JP2001193804A - サイレントチェーン伝動装置及びそれに用いられるサイレントチェーン - Google Patents
サイレントチェーン伝動装置及びそれに用いられるサイレントチェーンInfo
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Abstract
トチェーンとの摩耗を少なくする。 【解決手段】 サイレントチェーン伝動装置1は、無端
状のサイレントチェーン4と、スプロケットと、サイレ
ントチェーンに当接する摺動手段5とを備え、サイレン
トチェーンが、歯部10を有する多数の内リンクプレー
ト8をピン14によって連結して無端状に形成された内
リンクプレート列15と、内リンクプレート列とともに
ピンにて連結され、且つスプロケットから内リンクプレ
ートが外れるのを阻止する縁部7aを有する案内リンク
プレート7と、を備え、歯部の先端と縁部の先端とに、
先端同士を揃える平坦面11,9を形成し、且つ摺動手
段をサイレントチェーンの循環領域内に配設するととも
に、摺動手段に平坦面に接触する案内部6を形成してあ
る。
Description
等の動力の伝達に用いられるサイレントチェーン伝動装
置と、これに用いられるサイレントチェーンとに関す
る。
例を、図14、図15に示す。サイレントチェーン伝動
装置100は、駆動スプロケット2及び従動スプロケッ
ト3と、スプロケット2,3間に巻き掛けられたサイレ
ントチェーン101と、サイレントチェーン101を張
り気味に維持するテンショナ105等を備えている。
(b) (c) に示すように、2個の歯110を有する多数の
内リンクプレート108,108,…をピン114,…
により交互に連結すると共に、その両側端(又は中央
部)に、歯を有していない案内リンクプレート107,
…を連結して無端状に形成されている。テンショナ10
5は、サイレントチェーン101の外面を押圧して、サ
イレントチェーン101に一定の張力を付与している。
また、このようなテンショナ105の代わりにチェーン
ガイドを配設したものもある。
レントチェーン伝動装置100は、テンショナ105や
チェーンガイドをサイレントチェーン101の外側に配
置しているため、サイレントチェーン101の巻掛け内
側空間内(サイレントチェーンの循環領域内)に配置し
た場合に比べて大型になるという問題があった。
ェーン101の循環領域内に配置し、該サイレントチェ
ーン101を内側から外側に向けて押圧しようとして
も、該テンショナ105の摺動部と内リンクプレート1
08の歯110との面圧が高く摩耗し易いという問題が
あった。
レントチェーンの循環領域内に配設して小型化を図ると
ともに、摺動手段とサイレントチェーンとの接触面積を
広くして、摺動手段とサイレントチェーンとの摩耗を少
なくして耐摩耗性の向上を図ったサイレントチェーン伝
動装置と、この装置に使用されるサイレントチェーンと
を提供することを目的としている。
は、例えば、図1乃至図6に示すように、無端状のサイ
レントチェーンと、前記サイレントチェーンに噛合する
複数のスプロケットと、前記サイレントチェーンに当接
する摺動手段とを備えたサイレントチェーン伝動装置に
おいて、前記サイレントチェーン(4)が、歯部(1
0)を有する多数の内リンクプレート(8)をピン(1
4)によって連結して無端状に形成された内リンクプレ
ート列(15)と、前記内リンクプレート列(15)と
ともに前記ピン(14)にて連結され、且つ前記スプロ
ケット(2,3)から前記内リンクプレート(8)が外
れるのを阻止する縁部(7a)を有する案内リンクプレ
ート(7)と、を備え、前記歯部(10)の先端と前記
縁部(7a)の先端とに、当該先端同士を揃える平坦面
(11,9)を形成し、且つ前記摺動手段(5)を前記
サイレントチェーン(4)の循環領域内に配設するとと
もに、前記摺動手段(5)に前記平坦面(11,9)に
接触する案内部(6)を形成したサイレントチェーン伝
動装置(1)である。
示すように、前記摺動手段(5)の案内部(6)が、前
記歯部(10)の先端と前記縁部(7a)の先端とを受
け入れ可能に断面U字状に形成されているサイレントチ
ェーン伝動装置(1)である。
乃至図13に示すように、無端状のサイレントチェーン
と、前記サイレントチェーンに噛合する複数のスプロケ
ットと、前記サイレントチェーンに当接する摺動手段
と、を備えたサイレントチェーン伝動装置において、前
記サイレントチェーン(24)が、歯部(10)を有す
る多数の内リンクプレート(8)をピン(14)によっ
て連結して無端状に形成された内リンクプレート列(1
5)と、前記内リンクプレート列(15)の両側で前記
ピン(14)にて連結され、且つ前記スプロケット
(2,3)から前記内リンクプレート(8)が外れるの
を阻止する縁部(27a)を有する案内リンクプレート
(27)と、を備え、前記歯部(10)の先端に、前記
縁部(27a)の先端より引っ込んだ平坦面(11)を
形成し、且つ前記摺動手段(25)を前記サイレントチ
ェーン(24)の循環領域内に配設するとともに、前記
摺動手段(25)に前記縁部(27a)間に進入して前
記平坦面(11)に接触する案内部(26)を形成した
サイレントチェーン伝動装置(21)である。
図10に示すように、前記摺動手段(5,25)が、前
記サイレントチェーン(4,24)を押圧して前記サイ
レントチェーン(4,24)に張力を付与するテンショ
ナ(5,25)であるサイレントチェーン伝動装置
(1,21)である。
至図6に示すように、歯部(10)を有する多数の内リ
ンクプレート(8)をピン(14)によって連結して無
端状に形成された内リンクプレート列(15)と、前記
内リンクプレート列(15)とともに前記ピン(14)
にて連結され、且つスプロケット(2,3)から前記内
リンクプレート(8)が外れるのを阻止する縁部(7
a)を有する案内リンクプレート(7)と、を備え、前
記歯部(10)の先端と前記縁部(7a)の先端とに、
当該先端同士を揃える平坦面(11,9)が形成されて
いるサイレントチェーン(4)である。
乃至図13に示すように、歯部(10)を有する多数の
内リンクプレート(8)をピン(14)によって連結し
て無端状に形成された内リンクプレート列(15)と、
前記内リンクプレート列(15)の両側で前記ピン(1
4)にて連結され、且つスプロケット(2,3)から前
記内リンクプレート(8)が外れるのを阻止する縁部
(27a)を有する案内リンクプレート(8)と、を備
え、前記歯部(10)の先端に、前記縁部(27a)の
先端より引っ込んだ平坦面(11)が形成されているサ
イレントチェーン(24)である。
ントチェーン伝動装置(1)において、例えば、図1乃
至図5に示すように、いずれか一方のスプロケット
(2)を駆動回転させると、その駆動力はサイレントチ
ェーン(4)を介して他方のスプロケット(3)に伝達
される。一方、摺動手段(5)は、内リンクプレート
(8)と案内リンクプレート(7)との平坦面(11,
9)に接触し、サイレントチェーン(4)の幅全体に接
触する。
ーン伝動装置(1)において、例えば、図5に示すよう
に、摺動手段(5)の案内部(6)が、歯部(10)の
先端と縁部(7a)の先端とを受け入れ可能に断面U字
状に形成されていると、摺動手段(5)は、サイレント
チェーン(4)を両側から規制して案内する。
ーン伝動装置(21)において、例えば、図10乃至図
13に示すように、いずれか一方のスプロケット(2)
を駆動回転させると、その駆動力はサイレントチェーン
(24)を介して他方のスプロケット(3)に伝達され
る。一方、摺動手段(25)の案内部(26)は、案内
リンクプレート(27)の縁部(27a)間に進入して
内リンクプレート(8)の平坦面(11)に接触し、サ
イレントチェーン(24)の内リンクプレート列(1
5)の幅全体に接触する。サイレントチェーン(24)
は、案内リンクプレート(27)の縁部(27a)と、
摺動手段(25)の案内部(26)とによって、幅方向
の移動が規制されて案内される。
ーン伝達装置(1,21)において、例えば、図1、図
10に示すように、摺動手段(5,25)が、サイレン
トチェーン(4,24)を押圧してサイレントチェーン
(4,24)に張力を付与するテンショナであると、テ
ンショナによって、サイレントチェーン(4,24)と
スプロケット(2,3)の噛合が確実に保持される。
するものであるが、何等本発明の構成を限定するもので
はない。
サイレントチェーン伝動装置1を図1乃至図9に基づい
て説明する。また、第2の実施形態のサイレントチェー
ン伝動装置21を図10乃至図13にもとづいて説明す
る。
施形態)サイレントチェーン伝動装置1は、図1に示す
ように、主に、駆動スプロケット2及び従動スプロケッ
ト3と、サイレントチェーン4と、テンショナ5とを備
えている。
されたサイレントチェーン4が巻き掛けられている。サ
イレントチェーン4は、図2(a)に示す案内リンクプ
レート7と、図2(b)に示す内リンクプレート8とを
多数備えている。このうち案内リンクプレート7は、ス
プロケット2,3に噛合するようなことがなく、内リン
クプレート8がスプロケット2,3から外れるのを阻止
する縁部7aを有している。すなわち、縁部7aは、ス
プロケット2,3の外側面に対向するようになってい
る。縁部7aの先端には、サイレントチェーン4の移動
方向に真っ直ぐな平坦面9が形成されている。また、内
リンクプレート8は、2つの歯(歯部)10,10を有
し、その先端にもサイレントチェーン4の移動方向に真
っ直ぐな平坦面11,11が形成されている。
の中心からの平坦面9の高さをH1とし、内リンクプレ
ート8において連結孔13の中心からの歯10,10の
先端の平坦面11,11までの高さをhとすると、H1
とhとの関係は H1 = h となるように設定されている。すなわち、案内リンクプ
レート7の平坦面9と、内リンクプレート8の平坦面1
1は、図4、図5に示すように、揃えられて、面一に形
成されている。そして、この内リンクプレート8,…
は、図3に示すように、ピン14,…により交互に多数
連結されて内リンクプレート列15を形成している。隣
り合うピン14の両端は、案内リンクプレート7が圧入
嵌合された後、さらに、安全のため、かしめされて回転
不能になっている。内リンクプレート8,…は、ピン1
4に遊嵌されてサイレントチェーン4が自由に屈曲でき
るようになっている。
空間内(循環領域内)にはテンショナ5が配設されてい
る。テンショナ5は、サイレントチェーン4の内側を押
圧して該サイレントチェーン4に所定の張力を与える摺
動部6を有している。摺動部6の先端は、図5に示すよ
うに、断面U字状に形成され、案内リンクプレート7の
縁部7aと内リンクプレート8の歯10とを受け入れ
て、縁部7aの平坦面9と歯10の平坦面11とに接触
するようになっている。
駆動すると、その駆動力はサイレントチェーン4を介し
て従動スプロケット3に伝達される。一方、テンショナ
5の摺動部6はサイレントチェーン4の内面に接触し、
該サイレントチェーン4に一定の張力を与えている。
全体が、テンショナ5の摺動部6に接触するため、接触
面圧が低減され、摺動部6及びサイレントチェーン4の
摩耗は軽減される。また、従来利用されていなかったサ
イレントチェーン4の巻掛け内側空間内にテンショナ5
を配置したため、サイレントチェーン伝動装置1を小型
にすることができる。しかも、サイレントチェーン4
は、摺動部6の断面U字状の部分に案内されてテンショ
ナ25を摺動していくので、蛇行するようなことがほと
んどなく、静かに循環する。
ンの移動方向に真っ直ぐな平坦面が形成されておらず、
図15(c)に示すように、円弧状に形成されており、
そのまま、摺動部6で案内すると、摺動部6の摩耗量が
多くなる。これに対して、本実施形態の案内リンクプレ
ート7と内リンクプレート8の先端には、チェーンの移
動方向に真っ直ぐな平坦面9,11が形成されているの
で、従来よりも摩耗が少ない。
すように、リンクプレート7,8の厚み(t)に対し
て、厚み方向の占める割合が、大きい程、摺動部6の摩
耗が少なくなる。すなわち、リンクプレート7,8を通
常の打ち抜き加工によって形成し、厚み(T)に対し
て、平坦面9,11である剪断面の厚み方向の長さ(t
a)の占める割合が約20%である場合と、シェービン
グ加工、或いはファインブランキング打ち抜き加工によ
って形成し、上記割合が約70%である場合とでは、後
者の70%である場合の方が、摺動部6の摩耗が少な
い。
向を示すグラフを図7に示す。
図である図9において、時間の経過にしたがって生じる
摺動部6の最も摩耗した部分の深さ(h)を示してい
る。図7のグラフによると、摺動部6の摩耗は、従来の
チェーン、剪断面が約20%のチェーン、剪断面が約7
0%のチェーンの順に少なくなる。
よるシェービング加工、あるいはファインブランキング
打ち抜き加工によって、他の部分よりも円滑、且つリン
クプレート7,8の厚み方向に平坦な形状にするのが好
ましい。なお、このことは、後述する第2実施形態の内
リンクプレートについても、同様なことが言える。
ト7が、内リンクプレート列15の両側に設けられてい
るが、内リンクプレート列15の幅方向の中間に設けら
れていてもよい。この場合、案内リンクプレートのピン
孔にピン14が圧入嵌合されており、ピンは回転できな
い。また、スプロケットの厚み方向中間の外周に沿っ
て、縁部7aを受け入れる溝を形成する必要がある。ま
た、この場合、最も外側になる内リンクプレート8が抜
け落ちないように、例えば、ピンにワッシャを圧入嵌合
して設け、さらに、抜け止めのため、ピン頭は鍔状にか
しめられ、内リンクプレートは全て、ピン14に対して
回転可能になっている。
施形態)第2の実施形態のサイレントチェーン伝動装置
21は、第1の実施形態のサイレントチェーン伝動装置
1とは、サイレントチェーンと、テンショナとの形状が
異なっており、他の部分は、同一形状である。このた
め、同一部分については同一符号を付してその説明は省
略する。
に示す案内リンクプレート27と、図11(b)に示す
内リンクプレート8とを多数備えている。このうち案内
リンクプレート27は、スプロケット2,3に噛合する
ようなことがなく、チェーン24がスプロケット2,3
から外れるのを防止する縁部27aを有している。
2,3の外側面に対向するようになっている。縁部27
aの先端29は、従来と同様に円弧面に形成されていも
よいし、或いは、第1実施形態と同様に平坦面に形状さ
れていてもよい。なお、内リンクプレート8は、第1実
施形態の内リンクプレート8と形状が同一であり、内リ
ンクプレート列15を形成している。
2の中心から先端29までの高さをH2とし、内リンク
プレート8において連結孔13の中心から歯10,10
の先端までの平坦面11,11までの高さをhとする
と、H2とhとの関係は、H2 > hとなるように設
定されている。すなわち、案内リンクプレート27の先
端29は、図12に示すように、内リンクプレート8の
平坦面11より、テンショナ25側に突出している。先
端29は、図11(a)のように、円弧状に形成されて
いる。上記H2は、円弧の最も突出した部分までの距離
である。また、案内リンクプレート27の先端29は、
内リンクプレート8の平坦面11と同様に、サイレント
チェーン4の移動方向に真っ直ぐに形成されていてもよ
い。
側空間内(循環領域内)にはテンショナ25が配設され
ている。テンショナ25は、サイレントチェーン24の
内側を押圧して該サイレントチェーン24に所定の張力
を与える摺動部26を有している。摺動部26の先端
は、図12に示すように、平坦に形成され、案内リンク
プレート27の縁部27a間に進入して内リンクプレー
ト8の平坦面11に接触するようになっている。
駆動すると、その駆動力はサイレントチェーン24を介
して従動スプロケット3に伝達される。一方、テンショ
ナ25の摺動部26はサイレントチェーン24の内リン
クプレート列15の内面に接触し、該サイレントチェー
ン24に一定の張力を与えている。
面が、テンショナ25の摺動部26に接触するため、接
触面圧が低減され、摺動部26及びサイレントチェーン
24の摩耗は軽減される。また、従来利用されていなか
ったサイレントチェーン24の巻掛け内側空間内にテン
ショナ25を配置したため、サイレントチェーン伝動装
置21を小型にすることができる。しかも、サイレント
チェーン24は、案内リンクプレート27の縁部27
a,27aに案内されてテンショナ25を摺動していく
ので、蛇行するようなことが殆どなく、騒音も少ない。
また、サイレントチェーン24が接触する摺動部26の
表面は、平らに形成されているため、テンショナ25の
構造が簡単になり、テンショナ25を安価に製作するこ
とができる。
レントチェーン4,24にテンショナ5,25を当接す
るものとしたが、これに限るものではなく、チェーンガ
イドを当接するようにしてもよい。
は、摺動部に接触する内リンクプレートと案内リンクプ
レートの部分が滑らかに形成されているため、摺動部と
サイレントチェーンとの間の接触面圧が低減され、それ
らの摩耗は軽減される。さらに、従来利用されていなか
ったサイレントチェーンの循環領域内に摺動手段を配置
したため、小型にすることができる。
おいて、摺動手段の案内部を、サイレントチェーンを受
け入れられるように、断面U字状に形成すると、案内部
によってサイレントチェーンの蛇行を防止して、移動騒
音を小さくすることができる。
は、摺動部に接触する内リンクプレートの部分が滑らか
に形成されているため、摺動部とサイレントチェーンと
の間の接触面圧が低減され、それらの摩耗は軽減され
る。さらに、摺動手段の案内部をサイレントチェーンの
縁部間に進入させているので、縁部と摺動手段との案内
によってサイレントチェーンの蛇行を防止して、移動騒
音を小さくすることができる。
正面図である。
トの正面図である。 (a)案内リンクプレートの正面図である。 (b)内リンクプレートの正面図である。
図である。
ンショナチェーンの摩耗量を比較するグラフである。
ショナとの接触状態を示す図である。
のみを示した図である。
の正面図である。
のサイレントチェーンを構成する各リンクプレートの正
面図である。 (a)案内リンクプレートの正面図である。 (b)内リンクプレートの正面図である。
面図である。
サイレントチェーンの構成を示す図である。 (a)内リンクプレートの正面図である。 (b)サイレントチェーンの平面図である。 (c)サイレントチェーンの正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 無端状のサイレントチェーンと、前記サ
イレントチェーンに噛合する複数のスプロケットと、前
記サイレントチェーンに当接する摺動手段とを備えたサ
イレントチェーン伝動装置において、 前記サイレントチェーンが、歯部を有する多数の内リン
クプレートをピンによって連結して無端状に形成された
内リンクプレート列と、前記内リンクプレート列ととも
に前記ピンにて連結され、且つ前記スプロケットから前
記内リンクプレートが外れるのを阻止する縁部を有する
案内リンクプレートと、を備え、 前記歯部の先端と前記縁部の先端とに、当該先端同士を
揃える平坦面を形成し、且つ前記摺動手段を前記サイレ
ントチェーンの循環領域内に配設するとともに、前記摺
動手段に前記平坦面に接触する案内部を形成したことを
特徴とするサイレントチェーン伝動装置。 - 【請求項2】 前記摺動手段の案内部が、前記歯部の先
端と前記縁部の先端とを受け入れ可能に断面U字状に形
成されていることを特徴とする請求項1に記載のサイレ
ントチェーン伝動装置。 - 【請求項3】 無端状のサイレントチェーンと、前記サ
イレントチェーンに噛合する複数のスプロケットと、前
記サイレントチェーンに当接する摺動手段と、を備えた
サイレントチェーン伝動装置において、 前記サイレントチェーンが、歯部を有する多数の内リン
クプレートをピンによって連結して無端状に形成された
内リンクプレート列と、前記内リンクプレート列の両側
で前記ピンにて連結され、且つ前記スプロケットから前
記内リンクプレートが外れるのを阻止する縁部を有する
案内リンクプレートと、を備え、 前記歯部の先端に、前記縁部の先端より引っ込んだ平坦
面を形成し、且つ前記摺動手段を前記サイレントチェー
ンの循環領域内に配設するとともに、前記摺動手段に前
記縁部間に進入して前記平坦面に接触する案内部を形成
したことを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。 - 【請求項4】 前記摺動手段が、前記サイレントチェー
ンを押圧して前記サイレントチェーンに張力を付与する
テンショナであることを特徴とする請求項1又は2又は
3に記載のサイレントチェーン伝動装置。 - 【請求項5】 歯部を有する多数の内リンクプレートを
ピンによって連結して無端状に形成された内リンクプレ
ート列と、 前記内リンクプレート列とともに前記ピンにて連結さ
れ、且つスプロケットから前記内リンクプレートが外れ
るのを阻止する縁部を有する案内リンクプレートと、を
備え、 前記歯部の先端と前記縁部の先端とに、当該先端同士を
揃える平坦面が形成されていることを特徴とするサイレ
ントチェーン。 - 【請求項6】 歯部を有する多数の内リンクプレートを
ピンによって連結して無端状に形成された内リンクプレ
ート列と、 前記内リンクプレート列の両側で前記ピンにて連結さ
れ、且つスプロケットから前記内リンクプレートが外れ
るのを阻止する縁部を有する案内リンクプレートと、を
備え、 前記歯部の先端に、前記縁部の先端より引っ込んだ平坦
面が形成されていることを特徴とするサイレントチェー
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000004020A JP4245763B2 (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | サイレントチェーン伝動装置及びそれに用いられるサイレントチェーン |
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JP2000004020A JP4245763B2 (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | サイレントチェーン伝動装置及びそれに用いられるサイレントチェーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001193804A true JP2001193804A (ja) | 2001-07-17 |
JP4245763B2 JP4245763B2 (ja) | 2009-04-02 |
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JP (1) | JP4245763B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003166600A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Tsubakimoto Chain Co | サイレントチェーン |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7064749B1 (en) | 1992-11-09 | 2006-06-20 | Adc Technology Inc. | Portable communicator |
-
2000
- 2000-01-12 JP JP2000004020A patent/JP4245763B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003166600A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-13 | Tsubakimoto Chain Co | サイレントチェーン |
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