JP2001197007A - 双方向光空間伝送装置 - Google Patents

双方向光空間伝送装置

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JP2001197007A
JP2001197007A JP2000002763A JP2000002763A JP2001197007A JP 2001197007 A JP2001197007 A JP 2001197007A JP 2000002763 A JP2000002763 A JP 2000002763A JP 2000002763 A JP2000002763 A JP 2000002763A JP 2001197007 A JP2001197007 A JP 2001197007A
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JP
Japan
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optical
signal
fault
electrical
light
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JP2000002763A
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English (en)
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Nobuo Tsuchiya
伸夫 土屋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用回線が断になったときに直ちに原因を判
別する。 【解決手段】 光空間伝送中に回線が断になった場合
は、先ず信号入力部10と信号出力部24を接続して、
自装置M内の信号入力部10、信号出力部24の障害の
有無を調べる。ここで障害がない場合には自装置M内で
光束をループバックし、自装置M内の電気−光変換部1
5、光−電気変換部23、光学系の障害の有無を調べ
る。これで障害がない場合は自装置M内に問題がないこ
とが分かる。次に、自装置Mへ伝送する大気中も含めた
相手側装置内で光束をループバックし、障害があれば伝
送中の大気状態又は送受信光の光軸ずれに原因があるこ
とが分かる。これで障害がない場合には、相手側装置の
光−電気変換部23と電気−光変換部15を接続し、こ
のループバック状態により障害の有無を調べる。障害が
あれば相手側装置の光−電気変換部23、電気−光変換
部15、光学系の何れかに原因があることが分かる。障
害がなければ相手側装置の信号入力部10、信号出力部
24に原因があることが分かる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に対して光
無線により双方向の情報伝達を行う双方向光空間伝送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光空間伝送装置は送信側において
送信信号を光信号に変調し、その光信号を受信側に向か
って大気空間中を伝送し、受信側において送信側からの
光信号を復調することによって、大気空間を介して情報
信号の伝達を行っている。
【0003】図2は従来例の双方向光空間伝送装置の構
成図を示し、対向配置された光空間伝送装置に伝送する
ための信号が自装置Mの送信側の信号入力部1から入力
され、電気−光変換部2によって光信号に変換されて相
手側装置M’の受信側へ送信される。相手側装置M’で
受信された光信号は、光−電気変換部3’によって電気
信号に変換されて信号出力部4’から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、双方向光空間伝送を行う際に何らかの
原因によって現用回線が断になったときに、原因が各光
空間伝送装置のどの部分によるものか又は伝送する大気
空間中によるものかを直ちには判断することができな
い。従って、障害位置の切り分けが不可能であるため
に、回線の回復に手間と時間が掛かるという問題点があ
る。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
現用回線が断になったときに直ちに原因を判別して、速
やかに障害を回復することができる双方向光空間伝送装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る双方向光空間伝送装置は、所定の距離を
隔てて対向して配置し、送信部において電気信号を光信
号に変換して送信し、受信部において光信号を受信し電
気信号に変換して双方向の情報伝送を行う双方向光空間
伝送装置において、情報信号を折り返すループバック手
段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1に図示の実施例に基
づいて詳細に説明する。図1は実施例の双方向光空間伝
送装置の構成図を示し、対向する相手側装置に伝送する
ための信号を入力する自装置Mの信号入力部10の出力
は、スイッチ11の端子Aとスイッチ12の端子Bにそ
れぞれ接続され、スイッチ11の出力はレーザー駆動回
路13とレーザーダイオード14から構成される電気−
光変換部15に接続されている。レーザーダイオード1
4の光路上には、レンズ16、送信光と受信光を分離す
るための偏光ビームスプリッタ17、レンズ18、レン
ズ19が順次に配列されている。また、偏光ビームスプ
リッタ17の反射方向の光路上には、レンズ20、受光
素子21が配列され、受光素子21の出力は受光回路2
2に接続され、受光素子21と受光回路22とから光−
電気変換部23が構成されている。
【0008】光−電気変換部23の出力はスイッチ11
の端子Bとスイッチ12の端子Aに接続され、スイッチ
12の出力は信号出力部24に接続されている。スイッ
チ11は通常の伝送状態の場合には、信号入力部10が
電気−光変換部15と接続されるように端子Aが選択さ
れており、またスイッチ12は通常の伝送状態の場合に
は、光−電気変換部23と信号出力部24が接続される
ように端子Aが選択されている。
【0009】レンズ19の左方には、内方を向くシャッ
タ25と光反射鏡26が配置されており、シャッタ25
はシャッタ駆動回路27の指令により作動するようにさ
れている。光反射鏡26は入射光を出射光として、入射
光と平行に反射するものであり、コーナーキューブリフ
レクタ又はこれと同等の働きをする光学部材であればよ
い。また、シャッタ25は電気的又は機械的制御によっ
て光を透過するか遮断するかを切換える。なお、シャッ
タ25は通常の伝送状態では光を遮断した状態になって
いる。
【0010】同様に、レンズ19の左方には外方を向く
シャッタ28と光反射鏡29が配置されており、シャッ
タ28はシャッタ駆動回路30の指令により作動するよ
うにされている。これらの部材はそれぞれシャッタ2
5、光反射鏡26、シャッタ駆動回路27と同様の機能
を持っている。なお、シャッタ28は通常の伝送状態で
は光を遮断した状態になっている。
【0011】また、スイッチ11、スイッチ12、電気
−光変換部15、光−電気変換部23、シャッタ駆動回
路27、シャッタ駆動回路30は、CPU31によって
制御されている。なお、対向する相手側装置も同様の構
成とされている。
【0012】上述の構成の自装置Mと同様の構成の図示
しない相手側装置を空間を経てて対向位置し、光信号に
よる双方向の情報伝達を行う。自装置Mの信号入力部1
0からの信号は、スイッチ11を経て電気−光変換部1
5で光信号に変換され、レーザーダイオード14からレ
ーザー光として出射する。この光束はレンズ16で平行
光となり、偏光ビームスプリッタ17、レンズ18、レ
ンズ19を通って、対向する相手側装置に向けて送出さ
れる。
【0013】一方、相手側装置から送出されてきた受信
光は、自装置Mのレンズ19に入射し、レンズ18を通
り、偏光ビームスプリッタ17で反射され、レンズ20
を通って受光素子21で受光される。この受光信号は光
−電気変換部23で電気信号に変換され、スイッチ12
を経て信号出力部24に出力される。これによって、相
手側装置との光空間伝送が行われる。
【0014】送受信する情報信号としてコンピュータネ
ットワークのデジタル信号を伝送しているときに、何ら
かの原因によってその回線が断になった場合には、先ず
自装置Mに障害があるかどうかを調べるために、自装置
Mの信号入力部10と信号出力部24とが装置の内部に
おいて接続されるように、スイッチ12を切換えて端子
Bを選択する。このように電気的にループバックした状
態で、信号入力部10と信号出力部24に接続されたル
ータ又はデジタルデータ誤り率測定器によって障害の有
無を調べる。
【0015】ここで障害があれば、自装置内の信号入力
部10か信号出力部24、又は信号入力部10と信号出
力部24の両方に原因があることが分かる。障害が発見
されなかった場合にはスイッチ12の選択を端子Aに戻
し、電気−光変換部15と同じ相手側装置の電気−光変
換部をオフにして相手側装置からのレーザー光L’が無
い状態とし、自装置Mのシャッタ駆動回路27によって
シャッタ25が光束を透過する状態にする。
【0016】この場合には、レンズ16を通った送信レ
ーザー光Lは偏光ビームスプリッタ17、レンズ18、
レンズ19、シャッタ25を通り、光反射鏡26で反射
され、再度シャッタ25を介してレンズ19、レンズ1
8を通り、偏光ビームスプリッタ17で反射されてレン
ズ20を通り、自装置内で光学的なループバック光とな
る。このループバックした状態で、信号入力部10と信
号出力部24に接続されたルータ又はデジタルデータ誤
り率測定器によって障害の有無を調べる。障害があれ
ば、自装置M内の電気−光変換部15、光−電気変換部
23、光学系の何れかに原因があることが分かる。そし
て、障害がなければ自装置Mには問題がないことが判明
する。
【0017】次に、ここで障害が発見されなかった場合
には、自装置Mのシャッタ駆動回路27によってシャッ
タ25が光を遮断した状態に戻し、相手側装置からのレ
ーザー光がない状態のまま、相手側装置のシャッタ駆動
回路30によって相手側装置のシャッタ28が光を透過
する状態にする。この場合には、自装置Mから出射され
たレーザー光Lは相手側装置のシャッタ28を通り、相
手側装置の光反射鏡29で反射され、再び相手側装置の
シャッタ28を通って、自装置Mに伝送される大気中を
含めたループバック光となる。このループバックした状
態で、信号入力部10と信号出力部24に接続されたル
ータ又はデジタルデータ誤り率測定器によって障害の有
無を調べる。障害があれば、伝送中の大気状態又は自装
置Mと相手側装置の送受信光の光軸ずれの何れかに原因
があることが分かる。
【0018】障害が発見されなかった場合には、相手側
装置のシャッタ駆動回路30によって相手側装置のシャ
ッタ28を光を遮断した状態に戻し、相手側装置の電気
−光変換部15をオンにして相手側装置からレーザー光
が出射される状態に戻し、相手側装置スイッチ11に対
して、光−電気変換部23と電気−光変換部15が接続
されるように端子Bを選択する。このループバックした
状態で、信号入力部10と信号出力部24に接続された
ルータ又はデジタルデータ誤り率測定器によって障害の
有無を調べる。
【0019】障害があれば、相手側装置の電気−光変換
部15、相手側装置の光−電気変換部23、相手側装置
の光学系の何れかに原因があることが分かる。障害が無
ければ、相手側装置の信号入力部18か信号出力部24
の少なくとも何れかに原因があることが分かる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る双方向
光空間伝送装置は、情報信号を折り返すループバック手
段を備えたことにより、何らかの原因によって現用回線
が断になったときに、原因が各装置のどの部分によるも
のか、又は伝送する大気空間中によるものかを直ちに判
断することができ、速やかに障害を回復することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の双方向光空間伝送装置の構成図であ
る。
【図2】従来例の双方向光空間伝送装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
10 信号入力部 11、12 スイッチ 13 レーザー駆動回路 14 レーザーダイオード 15 電気−光変換部 17 偏光ビームスプリッタ 21 受光素子 22 受光回路 23 光−電気変換部 24 信号出力部 25、28 シャッタ 26、29 光反射鏡 27、30 シャッタ駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 17/00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の距離を隔てて対向して配置し、送
    信部において電気信号を光信号に変換して送信し、受信
    部において光信号を受信し電気信号に変換して双方向の
    情報伝送を行う双方向光空間伝送装置において、情報信
    号を折り返すループバック手段を備えたことを特徴とす
    る双方向光空間伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記ループバック手段は自装置から対向
    装置への送信信号を前記自装置内で光学的に折り返す手
    段とした請求項1に記載の双方向光空間伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記ループバック手段は自装置から対向
    装置への送信信号を前記自装置内で電気的に折り返す手
    段とした請求項1に記載の双方向光空間伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記ループバック手段は対向装置から自
    装置への受信信号を前記自装置から前記対向装置へ光学
    的に折り返す手段とした請求項1に記載の双方向光空間
    伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記ループバック手段は対向装置から自
    装置への受信信号を前記自装置から前記対向装置へ電気
    的及び光学的に折り返す手段とした請求項1に記載の双
    方向光空間伝送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100606354B1 (ko) 2004-09-07 2006-07-28 엘지노텔 주식회사 이동통신 시스템에서 기지국의 원격 광 전송 장치 및 그방법
CN112436891A (zh) * 2020-12-25 2021-03-02 中国电子科技集团公司第三十四研究所 一种激光光闸

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100606354B1 (ko) 2004-09-07 2006-07-28 엘지노텔 주식회사 이동통신 시스템에서 기지국의 원격 광 전송 장치 및 그방법
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