JP2001191129A - パンチプレスの金型支持装置 - Google Patents

パンチプレスの金型支持装置

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JP2001191129A
JP2001191129A JP2000001101A JP2000001101A JP2001191129A JP 2001191129 A JP2001191129 A JP 2001191129A JP 2000001101 A JP2000001101 A JP 2000001101A JP 2000001101 A JP2000001101 A JP 2000001101A JP 2001191129 A JP2001191129 A JP 2001191129A
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die
punch press
rotation
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die holder
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JP2000001101A
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English (en)
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Takayuki Fujiwara
隆之 藤原
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転部分にバックラッシュがなく、正逆回転
して金型の回転割出しを精度良く行うことのできるパン
チプレスの金型支持装置を提供する。 【解決手段】 パンチプレスの上型1を支持する上型ホ
ルダ3と下型5を支持する下型ホルダ7とを上下に設け
ると共に回転自在に設け、上型ホルダ3及び下型ホルダ
7を支持した回転支持装置11,15は、パンチプレス
に固定した外筒17U,17L内に内筒19U,19L
を零クリアランスの関係で回転自在に支持した構成であ
り、内筒19U,19L内に、零クリアランスの関係で
上型ホルダ3が上下動のみ自在に支持された構成であ
り、かつ上下の回転支持装置11,15は同一構成であ
る。また、上下の回転支持装置11,15は、内筒を回
転軸49として備え、この回転軸49の回転検出器69
及び上記回転軸49を固定自在のブレーキ装置73を備
えた制御モータよりなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンチプレスにお
いて上型,下型を支持する上下の金型ホルダを回転自在
に設けてなる金型支持装置に係り、さらに詳細には、製
造組立が容易であり、かつ金型ホルダを正逆方向に回転
し割出し位置決めするとき、バックラッシュを生じるこ
となく正確に回転割出し位置決めを行うことのできる金
型支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレスにおいて上下の金型
を支持する上下の金型ホルダを回転自在に設けた構成に
おいて、下型(ダイ)を支持する構成は、パンチプレス
のフレームに軸受を介して回転自在に支持されたダイホ
ルダ上にダイを載置装着する構成である。そして、上型
(パンチ)を支持する構成は、フレームに軸受を介して
回転自在に支持された回転スリーブに対してパンチを上
下動自在に嵌入支持する構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のごとき従来の構
成においては、上型を支持して回転するための上側の回
転支持装置と、下型を支持して回転するための下側の回
転支持装置とは構成が異なるので、上下の回転支持装置
を個別に製作し組立てなければならず、その製造組立が
厄介であると共に高価になり勝ちであるという問題があ
る。また、上型を支持する回転スリーブと上型との間に
バックラッシュを生じ易く、正逆回転して割出し位置決
めしようとするとき、上記バックラッシュの影響があ
り、より高精度に割出し位置決めしようとする場合に、
さらに改良すべき点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき従
来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明
は、パンチプレスにおける上型を支持する上型ホルダと
下型を支持する下型ホルダとを上下に対向して設けると
共に水平に回転自在に設けてなる金型支持装置におい
て、前記上型ホルダ及び下型ホルダを支持した上下の回
転支持装置は、パンチプレスに固定した外筒内に内筒を
零クリアランスの関係で回転自在に支持した構成であ
り、かつ前記内筒内に、零クリアランスの関係で前記上
型ホルダが上下動のみ自在に支持された構成である。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
金型支持装置において、上下の回転支持装置は同一の構
成である。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の金型支持装置において、上下の回転支持装置は、
内筒を回転軸として備え、この回転軸の回転検出器及び
上記回転軸を固定自在のブレーキ装置を備えた制御モー
タよりなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照するに、パンチプレス
において上型1を支持する上型ホルダ3と下型5を支持
する下型ホルダ7は上下に対向して設けてあり、上記上
型ホルダ3は、パンチプレスの上部フレーム9に装着し
た上側の回転支持装置11に回転自在かつ上下動のみ自
在に支持されている。また前記下型ホルダ7は、パンチ
プレスの下部フレーム13に装着した下側の回転支持装
置15に回転自在に支持されている。
【0008】上記上下の回転支持装置11,15は同一
の構成であって、上下逆にして上下のフレーム9,13
に装着してあるものである。上下の回転支持装置11,
15は、上下のフレーム9,13にボルト等によって装
着固定した上下の外筒17U,17L内に、上下の内筒
19U,19Lを零クリアランスの関係で回転自在に嵌
入支持した構成である。
【0009】すなわち、上下の外筒17U,17L内に
は、上下のボールブッシュ21U,21Lを介して前記
内筒19U,19Lが回転自在に嵌入支持されているも
のであり、上下のボールブッシュ21U,21L(ボー
ルブッシュ21Lは図示されていない)のボールに与圧
を与えることによって零クリアランスの状態に嵌入支持
してある。
【0010】そして、上下の内筒19U,19L内に上
下のボールスプライン23U,23Lを介して上下の前
記金型ホルダ3,7が零クリアランスの関係で上下動の
み自在に嵌入支持されている。すなわち、上下のボール
スプライン23U,23Lのボールに与圧を与えること
によって零クリアランスの状態で上下動自在に嵌入支持
してある。なお、下型ホルダは必ずしも上下動する必要
がないので、場合によっては下型ホルダ7を下側の内筒
19Lに一体的に嵌入固定しても良く、下側のボールス
プライン23Lを省略することも可能である。
【0011】前記上型ホルダ3は、上型1を下面に着脱
自在の大径のフランジ状の上型装着部25を備え、かつ
上端部にパンチヘッド27を備えた構成であって、上記
パンチヘッド27と前記内筒19Uの上部との間には、
上型ホルダ3を常に上方向へ付勢支持するリフタースプ
リング29が弾装してある。そして、前記上型装着部2
5の下面には、前記上型1を着脱可能に装着固定自在の
複数の上型クランプ31が装着してある。
【0012】上記上型クランプ31は、通常のプレスに
おいて、ダイセットを自動金型交換装置によって自動的
に着脱交換する構成において上記ダイセットの上型をラ
ムの下面に自動的に固定する上型クランプと同様の公知
の構成で良いものであるから、上記上型クランプ31の
詳細についての説明は省略する。
【0013】前記下型ホルダ7は、下型5を上面に着脱
自在の下型装着部33を備え、かつ軸芯部にスクラップ
排出孔35を備えた構成であって、前記下型装着部33
の上面には下型5を着脱可能に装着固定自在の下型クラ
ンプ37が装着してある。この下型クランプ37は上型
クランプ31を上下逆にした公知の構成を採用し得るも
のであるから、下型クランプ37の構成については説明
を省略する。
【0014】上下の内筒19U,19Lを回転するため
に、上下の内筒19U,19Lにはそれぞれプーリ39
U,39Lが取付けてあり、この上下のプーリ39U,
39Lには、サーボモータに連動連結した上下のタイミ
ングベルト(図示省略)が掛回してあって、上下の金型
ホルダ3,7を同期して同方向へ回転位置決め自在に構
成してある。なお、上下の金型ホルダ3,7をサーボモ
ータによって同方向へ回転位置決めする構成は、パンチ
プレスにおいては種々の構成が公知であり、公知の構成
を採用し得るものであるから、より詳細な説明は省略す
る。
【0015】前記上型ホルダ3のパンチヘッド27を打
圧自在のストライカ41が上型ホルダ3の上方位置に上
下動自在に設けられている。このストライカ41は例え
ば油圧シリンダなどのごとき適宜のアクチュエータ43
によって上下動されるものであり、上記ストライカ41
を上下動するための構成は公知であるから、より詳細な
説明は省略する。
【0016】以上のごとき構成において、上型ホルダ3
における上型装着部25の下面に上型1を装着し、かつ
下型ホルダ7の下型装着部33の上面に下型5を装着し
た状態において、下型5上にシート状のワークWを位置
決めした後、ストライカ41によりリフタースプリング
29に抗して上型ホルダ3を下降せしめることによっ
て、前記上下の金型1,5によってワークWに加工が行
われるものである。
【0017】既に理解されるように、上下の前記回転支
持装置11,15は同一構成であるから同一部品を製作
して組立てた後、上下のフレーム9,13に装着すれば
良いものであり、その製造組立が容易であると共に、別
個に作製する場合に比較して安価になるものである。
【0018】また、上下の回転支持装置11,15にお
ける内筒19U,19Lは外筒17U,17Lに対して
零クリアランスの関係でもって回転自在に嵌入支持され
ており、また上型ホルダ3は内筒19Uに零クリアラン
スの関係で上下動のみ自在に嵌入支持されていて内筒1
9Uとの間にバックラッシュが存在しないので、上下の
金型ホルダ3,7に装着した上下の金型1,5の回転割
出しを高精度に行うことができると共に、上下の金型
1,5のクリアランスを零クリアランスに保持しての打
抜き加工が可能となって、より高精度の打抜き加工を行
い得るものである。
【0019】図2は第2実施の形態を示すもので、回転
支持装置をサーボモータのごとき制御モータにより構成
したものである。なお、図2においては上側の回転支持
装置のみを示し、下側の回転支持装置についての説明は
省略する。
【0020】図2において、上部フレーム9に装着した
モータケーシングとしての外筒45には軸受47を介し
て内筒49が零クリアランス状態で回転自在に支持され
ており、この内筒49内には、ボールスプライン51を
介して上型ホルダ53が零クリアランスでかつバックラ
ッシュのない状態において上下動のみ自在に支持されて
いる。
【0021】上記上型ホルダ53の上端部に設けたパン
チヘッド55と前記内筒49との間にはリフタースプリ
ング57が弾装してあり、かつ上型ホルダ53の下端部
には、大径の上型装着部59が設けてある。
【0022】そして、前記内筒49を回転するために、
前記外筒45内に装着したモータのコイル61と対応し
たロータ63が一体的に取付けてある。また、内筒49
には、回転を検出するために、スリットディスク65が
取付けてあり、かつ外筒45にはスリットディスク65
のスリットを検出する光センサ67が取付けてあり、こ
のスリットディスク65と光センサ67はロータリーエ
ンコーダ69を構成している。
【0023】また、前記内筒69にはブレーキディスク
71が取付けてあると共に、上記ブレーキディスク71
を挾圧固定自在のブレーキシュー73が外筒45に取付
けてある。
【0024】上記構成においては、前述した第1実施の
形態と同様の効果を奏すると共に、制御モータによって
内筒49,上型ホルダ53が直接回転されるので効率が
良いと共に全体的構成のコンパクト化を図ることができ
るものである。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき説明より理解されるよう
に、本発明によれば、金型ホルダを回転割出しして位置
決めするとき、回転部にバックラッシュがないので正逆
回転しても何等の問題もなく正確な回転位置決めを行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る金型支持装置の断
面説明図である。
【図2】第2実施形態に係る金型支持装置の断面説明図
である。
【符号の説明】
1 上型 3 上型ホルダ 5 下型 7 下型ホルダ 11 上側の回転支持装置 15 下側の回転支持装置 17U,17L 上下の外筒 19U,19L 上下の内筒 21U,21L ボールブッシュ 23U,23L,51 ボールスプライン 25 上型装着部 33 下型装着部 45 外筒 49 内筒 53 上型ホルダ 59 上型装着部 61 コイル 63 ローラー 69 ロータリーエンコーダ 71 ブレーキディスク 73 ブレーキシュー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチプレスにおける上型を支持する上
    型ホルダと下型を支持する下型ホルダとを上下に対向し
    て設けると共に水平に回転自在に設けてなる金型支持装
    置において、前記上型ホルダ及び下型ホルダを支持した
    上下の回転支持装置は、パンチプレスに固定した外筒内
    に内筒を零クリアランスの関係で回転自在に支持した構
    成であり、かつ前記内筒内に、零クリアランスの関係で
    前記上型ホルダが上下動のみ自在に支持された構成であ
    ることを特徴とするパンチプレスの金型支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の金型支持装置におい
    て、上下の回転支持装置は同一構成であることを特徴と
    するパンチプレスの金型支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の金型支持装置に
    おいて、上下の回転支持装置は、内筒を回転軸として備
    え、この回転軸の回転検出器及び上記回転軸を固定自在
    のブレーキ装置を備えた制御モータよりなることを特徴
    とするパンチプレスの金型装置。
JP2000001101A 2000-01-06 2000-01-06 パンチプレスの金型支持装置 Pending JP2001191129A (ja)

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