JP2001189786A - 携帯電話などの携帯無線通信装置 - Google Patents

携帯電話などの携帯無線通信装置

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JP2001189786A
JP2001189786A JP2000334341A JP2000334341A JP2001189786A JP 2001189786 A JP2001189786 A JP 2001189786A JP 2000334341 A JP2000334341 A JP 2000334341A JP 2000334341 A JP2000334341 A JP 2000334341A JP 2001189786 A JP2001189786 A JP 2001189786A
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antenna
portable wireless
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Henning Stene
ヘニング・ステーン
Inge Soerensen
インゲ・ソレンセン
Martin Svedberg
マルティン・スヴェドベルク
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MAGCOM AS
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    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
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    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線通信装置、特に、小型設計を有する
と同時にユーザの身体への電磁放射被曝を低減する携帯
電話を提供すること。 【解決手段】 本発明は、アンテナ(40)と、送信機
(110)、受信機(76)、および表示手段(50)
を含むハウジング(12、16)とを有し、ハウジング
(12、16)が少なくとも一部分は電磁シールド材料
で作られ、使用時に前記アンテナ(40)が前記ハウジ
ング(12、16)の後ろまたは内部にシールドされる
ように配置される、携帯電話(10)などの携帯無線通
信装置を提供する。好ましくは、ハウジングはアルミニ
ウム、マグネシウム、チタン、またはその合金で作られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線通信装置
に関し、より詳細には携帯電話の使用時にユーザの身体
に対する放射被曝を低減する携帯電話の保護RF(無線
周波数)シールドに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、移動電話またはセルラー電話など
の携帯無線通信装置は広く使用されている。導入以来、
セルラー業界は、ハンドヘルド携帯電話のサイズと重量
を大幅に低減することに成功してきた。また、携帯電話
の性能も大幅に改善され、機能性も大幅に拡張されてき
た。しかし、ユーザの身体と携帯電話の電磁放射との相
互作用という潜在的な問題は基本的に同じままである。
一般に無線伝送は、通常、装置のハウジングの最上部に
位置するユニポール空中線またはアンテナから行われ
る。一般に合成材料から作成される装置の本体からは他
の放射も放出される。装置のその材料は携帯電話によっ
て一般に使用される周波数の電磁放射に対して実質的に
透明である。最新の小型携帯電話のサイズの低減によ
り、アンテナとユーザの頭との距離がさらに短くなるに
つれて、ユーザ、特に脳および神経組織が放射を浴び、
その結果として健康障害を引き起こす潜在的な危険性が
さらに大きくなっている。
【0003】ユーザの身体へのエネルギー吸収を最小限
にすることは、安全制限の遵守を達成するという問題だ
けではない。アンテナの放射効率に及ぼす影響と、した
がって携帯電話の効率のよい使い方についても考慮しな
ければならない。現在使用可能な携帯電話は、装置の優
れた放射効率と小型で放射放出の低い設計という両方の
要件を満たしているわけではない。
【0004】たとえば、WO94/18817号によ
り、動作条件下でアンテナ手段とユーザとの間で移動さ
れるシールドを含む無線通信用装置が知られている。こ
のシールドは、ヒンジまたは横断ガイド手段などにより
携帯電話のハウジングに可動式に接続される個別のカバ
ー板の形を有する。使用時にカバー・シールドは、その
低位置からその上部シールド位置に移動し、携帯電話の
ハウジングの上に配置されたアンテナの放射セクション
とユーザの頭との間に位置する。アンテナからユーザが
受ける電磁放射被曝は低減されるが、このような携帯電
話の設計は個別の電磁シールド手段の使用により高価な
ものになる。
【0005】もう1つの既知の手法は、個別のシールド
装置によって、電話のハウジングの上に位置する携帯電
話のアンテナをカバーまたはカプセル化することにあ
る。このシールド技法の例は、米国特許第555052
5号または米国特許第5777586号に開示されてい
る。
【0006】EP0915572A1号から既知のもう
1つの例によれば、携帯電話の空中線からの放射の減衰
が高い材料で作られた個別のケースに携帯電話を入れる
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一目的は、携帯無線通信装置、特に、小型設計を有する
と同時にユーザの身体への電磁放射被曝を低減する携帯
電話を提供することにある。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、携帯無線通
信装置、特に、組立ておよび分解を容易に行えるハウジ
ングを有する携帯電話を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、一態様によれ
ば、本発明は、携帯電話などの携帯無線通信装置を対象
とし、アンテナと、送信機、受信機、および表示手段を
含むハウジングとを有し、このハウジングは少なくとも
一部分は電磁シールド材料で作られ、使用時に空中線は
前記ハウジングの後ろまたは内部にシールドされるよう
に配置される。このため、ハウジング自体は、無線通信
装置のアンテナによって放出される磁気または電磁放射
に対する放射シールドとして使用することになる。ユー
ザの身体との相互作用は、携帯無線通信装置が動作モー
ドになっているときにシールド・ハウジングの少なくと
も一部をユーザとアンテナとの間に配置することによっ
て防止される。これにより、アンテナからの放射によっ
て及ぼされるユーザの身体の影響が低減され、それによ
り、アンテナの放射効率が改善され、ユーザの身体に対
して潜在的な放射健康障害を引き起こす危険性がさらに
低減される。本発明の携帯電話のハウジングに特有なR
Fシールドによる優れた放射効率は、送信出力の低減、
バッテリの小型軽量化、通話時間の延長など、相当な技
術的利点をもたらす。本発明によるアンテナの配置は、
装置の設計に関する新しい代替実施形態を提供すると当
時に、性能の大幅な向上をもたらす。電話の使用時に携
帯電話ハウジングの裏面の後ろまたは裏面上にアンテナ
を取り付けるか、あるいは携帯電話ハウジングの内部に
一体化することにより、ユーザの身体への被爆を低減す
ることができる。
【0010】ハウジングの機能的一体部分としてRFシ
ールドを形成すると、個別のシールド要素の必要性なし
に、装置の設計は小型のままになり、サイズと重量は低
減される。
【0011】本発明の好ましい実施態様では、携帯無線
通信装置のハウジングは少なくとも第1および第2のハ
ウジング部分を含み、第2のハウジング部分は送信機、
受信機、および表示手段のうちの少なくとも1つを収容
し、動作位置と休止位置との間で移動可能になるように
第1のハウジング部分と相互接続される。通信装置のア
ンテナは好ましくは、ハウジング部分がそれぞれの動作
位置に移動したときにアンテナが第2のハウジング部分
の後ろに配置されるように第1のハウジング部分に配置
されている。第2のシールド・ハウジング部分のこの配
置は、ユーザの身体、特にユーザの頭におけるアンテナ
放射の比吸収率(SAR)を大幅に低減する。別法とし
て、アンテナは好ましくは、ユーザの頭とアンテナとの
間に少なくとも第2のハウジング部分のシールド前面が
くるように、第2のハウジング部分の裏面または第2の
ハウジング部分の内部に配置することもできる。好まし
くは、第1および第2のハウジング部分は、休止位置に
あるときに両方のハウジング部分が基本的に互いをカバ
ーし、それにより、小型性の要件を満足する折り畳み式
通信装置を提供するように、ヒンジによって互いに回転
式に接続される。
【0012】好ましくは、平面アンテナは、ユーザの頭
から離れたハウジングの裏面上など、シールド・ハウジ
ング上に位置するか、またはハウジング内部に一体化さ
れる。このような平面アンテナは、優れた受信/放出特
性を示し、従来のアンテナに比べ、相当なサイズ低減を
達成する。
【0013】原則的に、アンテナの電磁放射の一部をユ
ーザの身体から離れる方向のオープン・スペース内に流
れ込むように反射および/または転送させることによっ
てハウジングのRFシールド有効を得ることができる。
本発明の好ましい実施態様では、携帯通信装置のハウジ
ングの少なくとも一部、特に前記第1および第2のハウ
ジング部分の少なくとも一方が放射反射要素として動作
するように構成されている。最近の科学的研究によれ
ば、放射効率が改善された移動電話に関する設計目標は
ユーザの頭上での最大入射磁界を最小限にすることであ
る。本発明者らは、アンテナが装置のシールド・ハウジ
ングに反射式に結合されているときに、すべての性能パ
ラメータが標準的な構成に比べ大幅に改善される可能性
があることに気づいた。生体組織は放射に対する透過率
が高いので、誘導結合は重要な要因になる可能性があ
る。当然のことながら、反射要素として動作するハウジ
ングの構成および反射要素とアンテナとの分離は変化さ
せることができる。好ましくは、このハウジングは少な
くとも一部分は携帯通信装置が動作モードになっている
ときにアンテナによって角度を決める。その角度はアン
テナの受信および放射の所定のパターンを決める。ユー
ザの頭に向かう方向の電磁放射の低減はこの角度の関数
である。ユーザの頭に入射する最大電界強度は、この角
度の値が減少するにつれて減少する。ユーザの頭から離
れる方向に放出される有効放射効率は、本発明によるシ
ールド保護なしの動作に比べ、非常に重要な改善を示
す。さらに、アンテナによって外部空間に放出される放
射の指向性をさらに左右するために、好ましくは携帯通
信装置のハウジング内に指向性手段を含めることができ
る。当業者には明らかになるように、ハウジングの反射
および/または転送特性は、アンテナ放射に影響する可
能性があり、たとえば反射式に結合されたダイポールま
たは平面アンテナによってアンテナの設計時に考慮しな
ければならない。
【0014】好ましくは、携帯通信装置のハウジングは
少なくとも一部分は、金属、たとえばアルミニウム、マ
グネシウム、チタン、もしくはその合金、または、導電
性材料、たとえば金属強化プラスチック、炭素繊維強化
プラスチック、金属ABS(アクリロニトリルブタジエ
ンスチレン)樹脂、金属PP(ポリプロピレン)樹脂、
もしくは金属PE(ポリエチレン)樹脂を含む合成樹
脂、または、珪素強化ゴムもしくは炭素強化ゴムなどの
導電性材料を含むゴムおよびエラストマー材料などの導
電性材料で作られるかまたはそれを含み、それにより、
より軽量のものになり、習慣的に携帯するのに十分な強
度で構築される。導電性ハウジングは好ましくは、携帯
通信装置の電気アースに接続することができる。
【0015】携帯無線通信装置の他の好ましい実施態様
では、ハウジングの少なくとも一部は、通信装置に含ま
れる電子コンポーネントを取り囲んでいる。好ましく
は、磁気および電磁作用または外部への電磁信号の放射
から電子コンポーネントを保護するために、1つまたは
複数のシールド層が電子コンポーネント付近の前記ハウ
ジング内にさらに組み込まれる。
【0016】ハウジング内の開口部は好ましくは、外部
からの電磁作用または外部への放射からの保護を行う適
切なシールド・プラグによって密封することができる。
【0017】本発明の他の態様によれば、携帯無線通信
装置のハウジングは、内側ケーシングと、外側ケーシン
グと、少なくとも1つの中間シャーシを備えたサンドイ
ッチ構造である。好ましくは、内側ケーシングおよび/
または外側ケーシングは可撓性のロック・メカニズムに
よって中間シャーシと相互接続される。その中間シャー
シは可撓性の部分を収容する少なくとも1つのアパーチ
ャを含む。一方、内部および/または外側ケーシングは
前記アパーチャ内に挿入し押し込むべき少なくとも1つ
のそれぞれの拡張部分を含む。内部および/または外側
ケーシング上の前記対応するロック・アパーチャ内に中
間シャーシ上の前記ロック突出部を位置決めできるよう
に中間シャーシに対して内部および/または外側ケーシ
ングを回転することができる。
【0018】本発明の他の態様によれば、携帯無線通信
装置はハウジングを有し、少なくとも一部分は実質的に
平面の支持表面を有するハウジングは、たとえばデスク
上に位置するかまたは充電ステーションまたはパーソナ
ル・コンピュータ・ドッキング・ステーションなどのド
ッキング・ステーション内に取り付けられたときに前記
携帯無線通信装置を支持するための摩擦支持手段を含
む。好ましくは、その支持手段は、合成または天然ゴム
あるいはいずれかの人工エラストマー材料などの高度に
摩擦性かつ可撓性の材料で作られ、好ましくは追加の電
磁シールドを行うための導電性要素を含む。
【0019】本発明のさらに他の態様は、少なくとも2
つのハウジング部分を含み、前記ハウジング部分が好ま
しくはヒンジによって互いに回転式に接続され、前記ハ
ウジング部分が第1の位置または休止位置と第2の位置
または動作位置との間で移動できるようになっており、
その回転接続が少なくとも1つの他の位置または第1お
よび第2の位置間の任意の位置でハウジング部分を位置
決めし維持できるようになっている携帯無線通信装置で
ある。好ましくは、ディスプレイはそのほとんどの部分
用のハウジング部分のうちの1つを占有する。
【0020】本発明の他の特徴および利点は、添付図面
に関連して以下に示す本発明の好ましい実施態様の説明
を検討すれば明らかになるだろう。
【0021】
【発明の実施の形態】携帯または移動電話に関して本発
明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明がその適用
例において以下の説明に記載するかまたは添付図面に図
示する構造の詳細およびコンポーネントの配置に限定さ
れないことを理解すべきである。本発明は、他の実施形
態を含むかまたは同様の電磁波を放出する携帯無線通信
装置で実施することができる。また、本明細書で使用す
る表現および用語は説明のためのものであり、限定と見
なすべきではないことも理解すべきである。
【0022】番号10で全体として示されている図1に
示す本発明の好ましい実施形態による携帯または移動電
話は、ヒンジ14により出力ハウジング・セクション1
6に接続された入力ハウジング・セクション12を含
む。ヒンジ14は、入力ハウジング・セクション12を
動作できるようにする携帯電話10の開位置または動作
位置(図1を参照)から入力ハウジング・セクション1
2の動作を禁止する携帯電話10の閉位置または休止位
置(図2を参照)へ入力ハウジング・セクション12と
出力ハウジング・セクション16を回転させる。したが
って、ヒンジ14は、携帯電話10を折り畳み、それに
より、携帯電話10の長さを短縮し、その小型性を改善
するための手段となっている。携帯電話10のユーザの
近接身体部分を電話10によって放出された電磁放射か
らシールドするかまたは少なくともユーザの放射被曝を
低減するために、入力ハウジング・セクション12と出
力ハウジング・セクション16はどちらも電磁シールド
材料で作られている。
【0023】入力ハウジング・セクション12は、携帯
電話10が開位置にあるときは携帯電話10のユーザに
とってアクセス可能であり、携帯電話10が閉位置にあ
るときは携帯電話10のユーザにとってアクセス不能な
内側表面20を有する内側部分18を含む。入力ハウジ
ング・セクション12は、内側表面20に平行に配置さ
れた外側支持表面24(図1では見えない)を有する外
側部分22をさらに含む。外側部分22の外側支持表面
24は、たとえばテーブル上またはユーザの手の中で携
帯電話10を支持するための基本的に平面状の表面であ
る。
【0024】番号26によって全体として示されている
キーパッドは、内側部分18の内側表面20に位置決め
されている。キーパッド26は、たとえば電話番号をダ
イヤルすること、メッセージの作成、削除、送信、また
は読取り、アドレス・ブックへのアドレスの書込み、ア
ドレスブックからの読取り、または除去、あるいは様々
なメニューの切替えなどの様々なタスクを実行するため
に携帯電話10を操作するための手段である。キーパッ
ド26は好ましくは、12個の数字および英字キー28
と、メニュー・ファンクション・キー32と、選択また
はエンターキー30aと、取消しキー30bと、矢印キ
ー34と、ON/OFFファンクション・キー36とを
含む。入力ハウジング・セクション12の内側部分18
の内側表面20は、図5aに示すように穴38の下に配
置されたマイクロホン110との音響通信を確立するた
めの開口部または穴38をさらに含む。
【0025】携帯電話10のアンテナは、携帯電話10
の入力ハウジング・セクション12の上面に支持され、
そこから延びる空中線40の形にすることができる。空
中線40は、携帯電話間または携帯電話と標準の固定電
話ならびにインターネットのようなグローバル・コンピ
ュータ・ネットワークなどの他の無線通信システムとの
間で電話の呼、メッセージ、情報データなどの通信信号
を収集し分配する通信局に電磁信号を送信し、通信局か
ら電磁信号を受信する。
【0026】空中線40は、へリックス・タイプのアン
テナにするかまたはダイポール構成とすることができ
る。しかし、このアンテナは好ましくは、ユーザの頭か
ら離れた入力ハウジング・セクション12または出力ハ
ウジング・セクション16の内部に完全に一体化された
平面タイプのアンテナにすることもでき、そこでアンテ
ナの放射はアンテナとユーザの頭との間に位置するハウ
ジング部分によってシールドされる。出力ハウジング・
セクション16の内部の平面アンテナの配置の一例につ
いては、図4に関して後述する。
【0027】出力ハウジング・セクション16は、携帯
電話10が開位置(図1を参照)にあるときは携帯電話
10のユーザにとってアクセス可能であり、携帯電話1
0が閉位置(図2を参照)にあるときは携帯電話10の
ユーザにとってアクセス不能な内側表面44を有する内
側部分42を含む。出力ハウジング・セクション16
は、内側部分42の内側表面44にほぼ平行な外側表面
48(図1では見えない)を有する外側部分46をさら
に含む。外側表面48と外側支持表面24は、携帯電話
10が閉位置にあるときに内側表面18および44用の
保護カバーとなっている。
【0028】大型表示セクション50は、たとえば携帯
電話10用の操作メニューなどの表示メニューを含む、
出力ハウジング・セクション16の内側表面44に配置
されている。表示セクション50は、液晶ディスプレイ
(LCD)または同様の半導体タイプのディスプレイで
構成することができ、矢印キー34を押すことによって
カーソルを移動させ、選択キー32を押すことによって
メニューを選択することにより携帯電話10のユーザが
表示セクション50にリストされた任意の好ましいメニ
ューを選択できるようにするためのものである。出力ハ
ウジング・セクション16は、図4に示すように一連の
スロット52の下に配置されたスピーカ76をさらに含
む。これらのスロット52は、ユーザの耳への音響通信
を確立する。
【0029】図2a、図2b、図2cは、閉位置の携帯
電話10の底面図、側面図、上面図をそれぞれ示してい
る。入力ハウジング・セクション12の裏面では、一連
のゴム・セクション54が外側支持表面24から突出
し、たとえばテーブル上またはユーザの手の中に位置す
る間に携帯電話10用の可撓性かつ安定した表面を提供
する。このゴム・セクション54は、外側部分22の内
側面に配置されたゴム・マット134を外部分22の外
側支持表面24に真空を加えることにより外側支持表面
24に設けられたスリットから引き出し、隆起させ、整
形させた拡張部を形成させたものである。図2にマッシ
ュルーム状として示した示すゴム・セクション54の輪
郭は、別法として、正方形、矩形、三角形、半円形、円
形、半楕円形、楕円形の輪郭形状、あるいはその組合せ
とすることができる。さらに、ゴム・セクション54
は、外側表面24上の携帯電話10の縦方向に対して垂
直な平行線を形成することに限定されず、別法として、
S、C、V、O、W、X、H、D、Z、T、Y構成、あ
るいはその組合せなど、いかなるウェブ構成とすること
ができ、携帯電話10の縦方向に対するいかなる回転ま
たは角度を有することもできる。ゴム・セクション54
は好ましくは、合成または天然ゴム材料から製造され
る。好ましくは、このゴム材料は珪素と炭素を含む。ゴ
ム・マット134に珪素と炭素を導入することにより、
入力ハウジング・セクション12の追加の電磁シールド
保護が達成される。このため、ゴム・マット134は、
周囲の電磁ノイズからの電磁シールドならびに携帯電話
10によって誘導された電磁ノイズから隣接電子ユーテ
ィリティへの電磁シールドが可能になる。さらに、ゴム
・マット134は、空中線40ならびにハウジング内部
の電子コンポーネントによって放出される放射からユー
ザの身体をシールドするのを助長する。そのうえ、ゴム
・セクション54は、機械的その他の環境的損傷から携
帯電話10のハウジングを保護するための保護層ともな
っている。
【0030】そのうえ、ゴム・セクション54は入力ハ
ウジング・セクション12の外側部分22上の外側支持
表面24上に柔らかい摩擦表面を与える。したがって、
その表面は、たとえばテーブル上に配置したときに携帯
電話10が基本的に1つの位置に固定されることを保証
する。さらに、この摩擦表面は、携帯電話10が動作中
に安定すること、すなわち、たとえばテーブル上に置い
てユーザが1組のキー26を押している間に携帯電話1
0が水平になっていることを保証する。この特徴は、ポ
ケット・コンピュータ、計算機、または電子手帳などオ
フィス用の一般的な電子卓上機器のように携帯電話10
が容易に操作できるように保証するものである。
【0031】図2aおよび図2bは、携帯電話10から
たとえばパーソナル・コンピュータにデータを伝送する
ためまたは携帯電話10のパーソナル・ユーザ・カード
から外部補助装置、たとえば外部ハンドセットまたはハ
ンドフリー・セットあるいはコンピュータ・インタフェ
ースにデータを伝送するために携帯電話10を接続する
ためのマルチピン端末コネクタ56も示している。この
端末接続部はどのような構成も有することができるが、
好ましくはマルチピン端末コネクタは15ピンの雌接続
部である。
【0032】図3aおよび図3bは、開位置の携帯電話
10の上面図および側面図をそれぞれ示している。図3
aによれば、表示セクション50は、出力ハウジング・
セクション16の内側部分42の内側表面44の主要領
域をカバーする。通常、表示セクション50は、60%
〜80%または65%〜75%など、内側表面44の6
0%〜100%の範囲に延びている。好ましくは表示セ
クション50は内側表面44の約70%をカバーする。
【0033】さらに、図3bは、携帯電話10が開モー
ドまたは動作モードになっているときに、空中線40が
出力ハウジング・セクション16の後ろに位置すること
を示している。空中線とユーザとの間に位置する出力ハ
ウジング・セクション16は、入力ハウジング・セクシ
ョン12とともに、ユーザの頭に向けて空中線40によ
って放出される電磁RF放射用の反射シールドとして動
作する。出力ハウジング・セクション16の設計に応じ
て、指向性放射パターンを得ることもできる。後述する
ように、入力および出力ハウジング・セクション12、
16の材料は好ましくは、マグネシウムなど、軽量かつ
導電性の材料である。携帯電話10が図3bにより使用
中である場合、空中線40によって放出される放射の一
部はハウジング、特に携帯電話10の出力ハウジング・
セクション16の導電材料によって反射される。この配
置により、ユーザの身体に入射される電磁界は最小限に
なり、このため、ユーザの体内のピークSAR(比吸収
率)は低減される。ユーザの体内の出力吸収が低下した
ために、空中線40の放射効率も改善される。携帯電話
10に関する実験によれば、ユーザの頭に向かう放射の
低減は電話10の動作位置における空中線40と出力ハ
ウジング・セクション16との角度αによって決まるこ
とが分かっている。すなわち、ユーザの身体の放射被曝
は、αの値が減少する(または余角βの値が増加する)
につれて低減される。したがって、αは好ましくは、1
5°〜45°など、ほぼ5°〜65°程度であり、好ま
しくは約25°のものであるか、または5°〜15°、
15°〜25°、25°〜35°、35°〜45°、4
5°〜55°、55°〜65°の範囲内のものである。
ユーザの頭から離れる方向のオープン・スペースに入る
反対側では、本発明によるシールド・ハウジングの使用
の下、少なくとも30%〜50%程度の放射効率の改善
が得られる可能性がある。
【0034】さらに、携帯電話10のハウジングは携帯
電話10の入力および出力ハウジング・セクション1
2、16に収容された電子コンポーネントからの放射に
対して磁気および電磁シールドを行うことに留意された
い。
【0035】図4は、携帯電話10の出力ハウジング・
セクション16の分解図を示している。平らなゴム・マ
ット58は出力ハウジング・セクション16の外側表面
48の一部を構成している。平らなゴム・マット58
は、どのような合成または天然ゴム材料で作ることもで
きる。しかし、ゴム・マット58は好ましくは、出力ハ
ウジング・セクション16の追加の電磁シールドを行え
るように珪素と炭素を含む。ゴム・マット58は外側表
面48を柔らかい摩擦表面とし、その表面は粘着摩擦に
より、たとえばポケット内で運搬中に携帯電話10がよ
り安定したものになることを保証する。さらに、ゴム・
マット58は、機械的その他の環境的損傷から携帯電話
10のハウジングを保護するための保護層ともなってい
る。
【0036】ゴム・マット58は、プリント回路板72
とその上に重なるディスプレイ86およびフレーム88
を囲い込む外側シャーシ68の裏面上に固定される。こ
れらのコンポーネントはいずれも、透明なガラス板96
を含む内部シャーシ90によってカバーされる。外側シ
ャーシ68と内部シャーシ90はどちらも出力ハウジン
グ・セクション16を構成する。第1のプリント回路板
72とディスプレイ86とフレーム88を出力ハウジン
グ・セクション16内の固定位置に保持するために出力
ハウジング・セクション16内にボルト62が配置され
ている。拡張部60は、ゴム・マット58から突出し、
ゴム・マット58を外側シャーシ68に固定するために
外側シャーシ68内の対応する受入れスリット70と噛
み合う。
【0037】外側シャーシ68は導電材料から製造され
る。好ましくは、外側シャーシ68は、ユーザの頭から
離れる方向に放出される信号の劣化を引き起こさずに電
話の呼中に携帯電話10からの磁気および電磁放射から
ユーザを保護する有効な電磁シールドとなるようにマグ
ネシウムで作られる。前述のように外側シャーシ68に
特有の反射器のために、ユーザの頭から離れる方向の放
射効率が改善される。そのうえ、マグネシウムの外側シ
ャーシ68は、携帯電話10の出力ハウジング・セクシ
ョン16に含まれる電子コンポーネントの電磁シールド
となっている。最後に、マグネシウムの外側シャーシ6
8は、軽量の導電材料であり、そのため、携帯電話を構
築する際に特に有用である。
【0038】代替の好ましい実施形態では、アンテナ
は、図1ないし図3に示すように携帯電話10の入力ハ
ウジング・セクション16に取り付けないで、好ましく
は図4の破線で示すように携帯電話10の出力ハウジン
グ・セクション16の裏面上に一体化された平面アンテ
ナ40aとして形成され、外側シャーシ68によってシ
ールドされ、ユーザの頭から離れた位置に位置決めされ
る。平面アンテナ40aは、ゴム・マット58と外側シ
ャーシ68との間または完全に出力ハウジング・セクシ
ョン16の内部、たとえば、外側シャーシ68の内部側
面上に取り付けられ、外部ハウジング・セクション16
の上面の開口部を介して外部空間と通信する。
【0039】そのうえ、入力ハウジング・セクション1
2に接続された端部では、外側シャーシ68はヒンジ1
4を組み込むための肩当て74を含み、出力ハウジング
・セクション16と入力ハウジング・セクション12が
開位置または閉位置まで回転できるようにする。
【0040】第1のプリント回路板72は、スピーカ7
6と光電性センサ78とを含み、ユーザに対してメニュ
ー機能を表示するためにディスプレイ86に制御信号を
供給する。第1のプリント回路板72は、音響信号を放
出するためのブザー84と、信号を方向付けるゴム・ガ
スケット82と、スピーカ76が携帯電話10の出力ハ
ウジング・セクション16内のその動作位置にあるとき
にスピーカ76の前面と背面の間の音響短絡を防止し、
スピーカ76からの望ましくないノイズを回避するため
のゴム輪80とをさらに含む。
【0041】ディスプレイ86は、特に、ワールド・ワ
イド・ウェブ(www)などによる高度通信の場合に、
ユーザに対して携帯電話10のメニュー機能を表示する
働きをする。ディスプレイ86のサイズは、ユーザがい
つでも受信メッセージを読み取ってそれについて作業す
るとともに、出力メッセージを読み取ってそれについて
作業できることを保証するものである。光電性センサ7
8は、周辺光条件に応じてディスプレイ86とキー26
のバックライティングを自動的に調節し、それによりデ
ィスプレイ86の最適輝度を可能にし、同時に電力を節
約するようにディスプレイ86の制御ユニットに光度信
号を伝達する。
【0042】内部シャーシ90は、ディスプレイ86の
概観を確立するための実質的に矩形の開口部96と、光
電性センサ78の寸法および形状と一致し、光電性セン
サ78を受け入れ、光電性センサ78への周辺光の経路
を確立するための実質的に矩形の開口部92と、スピー
カ76の寸法および形状と一致し、スピーカ76を受け
入れ、スピーカ76から周囲への音の伝達を確立するた
めの実質的に円形の開口部94とを含む。ディスプレイ
86と内部シャーシ90との間に位置決めされたフレー
ム88は、ディスプレイ86を内部シャーシ90から分
離して内部および外側シャーシ90、68とディスプレ
イ86との許容差を埋め合わせ、ダストが電話10のハ
ウジング内、特にディスプレイ86の可視領域内に入ら
ないように防止する。
【0043】内部シャーシ90は、導電材料から製造さ
れる。前述のように本発明ではマグネシウムが好まし
い。第1に、マグネシウムの内部シャーシ90は携帯電
話10の重量を非常に軽くし、第2に、マグネシウムの
内部シャーシ90は携帯電話10の使用中にユーザの身
体の放射被曝に対する電磁シールドを提供し、第3に、
マグネシウムの内部シャーシ90は携帯電話10の出力
ハウジング・セクション16内に組み込まれた電子コン
ポーネントを電磁シールドする。そのうえ、携帯電話1
0からユーザの頭に向かう磁気および電磁放射が低減さ
れるので、出力ハウジング・セクション16のマグネシ
ウム材料は電子器具の電磁保護を確立する。第1の回路
板72の指72a、72b、72cは、この第1の回路
板を所定の位置に保持し、出力ハウジング・セクション
16の主要導電シャーシ部分68および90への電気ア
ース接続部となっている。
【0044】出力ハウジング・セクション16の表面部
には、ガラスまたはプラスチック材料を含むその他の適
切な透明材料の板96が設けられ、ハウジング内のディ
スプレイ86、光電性センサ78、スピーカ76を保護
するために内部シャーシ90をカバーしている。
【0045】図5aおよび図5bによれば、入力ハウジ
ング・セクション12は、タッチスクリーン116とそ
れに続く第2のプリント回路板108の上を覆い、キー
パッド26をカバーする内側ケーシング135を含む。
中間分離シャーシ122は、内側ケーシング135を入
力ハウジング・セクション12の外側ケーシング136
から分離する。外側ケーシング136は、ゴム・マット
134と携帯電話10用のバッテリ手段をカバーする。
【0046】図5aは、導電材料、好ましくはマグネシ
ウムで製造され、外側電子機器または出力ハウジング・
セクション16に含まれる第1のプリント回路板72に
よって発生された電磁ノイズからの第2のプリント回路
板108のシールドを保証し、携帯電話の重量が低く保
たれることを保証する携帯電話10の入力ハウジング・
セクション12の内側ケーシング135を示している。
そのうえ、内側ケーシング135は、空中線40の磁気
および電磁放射用のシールドとして動作する。内側ケー
シング135は、キーパッド26のキーを受け入れるた
めの穴98と、周囲からの音を第2のプリント回路板1
08上に配置されたマイクロホン110に伝導するため
の穴38とを含む。そのうえ、内側ケーシング135
は、ヒンジ14を受け入れるための凹部セクション10
6を含む。
【0047】キーパッド26は、中間シャーシでもあ
る、キーの操作中に可撓性の圧迫感覚を与える珪素ゴム
板112上に組み込まれ、その圧迫感覚はキーを叩くユ
ーザにとって人間工学的かつ心理学的に重要なものであ
ることが分かっている。珪素ゴム板112は、マイクロ
ホン110用のハウジング114をさらに組み込むもの
であり、それにより、マイクロホンが入力ハウジング・
セクション12の内側部分18上の穴38のすぐ下の位
置に固定されることを保証する。可撓性の珪素ゴム板1
12上のキーを活動化するユーザによるキー・ストロー
クは、タッチスクリーン116への接触により与えら
れ、第2のプリント回路板108に伝達される。タッチ
スクリーン116は、マイクロホン110が珪素ゴム板
112上のハウジング114内に受け入れられるように
するための凹部118を含む。珪素ゴム板112には、
入力ハウジング・セクション12の内側部分18と出力
ハウジング・セクション16の内側部分42との直接接
触を防止するために、同じ材料で作られた突出部112
aが設けられている。突出部112aは、内側ケーシン
グ135の穴18aから延び、内側部分18および42
の摩耗および望ましくないノイズを防止するために図2
に示すように出力ハウジング・セクションがロック位置
にスナップ固定されたときに内側部分42の表面に接触
して2つの内側部分18と42との間の空間を確立す
る。
【0048】第1のシール部材120は空中線42の電
磁放射から第2のプリント回路板108を高周波シール
ドし、第2のシール部材121は第2のプリント回路板
108のタイミングを制御するクリスタルからの電磁放
射から空中線42をシールドする。
【0049】分離シャーシ122は、任意の適当なプラ
スチックまたは導電材料で製造することができ、携帯電
話10の入力ハウジング・セクション12の内側部分1
8と外側部分22との分離を行う。好ましくは分離シャ
ーシ122は、マグネシウムまたはキーパッドからの圧
力に抵抗するのに十分な堅さのその他の導電材料で作ら
れる。マグネシウム・シャーシ122は、RF信号の電
磁作用または放射からプリント回路板108の電子コン
ポーネントも保護する。4つの締付けボルト124は、
分離シャーシ122が内側部分18に固定されることを
保証する。
【0050】端部セクション126は、分離シャーシ1
22の一方の端部に噛み合い可能であり、プリント回路
板108の裏面に取り付けられた赤外線通信ポート12
6a用のウィンドウを提供する。
【0051】図5aによれば、シールド・プラグ56
は、空中線42から入力ハウジング・セクション12内
部の電子コンポーネントに戻されるRF放射を防止する
ために設けられている。このシールド・プラグ56は、
ダストおよび湿気に対する保護としても機能する。
【0052】図5bによれば、主電池130は固定カバ
ー128とゴム・マット134との間に挟まれ、いずれ
も、マグネシウムまたはその他の導電シールド材料から
製造される外側ケーシング136にまとめて含まれる。
追加の内部バッテリは、充電式の主電池130用の電力
バックアップ機能を提供し、主電池が放電した場合でも
携帯電話10がクロックおよび特殊な操作機能などの一
部の機能を維持できるようにする。前述のように、ゴム
・マット134は整形させた平行な拡張部54を含む。
携帯電話10の組立て時に、整形させた拡張部54は、
外側ケーシング136に形成された対応するスリット1
38内に押し込まれ、外部セクション22の外部摩擦表
面となる。外側ケーシング136は、空中線42を受け
入れるための凹部140をさらに含む。
【0053】バッテリ130にアクセスするため、外側
ケーシング136は容易に分離シャーシ122に取り付
け、そこから取り外すことができる。外側シャーシ13
6とシャーシ122の両端にはロック手段が設けられて
いる。中間シャーシ122の上端では、好ましくはゴム
で作られた可撓性部分123が中間シャーシ122上の
対応するアパーチャ122a内に受け入れられ、外側ケ
ーシング136用のロック・メカニズムの一部を形成し
ている。シャーシ122に外側ケーシング136を取り
付けると、外側ケーシング136上の拡張部分136b
(図5bを参照)が裏面からシャーシ122のアパーチ
ャ122a内に挿入され、シャーシ122と外側ケーシ
ング136が相互間で鋭角を形成する。シャーシ122
に対して外側ケーシング136の上端を押し付ける、す
なわち、可撓性部分123に対して拡張部分136bを
押し付けると同時にシャーシ122に対して外側ケーシ
ング136を回転させることにより、シャーシ122の
対向する端部にあるロック突出部122bは、外側ケー
シング136の対応するロック・アパーチャ136a
(図5bを参照)と位置合せすることができる。可撓性
部分123への圧力を低減することにより、ロック突出
部122bは、外側ケーシング136をシャーシ122
にロックするようにロック・アパーチャ136a内に位
置決めし、挿入することができる。外側ケーシング13
6は、同じステップを逆の順序でたどることにより、シ
ャーシ122から取り外すことができる。
【0054】図6は、携帯電話10の入力ハウジング・
セクション12の断面図を示している。マッシュルーム
状の輪郭を有する整形させた拡張部54は、外側ケーシ
ング136のスリット138から突出している。外側ケ
ーシング136の外側表面に真空を加えることにより、
整形させた拡張部54がスリット136から押し出さ
れ、最終位置にあるときにマッシュルーム状の輪郭の頭
部によって所定位置にロックされる。図6に見られるよ
うに、回路板108上の電子コンポーネントは、外部か
らの電磁作用ならびに隣接分離シャーシ122と周囲の
ハウジング部分、すなわち、ゴム・マット134を備え
た外側ケーシング136と内側ケース135による外部
への放射から保護される。
【0055】図7は、出力ハウジング・セクション16
の内部を示す、出力ハウジング・セクション16の切断
部を示している。
【0056】前述のように、入力および出力ハウジング
・セクション12、16は好ましくは、ヒンジ14によ
って回転式に接続されている。図5aに見られるよう
に、ヒンジ14は2つの結合部104を含み、その結合
部104は、入力ハウジング・セクション12の内側ケ
ーシング135の隣接端部上に設けられたそれぞれの凹
部106に一方の端部が受け入れられる。結合部104
のもう一方の端部は、外部円形表面103を有し、内部
矩形空間105を備えたシリンダを構成する。結合部1
04の内部空間105は、好ましくは円筒形の弾性スペ
ーサ102と、内部矩形空間105の寸法および形状と
一致する矩形セクション101を備えた一方の端部を有
するプラグ100を受け入れる。対向する端部では、プ
ラグ100がノッチ99を定義する。
【0057】図8は、ヒンジ14を詳細に示している。
前述のように、ヒンジ14は、2つの結合部104と、
2つの円形かつ円筒形の弾性スペーサ102と、結合部
104の内部に挿入される2つのプラグ100とを含
み、それによりプラグ100と携帯電話10の出力ハウ
ジング・セクション16との間に摩擦圧力を与える。弾
性スペーサ102は圧縮され、それにより、携帯電話1
0の出力ハウジング・セクション16に対してプラグ1
00に加えられる圧力を形成する。プラグ100のそれ
ぞれと携帯電話10の出力ハウジング・セクション16
との摩擦は、出力ハウジング・セクション16に対する
入力ハウジング・セクション12の回転を携帯電話10
の開位置または動作位置と閉位置との間の任意の角度に
固定できることを保証する。ディスプレイの良好な読み
やすさを保証するため、周囲の光源に対して最も有利な
位置になるように出力ハウジング・セクション16に対
して入力ハウジング・セクション12を回転することに
より反射を最小限にすることが重要である。これは、た
とえばワールドワイド・ウェブに接続され、デスク上に
置かれた装置を有するユーザがオンラインで作業してい
るときに特に重要である。しかし、プラグ100の外面
に設けられたノッチ99が、出力ハウジング・セクショ
ン16に含まれる一致突出部142と合致すると、出力
ハウジング・セクション16は最大開位置または完全な
閉位置にスナップ固定される。
【0058】図9a、図9b、図9cは、携帯電話10
の入力ハウジング・セクション12に対する出力ハウジ
ング・セクション16の代替位置を示している。図9a
では、出力ハウジング・セクション16は最大開位置に
スナップ固定されており、その位置で出力ハウジング・
セクション16は携帯電話10の入力ハウジング・セク
ション12に対して約155°の角度を形成する。ノッ
チ99は、この位置で出力ハウジング・セクション16
に含まれる突出部142に向かって押し付けられ、それ
と合致しており、そのため、出力ハウジング・セクショ
ン16を最大開位置にスナップ固定し、出力ハウジング
・セクション16を最大開位置にロックする。図9bで
は、出力ハウジング・セクション16が携帯電話10の
入力ハウジング・セクション12に対して90°の角度
を形成する開位置にある。この位置では、ノッチ99は
突出部142と合致しておらず、このため、出力ハウジ
ング・セクション16はスナップ固定されない。図9c
では、出力ハウジング・セクション16は、入力ハウジ
ング・セクションと出力ハウジング・セクションの内側
部分44および20が互いに隣接して位置し、内側部分
44および20へのいかなるアクセスもユーザに禁止す
る閉位置にスナップ固定されている。180°とは対照
的に好ましい最大開位置は155°なので、最大開位置
へのスナップ固定はヒンジ14に設けられたノッチ99
の1つによって制御され、閉位置へのスナップ固定は残
りのノッチ99によって制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】開位置で本発明を実施する好ましい携帯電話の
斜視図である。
【図2】閉位置の図1の携帯電話を示す底面図(a)、
閉位置の図1の携帯電話を示す側面図(b)、閉位置の
図1の携帯電話を示す上面図(c)である。
【図3】開位置の図1の携帯電話を示す上面図(a)と
開位置の図1の携帯電話を示す側面図(b)である。
【図4】図1による携帯電話の出力セクションの分解図
である。
【図5a】図1による携帯電話の入力セクションの分解
図である。
【図5b】図1による携帯電話の入力セクションの分解
図である。
【図6】図5による携帯電話の入力セクションの部分断
面図である。
【図7】図1による携帯電話の出力セクションの破断斜
視図である。
【図8】図1の携帯電話の入力セクションと出力セクシ
ョンとのヒンジ接続部の拡大斜視図である。
【図9】携帯電話の出力セクションがある角度で位置決
めされているヒンジ動作を示す図(a)、携帯電話の出
力セクションがある角度で位置決めされているヒンジ動
作を示す図(b)、携帯電話の出力セクションがある角
度で位置決めされているヒンジ動作を示す図(c)であ
る。
【符号の説明】
10 携帯電話 12 入力ハウジング・セクション 14 ヒンジ 16 出力ハウジング・セクション 18 内側部分 20 内側表面 22 外側部分 24 外側支持表面 26 キーパッド 28 数字および英字キー 30a 選択またはエンターキー 30b 取消しキー 32 メニュー・ファンクション・キー 34 矢印キー 36 ON/OFFファンクション・キー 38 開口部または穴 40 空中線 42 内側部分 44 内側表面 46 外側部分 48 外側表面 50 表示セクション 52 スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 マルティン・スヴェドベルク ノルウェー国・エヌ−1363・ホーヴィク・ ホーヴィクコレン・18エイ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ(40)と、音声送信機(11
    0)、音声受信機(76)、および表示手段(50)を
    含むハウジング(12、16)とを有し、前記ハウジン
    グ(12、16)が少なくとも一部分は電磁シールド材
    料で作られ、使用時に前記アンテナ(40)が前記ハウ
    ジング(12、16)の後ろまたは内部にシールドされ
    るように配置される、携帯電話(10)などの携帯無線
    通信装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの上部部分がスピーカを
    含み、前記携帯無線通信装置の縦方向の最も外側の部分
    を区画する請求項1に記載の携帯無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングが少なくとも第1(1
    2)および第2のハウジング部分(16)を含み、前記
    第2のハウジング部分(16)は、前記送信機(11
    0)、受信機(76)、および表示手段(40)のうち
    の少なくとも1つを収容し、かつ前記第1のハウジング
    部分(12)に取り付けられ、それに向かってまたそれ
    から離れて移動可能であり、前記アンテナ(40)が前
    記第1のハウジング部分に位置し、前記ハウジング部分
    がお互いに離れるように移動したときに前記アンテナ
    (40)が前記第2のハウジング部分(16)の後ろに
    配置される請求項1または2に記載の携帯無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングが少なくとも第1(1
    2)および第2のハウジング部分(16)を含み、前記
    第2のハウジング部分(16)は、前記送信機(11
    0)、受信機(76)、および表示手段(40)のうち
    の少なくとも1つを収容し、かつ前記第1のハウジング
    部分(12)に取り付けられ、それに向かってまたそれ
    から離れて移動可能であり、前記アンテナ(40)が前
    記第2のハウジング部分(16)の裏面上または外部空
    間と通信するための開口部を有する前記第2のハウジン
    グ部分(16)内部に配置される請求項1または2に記
    載の携帯無線通信装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記第2のハウジング部分
    (12)が電磁シールド材料で作られる請求項1ないし
    4のいずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記ハウジング(12、16)が少なく
    とも一部分は放射反射器要素として動作するように構成
    されている請求項1ないし5のいずれか一項に記載の携
    帯無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング(12、16)が少なく
    とも一部分は前記アンテナ(40)の所定の指向性放射
    パターンを発生するように設計されている請求項1ない
    し6のいずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記ハウジング(12、16)が少なく
    とも一部分は前記携帯無線通信装置(10)が動作モー
    ドになっているときの角度を前記アンテナ(40)によ
    って決め、前記角度(α)が前記アンテナ(40)の受
    信および放射の所定のパターンを定義する請求項1ない
    し7のいずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記角度(α)が、15°〜45°な
    ど、ほぼ5°〜65°程度であり、好ましくは約25°
    のものであるか、または5°〜15°、15°〜25
    °、25°〜35°、35°〜45°、45°〜55
    °、55°〜65°の範囲内のものである請求項8に記
    載の携帯無線通信装置。
  10. 【請求項10】 角度(α)の減少につれて、ユーザの
    頭に向かう入射電磁放射が低減可能である請求項8また
    は9に記載の携帯無線通信装置。
  11. 【請求項11】 前記第1(12)および第2のハウジ
    ング部分(16)がヒンジ(14)によって互いに回転
    式に接続され、前記ハウジング部分が基本的に互いをカ
    バーする休止位置から前記ハウジング部分が余角(β)
    となる動作位置まで前記ハウジング部分が移動できるよ
    うにする請求項2ないし10のいずれか一項に記載の携
    帯無線通信装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のハウジング部分(12)内
    に収容され、前記ハウジング部分が前記休止位置にある
    ときに前記第2のハウジング部分(16)によってカバ
    ーされ保護されるキーパッド(26)をさらに含む請求
    項11に記載の携帯無線通信装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段(50)が前記第1のハ
    ウジング部分(12)内に収容され、前記ハウジング部
    分が前記休止位置にあるときに前記第2のハウジング部
    分(16)によってカバーされ保護される請求項11ま
    たは12に記載の携帯無線通信装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段(50)が前記第2のハ
    ウジング部分内に収容される請求項11ないし13のい
    ずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  15. 【請求項15】 前記送信機手段(110)が前記第1
    のハウジング部分(12)内に収容され、前記受信機手
    段(76)が前記第2のハウジング部分(16)内に収
    容される請求項11ないし14のいずれか一項に記載の
    携帯無線通信装置。
  16. 【請求項16】 前記余角(β)が、125°〜165
    °など、ほぼ115°〜175°程度であり、好ましく
    は約155°のものであるか、または115°〜125
    °、125°〜135°、135°〜145°、145
    °〜155°、155°〜165°の範囲内のものであ
    る請求項11ないし15のいずれか一項に記載の携帯無
    線通信装置。
  17. 【請求項17】 前記ハウジング(12、16)が少な
    くとも一部分は、金属、または、導電性材料、たとえば
    金属強化プラスチック、炭素繊維強化プラスチック、金
    属ABS樹脂、金属PP樹脂、もしくは金属PE樹脂を
    含む合成樹脂、または、珪素強化ゴムもしくは炭素強化
    ゴムなどの導電性材料を含むゴムおよびエラストマー材
    料などの導電性材料で作られるかまたはそれを含む請求
    項1ないし16のいずれか一項に記載の携帯無線通信装
    置。
  18. 【請求項18】 前記ハウジングがその外側表面上に保
    護層(58)を有し、前記保護層(58)が少なくとも
    一部分は珪素強化ゴムまたは炭素強化ゴムなどの導電性
    合成ゴムで作られる請求項17に記載の携帯無線通信装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項10に従属し、少なくとも前記
    第2のハウジング部分(16)がアルミニウム、マグネ
    シウム、チタン、またはその合金で作られる請求項17
    または18に記載の携帯無線通信装置。
  20. 【請求項20】 前記ハウジング(12、16)の少な
    くとも一部が前記通信装置に含まれる電子コンポーネン
    ト(108)の一部を取り囲む請求項1ないし19のい
    ずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  21. 【請求項21】 磁気および電磁作用または外部への電
    磁信号の放出から前記電子コンポーネント(108)を
    保護するために、1つまたは複数のシールド層(12
    2)が前記電子コンポーネント(108)付近の前記ハ
    ウジング内に組み込まれる請求項1ないし20のいずれ
    か一項に記載の携帯無線通信装置。
  22. 【請求項22】 高周波シールドを行うための密封要素
    (120、121)が前記ハウジング(12、16)内
    部の電子コンポーネント(108)付近に設けられてい
    る請求項1ないし21のいずれか一項に記載の携帯無線
    通信装置。
  23. 【請求項23】 前記ハウジングの開口部が、外部から
    の電磁作用または外部への放射からの保護を行う適切な
    シールド・プラグ(56)によって閉じられている請求
    項1ないし22のいずれか一項に記載の携帯無線通信装
    置。
  24. 【請求項24】 前記ハウジング(12)が、内側ケー
    シング(90、135)と、外側ケーシング(68、1
    36)と、少なくとも1つの中間シャーシ(122)と
    を備えたサンドイッチ構造を有する請求項1ないし23
    のいずれか一項に記載の携帯無線通信装置。
  25. 【請求項25】 前記内側ケーシング(135)および
    /または前記外側ケーシングが可撓性のロック・メカニ
    ズムによって中間シャーシ(122)と相互接続され、
    前記中間シャーシ(122)が、可撓性部分(123)
    を収容する少なくとも1つのアパーチャ(122a)を
    含み、前記内部および/または外側ケーシングが前記ア
    パーチャ(122a)に挿入し押し込むべき少なくとも
    1つのそれぞれの拡張部分(136b)を含むと同時
    に、前記中間シャーシ(122)上の前記ロック突出部
    (122b)を前記内部および/または外側ケーシング
    上の前記対応するロック・アパーチャ(136b)内に
    位置決めできるように前記中間シャーシ(122)に対
    して前記内部および/または外側ケーシングを回転する
    請求項24に記載の携帯無線通信装置。
  26. 【請求項26】 前記アンテナが、ユーザの頭から離れ
    た前記ハウジングの裏面上に位置するかまたは前記ハウ
    ジング内部に一体化される平面アンテナ(40a)であ
    る請求項1ないし25のいずれか一項に記載の携帯無線
    通信装置。
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