JP2001190793A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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- JP2001190793A JP2001190793A JP2000008143A JP2000008143A JP2001190793A JP 2001190793 A JP2001190793 A JP 2001190793A JP 2000008143 A JP2000008143 A JP 2000008143A JP 2000008143 A JP2000008143 A JP 2000008143A JP 2001190793 A JP2001190793 A JP 2001190793A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遊技盤裏面と機構盤との僅かな隙間にピアノ
線や樹脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる不
正行為を防止するための異物阻止突条を備えるパチンコ
遊技機において、電力供給用配線や信号送受用配線を好
適に敷設することができる様にする。 【解決手段】 遊技盤支持枠１は、遊技盤を支持するた
めの遊技盤支持領域Ａの下部に、板部材１０を備えてい
る。板部材１０には、遊技盤支持枠１の裏面と機構盤と
の隙間を通って下皿（図示せず）側から遊技盤側（遊技
盤支持領域Ａ側）へ異物が侵入するのを阻止するための
異物阻止突条１１が立設されており、異物阻止突条１１
に沿って、パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号
送受や各種装置への動作電力供給のための配線５を係止
するための配線係止部材１３が設けられており、配線５
は、配線係止部材１３に係止されることによって、異物
阻止突条１１に沿って敷設されている。
線や樹脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる不
正行為を防止するための異物阻止突条を備えるパチンコ
遊技機において、電力供給用配線や信号送受用配線を好
適に敷設することができる様にする。 【解決手段】 遊技盤支持枠１は、遊技盤を支持するた
めの遊技盤支持領域Ａの下部に、板部材１０を備えてい
る。板部材１０には、遊技盤支持枠１の裏面と機構盤と
の隙間を通って下皿（図示せず）側から遊技盤側（遊技
盤支持領域Ａ側）へ異物が侵入するのを阻止するための
異物阻止突条１１が立設されており、異物阻止突条１１
に沿って、パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号
送受や各種装置への動作電力供給のための配線５を係止
するための配線係止部材１３が設けられており、配線５
は、配線係止部材１３に係止されることによって、異物
阻止突条１１に沿って敷設されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
関し、特に、遊技盤裏面と機構盤との僅かな隙間にピア
ノ線や樹脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる
不正行為を防止するための機構を備えるパチンコ遊技機
に関する。
関し、特に、遊技盤裏面と機構盤との僅かな隙間にピア
ノ線や樹脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる
不正行為を防止するための機構を備えるパチンコ遊技機
に関する。
【０００２】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従
来、遊技盤裏面と機構盤との僅かな隙間にピアノ線や樹
脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる不正行為
を防止するため、パチンコ遊技機本体の裏面（詳しく
は、内枠に設けられている遊技盤支持枠）に、機構盤側
に突出する突条を備えるパチンコ遊技機（実公平７−４
９９８２号公報参照）が提案されている。このパチンコ
遊技機によれば、下皿からピアノ線や樹脂板等の異物を
挿入して役物等を誤動作させようとしても、突条によっ
て進入を阻止されるので、この種の不正行為を略完全に
防止することができる。
来、遊技盤裏面と機構盤との僅かな隙間にピアノ線や樹
脂板等の異物を挿入して役物等を誤動作させる不正行為
を防止するため、パチンコ遊技機本体の裏面（詳しく
は、内枠に設けられている遊技盤支持枠）に、機構盤側
に突出する突条を備えるパチンコ遊技機（実公平７−４
９９８２号公報参照）が提案されている。このパチンコ
遊技機によれば、下皿からピアノ線や樹脂板等の異物を
挿入して役物等を誤動作させようとしても、突条によっ
て進入を阻止されるので、この種の不正行為を略完全に
防止することができる。
【０００３】ところで、パチンコ遊技機には、多数の装
置が設置されており、信号送受や電力供給のための多数
の配線が敷設されている。例えば、パチンコ球発射装置
は、パチンコ遊技機の裏面側から見て、パチンコ遊技機
本体の左下部分に設置されており、機構盤の右下部分に
設置されている払出制御基板から動作電力の供給を受け
ている。具体的には、払出制御基板からパチンコ球発射
装置へ動作電力を供給するための電力供給用配線は、機
構盤に設置されている払出制御基板から、機構盤右端の
回動軸近傍を経由してパチンコ遊技機本体裏面の右下部
分に至り、そこからパチンコ遊技機本体裏面の左下部分
に設置されているパチンコ球発射装置まで敷設されてい
る。この様な経路で敷設されているので、電力供給用配
線は、機構盤の開閉の邪魔にならない。このため、電力
供給用配線を外すことなく機構盤を開いて点検，修理，
交換作業を行うことができる。従って、点検，修理，交
換作業に要する手間を削減することができると共に、電
力供給用配線の損傷を防止することができる。
置が設置されており、信号送受や電力供給のための多数
の配線が敷設されている。例えば、パチンコ球発射装置
は、パチンコ遊技機の裏面側から見て、パチンコ遊技機
本体の左下部分に設置されており、機構盤の右下部分に
設置されている払出制御基板から動作電力の供給を受け
ている。具体的には、払出制御基板からパチンコ球発射
装置へ動作電力を供給するための電力供給用配線は、機
構盤に設置されている払出制御基板から、機構盤右端の
回動軸近傍を経由してパチンコ遊技機本体裏面の右下部
分に至り、そこからパチンコ遊技機本体裏面の左下部分
に設置されているパチンコ球発射装置まで敷設されてい
る。この様な経路で敷設されているので、電力供給用配
線は、機構盤の開閉の邪魔にならない。このため、電力
供給用配線を外すことなく機構盤を開いて点検，修理，
交換作業を行うことができる。従って、点検，修理，交
換作業に要する手間を削減することができると共に、電
力供給用配線の損傷を防止することができる。
【０００４】しかし、この様な経路で敷設されると、電
力供給用配線は、必然的に非常に長くなる。同様に、信
号送受用配線の中にも、パチンコ遊技機の裏面下方の右
端から左端まで敷設されなければならないものがある。
このため、敷設された電力供給用配線や信号送受用配線
が垂れ下がらない様にする技術、敷設された電力供給用
配線や信号送受用配線が損傷しない様にする技術、でき
るだけ場所を取らずに電力供給用配線や信号送受用配線
を敷設する技術等が求められている。
力供給用配線は、必然的に非常に長くなる。同様に、信
号送受用配線の中にも、パチンコ遊技機の裏面下方の右
端から左端まで敷設されなければならないものがある。
このため、敷設された電力供給用配線や信号送受用配線
が垂れ下がらない様にする技術、敷設された電力供給用
配線や信号送受用配線が損傷しない様にする技術、でき
るだけ場所を取らずに電力供給用配線や信号送受用配線
を敷設する技術等が求められている。
【０００５】そこで、本発明は、遊技盤裏面と機構盤と
の僅かな隙間にピアノ線や樹脂板等の異物を挿入して役
物等を誤動作させる不正行為を防止するための異物阻止
突条を備えるパチンコ遊技機において、電力供給用配線
や信号送受用配線を好適に敷設することができる様にす
ることを目的とする。
の僅かな隙間にピアノ線や樹脂板等の異物を挿入して役
物等を誤動作させる不正行為を防止するための異物阻止
突条を備えるパチンコ遊技機において、電力供給用配線
や信号送受用配線を好適に敷設することができる様にす
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】この様
な目的を達成するため、第１の発明にかかるパチンコ遊
技機は、請求項１に記載されている様に、遊技島に固定
される外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内
枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記
内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支され
る機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との
隙間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入する
のを阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設され
る異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置
間の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチ
ンコ遊技機の裏面に敷設される配線と、該配線を係止す
るための配線係止部材と、を備えるパチンコ遊技機にお
いて、前記配線係止部材は、前記異物阻止突条の前記遊
技盤側に沿設されており、前記配線は、前記配線係止部
材により前記異物阻止突条に沿って敷設されていること
を特徴とする。
な目的を達成するため、第１の発明にかかるパチンコ遊
技機は、請求項１に記載されている様に、遊技島に固定
される外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内
枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記
内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支され
る機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との
隙間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入する
のを阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設され
る異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置
間の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチ
ンコ遊技機の裏面に敷設される配線と、該配線を係止す
るための配線係止部材と、を備えるパチンコ遊技機にお
いて、前記配線係止部材は、前記異物阻止突条の前記遊
技盤側に沿設されており、前記配線は、前記配線係止部
材により前記異物阻止突条に沿って敷設されていること
を特徴とする。
【０００７】本発明にかかるパチンコ遊技機では、パチ
ンコ球発射装置に動作電力を供給するための電力供給用
配線等の配線は、異物阻止突条の遊技盤側（上側）に沿
設されている配線係止部材に係止されるので、異物阻止
突条の遊技盤側（上側）に沿って敷設されることにな
る。このため、配線は、異物阻止突条によって下皿側
（下側）から支えられる格好となる。従って、仮に、配
線係止部材による係止作用が不十分であっても、異物阻
止突条よりも下皿側（下側）へ配線が垂れ下がることは
殆どない。
ンコ球発射装置に動作電力を供給するための電力供給用
配線等の配線は、異物阻止突条の遊技盤側（上側）に沿
設されている配線係止部材に係止されるので、異物阻止
突条の遊技盤側（上側）に沿って敷設されることにな
る。このため、配線は、異物阻止突条によって下皿側
（下側）から支えられる格好となる。従って、仮に、配
線係止部材による係止作用が不十分であっても、異物阻
止突条よりも下皿側（下側）へ配線が垂れ下がることは
殆どない。
【０００８】又、仮に、下皿側（下側）からピアノ線や
樹脂板等の異物が挿入されても、異物阻止突条の遊技盤
側（上側）に沿って敷設されている配線に異物が接触す
ることはないので、配線が損傷することはない。続い
て、第２の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項２に
記載されている様に、遊技島に固定される外枠に対して
開閉自在に設置される内枠と、該内枠に設けられ、遊技
盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内枠又は前記遊技盤
支持枠に対して開閉自在に軸支される機構盤と、前記遊
技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って下皿側
から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止するために
前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突条と、
パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、該配線を係止するための配線係止部
材と、を備えるパチンコ遊技機において、前記配線係止
部材は、前記異物阻止突条の前記下皿側に沿設されてお
り、前記配線は、前記配線係止部材により前記異物阻止
突条に沿って敷設されていることを特徴とする。
樹脂板等の異物が挿入されても、異物阻止突条の遊技盤
側（上側）に沿って敷設されている配線に異物が接触す
ることはないので、配線が損傷することはない。続い
て、第２の発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項２に
記載されている様に、遊技島に固定される外枠に対して
開閉自在に設置される内枠と、該内枠に設けられ、遊技
盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内枠又は前記遊技盤
支持枠に対して開閉自在に軸支される機構盤と、前記遊
技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って下皿側
から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止するために
前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突条と、
パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、該配線を係止するための配線係止部
材と、を備えるパチンコ遊技機において、前記配線係止
部材は、前記異物阻止突条の前記下皿側に沿設されてお
り、前記配線は、前記配線係止部材により前記異物阻止
突条に沿って敷設されていることを特徴とする。
【０００９】本発明にかかるパチンコ遊技機では、配線
は、異物阻止突条の下皿側（下側）に沿設されている配
線係止部材に係止されるので、異物阻止突条の下皿側
（下側）に沿って敷設されることになる。このため、配
線は、異物阻止突条によって遊技盤側（上側）から覆わ
れる格好となる。従って、仮に、遊技盤側（上側）から
パチンコ球等が落下してきても、異物阻止突条の下皿側
（下側）に沿って敷設されている配線にパチンコ球が衝
突することはないので、配線が損傷することはない。
は、異物阻止突条の下皿側（下側）に沿設されている配
線係止部材に係止されるので、異物阻止突条の下皿側
（下側）に沿って敷設されることになる。このため、配
線は、異物阻止突条によって遊技盤側（上側）から覆わ
れる格好となる。従って、仮に、遊技盤側（上側）から
パチンコ球等が落下してきても、異物阻止突条の下皿側
（下側）に沿って敷設されている配線にパチンコ球が衝
突することはないので、配線が損傷することはない。
【００１０】続いて、第３の発明にかかるパチンコ遊技
機は、請求項３に記載されている様に、遊技島に固定さ
れる外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内枠
に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内
枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支される
機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙
間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するの
を阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される
異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置間
の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチン
コ遊技機の裏面に敷設される配線と、を備えるパチンコ
遊技機において、前記異物阻止突条は、略平行に２本、
当該２本の異物阻止突条の隙間に前記配線を挿入可能な
間隔で立設されており、前記配線は、前記２本の異物阻
止突条の隙間に挿入されて敷設されていることを特徴と
する。
機は、請求項３に記載されている様に、遊技島に固定さ
れる外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内枠
に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内
枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支される
機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙
間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するの
を阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される
異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置間
の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチン
コ遊技機の裏面に敷設される配線と、を備えるパチンコ
遊技機において、前記異物阻止突条は、略平行に２本、
当該２本の異物阻止突条の隙間に前記配線を挿入可能な
間隔で立設されており、前記配線は、前記２本の異物阻
止突条の隙間に挿入されて敷設されていることを特徴と
する。
【００１１】本発明にかかるパチンコ遊技機では、配線
は、２本の異物阻止突条の隙間に挿入されて敷設される
ので、２本の異物阻止突条によって下皿側（下側）から
支えられると共に遊技盤側（上側）から覆われる格好と
なる。このため、配線が垂れ下がることはない。又、下
皿側（下側）からピアノ線や樹脂板等の異物が挿入され
ても、遊技盤側（上側）からパチンコ球等が落下してき
ても、配線と接触することはないので、配線が損傷する
ことはない。更に、２本の異物阻止突条の隙間に挿入さ
れて敷設されるので、第１の発明及び第２の発明にかか
るパチンコ遊技機では必須の構成要素である配線係止部
材を設置する必要がない。
は、２本の異物阻止突条の隙間に挿入されて敷設される
ので、２本の異物阻止突条によって下皿側（下側）から
支えられると共に遊技盤側（上側）から覆われる格好と
なる。このため、配線が垂れ下がることはない。又、下
皿側（下側）からピアノ線や樹脂板等の異物が挿入され
ても、遊技盤側（上側）からパチンコ球等が落下してき
ても、配線と接触することはないので、配線が損傷する
ことはない。更に、２本の異物阻止突条の隙間に挿入さ
れて敷設されるので、第１の発明及び第２の発明にかか
るパチンコ遊技機では必須の構成要素である配線係止部
材を設置する必要がない。
【００１２】続いて、第４の発明にかかるパチンコ遊技
機は、請求項４に記載されている様に、遊技島に固定さ
れる外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内枠
に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内
枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支される
機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙
間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するの
を阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される
異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置間
の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチン
コ遊技機の裏面に敷設される配線と、を備えるパチンコ
遊技機において、前記異物阻止突条に、前記配線を前記
遊技盤側から前記下皿側まで挿通可能な配線通路が複数
形成されており、前記配線は、前記配線通路に挿通され
て前記異物阻止突条を縫う様に前記遊技盤側及び前記下
皿側に沿って敷設されていることを特徴とする。
機は、請求項４に記載されている様に、遊技島に固定さ
れる外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内枠
に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、前記内
枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支される
機構盤と、前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙
間を通って下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するの
を阻止するために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される
異物阻止突条と、パチンコ遊技機を構成する各種装置間
の信号送受や各種装置への動作電力供給のためにパチン
コ遊技機の裏面に敷設される配線と、を備えるパチンコ
遊技機において、前記異物阻止突条に、前記配線を前記
遊技盤側から前記下皿側まで挿通可能な配線通路が複数
形成されており、前記配線は、前記配線通路に挿通され
て前記異物阻止突条を縫う様に前記遊技盤側及び前記下
皿側に沿って敷設されていることを特徴とする。
【００１３】本発明にかかるパチンコ遊技機では、配線
は、異物阻止突条に形成されている配線通路に挿通され
て異物阻止突条を縫う様に敷設されるので、第３の発明
にかかるパチンコ遊技機と同様に、第１の発明及び第２
の発明にかかるパチンコ遊技機では必須の構成要素であ
る配線係止部材を設置する必要がない。
は、異物阻止突条に形成されている配線通路に挿通され
て異物阻止突条を縫う様に敷設されるので、第３の発明
にかかるパチンコ遊技機と同様に、第１の発明及び第２
の発明にかかるパチンコ遊技機では必須の構成要素であ
る配線係止部材を設置する必要がない。
【００１４】又、第４の発明にかかるパチンコ遊技機
は、請求項５に記載されている様に、前記異物阻止突条
の前記遊技盤側又は前記下皿側の側壁に、前記配線を嵌
め込むことができる溝が形成されており、前記配線は、
前記遊技盤側又は前記下皿側にて前記溝内に敷設されて
いると更に良い。配線が溝内に敷設されることによって
配線の露出面積が小さくなれば、下皿側（下側）からピ
アノ線や樹脂板等の異物が挿入されても、遊技盤側（上
側）からパチンコ球等が落下してきても、配線と接触す
ることは殆どないので、配線が損傷し難い。
は、請求項５に記載されている様に、前記異物阻止突条
の前記遊技盤側又は前記下皿側の側壁に、前記配線を嵌
め込むことができる溝が形成されており、前記配線は、
前記遊技盤側又は前記下皿側にて前記溝内に敷設されて
いると更に良い。配線が溝内に敷設されることによって
配線の露出面積が小さくなれば、下皿側（下側）からピ
アノ線や樹脂板等の異物が挿入されても、遊技盤側（上
側）からパチンコ球等が落下してきても、配線と接触す
ることは殆どないので、配線が損傷し難い。
【００１５】又、第４の発明にかかるパチンコ遊技機に
おいて、配線通路は、鉛直方向に形成されていても良い
が、鉛直方向に形成されていると、ピアノ線等の細い異
物が配線通路を下皿側から遊技盤側へ通過してしまうお
それがあるので、請求項６に記載されている様に、前記
配線通路は、鉛直方向に対して斜めに形成されていると
更に良い。配線通路が鉛直方向に対して斜めに形成され
ていれば、ピアノ線等の細い異物であっても通過するこ
とは困難である。更に、請求項７に記載されている様
に、前記配線の敷設経路が稲妻形になる様に、鉛直方向
に対して右上がりの配線通路と左上がりの配線通路とが
交互に形成されていると良い。配線の敷設経路が稲妻形
であれば、敷設経路が矩形である場合に比べて、短くな
るので、敷設される配線を短くすることができる。
おいて、配線通路は、鉛直方向に形成されていても良い
が、鉛直方向に形成されていると、ピアノ線等の細い異
物が配線通路を下皿側から遊技盤側へ通過してしまうお
それがあるので、請求項６に記載されている様に、前記
配線通路は、鉛直方向に対して斜めに形成されていると
更に良い。配線通路が鉛直方向に対して斜めに形成され
ていれば、ピアノ線等の細い異物であっても通過するこ
とは困難である。更に、請求項７に記載されている様
に、前記配線の敷設経路が稲妻形になる様に、鉛直方向
に対して右上がりの配線通路と左上がりの配線通路とが
交互に形成されていると良い。配線の敷設経路が稲妻形
であれば、敷設経路が矩形である場合に比べて、短くな
るので、敷設される配線を短くすることができる。
【００１６】又、請求項８に記載されている様に、第１
の発明，第２の発明，第３の発明及び第４の発明にかか
るパチンコ遊技機において、前記異物阻止突条及び当該
異物阻止突条が立設されている近傍部分は、前記遊技盤
支持枠に対して着脱自在に構成されていると更に良い。
配線の数や太さはパチンコ遊技機毎に様々であるが、異
物阻止突条及び異物阻止突条が立設されている近傍部分
だけをパチンコ遊技機に応じて交換すれば、遊技盤支持
枠の残りの部分は様々なパチンコ遊技機において同一の
ものを使用することができる。このため、量産によって
パチンコ遊技機の生産コストを削減することができる。
の発明，第２の発明，第３の発明及び第４の発明にかか
るパチンコ遊技機において、前記異物阻止突条及び当該
異物阻止突条が立設されている近傍部分は、前記遊技盤
支持枠に対して着脱自在に構成されていると更に良い。
配線の数や太さはパチンコ遊技機毎に様々であるが、異
物阻止突条及び異物阻止突条が立設されている近傍部分
だけをパチンコ遊技機に応じて交換すれば、遊技盤支持
枠の残りの部分は様々なパチンコ遊技機において同一の
ものを使用することができる。このため、量産によって
パチンコ遊技機の生産コストを削減することができる。
【００１７】尚、第１の発明，第２の発明，第３の発明
及び第４の発明にかかるパチンコ遊技機において、内枠
と遊技盤支持枠とは、別体形成されていても良いし、合
成樹脂等により一体形成されていても良い。
及び第４の発明にかかるパチンコ遊技機において、内枠
と遊技盤支持枠とは、別体形成されていても良いし、合
成樹脂等により一体形成されていても良い。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。まず、本実施例のパチンコ遊技機の
構成について説明する。図１は、本実施例のパチンコ遊
技機の内枠に設置されている遊技盤支持枠をパチンコ遊
技機の裏面側から見た正面図である。図２は、遊技盤支
持枠に着脱自在に設置されている板部材の拡大斜視図で
ある。
基づいて説明する。まず、本実施例のパチンコ遊技機の
構成について説明する。図１は、本実施例のパチンコ遊
技機の内枠に設置されている遊技盤支持枠をパチンコ遊
技機の裏面側から見た正面図である。図２は、遊技盤支
持枠に着脱自在に設置されている板部材の拡大斜視図で
ある。
【００１９】本実施例のパチンコ遊技機は、遊技島に固
定される外枠に対して開閉自在に設置される内枠（図示
せず）に設けられ、遊技盤（図示せず）を支持する遊技
盤支持枠１と、遊技盤支持枠１に対して開閉自在に軸支
される機構盤（図示せず）と、を備える。尚、外枠，内
枠，機構盤は従来と同様の構成であるので、説明を省略
する。
定される外枠に対して開閉自在に設置される内枠（図示
せず）に設けられ、遊技盤（図示せず）を支持する遊技
盤支持枠１と、遊技盤支持枠１に対して開閉自在に軸支
される機構盤（図示せず）と、を備える。尚、外枠，内
枠，機構盤は従来と同様の構成であるので、説明を省略
する。
【００２０】遊技盤支持枠１は、遊技盤を支持するため
の遊技盤支持領域Ａの下部に、板部材１０を備えてい
る。板部材１０には、遊技盤支持枠１の裏面と機構盤と
の隙間を通って下皿（図示せず）側から遊技盤側（遊技
盤支持領域Ａ側）へ異物が侵入するのを阻止するための
異物阻止突条１１が立設されており、異物阻止突条１１
に沿って、パチンコ遊技機を構成するパチンコ球発射装
置３，払出制御基板（図示せず），音声制御基板（図示
せず）等の各種装置間の信号送受や各種装置への動作電
力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に敷設される配線
５を係止するための配線係止部材１３が設けられてい
る。そして、配線５は、配線係止部材１３に係止される
ことによって、異物阻止突条１１に沿って敷設されてい
る。
の遊技盤支持領域Ａの下部に、板部材１０を備えてい
る。板部材１０には、遊技盤支持枠１の裏面と機構盤と
の隙間を通って下皿（図示せず）側から遊技盤側（遊技
盤支持領域Ａ側）へ異物が侵入するのを阻止するための
異物阻止突条１１が立設されており、異物阻止突条１１
に沿って、パチンコ遊技機を構成するパチンコ球発射装
置３，払出制御基板（図示せず），音声制御基板（図示
せず）等の各種装置間の信号送受や各種装置への動作電
力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に敷設される配線
５を係止するための配線係止部材１３が設けられてい
る。そして、配線５は、配線係止部材１３に係止される
ことによって、異物阻止突条１１に沿って敷設されてい
る。
【００２１】又、板部材１０は、遊技盤支持枠１に複数
の螺子１７で固定されており、螺子１７を外すことで、
遊技盤支持枠１から取り外すことができる様に構成され
ている。即ち、異物阻止突条１１及び異物阻止突条１１
が立設されている近傍部分が、遊技盤支持枠１に対して
着脱自在に構成されているのである。
の螺子１７で固定されており、螺子１７を外すことで、
遊技盤支持枠１から取り外すことができる様に構成され
ている。即ち、異物阻止突条１１及び異物阻止突条１１
が立設されている近傍部分が、遊技盤支持枠１に対して
着脱自在に構成されているのである。
【００２２】尚、遊技盤支持枠１には、この他、機構盤
を開閉自在に軸支するための軸支部材２１，２２等が設
置されているが、説明は省略する。続いて、本実施例の
パチンコ遊技機の効果について説明する。本実施例のパ
チンコ遊技機では、パチンコ球発射装置３，払出制御基
板，音声制御基板等の各種装置間の信号送受や各種装置
への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に敷設
される配線５は、配線係止部材１３に係止されることに
よって、異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上
側）に沿って敷設されているので、配線５は、異物阻止
突条１１によって下皿側（下側）から支えられる格好と
なる。従って、仮に、配線係止部材１３による係止作用
が不十分であっても、異物阻止突条１１よりも下皿側
（下側）へ配線５が垂れ下がることは殆どない。
を開閉自在に軸支するための軸支部材２１，２２等が設
置されているが、説明は省略する。続いて、本実施例の
パチンコ遊技機の効果について説明する。本実施例のパ
チンコ遊技機では、パチンコ球発射装置３，払出制御基
板，音声制御基板等の各種装置間の信号送受や各種装置
への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に敷設
される配線５は、配線係止部材１３に係止されることに
よって、異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上
側）に沿って敷設されているので、配線５は、異物阻止
突条１１によって下皿側（下側）から支えられる格好と
なる。従って、仮に、配線係止部材１３による係止作用
が不十分であっても、異物阻止突条１１よりも下皿側
（下側）へ配線５が垂れ下がることは殆どない。
【００２３】又、仮に、下皿側（下側）からピアノ線や
樹脂板等の異物が挿入されても、異物阻止突条１１の遊
技盤支持領域Ａ側（上側）に沿って敷設されている配線
５に異物が接触することはないので、配線５が損傷する
ことはない。又、板部材１０を遊技盤支持枠１から取り
外して交換することができるので、配線５の数や太さに
応じて、最適な異物阻止突条１１及び配線係止部材１３
を有する板部材１０を交換すれば、遊技盤支持枠１の残
りの部分は様々なパチンコ遊技機において同一のものを
使用することができる。このため、量産によってパチン
コ遊技機の生産コストを削減することができる。
樹脂板等の異物が挿入されても、異物阻止突条１１の遊
技盤支持領域Ａ側（上側）に沿って敷設されている配線
５に異物が接触することはないので、配線５が損傷する
ことはない。又、板部材１０を遊技盤支持枠１から取り
外して交換することができるので、配線５の数や太さに
応じて、最適な異物阻止突条１１及び配線係止部材１３
を有する板部材１０を交換すれば、遊技盤支持枠１の残
りの部分は様々なパチンコ遊技機において同一のものを
使用することができる。このため、量産によってパチン
コ遊技機の生産コストを削減することができる。
【００２４】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は前述した実施例に何等限定されるものでは
なく、更に種々の態様において実施しても良いことはも
ちろんである。例えば、実施例では、配線係止部材１３
は異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上側）に沿
って設けられており、配線５は、異物阻止突条１１によ
って下皿側（下側）から支えられる格好となっている
が、配線係止部材１３は、異物阻止突条１１の下皿側
（下側）に沿って設けられていても良い。この様に構成
されている場合には、配線５は、異物阻止突条１１の下
皿側（下側）に沿って敷設されることになる。このた
め、配線５は、異物阻止突条１１によって遊技盤側（上
側）から覆われる格好となる。従って、仮に、遊技盤支
持領域Ａ側（上側）からパチンコ球等が落下してきて
も、異物阻止突条１１の下皿側（下側）に沿って敷設さ
れている配線５にパチンコ球が衝突することはないの
で、配線５が損傷することはない。
が、本発明は前述した実施例に何等限定されるものでは
なく、更に種々の態様において実施しても良いことはも
ちろんである。例えば、実施例では、配線係止部材１３
は異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上側）に沿
って設けられており、配線５は、異物阻止突条１１によ
って下皿側（下側）から支えられる格好となっている
が、配線係止部材１３は、異物阻止突条１１の下皿側
（下側）に沿って設けられていても良い。この様に構成
されている場合には、配線５は、異物阻止突条１１の下
皿側（下側）に沿って敷設されることになる。このた
め、配線５は、異物阻止突条１１によって遊技盤側（上
側）から覆われる格好となる。従って、仮に、遊技盤支
持領域Ａ側（上側）からパチンコ球等が落下してきて
も、異物阻止突条１１の下皿側（下側）に沿って敷設さ
れている配線５にパチンコ球が衝突することはないの
で、配線５が損傷することはない。
【００２５】又、異物阻止突条１１を略平行に２本設
け、２本の異物阻止突条１１の隙間に配線５を挿入して
係止する様に構成されていても良い。この様に構成され
ている場合には、配線５は、２本の異物阻止突条１１に
よって下皿側（下側）から支えられると共に遊技盤支持
領域Ａ側（上側）から覆われる格好となる。このため、
配線５が垂れ下がることはない。又、下皿側（下側）か
らピアノ線や樹脂板等の異物が挿入されても、遊技盤支
持領域Ａ側（上側）からパチンコ球等が落下してきて
も、配線５と接触することはないので、配線５が損傷す
ることはない。更に、２本の異物阻止突条１１の隙間間
隔を配線５の太さに合わせれば、配線５をしっかりと係
止することができるので、配線係止部材１３を設置する
必要がない。
け、２本の異物阻止突条１１の隙間に配線５を挿入して
係止する様に構成されていても良い。この様に構成され
ている場合には、配線５は、２本の異物阻止突条１１に
よって下皿側（下側）から支えられると共に遊技盤支持
領域Ａ側（上側）から覆われる格好となる。このため、
配線５が垂れ下がることはない。又、下皿側（下側）か
らピアノ線や樹脂板等の異物が挿入されても、遊技盤支
持領域Ａ側（上側）からパチンコ球等が落下してきて
も、配線５と接触することはないので、配線５が損傷す
ることはない。更に、２本の異物阻止突条１１の隙間間
隔を配線５の太さに合わせれば、配線５をしっかりと係
止することができるので、配線係止部材１３を設置する
必要がない。
【００２６】又、図３（ａ）に示す様に、異物阻止突条
１１に、配線５（図示せず）を遊技盤支持領域Ａ側（上
側）から下皿側（下側）まで挿通可能な配線通路１１ａ
を形成し、配線通路１１ａを通って異物阻止突条１１を
縫う様に配線５を敷設しても良い。この様に構成されて
いる場合には、異物阻止突条１１を縫う様に配線５が敷
設され、配線５がしっかりと係止されるので、配線係止
部材１３を設置する必要がない。尚、配線通路１１ａ
は、鉛直方向に形成されていても良いが、鉛直方向に形
成されていると、ピアノ線等の細い異物が配線通路１１
ａを下皿側（下側）から遊技盤支持領域Ａ側（上側）へ
通過してしまうおそれがあるので、図３（ａ）に示す様
に、配線通路１１ａは、鉛直方向に対して斜めに形成さ
れている方が好ましい。配線通路１１ａが鉛直方向に対
して斜めに形成されていれば、ピアノ線等の細い異物で
あっても通過することは困難である。又、図３（ａ）に
示す様に、鉛直方向に対して右上がりの配線通路と左上
がりの配線通路とが交互に形成されていれば、配線の敷
設経路が稲妻形になり、敷設される配線を短くすること
ができる。
１１に、配線５（図示せず）を遊技盤支持領域Ａ側（上
側）から下皿側（下側）まで挿通可能な配線通路１１ａ
を形成し、配線通路１１ａを通って異物阻止突条１１を
縫う様に配線５を敷設しても良い。この様に構成されて
いる場合には、異物阻止突条１１を縫う様に配線５が敷
設され、配線５がしっかりと係止されるので、配線係止
部材１３を設置する必要がない。尚、配線通路１１ａ
は、鉛直方向に形成されていても良いが、鉛直方向に形
成されていると、ピアノ線等の細い異物が配線通路１１
ａを下皿側（下側）から遊技盤支持領域Ａ側（上側）へ
通過してしまうおそれがあるので、図３（ａ）に示す様
に、配線通路１１ａは、鉛直方向に対して斜めに形成さ
れている方が好ましい。配線通路１１ａが鉛直方向に対
して斜めに形成されていれば、ピアノ線等の細い異物で
あっても通過することは困難である。又、図３（ａ）に
示す様に、鉛直方向に対して右上がりの配線通路と左上
がりの配線通路とが交互に形成されていれば、配線の敷
設経路が稲妻形になり、敷設される配線を短くすること
ができる。
【００２７】又、異物阻止突条１１に配線通路１１ａが
形成されている場合、更に、図３（ｂ），（ｃ）に示す
様に、異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上側）
又は下皿側（下側）の側壁に、配線５を嵌め込むことが
できる溝１１ｂを形成し、配線５を溝１１ｂ内に敷設す
ると更に良い。尚、図３（ｃ）は配線５が溝１１ｂ内に
敷設されることによって配線５の露出面積が小さくなれ
ば、下皿側（下側）からピアノ線や樹脂板等の異物が挿
入されても、遊技盤支持領域Ａ側（上側）からパチンコ
球等が落下してきても、配線５と接触することは殆どな
いので、配線５が損傷し難い。又、配線５が見え難くな
るので、パチンコ遊技機の美観が損なわれることを防止
することもできる。
形成されている場合、更に、図３（ｂ），（ｃ）に示す
様に、異物阻止突条１１の遊技盤支持領域Ａ側（上側）
又は下皿側（下側）の側壁に、配線５を嵌め込むことが
できる溝１１ｂを形成し、配線５を溝１１ｂ内に敷設す
ると更に良い。尚、図３（ｃ）は配線５が溝１１ｂ内に
敷設されることによって配線５の露出面積が小さくなれ
ば、下皿側（下側）からピアノ線や樹脂板等の異物が挿
入されても、遊技盤支持領域Ａ側（上側）からパチンコ
球等が落下してきても、配線５と接触することは殆どな
いので、配線５が損傷し難い。又、配線５が見え難くな
るので、パチンコ遊技機の美観が損なわれることを防止
することもできる。
【００２８】又、パチンコ遊技機は、内枠と遊技盤支持
枠とが別体形成され、木螺子や接着剤等で遊技盤支持枠
を内枠に固定する様に構成されているものであっても良
いし、合成樹脂等により内枠と遊技盤支持枠とが一体形
成されているものであっても良い。
枠とが別体形成され、木螺子や接着剤等で遊技盤支持枠
を内枠に固定する様に構成されているものであっても良
いし、合成樹脂等により内枠と遊技盤支持枠とが一体形
成されているものであっても良い。
【図１】 実施例のパチンコ遊技機の内枠に設置されて
いる遊技盤支持枠をパチンコ遊技機の裏面側から見た正
面図である。
いる遊技盤支持枠をパチンコ遊技機の裏面側から見た正
面図である。
【図２】 遊技盤支持枠に着脱自在に設置されている板
部材の拡大斜視図である。
部材の拡大斜視図である。
【図３】 異物阻止突条の変形例を説明するための板部
材の斜視図（ａ），（ｂ）及び斜視図（ｂ）における異
物阻止突条１１の拡大図（ｃ）である。
材の斜視図（ａ），（ｂ）及び斜視図（ｂ）における異
物阻止突条１１の拡大図（ｃ）である。
１…遊技盤支持枠 ３…パチンコ球発射装置 ５…
配線 １０…板部材 １１…異物阻止突条 １１
ａ…配線通路 １１ｂ…溝 １３…配線係止部材
１７…螺子 ２１，２２…軸支部材 Ａ…遊技盤
支持領域。
配線 １０…板部材 １１…異物阻止突条 １１
ａ…配線通路 １１ｂ…溝 １３…配線係止部材
１７…螺子 ２１，２２…軸支部材 Ａ…遊技盤
支持領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田結 誠 東京都中野区新井４丁目４番３号 (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町２丁目102番地 (72)発明者 永井 相治郎 愛知県名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会社真城内 (72)発明者 向井 伸二 愛知県名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会社真城内 Ｆターム(参考） 2C088 BC34 DA21 EA07 EA09 EA15 EA34
Claims (8)
- 【請求項１】 遊技島に固定される外枠に対して開閉自
在に設置される内枠と、 該内枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、 前記内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支
される機構盤と、 前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って
下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止する
ために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突
条と、 パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、 該配線を係止するための配線係止部材と、 を備えるパチンコ遊技機において、 前記配線係止部材は、前記異物阻止突条の前記遊技盤側
に沿設されており、 前記配線は、前記配線係止部材により前記異物阻止突条
に沿って敷設されていることを特徴とするパチンコ遊技
機。 - 【請求項２】 遊技島に固定される外枠に対して開閉自
在に設置される内枠と、 該内枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、 前記内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支
される機構盤と、 前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って
下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止する
ために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突
条と、 パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、 該配線を係止するための配線係止部材と、 を備えるパチンコ遊技機において、 前記配線係止部材は、前記異物阻止突条の前記下皿側に
沿設されており、 前記配線は、前記配線係止部材により前記異物阻止突条
に沿って敷設されていることを特徴とするパチンコ遊技
機。 - 【請求項３】 遊技島に固定される外枠に対して開閉自
在に設置される内枠と、 該内枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、 前記内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支
される機構盤と、 前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って
下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止する
ために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突
条と、 パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、 を備えるパチンコ遊技機において、 前記異物阻止突条は、略平行に２本、当該２本の異物阻
止突条の隙間に前記配線を挿入可能な間隔で立設されて
おり、 前記配線は、前記２本の異物阻止突条の隙間に挿入され
て敷設されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項４】 遊技島に固定される外枠に対して開閉自
在に設置される内枠と、 該内枠に設けられ、遊技盤を支持する遊技盤支持枠と、 前記内枠又は前記遊技盤支持枠に対して開閉自在に軸支
される機構盤と、 前記遊技盤支持枠の裏面と前記機構盤との隙間を通って
下皿側から前記遊技盤側へ異物が侵入するのを阻止する
ために前記遊技盤支持枠の裏面に立設される異物阻止突
条と、 パチンコ遊技機を構成する各種装置間の信号送受や各種
装置への動作電力供給のためにパチンコ遊技機の裏面に
敷設される配線と、 を備えるパチンコ遊技機において、 前記異物阻止突条に、前記配線を前記遊技盤側から前記
下皿側まで挿通可能な配線通路が複数形成されており、 前記配線は、前記配線通路に挿通されて前記異物阻止突
条を縫う様に前記遊技盤側及び前記下皿側に沿って敷設
されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 【請求項５】 前記異物阻止突条の前記遊技盤側又は前
記下皿側の側壁に、前記配線を嵌め込むことができる溝
が形成されており、 前記配線は、前記遊技盤側又は前記下皿側にて前記溝内
に敷設されていることを特徴とする請求項４に記載のパ
チンコ遊技機。 - 【請求項６】 前記配線通路は、鉛直方向に対して斜め
に形成されていることを特徴とする請求項４又は５に記
載のパチンコ遊技機。 - 【請求項７】 前記配線の敷設経路が稲妻形になる様
に、鉛直方向に対して右上がりの配線通路と左上がりの
配線通路とが交互に形成されていることを特徴とする請
求項６に記載のパチンコ遊技機。 - 【請求項８】 前記異物阻止突条及び当該異物阻止突条
が立設されている近傍部分は、前記遊技盤支持枠に対し
て着脱自在に構成されていることを特徴とする請求項１
乃至７の何れかに記載のパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000008143A JP4565686B2 (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000008143A JP4565686B2 (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | パチンコ遊技機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001190793A true JP2001190793A (ja) | 2001-07-17 |
| JP4565686B2 JP4565686B2 (ja) | 2010-10-20 |
Family
ID=18536466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000008143A Expired - Fee Related JP4565686B2 (ja) | 2000-01-17 | 2000-01-17 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4565686B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007014416A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Heiwa Corp | パチンコ遊技機の複合入賞部品 |
| JP2007260048A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
| JP2007313165A (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
Citations (9)
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| JPS60160021U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-24 | 株式会社リコー | 電装ハ−ネスの固定装置 |
| JPS6228484U (ja) * | 1985-08-03 | 1987-02-20 | ||
| JPH02129782U (ja) * | 1988-09-09 | 1990-10-25 | ||
| JPH0749982Y2 (ja) * | 1991-05-28 | 1995-11-15 | 奥村遊機株式會社 | パチンコ機 |
| JPH0852264A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
| JPH08164248A (ja) * | 1994-12-14 | 1996-06-25 | Heiwa Corp | パチンコ機の不正遊技防止装置 |
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| JPH1187025A (ja) * | 1997-09-04 | 1999-03-30 | N Ee:Kk | 表皮電流加熱装置 |
-
2000
- 2000-01-17 JP JP2000008143A patent/JP4565686B2/ja not_active Expired - Fee Related
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