JP2001191751A - 左輪用の空気入りタイヤ、右輪用の空気入りタイヤ、空気入りタイヤユニット及び空気入りタイヤの装着方法 - Google Patents

左輪用の空気入りタイヤ、右輪用の空気入りタイヤ、空気入りタイヤユニット及び空気入りタイヤの装着方法

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JP2001191751A
JP2001191751A JP2000004572A JP2000004572A JP2001191751A JP 2001191751 A JP2001191751 A JP 2001191751A JP 2000004572 A JP2000004572 A JP 2000004572A JP 2000004572 A JP2000004572 A JP 2000004572A JP 2001191751 A JP2001191751 A JP 2001191751A
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Japan
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pneumatic tire
vehicle
steel wire
tire
bead
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Hiroyuki Matsumoto
浩幸 松本
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の旋回性能を向上させ、かつ高速走行時に
おける直進安定性を向上させることができる空気入りタ
イヤを得る。 【解決手段】左タイヤ10Aの車両内側のビード部12
Aには、スチールワイヤがZ撚りに巻かれたビードコア
18Aが設けられている。車両外側のビード部12Bに
は、スチールワイヤがZ撚りに巻かれたビードコア18
Bが設けられている。車両が右旋回するとき、横力によ
り内側のビード部12Aはビードコア18Aを中心とし
て左回りに回転し変形する。このため、スチールワイヤ
の巻回方向とビード部12Aの回転方向とが一致しスチ
ールワイヤは締付けられる。一方、外側のスチールワイ
ヤも同様にして締付けられる。この結果、内側及び外側
のビードコア18A、18Bの剛性を高めることがで
き、サイドウォール部24の変形を抑制し、タイヤの車
両内側部分が路面から浮き上がるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右旋回性能や高
速走行における直進安定性を向上させた左輪用の空気入
りタイヤ、右輪用の空気入りタイヤ、空気入りタイヤユ
ニット及び空気入りタイヤの装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の旋回時にはタイヤに舵角が付加さ
れ、タイヤに横力が発生する。このとき、タイヤは幅方
向断面内で車両外側から内側に向けて撓み変形するた
め、車両内側のタイヤ端部(接地部)が路面から浮いて
しまう。このため、従来のタイヤを装着した車両では、
旋回性能が損なわれていた。
【0003】また、高速道路の発達や車両の高出力化を
背景として、高速走行を行う機会が増えているが、この
高速走行において重要となる直進安定性には、路面状
態、風及び操舵等に起因した外乱が影響していた。
【0004】ここで、車両進行方向中心線に対しビード
部の剛性が異なる左右輪を車両に装着すると、左輪のビ
ード部の剛性(構造)に起因する転動特性と、右輪ビー
ド部の剛性(構造)に起因する転動特性とが相殺され
ず、転動特性が増長され直進性が損なわれたり、左右の
旋回性能が異なり操舵による進路修正性能が損なわれる
という問題があった。特に、扁平率が60%以下のタイ
ヤを比較的重量の重い車両に装着した場合には、上記外
乱による影響が極めて大きくなり、高速走行における直
進安定性のさらなる向上が要望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記事実を考慮し、車両の左右の旋回性能を向上させ、か
つ高速走行における直進安定性を向上させることができ
る左輪用又は右輪用の空気入りタイヤ、空気入りタイヤ
ユニット及びその装着方法を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の左輪用
の空気入りタイヤは、左右両側のビード部に少なくとも
最外層にスチールワイヤを螺旋状に巻回したビードコア
を配置した左輪用の空気入りタイヤであって、スチール
ワイヤの巻回方向がZ撚りであることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、左輪用の空気入りタイ
ヤには左右両側にビードコアが設けられている。このビ
ードコアの最外層にはスチールワイヤが螺旋状に巻回さ
れている。
【0008】ところで、車両が右旋回すると、左輪用の
空気入りタイヤには、車両進行方向に向かって左側から
右側(車両の外側から内側)の方向に横力が作用する。
そして、この横力によりビード部(路面側)が、車両後
方から正面視したときに左回りに回転変形する。
【0009】ここで、スチールワイヤの巻回方向がZ撚
りであるので、スチールワイヤの巻回方向がビード部の
回転方向に一致している。このため、スチールワイヤの
撚りが締め付けられるので、ビードコアの剛性を高める
ことができる。この結果、空気入りタイヤのサイドウォ
ール部の変形を抑制できる。
【0010】本発明では、特に、左右のビードコアの剛
性を高めることにより、サイドウォール部の変形を抑制
するので、左右のビードコアのうち、いずれか一方のビ
ードコアのみの剛性を高める場合と比較して、より効果
的となる。
【0011】請求項2に記載の左輪用の空気入りタイヤ
は、車両に装着したときに車両内側に位置するビード部
に、車両外側から内側に向かう横力による変形によりス
チールワイヤの撚りを締付ける補強層を設けたことを特
徴とする。
【0012】この構成によれば、空気入りタイヤを車両
に装着したときに車両内側に位置するビード部には、横
力による空気入りタイヤの変形によりスチールワイヤの
撚りを締付ける補強層が設けられているので、ビードコ
アの剛性をより高めることができる。この結果、空気入
りタイヤのサイドウォール部の変形をより効果的に抑制
できる。
【0013】請求項3に記載の左輪用の空気入りタイヤ
は、車両に装着したときに車両外側に位置するビード部
に、車両外側から内側に向かう横力による変形によりス
チールワイヤの撚りを締付ける補強層を設けたことを特
徴とする。
【0014】この構成によれば、空気入りタイヤを車両
に装着したときに車両外側に位置するビード部には、横
力による該空気入りタイヤの変形により該スチールワイ
ヤの撚りを締付ける補強層が設けられているので、ビー
ドコアの剛性をより高めることができる。この結果、空
気入りタイヤのサイドウォール部の変形をより効果的に
抑制できる。特に、車両内側に位置するビード部と車両
外側に位置するビード部の両方に上記補強層を設けるこ
とにより、空気入りタイヤの車両内側及び外側の両方の
サイドウォール部の変形を抑制でき効果的となる。
【0015】請求項4に記載の左輪用の空気入りタイヤ
は、径方向の基準線に対する補強層のコードの傾斜方向
とスチールワイヤの傾斜方向とが同一であることを特徴
とする。
【0016】この構成によれば、径方向の基準線に対す
る補強層のコードの傾斜方向とスチールワイヤの傾斜方
向とが同一であるので、横力によるビード部の変形をよ
り効果的にスチールワイヤに伝達でき、スチールワイヤ
の撚りを効果的に締め付けることができる。
【0017】請求項5に記載の左輪用の空気入りタイヤ
は、補強層はスチールワイヤ周りに巻き返されることを
特徴とする。
【0018】この構成によれば、補強層はスチールワイ
ヤ周りに巻き返されているので、補強層とスチールワイ
ヤとの接触面積が大きくすることができる。このため、
横力によるビード部の変形をより効果的にスチールワイ
ヤに伝達でき、スチールワイヤの撚りを効果的に締付け
ることができる。
【0019】請求項6に記載の右輪用の空気入りタイヤ
は、左右両側のビード部に少なくとも最外層にスチール
ワイヤを螺旋状に巻回したビードコアを配置した右輪用
の空気入りタイヤであって、スチールワイヤの巻回方向
がS撚りであることを特徴とする。
【0020】この構成によれば、右輪用の空気入りタイ
ヤには左右両側にビードコアが設けられている。このビ
ードコアの最外層にはスチールワイヤが螺旋状に巻回さ
れている。
【0021】ところで、車両が左旋回すると、右輪用の
空気入りタイヤには、車両進行方向に向かって右側から
左側(車両の外側から内側)の方向に横力が作用する。
そして、この横力によりビード部(路面側)が、車両後
方から正面視したときに右回りに回転変形する。
【0022】ここで、スチールワイヤの巻回方向がS撚
りであるので、スチールワイヤの巻回方向がビード部の
回転方向に一致している。このため、スチールワイヤの
撚りが締め付けられるので、ビードコアの剛性を高める
ことができる。この結果、空気入りタイヤのサイドウォ
ール部の変形を抑制できる。
【0023】本発明では、特に、左右のビードコアの剛
性を高めることにより、サイドウォール部の変形を抑制
するので、左右のビードコアのうち、いずれか一方のビ
ードコアのみの剛性を高める場合と比較して、より効果
的となる。
【0024】請求項7に記載の右輪用の空気入りタイヤ
は、車両に装着したときに車両内側に位置するビード部
に、車両外側から内側に向かう横力による変形によりス
チールワイヤの撚りを締付ける補強層を設けたことを特
徴とする。
【0025】この構成によれば、空気入りタイヤを車両
に装着したときに車両内側に位置するビード部には、横
力による空気入りタイヤの変形によりスチールワイヤの
撚りを締付ける補強層が設けられているので、ビードコ
アの剛性をより高めることができる。この結果、空気入
りタイヤのサイドウォール部の変形をより効果的に抑制
できる。
【0026】請求項8に記載の右輪用の空気入りタイヤ
は、車両に装着したときに車両外側に位置するビード部
に、車両外側から内側に向かう横力による変形によりス
チールワイヤの撚りを締付ける補強層を設けたことを特
徴とする。
【0027】この構成によれば、空気入りタイヤを車両
に装着したときに車両外側に位置するビード部には、横
力による該空気入りタイヤの変形により該スチールワイ
ヤの撚りを締付ける補強層が設けられているので、ビー
ドコアの剛性をより高めることができる。この結果、空
気入りタイヤのサイドウォール部の変形をより効果的に
抑制できる。特に、車両内側に位置するビード部と車両
外側に位置するビード部の両方に上記補強層を設けるこ
とにより、空気入りタイヤの車両内側及び外側の両方の
サイドウォール部の変形を抑制でき効果的となる。
【0028】請求項9に記載の右輪用の空気入りタイヤ
は、径方向の基準線に対する補強層のコードの傾斜方向
とスチールワイヤの傾斜方向とが同一であることを特徴
とする。
【0029】この構成によれば、径方向の基準線に対す
る補強層のコードの傾斜方向とスチールワイヤの傾斜方
向とが同一であるので、横力によるビード部の変形をよ
り効果的にスチールワイヤに伝達でき、スチールワイヤ
の撚りを効果的に締め付けることができる。
【0030】請求項10に記載の右輪用の空気入りタイ
ヤは、補強層はスチールワイヤ周りに巻き返されること
を特徴とする。
【0031】この構成によれば、補強層はスチールワイ
ヤ周りに巻き返されているので、補強層とスチールワイ
ヤとの接触面積が大きくすることができる。このため、
横力によるビード部の変形をより効果的にスチールワイ
ヤに伝達でき、スチールワイヤの撚りを効果的に締付け
ることができる。
【0032】請求項11に記載の空気入りタイヤユニッ
トは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の左輪用の
空気入りタイヤと、請求項6乃至10のいずれか1項に
記載の右輪用の空気入りタイヤとをユニット化したこと
を特徴とする。
【0033】この構成によれば、請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の左輪用の空気入りタイヤと請求項6乃
至10のいずれか1項に記載の右輪用の空気入りタイヤ
とをユニット化したことにより、車両方向中心線に対し
て左輪用の空気入りタイヤの構造と右輪用の空気入りタ
イヤの構造とを左右対称にすることができる。このた
め、左輪用の空気入りタイヤのビード部の構造に起因す
る転動特性と、右輪用の空気入りタイヤのビード部の構
造に起因する転動特性とが相殺されるため、車両の直進
安定性を保つことができる。また、左右の旋回性能も同
様に保たれるので、操舵による進路修正性能が損なわれ
ず、旋回安定性を保つことができる。
【0034】請求項12に記載の空気入りタイヤの装着
方法は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の左輪用
の空気入りタイヤを車両の左側に装着し、請求項6乃至
10のいずれか1項に記載の右輪用の空気入りタイヤを
車両の右側に装着したことを特徴とする。
【0035】この構成に撚れば、請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の左輪用の空気入りタイヤを車両の左側
に装着し、請求項6乃至10のいずれか1項に記載の右
輪用の空気入りタイヤを車両の右側に装着したことによ
り、車両方向中心線に対して左輪用の空気入りタイヤの
構造と右輪用の空気入りタイヤの構造とを左右対称にす
ることができる。このため、左輪用の空気入りタイヤの
ビード部の構造に起因する転動特性と、右輪用の空気入
りタイヤのビード部の構造に起因する転動特性とが相殺
されるため、車両の直進安定性を保つことができる。ま
た、左右の旋回性能も同様に保たれるので、操舵による
進路修正性能が損なわれず、旋回安定性を保つことがで
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第1実施形態に係る空気入りタイヤについて説明す
る。図1は、空気入りタイヤを車両に取り付けて車両後
方側から正面視した左輪用の空気入りタイヤの部分断面
図である。先ず、空気入りタイヤの全体構成を説明す
る。
【0037】図1に示すように、空気入りタイヤ10
は、一対のビード部12を備えている。このビード部1
2では、1プライ以上のカーカスプライ14がビードコ
ア18の周りをタイヤ10の内側から外側に折り返され
ている。ビードコア18のタイヤ径方向外側にはビード
フィラ16が埋設されている。上記カーカスプライ14
は、ラジアル配列とされたポリエステルコード又はナイ
ロンコード等の有機繊維コードを備えており、ビードコ
ア18相互間に亘り補強している。また、カーカスプラ
イ14のタイヤ幅方向外側にはサイドウォール部24が
形成されている。
【0038】また、カーカスプライ14のタイヤ半径方
向外側には、ベルト20が配置されている。このベルト
20は2層以上のスチールコード交錯層から構成されて
いる。このベルト20の外周には有機繊維コード、例え
ば、ナイロンコードの広幅螺旋巻回層21(いわゆるキ
ャップ層21)と、このキャップ層21の端部外周に配
置した狭幅螺旋巻回層23(いわゆるレイヤ層23)が
配設されている。また、両サイドウォール部24の間に
は、トロイド状に連なるトレッドゴム22が配置されて
いる。
【0039】ここで、ビード部12の構造について詳細
に説明する。
【0040】図2及び図5に示すように、左輪用空気入
りタイヤ10A(以下、「左タイヤ10A」と略称す
る。)を車両に装着したときに、車両内側に位置するビ
ード部12Aのビードコア18Aは、1本の軸心コード
19とこの軸心コード19の外周をスチールワイヤ26
Aが螺旋巻回して形成された螺旋巻回層で構成されてい
る。このスチールワイヤ26Aの巻回方向はZ撚りとな
っている。また、図1に示すように、ビード部12Aに
は、カーカスプライ14の折返部14Aの内面に沿って
1層からなる補強材28Aが配置されている。この補強
材28Aのタイヤ径方向内側端部は、ビードコア18A
のタイヤ軸方向外側部分に接している。また、図6に示
すように、タイヤ径方向の基準線l(図6の一点鎖線)
に対する補強材28Aのコードの傾斜方向とスチールワ
イヤ26Aの傾斜方向とは一致している。
【0041】ところで、上記補強材28Aは複数層で構
成されていてもよい。補強材28Aが複数層で構成され
ている場合、ビードコア18Aに最も近接した層のコー
ドの傾斜方向とスチールワイヤ26Aの傾斜方向とを一
致させることが好ましい。
【0042】また、車両外側に位置するビード部12B
のビードコア18Bの外周には、図示しないがスチール
ワイヤが巻かれている。このスチールワイヤの巻回方向
は、Z撚りとなっている。また、このスチールワイヤに
は、車両内側に位置するスチールワイヤ26Aと同様
に、補強材28Bが接している。また、補強材28Bが
複数層で構成されている場合、そのうちビードコア18
Bに最も近接した層のコードの傾斜方向とスチールワイ
ヤの傾斜方向とを一致させることが好ましい。
【0043】一方、図5に示すように、右輪用空気入り
タイヤ10B(以下、「右タイヤ10B」と略称す
る。)を車両に装着したときに、車両内側に位置するビ
ード部12Cのビードコア18Cは、1本の軸心コード
19とこの軸心コード19の外周をスチールワイヤ26
Cが螺旋巻回して形成された螺旋巻回層で構成されてい
る。このスチールワイヤ26Cの巻回方向はS撚りとな
っている。また、図5に示すように、ビード部12Cに
は、カーカスプライ14の折返部14Aの内面に沿って
1層からなる補強材28Cが配置されている。この補強
材28Cのタイヤ径方向内側端部は、ビードコア18C
のタイヤ軸方向外側部分に接している。また、タイヤ径
方向の基準線lに対する補強材28Cのコードの傾斜方
向とスチールワイヤ26Cの傾斜方向とは一致してい
る。この補強材28Cが複数層で構成されている場合、
ビードコア18Cに最も近接した層のコードの傾斜方向
とスチールワイヤ26Cの傾斜方向とを一致させること
が好ましい。
【0044】また、車両外側に位置するビード部12D
のビードコア18Dの外周には、図示しないがスチール
ワイヤが巻かれている。このスチールワイヤの巻回方向
は、S撚りとなっている。また、スチールワイヤには、
車両内側に位置するスチールワイヤ26Cと同様に、補
強材28Dが接している。なお、タイヤ径方向の基準線
lに対する補強材28Dのコードの傾斜方向とスチール
ワイヤの傾斜方向とは一致している。
【0045】また、上記説明した左タイヤ10Aの車両
外側のビード部12Bの構造と右タイヤ10Bの車両外
側ビード部12Dとは、スチールワイヤの巻回方向及び
補強材のコードの傾斜方向が異なる以外、他の構造(形
状、材質等)において同一である。また、左タイヤ10
Aの車両内側のビード部12Aの構造と右タイヤ10B
の車両内側のビード部12Cとは、スチールワイヤの巻
回方向及び補強材のコードの傾斜方向が異なる以外、他
の構造(形状、材質等)において同一である。
【0046】なお、本実施形態において用いる各ビード
コア18については、例えば、図4に示すように、ビー
ドコア18Cの外周のスチールワイヤ26Cにさらにス
チールワイヤ30を巻いてもよい。この場合、スチール
ワイヤ26Cと外側のスチールワイヤ30の巻回方向が
異なるように、例えば、スチールワイヤ26CがS撚り
ならば外側のスチールワイヤ30がZ撚り、スチールワ
イヤ26CがZ撚りならば外側のスチールワイヤ30が
S撚りとすることが好ましい。このように異なる巻回方
向とすることより、各ビードコア18の剛性をより高め
ることができる。
【0047】次に、空気入りタイヤの作用及び効果につ
いて説明する。
【0048】車両の旋回時には、左タイヤ10A及び右
タイヤ10Bに横力SFが発生する。具体的には、車両
が右旋回するとき、図5に示すように、左タイヤ10A
には車両外側から内側の方向に横力SFが作用する。左
タイヤ10Aに横力SFが作用すると、左タイヤ10A
のサイドウォール部24の横力撓みに伴ない、各ビード
部12A、12Bがビードコア18A、18Bの周りに
回転変形し車両後方からみて左回転(図5中矢印A方
向)する。このため、特に大きな横力SFが作用する左
タイヤ10Aの車両内側部分が路面から浮き上がろうと
する。
【0049】ここで、左タイヤ10Aのビードコア18
A、18Bの最外層のスチールワイヤ26Aの巻回方向
がZ撚りとなっている。このため、横力SFが作用する
ことにより回転変形するビード部12A、12Bの回転
方向(左回転)と一致させることができる。この結果、
スチールワイヤ26Aの撚りが締め付けられるので、ビ
ードコア18A、18Bの剛性が高くなり、サイドウォ
ール部24の変形を抑制し、左タイヤ10Aの車両内側
部分の浮き上がりを防止することができる。
【0050】なお、左タイヤ10Aの車両内側のビード
コア18Aだけでなく、外側のビードコア18Bの剛性
を同様にして高めることにより、どちらか一方のビード
コアの剛性を高める場合と比較して、車両内側及び外側
の両サイドウォール部24の変形を抑制でき、より効果
的となる。
【0051】一方、車両が左旋回すると、同様に、右タ
イヤ10Bには横力SFが車両外側から内側の方向に作
用する。このため、右タイヤ10Bのビード部12C、
12Dは、ビードコア18C、18D周りに回転変形し
車両方向からみて右回転(図5中矢印B方向)する。こ
のため、特に大きな横力SFが作用する右タイヤ10B
の車両内側部分が路面から浮き上がろうとする。
【0052】ここで、右タイヤ10Bのビードコア18
C、18Dの最外層のスチールワイヤ26Cの巻回方向
がS撚りとなっている。このため、スチールワイヤ26
Cの巻回方向と横力SFが作用することにより回転変形
するビード部12C、12Dの回転方向(右回転)とを
一致させることができる。この結果、スチールワイヤ2
6Cの撚りが締め付けられるので、ビードコア18C、
18Dの剛性が高くなり、サイドウォール部24の変形
を抑制し右タイヤ10Bの車両内側部分の浮き上がりを
防止することができる。なお、この場合も、右タイヤ1
0Bの車両内側のビードコア18Cだけでなく、外側の
ビードコア18Dの剛性を同様にして高めることによ
り、さらに効果的となる。
【0053】また、各ビードコア18A、18B、18
C、18Dには、それぞれ補強材28A、28B、28
C、28Dが接している。例えば、図6に示すように、
左タイヤ10Aの車両内側のビードコア18Aを例にと
って説明すると、この補強材28Aは、横力SFによる
ビード部12Aの回転変形により、ビードコア18Aの
外周のスチールワイヤ26Aと接触した状態で図中矢印
C方向に移動する。このため、ビード部12Aの回転変
形がビードコア18Aへ効率良く伝達され、効果的にス
チールワイヤ26Aの撚りを締めることができ、ビード
コア18Aの剛性を高めることができる。
【0054】また、図示しないが、左タイヤ10Aの車
両外側のビードコア18Bの場合には、この補強材28
Bは、横力SFによるビード部12Bの回転変形によ
り、ビードコア18B外周のスチールワイヤ26Bと接
触した状態で径方向外側に移動する。このため、ビード
部12Bの回転変形がビードコア18Bへ効率良く伝達
され、効果的にスチールワイヤ26Bの撚りを締めるこ
とができ、ビードコア18Bの剛性を高めることができ
る。
【0055】以上説明した左タイヤ10A及び右タイヤ
10Bを車両進行方向中心線に対して左右対称に車両に
装着することにより、左タイヤ10Aのビード部12
A、12Bの構造に起因する転動特性と、右タイヤ10
Bのビード部12C、12Dの構造に起因する転動特性
とが相殺され、車両の直進性を保つことができる。ま
た、同様に、車両の旋回性能も保つことができるので、
操舵による進路修正性能が損なわれず、車両の旋回時の
安定性を保つことができる。
【0056】なお、本実施形態では、各補強材28A、
28B、28C、28Dは、スチールワイヤ26A、2
6Cと接している状態を示したが、ビード部12A、1
2B、12C、12Dが回転変形したときに、スチール
ワイヤ26A、26B、26C、26Dの撚りを締め付
ける方向に移動するものであればよい。すなわち、スチ
ールワイヤ26A、26B、26C、26Dと接してい
なくても、その近傍に配置されていればよい。
【0057】なお、本発明は、車両の旋回時に特に大き
く変形する横力出側(車両内側)のサイドウォール部2
4の剛性を高めることができるので、特にタイヤに大き
な力が作用する重量車等に適している。
【0058】次に、本発明の第2実施形態に係る空気入
りタイヤについて説明する。
【0059】なお、第1実施形態と共通する構成には同
符号を付すると共に、説明を適宜省略する。
【0060】本実施形態では、図7及び図8に示すよう
に、補強材50Aのタイヤ径方向内側部分が第1実施形
態のものより延長され、ビードコア18A外周のスチー
ルワイヤ26Aに巻き返されている。この補強材50A
は、カーカス14の折返部14Aの内面に沿ってタイヤ
幅方向内側に向かってビードコア18Aの外周を包み込
むように設けられている。また、タイヤ径方向の基準線
l(図8中一点鎖線)に対する補強材50Aのコードの
傾斜方向とスチールワイヤ26Aの傾斜方向が同一とな
っている。
【0061】なお、上記補強材50Aは、左タイヤ10
Aの車両内側に位置するものを説明したが、車両外側に
位置する補強材28Bあるいは、右タイヤ10Bの補強
材28C、28Dついても同様の構成とすることができ
る。また、図8では、補強材50Aは単層のものを例示
したが、複数層に構成されていてもよい。
【0062】本実施形態によれば、補強材50Aとビー
ドコア18Aの外周のスチールワイヤ26Aとの接触面
積を大きくすることができるので、補強材50Aが矢印
C方向に移動することにより、横力SFによるビード部
12Aの回転変形をスチールワイヤ26Aに効果的に伝
達することができる。このため、スチールワイヤ26A
の撚りを効果的に締め付けることができる。
【0063】次に、本発明の第3実施形態に係る空気入
りタイヤについて説明する。
【0064】なお、第1実施形態と共通する構成には同
符号を付すると共に、説明を適宜省略する。
【0065】本実施形態では、図9及び図10に示すよ
うに、カーカス14の本体側に沿って配置された補強材
52Aがビードコア18A外周のスチールワイヤ26A
に巻き返されている。この補強材52Aは、そのタイヤ
径方向内側部分がカーカス14の内面に沿ってタイヤ幅
方向外側に向かってビードコア18Aの外周を包み込む
ように設けられている。また、タイヤ径方向の基準線l
(図10中一点鎖線)に対する補強材52Aのコードの
傾斜方向とスチールワイヤ26Aの傾斜方向が同一とな
っている。
【0066】なお、上記補強材52Aは、左タイヤ10
Aの車両内側に位置するものを説明したが、車両外側に
位置する補強材28Bあるいは、右タイヤ10Bの補強
材28C、28Dついても同様の構成とすることができ
る。また、図10では、補強材52Aは単層のものを例
示したが、複数層に構成されていてもよい。
【0067】本実施形態によれば、補強材52Aとビー
ドコア18Aの外周のスチールワイヤ26Aとの接触面
積を大きくすることができるので、横力SFによりビー
ド部12Aが矢印A側へ回転変形して補強材52Aが矢
印E方向に移動することにより、横力SFによるビード
部12Aの回転変形をスチールワイヤ26Aに効果的に
伝達することができる。このため、スチールワイヤ26
Aの撚りを効果的に締付けることができる。(試験例)
次に、試験例について説明する。
【0068】本発明が適用された実施例のタイヤと比較
例のタイヤについて、試供タイヤは、乗用車用空気入り
ラジアルタイヤで、サイズが235/45ZR17のも
のを用いた。また、カーカスプライ14は1000D/
2のポリエステルコードの2プライを用い、ベルト20
はタイヤ赤道面に対して22°の角度で傾斜配列した2
層の1×5構造のスチールコード交錯層と、1260D
/2のナイロンコードを含むキャップ層と、1260D
/2のナイロンコードを含むレイヤ層を用いた。
【0069】図11の表には、比較例及び各実施例1、
2、3における補強材の構造等が示されている。ここ
で、補強層1は図6に示すようなビードコアに巻き返さ
れない補強材を示し、補強層2は図8に示すようになビ
ードコアに巻き返される補強材を示している。また、表
中の「右」とはタイヤを正面視したときの右上がりのこ
とであり、「左」とはタイヤを正面視したときの左上が
りのことである。
【0070】図11の表に記載した数値は、上記タイヤ
を8JJのリムに組み、規定内圧235000Pa(パ
スカル)を充填してから、規定最大負荷能力(6370
N)の70%である4459Nの荷重を負荷し、セーフ
ティウォークを貼り付けたフラットベルト式試験機を用
いて、速度50km/h、タイヤの進行方向と回転面と
のずれSA(スリップアングル)を1°とした条件下で
タイヤに入力する横力SFを測定したものである。
【0071】上記発明に係るタイヤの測定結果を、従来
のタイヤにおける横力SF=1770Nを100とした
ときの指数で示すと、タイヤに作用する横力SFの増加
が認められた。また、比較例及び各実施例1、2、3の
タイヤを供試タイヤとし、これらタイヤをエンジンの排
気量が2500CCの後輪駆動車(国産スポーツタイプ
乗用車)のテスト車両に装着し、テストドライバを含む
乗員2名で速度60〜120km/hの範囲で直進走
行、レーンチェンジ走行等を実施し、それぞれの走行結
果をまとめてフィーリング評価を行った。性能評価は、
比較例のタイヤをコントロールタイヤとして10点満点
で評価を行い、実施例1乃至3のタイヤは、比較例タイ
ヤとの対比で±10段階の数値として表した。したがっ
て、プラス側で値が大きくなるほど良好となる。この結
果から、実施例の各タイヤは、直進安定性が大幅に向上
していることが認められた。
【0072】
【発明の効果】本発明の空気入りタイヤ、空気入りタイ
ヤユニット及びその装着方法によれば、車両の左右の旋
回性能を向上させ、かつ高速走行における直進安定性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る左輪用の空気入り
タイヤを車両に取り付けて車両後方側から正面視した左
輪用の空気入りタイヤの部分断面図である。
【図2】本発明の左輪用の空気入りタイヤのビードコア
を部分的に拡大した斜視図である。
【図3】本発明の右輪用の空気入りタイヤのビードコア
を部分的に拡大した斜視図である。
【図4】本発明の右輪用の空気入りタイヤの別形態のビ
ードコアの斜視図である。
【図5】本発明の左輪用の空気入りタイヤ及び右輪用の
空気入りタイヤの作動図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る左輪用の空気入り
タイヤのビードコアと補強材との位置関係を示した関係
図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る左輪用の空気入り
タイヤの部分断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤの
ビードコアと補強材との位置関係を示した斜視図であ
る。
【図9】本発明の第3実施形態に係る左輪用の空気入り
タイヤの部分断面図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る空気入りタイヤ
のビードコアと補強材との位置関係を示した斜視図であ
る。
【図11】比較例のタイヤと各実施例のタイヤの性能評
価を示した表である。
【符号の説明】
10A 左輪用の空気入りタイヤ 10B 右輪用の空気入りタイヤ 12A ビード部 12B ビード部 12C ビード部 12D ビード部 18A ビードコア 18B ビードコア 18C ビードコア 18D ビードコア 26A スチールワイヤ 26C スチールワイヤ 28A 補強材(補強層) 28B 補強材(補強層) 28C 補強材(補強層) 28D 補強材(補強層) 50A 補強材(補強層) 52A 補強材(補強層)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右両側のビード部に少なくとも最外層に
    スチールワイヤを螺旋状に巻回したビードコアを配置し
    た左輪用の空気入りタイヤであって、 前記スチールワイヤの巻回方向がZ撚りであることを特
    徴とする左輪用の空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】車両に装着したときに車両内側に位置する
    ビード部に、車両外側から内側に向かう横力による変形
    により該スチールワイヤの撚りを締付ける補強層を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の左輪用の空気入り
    タイヤ。
  3. 【請求項3】車両に装着したときに車両外側に位置する
    ビード部に、車両外側から内側に向かう横力による変形
    により該スチールワイヤの撚りを締付ける補強層を設け
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の左輪用の空
    気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】径方向の基準線に対する前記補強層のコー
    ドの傾斜方向と前記スチールワイヤの傾斜方向とが同一
    であることを特徴とする請求項2又は3に記載の左輪用
    の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記補強層は前記スチールワイヤ周りに巻
    き返されることを特徴とする請求項4に記載の左輪用の
    空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】左右両側のビード部に少なくとも最外層に
    スチールワイヤを螺旋状に巻回したビードコアを配置し
    た右輪用の空気入りタイヤであって、 前記スチールワイヤの巻回方向がS撚りであることを特
    徴とする右輪用の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】車両に装着したときに車両内側に位置する
    ビード部に、車両外側から内側に向かう横力による変形
    により該スチールワイヤの撚りを締付ける補強層を設け
    たことを特徴とする請求項6に記載の右輪用の空気入り
    タイヤ。
  8. 【請求項8】車両に装着したときに車両外側に位置する
    ビード部に、車両外側から内側に向かう横力による変形
    により該スチールワイヤの撚りを締付ける補強層を設け
    たことを特徴とする請求項6又は7に記載の右輪用の空
    気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】径方向の基準線に対する前記補強層のコー
    ドの傾斜方向と前記スチールワイヤの傾斜方向とが同一
    であることを特徴とする請求項7又は8に記載の右輪用
    の空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】前記補強層は前記スチールワイヤ周りに
    巻き返されることを特徴とする請求項9に記載の右輪用
    の空気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    左輪用の空気入りタイヤと、請求項6乃至10のいずれ
    か1項に記載の右輪用の空気入りタイヤとをユニット化
    したことを特徴とする空気入りタイヤユニット。
  12. 【請求項12】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    左輪用の空気入りタイヤを車両の左側に装着し、請求項
    6乃至10のいずれか1項に記載の右輪用の空気入りタ
    イヤを車両の右側に装着したことを特徴とする空気入り
    タイヤの装着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070137A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 クムホ タイヤ カンパニー インコーポレーテッド 空気入りタイヤ用ケーブルビード及びこれを備えた空気入りタイヤ

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