に必須の構成ではな
く、無くても構わない。画像出力手段108は、画像デ
ータを表示画面に出力するもので、液晶パネルなどの表
示装置と、表示装置が処理可能な形式に画像データ変換
する画像複合化装置などから構成される。画像データの
複合化には、国際標準規格の「ITU−T H.26
1」準拠などの方式があるが、本発明は、この複合化方
式を用いてもよいし、用いなくてもよい。
【0018】第2の操作入力手段109は、ユーザの操
作を受付けるもので、操作ボタンや、前述の画面出力手
段108と一体化したタッチパネルから構成される。特
に、第2の操作入力手段109が受付けるユーザの操作
としては、第1の無線通信手段106と第2の無線通信
手段111との間の無線通信を、開始、あるいは終了さ
せる操作が含まれる。第2の音声出力手段110は、音
声通話における音声出力を行うもので、前述の第1の音
声出力手段103と基本的に構成は同じである。
【0019】第2の無線通信手段111は、第1の無線
通信手段106との間で、無線通信によるデータ送受信
を行うもので、赤外線やラジオ波の送受信部から構成さ
れる。無線通信方式に関しては、前述の無線通信手段1
06の説明で述べた通りである。第2の画像転送制御手
段112は、画像出力手段108、第2の音声出力手段
110、あるいは画像入力手段113と、第2の無線通
信手段111との間で、画像データや音声データを仲介
するものであり、CPU(Central Proce
ssor Unit)、ROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access
Memory)、及びこれらを用いて実行するプログ
ラムから構成される。画像入力手段113は、画像デー
タを入力するもので、画像入力用のカメラと、カメラか
らの画像データに対するを符号化装置から構成される。
画像データの符号化には、国際標準規格の「ITU−T
H.261」準拠などの方式があるが、本発明におい
ては、この複合化方式を用いてもよいし、他の方式を用
いてもよい。
【0020】以上の図1に示す構成を用いて、本実施例
によって行われる処理について説明する。図2は本発明
による画像通信用電話機の処理フローの第1の実施例を
示すフロー図であり、図2(a)は、着信の場合におけ
る画像通信用電話機の処理フロー、図2(b)は音声入
力時の処理フローである。
【0021】図2(a)のステップ201において、電
話回線接続手段101が、外部の一般公衆回線114か
らの着信を検出する。次に、ステップ202において、
電話回線接続手段101は、一般公衆回線114からの
データを受信する。ステップ203において、第1の画
像転送制御手段105は、ステップ202で受信したデ
ータに画像データが含まれるか判定を行う。もし、画像
データが含まれる場合には、ステップ204で画像デー
タを検出すると、ステップ205に移行し、この画像デ
ータを、第1の無線通信手段106に伝達する。これを
受け、第1の無線通信手段106は、この画像データを
無線通信により、画像通信用端末装置107などへ転送
する。その後、ステップ206において、ステップ20
2で受信したデータに含まれる音声データを、第1の音
声出力手段103によって出力する。
【0022】ステップ204で、画像データが含まれな
いと判定された場合には、ステップ205をパスし、ス
テップ206へ進む。その後、ステップ207で、回線
切断の発生をチェックし、もし発生していなければ、ス
テップ202に戻り、データ受信の処理を繰り返す。も
し、ステップ207において、回線切断を検出した場合
には、処理を終了する。
【0023】ここで、ステップ203における画像デー
タの検出について、図7を用いて説明する。図7は送信
されるデータ構成の一実施例を示す模式図であり、図7
(a)はデータの配列を示し、図7(b)は画像データ
の実施例を示し、図7(c)は音声データの構成例を示
す。図7(a)は、ステップ202において受信する、
データの構成例である。受信データは、データ種別70
1、データ長702、データ本体703、及びチェック
データ704などから構成される。データ種別701
は、画像データか、音声データかを示す識別コードであ
り、データ長702は、続くデータ本体703のサイズ
情報であり、データ本体703は、画像データ自体、あ
るいは音声データ自体であり、チェックデータ704
は、データエラーを検出するためのチェックサムなどの
情報である。図7(b)は、画像データの例であり、デ
ータ種別701には、画像データを示す識別コード”I
MAGE”が格納されている。また、図7(c)は、音
声データの例であり、データ種別701には、音声デー
タを示す識別コード”VOICE”が格納されている。
このデータ種別を、ステップ203でチェックすること
により、画像データが含まれるかを判定することができ
る。
【0024】また、本発明の画像通信用電話機では、音
声通話も同時に行うことができる。まず、相手の音声の
出力は、前述のステップ206で実現できる。また、こ
ちらの音声入力は、図2(b)に示すフローにより処理
できる。まず、ステップ209にて、こちらの音声を、
音声入力手段102から入力する。音声入力手段102
で入力された音声データは、ステップ210において、
電話回線接続手段101から、一般公衆回線114を介
して、相手側の電話機へ送信される。ステップ211に
おいて、回線切断の発生をチェックし、ステップ212
で回線切断の発しを検出できなかった場合には、ステッ
プ209に戻り、音声入力処理を繰り返す。もし、ステ
ップ211で回線切断が発生していた場合には、ステッ
プ212で処理を終了する。
【0025】また、図2(a)のフローにおいて、画像
データに関する処理ステップと、音声データに関する処
理ステップの順序が逆になってもよい。すなわち、図2
(a)の音声データ出力を行うステップ206が、画像
データ検出処理のステップ203の前にきてもよい。こ
の場合の処理フローを図3に示す。図3は本発明による
画像通信用電話機の処理フローの第2の実施例を示すフ
ロー図である。図において、ステップ202でデータを
受信すると、ステップ206で、まず音声を出力し、そ
の後、ステップ203で、受信データに画像データが含
まれているか否かを検出する。その後のステップは図2
(a)の場合と同じであるため、その説明を省略する。
【0026】また、受信するデータすべてに、画像デー
タが含まれるか否かが、決まっている場合、ステップ2
03において、毎回、受信データをチェックする必要は
なくなる。この場合の処理フローの例を、図4に示す。
図4は本発明による画像通信用電話機の処理フローの第
3の実施例を示すフロー図である。図において、ステッ
プ201で、着信を検出した後、ステップ203におい
て、今から開始する通信に、画像データが含まれるかを
判定する。その後、ステップ202において、データを
受信する部分は同じである。次に、ステップ203での
判定結果が、画像データを含むとなっている場合には、
ステップ210において、ステップ205へ分岐する。
ここで、ステップ210での判定は、毎回受信したデー
タに対してチェックを行っているわけではなく、ステッ
プ209の時点で、分岐するか否かが決定してしまう。
このため、実質的に、ステップ210での判定処理の負
荷はほとんどない。
【0027】次に、ステップ203において、通信中に
画像データが含まれるか否かを判定する方法について、
図8と図9を用いて説明する。図8は通信開始時に送信
されるデータ構成の一実施例を示す模式図である。図8
(a)は着信直後などの通信開始時に、相手側から送信
されてくるデータの構造例である。このデータには、通
信種別801と通信パラメータ802などが含まれる。
通信種別801は、今から開始する通信が、音声データ
のみの通信なのか、画像データを含む通信なのかを示す
識別コードである。通信パラメータ802は、必ずしも
必要なデータではなく、例えば、画像通信の場合、画像
データの符号化方式の識別コードなどを格納する。図8
(b)は音声データのみの通信の場合のデータ例であ
る。通信種別801には、音声データのみの通信を示す
識別コード”Normal−TEL”が格納され、通信
パラメータ802には、未使用の”0”が格納されてい
る。また、図8(c)は、画像データと音声データを含
む通信の場合のデータ例である。通信種別801には、
画像データと音声データを含むことを示す識別コード”
Video−TEL”が格納され、通信パラメータ80
2には、国際標準規格の音声・画像に関する通信制御方
法の一つを示す識別コード”H.320”が格納されて
いる。このように、ステップ203では、通信種別80
1を判定することで、毎回受信するデータをチェックす
ることなく、画像データが含まれるか否かを判定するこ
とが可能となる。
【0028】図9は送信されるデータ構成の他の実施例
を示す模式図である。図9(a)はステップ203にお
いて、通信に画像データが含まれるか否かを判定する際
に使用されるデータ構造の例である。この場合、音声フ
ラグ901と映像フラグ902を使用する。音声フラグ
フラグ901が”ON”の場合、音声データが含ま
れ、”OFF”の場合は含まれない。同様に、映像フラ
グ902が”ON”の場合、画像データが含まれ、”O
FF”の場合は、含まれない。図9(b)は音声データ
のみの通信の場合を示し、図9(c)は音声データと画
像データを含む通信の場合を示す。
【0029】ところで、図1の画像通信用電話機100
から発呼し、画像通信を行う場合には、ステップ201
の着信検出処理が、ダイアル制御などの発信処理とな
る。この場合のダイアル制御は、画像通信用電話機10
0が自動で行ってもよいし、ユーザが第1の操作入力手
段104のダイアル用ボタンを操作して入力してもよ
い。また、図1に示す本実施例画像通信用電話機100
では、図2の処理フローのステップ206において、第
1の音声出力手段103に出力していた音声データを、
ステップ205の処理と同様に、第1の無線通信手段1
06に伝達することにより、無線通信による音声データ
を画像通信用端末装置107に送信し、ここで出力する
ことができる。
【0030】更に、画像通信用電話機100では、図2
(b)の処理フローのステップ209において、音声入
力手段102からの音声データではなく、画像通信用端
末装置107から送信され、第1の無線通信手段106
で受信した画像データ、あるいは音声データを、ステッ
プ210にて、電話回線接続手段101へ伝達すること
により、画像通信用端末装置107から無線通信によっ
て受け取った画像データ、音声データを、電話回線11
4へ送信することができる。
【0031】次に、図1の画像通信用端末装置107に
より行われる処理例について、図5の処理フローを用い
て説明する。図5は本発明による画像通信用端末装置の
処理フローの一実施例を示すフロー図である。まず、ス
テップ501において、第2の無線通信処理手段111
に対して、無線通信の許可を与える。このステップ50
1における処理は、第2の操作入力手段109により受
付けた、ユーザ操作に基づき行われてもよい。ステップ
502において、第2の無線通信手段111が、第1の
無線通信手段106から、無線通信により画像データを
受信する。ステップ503において、第2の画像転送制
御手段112は、第2の無線通信手段111が受信した
画像データを、画像出力手段108へ伝達する。これを
受け取り、画像出力手段108は、伝達された画像デー
タに基づき、画像を画面に表示する。ステップ504に
おいて、第2の操作入力手段109により入力された、
ユーザによる終了要求などを検出した場合、ステップ5
05で分岐し、処理を終了する。もし、ステップ504
で、ユーザによる終了要求などを検出しなかった場合に
は、ステップ505にて分岐し、ステップ502に戻
り、第2の無線通信手段111からの画像データの受信
処理を繰り返す。
【0032】図6は本発明による画像通信用端末装置の
処理フローの他の実施例を示すフロー図である。図6
(a)は無線通信により画像通信用電話機100から受
け取った音声データを出力する処理を説明するフローで
ある。まず、ステップ601において、第2の無線通信
手段111に対して、無線通信の許可を与える。ステッ
プ602において、第2の無線通信手段111が第1の
無線通信手段106から、無線通信により、画像データ
と音声データを受信する。ステップ603において、こ
の画像データを、画像出力手段108へ伝達し、表示画
面に出力する。ステップ604において、音声データを
第2の音声出力手段110へ伝達し、スピーカなどから
音声を出力する。ステップ605において、第2の操作
入力手段109により入力された、ユーザによる終了要
求などを検出した場合、ステップ606で分岐し、処理
を終了する。もし、ステップ605で、ユーザによる終
了要求などを検出しなかった場合には、ステップ606
にて分岐し、ステップ602に戻り、第2の無線通信手
段111からの画像データの受信処理を繰り返す。
【0033】図6(b)は画像通信用端末装置にて画像
データを入力し、無線通信により、画像通信用電話機に
送信する処理を示すフロー図である。まず、ステップ6
07において、画像入力手段113によりビデオカメラ
などから、画像データを入力する。ステップ608にお
いて、この画像データを、第2の無線通信手段111へ
伝達し、無線通信により、第1の無線通信手段106へ
転送する。ステップ609において、第2の操作入力手
段109により入力された、ユーザによる終了要求など
を検出した場合、ステップ610で分岐し、処理を終了
する。もし、ステップ609で、ユーザによる終了要求
などを検出しなかった場合には、ステップ610にて分
岐し、ステップ607に戻り、画像入力手段113から
の画像データの入力処理を繰り返す。
【0034】上述した本実施例の画像通信用電話機と画
像通信用端末装置を使用した画像通信システムの一実施
例を図10に示す。図10は本発明による画像通信シス
テムの一実施例を示す外観図である。画像通信用電話機
1017の外観は、一般の携帯型電話と同様に、ダイア
ル用のボタン1014、マイク1013、スピーカ10
16、及びダイアル番号確認等に使用する表示画面10
15を備えている。特徴的な部分は、画像通信用端末装
置1007と無線通信を行うための送受信部1012を
備えていることである。
【0035】画像通信用端末装置1007の外観は、ノ
ート型パソコンの形態で、画像表示用の画面1008、
ユーザの操作入力用のキーボード1018、画像入力用
のカメラ1010、及び画像通信用電話機1017と無
線通信を行うための送受信部1011から構成されてい
る。通話相手1001も同様に、画像通信用電話機10
03と画像通信用端末装置1002を持っている。通話
相手1001から発呼すると、画像通信用電話機100
3から、近辺の携帯型電話の基地局1004、一般公衆
回線網1005、及びこちらの近辺の携帯型電話の基地
局1006を経由して、画像通信用電話機1017に着
信する。
【0036】一旦、通話相手1001との間に通信回線
が確立された後は、回線を切断するまで、音声と画像に
よる通話が可能となる。例えば、通話相手1001の画
像が、こちらの画像通信用端末装置1007の表示装置
1008上に、画像1009のように表示される。ま
た、図10の画像通信用端末装置1007代わりに、画
像入力用のカメラを備えたテレビを使用することもでき
る。
【0037】図16は本発明による画像通信システム構
成の他の実施例を示す外観図であり、図16(a)は画
像通信用端末装置の代わりに、画像入力用のカメラを備
えたこの場合の画像通信システムの外観を示す外観図で
ある。画像通信用端末装置として使用されるテレビ10
18は、画像表示用の画面1020、音声出力用のスピ
ーカ1021、画像入力用のカメラ1019、及び、画
像通信用電話機1017と無線通信を行うための送受信
部1022を備えている。ここで、画像通信用電話機1
017から、無線通信により受信した画像データを、画
面1020に出力し、同じく、無線通信により受信した
音声データを、スピーカ1021に出力する。スピーカ
1021による音声出力は、画像通信用電話機1017
のスピーカ1016における音声出力と平行して動作し
てもよいし、ユーザの指示あるいは自動的に、一方だけ
に限定してもよい。なお、図16(b)に示す外観図に
ついては後述する。
【0038】次に、図1に示したシステム構成に対する
他の実施例について説明する。図11は本発明による画
像通信用電話機及び画像通信用端末装置の第2の実施例
を示すブロック図である。図において、画像通信用端末
装置107は第2の無線通信手段111、第2の画像転
送制御手段112、及び画像出力手段108のみを備え
るように構成されている。この場合、画像通信用端末装
置107は、第2の無線通信手段111が受信した画像
データのみを出力する。
【0039】図12は図11に示すシステム構成の一実
施例を示す外観例である。図12(a)は画像通信用電
話機1201と画像通信用端末装置1210が機械的に
一体化された外観例であり、画像通信用電話機1201
は、音声出力用のスピーカ1203、ユーザ操作入力用
のボタン1202、音声入力用のマイク1204、無線
通信用の送受信部1206、及び画像通信用端末装置1
210との機械的結合を行うコネクタ1208から構成
される。一方、画像通信用端末1210は、画像出力用
の画面1205、画像通信電話機1201との無線通信
用の送受信部1207、及び画像通信用端末装置120
1との機械的結合を行うコネクタ1209から構成され
る。ここで、画像通信を行う場合、図12(b)に示す
ように、画像通信用電話機1201と画像通信用端末装
置1210を、コネクタ1208とコネクタ1209の
間で分離し、使用することができる。例えば、画像通信
用電話機1201を、耳にあて、画像通信用端末装置1
210を見るような構図となる。
【0040】また、図12において、コネクタ1208
とコネクタ1209が、電気的接点を有してもよい。こ
の場合、画像通信用電話機1201と画像通信用端末装
置1210が分離している時には、無線通信により画像
データの転送を行い、一方、画像通信用電話機1201
と画像通信用端末装置1210が一体化している時に
は、コネクタ1208とコネクタ1209の有線通信に
より、画像データの転送を行う。
【0041】次に、コネクタを用いた場合の画像通信シ
ステム構成を図13を用いて説明する。図13は本発明
による画像通信用電話機及び画像通信用端末装置の第3
の実施例を示すブロック図である。図のシステムは、図
11のシステム構成と比べて、画像通信用電話機100
が、電気的接点を有する第1のコネクタ手段115を備
え、画像通信用端末装置107が、電気的接点を有する
第2のコネクタ手段116を備えている点で異なる。こ
こで、第1の画像転送制御手段105は、画像通信用電
話機100と画像通信用端末装置107が一体化してい
る場合、第1のコネクタ手段115に、画像データを伝
達し、画像通信用端末装置107へ転送を要求する。一
方、第2の画像転送制御手段112は、画像通信用電話
機100と画像通信用端装置107が一体化している場
合、第2のコネクタ手段116が、第1のコネクタ手段
115から受信した画像データを受け取り、画像出力手
段108へ伝達する。このように、画像通信用電話機1
00と画像通信用端末装置107が分離されているか、
一体化されているかで、画像データの転送方法を切り替
えることができる。一般に、無線通信は、有線通信に比
べ、消費電力が大きいため、画像通信用電話機100と
画像通信用端末装置107が、一体化している場合に、
有線通信を使用し、電力消費を押さえることは効果的で
ある。
【0042】次に、図11に示すシステム構成におい
て、画像通信端末装置107が、画像入力手段113を
備えた例について図14を用いて説明する。図14は本
発明による画像通信用電話機及び画像通信用端末装置の
第4の実施例を示すブロック図である。図において、画
像入力手段113で入力された画像データは、第2の画
像転送制御手段112によって、第2の無線通信手段1
11に伝達され、画像通信用電話機100へ転送され
る。
【0043】この場合の画像通信システム外観の例を図
15を用いて説明する。図15は図14に示すシステム
構成の一実施例を示す外観例である。図12の画像通信
システム構成との違いは、画像通信用端末装置1210
に、画像入力用のカメラ1210が追加されている点で
ある。図15(a)では画像通信用電話機1201と画
像通信用端末装置1210が一体化されている。また、
図15(b)では画像通信用電話機1201と画像通信
用端末装置1210が分離されている。この場合、コネ
クタ1208とコネクタ1209による分離、結合は、
前述の機械的な結合、あるいは、電気的な接点を有する
結合のどちらでもよい。
【0044】次に、画像通信用端末装置が、画像入力、
音声出力、画像出力等の機能ごとに分離された場合の画
像通信システム構成を図17を用いて説明する。図17
は本発明による画像通信用電話機及び画像通信用端末装
置の第5の実施例を示すブロック図である。図17にお
いて、画像通信用端末装置として、画像入力を行う画像
通信用端末装置115、音声出力を行う画像通信用端末
装置116、及び、画像出力を行う画像通信用端末装置
117が存在する。画像通信用端末装置115は第2の
無線通信手段111aと画像入力手段113から構成さ
れる。画像通信用端末装置116は第2の無線通信手段
111bと第2の音声出力手段110から構成される。
画像通信用端末装置117は第2の無線通信手段111
cと画像出力手段108から構成される。
【0045】この場合のシステム外観例を、図16
(b)に示す。画像通信システムは、画像通信用電話機
1017、画像入力を行う画像通信用端末装置102
8、音声出力を行う画像通信用端末装置1026、及
び、画像出力を行う画像通信用端末装置1023から構
成される。このシステム例では、画像通信用端末装置1
028は、無線通信用の送受信部1029を備えたカメ
ラである。画像通信用端末装置1026は、無線通信用
の送受信部1027を備えたヘッドフォンである。画像
通信用端末装置1023は、表示画面1024と無線通
信用の送受信部1025を備えたディスプレイである。
【0046】従来技術では、携帯型電話機に小型の画面
とカメラを搭載し、移動中や外出先でテレビ電話システ
ムを利用可能にしていた。しかしながら、画面サイズが
小さく、通話相手の表情を確認できるという長所が犠牲
になっていた。また、携帯型電話機に対して、正面から
顔を向けて話すという、一般的ではない使い方をしなけ
ればならなかった。これに対して、本発明によれば、音
声通話は、携帯型電話機を、今まで通り、耳にあてて使
用することができ、且つ、同時に通話相手の画像を、独
立した端末の画面にて確認するすることが可能となる。
また、ノート型パソコンなどを本発明の画像通信用端末
として使用することにより、十分な表示画面サイズを確
保することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、音声通話は、携帯型電
話機を、今まで通り、耳にあてて使用することができ、
且つ、同時に通話相手の画像を、独立した端末の画面に
て確認するすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像通信用電話機及び画像通信用
端末装置の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明による画像通信用電話機の処理フローの
第1の実施例を示すフロー図である。
【図3】本発明による画像通信用電話機の処理フローの
第2の実施例を示すフロー図である。
【図4】本発明による画像通信用電話機の処理フローの
第3の実施例を示すフロー図である。
【図5】本発明による画像通信用端末装置の処理フロー
の一実施例を示すフロー図である。
【図6】本発明による画像通信用端末装置の処理フロー
の他の実施例を示すフロー図である。
【図7】送信されるデータ構成の一実施例を示す模式図
である。
【図8】通信開始時に送信されるデータ構成の一実施例
を示す模式図である。
【図9】送信されるデータ構成の他の実施例を示す模式
図である。
【図10】本発明による画像通信システムの一実施例を
示す外観図である。
【図11】本発明による画像通信用電話機及び画像通信
用端末装置の第2の実施例を示すブロック図である。
【図12】図11に示すシステム構成の一実施例を示す
外観例である。
【図13】本発明による画像通信用電話機及び画像通信
用端末装置の第3の実施例を示すブロック図である。
【図14】本発明による画像通信用電話機及び画像通信
用端末装置の第4の実施例を示すブロック図である。
【図15】図14に示すシステム構成の一実施例を示す
外観例である。
【図16】本発明による画像通信システム構成の他の実
施例を示す外観図である。
【図17】本発明による画像通信用電話機及び画像通信
用端末装置の第5の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100…画像通信用電話機、101…電話回線接続手
段、102…音声入力手段、103…第1の音声出力手
段、104…第1の操作入力手段、105…第1の画像
転送制御手段、106…第1の無線通信手段、107…
画像通信用端末装置、108…画像出力装置、109…
第2の操作入力手段、110…第2の音声出力手段、1
11…第2の無線通信手段、112…第2の画像転送制
御手段、113…画像入力手段、114…一般公衆回線
網。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA01 AC04 AC06 AC13 AC16 AC17 AC20 AD02 AD06 AD08 AD09 AD14 5K067 AA34 BB04 BB21 DD52 DD54 EE35 FF23 KK13 KK15 KK17 5K101 KK02 LL12 MM06 NN06 NN07 NN18 NN21 PP03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続され、データの送受信を行
    う電話回線接続手段と、前記電話回線接続手段を介して
    入力された音声を出力する音声出力手段と、前記電話回
    線接続手段を介して出力する音声を入力するための音声
    入力手段と、前記電話回線接続手段から得られた画像デ
    ータを送信し、送信された画像データを受信する通信手
    段とを備えることを特徴とする画像通信用電話機。
  2. 【請求項2】電話回線に接続され、データの送受信を行
    う電話回線接続手段と、ユーザの操作を受け付ける操作
    入力手段と、音声入力を行う音声入力手段と、音声出力
    を行う音声出力手段と、無線通信によりデータの送受信
    を行う無線通信手段と、前記電話回線接続手段から受け
    取った画像データを、前記無線通信手段に伝達し、無線
    通信によりデータの送信を行わせる画像転送制御手段と
    を備えることを特徴とする画像通信用電話機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像通信用電話機におい
    て、前記画像転送制御手段は、前記電話回線接続手段か
    ら受け取った音声データを前記無線通信手段に伝達し
    て、無線通信によるデータ送信を行わせる機能を備える
    ことを特徴とする画像通信用電話機。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載の画像通信用電話機に
    おいて、前記画像転送制御手段は、前記無線通信手段で
    受信した画像データを、前記電話回線接続手段に伝達
    し、前記電話回線を通してデータの送信を行わせる機能
    を備えることを特徴とする画像通信用電話機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の画像通信用電話機におい
    て、前記画像転送制御手段は、前記無線通信手段で受信
    した音声データを前記電話回線接続手段に伝達し、前記
    電話回線によってデータ送信を行わせる機能を備えるこ
    とを特徴とする画像通信用電話機。
  6. 【請求項6】画像通信用電話機から送信された画像デー
    タを受信する通信手段と、前記通信手段で受信した画像
    データを表示する画像出力手段とを備えることを特徴と
    する画像通信用端末装置。
  7. 【請求項7】画像データを表示画面に出力する画像出力
    手段と、無線通信によるデータの送受信を行う無線通信
    手段と、前記無線通信手段が受信した画像データを、前
    記画像出力手段に伝達する画像転送制御手段とを備える
    ことを特徴とする画像通信用端末装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像通信用端末装置におい
    て、音声の出力を行う音声出力手段を設けると共に、前
    記画像転送制御手段は、前記無線通信手段が受信した音
    声データを、前記音声出力手段に伝達する機能を備える
    ことを特徴とする画像通信用端末装置。
  9. 【請求項9】請求項7又は8記載の画像通信用端末装置
    において、画像データの入力を行う画像入力手段を設け
    ると共に、前記画像転送制御手段は、前記画像入力手段
    から受け取った画像データを前記無線通信手段に伝達し
    て、送信させる機能を備えることを特徴とする画像通信
    用端末装置。
  10. 【請求項10】電話回線に接続され、データの送受信を
    行う電話回線接続手段、前記電話回線接続手段を介して
    入力された音声を出力する音声出力手段、前記電話回線
    接続手段を介して出力する音声を入力する音声入力手
    段、前記電話回線接続手段から得られた画像データを送
    信すると共に、送信された画像データを受信する第1の
    通信手段を有する画像通信用電話機と、 前記画像通信用電話機から送信された画像データを受信
    する第2の通信手段、前記第2の通信手段で受信した画
    像データを表示する画像出力手段を有する画像通信用端
    末装置と、 を備えることを特徴とする画像通信システム。
  11. 【請求項11】請求項10記載の通信システムにおい
    て、前記画像通信電話機に、前記電話回線接続手段から
    受け取った画像データを、前記第1の通信手段に伝達
    し、無線通信によりデータの送信を行わせる第1の画像
    転送制御手段を設け、前記画像通信用端末装置に、前記
    第2の通信手段が受信した画像データを、前記画像出力
    手段に伝達する第2の画像転送制御手段を設けることを
    特徴とする画像通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004028163A1 (ja) * 2002-09-17 2004-04-01 Ginganet Corporation 手話対談用映像入力装置、手話対談用映像入出力装置、および手話通訳システム
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