JP2001193607A - 燃料噴射用ノズルとその製造方法 - Google Patents

燃料噴射用ノズルとその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】噴射燃料を偏向させる噴射ノズルにおいて、検
出精度が高く、安価な設備で、生産性が高く、高精度で
安定した燃料噴射特性を確保する。 【解決手段】燃料噴射ノズルにおいて、噴射孔2とその
出口面3がノズルボディ1aの中心線9に対して傾斜
し、この噴射孔2あるいは出口面3の傾斜方向を検出す
るための位置決めマーク6を有している。出口面3、噴
射燃料の妨げとならない空間を確保するための逃げ面4
及び位置決めマーク6が塑性加工により形成されてい
る。位置決めマーク6は逃げ面4上に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射用ノズルに係わり、特に、噴射燃料がノズルボディ中
心に対して偏向して噴射するように噴射孔(オリフィ
ス)を偏向させたノズル(以下、このノズルを「偏向ノ
ズル」ということもある)及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関の筒内に燃料を直接噴
射する筒内噴射式の燃料噴射弁においては、燃料噴霧を
点火プラグ側等に偏向させて噴射させる技術が知られて
いる(例えば、特開平10−317971号公報)。
【0003】この種の燃料噴射弁に用いるノズルは、種
々のタイプのものが考えられる。噴射孔については、例
えばパンチを用いた加圧打ち抜き,押し出し加工等の塑
性加工があり、この手法は加工精度ひいては計量精度が
高いものとして評価されている。
【0004】噴射孔を塑性加工する場合、偏向ノズルで
は、噴射孔がノズルボディの中心線(換言すれば弁体の
ストローク中心線)に対して傾斜しているので、パンチ
をノズルボディ中心線に対して傾斜させて塑性加工(孔
あき加工)しなければならず、通常はその加工の便宜か
ら噴射孔周辺の出口面側から孔あき加工を行い、また、
出口面もノズルボディの中心線に対して傾斜させている
(偏向する噴射孔に対して出口面が直交するよう、出口
面もノズルボディ中心に対して傾斜している)。
【0005】偏向ノズルの出口面周辺には、噴射燃料の
妨げとならない空間を確保するための面(いわゆる逃げ
面)を形成する場合もある。また、噴射孔を形成する場
合や偏向ノズルを燃料噴射弁のヨークに機械で組み込む
ための方向性を決める目印として、噴射孔あるいは出口
面の傾斜方向を検出するための位置決めマークが設けら
れる。位置決めマークは、画像処理により検出される。
【0006】偏向ノズルにおいて、従来は、出口面や逃
げ面をマシニングセンタ等によりエンドミルを用いて切
削加工していた。位置決めマークもマシニングセンタに
より切削加工していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、出口面
や逃げ面を切削加工した場合、噴射孔や出口面の傾斜方
向を位置決めマークを介して画像処理により検出する場
合において、位置決めマークとその周辺が切削面のため
光の反射が安定せず、さらにはバリが生じて確実な検出
が困難である場合もあった。
【0008】したがって、位置決めマーク周辺のバリの
除去工程や目視チエックが必要となり、生産効率を面で
改善すべき点があった。
【0009】また、傾斜した出口面および逃げ面のマシ
ニング加工、位置決めマークのマシニング加工、ワーク
着脱などは、加工時間が長くコスト高になる。
【0010】さらに、噴射孔が形成される出口面の面粗
さ精度が低いと、噴射孔を出口面側からプレス加工する
場合に出口面がせん断され、形成される噴射孔内壁の面
精度が粗くなり噴射性能が低下する。
【0011】本発明は、以上の点に鑑みてなされ、その
目的は、上記した傾斜方向の検出精度が高く、安価な設
備で、生産性が高く、高精度で安定した燃料噴射特性を
確保することができる燃料噴射用ノズル(偏向ノズル)
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、基本的には、次のように構成する。
【0013】(1)噴射孔とその出口面がノズルボディ
の中心線に対して傾斜する偏向ノズルにおいて、その噴
射孔あるいは出口面の傾斜方向を検出するための位置決
めマークを塑性加工面に形成する。
【0014】これにより位置決めマーク周辺の切削ツー
ルマークが無く面粗さが安定し、光の反射が安定するの
で画像処理による位置決めマークひいては上記傾斜方向
の確実な検出を可能にする。
【0015】(2)応用例として、偏向ノズルにおい
て、出口面と逃げ面および位置決めマークを塑性加工に
より形成し、位置決めマークを逃げ面上に形成したもの
を提案する。
【0016】このようにすれば、出口面を平滑に仕上げ
ることができ、後工程で出口面側から噴射孔を塑性加工
で形成するときに、噴射孔の内径面の面粗さ精度を向上
させることができる。
【0017】また逃げ面上に位置決めマークを形成する
ので、位置決めマークが後工程で傷つけられることがな
く、切削されることもないためバリの発生も無いから画
像処理による確実な検出を保証する。
【0018】(3)また、噴射孔とその出口面が塑性加
工によりノズルボディの中心線に対して傾斜して形成さ
れた偏向ノズルを提案する。
【0019】このようにすれば、上記したように出口面
を平滑に仕上げることができ、後工程で出口面側から噴
射孔を塑性加工で形成するときに、噴射孔の内径面の面
粗さ精度を向上させることができ、燃料噴射用ノズルの
計量精度ひいては燃料噴射特性を向上させる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に示し
た実施例に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明による燃料噴射用ノズル
(偏向ノズル)を使用した電磁式燃料噴射弁の一例を示
す縦断面図であり、燃料噴射弁は、筒内噴射式内燃機関
に使用されるものである。
【0022】燃料噴射弁の本体は、電磁コイル14,コ
ア(固定鉄心)15,ヨーク16,スプリング(戻しば
ね)17,コネクタ18を有する樹脂モールド部(コネ
クタモールド)19,ノズル1,弁体(ボール)11を
有するプランジャ(可動鉄心)7等で構成されている。
これらの部品の組み合わせ構造自体は、周知なので、詳
細な説明を省略する。
【0023】ノズル1には、図2に示すように、その内
底にシート部5が形成され、シート部5下流に燃料噴射
孔(オリフィス)2がノズルボディ1aの中心線(軸
線)9に対して角度θの傾斜をなして穿設されている。
また、出口側端面が塑性加工により凹み形成されて、出
口面3,逃げ面4が塑性加工により形成されている。出
口面3は、上記中心線9に対して傾斜するように形成さ
れ、例えば、噴射孔2に対して90°に交わる角度で形
成されている。なお、ノズル1の構造及び製造法につい
ては、後で詳述する。
【0024】コイル14の非通電時には、弁体11がス
プリング17によりノズル1のシート部5に押し付けら
れている。
【0025】コネクタ18からコイル14に通電する
と、コア15,ヨーク16,プランジャ7に磁気回路が
形成され、プランジャ7がスプリング17に抗して引き
上げられ、圧力をかけられた燃料が通路12を介して噴
射孔2から偏向した噴霧8(図3参照)として図示しな
い内燃機関の筒内に直接噴射される。
【0026】噴射孔2は燃料流量を決定するオリフィス
である。偏向噴霧8の方向は噴射孔2の偏向方向により
決まり、ノズル1は、コネクタモールド19と所定の位
置関係を保つように位置決めされヨーク16に装着され
ている。内燃機関には、燃料噴射弁がコネクタモールド
19により位置決めされ取付けられている。
【0027】図4は上記燃料噴射用のノズル1の一実施
例を示した縦断面図、図5は図4のノズル1を出口側か
ら見た平面図である。
【0028】図4において、ノズル1は、弁体11のシ
ート部5、燃料を偏向噴射する噴射孔2、噴射孔2の中
心線10に垂直で平坦面を形成する出口面3、噴射され
た燃料噴霧8が接しないように円錐形状に近い斜面を有
する逃げ面4を有する。
【0029】出口面3及び逃げ面4は、ノズル1の下端
面を塑性加工により凹みをつけて形成されており、逃げ
面4には位置決めマーク6が塑性加工により形成されて
いる。
【0030】位置決めマーク6は、噴射孔2を出口面3
の傾斜方向に垂直に加工する際に、金型(パンチ)との
相対的位置を決めるための指標となり、また、ノズル1
をヨーク16に締結組み立てする際の噴射孔2とコネク
タモールド19との相対的位置関係を決めるための位置
決め用の指標として用いられ、画像処理により検出され
る。
【0031】本例では、位置決めマーク6は、図5に示
すようにその形状はノズル1の半径方向に一致する短い
直線形状とし、その位置は逃げ面4のうち噴射の偏向方
向と反対側、すなわち噴射孔2の傾斜に対して遠ざかる
方向に形成することで燃料噴霧に影響を与えることがな
く、位置決めマーク6の形状設定の自由度も大きくな
る。
【0032】図6は位置決めマーク6を、図5における
A−A線上を断面してみた部分拡大断面図であり、位置
決めマーク6の形状はV字形の凹形溝となるように形成
されている。
【0033】マーク6を溝状にすることで、マーク6を
パンチにより塑性加工した場合であっても、逃げ面4か
らの出張りが少なく燃料の噴霧8に影響をあたえず、ま
たV字形状とすることで凹形状の底部が細い直線として
画像処理できるので角度検出を高精度に行うことができ
る。
【0034】図7は本実施例における画像処理例の写真
である。
【0035】つぎに本実施例に係るノズル1の製造方法
を図8〜図10を用いて説明する。図8の(a)〜
(c)はノズル1の素材1´の冷間鍛造から噴射孔をあ
ける直前までの工程を示すもので、ノズルの素材1´
は、材質はマルテンサイト系ステンレス鋼で、塑性加工
性を考慮しSUS420J2とした。
【0036】図8(a)に示すように冷間鍛造により有
底円筒形に成形した素材1´の底面20に、まず第1の
工程で図8(b)に示すように軸対称な円錐台形状に逃
げ面4および面21を冷間鍛造により塑性加工する。こ
の場合の金型は鏡面に仕上げられた超硬合金製を使用
し、面21の面粗さは15μm以下に成形される。
【0037】次に第2の工程で、図8(c)に示すよう
に面21に、ノズルボディの中心線に対して傾斜した燃
料出口面3を成形する。燃料出口面3を成形する金型も
超硬合金製で鏡面仕上げしており、燃料出口面3の面粗
さは5μm以下に成形される。この工程で第1の工程で
成形した逃げ面4に位置決めマーク6を燃料出口面3と
同時に圧印成形する。
【0038】図9の(a)は図8(c)の第2の塑性加
工工程(冷間鍛造工程)を行っている状態を示し、パン
チ30は、図10(a)に示すような筒形パンチ30b
に図10(b)に示すような棒状パンチ30aを圧入し
て一体化させ、図9(b)のようにしたものである。筒
形パンチ30bには、位置決めマーク成形用の突起31
が形成され、棒状パンチ30aには、燃料出口面3を形
成するための転写面32及び円錐面4の一部を形成する
転写面33が形成されている。パンチ30a,30b
は、位置合わせされて構成されており、圧入により一体
化されているので位置ずれがない。
【0039】また、燃料出口面3を成形する際、逃げ面
4の一部も必然的に成形される。そのため、逃げ面4に
第1工程の成形面と第2工程の成形面の境に微小な段差
ができるが逃げ面であり性能に影響はない。図9の二点
鎖線で示す部分は、第1の工程で面21があったところ
を示す。
【0040】第1の工程で予め逃げ面4の大部分を成形
するので、第2の塑性加工工程時に金型(パンチ)30
に曲げ応力が生じても最小限で済むため金型寿命が長く
できる。
【0041】この後、ノズル素材1´は旋削され、画像
処理で燃料出口面3の傾斜方向を位置決めマーク6で検
出して(図7がこの時の画像処理写真である)噴射孔2
を燃料出口面3の方向からプレスでシート成形及び噴射
孔成形加工を行い、熱処理等を経て図4に示すようなノ
ズル1が形成され、さらに画像処理で燃料噴射孔2の傾
斜方向を位置決めマーク6で検出し、ヨーク16とノズ
ル1を位置合わせして締結することが組立が完成する。
【0042】本実施例によれば、次のような効果を奏す
る。
【0043】位置決めマーク6の周辺には、切削ツー
ルマークが無く面粗さが安定し、光の反射が安定するの
で画像処理による位置決めマークひいては上記傾斜方向
の確実な検出を可能にする。
【0044】出口面3と逃げ面4および位置決めマー
ク6を塑性加工により形成し、位置決めマーク6を逃げ
面4上に形成することで、作業工程数を少なくして、こ
れらの要素を成形することができる。また逃げ面4上に
位置決めマーク6を形成するので、位置決めマークが後
工程で傷つけられることがなく、切削されることもない
ためバリの発生も無いから画像処理による確実な検出が
できる。
【0045】出口面3を平滑に仕上げることができ、
後工程で出口面側から噴射孔をノズルボディ中心に対し
て傾斜させて塑性加工するときに、噴射孔の内径面の面
粗さ精度を向上させることができ、偏向ノズルの計量精
度を向上させることができる。
【0046】位置決めマーク6の形状は、金型で設定
した形状に転写されるので量産しても個々の形状ばらつ
きが無い。
【0047】位置決めマーク6をノズルの半径方向の
線状としたので、位置決めマークは時計の針のように傾
斜方向すなわち偏向方向をノズル軸芯から角度で正確に
検出できる。
【0048】傾斜した出口面3と同時に位置決めマー
ク6を成形することができ両者の位置ずれが無く、画像
処理により位置決めマークを検出すれば偏向方向の確実
な位置決めができる。
【0049】さらには、冷間鍛造金型への偏心応力が
低減でき、位置決めマークの成形も局部的な圧印にでき
るため金型寿命の向上が図れ、第1工程の方向性がなく
生産性が向上する。
【0050】上記の実施例では、ノズル素材1´の底部
外面に凹みを付けて出口面3及び逃げ面4を成形した
が、これに限定されず、例えば、図11及び12のその
他の実施例のようにしてノズル1−1,1−2を形成し
てもよい。
【0051】図11の(a)は、冷間鍛造により有底円
筒形に成形した素材1−1´の外側底面20−1を円錐
形状に尖がらせ、これに、図11(b)に示すように出
口面3−1と位置決めマーク6−1とを同時に塑性加工
したものである。なお図11(a),(b)は、ノズル
素材1−1´の縦断面図、図11(c)は、出口面3−
1と位置決めマーク6−1とを塑性加工した後の下面
図、図11(d)は、そのノズル素材1−1´の部分斜
視図である。位置決めマークは直線で位置出しし、ノズ
ルの半径方向と直交する方向に向いている。その後の工
程は第1実施例同様であり、最終的に図12に示すよう
な偏向ノズル1−1が得られる。
【0052】図13の例は、冷間鍛造により有底円筒形
に成形した素材1−2´の押出し時に自然にできる球形
に近い突起26〔図13(a)〕に、図13(b),
(c),(d)に示すように平面マーキング(位置決め
マーク)6−2と出口面3−2を同時に成形したもので
ある。なお、図13(a),(b)は、ノズル素材1−
2´の縦断面図、図13(c)は、出口面3−2と逃げ
面6−2とを塑性加工した後の下面図、図13(d)
は、そのノズル素材1−2´の部分斜視図である。位置
決めマークは直線で位置出ししている。その後の工程は
第1実施例同様であり、最終的に図14に示す偏向ノズ
ル1−2が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、偏向ノズルの噴射孔や
出口面の傾斜方向の検出精度が高く、安価な設備で、生
産性が高く、高精度で安定した燃料噴射特性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るノズルを筒内直接噴
射式内燃機関の電磁式燃料噴射弁に装着した状態を示す
縦断面図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
【図3】上記実施例に用いるノズルから噴射した燃料の
偏向噴霧状態を示す説明図。
【図4】上記実施例に用いる噴射ノズルの縦断面図。
【図5】上記噴射ノズルを出口側から見た平面図。
【図6】図5の位置決めマークのA−A拡大縦断面図。
【図7】上記噴射ノズルの噴射孔加工前の画像処理の写
真を模式化した図。
【図8】上記実施例のノズルの製造工程の一部を示す説
明図。
【図9】上記実施例のノズルの製造工程の一部を示す要
部断面図と、その塑性加工用治具(パンチ)を示す部分
斜視図。
【図10】上記パンチの分解状態を示す部分斜視図。
【図11】第2実施例のノズルの製造工程の一部を示す
説明図。
【図12】第2実施例のノズルの完成状態を示す縦断面
図。
【図13】第3実施例のノズルの製造工程の一部を示す
説明図。
【図14】第3実施例のノズルの完成状態を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1…噴射ノズル、1a…ノズルボディ、2…燃料噴射
孔、3…出口面、4…逃げ面、6…位置決めマーク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射孔とその出口面がノズルボディの中
    心線に対して傾斜し、この噴射孔あるいは出口面の傾斜
    方向を検出するための位置決めマークを有している燃料
    偏向機能を有するノズルにおいて、 前記位置決めマークが塑性加工面上に形成されているこ
    とを特徴とする燃料噴射用ノズル。
  2. 【請求項2】 前記位置決めマークも塑性加工により形
    成されている請求項1記載の燃料噴射用ノズル。
  3. 【請求項3】 噴射孔とその出口面がノズルボディの中
    心線に対して傾斜し、この噴射孔あるいは出口面の傾斜
    方向を検出するための位置決めマークを有している燃料
    偏向機能を有するノズルにおいて、 前記出口面と噴射燃料の妨げとならない空間を確保する
    ための面(以下「逃げ面」という)および前記位置決め
    マークが塑性加工により形成され、 前記位置決めマークは逃げ面上に形成されていることを
    特徴とする燃料噴射用ノズル。
  4. 【請求項4】 前記位置決めマークはノズルボディの半
    径方向に向く直線形状で断面が凹形である請求項1ない
    し3のいずれか1項記載の燃料噴射用ノズル。
  5. 【請求項5】 噴射孔とその出口面が塑性加工によりノ
    ズルボディの中心線に対して傾斜して形成されて、燃料
    偏向機能を有することを特徴とする燃料噴射用ノズル。
  6. 【請求項6】 噴射孔とその出口面がノズルボディの中
    心線に対して傾斜し、この噴射孔あるいは出口面の傾斜
    方向を検出するための位置決めマークを有している燃料
    噴射用ノズルの製造方法において、 逃げ面を成形する第1の塑性加工工程と、前記出口面と
    位置決めマークを同時に成形する第2の塑性加工工程と
    を有することを特徴とする燃料噴射用ノズルの製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6845748B2 (en) 2001-12-27 2005-01-25 Hitachi, Ltd. Fuel injection valve and its apparatus, method for manufacturing internal combustion engine and fuel injection valve and its nozzle body, and method for manufacturing the same
JP2012081425A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Takehiro Yamanashi ノズルユニット
JP2017513715A (ja) * 2014-10-10 2017-06-01 ソウル エンジニアリング カンパニー リミテッド ランスノズル及び該ランスノズルの製造方法,並びに前記ランスノズルの製造装置

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