JP2001192984A - オレフィン系樹脂床材 - Google Patents
オレフィン系樹脂床材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塩化ビニル樹脂に代わる床表面材を製造する
に当たり、これまで問題とされている、加工性の面を改
良し、さらに床材に要求される耐汚れ性、耐傷性、柔軟
性等の諸物性が十分に改善された、オレフィン系樹脂積
層床材の提供。 【解決手段】 ポリオレフィン、エチレン−メチルメタ
アクリレート共重合体、および無機充填材を配合したポ
リオレフィン樹脂チップ焼結シート層からなる上層、そ
の下部に積層されるオレフィン系樹脂体および無機充填
材を配合したポリオレフィン樹脂シート層からなる下
層、および下層裏面に有機繊維不織布層を設けたオレフ
ィン系樹脂積層床材。
に当たり、これまで問題とされている、加工性の面を改
良し、さらに床材に要求される耐汚れ性、耐傷性、柔軟
性等の諸物性が十分に改善された、オレフィン系樹脂積
層床材の提供。 【解決手段】 ポリオレフィン、エチレン−メチルメタ
アクリレート共重合体、および無機充填材を配合したポ
リオレフィン樹脂チップ焼結シート層からなる上層、そ
の下部に積層されるオレフィン系樹脂体および無機充填
材を配合したポリオレフィン樹脂シート層からなる下
層、および下層裏面に有機繊維不織布層を設けたオレフ
ィン系樹脂積層床材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床材、特に、店舗等
の商業施設用床表面材に使用し得る床材、さらには適宜
難燃加工を施すことにより、自動車・鉄道などの車輌用
床表面材として使用し得るオレフィン系樹脂積層床材に
関する。
の商業施設用床表面材に使用し得る床材、さらには適宜
難燃加工を施すことにより、自動車・鉄道などの車輌用
床表面材として使用し得るオレフィン系樹脂積層床材に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビルやマンション等のフロー
リング、あるいは自動車、鉄道等の車輌用床表面材に
は、塩化ビニル樹脂製の床材が多用されていた。この塩
化ビニル製床材にあっては、焼却する際に強酸である塩
化水素ガスの発生もあり、焼却処分ができず、したがっ
て埋め立てなどの廃棄処分がされていたが、最近では埋
め立て廃棄処分し得る場所も急速に減少してきいる。そ
の一方で、環境保全問題に対する市場ニーズの高まりか
ら、環境負荷のできる限り少ない材料の使用に対する関
心が高まり、塩化ビニルに代わる床材の開発が要求され
てきている。
リング、あるいは自動車、鉄道等の車輌用床表面材に
は、塩化ビニル樹脂製の床材が多用されていた。この塩
化ビニル製床材にあっては、焼却する際に強酸である塩
化水素ガスの発生もあり、焼却処分ができず、したがっ
て埋め立てなどの廃棄処分がされていたが、最近では埋
め立て廃棄処分し得る場所も急速に減少してきいる。そ
の一方で、環境保全問題に対する市場ニーズの高まりか
ら、環境負荷のできる限り少ない材料の使用に対する関
心が高まり、塩化ビニルに代わる床材の開発が要求され
てきている。
【0003】かかる観点より、塩化ビニルの代替材料と
してアクリル系樹脂や、ポリオレフィン系樹脂製の床材
の開発が検討されてきているが、これら樹脂自体の価格
が高く、また加工性の面で塩化ビニルに比較し、加工し
にくいといった問題を内在している。
してアクリル系樹脂や、ポリオレフィン系樹脂製の床材
の開発が検討されてきているが、これら樹脂自体の価格
が高く、また加工性の面で塩化ビニルに比較し、加工し
にくいといった問題を内在している。
【0004】例えば、ポリオレフィン系樹脂として、ポ
リプロピレンに柔軟性を持たせるためにエチレン−酢酸
ビニル共重合体を配合し、さらに炭酸カルシウム等の無
機充填材を配合したポリプロピレン系樹脂の床材が提案
されているが、この場合の床材にあっても、無機充填材
の充填性はそれほど好ましいものではなく、また、配合
したエチレン−酢酸ビニル共重合体が酸素介在下におい
ては100℃付近で、また酸素非介在下においては20
0℃付近で脱酢酸が生じ、熱安定性が十分なものではな
い。
リプロピレンに柔軟性を持たせるためにエチレン−酢酸
ビニル共重合体を配合し、さらに炭酸カルシウム等の無
機充填材を配合したポリプロピレン系樹脂の床材が提案
されているが、この場合の床材にあっても、無機充填材
の充填性はそれほど好ましいものではなく、また、配合
したエチレン−酢酸ビニル共重合体が酸素介在下におい
ては100℃付近で、また酸素非介在下においては20
0℃付近で脱酢酸が生じ、熱安定性が十分なものではな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上記の現状に鑑み、塩化ビニル樹脂に代わる床表面材を
製造するに当たり、これまで問題とされている、加工性
の面を改良し、さらに床材に要求される耐汚れ性、耐傷
性、柔軟性等の諸物性が十分に改善された、オレフィン
系樹脂積層床材を提供することを課題とする。
上記の現状に鑑み、塩化ビニル樹脂に代わる床表面材を
製造するに当たり、これまで問題とされている、加工性
の面を改良し、さらに床材に要求される耐汚れ性、耐傷
性、柔軟性等の諸物性が十分に改善された、オレフィン
系樹脂積層床材を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の基本的態様にかかる請求項1の床材は、ポ
リオレフィン、エチレン−メチルメタアクリレート共重
合体(EMMA)および無機充填材を配合したポリオレ
フィン樹脂チップ焼結シート層からなる上層、その下部
に積層されるオレフィン系樹脂および無機充填材を配合
したポリオレフィン樹脂シート層からなる下層、および
下層裏面に有機繊維不織布層を設けたオレフィン系樹脂
積層床材である。
に、本発明の基本的態様にかかる請求項1の床材は、ポ
リオレフィン、エチレン−メチルメタアクリレート共重
合体(EMMA)および無機充填材を配合したポリオレ
フィン樹脂チップ焼結シート層からなる上層、その下部
に積層されるオレフィン系樹脂および無機充填材を配合
したポリオレフィン樹脂シート層からなる下層、および
下層裏面に有機繊維不織布層を設けたオレフィン系樹脂
積層床材である。
【0007】この基本的構成にかかるオレフィン系樹脂
積層床材にあって、オレフィン系樹脂としては、ポリオ
レフィンであるポリエチレン、ポリプロピレン等が使用
されるが、請求項2に記載の床材は、上層であるポリオ
レフィン樹脂チップ焼結シート層におけるポリオレフィ
ンは低密度ポリエチレンであることを特徴とし、その配
合量は30〜95重量部であり、さらに改質用の樹脂成
分としてエチレン−メチルメタアクリレート共重合体
(EMMA)を5〜70重量部配合したものである。
積層床材にあって、オレフィン系樹脂としては、ポリオ
レフィンであるポリエチレン、ポリプロピレン等が使用
されるが、請求項2に記載の床材は、上層であるポリオ
レフィン樹脂チップ焼結シート層におけるポリオレフィ
ンは低密度ポリエチレンであることを特徴とし、その配
合量は30〜95重量部であり、さらに改質用の樹脂成
分としてエチレン−メチルメタアクリレート共重合体
(EMMA)を5〜70重量部配合したものである。
【0008】この改質用の樹脂成分として配合されるE
MMAは、メチルメタアクリレート(MMA)含有量と
して、5〜40重量%であるものを用いるのがよく、な
かでも20重量%前後のメチルメタアクリレート(MM
A)含有量のものが好ましく使用される。かかるメチル
メタアクリレート(MMA)含有量のEMMAは、ポリ
オレフィン樹脂である低密度ポリエチレンとの相溶性が
よく、ポリエチレンに対して脆さを改善し、柔軟性を高
め、さらに無機充填材に対する高配合量のフィラー充填
性が確保される。
MMAは、メチルメタアクリレート(MMA)含有量と
して、5〜40重量%であるものを用いるのがよく、な
かでも20重量%前後のメチルメタアクリレート(MM
A)含有量のものが好ましく使用される。かかるメチル
メタアクリレート(MMA)含有量のEMMAは、ポリ
オレフィン樹脂である低密度ポリエチレンとの相溶性が
よく、ポリエチレンに対して脆さを改善し、柔軟性を高
め、さらに無機充填材に対する高配合量のフィラー充填
性が確保される。
【0009】また、本発明のオレフィン系樹脂積層床材
にあっては、上層の表面に耐汚れ性および耐傷性等を確
保するために紫外線硬化型樹脂塗料(UV塗料)、エマ
ルジョン型樹脂塗料、水性樹脂塗料等の塗膜処理がなさ
れるが、このEMMAの配合は、かかる床材の表面処理
としてコロナ放電処理、プライマー処理などを行なうこ
となくUV塗料の塗膜処理をし得るものである。
にあっては、上層の表面に耐汚れ性および耐傷性等を確
保するために紫外線硬化型樹脂塗料(UV塗料)、エマ
ルジョン型樹脂塗料、水性樹脂塗料等の塗膜処理がなさ
れるが、このEMMAの配合は、かかる床材の表面処理
としてコロナ放電処理、プライマー処理などを行なうこ
となくUV塗料の塗膜処理をし得るものである。
【0010】その場合のEMMAの配合量は、メチルメ
タアクリレート(MMA)含有量により異なるが、5〜
70重量部程度であり、70重量部を超える場合には床
材自体に脆弱さが生じ、また5重量部以下では柔軟性を
確保することができない不都合が生じる。
タアクリレート(MMA)含有量により異なるが、5〜
70重量部程度であり、70重量部を超える場合には床
材自体に脆弱さが生じ、また5重量部以下では柔軟性を
確保することができない不都合が生じる。
【0011】本発明のオレフィン系樹脂積層床材におい
ては、下層のポリオレフィン樹脂シート層は、特にその
樹脂成分としてオレフィン系樹脂を使用するのがよく、
そのようなオレフィン系樹脂としては、メタクリル酸、
無水マレイン酸、アクリル酸のいずれかで変性された低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙
げられる。
ては、下層のポリオレフィン樹脂シート層は、特にその
樹脂成分としてオレフィン系樹脂を使用するのがよく、
そのようなオレフィン系樹脂としては、メタクリル酸、
無水マレイン酸、アクリル酸のいずれかで変性された低
密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙
げられる。
【0012】また、本発明のオレフィン系樹脂積層床材
においては、上層のポリオレフィン樹脂チップ焼結シー
ト層、ならびに下層のポリオレフィン樹脂シート層の両
者には、難燃性を確保するために、無機充填材が配合さ
れる。このような無機充填材としては、従来公知の種々
の無機充填材を使用することができ、なかでも炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムまたは
水酸化マグネシウムから選択され無機充填材の1種また
は2種以上を配合するのが好ましい。
においては、上層のポリオレフィン樹脂チップ焼結シー
ト層、ならびに下層のポリオレフィン樹脂シート層の両
者には、難燃性を確保するために、無機充填材が配合さ
れる。このような無機充填材としては、従来公知の種々
の無機充填材を使用することができ、なかでも炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウムまたは
水酸化マグネシウムから選択され無機充填材の1種また
は2種以上を配合するのが好ましい。
【0013】かかる無機充填材の配合量は、上層のポリ
オレフィン樹脂チップ焼結シート層においては、樹脂成
分100重量部に対して、20〜200重量部配合する
のが好ましく、また、下層のポリオレフィン樹脂シート
層においては、樹脂成分100重量部に対して、50〜
500重量部配合するのが好ましい。この無機充填材の
配合では、それぞれの配合量を超える場合には、床材自
体が脆弱化し、またそれぞれの配合量以下では、床材の
難燃性と寸法安定性が低下するため好ましいものではな
い。
オレフィン樹脂チップ焼結シート層においては、樹脂成
分100重量部に対して、20〜200重量部配合する
のが好ましく、また、下層のポリオレフィン樹脂シート
層においては、樹脂成分100重量部に対して、50〜
500重量部配合するのが好ましい。この無機充填材の
配合では、それぞれの配合量を超える場合には、床材自
体が脆弱化し、またそれぞれの配合量以下では、床材の
難燃性と寸法安定性が低下するため好ましいものではな
い。
【0014】さらに本発明のオレフィン系樹脂積層床材
においては、下層裏面に有機繊維不織布層が積層されて
いるが、請求項5にかかる床材にあっては、かかる有機
繊維不織布が、ポリエステルからなる不織布層であるこ
とを特徴とする。
においては、下層裏面に有機繊維不織布層が積層されて
いるが、請求項5にかかる床材にあっては、かかる有機
繊維不織布が、ポリエステルからなる不織布層であるこ
とを特徴とする。
【0015】また、本発明のオレフィン系樹脂積層床材
においては、上層であるポリオレフィン樹脂チップ焼結
シート層、および下層であるポリオレフィン樹脂シート
層の間にガラス直交布を配したことを特徴とする。かか
るガラス直交布を配することにより、オレフィン樹脂積
層床材に、さらに優れた寸法安定性が付与されることと
なる。
においては、上層であるポリオレフィン樹脂チップ焼結
シート層、および下層であるポリオレフィン樹脂シート
層の間にガラス直交布を配したことを特徴とする。かか
るガラス直交布を配することにより、オレフィン樹脂積
層床材に、さらに優れた寸法安定性が付与されることと
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照にしながら、本
発明のオレフィン系樹脂積層床材の具体的実施形態を詳
細に説明する。
発明のオレフィン系樹脂積層床材の具体的実施形態を詳
細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態にかかるオレ
フィン系樹脂積層床材の概略断面図を示した。図中1
は、本発明のオレフィン系樹脂積層床材であり、当該床
材は、上層2であるポリオレフィン樹脂チップ焼結シー
ト層、ならびに下層3であるポリオレフィン樹脂シート
層、および下層3の裏面に設けられた有機繊維不織布層
4を積層した構造を有する。
フィン系樹脂積層床材の概略断面図を示した。図中1
は、本発明のオレフィン系樹脂積層床材であり、当該床
材は、上層2であるポリオレフィン樹脂チップ焼結シー
ト層、ならびに下層3であるポリオレフィン樹脂シート
層、および下層3の裏面に設けられた有機繊維不織布層
4を積層した構造を有する。
【0018】この上層2は、好ましくは、低密度ポリエ
チレン、それに対する改質用の樹脂であるEMMAおよ
び無機充填剤を配合したポリオレフィン樹脂チップ焼結
シート層からなるなるものであり、また下層3は、EV
Aおよび無機充填材を配合したポリオレフィン樹脂シー
ト層からなる。
チレン、それに対する改質用の樹脂であるEMMAおよ
び無機充填剤を配合したポリオレフィン樹脂チップ焼結
シート層からなるなるものであり、また下層3は、EV
Aおよび無機充填材を配合したポリオレフィン樹脂シー
ト層からなる。
【0019】特に、上層2であるポリオレフィン樹脂チ
ップ焼結シート層は、低密度ポリエチレンを30〜95
重量部、EMMAを5〜70重量部、無機充填材を10
〜100重量部配合したものであり、その好ましい厚み
は、0.5〜2.0mm程度であるが、特に限定される
ものではない。
ップ焼結シート層は、低密度ポリエチレンを30〜95
重量部、EMMAを5〜70重量部、無機充填材を10
〜100重量部配合したものであり、その好ましい厚み
は、0.5〜2.0mm程度であるが、特に限定される
ものではない。
【0020】本発明の床材におけるこの上層2は、床表
面層として種々の意匠を形成するため、複数の顔料を配
合したオレフィン樹脂チップを加熱・焼結してなるもの
であり、この場合のチップのサイズは、0.2〜2mm
程度のチップとすればよい。
面層として種々の意匠を形成するため、複数の顔料を配
合したオレフィン樹脂チップを加熱・焼結してなるもの
であり、この場合のチップのサイズは、0.2〜2mm
程度のチップとすればよい。
【0021】また、下層3は、EVAおよび無機充填材
を配合したポリオレフィン樹脂シート層からなり、その
場合のEVAは、その酢酸ビニル含有量が5〜40重量
%程度のEVA、なかでも30重量%前後の酢酸ビニル
含有量のEVAを用いるのがよい。下層3のその好まし
い厚は、0.5〜2.0mm程度であるが、特に限定さ
れない。
を配合したポリオレフィン樹脂シート層からなり、その
場合のEVAは、その酢酸ビニル含有量が5〜40重量
%程度のEVA、なかでも30重量%前後の酢酸ビニル
含有量のEVAを用いるのがよい。下層3のその好まし
い厚は、0.5〜2.0mm程度であるが、特に限定さ
れない。
【0022】本発明のオレフィン系樹脂積層床材1は、
基本的に上記の上層2と下層3を積層し、さらに下層3
の裏面に有機繊維不織布層が設けられたものであるが、
その有機繊維不織布としては、ポリエステル繊維不織布
であるのがよい。
基本的に上記の上層2と下層3を積層し、さらに下層3
の裏面に有機繊維不織布層が設けられたものであるが、
その有機繊維不織布としては、ポリエステル繊維不織布
であるのがよい。
【0023】このような上層2と下層3、ならびに下層
裏面に有機繊維不織布層4からなるオレフィン系樹脂積
層床材は、例えば、以下の方法によって製造することが
できる。
裏面に有機繊維不織布層4からなるオレフィン系樹脂積
層床材は、例えば、以下の方法によって製造することが
できる。
【0024】まず、下層3となるポリオレフィン樹脂シ
ート層を押し出しラミネートにより製造する。すなわ
ち、例えばオレフィン系樹脂としてEVA、および無機
充填材として、例えば樹脂成分100重量部に対して5
0〜500重量部の炭酸カルシウムを配合・混合し、有
機繊維不織布であるポリエステル不織布とを押出機によ
りラミネートして、下層3を巻き取る。この場合のEV
Aと無機充填材の両者の配合量は、重量比でほぼ50:
50の割合の配合量とするのがよい。
ート層を押し出しラミネートにより製造する。すなわ
ち、例えばオレフィン系樹脂としてEVA、および無機
充填材として、例えば樹脂成分100重量部に対して5
0〜500重量部の炭酸カルシウムを配合・混合し、有
機繊維不織布であるポリエステル不織布とを押出機によ
りラミネートして、下層3を巻き取る。この場合のEV
Aと無機充填材の両者の配合量は、重量比でほぼ50:
50の割合の配合量とするのがよい。
【0025】一方、例えば30〜95重量部の低密度ポ
リエチレン、5〜70重量部のEMMA、無機充填剤と
して、20〜200重量部の炭酸カルシウムと、さらに
帯電防止剤を0.05〜0.5重量部、適量の複数の顔
料を混合し、ペレダイザーにて押し出し造粒し、得られ
たペレットをさらに粉砕して、サイズがほぼ0.2〜2
mm程度のポリオレフィン樹脂チップを造る。
リエチレン、5〜70重量部のEMMA、無機充填剤と
して、20〜200重量部の炭酸カルシウムと、さらに
帯電防止剤を0.05〜0.5重量部、適量の複数の顔
料を混合し、ペレダイザーにて押し出し造粒し、得られ
たペレットをさらに粉砕して、サイズがほぼ0.2〜2
mm程度のポリオレフィン樹脂チップを造る。
【0026】次いで、先に巻き取り成型した下層3を基
材として巻き出し、その上に上記で得たポリオレフィン
樹脂チップを塗布する。かかる塗布は、樹脂チップのコ
ーティングあるいは散布により実施される。その後、チ
ップを塗布した基材を加熱条件として150℃〜180
℃の温度条件にて加熱・焼結し、加圧一体化して積層構
造体とし、さらに表面に紫外線硬化塗料(UV塗料)を
塗布した後紫外線照射し、本発明のオレフィン系樹脂積
層床材が製造される。
材として巻き出し、その上に上記で得たポリオレフィン
樹脂チップを塗布する。かかる塗布は、樹脂チップのコ
ーティングあるいは散布により実施される。その後、チ
ップを塗布した基材を加熱条件として150℃〜180
℃の温度条件にて加熱・焼結し、加圧一体化して積層構
造体とし、さらに表面に紫外線硬化塗料(UV塗料)を
塗布した後紫外線照射し、本発明のオレフィン系樹脂積
層床材が製造される。
【0027】なお、表面に塗布される紫外線硬化塗料
(UV塗料)としては、ウレタン系UV塗料、エステル
系UV塗料、アクリル系UV塗料、エポキシ系UV塗
料、ジエン系UV塗料、シリコン系UV塗料などを挙げ
ることができる。
(UV塗料)としては、ウレタン系UV塗料、エステル
系UV塗料、アクリル系UV塗料、エポキシ系UV塗
料、ジエン系UV塗料、シリコン系UV塗料などを挙げ
ることができる。
【0028】図2に、本発明の他の実施形態によるオレ
フィン系樹脂積層床材の概略断面図を示した。図中1
は、本発明のオレフィン系樹脂積層床材であり、当該床
材は、先の図1に示した実施形態と同様に、上層2であ
るポリオレフィン樹脂チップ焼結シート層、および下層
3であるポリオレフィン樹脂シート層ならびに下層3裏
面に設けられた有機繊維不織布層4に加え、上層2に表
面部にUV塗料層5、さらに、上層2と下層3の間に、
ガラス直交布6を配した構造を有するものである。
フィン系樹脂積層床材の概略断面図を示した。図中1
は、本発明のオレフィン系樹脂積層床材であり、当該床
材は、先の図1に示した実施形態と同様に、上層2であ
るポリオレフィン樹脂チップ焼結シート層、および下層
3であるポリオレフィン樹脂シート層ならびに下層3裏
面に設けられた有機繊維不織布層4に加え、上層2に表
面部にUV塗料層5、さらに、上層2と下層3の間に、
ガラス直交布6を配した構造を有するものである。
【0029】この形態におけるオレフィン系樹脂積層床
材は、上層2と下層3の間に設けられたガラス直交布を
設けたことにより、床材の寸法安定性を確保し得る特徴
を有することとなる。この場合のガラス直交布における
ガラス繊維の直交間隔は、ほぼ1〜3mm程度のものを
使用することが好ましい。
材は、上層2と下層3の間に設けられたガラス直交布を
設けたことにより、床材の寸法安定性を確保し得る特徴
を有することとなる。この場合のガラス直交布における
ガラス繊維の直交間隔は、ほぼ1〜3mm程度のものを
使用することが好ましい。
【0030】なお、この実施形態におけるオレフィン系
樹脂積層床材の製造も基本的には先に説明した実施形態
の床材の製造法と変わるものではなく、基材としての下
層3の押し出しラミネート成型において、基材ラミネー
ト積層物の製造工程で、樹脂成分と、有機繊維不織布、
ガラス直交布を、押出機によりラミネートし、下層3を
巻き取ることで達成される。
樹脂積層床材の製造も基本的には先に説明した実施形態
の床材の製造法と変わるものではなく、基材としての下
層3の押し出しラミネート成型において、基材ラミネー
ト積層物の製造工程で、樹脂成分と、有機繊維不織布、
ガラス直交布を、押出機によりラミネートし、下層3を
巻き取ることで達成される。
【0031】なお、この図2における上層の表面に積層
される紫外線硬化塗料(UV塗料)層5は、上記したウ
レタン系UV塗料、エステル系UV塗料、アクリル系U
V塗料、エポキシ系UV塗料、ジエン系UV塗料、シリ
コン系UV塗料などを挙げることができる。かかるUV
塗料層5を設けることにより耐汚れ性、耐傷性の良好な
床材が形成され、その塗料層の膜厚は、0.01〜0.
1mm程度のものであればよい。
される紫外線硬化塗料(UV塗料)層5は、上記したウ
レタン系UV塗料、エステル系UV塗料、アクリル系U
V塗料、エポキシ系UV塗料、ジエン系UV塗料、シリ
コン系UV塗料などを挙げることができる。かかるUV
塗料層5を設けることにより耐汚れ性、耐傷性の良好な
床材が形成され、その塗料層の膜厚は、0.01〜0.
1mm程度のものであればよい。
【0032】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に詳細に説明
する。 a)下層(オレフィン樹脂シート層:基材)部分の製造 下層部分として、オレフィン系樹脂としてEVA(酢酸
ビニル含有量:28%)50部、無機充填材として炭酸
カルシウム50部を混合し、ポリエステル不織布巻き出
し、ガラス直交布巻き出しによる押し出しラミネート機
により、層厚として1.0mmの下層部分となる基材を
巻き取った。
する。 a)下層(オレフィン樹脂シート層:基材)部分の製造 下層部分として、オレフィン系樹脂としてEVA(酢酸
ビニル含有量:28%)50部、無機充填材として炭酸
カルシウム50部を混合し、ポリエステル不織布巻き出
し、ガラス直交布巻き出しによる押し出しラミネート機
により、層厚として1.0mmの下層部分となる基材を
巻き取った。
【0033】b)ポリオレフィン樹脂チップの製造 ポリオレフィン樹脂チップ成分として、低密度ポリエチ
レンを70重量部、30重量部のEMMA、無機充填材
として、43重量部の炭酸カルシウム、帯電防止剤0.
1重量部および顔料を混合し、ペレダイザーによりペレ
ットを造粒し、さらに粉砕して、0.4〜0.7mm程
度のチップを得た。
レンを70重量部、30重量部のEMMA、無機充填材
として、43重量部の炭酸カルシウム、帯電防止剤0.
1重量部および顔料を混合し、ペレダイザーによりペレ
ットを造粒し、さらに粉砕して、0.4〜0.7mm程
度のチップを得た。
【0034】c)床材の製造 上記(a)で巻き取った下層部分となるポリオレフィン
樹脂シート層を巻き出し、そのシート上に上記(b)で
得たチップを均一にコーティング塗布した。次いで、加
熱温度150℃〜180℃により加熱・焼結し、基材部
(下層)にポリオレフィン樹脂チップ焼結シート層を厚
み0.8mmとなるように積層させた。更に得られた積
層体に、紫外線硬化塗料としてウレタン系UV塗料を塗
布し、UV照射を行ない硬化させて、巻き取り機により
床材を巻き取り、層厚2mmを有する本発明のオレフィ
ン系樹脂積層床材を得た。かくして得られた積層床材
は、適度の柔軟性を有し、難燃性も良好なものであり、
耐汚れ性、耐傷性も優れたものであった。
樹脂シート層を巻き出し、そのシート上に上記(b)で
得たチップを均一にコーティング塗布した。次いで、加
熱温度150℃〜180℃により加熱・焼結し、基材部
(下層)にポリオレフィン樹脂チップ焼結シート層を厚
み0.8mmとなるように積層させた。更に得られた積
層体に、紫外線硬化塗料としてウレタン系UV塗料を塗
布し、UV照射を行ない硬化させて、巻き取り機により
床材を巻き取り、層厚2mmを有する本発明のオレフィ
ン系樹脂積層床材を得た。かくして得られた積層床材
は、適度の柔軟性を有し、難燃性も良好なものであり、
耐汚れ性、耐傷性も優れたものであった。
【0035】
【発明の効果】以上の構成を有する本発明のオレフィン
系樹脂積層床材は、塩化ビニル樹脂を使用しないオレフ
ィン系の表面床材であり、特にその積層構造として、上
層に低密度ポリエチレンを使用し、そのうえこの低密度
ポリエチレンの樹脂改質成分としてエチレン−メチルメ
タアクリレート共重合体(EMMA)を添加させること
により、ポリエチレン樹脂に柔軟性が付与される。さら
EMMAの配合により、無機充填材の高フィラー充填性
が確保され、品質面で良好な床材を得ることが可能とな
った。
系樹脂積層床材は、塩化ビニル樹脂を使用しないオレフ
ィン系の表面床材であり、特にその積層構造として、上
層に低密度ポリエチレンを使用し、そのうえこの低密度
ポリエチレンの樹脂改質成分としてエチレン−メチルメ
タアクリレート共重合体(EMMA)を添加させること
により、ポリエチレン樹脂に柔軟性が付与される。さら
EMMAの配合により、無機充填材の高フィラー充填性
が確保され、品質面で良好な床材を得ることが可能とな
った。
【0036】さらにこのEMMAの配合は、床材の表面
UV塗料処理において、コロナ放電処理、プライマー処
理等の後処理工程を行なうことなしに、表面処理剤との
良好な密着を得ることが可能となる。特に、従来のEV
Aによるオレフィン樹脂の改質では、含有されるEVA
が熱分解を起こし、表面塗料との接着に効果を有する酢
酸基が失われることがまま生じていたが、EMMAの使
用は、かかる問題点を解消し得るものであり、そのため
に、製造コスト面での低下が図れる利点を有する。
UV塗料処理において、コロナ放電処理、プライマー処
理等の後処理工程を行なうことなしに、表面処理剤との
良好な密着を得ることが可能となる。特に、従来のEV
Aによるオレフィン樹脂の改質では、含有されるEVA
が熱分解を起こし、表面塗料との接着に効果を有する酢
酸基が失われることがまま生じていたが、EMMAの使
用は、かかる問題点を解消し得るものであり、そのため
に、製造コスト面での低下が図れる利点を有する。
【0037】また、EMMAの配合は、加熱・焼結処理
に酢酸ガス等の酸性ガスの発生を回避するものであり、
品質が極めて良好な、脆弱性を回避した、表面床材を製
造し得る利点を有する。
に酢酸ガス等の酸性ガスの発生を回避するものであり、
品質が極めて良好な、脆弱性を回避した、表面床材を製
造し得る利点を有する。
【図1】本発明の一実施形態に係るオレフィン系樹脂積
層床材の概略断面図である。
層床材の概略断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係るオレフィン系樹脂
積層床材の概略断面図である。
積層床材の概略断面図である。
1 オレフィン系樹脂積層床材 2 上層 3 下層 4 有機繊維不織布層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F055 AA12 BA13 BA30 CA11 CA16 EA04 EA24 FA06 FA07 FA10 FA40 GA18 GA23 4F100 AA00A AA00B AA00H AA08A AA08B AA08H AA18A AA18B AA18H AA19A AA19B AA19H AG00D AK03A AK03B AK06A AK41C AK71A AL05A BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA15 CA23A CA23B DG12D DG15C EJ48A GB08 GB31 GB33 JK13 JL00 YY00A YY00B
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリオレフィン、エチレン−メチルメタ
アクリレート共重合体および無機充填剤を配合したポリ
オレフィン樹脂チップ焼結シート層からなる上層、その
下部に積層されるオレフィン系樹脂および無機充填材を
配合したポリオレフィン樹脂シート層からなる下層、お
よび下層裏面に有機繊維不織布層を設けたオレフィン系
樹脂積層床材。 - 【請求項2】 上層であるポリオレフィン樹脂チップ焼
結シート層の樹脂成分が、低密度ポリエチレンを30〜
95重量部、およびエチレン−メチルメタアクリレート
共重合体を5〜70重量部配合したものである請求項1
に記載のオレフィン系樹脂積層床材。 - 【請求項3】 前記ポリオレフィン樹脂チップ焼結シー
ト層に配合される無機充填材が、炭酸カルシウム、水酸
化カルシウム、水酸化アルミニウムまたは水酸化マグネ
シウムから選択され無機充填材の1種または2種以上で
あり、樹脂成分100重量部に対して、無機充填材を2
0〜200重量部混合してなる請求項1に記載のオレフ
ィン系樹脂積層床材。 - 【請求項4】 下層であるポリオレフィン樹脂シート層
に配合される無機充填剤材が、炭酸カルシウム、水酸化
カルシウム、水酸化アルミニウムまたは水酸化マグネシ
ウムから選択され無機充填材の1種または2種以上であ
り、樹脂成分100重量部に対して、無機充填材を50
〜500重量部混合してなる請求項1に記載のオレフィ
ン系樹脂積層床材。 - 【請求項5】 裏面に設ける有機繊維不織布層が、ポリ
エステルからなる不織布層である請求項1ないし4のい
ずれかに記載のオレフィン系樹脂積層床材。 - 【請求項6】 上層であるポリオレフィン樹脂チップ焼
結シート層および下層であるポリオレフィン樹脂シート
層の間にガラス直交布を配した請求項1ないし5のいず
れかに記載のオレフィン樹脂積層床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002702A JP3545298B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | オレフィン系樹脂床材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002702A JP3545298B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | オレフィン系樹脂床材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001192984A true JP2001192984A (ja) | 2001-07-17 |
JP3545298B2 JP3545298B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
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Country | Link |
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JP (1) | JP3545298B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077568A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-29 | Eihachi Mitsuyama | 床材 |
-
2000
- 2000-01-11 JP JP2000002702A patent/JP3545298B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3545298B2 (ja) | 2004-07-21 |
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