JP2001195762A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2001195762A
JP2001195762A JP2000002801A JP2000002801A JP2001195762A JP 2001195762 A JP2001195762 A JP 2001195762A JP 2000002801 A JP2000002801 A JP 2000002801A JP 2000002801 A JP2000002801 A JP 2000002801A JP 2001195762 A JP2001195762 A JP 2001195762A
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signal
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optical
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Masayuki Moriaki
雅之 森明
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク1から光学的に信号を再生する光
学式ピックアップ31を具えた光ディスク再生装置であっ
て、光学式ピックアップのチルト角の調整においてオフ
セット角を零に近づけることが出来る光ディスク再生装
置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る光ディスク再生装置は、光
ディスク1に対する光学式ピックアップ31の傾きを検出
するためのチルトセンサー70と、光学式ピックアップ31
のチルト角を調整することが可能なチルト角調整機構4
と、チルトセンサー70からの検出信号に基づいてチルト
角調整機構4に対する制御信号を作成する制御回路5と
を具え、制御回路5は、光学式ピックアップ31によって
再生された信号のジッター値を検出し、該ジッター値が
最小となる様に、チルト角調整機構4に対する制御信号
を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクから光
学的に信号を再生する光学式ピックアップを具えた光デ
ィスク再生装置に関し、特に、光ディスクに対する光学
式ピックアップのチルト角を調整することが可能なチル
ト角調整機構を具えた光ディスク再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク再生装置においては、
図3に示す如く、スピンドルモータ(2)によって回転駆
動されるスピンドル(21)の上端部にクランパー(22)が取
り付けられると共に、該クランパー(22)にクランプされ
て高速回転する光ディスク(1)の信号面に対向して、光
学式ピックアップ(31)を搭載した往復移送台(3)が配備
されている。往復移送台(3)は、ガイドシャフト(41)に
案内されて、光ディスク(1)の半径方向に往復駆動され
る。
【0003】又、光ディスク再生装置においては、図3
の如く光ディスク(1)に反りが生じている場合にも、信
号の再生を可能とするべく、光ディスク(1)に対する光
学式ピックアップ(31)のチルト角を調整するためのチル
ト角調整機構(4)が装備されている(特開平6-150355、
特開平10-83537号、特開平10-312564号[G11B7/095])。
図示するチルト角調整機構(4)においては、ガイドシャ
フト(41)の一方の端部がシャーシ上の枢軸(42)に連結さ
れると共に、他方の端部がシャーシ上の昇降装置(43)に
繋がっており、昇降装置(43)の昇降動作によってガイド
シャフト(41)が傾斜し、これに伴って光ディスク(1)に
対する光学式ピックアップ(31)のチルト角が変化するこ
とになる。
【0004】チルト角調整機構(4)は制御回路(6)によ
って動作が制御されている。即ち、往復移送台(3)上に
は、LED(図示省略)及び一対のフォトデテクター(7)
(71)から構成されるチルトセンサーが、ディスク半径方
向に沿って配置されており、両フォトデテクター(7)(7
1)からの信号が制御回路(6)へ供給されて、昇降装置(4
3)に対する制御信号が作成される。
【0005】図4は、チルトセンサー(70)及び制御回路
(6)の具体的な構成を表わしている。チルトセンサー(7
0)は、前述の如くLED(72)及び一対のフォトデテクタ
ー(7)(71)から構成されており、LED(72)からの光が
光ディスク(1)に照射されて、その反射光が各フォトデ
テクター(7)(71)によって検知される。ここで、一対の
フォトデテクター(7)(71)は、反りのない光ディスクが
設置されたときに該光ディスクまでの距離が一致する様
に、それぞれの位置が決められている。
【0006】両フォトデテクター(7)(71)の出力信号は
それぞれ、反転増幅器(61)(62)を経て、減算器(63)へ入
力されている。ここで、両フォトデテクター(7)(71)に
固有の出力差があるときは、反転増幅器(61)(62)のゲイ
ンを変えることによって、反りのない光ディスクが設置
されたときの両反転増幅器(61)(62)の出力信号が同一と
なる様、予め調整が施されている。従って、光ディスク
に反りがない場合、減算器(63)の出力は零となるが、光
ディスクに反りがある場合、減算器(63)からは、光ディ
スクの反りの大きさに応じた信号が出力されることにな
る。
【0007】減算器(63)からの出力信号は、ローパスフ
ィルター(64)を経て光ディスクの面振れ成分が除去さ
れ、更に増幅器(65)を経て増幅された後、チルト角調整
機構(4)を構成するモータへ、駆動電流として供給され
る。この結果、チルト角調整機構(4)が駆動されて、減
算器(63)の出力が零となる様に、光学式ピックアップ(3
1)のチルト角がフィードバック制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す制御回路(6)を具えた従来の光ディスク再生装置に
おいては、図5に示す如く、減算器(63)の出力信号Vと
光ディスクの反り角度θとの関係にオフセット角θoが
発生する問題があった。これは、一対のフォトデテクタ
ー(7)(71)を用いたディスク反り量の検出においては、
2つのフォトデテクター(7)(71)の間に一定の距離が存
在するため、この距離の範囲内で生じている光ディスク
の反りは検出することが出来ないことや、光ディスクの
ある位置でオフセット角θoを零に調整したとしても、
異なる位置では光ディスクの傾斜角が変化するために、
光学式ピックアップ(31)の光路長とフォトデテクター
(7)(71)の光路長との間に差が生じること等が原因であ
る。
【0009】そこで本発明の目的は、光学式ピックアッ
プのチルト角の調整においてオフセット角を零に近づけ
ることが出来る光ディスク再生装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る第1の光ディ
スク再生装置は、光ディスク(1)に対する光学式ピック
アップ(31)の傾きを検出するためのチルトセンサー(70)
と、光ディスク(1)に対する光学式ピックアップ(31)の
チルト角を調整することが可能なチルト角調整機構(4)
と、チルトセンサー(70)の検出信号に基づいてチルト角
調整機構(4)に対する制御信号を作成する制御回路(5)
とを具えている。ここで、制御回路(5)は、光学式ピッ
クアップ(31)によって再生された信号のジッター値を検
出するジッター検出手段と、ジッター検出手段によって
検出されるジッター値が最小となる様に、チルト角調整
機構(4)に対する制御信号を補正する制御信号補正手段
とを具えている。
【0011】上記本発明の光ディスク再生装置は、光デ
ィスク(1)の反りが大きくなるにつれて、光学式ピック
アップ(31)から光ディスク(1)に対する光の入射角度が
大きくなるために、再生信号に含まれるジッターが増大
することを利用して、ジッター値が最小となる様、チル
トセンサー(70)を用いたチルト角の制御信号に補正を施
すものである。これによって、光学式ピックアップ(31)
から光ディスク(1)に対して光が垂直に照射された状
態、即ちチルト角の調整によって光ディスクの反り角度
θが零となったとき、減算器(63)の出力信号Vが零に近
づいて、オフセットが殆どなくなる。
【0012】尚、制御信号の補正量の決定においては、
チルトセンサー(70)の検出信号に基づいて作成された制
御信号を、一定幅で正方向若しくは負方向に変動させ、
そのときのジッター値の増減を検知することによって、
ジッター値を最小化するための最適補正量を求めること
が出来る。
【0013】本発明に係る第2の光ディスク再生装置
は、光ディスク(1)に対する光学式ピックアップ(31)の
傾きを検出するためのチルトセンサー(70)と、光ディス
ク(1)に対する光学式ピックアップ(31)のチルト角を調
整することが可能なチルト角調整機構(4)と、チルトセ
ンサー(70)の検出信号に基づいてチルト角調整機構(4)
に対する制御信号を作成する制御回路(5)とを具えてい
る。ここで、制御回路(5)は、光学式ピックアップ(31)
によって再生された信号の誤り率を検出する誤り検出手
段と、誤り検出手段によって検出される誤り率が最小と
なる様に、チルト角調整機構(4)に対する制御信号を補
正する制御信号補正手段とを具えている。
【0014】上記本発明の光ディスク再生装置は、光デ
ィスク(1)の反りが大きくなるにつれて、光学式ピック
アップ(31)から光ディスク(1)に対する光の入射角度が
大きくなるために、再生信号の誤り(シンボルエラー)が
増えることを利用して、誤り率が最小となる様、チルト
センサー(70)を用いたチルト角の制御信号に補正を施す
ものである。これによって、光学式ピックアップ(31)か
ら光ディスク(1)に対して光が垂直に照射された状態、
即ちチルト角の調整によって光ディスクの反り角度θが
零となったとき、減算器(63)の出力信号Vが零に近づい
て、オフセットが殆どなくなる。
【0015】尚、制御信号の補正量の決定においては、
チルトセンサー(70)の検出信号に基づいて作成された制
御信号を、一定幅で正方向若しくは負方向に変動させ、
そのときの誤り率の増減を検知することによって、誤り
率を最小化するための最適補正量を求めることが出来
る。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る光ディスク再生装置によれ
ば、光学式ピックアップ自体の再生信号に基づいて光学
式ピックアップのチルト角が補正されるので、従来の如
きフォトデテクターとの位置ずれや光路差に起因するオ
フセットが殆ど発生せず、精度の高い調整が可能であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。第1実施例 本実施例の光ディスク再生装置においては、図1に示す
如く、光学式ピックアップ(31)から得られるRF信号
が、RF増幅器(8)を経て増幅された後、デジタル信号
処理回路(DSP)(82)へ供給されて、A/D変換、デコ
ード、誤り訂正等の処理が施される。又、RF増幅器
(8)から得られるRF信号は、サーボ回路(81)へ供給さ
れて、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ、スレッ
ドサーボ等の為の各種サーボ処理が施され、これによっ
て作成されたサーボ信号が光学式ピックアップ(31)の各
アクチュエータへ供給される。
【0018】又、本発明の光ディスク再生装置は、図3
に示す従来の光ディスク再生装置と同様のチルト角調整
機構(4)を具えており、光ディスク(1)の反りに応じて
光学式ピックアップ(31)のチルト角を調整することが可
能となっている。
【0019】本発明においては、光学式ピックアップ(3
1)のチルト角は、図2に示す制御回路(5)によって制御
されている。チルトセンサー(70)は、LED(72)及び一
対のフォトデテクター(7)(71)から構成されており、L
ED(72)からの光が光ディスク(1)に照射されて、その
反射光が各フォトデテクター(7)(71)によって検知され
る。ここで、一対のフォトデテクター(7)(71)は、反り
のない光ディスクが設置されたときに該光ディスクまで
の距離が一致する様に、それぞれの位置が決められてい
る。
【0020】両フォトデテクター(7)(71)の出力信号は
それぞれ、反転増幅器(51)(52)を経て、減算器(53)へ入
力されている。ここで、両フォトデテクター(7)(71)に
固有の出力差があるときは、反転増幅器(51)(52)のゲイ
ンを変えることによって、反りのない光ディスクが設置
されたときの両反転増幅器(51)(52)の出力信号が同一と
なる様、予め調整が施されている。従って、光ディスク
に反りがない場合、減算器(53)の出力は零となるが、光
ディスクに反りがある場合、減算器(53)からは、光ディ
スクの反りの大きさに応じた信号が出力されることにな
る。
【0021】減算器(63)からの出力信号は、光学式ピッ
クアップ(31)のチルト角を調整するための制御信号とし
て、従来の光ディスク再生装置と同様に、ローパスフィ
ルター(54)及び増幅器(55)を経て、チルト角調整機構
(4)の駆動モータへ供給されるが、本発明においては、
減算器(53)とローパスフィルター(54)の間に介在する加
算器(56)にて、主制御ユニット(MPU)(83)からの補正
信号によって、制御信号に補正が加えられる。
【0022】即ち、本実施例において、デジタル信号処
理回路(82)には、光学式ピックアップ(31)によって再生
された再生信号に含まれるジッターを検出するためのジ
ッター値検出回路(図示省略)が内蔵されており、該ジッ
ター値検出回路によって検出されたジッター値が主制御
ユニット(83)へ供給される。これに応じて主制御ユニッ
ト(83)は、デジタル信号処理回路(82)から得られるジッ
ター値が最小となる様に、減算器(53)から得られる制御
信号を補正するのである。
【0023】図2は、主制御ユニット(83)が実行する制
御信号補正手続きを表わしている。先ずステップS1に
て、デジタル信号処理回路(82)から得られるジッター値
を検出し、ステップS2では、加算器(56)に対して所定
の増分値+Dを出力する。これによって、加算器(56)で
は、チルトセンサー(70)によるチルト角の制御信号に増
分値+Dが加算されて、チルト角調整機構(4)の制御が
実行されることになる。そして、ステップS3にて再
度、ジッター値を検出して、ステップS4にてジッター
値が増大したかどうかを判断する。前述の制御信号の増
分がチルト角調整値の誤差(オフセット角)を減少させる
方向に作用する場合は、ジッター値が減少し、ステップ
S4ではノーと判断される。これに対し、前述の制御信
号の増分がチルト角調整値の誤差を増大させる方向に作
用する場合は、ジッター値が増大し、ステップS4では
イエスと判断される。
【0024】ステップS4にてノーと判断されたとき
は、ステップS5に移行して、更にジッター値の減少量
が所定の閾値TH以内であるかどうかを判断し、ノーと
判断されたときはステップS2に戻って、制御信号の増
分を繰り返す。この結果、チルト角調整値が最適値に略
一致して、ステップS5にてイエスと判断されたとき
は、手続きを終了する。
【0025】一方、ステップS4にてイエスと判断され
たときは、ステップS6に移行して、加算器(56)に対し
て所定の減分値−Dを出力する。これによって、加算器
(56)では、チルトセンサー(70)によるチルト角の制御信
号に減分値−Dが加算されて、チルト角調整機構(4)の
制御が実行されることになる。そして、ステップS7に
てジッター値を検出し、ステップS8にてジッター値が
増大したかどうかを判断する。前述の制御信号の減分が
チルト角調整値の誤差を減少させる方向に作用する場合
は、ジッター値が減少し、ステップS8ではノーと判断
される。これに対し、前述の制御信号の減分がチルト角
調整値の誤差を増大させる方向に作用する場合は、ジッ
ター値が増大し、ステップS8ではイエスと判断され
る。
【0026】ステップS8にてノーと判断されたとき
は、ステップS9に移行して、更にジッター値の減少量
が所定の閾値TH以内であるかどうかを判断し、ノーと
判断されたときはステップS6に戻って、制御信号の減
分を繰り返す。この結果、チルト角調整値が最適値に略
一致して、ステップS9にてイエスと判断されたとき
は、手続きを終了する。
【0027】この結果、再生信号のジッター値が最小と
なる様に、チルト角調整機構(4)に対する制御信号が補
正されて、オフセット角が零となる様に制御が行なわ
れ、これによって、光学式ピックアップ(31)のチルト角
は高い精度で調整されることになる。ここで、主制御ユ
ニット(83)から出力される補正信号によるチルト角の最
小調整量(例えば0.01°)は、チルトセンサー(70)の
検出信号に基づいて作成される制御信号によるチルト角
の最小調整量(例えば0.1°)よりも遙かに小さいの
で、制御系全体の動作が不安定となる虞れはない。
【0028】尚、チルトセンサー(70)の検出信号に基づ
くチルト角の調整はリアルタイムで行なうことが望まし
いが、主制御ユニット(83)による制御信号の補正量の算
出は、例えば光学式ピックアップ(31)がディスク半径方
向に一定距離(1mm程度)だけ移動する度に実行すれば
充分である。
【0029】第2実施例 本実施例の光ディスク再生装置は、第1実施例で制御信
号の補正に用いた再生信号のジッター値に代えて、再生
信号のシンボルエラーの発生率(誤り率)を採用するもの
である。即ち、本実施例において、デジタル信号処理回
路(82)には、光学式ピックアップ(31)によって再生され
た再生信号の誤り率を検出するための誤り率検出回路
(図示省略)が内蔵されており、該誤り率検出回路によっ
て検出された誤り率が主制御ユニット(83)へ供給され
る。これに応じて主制御ユニット(83)は、デジタル信号
処理回路(82)から得られる誤り率が最小となる様に、減
算器(53)から得られる制御信号を補正するのである。
【0030】尚、誤り率検出回路は、従来の光ディスク
再生装置においても誤り訂正のために装備されているの
で、新たに装備する必要はない。この場合、主制御ユニ
ット(83)へは、誤り訂正前の誤り率を供給する。
【0031】主制御ユニット(83)が実行する制御信号補
正手続きは、図2と同様であって、ステップS1、S3
及びS7におけるジッター値の検出に代えて、誤り率を
検出すればよい。この結果、再生信号の誤り率が最小と
なる様に、チルト角調整機構(4)に対する制御信号が補
正されて、オフセット角が零となる様に制御が行なわ
れ、これによって、光学式ピックアップ(31)のチルト角
は高い精度で調整されることになる。
【0032】ところで、上記第1実施例及び第2実施例
において、図1に示す主制御ユニット(83)の出力形式が
PWM方式の場合は、ローパスフィルター(54)の前段に
加算器(56)を挿入して、PWM波形を平滑化する必要が
あるが、主制御ユニット(83)のD/Aポートを出力に利
用する場合は、加算器(56)をローパスフィルター(54)の
後段に挿入すればよい。又、光ディスクの面振れ成分の
除去に用いるローパスフィルター(54)とは別に、PWM
波形を平滑化するためのローパスフィルターを装備し
て、時定数を変える構成も採用可能である。
【0033】更に又、ローパスフィルター(54)と増幅器
(55)の間にオン/オフスイッチを挿入して、光学式ピッ
クアップ(31)のシーク中はチルト角の制御を中断して、
チルト角を一定値に維持する構成も採用可能である。
【0034】本発明の各部構成は上記実施の形態に限ら
ず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形
が可能である。例えば、第1実施例におけるジッター値
に基づく制御信号の補正と、第2実施例における誤り率
に基づく制御信号の補正とを併用したチルト角の制御も
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク再生装置の構成を表わ
すブロック図である。
【図2】本発明に係る光ディスク再生装置における制御
信号補正手続きを表わすフローチャートである。
【図3】従来の光ディスク再生装置に装備されているチ
ルト角調整機構の主要構成を示す図である。
【図4】従来の光ディスク再生装置に採用されているチ
ルト角調整のための制御回路のブロック図である。
【図5】従来のチルト角調整において発生していたオフ
セット角を示すグラフである。
【符号の説明】
(1) 光ディスク (2) スピンドルモータ (3) 往復移送台 (31) 光学式ピックアップ (70) チルトセンサー (7) フォトデテクター (71) フォトデテクター (72) LED (5) 制御回路 (53) 減算器 (56) 加算器 (82) デジタル信号処理回路 (83) 主制御ユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク(1)から光学的に信号を再生
    する光学式ピックアップ(31)を具えた光ディスク再生装
    置において、光ディスク(1)に対する光学式ピックアッ
    プ(31)の傾きを検出するためのチルトセンサー(70)と、
    光ディスク(1)に対する光学式ピックアップ(31)のチル
    ト角を調整することが可能なチルト角調整機構(4)と、
    チルトセンサー(70)の検出信号に基づいてチルト角調整
    機構(4)に対する制御信号を作成する制御回路(5)とを
    具え、制御回路(5)は、 光学式ピックアップ(31)によって再生された信号のジッ
    ター値を検出するジッター検出手段と、 ジッター検出手段によって検出されるジッター値が最小
    となる様に、チルト角調整機構(4)に対する制御信号を
    補正する制御信号補正手段とを具えていることを特徴と
    する光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 制御回路(5)の制御信号補正手段は、チ
    ルトセンサー(70)の検出信号に基づいて作成された制御
    信号を、一定幅で正方向若しくは負方向に変動させ、そ
    のときのジッター値の増減を検知することによって、ジ
    ッター値を最小化するための制御信号の補正量を決定す
    る請求項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 光ディスク(1)から光学的に信号を再生
    する光学式ピックアップ(31)を具えた光ディスク再生装
    置において、光ディスク(1)に対する光学式ピックアッ
    プ(31)の傾きを検出するためのチルトセンサー(70)と、
    光ディスク(1)に対する光学式ピックアップ(31)のチル
    ト角を調整することが可能なチルト角調整機構(4)と、
    チルトセンサー(70)の検出信号に基づいてチルト角調整
    機構(4)に対する制御信号を作成する制御回路(5)とを
    具え、制御回路(5)は、 光学式ピックアップ(31)によって再生された信号の誤り
    率を検出する誤り検出手段と、 誤り検出手段によって検出される誤り率が最小となる様
    に、チルト角調整機構(4)に対する制御信号を補正する
    制御信号補正手段とを具えていることを特徴とする光デ
    ィスク再生装置。
  4. 【請求項4】 制御回路(5)の制御信号補正手段は、チ
    ルトセンサー(70)の検出信号に基づいて作成された制御
    信号を、一定幅で正方向若しくは負方向に変動させ、そ
    のときの誤り率の増減を検知することによって、誤り率
    を最小化するための制御信号の補正量を決定する請求項
    3に記載の光ディスク再生装置。
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