JP2001192083A - ディスク保持装置 - Google Patents

ディスク保持装置

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JP2001192083A
JP2001192083A JP2000000255A JP2000000255A JP2001192083A JP 2001192083 A JP2001192083 A JP 2001192083A JP 2000000255 A JP2000000255 A JP 2000000255A JP 2000000255 A JP2000000255 A JP 2000000255A JP 2001192083 A JP2001192083 A JP 2001192083A
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disk
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holding
disc
center hole
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Minoru Tajima
実 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD等のディスクを好適に挿脱でき、且
つ、CD、CDRなどのディスクと間違えることなくケ
ースに収納することができるディスク保持装置を提供す
る。 【解決手段】 本体13から突出してディスク18のセ
ンターホール18A内に挿脱可能に進入する保持体14
を設ける。保持体14は弾性を有した支持辺15にて支
持され本体13に対して離接可能に構成する。センター
ホール18A縁部に係脱自在に係合する係合部14Bを
保持体14の側面に形成する。保持体14がディスク1
8のセンターホール18A内に進入した状態で、保持体
14の外側にディスク18に当接するディスク受け部1
6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD或いはDVD
等のディスクを容易に挿脱することができ、且つ、コス
ト低減を図ることのできるディスク保持装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽、映像等の情報やソフトウェ
ア等の情報の記録媒体として、CDやCD−R等のディ
スクが利用され、このような情報が記録されたCDやC
D−R等を市場で流通させる場合、CDやCD−R等に
破損が生じると記録された情報を取り出せなくなってし
まう。そこで、記録された情報を保護するためCDやC
D−R等をプラスチックなどの合成樹脂の収納ケース本
体内に収納して流通市場に提供していた。
【0003】また、近年では、ディスク状の記録媒体と
して、高密度記録を実現すると共に、高密度情報の読み
書きを可能としたディスク(DVD等)が提供されてき
ている。このDVD等のディスクは両面読み書き可能に
構成されているが、形状及び厚さなどがCDやCD−R
と同等に構成されているため、ディスクを収納する収納
ケースもCDやCD−R等のディスクと略同等な形状を
呈していた。
【0004】この場合、CDやCD−Rの収納ケースは
収納ケース内に別な本体を設け、この本体の略中央に可
撓性の保持体(ロック爪)が設けられていた。そして、
保持体にCDやCD−Rの中心に設けられたセンターホ
ールを押圧することにより、保持体が内側に撓んでCD
やCD−R等が保持されていた。そして、本体に保持さ
れたCDやCD−Rを取り出す場合、CDやCD−Rの
周囲を強制的に持ち上げて、むしり取るようにして取り
出されていた。
【0005】また、DVD等のディスクは高密度情報を
読み書き可能としており、ディスクに傷や手脂などが付
くと記録した高密度情報に不具合が生じてしまう。この
ため、記録した高密度情報に不具合が生じるのを防止す
るため、CDやCD−R等のディスクと取り出し方を変
えていた。この場合、DVD等のディスクの着脱は、デ
ィスクに手を触れることなく保持体に簡単に着脱できる
ように構成されている。即ち、DVD等のディスクを保
持する保持体は、本体中央に突出して設けられ、中央部
が縦に2分割されると共に、保持体下側は両側方に延在
して弾性を有する可撓性の支持辺にて支持されている。
2分割された保持体には、ディスクに設けられたセンタ
ーホールより幅広(大径)の突起がそれぞれ設けられて
いる。この突起は、保持体が下に押されてセンターホー
ルに当接すると、支持辺及び保持体などの撓みによって
相互に近接しディスクのセンターホールを通過できるよ
うに構成されていた。
【0006】そして、ディスクに設けられたセンターホ
ールにて2分割された保持体が略同時に本体側に押圧さ
れると、保持体は支持辺の撓みによって本体側に移動
し、両突起は相互に近接する。係る押圧によって両突起
がディスクのセンターホールより幅狭(小径)になる
と、支持辺の弾性復帰によりディスクのセンターホール
を通過して上に出る。これによって、両突起はディスク
のセンターホール上側で相互に離間し、ディスクは保持
体(本体)に保持されることとなる。
【0007】また、ディスクを本体より取り出す場合、
両保持体が同時に手で本体側に押し付けられる。該保持
体が本体側に押し付けられると両突起はディスクのセン
ターホールに当接するが、更に押し付けられると支持辺
及び保持体が撓み、両突起はディスクのセンターホール
より幅狭(小径)になる。これによって、両突起はディ
スクのセンターホールを通過する。両突起がディスクの
センターホールを通過すると、支持辺及び保持体の弾性
復帰により両突起はディスクのセンターホールより幅広
(大径)となるので、その後、保持体を押し付けている
手が離されると、両保持体の弾性復帰によりディスクが
本体より離間して取り出せる構造であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本体に
保持されたディスクを取り出す場合、本体に設けられた
どちらか一方の保持体が本体側に押し付けられただけで
は、他方の保持体が押し付けられず、他方の保持体はデ
ィスクのセンターホールより本体側に抜けずディスクは
本体より取り出せなかった。このため、どうしても両保
持体を同時に本体側に押し付けなければ、本体よりディ
スクを取り出せない問題があった。
【0009】また、中央を縦に2分割し弾性で撓む保持
体でディスクを保持していたので、支持辺及び保持体が
撓みやすい弾性力の場合、ディスクを本体に確実に保持
できず、本体内でディスクが動いてしまうため、どうし
ても支持辺及び保持体を撓み難い構造にしていた。この
ため、突起がディスクのセンターホールを通過する際、
支持辺及び保持体が破損してしまう問題があった。
【0010】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、DVD等のディスクを好適
に挿脱でき、且つ、CD、CDRなどのディスクと間違
えることなくケースに収納することができるディスク保
持装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
ディスク保持装置は、本体内に設けられ情報記録用ディ
スクを保持するためのディスク保持装置であって、弾性
を有した支持辺により本体から突出し、且つ、当該本体
に対して離接可能に設けられ、ディスクのセンターホー
ル内に挿脱可能に進入する保持体と、この保持体の側面
に形成された係合部と、保持体の外側に位置する本体よ
り突出して設けられたディスク受け部とを備え、保持体
がディスクのセンターホール内に進入した状態で、ディ
スク受け部はディスクに当接し、且つ、係合部は当該デ
ィスク受け部とは反対側のセンターホール縁部に係脱自
在に係合するものである。
【0012】また、請求項2の発明のディスク保持装置
は、上記に加えて、保持体は、その先端側より相互に拡
開しながら本体方向に延在する可撓性のディスク保持辺
を複数備え、係合部はこれらディスク保持辺の外面に形
成されているものである。
【0013】また、請求項3の発明のディスク保持装置
は、請求項1又は請求項2に加えて、保持体の外側に位
置する本体に設けられ、ディスク受け部より本体から離
間する位置まで先端部が延在された可撓性のディスク押
上部を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明のディスク保持装置10
にディスク18が保持された収納ケース11の平面図、
図2は本発明のディスク保持装置10の拡大平面図、図
3は本発明のディスク保持装置10の拡大側面図をそれ
ぞれ示している。
【0015】図中11はDVDなどの情報記録用ディス
ク18が収納される収納ケースで、プラスチックなどの
合成樹脂にて、従来のCD等が収納される収納ケースと
略同等の縦約125mm、横約142mm、厚さ約10
mmの筺体にて構成されている。該収納ケース11は、
本体13と、この本体13一側に開閉自在に枢支された
透明の蓋12にて構成され、内部にディスク18が収納
された状態で当該ディスク18を保持可能に構成されて
いる。尚、DVDなどの情報記録用ディスク18は、既
に市販されているものであり詳細な構造説明は省略す
る。
【0016】係る本体13の略中央には保持体14が蓋
12側に突出して設けられており、この保持体14は弾
性を有した所定幅の支持辺15を介して本体13と一体
に成形されている。保持体14は、高さ約3.5mm、
直径約15mmに形成されており、この保持体14の本
体13側には支持辺15が一体に成形されると共に、各
支持辺15は円周3方向に所定距離延在して本体13と
一体に成形されている。
【0017】そして、保持体14は、各支持辺15にて
本体13に一体に成形された状態で蓋12側に位置して
設けられると共に、保持体14は本体14より少許離間
して成形されている。この保持体14は、各支持辺15
の弾性によって本体13側に離接可能に設けられてい
る。即ち、保持体14は各支持辺15によって本体13
より少許蓋12側に浮いて形成され、保持体14が本体
13側に押し付けられた場合、各支持辺15の弾性によ
って本体13に近接し、押し付けが解除された場合、本
体13より所定距離離間するように構成されている。
【0018】該保持体14周囲側面には幅約4mmに形
成された可撓性のディスク保持辺14Aが設けられてお
り、このディスク保持辺14Aは、本体13の離間側
(蓋12側)に位置して保持体14に一体に成形される
と共に、本体13側に所定距離延在している。そして、
ディスク保持辺14Aは各支持辺15の略中間に位置し
て設けられると共に、本体13方向に延在するに従って
それぞれ拡開し、各支持辺15の先端は本体13より所
定距離離間した位置まで延在している。
【0019】各ディスク保持辺14Aにはそれぞれ係合
部14Bが設けられており、この係合部14Bは保持体
14の離間側に所定寸法突出した形状に形成されてい
る。即ち、係合部14Bはディスク保持辺14Aの外面
に位置してディスク保持辺14Aと一体に成形されると
共に、各ディスク保持辺14Aの保持体14側周囲はデ
ィスク18のセンターホール18Aより少許小径となる
位置に形成され、支持辺15の先端はディスク18のセ
ンターホール18Aより大径となる位置に形成されてい
る。そして、ディスク保持辺14Aの外面に形成された
係合部14Bは、ディスク18のセンターホール18A
内に進入した状態で、所定の圧力が加えられるとセンタ
ーホール18A縁部の一側から他側、他側から一側に移
動できる所定の山形形状に形成されている。
【0020】また、保持体14の外側に所定の間隔を存
してディスク受け部16が設けられており、このディス
ク受け部16は本体13より蓋12側に所定距離突出し
て設けられている。該ディスク受け部16は保持体14
周囲の円周上に円弧状に形成されると共に対向して一対
設けられている。そして、ディスク受け部16は、ディ
スク18のセンターホール18Aが保持体14に挿入さ
れた状態で、ディスク18がディスク受け部16に当接
するように構成されている。尚、ディスク18の外周位
置に対向して本体13にはディスク受け部16と同等高
さの図示しないディスク受けが設けられこれにより、デ
ィスク18は安定して保持されるように構成されてい
る。
【0021】そして、ディスク18がディスク受け部1
6に当接した状態で、係合部14Bはディスク受け部1
6と反対側のセンターホール18A縁部に係合するよう
に構成されている。即ち、ディスク18がディスク受け
部16に当接して、係合部14Bがディスク受け部16
と反対側のセンターホール18A縁部に係脱自在に係合
されることにより、ディスク18はディスク保持装置1
0に保持されるように構成されている。
【0022】また、ディスク受け部16とディスク受け
部16との間に可撓性のディスク押上部17が設けられ
ており、このディスク押上部17は保持体14の外側に
位置して設けられている。該ディスク押上部17は、デ
ィスク18がディスク保持装置10に保持された状態
で、ディスク18を係合部14Bの本体13より離間側
に押し上げられるように構成されている。係る、ディス
ク押上部17の先端となる先端部17Aは保持体14の
外側に位置し、ディスク押上部17の元端となる元端部
17Bは本体13と一体に成形されている。このディス
ク押上部17は保持体14から離間するに従って2本に
岐れ、ディスク受け部16の間を通過して所定距離外方
位置で両元端部17Bは本体13と一体に成形されてい
る。
【0023】該ディスク押上部17の先端部17Aはデ
ィスク受け部16より所定寸法離間すると共に、ディス
ク18面に記録された情報位置よりセンターホール18
A側に位置している。これにより、ディスク18面に記
録された情報面に傷が付いてしまうのを防止している。
また、ディスク押上部17の先端部17Aがディスク1
8により本体13側に押されて撓んだ際、ディスク押上
部17の先端部17Aと保持体14とは接触しない寸法
に構成されている。尚、ディスク押上部17の先端部1
7Aはディスク18に傷付かないような形状に成形され
ている。
【0024】そして、図4に示す如き本体13の離間側
から保持体14にディスク18のセンターホール18A
が挿入されて矢印方向に押圧されると、各支持辺15が
撓んで保持体14は本体13側に移動する。係る、本体
13側を拡開している各ディスク保持辺14Aはディス
ク18のセンターホール18Aによって、保持体14側
(図中矢印方向)に撓んでディスク18のセンターホー
ル18Aは挿入される。そして、ディスク18が更に本
体12側に押圧されセンターホール18Aが係合部14
Bに至ると、各支持辺15は更に保持体14側に撓み、
係合部14Bがセンターホール18Aの径より内側に位
置する。そして、ディスク18のセンターホール18A
は各係合部14Bを乗り越えて本体13側に至る。
【0025】ディスク18のセンターホール18Aが各
係合部14Bを乗り越えて本体13側に至ると、ディス
ク18はディスク受け部16に当接し、それ以上本体1
3側に移動してしまうのが阻止されそこで停止する。そ
して、ディスク18のセンターホール18Aが各係合部
14Bを乗り越えて本体13側に至った時点で、保持体
14側に撓んだ各支持辺15は弾性復帰してディスク1
8のセンターホール18A内側に当接する。
【0026】これによって、ディスク18は各係合部1
4Bとディスク受け部16との間に保持される。係る、
ディスク18によってディスク押上部17の先端部17
Aが本体13側に押し下げられた状態で、ディスク18
のセンターホール18Aは各係合部14Bとディスク受
け部16とによって動くことなく確実に保持される。即
ち、ディスク18のセンターホール18Aを保持体14
に合わせて本体13側に押し付けるだけで、ディスク1
8を簡単にディスク保持装置10に保持することができ
る。
【0027】一方、ディスク保持装置10に保持された
ディスク18を取り出す場合、図5に示す如きディスク
18のセンターホール18Aから突出した、保持体14
を本体13側矢印方向に手で押し付ける。保持体14が
各支持辺15の弾性撓みによって本体13側に押し付け
られると、ディスク18はディスク受け部16によりそ
れ以上本体13側に移動しないので、保持体14だけが
本体13側に押し付けられる形となる。
【0028】ディスク18が本体13側に移動しない状
態で保持体14が本体13側に移動すると各ディスク保
持辺14Aも本体13側に移動し、これによって、各デ
ィスク保持辺14Aは撓んで保持体14側に近接し、各
係合部14Bも保持体14側に近接する。そして、ディ
スク18のセンターホール18Aより小径となる位置ま
で各係合部14Bが近接すると、各係合部14Bはセン
ターホール18A内を通り抜けて本体13側に移動す
る。
【0029】各係合部14Bがセンターホール18A内
を通り抜けて本体13側に移動すると、保持体14側に
撓んだ各ディスク保持辺14Aは矢印方向に弾性復帰し
て、それぞれ保持体14より離間する。これによって、
各係合部14Bはセンターホール18Aより大径となる
位置まで戻る。そして、保持体14より手が離されると
ディスク18は、各支持辺15の弾性復帰により保持体
14は本体13より離間する。これによって、ディスク
18のセンターホール18Aは各係合部14Bに引っか
かってディスク受け部16より離間する。この時、ディ
スク押上部17の弾性復帰によってもディスク18はデ
ィスク受け部16より離間する(図6)。
【0030】そして、ディスク18が各係合部14Bの
本体13と離間側に位置して、ディスク受け部16より
離間したならば、ディスク18の周囲を手で持って取り
出せば、収納ケース11より容易に取り出すことができ
る。即ち、保持体14を本体13側に押すだけで、ディ
スク保持装置10に保持されたディスク18を簡単に取
り出すことができる。
【0031】このように、弾性を有した支持辺15によ
り本体13から突出すると共に、本体13に対して離接
可能な保持体14を設け、この保持体14をディスク1
8のセンターホール18A内に挿脱可能に進入するよう
にしている。また、保持体14側面に係合部14Bを形
成すると共に、保持体14の外側に位置して本体13よ
り突出してディスク受け部16を設けているので、保持
体14がディスク18のセンターホール18A内に進入
した状態で、ディスク受け部16はディスク18に当接
し、係合部14Bはディスク受け部16とは反対側のセ
ンターホール18A縁部に係合する。係る、ディスク1
8のセンターホール18Aを保持体14に合わせて本体
13側に押し付けるだけで、簡単にディスク18をディ
スク保持装置10に保持することができるようになる。
【0032】また、保持体14の本体13と離間側に可
撓性のディスク保持辺14Aを複数設け、このディスク
保持辺14Aの先端側を保持体14より拡開しながら本
体13方向に延在させている。そして、各ディスク保持
辺14Aの外面にそれぞれ山形形状に突出させた係合部
14Bを設けているので、ディスク18のセンターホー
ル18Aを保持体14に合わせて本体13側に押し付け
るだけで、簡単にディスク18をディスク保持装置10
に保持することが可能となる。従って、保持体14を本
体13側に押すだけで、ディスク保持装置10に保持さ
れたディスク18を簡単に取り出すことができるように
なる。
【0033】また、保持体14の外側に位置して本体1
3にディスク押上部17を設けると共に、このディスク
押上部17の先端部17Aをディスク受け部16より本
体13から離間する位置まで延在させているので、保持
体14を本体13側に押すだけで、ディスク保持装置1
0に保持されたディスク18を容易に本体13側より蓋
12側に押し上げることが可能となる。これにより、収
納ケース11内のディスク18を極めて容易に手で持っ
て取り出すことができるようになる。
【0034】尚、実施例では、ディスク受け部16を保
持体14周囲の円周上に円弧状に設けると共に対向して
一対設けたが、これに限らず、小さなディスク受け部を
保持体14周囲の円周上に複数設けても本発明は有効で
ある。
【0035】また、本体13にディスク押上部17を設
けたが、これに限らず、ディスク保持辺14Aに形成し
た係合部14Bでディスク18を保持体14より取り出
すことができれば、ディスク押上部17を設けなくても
差し支えない。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、弾性を有した支持辺により本体から突出し、且つ、
当該本体に対して離接可能に設けられ、ディスクのセン
ターホール内に挿脱可能に進入する保持体と、この保持
体の側面に形成された係合部と、保持体の外側に位置す
る本体より突出して設けられたディスク受け部とを備え
ており、保持体がディスクのセンターホール内に進入し
た状態で、ディスク受け部はディスクに当接し、係合部
はディスク受け部と反対側のセンターホール縁部に係脱
自在に係合するようにしているので、ディスクのセンタ
ーホールを保持体に合わせて本体側に押し付けるだけ
で、ディスクを各係合部とディスク受け部との間に動く
ことなく確実に保持することが可能となると共に、保持
体を本体側に押して離すだけでディスクを係合部の本体
側と離間する側に位置させて取り出すことができるよう
になる。これにより、保持体へのディスク挿脱を簡単な
構成で行なうことが可能となり、ディスク保持装置の製
造コストを大幅に低減させることができるようになる。
従って、ディスクの挿脱が簡単にできることで保持体へ
のディスクの挿着を自動化することが可能となり、ディ
スク保持装置の利便性を大幅に向上させることができる
ようになるものである。
【0037】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて、保持体は、その先端側より相互に拡開しながら本
体方向に延在する可撓性のディスク保持辺を複数備えて
おり、これらディスク保持辺の外面に係合部を形成して
いるので、ディスクのセンターホールを保持体に合わせ
て本体側に押し付けるだけで、ディスク保持辺が撓ん
で、ディスクのセンターホール縁部を乗り越えることが
可能となる。これにより、ディスクを各係合部とディス
ク受け部との間に保持することが可能となる。従って、
無理な力が加わることなくディスク保持辺が撓むので、
ディスク保持辺が欠けてしまう等の不都合も未然に解消
され、ディスク保持装置の利便性を大幅に向上させるこ
とができるようになるものである。
【0038】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は請求項2に加えて、保持体の外側に位置する本体に
設けられ、ディスク受け部より本体から離間する位置ま
で先端部が延在された可撓性のディスク押上部を備えて
いるので、保持体を本体側に押し付けたとき、ディスク
をディスク受け部より容易に離間させることが可能とな
る。これにより、ディスクを確実に係合部の本体より離
間側に位置させることができるようになる。従って、本
体より保持体側にディスクを浮かせることができるの
で、ディスクの取り出しが容易となり、大幅に実用効果
を向上させることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク保持装置にディスクが保持さ
れた収納ケースの平面図である。
【図2】本発明のディスク保持装置の拡大平面図であ
る。
【図3】本発明のディスク保持装置の拡大側面図であ
る。
【図4】ディスクが挿着される状態を示すディスク保持
装置の側面図である。
【図5】保持体が本体側に押されてディスク保持辺が拡
開した状態を示すディスク保持装置の側面図である。
【図6】保持体とディスク押上部によって本体側よりデ
ィスクが離間した状態を示すディスク保持装置の側面図
である。
【符号の説明】
10 ディスク保持装置 11 収納ケース 12 蓋 13 本体 14 保持体 14A ディスク保持辺 14B 係合部 15 支持辺 16 ディスク受け部 17 ディスク押上部 18 ディスク 18A センターホール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に設けられ情報記録用ディスクを
    保持するためのディスク保持装置において、 弾性を有した支持辺により前記本体から突出し、且つ、
    当該本体に対して離接可能に設けられ、前記ディスクの
    センターホール内に挿脱可能に進入する保持体と、この
    保持体の側面に形成された係合部と、前記保持体の外側
    に位置する前記本体より突出して設けられたディスク受
    け部とを備え、前記保持体が前記ディスクのセンターホ
    ール内に進入した状態で、前記ディスク受け部は前記デ
    ィスクに当接し、且つ、前記係合部は当該ディスク受け
    部とは反対側の前記センターホール縁部に係脱自在に係
    合することを特徴とするディスク保持装置。
  2. 【請求項2】 保持体は、その先端側より相互に拡開し
    ながら本体方向に延在する可撓性のディスク保持辺を複
    数備え、係合部はこれらディスク保持辺の外面に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1のディスク保持装
    置。
  3. 【請求項3】 保持体の外側に位置する本体に設けら
    れ、ディスク受け部より前記本体から離間する位置まで
    先端部が延在された可撓性のディスク押上部を備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2のディスク保持装
    置。
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