JP2001191189A - レーザ溶接装置 - Google Patents

レーザ溶接装置

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JP2001191189A
JP2001191189A JP37477599A JP37477599A JP2001191189A JP 2001191189 A JP2001191189 A JP 2001191189A JP 37477599 A JP37477599 A JP 37477599A JP 37477599 A JP37477599 A JP 37477599A JP 2001191189 A JP2001191189 A JP 2001191189A
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laser beam
welding
welding apparatus
joint
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JP37477599A
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Masahiko Saito
晶彦 齋藤
Katsuhisa Watanabe
勝久 渡辺
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Sony Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/10Primary casings; Jackets or wrappings
    • H01M50/102Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure
    • H01M50/103Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure prismatic or rectangular
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ加工用レンズから出射されたレーザビ
ームをレーザ反射手段で反射してレーザビームの進路を
変更し、出射光学系の長さを短くするとともに、レーザ
反射手段を回転可能な構成とすることにより、レーザ溶
接装置全体の小型化を図るとともに、レーザビーム溶接
の溶接効率を向上させることができるようにする。 【解決手段】 レーザ発生部22から発射されたレーザ
ビーム19を角形電池34の接合部35に照射してその
接合部35をレーザビーム19で溶接するレーザ溶接装
置において、レーザ発生部22と接合部35との間にレ
ーザビーム19の進行方向を変化させるレーザ反射ミラ
ー41と、このレーザ反射ミラー41をレーザビーム1
9の光軸CLを中心に回転させる反射手段回転機構80
と、を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平行性のよい高パ
ワーのレーザをレンズで加工物の表面に集光し、その接
合部をレーザビームによって溶接するようにしたレーザ
溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、レーザビームを用いて加
工物を溶接するレーザ溶接装置としては、例えば、図8
に示すような構成のものが知られている。この図8に示
すレーザ溶接装置1は、レーザを発射するレーザ発生部
2と、このレーザ発生部2から発射されたレーザに基づ
いてレーザビーム加工が行われる加工物を着脱可能に保
持する加工物保持部3等を備えて構成されている。
【0003】レーザ溶接装置1のレーザ発生部2は、Y
AGロッド4と、このYAGロッド4に平行に設けられ
たキセノンランプ5と、このキセノンランプ5の発光等
を制御する制御部6と、YAGロッド4から発射される
レーザの光路上に配置されたシャッタ7、絞り8、反射
ミラー9、レンズ10及びレーザ加工用レンズ11等を
備えている。レンズ10とレーザ加工用レンズ11とは
光ファイバ12を介して接続されており、加工物14の
接合部15にレーザ加工用レンズ11が対向設置され
る。
【0004】レーザ溶接装置1の加工物保持部3は、平
面座標系X−Y軸のX軸方向xに移動可能とされたX軸
テーブル16と、同じくY軸方向yに移動可能とされた
Y軸テーブル17と、平面座標系X−Y軸を回転変位さ
せる回転テーブル18とを備えている。回転テーブル1
8の上にY軸テーブル17が搭載され、Y軸テーブル1
7の上にX軸テーブル16が搭載されている。そして、
X軸テーブル16の上に加工物14が着脱可能に取り付
けられる。
【0005】加工物14は、上面が開口された縦長の直
方体からなる筐体14aと、この筐体14aの開口部を
塞ぐ板体からなる蓋体14bとを有している。筐体14
aは、X軸テーブル16上に立てた状態で固定され、そ
の上面に蓋体14bが載置される。この加工物14の接
合部15は筐体14aと蓋体14bとの接合面であり、
従って接合部15は、側面の四面となっている。この接
合部15の一面に対して、レーザ溶接装置1のレーザ加
工用レンズ11が、側方から臨むように横向きに配置さ
れる。このレーザ加工用レンズ11で加工物14の表面
近傍に焦点を結んでレーザビーム19を照射することに
より、加工物14の接合部15がレーザビーム加工によ
り溶接されて接合される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のレーザ溶接装置1においては、レーザ加工用
レンズ11から出射されるレーザビーム19を加工物1
4まで真っ直ぐに送って接合部15を溶接する構成とな
っていたため、レーザ加工用レンズ11の焦点距離によ
り加工物14の接合部15からレーザ加工用レンズ11
までの長さが必然的に決定されていた。その結果、レー
ザ溶接装置1を設置するためのスペースを大きく確保す
る必要があり、レーザ溶接装置1全体の小型化を図るこ
とが困難であるという課題があった。
【0007】即ち、従来のレーザ溶接装置1では、レー
ザ発生部2内において反射ミラー9が使用されており、
この反射ミラー9でYAGロッド4から発射されたレー
ザビームの進行方向を90°変更し、レンズ10及び光
ファイバ12を介してレーザ加工用レンズ11までレー
ザビームを導く構成となっていた。
【0008】ところが、レーザ加工用レンズ11から出
射されたレーザビーム19は、その後は直線的に進行し
て加工物14の接合部15に到達される。その結果、レ
ーザ溶接装置1のレーザビーム加工部において、常に、
レーザ加工用レンズ11から接合部15までの長さ(出
射光学系の長さ)に相当するスペースを確保しておく必
要がある。そのため、この出射光学系の長さがレーザ溶
接装置1を設計・製作する上でスペース上の大きな制約
となっていた。
【0009】特に、レーザ加工用レンズ11を横方向に
設置して水平方向からレーザビーム加工を行う場合に
は、加工物14を中心としてレーザ加工用レンズ11を
回転させるか、又はレーザ加工用レンズ11を中心とし
て加工物14を回転させる必要がある。その結果、レー
ザ加工用レンズ11を回転させる場合には、レーザ加工
用レンズ11が回転変位するためのスペースを確保する
必要があるため、レーザ溶接装置1の平面方向のスペー
スが大きくなり、レーザ溶接装置全体の小型化が困難で
あった。また、加工物14を回転させる場合には、加工
物保持部3において治具を回転させる機構が必要とな
り、加工物保持部3の構造が複雑になるという課題があ
った。
【0010】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、レーザ加工用レンズから出射され
たレーザビームをレーザ反射手段で反射してレーザビー
ムの進路を変更し、出射光学系の長さを短くするととも
に、レーザ反射手段を回転可能な構成とすることによ
り、レーザ溶接装置全体の小型化を図るとともに、レー
ザビーム溶接の溶接効率を向上させることを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本出願の請求項1
記載のレーザ溶接装置は、レーザ発生部から発射された
レーザビームを加工物の接合部に照射してその接合部を
レーザビームで溶接するレーザ溶接装置において、レー
ザ発生部と接合部との間にレーザビームの進行方向を変
化させるレーザ反射手段と、このレーザ反射手段をレー
ザビームの光軸を中心に回転させる反射手段回転機構
と、を設けたことを特徴としている。
【0012】本出願の請求項2記載のレーザ溶接装置
は、レーザ反射手段は、レーザ用に使用されるミラー又
はプリズムであることを特徴としている。
【0013】本出願の請求項3記載のレーザ溶接装置
は、レーザ反射手段は、レーザビームの進行方向を無段
階又は多段階に変更可能なように角度調整可能に設けた
ことを特徴としている。
【0014】本出願の請求項4記載のレーザ溶接装置
は、反射手段回転機構は、レーザビームの光軸を中心と
してレーザ発生部に回転自在に支持された回転部材と、
この回転部材を回転駆動する回転駆動手段と、を備え、
回転部材にレーザ反射手段を取り付けたことを特徴とし
ている。
【0015】上述のように構成したことにより、本出願
の請求項1記載のレーザ溶接装置では、レーザ発生部と
加工物の接合部との間にレーザ反射手段が介在され、こ
のレーザ反射手段が反射手段回転機構によってレーザビ
ームの光軸を中心に回転されるため、レーザ発生部から
出射されたレーザビームがレーザ反射手段により反射さ
れて進行方向が変化されるとともに、レーザビームの発
射方向が回転変位される。その結果、出射光学系の長さ
を一定とした状態において、レーザ加工用レンズから接
合部までの長さを短くすることができ、この長さの短縮
分だけレーザ溶接装置の小型化を図ることができるとと
もに、回転方向に連続したレーザビーム溶接を行うこと
ができる。しかも、出射光学系の長さを変えることなく
レーザ加工用レンズの取付スペースの狭小化を図ること
ができるため、スペースの取れる方向にレーザ加工用レ
ンズのセットが可能となり、光学系をレイアウトする上
において設計・製作上の制約を少なくすることができ
る。
【0016】本出願の請求項2記載のレーザ溶接装置で
は、レーザ反射手段としてレーザ用ミラー又はプリズム
を用いることにより、レーザ反射手段を、簡単な構造で
ありながらレーザビームを良く反射してレーザビーム溶
接を確実に行うことができる部材によって実現すること
ができる。
【0017】本出願の請求項3記載のレーザ溶接装置で
は、レーザ反射手段を角度調整可能に構成し、レーザ発
生部から出射されたレーザビームの進行方向を無段階又
は多段階に変更可能としたことにより、レーザビームの
照射方向を、加工物の接合面に対して直角方向ばかりで
なく、斜め方向からも照射することができる。
【0018】本出願の請求項4記載のレーザ溶接装置で
は、反射手段回転機構として回転部材と回転駆動手段と
を備える構成としたことにより、レーザビーム溶接と連
動させてレーザ反射手段を回転させ、加工物の接合面を
回転方向に連続させて溶接することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1〜図7は本発明の実施の
例を示すもので、図1はレーザ溶接装置の第1の実施例
を示す一部を断面した説明図、図2は加工物の溶接工程
を示す説明図、図3は加工物の第1の実施例を示す分解
斜視図、図4は同じく縦断面図、図5はレーザ溶接装置
の第2の実施例を示す説明図、図6は加工物の第2の実
施例を示す縦断面図、図7はレーザ溶接装置の第3の実
施例を示す説明図である。
【0020】図1及び図2に示すように、本出願の第1
の実施例に係るレーザ溶接装置21は、レーザビーム1
9を発射するレーザ発生部22と、レーザビーム加工が
施される加工物34を着脱可能に取り付けることができ
る加工物保持部23と、レーザ反射ミラー41をレーザ
ビーム19の光軸を中心に回転させる反射手段回転機構
80等を備えて構成されている。
【0021】レーザ溶接装置21のレーザ発生部22
は、YAG(yttrium-aluminum-garnet) ロッド24と、
キセノンランプ25と、制御部26と、シャッタ27
と、絞り28と、反射ミラー29と、レンズ30と、レ
ーザ加工用レンズ31と、光ファイバ32等を備えてい
る。YAGロッド24は、平行性のよい高パワーのレー
ザを発射するもので、このYAGロッド24と平行にキ
セノンランプ25が配置されている。キセノンランプ2
5は、主としてキセノンガスの励起によって発光する放
電ランプである。このキセノンランプ25の両端の電極
部には、制御部26が電気的に接続されている。この制
御部26は、キセノンランプ25の発光等を制御するこ
とにより、YAGロッド24から出力されるレーザのパ
ワー等を制御する。
【0022】YAGロッド24から発射されるレーザビ
ームの光路上にはYAGロッド24側から順に、光路を
開閉するシャッタ27、光路の開口面積を調整する絞り
28、レーザビームの進行方向を変化させる反射ミラー
29、反射ミラー29から入力されたレーザビームを光
ファイバ32に導くレンズ30、及び光ファイバ32か
ら入力されるレーザビームを加工物34の接合部35に
照射するレーザ加工用レンズ31が配置されている。レ
ーザ加工用レンズ31は、可撓性を有する光ファイバ3
2を介してレンズ30と接続されている。更に、レーザ
加工用レンズ31は、図1において矢印zで示すZ軸方
向(上下方向)へ移動可能に構成されている。
【0023】レーザ加工用レンズ31は、加工物34に
対向される対物レンズ31aと、この対物レンズ31a
の内側に配置されたレンズ31bと、これらのレンズ3
1aを保持する筒状のレンズホルダ31c等を有してい
る。レンズホルダ31cには、レーザビーム19の光軸
CLと同心をなすようにボールベアリング81が嵌合さ
れている。このボールベアリング81には、リング状の
駆動ギア82が嵌合されている。このボールベアリング
81と駆動ギア82とによって、反射手段回転機構80
の回転部材が構成されている。
【0024】駆動ギア82の外周面にはギア部82aが
設けられているとともに、レーザ加工用レンズ31の光
軸CLと平行をなすように突出するブラケット40が一
体に設けられている。このブラケット40の先部には、
レーザビーム19の光路側に突出する一対のミラー受け
片40aが設けられている。一対のミラー受け片40a
には、レーザ反射手段の第1の具体例を示すレーザ反射
ミラー41が角度調整可能に取り付けられている。
【0025】レーザ反射ミラー41は、レーザ用に用い
られる光学鏡である。このレーザ反射ミラー41として
は、レーザに耐え得るレーザ光強度が必要であるため、
例えば、電子ビーム蒸着による誘電体多層膜鏡や金属蒸
着ミラー等が用いられる。このレーザ反射ミラー41の
一面にレーザビーム19を反射する鏡面が設けられてお
り、その鏡面が対物レンズ31aに対して傾斜して対向
されている。更に、レーザ反射ミラー41の他面には、
ミラー受け片40a側に突出する取付部41aが設けら
れている。この取付部41aには支持軸42が貫通され
ており、この支持軸42の両端が一対のミラー受け片4
0a,40aによって回動可能に支持されている。
【0026】このレーザ反射ミラー41は、任意の傾斜
角度で固定できるようにするため、例えば、ミラー受け
片40aと取付部41aとの間に板バネ(図示せず。)
を介在させる等して摩擦抵抗を生じさせる。これによ
り、板バネ等で付与される摺動摩擦抵抗によってレーザ
反射ミラー41の鏡面角度を任意の位置に設定すること
ができる。そして、板バネ等による摩擦抵抗に抗してレ
ーザ反射ミラー41を回動することにより、その鏡面角
度を任意の角度に、しかも無段階に調整することができ
る。尚、支持軸42に替えてネジ軸を設け、このネジ軸
をミラー受け片40a及び取付部41aに貫通させてネ
ジ部にナットを螺合させる構成とすることにより、レー
ザ反射ミラー41の鏡面角度を任意の角度に設定して固
定することができる。
【0027】更に、図示しないが、ミラー受け片40a
と取付部41aとの接触面に、互いに係合される放射方
向に延びた放射溝を設け、この放射溝の係合位置を回転
方向に変位させて噛み合わせ位置を変える構成とするこ
ともできる。この場合には、レーザ反射ミラー41の鏡
面角度を、予め設定された任意の角度に多段階に変更す
ることができる。
【0028】また、ブラケット40の先端部には、ミラ
ー受け片40aと同方向に突出する支持アーム43が設
けられている。この支持アーム43の先端部には、レー
ザ反射ミラー41の鏡面を溶接屑の付着等から保護する
ための保護板44が固着手段の一具体例を示す固定ネジ
45によって着脱可能に取り付けられている。この保護
板44は、レーザ反射ミラー41と加工物34との間に
介在するように配置されており、接合部35を溶接する
際に、その溶接屑等が飛び散って鏡面に付着するのを防
止する。この溶接屑等が鏡面に付着すると、鏡面に照射
されたレーザビームによって溶接屑等が燃焼する等の弊
害を生ずるため、かかる弊害の発生を防止しようとする
ものである。
【0029】この保護板44には、レーザ反射ミラー4
1で反射されたレーザビーム19を通過させる貫通穴4
6が設けられている。この貫通穴46は、レーザ反射ミ
ラー41の回動方向に長くなるよう長穴とされている。
これにより、予め設定された角度範囲内でレーザ反射ミ
ラー41を傾斜させた場合にも、レーザビーム19が保
護板44に当たることがないようにしている。尚、保護
板44をレーザ反射ミラー41と連動させて回動可能に
構成し、レーザ反射ミラー41の角度変化に対応させて
傾斜角度を自動的に変化させることもできる。かかる構
成とした場合には、保護板44を通過するレーザビーム
19の位置を1箇所に限定することができるため、貫通
穴46の穴径を可及的に小さくして、溶接屑等が貫通穴
46を通過して鏡面に付着するのを効果的に防止するこ
とができる。この保護板44が、加工物34の接合部3
5に対向される。
【0030】また、レーザ加工用レンズ31のレンズホ
ルダ31cには、固定金具83を介してサーボモータ8
4が取り付けられている。固定金具83は、レンズホル
ダ31c及びサーボモータ84を挟持する一対の挟持片
83a,83aと、両挟持片83a,83a間を締付固
定する固定ネジ83bとを有している。固定ネジ83b
は、レンズホルダ31cとサーボモータ84との間に配
置されており、サーボモータ84の回転軸84aはレー
ザ加工用レンズ31の光軸CLと略平行となるように固
定されている。このサーボモータ84の回転軸84aに
は出力ギア85が固定されており、この出力ギア85が
駆動ギア82のギア部82aに噛合されている。
【0031】更に、サーボモータ84には駆動回路86
が接続されている。この駆動回路86は、サーボモータ
84の回転を制御してレーザ反射ミラー41の水平方向
における回転位置を調整するものである。この駆動回路
86による制御の内容には、レーザ発生部22によるレ
ーザビームの発射と連動させてレーザ反射ミラー41の
回転角度を調整する制御も含まれる。このサーボモータ
84と出力ギア85と駆動回路86とによって回転駆動
手段が構成されている。そして、この回転駆動手段と上
述した回転部材とによって反射手段回転機構が構成され
ている。
【0032】レーザ溶接装置21の加工物保持部23
は、平面座標系X−Y軸のX軸テーブル36及びY軸テ
ーブル37を備えている。X軸テーブル36は、X−Y
軸のうちX軸方向xに移動可能とされたテーブルであ
り、Y軸テーブル37は、同じくY軸方向yに移動可能
とされたテーブルである。このY軸テーブル37の上に
X軸テーブル36が搭載されている。X軸テーブル36
の上面には、加工物34を挟んで保持する一対の挟持爪
47,47が設けられている。一対の挟持爪47,47
は接近及び離反可能に構成されており、これらの挟持爪
47,47によってX軸テーブル36上に加工物34が
着脱可能に挟持されて取り付けられる。
【0033】図3及び図4には、加工物の一具体例を示
す角形電池34を示している。この角形電池34は、上
面が開口された縦長の直方体からなる筐体50と、この
筐体50の開口部50aを塞ぐ板体からなる蓋体51と
を有している。筐体50の凹部50b内には、電力を蓄
える電池本体52が収納されている。この電池本体52
は、リード線53を介してコレクタピン54に接続され
ている。コレクタピン54は、絶縁性を有するプラスチ
ック製のシール部材55を介して蓋体51に保持されて
いる。シール部材55は、蓋体51の中央部に設けた貫
通穴に嵌合されていて、両面に設けたフランジ部によっ
て抜け止めがなされている。
【0034】蓋体51は、筐体50の上面に重なり合う
形状とされていて、内面には筐体50の開口部50aに
嵌合される嵌合部51aが設けられている。この嵌合部
51aを開口部50aに嵌合することにより、蓋体51
が筐体50に対して自動的に位置決めされる。尚、筐体
50及び蓋体51の材質としては、溶接の可能な金属で
あれば各種の金属を用いることができる。
【0035】この筐体50と蓋体51との接合部35に
対して、レーザ溶接装置21のレーザ加工用レンズ31
が側方から臨むよう横向きに配置される。このレーザ加
工用レンズ31で角形電池34の表面近傍に焦点を結ん
でレーザビーム19を照射することにより、角形電池3
4の側面4箇所の接合部35がレーザビーム加工により
溶接されて接合される。
【0036】このような構成を有するレーザ溶接装置2
1によれば、例えば、次のようにして角形電池34の接
合部35を溶接することができる。まず、図1に示すよ
うに、筐体50に蓋体51を重ね合わせた角形電池34
をX軸テーブル36上に載置し、これを一対の挟持爪4
7,47で挟持して角形電池34を加工物保持部23に
固定する。
【0037】次に、レーザ発生部22を動作させ、レー
ザビーム19を角形電池34の接合部35に照射する。
即ち、制御部26の制御により、キセノンランプ25を
点灯してYAGロッド24からレーザを発射するととも
にシャッタ27を開くことにより、そのレーザが絞り2
8、反射ミラー29、レンズ30及び光ファイバ32を
介してレーザ加工用レンズ31に供給される。このレー
ザは、レーザ加工用レンズ31の対物レンズ31aから
レーザ反射ミラー41に向けて下方に放射される。レー
ザ反射ミラー41では、その鏡面によってレーザビーム
19の進行方向を90°変化させ、横向きに変更して保
護板44の貫通穴46を通過させる。
【0038】この保護板44を通過したレーザビーム1
9は、加工物保持部23に固定されている角形電池34
の接合部35の近傍において焦点が結ばれているため、
その接合部35がレーザビーム19により加熱されて溶
融される。これにより、筐体50及び蓋体51の各接触
面が互いに融着し、その接合部35がレーザビーム加工
によって溶接される。このとき、図2において、矢印F
(逆方向の矢印Gでもよい。)で示すように、溶接速度
に応じてX軸テーブル36を移動する。この際、反射手
段回転機構80は作動を停止しており、従って、がレー
ザビーム19は左側の一点に照射される。これにより、
角形電池34の第1の面Aを連続して溶接することがで
きる(S1の状態)。
【0039】この第1の面Aの溶接に続いて、第2の面
Bの溶接を連続して行う。第1の面Aと第2の面Bとの
コーナー部分を溶接する場合には、反射手段回転機構8
0を作動して時計方向へ90°回転させるとともに、レ
ーザビーム19の焦点上にコーナー部分が位置するよう
に加工物保持部23の動作を連動させる。即ち、反射手
段回転機構80の作動によるレーザ反射ミラー41の回
転に連動させて、レーザビーム19の略焦点上にコーナ
ー部分が位置するように、図2において、X軸テーブル
36を右方向へ且つY軸テーブル37を上方へ同じ距離
を移動させる。
【0040】このX軸テーブル36及びY軸テーブル3
7の移動により、角形電池34が、図2において右45
°斜め上方に移動する。これと同時に、レーザ反射ミラ
ー41の回転移動により、その反射面によって反射され
るレーザビーム19の放射方向が、図2において上方と
なる。この状態において、矢印R(逆方向の矢印Lでも
よい。)で示すように、溶接速度に応じてY軸テーブル
37を移動する。この際、反射手段回転機構80は作動
を停止しており、従って、レーザビーム19は上側の一
点に照射される。これにより、角形電池34の第2の面
Bを連続して溶接することができる(S2の状態)。
【0041】次に、第2の面Bの溶接に続いて、第3の
面C(第1の面Aの反対側の面)の溶接を連続して行
う。第2の面Bと第3の面Cとのコーナー部分の溶接
は、上述したコーナー部分の溶接と同様にして行う。即
ち、反射手段回転機構80を作動して時計方向へ更に9
0°(合計180°)回転させるとともに、レーザビー
ム19の焦点上にコーナー部分が位置するように加工物
保持部23の動作を連動させる。具体的には、反射手段
回転機構80の作動によるレーザ反射ミラー41の回転
に連動させて、レーザビーム19の略焦点上にコーナー
部分が位置するように、図2において、X軸テーブル3
6を右方向へ且つY軸テーブル37を下方へ同じ距離を
移動させる。
【0042】このX軸テーブル36及びY軸テーブル3
7の移動により、角形電池34が、図2において右45
°斜め下方に移動する。これと同時に、レーザ反射ミラ
ー41の回転移動により、その反射面によって反射され
るレーザビーム19の放射方向が、図2において右方と
なる。この状態において、矢印G(逆方向の矢印Fでも
よい。)で示すように、溶接速度に応じてX軸テーブル
36を移動する。この際、反射手段回転機構80は作動
を停止しており、従って、レーザビーム19は右側の一
点に照射される。これにより、角形電池34の第3の面
Cを連続して溶接することができる(S3の状態)。
【0043】同様にして、第3の面Cの溶接に続いて、
第4の面D(第2の面Bの反対側の面)の溶接を連続し
て行う。第3の面Cと第4の面Dとのコーナー部分の溶
接は、上述したコーナー部分の溶接と同様にして行う。
即ち、反射手段回転機構80を作動して時計方向へ更に
90°(合計270°)回転させる。この反射手段回転
機構80の作動によるレーザ反射ミラー41の回転に連
動させて、レーザビーム19の略焦点上にコーナー部分
が位置するように、図2において、X軸テーブル36を
左方向へ且つY軸テーブル37を下方へ同じ距離を移動
させる。
【0044】このX軸テーブル36及びY軸テーブル3
7の移動により、角形電池34が、図2において左45
°斜め下方に移動する。これと同時に、レーザ反射ミラ
ー41の回転移動により、その反射面によって反射され
るレーザビーム19の放射方向が、図2において下方と
なる。この状態において、矢印L(逆方向の矢印Rでも
よい。)で示すように、溶接速度に応じてY軸テーブル
37を移動する。この際、反射手段回転機構80は作動
を停止しており、従って、レーザビーム19は下側の一
点に照射される。これにより、角形電池34の第4の面
Dを連続して溶接することができる(S4の状態)。
【0045】更に、同様にして、第4の面Dと第1の面
Aとのコーナー部分の溶接は、上述したコーナー部分の
溶接と同様にして行う。即ち、反射手段回転機構80を
作動して時計方向へ更に又90°(合計360°)回転
させる。この反射手段回転機構80の作動によるレーザ
反射ミラー41の回転に連動させて、レーザビーム19
の略焦点上にコーナー部分が位置するように、図2にお
いて、X軸テーブル36を左方向へ且つY軸テーブル3
7を上方へ同じ距離を移動させる。
【0046】このX軸テーブル36及びY軸テーブル3
7の移動により、角形電池34が、図2において左45
°斜め上方に移動する。これと同時に、レーザ反射ミラ
ー41の回転移動により、その反射面によって反射され
るレーザビーム19の放射方向が、図2において左方と
なる。これにより、反射手段回転機構80が360°回
転して、角形電池34における接合部35の四面A〜D
全ての溶接が完了する。
【0047】かくして、上述した実施例によれば、レー
ザ加工用レンズ31から出射されたレーザビーム19を
レーザ反射ミラー41で反射させて進行方向を変化さ
せ、その変更後の光軸CL上に加工物34の接合部35
を配置する構成としたため、レーザ加工用レンズ31か
ら接合部35までの直線距離を短くすることができる。
その結果、レーザ加工用レンズ31を設置するために必
要とされるスペースを小さくすることができ、レーザ溶
接装置21全体の小型化を図ることができる。更に、レ
ーザ照射部分を防護カバーで覆う場合には、その防護カ
バーの大型化を回避することができる。しかも、反射手
段回転機構80を設けてレーザ反射ミラー41を、レー
ザビーム19の光軸CLを中心に回転自在に構成したた
め、角形電池34の接合部35における四面A〜D全て
の溶接を連続した一連の溶接作業によって行うことがで
きる。
【0048】また、レーザビーム19を伝送する光ファ
イバ32をレーザ溶接装置21の上方から回してセット
することができるため、光ファイバ32の配線に余裕を
持たせることができる。更に、レーザ加工用レンズ31
の対物レンズ31aが下向きに設定されるため、この対
物レンズ31aに埃等が付き難くなり、レーザ加工用レ
ンズ31のメンテナンスを簡単にすることができる。更
に又、レーザ加工用レンズ31の交換作業を容易にする
こともできる。更に、加工物保持部23としては、X軸
テーブル36とY軸テーブル37との2つのテーブルが
あればよく、従来のように回転テーブルを必要としない
ため、加工物保持部の構成を簡略化を図ることができ
る。
【0049】図5に示す本願発明の第2の実施例は、角
形電池64の上面に設けた接合部65をレーザ溶接装置
21によってレーザビーム溶接ができるように構成した
ものである。加工物64は、上述した実施例と同じく角
形電池であるが、この角形電池64は図6に示すような
構成となっている。即ち、角形電池64は、上述した実
施例と同じく筐体70と蓋体71とを備えているが、蓋
体71は筐体70の開口部70aと略同程度の大きさに
形成されており、開口部70a内に蓋体71を嵌め込む
ことができるようになっている。
【0050】この角形電池64の接合部65は筐体70
と蓋体71との接合面、即ち、筐体70の開口部70a
の内周面と蓋体71の外周面である。従って、接合部6
5は、角形電池64上面の四辺となっている。この接合
部65の互いに対向する二辺に対して、1機のレーザ溶
接装置21のレーザ加工用レンズ31が上方から臨むよ
うに縦向きに配置されている。他の構成は、上述した第
1の実施例と同様である。
【0051】このようなレーザ溶接装置21の使い方
は、レーザ反射ミラー41を角度調整可能に構成したこ
とによって簡単に実現することができる。即ち、図5に
示すように、レーザ溶接装置21を加工物保持部23の
上方に臨ませ、そのレーザ反射ミラー41を大きく前傾
させる。そして、レーザ反射ミラー41の傾斜角度を大
きくして角形電池64上面の接合部65にレーザ加工用
レンズ31の焦点を結ばせる。その後のレーザビーム加
工は、上述した第1の実施例と同様である。
【0052】この第2の実施例によれば、加工物の側面
からレーザビーム19を照射させてレーザビーム溶接を
横方向から行うことができるレーザ溶接装置21を使用
して、加工物の上面からレーザビーム19を照射させて
レーザビーム溶接を縦方向から行うこともできる。従っ
て、このレーザ溶接装置21によれば、横溶接方式の溶
接装置に縦溶接方式の溶接装置を加えた2台分の働きを
1台のレーザ溶接装置21によって実現することができ
る。
【0053】図7に示す本願発明の第3の実施例は、加
工物の第3の例を示すもので、積み重ねられた2本のパ
イプ87,88の接合部89をレーザ溶接装置91によ
って内面からレーザビーム溶接するようにしたものであ
る。2本のパイプ87,88は、レーザビーム溶接が可
能であって、その内径がレーザ反射手段の回転時におけ
る最大外径よりも大きいものであれば適用できるもので
ある。従って、パイプ87,88の材質としては、鉄板
やステンレス鋼板等の鉄及び鉄合金に限られるものでは
なく、アルミニウム合金その他のレーザビーム溶接が可
能な金属を適用することができる。
【0054】また、レーザ溶接装置91には、ミラー反
射手段の第2の実施例として三角柱状のプリズム92を
適用している。このレーザ反射プリズム92は、対角線
側の面が反射面92aとされていて、この反射面92a
がレーザに耐え得るレーザ光強度の高い鏡面とされてい
る。この反射面92aに45°の角度で対向する一方の
面が入射面とされ、他方の面が出射面とされている。こ
のレーザ反射プリズム92の反射面92aの一端がプリ
ズムアーム93に固定されている。プリズムアーム93
には支持軸94が貫通されており、この支持軸94によ
ってプリズムアーム93が上下方向へ回動可能に支持さ
れている。更に、支持軸94は、駆動ギア82に設けた
ブラケット40のプリズム受け片40bに設けられてい
る。他の構成は、上述した第1の実施例と同様である。
【0055】この実施例によれば、加工物の内面からレ
ーザビーム19を照射させてレーザビーム溶接を連続し
て行うことができる。即ち、レーザ溶接装置91のレー
ザ加工用レンズ31のレーザ反射プリズム92を、2段
に重ねられたパイプ87,88内に挿入する。そして、
レーザ反射プリズム92の高さを接合部89の高さに略
一致させる。更に、加工物保持部23のX軸テーブル3
6及びY軸テーブル37をX軸方向x及びY軸方向yへ
適当に移動して、パイプ87,88の中心部をレーザ加
工用レンズ31の中心部、即ち、レーザビーム19の光
軸CLに略一致させる。
【0056】この状態でレーザ発生部22を作動し、レ
ーザ加工用レンズ31から下方のレーザ反射プリズム9
2に向けてレーザビーム19を発射する。これにより、
レーザビーム19が入射面からレーザ反射プリズム92
内に入り、その反射面92aで進行方向が90°変えら
れた後、出射面から出て側方に進行する。これにより、
パイプ87,88の接合部89が内側からレーザビーム
溶接され、これと同時に反射手段回転機構80を作動し
てレーザ反射プリズム92を一回転させる。その結果、
パイプ87,88の接合部89が全周に亘ってレーザビ
ーム溶接され、2つのパイプ87,88が一体に結合さ
れる。
【0057】この際、レーザ加工用レンズ31の焦点を
接合部89に一致させる必要がある。この焦点距離の調
整をレーザ加工用レンズ31のみで行うことができる場
合には問題ないが、パイプ87,88の直径が大きいた
めにレーザ加工用レンズ31だけの焦点調整では不可能
な場合には、レーザ反射プリズム92の回転に連動させ
て加工物保持部23を動作させるようにする。即ち、レ
ーザ反射プリズム92の回転位置に応じて、常に、レー
ザビーム19の焦点近傍に接合部89が位置するように
X軸テーブル36及びY軸テーブル37を適宜に動作さ
せる。
【0058】尚、パイプ87,88の形状としては円形
に限定されるものではなく、楕円形や四角形等の多角形
その他の形状を適用することができる。また、溶接方向
としては、上述したパイプ87,88の円周方向ばかり
でなく、軸方向にもレーザビーム溶接を行うことができ
る。
【0059】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は加工物として角形電池を用いた例について説明した
が、加工物が丸形電池であっても良いことは勿論のこ
と、電池以外であっても、その加工物が筐体と蓋体とを
溶接して一体化させ、或いはパイプとパイプを溶接して
一体化させたり、1本のパイプの縦方向の継ぎ目を溶接
することを目的とするものであれば、各種の加工物に適
用できるものである。
【0060】また、上述した実施例では、レーザ反射手
段としてレーザ反射ミラー及びレーザ反射プリズムを適
用した例について説明したが、レーザに耐え得るレーザ
光強度の反射面を備えた金属板をレーザ反射手段として
用いることができる。更に、レーザ発生部及び加工物保
持部の構成は、上述した実施例に限定されるものでない
ことは勿論である。このように、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
記載のレーザ溶接装置によれば、レーザ発生部と加工物
の接合部との間にレーザ反射手段を介在し、このレーザ
反射手段を反射手段回転機構によってレーザビームの光
軸を中心に回転させる構成としたため、レーザ発生部か
ら出射されたレーザビームがレーザ反射手段により反射
されて進行方向が変化されるとともに、レーザビームの
発射方向が回転変位される。その結果、出射光学系の長
さを一定とした状態において、レーザ加工用レンズから
接合部までの長さを短くすることができ、この長さの短
縮分だけレーザ溶接装置の小型化を図ることができると
ともに、回転方向に連続したレーザビーム溶接を行うこ
とができる。しかも、出射光学系の長さを変えることな
くレーザ加工用レンズの取付スペースの狭小化を図るこ
とができるため、スペースの取れる方向にレーザ加工用
レンズのセットが可能となり、光学系をレイアウトする
上において設計・製作上の制約を少なくすることができ
るという効果を得ることができる。
【0062】本発明の請求項2記載のレーザ溶接装置に
よれば、レーザ反射手段としてレーザ用ミラー又はプリ
ズムを用いる構成としたため、レーザ反射手段を、簡単
な構造でありながらレーザビームを良く反射してレーザ
ビーム溶接を確実に行うことができる部材によって実現
することができるという効果を得ることができる。
【0063】本発明の請求項3記載のレーザ溶接装置に
よれば、レーザ反射手段を角度調整可能として、レーザ
発生部から出射されたレーザビームの進行方向を無段階
又は多段階に変更可能に構成したため、レーザビームの
照射方向を、加工物の接合面に対して直角方向ばかりで
なく、斜め方向からも照射することができるという効果
を得ることができる。
【0064】本出願の請求項4記載のレーザ溶接装置に
よれば、反射手段回転機構として回転部材と回転駆動手
段とを備える構成としたため、レーザビーム溶接と連動
させてレーザ反射手段を回転させ、加工物の接合面を回
転方向に連続させて溶接することができるという効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ溶接装置の第1の実施例を示す
説明図である。
【図2】本発明のレーザ溶接装置の第1の実施例に係る
加工物保持部の回転変位状態を説明するための平面図で
ある。
【図3】本発明のレーザ溶接装置の第2の実施例に用い
て好適な加工物の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明のレーザ溶接装置に用いて好適な加工物
の第1の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明のレーザ溶接装置の第2の実施例を示す
説明図である。
【図6】本発明のレーザ溶接装置の第2の実施例に用い
て好適な加工物の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明のレーザ溶接装置の第3の実施例を示す
説明図である。
【図8】従来のレーザ溶接装置を示す説明図である。
【符号の説明】
19 レーザビーム、 21,91 レーザ溶接装置、
22 レーザ発生部、 23 加工物保持部、 31
レーザ加工用レンズ、 31a 対物レンズ、 3
4,64 角形電池(加工物)、 35,65,89
接合部、 41レーザ反射ミラー(レーザ反射手段)、
50,70 筐体、 51,71 蓋体、 80 反
射手段回転機構、 81 ボールベアリング、 82
駆動ギア、 84 サーボモータ、 85 出力ギア、
87,88 パイプ(加工物)、 92 レーザ反射
プリズム(レーザ反射手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ発生部から発射されたレーザビー
    ムを加工物の接合部に照射して当該接合部をレーザビー
    ムで溶接するレーザ溶接装置において、 上記レーザ発生部と上記接合部との間に上記レーザビー
    ムの進行方向を変化させるレーザ反射手段と、 上記レーザ反射手段を上記レーザビームの光軸を中心に
    回転させる反射手段回転機構と、 を設けたことを特徴とするレーザ溶接装置。
  2. 【請求項2】 上記レーザ反射手段は、レーザ用に使用
    されるミラー又はプリズムであることを特徴とする請求
    項1記載のレーザ溶接装置。
  3. 【請求項3】 上記レーザ反射手段は、上記レーザビー
    ムの進行方向を無段階又は多段階に変更可能なように角
    度調整可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ溶接装置。
  4. 【請求項4】 上記反射手段回転機構は、上記レーザビ
    ームの光軸を中心として上記レーザ発生部に回転自在に
    支持された回転部材と、この回転部材を回転駆動する回
    転駆動手段と、を備え、 上記回転部材に上記レーザ反射手段を取り付けたことを
    特徴とする請求項1記載のレーザ溶接装置。
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