JP2001195144A - ファイルデリバリシステム、ファイルデリバリの方法、及びファイルデリバリプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイルデリバリシステム、ファイルデリバリの方法、及びファイルデリバリプログラムを記録した記録媒体

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JP2001195144A
JP2001195144A JP2000007847A JP2000007847A JP2001195144A JP 2001195144 A JP2001195144 A JP 2001195144A JP 2000007847 A JP2000007847 A JP 2000007847A JP 2000007847 A JP2000007847 A JP 2000007847A JP 2001195144 A JP2001195144 A JP 2001195144A
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JP2000007847A
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Koichi Kobayashi
光一 小林
Satoshi Kikuchi
聡 菊池
Keiichiro Iino
慶一郎 飯野
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NTT Comware Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日中の時間帯に圧縮してデリバリしたファイ
ルを、夜間のトラフィック閑散時に自動解凍できるよう
にして、作業者の負荷を軽減すると共に、デリバリ結果
の確認時間を削減する。 【解決手段】 昼間の時間帯に、デリバリ実行元1がデ
ータファイル14を圧縮してデリバリサーバ2へ転送す
ると、地域代表サーバ3を経て支店サーバ4に配信され
る。支店サーバ4は、起動用シェル41aに設定された
起動年月日時間に基づいて、すなわち、トラフィック閑
散時の夜間の時間帯に、実行用シェル41bを起動す
る。すると、実行用シェル41bは受信した圧縮データ
ファイルを自動解凍し、クライアント5へのバッチ処理
を行う。また、地域代表サーバ3と支店サーバ4は、デ
リバリ結果をデリバリ実行元1にメール送信し、支店サ
ーバ4の個別対応を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デリバリの実行元
が、各サーバに対してデータファイルを転送するファイ
ルデリバリシステム、及びファイルデリバリの方法とこ
の方法を記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、クライアント/サーバ方式のシス
テムにおいて、アプリケーションなどのバージョンアッ
プ時には、システムのメールネットワークを使用して、
各サーバに対して該当ファイルをデリバリしている。こ
のような場合、デリバリするサーバ台数が多いことか
ら、圧縮したファイルデータの配信や解凍及び配信状況
の確認などに大幅な時間が費やされている。このような
状況から、システムを伝送する情報のトラフィックが閑
散な時間帯、すなわち、負荷稼働率の低い夜間の時間帯
にデリバリを実施している。また、サーバへのでデリバ
リ失敗などに対しては、作業者がリモートログインでコ
マンドを入力して対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
けるファイルデータのデリバリは、作業者がファイル転
送状況などを確認しながら手動で作業を行っており、さ
らに、負荷稼働率の低い夜間にデータの転送及び解凍を
行っている。したがって、作業者が時間外作業をしなけ
ればならず、デリバリ状況によっては、かなりの労働負
担になることもある。また、手動でデリバリ作業を行う
ために、人為的ミスによるトラブルなどを発生させるこ
ともある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、日中の時間帯に圧縮してデ
リバリしたデータファイルを、夜間のトラフィック閑散
時に自動解凍できるようにして、作業者のデリバリ作業
が通常勤務時間内に行えるようにすると共に、デリバリ
結果の確認時間を削減することのできるファイルデリバ
リシステムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のファイルデリバリシステムは、昼間のオ
ンライン中に、ファイルを圧縮してサーバ側へ自動転送
できるようにすると共に、サーバ側には、転送されたフ
ァイルを、予め定めた所定の日時に自動解凍してバッチ
処理を行うことの出来るシェルを設けたことを特徴とす
る。これによって、昼間送られてきた圧縮ファイルを、
所定の時間に、すなわち、トラフィック閑散時の夜間な
どに自動解凍して、圧縮ファイルを元の状態のファイル
戻し、所望の時間にクライアントに変更ファイルを反映
させることができる。よって、作業者が時間外勤務をす
ることなく、各サーバへのデリバリを行うことができ
る。
【0006】また、本発明では、サーバのシェルが、デ
リバリ結果をデリバリの実行元にフィードバックするこ
とによって、デリバリに失敗したサーバに対しては、個
別にデリバリ対応をすることができる。よって、作業者
のデリバリ確認作業も削減することができる。
【0007】すなわち、本発明のファイルデリバリシス
テムの具体的な手段は、クライアント/サーバ方式のフ
ァイル転送システムであって、ファイルをデリバリする
デリバリ実行元が、サーバに対してファイルを圧縮して
転送し、サーバが受信したファイルを解凍して、担当エ
リアのクライアントに対してバッチ処理を行うファイル
デリバリシステムにおいて、サーバは、デリバリされた
圧縮ファイルの解凍日時を決定する起動用シェルと、起
動用シェルの命令に基づいて、決定された日時に、圧縮
ファイルの解凍を実行し、クライアントに対してバッチ
処理を行う実行用シェルとを備えたことを特徴とする。
【0008】これによって、サーバは、デリバリ実行元
から受信した圧縮ファイルを、予め設定した日時に、す
なわち、トラフィック閑散時の深夜の時間帯に自動解凍
して、所望の日時にクライアントに変更ファイルを反映
させることができる。よって、作業者は、通常の勤務時
間帯にデリバリ作業を行うことができる。
【0009】また、本発明のファイルデリバリシステム
は、前記の発明に加えて、サーバは、デリバリ結果をデ
リバリ実行元に送信する送信手段を備え、デリバリ実行
元は、デリバリ結果を受信し、このデリバリ結果に基づ
いて、個別のサーバに対してデリバリの対応を行うデリ
バリ結果対応手段を備え、サーバの送信手段がデリバリ
に失敗した旨のデリバリ結果を送信したとき、デリバリ
実行元のデリバリ結果対応手段が、デリバリに失敗した
サーバに対して、再びデリバリの対応を行うことを特徴
とする。すなわち、このような構成によって、各サーバ
からデリバリ結果がフィードバックされるので、デリバ
リ実行元は、デリバリに失敗したサーバに対してのみ、
個別に、再度デリバリ対応を行うことができる。
【0010】また、本発明は、ファイルデリバリの方法
であって、クライアント/サーバ方式のファイル転送シ
ステムで、ファイルをデリバリするデリバリ実行元が、
サーバに対してファイルを圧縮して転送し、サーバが受
信したファイルを解凍して、担当エリアのクライアント
に対してバッチ処理を行うファイルデリバリの方法にお
いて、サーバがデリバリ実行元から圧縮ファイルを受信
する手順と、サーバがデリバリされた圧縮ファイルの解
凍日時を決定する手順と、決定された解凍日時に、サー
バが圧縮ファイルの解凍を実行する手順と、サーバがク
ライアントに対して解凍されたファイルのバッチ処理を
行う手順とを含み、サーバがデリバリ実行元から受信し
た圧縮ファイルを所望の日時に解凍し、クライアントに
変更ファイルを反映させることを特徴とするファイルデ
リバリの方法である。
【0011】さらに、本発明のファイルデリバリの方法
は、前記の発明に加えて、 サーバがデリバリ結果をデ
リバリ実行元に送信する手順と、デリバリ実行元がデリ
バリ結果を受信し、このデリバリ結果に基づいて、個別
のサーバに対してデリバリの対応を行う手順とを含み、
サーバがデリバリに失敗した旨のデリバリ結果を送信し
たとき、デリバリ実行元は、当該サーバに対して、再び
デリバリの対応を行うことを特徴とするファイルデリバ
リの方法である。
【0012】また、本発明は、ファイルデリバリの方法
を記録した記録媒体であって、クライアント/サーバ方
式のファイル転送システムで、ファイルをデリバリする
デリバリ実行元が、サーバに対してファイルを圧縮して
転送し、サーバが受信したファイルを解凍して、担当エ
リアのクライアントに対してバッチ処理を行うためのフ
ァイルデリバリのプログラムを記録した、コンピュータ
読み取り可能な記録媒体において、サーバがデリバリ実
行元から圧縮ファイルを受信する手順と、サーバがデリ
バリされた圧縮ファイルの解凍日時を決定する手順と、
決定された解凍日時に、サーバが圧縮ファイルの解凍を
実行する手順と、サーバがクライアントに対して解凍さ
れたファイルのバッチ処理を行う手順とを含み、サーバ
がデリバリ実行元から受信した圧縮ファイルを所望の日
時に解凍し、クライアントに変更ファイルを反映させる
ようにプログラムを記録したことを特徴とするコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体である。
【0013】さらに、本発明の記録媒体は、前記の発明
に加えて、サーバがデリバリ結果をデリバリ実行元に送
信する手順と、デリバリ実行元がデリバリ結果を受信
し、このデリバリ結果に基づいて、個別のサーバに対し
てデリバリの対応を行う手順とを含み、サーバがデリバ
リに失敗した旨のデリバリ結果を送信したとき、デリバ
リ実行元は、当該サーバに対して、再びデリバリの対応
を行うようにプログラムを記録したことを特徴とするコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0014】尚、前述の各発明において、圧縮とは、複
数のファイルを一つに纏めて小さなファイルにしたり、
または一つのファイルをさらに小さくすることであり、
解凍とは、圧縮されたファイルを元の状態のファイルに
戻す(すなわち展開する)ことを意味する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明のフ
ァイルデリバリシステムにおける実施の形態を詳細に説
明する。図1は、本発明のファイルデリバリシステムの
概略構成図である。同図において、本発明のファイルデ
リバリシステムは、ファイルを圧縮してデリバリを実行
するデリバリ実行元1と、デリバリ実行元1から送信さ
れてきた圧縮ファイルの転送を行う1台のデリバリサー
バ2と、デリバリサーバから転送されてきた圧縮ファイ
ルを受信して、複数のサーバに配信する1台の地域代表
サーバ3と、地域代表サーバ3から受信した圧縮ファイ
ルを解凍して、担当エリアのクライアントに対してバッ
チ処理を行う複数の支店サーバ4と、支店サーバ4から
解凍されたファイルをワークステーションなどに取り込
む複数のクライアント5とによって構成されている。
【0016】また、デリバリ実行元1は、dlvlis
t13に指定されたデータファイル14を圧縮して、デ
リバリサーバ2へ転送を行うデリバリ実行手段11と、
地域代表サーバ3や支店サーバ4から送られてきたメー
ル情報に基づいて、デリバリ結果をdlvkekka1
5に登録して管理を行い、再度、個別のサーバに対して
デリバリを実施するか否かを決定するデリバリ結果管理
手段12とを備えている。
【0017】すなわち、デリバリ結果管理手段12は、
デリバリ終了後に各支店サーバから送られてくるメール
に基づいて、デリバリが正常に終了したか、デリバリが
異常終了したか、デリバリが終了していないかの確認を
行う。そして、デリバリが異常終了している支店サーバ
には、個別の支店サーバに対して、デリバリ実行シェル
のログファイルを確認し,デリバリを再実行する。ま
た、デリバリが終了していない支店サーバに対しては、
地域代表サーバ3から支店サーバ4にデリバリが正常に
行われているか否かを確認する。
【0018】さらに、デリバリサーバ2は、sgfil
e22に定義された地域代表サーバ3に対して圧縮デー
タを転送するファイル転送手段21を備えている。ま
た、地域代表サーバ3は、デリバリサーバ2から転送さ
れた圧縮データを、それぞれの支店サーバ4へ配信す
る。
【0019】そして、支店サーバ4は、地域代表サーバ
3から受信した圧縮データを所定の日時に自動解凍し
て、クライアントに対してバッチ処理を行ったり、デリ
バリ実行元1のデリバリ結果管理手段12に対して、デ
リバリ結果のメールを送信したりする支店シェル41を
備えている。尚、支店シェル41は、デリバリされたデ
ータの解凍年月日時間を決定する起動用シェル41a
と、決定された日時に従って、ファイルの解凍を実行し
て各クライアントに対してバッチ処理を行う実行用シェ
ル41bとを備えている。この支店シェル41について
の詳細な説明は後述する。
【0020】ここで、用語の定義として、“dlvli
st”とは、デリバリ実行元1がデリバリする転送デー
タの登録リストを記述したファイルであり、“sgfi
le”とは、デリバリサーバ2がデリバリ先を指定した
転送先定義ファイルである。また、“dlvkekk
a”とは、地域代表サーバ3や支店サーバ4からメール
で送信されるデリバリ結果を登録するデリバリ結果ファ
イルである。
【0021】次に、図1のファイルデリバリシステムの
動作について説明する。先ず、デリバリ実行元1のデリ
バリ実行手段11が、dlvlist13に指定された
データファイル14を圧縮して、デリバリサーバ2へ転
送すると(信号ルートA1、以下、信号ルートの記号名
のみを記述する)、デリバリサーバ2のファイル転送手
段21は、sgfile22に定義された地域代表サー
バ3に対して、受信した圧縮データの転送を行う(A
2)。さらに、地域代表サーバ3の地域シェル31は、
デリバリサーバ2から受信した圧縮データファイルを支
店サーバ4に配信する(A3)。
【0022】支店サーバ4においては、起動用シェル4
1aに予め設定された起動年月日時間に基づいて、例え
ば夜間の時間帯に、実行用シェル41bが、受信した圧
縮データファイルの解凍を行い、所望の日時に支店サー
バ4の管轄内のクライアント5に対して、解凍されたフ
ァイルデータのバッチ処理を行う(A4)。さらに、地
域代表サーバ3及び支店サーバ4は、デリバリ設定後
に、デリバリ実行元1のデリバリ結果管理手段12に対
して、デリバリが成功したか否かのデリバリ結果をメー
ルで送信する(A5)。すると、デリバリ実行元1のデ
リバリ結果管理手段12が、デリバリ結果の着信メール
により、リアルタイムで、デリバリ結果ファイルdlv
kekka15を更新する(A6)。
【0023】ここで、地域代表サーバ3がデリバリに失
敗した場合、または、支店サーバ4がデリバリに失敗し
た場合には、その旨が記述されたデリバリ結果ファイル
dlvkekka15が、デリバリ実行手段11に通知
される(A7)。すると、デリバリ実行手段11は、地
域代表サーバ3または該当する支店サーバ4を特定し
て、再度、個別にデリバリを実施する。このような、デ
リバリサーバ2からエンドサーバ(支店サーバ4)まで
のファイル転送状況は、参照プログラムによって監視し
ながら行われており、膨大な監視時間とトラフィック閑
散時でのデリバリの実施が必要となる。
【0024】しかし、本実施の形態のファイルデリバリ
システムでは、前述の信号ルートA1の、デリバリ実行
元1の圧縮ファイルの転送開始から、信号ルートA3
の、地域代表サーバ3から各支店サーバ4への圧縮ファ
イルの転送までは、昼間の時間帯においてデリバリの実
行を行っている。そして、支店シェル41が備える機能
によって、深夜の時間帯に、支店サーバ4が昼間に受信
した圧縮ファイルを自動解凍し、さらに、所望の日時に
クライアントに対して解凍されたファイルを配信する。
また、信号ルートA5に示すように、デリバリ結果をデ
リバリ実行元1のデリバリ結果管理手段11へメール送
信したりするように構成されている。
【0025】支店シェル41が行う前述の動作につい
て、図面を用いてさらに詳しく説明する。図2は、図1
のファイルデリバリシステムにおける支店シェルの概要
を示す構成図である。図2において、支店シェル41
は、起動用シェル41aと実行用シェル41bとから構
成されている。起動用シェル41aには、実行用シェル
41bを起動させるための起動年月日時間が予め設定さ
れており、支店シェルの起動及び管理を行う機能を備え
ている。また、実行用シェル41bは、起動用シェル4
1aの起動命令に基づく時間帯に、圧縮ファイルを自動
解凍したり、解凍されたファイルをクライアント5に反
映したりする機能を有している。
【0026】すなわち、実行用シェル41bは、圧縮さ
れたデリバリ対象ファイル45を解凍して、元のファイ
ルに復元する圧縮ファイル解凍機能部42と、支店サー
バ4へのプログラム組み込みを行い、プログラムに基づ
いて、動作環境を設定して解凍されたデリバリ対象ファ
イル45のバッチ処理を行うサーバ反映機能部43と、
接続された全クライアント5に対して、変更ファイルに
対するデリバリの反映と、環境設定の変更を行うクライ
アント反映機能部44とを備えている。すなわち、実行
用シェル41bは、圧縮された転送ファイルを解凍して
もとのサイズに展開したり、展開して6ヶ月が経過した
ファイルを削除したり、デリバリ結果メールをデリバリ
実行元11へ送信したり、支店サーバ4のコンソールに
デリバリ開始/終了メッセージを出力する機能を備えて
いる。
【0027】次に、図2を用いて、この支店シェル41
の動作について説明する。先ず、前述のように、圧縮さ
れたデリバリ対象ファイル45は、昼間の時間帯に支店
サーバ4に転送される。すると、支店シェル41の起動
用シェル41aは、予め設定した年月日時間が到達する
と、すなわち、深夜の時間帯において、実行用シェル4
1bを起動する。これによって、圧縮ファイル解凍機能
部42がデリバリ対象ファイル45の解凍を自動的に行
い、サーバ反映機能部43が該当する支店サーバ4に対
して解凍されたファイルのバッチ処理を行う。そして、
クライアント反映機能部44が、所望の日時にクライア
ント5のワークステーションに対して解凍されたファイ
ルのデリバリを行い、クライアントに対して変更ファイ
ルを反映させる。また、図1の信号ルートA5,A6に
示すように、地域代表サーバ3や支店サーバ4にデリバ
リされたデリバリ結果は、デリバリ結果ファイルdlv
kekka15に記述されるので、後日において、デリ
バリに失敗したサーバに対して対応処置を取ることがで
きる。
【0028】次に、具体的なファイルをデリバリする実
施例について説明する。デリバリ実行元1のデリバリ実
行手段11は、“dlvlist”ファイルとして、
“/usr/local/bin/rootrsh” “/usr/local/SF/tool/audi
t.sh” “/usr/local/SF/sh/sfw3000
0.sh” “/usr/local/SF/sh/sfs7s50
0.sh” の4つのファイルに記述された転送ファイル一覧を纏め
て、sendfile.tar.Zという一つのファイ
ルに圧縮してデリバリサーバ2に転送する。このよう
に、デリバリするための圧縮ファイルは絶対パスで記述
される。
【0029】次に、デリバリサーバ2は“sgfil
e”に定義された内容に基づいて、地域代表サーバ3か
ら支店サーバ4へのデリバリを指示する。このファイル
の中にはデリバリする支店数分が記述される。さらに、
支店サーバのホスト名や支店名や支店アルファベット名
や担当者名や連絡先などが記述される。
【0030】例えば、“sgfile”には下記のよう
な内容が記述される。 (#ホスト支店名) (支店アルファベット)(担当者) (連絡先) SY880201,地域代表サーバ,1,1,1; #demo 小林 022−***−**** SY880101,支店サーバ,1; #office 小林 022−***−****
【0031】すなわち、地域代表サーバ3に繋がってい
る支店数は1、ルータ数は1、ルータ番号は1であり、
地域代表サーバのアルファベット名は#demoであ
り、担当者は小林、連絡先は022−***−****
などである。また、支店サーバ4は1支店であり、アル
ファベット名は#office、担当者は小林、連絡先
TELは022−***−****などであり、これら
の内容が記述される。
【0032】次に、地域代表サーバ3及び支店サーバ4
がそれぞれデリバリを行ったデリバリ結果が“dlvk
ekka”に記述される。このとき、“dlvkekk
a”の記述内容は次に通りである。 /var/spool/mail/kobayasi抽
出中...1999年10月12日(火)17時03分
13秒JST メールデータ支店毎検索中...19
99年10月12日(火)17時03分15秒JST [dlv069−2]●(0716)|SY88020
1,地域代表サーバ,1,1,1;#demo小林
022−***−**** [dlv069−2]×(0716)|SY88010
1,支店サーバ,1;#office 小林022−*
**−**** 1999年10月12日(火)17時03分20秒JS
T すなわち、デリバリ終了後に各支店から送られてくるメ
ールに基づいてsubjectを判断し、上記内容の
“dlvkekka”が記述される。
【0033】ここで、図1の信号ルートA5によってデ
リバリ結果管理手段1に送信されるメールsubjec
tは、地域代表サーバ3と支店サーバ4との2通りがあ
り、且つ、支店シェル41の起動用シェル41aと実行
用シェル41bのデリバリ結果メールがあり、それぞれ
のメールsubject内容の一例は次の通りである。
起動用シェル41aのデリバリ結果メールは、 1)“demo root dlv069−1 071
6 OK” 2)“office root dlv069−1 0
716 NG” 実行用シェル41bのデリバリ結果メールは、 1)“demo root dlv069−2 071
6 OK” 2)“office root dlv069−2 0
716 NG”
【0034】すなわち、上述の何れの場合も“demo
root”は地域代表サーバからのデリバリ結果メー
ルを示し、“office root”は支店サーバか
らのデリバリ結果メールを示している。また、“dlv
069”はデリバリするときにデリバリ実行元1が発行
するデリバリ通番である。さらに、“−1”は起動用シ
ェルのデリバリ結果メールに関するものであり、“−
2”は実行用シェルのデリバリ結果メールに関するもの
であって、メールsubjectの“−1”、“−2”
によってデリバリ結果メールを判断する。尚、“071
6”はメール送信の日付を表している。さらに、“O
K”はデリバリ結果が成功した場合、“NG”はデリバ
リ結果が失敗した場合を表しており、“OK”の場合は
コンソールの画面に●が表示され、“NG”の場合はコ
ンソールの画面に×が表示される。
【0035】前述の例で、デリバリ結果メールが、“d
emo root dlv069−1 0716 O
K”の場合は、地域代表サーバ3からのメールで、起動
用シェルのデリバリ結果が成功した場合を表し、“of
fice root dlv069−2 0716 N
G”は、支店サーバ4からのメールで実行用サーバのデ
リバリ結果が失敗した場合を表している。このようにし
て、デリバリ結果メールから、各サーバのデリバリが成
功したか失敗したかを判断することができ、また、失敗
したサーバを特定して対応することができる。
【0036】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。すなわち、前述のファイルは本発明を説明
するための一例であって、これ以外のファイル名であっ
ても構わない。要するに、昼間の時間帯に圧縮して転送
したファイルを、支店サーバがトラフィック閑散時の時
間帯に自動解凍して、所望の時間にクライアントに変更
ファイルを反映できるような構成であれば、全て本発明
に含まれることは言うまでもない。さらに、地域代表サ
ーバや支店サーバのデリバリ結果をフィードバックし
て、デリバリに失敗したサーバに対しては個別対応でき
るような構成を、上記の発明に付加した場合も、本発明
に含まれることは勿論である。
【0037】また、図1におけるデリバリ実行元の機能
を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプ
ログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行す
ることによりファイルデリバリ処理を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、
「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用し
ている場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは
表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読
み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーディスク、光
磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コ
ンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記
憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可
能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク
や電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信され
た場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシス
テム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間
プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
デリバリシステムは、日中の時間帯に圧縮してデリバリ
したファイルデータを、夜間のトラフィック閑散時に自
動的に解凍できるように構成されている。これによっ
て、作業者はデリバリ作業を通常勤務時間内に行うこと
ができ、時間外勤務などによる過剰労働から開放され
る。さらに、デリバリ結果はリアルタイムでデリバリ実
行元にフィードバックされて、所定のファイルに記述さ
れるので、作業者は、通常勤務時間内にこれを確認し
て、個別のサーバに対して対応することができる。この
ように、デリバリの確認時間を通常勤務内に行うことが
できると共に、デリバリ結果処理が自動化されているの
で確認作業時間を大幅に削減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイルデリバリシステムの概略構成
図である。
【図2】図1のファイルデリバリシステムにおける支店
シェルの概要を示す構成図である。
【符号の説明】
1 デリバリ実行元 2 デリバリサーバ 3 地域代表サーバ 4 支店サーバ 5 クライアント 11 デリバリ実行手段 12 デリバリ結果管理手段 13 dlvlist 14 データファイル 15 dlvkekka 21 ファイル転送手段 22 sgfile 31 地域シェル 41 支店シェル 41a 起動用シェル 41b 実行用シェル 42 圧縮ファイル解凍機能部 43 サーバ反映機能部 44 クライアント反映機能部 45 デリバリ対象ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯野 慶一郎 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 Fターム(参考) 5B076 AC03 EA18 5B082 GA01 GB04 HA05 5B089 GA11 JA34 JB07 JB14 KB11 KC29 KH28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント/サーバ方式のファイル転
    送システムであって、ファイルをデリバリするデリバリ
    実行元が、サーバに対して前記ファイルを圧縮して転送
    し、前記サーバが、受信したファイルを解凍して、担当
    エリアのクライアントに対してバッチ処理を行うファイ
    ルデリバリシステムにおいて、 前記サーバは、 デリバリされた圧縮ファイルの解凍日時を決定する起動
    用シェルと、前記起動用シェルの命令に基づいて、決定
    された日時に、前記圧縮ファイルの解凍を実行し、クラ
    イアントに対してバッチ処理を行う実行用シェルとを備
    え、 前記サーバが、前記デリバリ実行元から受信した圧縮フ
    ァイルを所望の日時に解凍し、前記クライアントに変更
    ファイルを反映させることを特徴とするファイルデリバ
    リシステム。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、デリバリ結果を前記デリ
    バリ実行元に送信する送信手段を備え、 前記デリバリ実行元は、前記デリバリ結果を受信し、該
    デリバリ結果に基づいて、個別のサーバに対してデリバ
    リの対応を行うデリバリ結果対応手段を備え、前記サー
    バの送信手段が、デリバリに失敗した旨のデリバリ結果
    を送信したとき、前記デリバリ実行元のデリバリ結果対
    応手段は、当該サーバに対して、再びデリバリの対応を
    行うことを特徴とする請求項1に記載のファイルデリバ
    リシステム。
  3. 【請求項3】 クライアント/サーバ方式のファイル転
    送システムで、ファイルをデリバリするデリバリ実行元
    が、サーバに対して前記ファイルを圧縮して転送し、前
    記サーバが、受信したファイルを解凍して、担当エリア
    のクライアントに対してバッチ処理を行うファイルデリ
    バリの方法において、 前記サーバが、前記デリバリ実行元から圧縮ファイルを
    受信する手順と、 前記サーバが、デリバリされた圧縮ファイルの解凍日時
    を決定する手順と、 前記サーバが、決定された解凍日時に、前記圧縮ファイ
    ルの解凍を実行する手順と、 前記サーバが、前記クライアントに対して解凍されたフ
    ァイルのバッチ処理を行う手順とを含み、 前記サーバが、前記デリバリ実行元から受信した圧縮フ
    ァイルを所望の日時に解凍し、前記クライアントに変更
    ファイルを反映させることを特徴とするファイルデリバ
    リの方法。
  4. 【請求項4】 前記サーバが、デリバリ結果を前記デリ
    バリ実行元に送信する手順と、 前記デリバリ実行元が、前記デリバリ結果を受信し、該
    デリバリ結果に基づいて、個別のサーバに対してデリバ
    リの対応を行う手順とを含み、 前記サーバが、デリバリに失敗した旨のデリバリ結果を
    送信したとき、前記デリバリ実行元は、当該サーバに対
    して、再びデリバリの対応を行うことを特徴とする請求
    項3に記載のファイルデリバリの方法。
  5. 【請求項5】 クライアント/サーバ方式のファイル転
    送システムで、ファイルをデリバリするデリバリ実行元
    が、サーバに対して前記ファイルを圧縮して転送し、前
    記サーバが、受信したファイルを解凍して、担当エリア
    のクライアントに対してバッチ処理を行うためのファイ
    ルデリバリのプログラムを記録した、コンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 前記サーバが、前記デリバリ実行元から圧縮ファイルを
    受信する手順と、 前記サーバが、デリバリされた圧縮ファイルの解凍日時
    を決定する手順と、 前記サーバが、決定された解凍日時に、前記圧縮ファイ
    ルの解凍を実行する手順と、 前記サーバが、前記クライアントに対して解凍されたフ
    ァイルのバッチ処理を行う手順とを含み、 前記サーバが、前記デリバリ実行元から受信した圧縮フ
    ァイルを所望の日時に解凍し、前記クライアントに変更
    ファイルを反映させるようにプログラムを記録したこと
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記サーバが、デリバリ結果を前記デリ
    バリ実行元に送信する手順と、 前記デリバリ実行元が、前記デリバリ結果を受信し、該
    デリバリ結果に基づいて、個別のサーバに対してデリバ
    リの対応を行う手順とを含み、 前記サーバが、デリバリに失敗した旨のデリバリ結果を
    送信したとき、前記デリバリ実行元は、当該サーバに対
    して、再びデリバリの対応を行うようにプログラムを記
    録したことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP2000007847A 2000-01-17 2000-01-17 ファイルデリバリシステム、ファイルデリバリの方法、及びファイルデリバリプログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001195144A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003061157A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-24 Yozan Inc. Systeme servant a fournir un contenu numerique
JP2007034844A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kenwood Corp 遠隔マルチソフトウエア更新方式及びその方法
JP2009003782A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Nec Corp サーバ、端末、サーバプログラム、端末プログラム、システムおよびサーバ制御方法

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Effective date: 20040511