JP2001189359A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JP2001189359A
JP2001189359A JP2000000139A JP2000000139A JP2001189359A JP 2001189359 A JP2001189359 A JP 2001189359A JP 2000000139 A JP2000000139 A JP 2000000139A JP 2000000139 A JP2000000139 A JP 2000000139A JP 2001189359 A JP2001189359 A JP 2001189359A
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Hideki Kanai
秀樹 金井
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細なパターンを明瞭に観察することができ
るパターン検査装置を提供する。 【解決手段】 光源11と、光源11から放出される検
査光の光路上に配置され、空気よりも高い屈折率を有す
るレンズ23と、レンズ23の検査対象物(例えば、マ
スクなど)26側の主面49上に検査光を集光させる集
光手段と、主面49とマスク26の距離をフォトントン
ネル効果が生じる距離に保持するレンズ保持手段と、マ
スク26に照射された後の検査光の強度の測定手段とを
少なくとも有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパターン検査装置に
関わり、特に、半導体集積回路の製造に用いられるマス
クパターン、半導体チップ上の回路パターンなどの微細
パターンの検査装置に係わる。さらに、高屈折率の透明
部材を用いてフォトントンネル効果による高い分解能な
光学系を実現するパターン検査装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造においては、半導体集
積回路の高集積化、微細化が進められている。フォトリ
ソグラフィ技術において、より微細なパターンの転写が
要求され、パターンの転写精度の向上が追求されてい
る。しかし、素子サイズは転写に用いられる光の波長以
下となり、既存の光源を用いて転写精度を向上させるこ
とは限界に近づきつつある。
【0003】パターンの原版となるフォトマスクについ
ても、パターン形状の誤差を高精度で制御し、且つ微小
なマスク欠陥までも保証することが必要である。マスク
欠陥は、転写されたパターン形状の異常を引き起こすた
め、高精度なパターン転写を行うためには従来から無欠
陥マスクの製造が必須条件であった。特にパターンの線
幅の誤差はマスク欠陥であると同時に、ウェハ上のパタ
ーン寸法の変動を引き起こす。マスク欠陥を高い精度で
保証するためは、フォトマスク上の微小な欠陥を検出す
るための検査手段が必要である。
【0004】マスク欠陥の有無を検査する方法に、マス
ク上に存在する同一のパターン群であるダイ(Die)
に検査光を照射し、異なるダイ間でパターンの投影像を
比較して異なる部分をマスク欠陥として検出するダイ・
ツー・ダイ(DieToDie)方式がある。また、マ
スク上のパターンの投影像と設計パターンから所定の演
算を経て発生させたリファレンスパターンの投影像とを
比較するダイ・ツー・データベース(DieToDat
abase)方式もある。さらに、メモリデバイスのよ
うに同一のセルパターンが繰り返し存在する場合には、
隣接するもしくは1つおきにある同一のセルの投影像を
比較するセル比較方式あるいはアレイモード方式があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、パターンの微細化に伴い、保証する必要のある欠陥
サイズもより小さく、厳しくなっている。ウェハ上の所
望の線幅が100nmの場合、マスク上で100nmの
微小な欠陥を検出する必要がある。この欠陥サイズは現
在最新の欠陥検査装置で使用される検査光の波長である
365nm以下である。また、パターンの微細化により
パターンのコーナー部分で形状が丸く転写される光近接
効果が顕在化してきた。光近接効果を補正するために補
助的なパターンを付加するOPC技術が必須となってい
る。特に、セリフ、ハンマーヘッドと呼ばれるOPCパ
ターンはマスク上で、200nm程度に微細である。
【0006】これら微細なパターンは従来の欠陥検査装
置の光学系を用いて明瞭に観察できない。したがって、
欠陥と本来のパターンとを区別することが困難であり、
すなわち欠陥を検出することが困難である。
【0007】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するために成されたものであり、その目的は、微細な
パターンを明瞭に観察することができるパターン検査装
置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、欠陥と本来のパター
ンとを区別することができるパターン検査装置を提供す
ることである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、従来の光学系
を用いてパターン分解能のより高いパターン検査が可能
なパターン検査装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の特徴は、光源と、光源から放出される検査
光の光路上に配置され、空気よりも高い屈折率を有する
透明部材と、光源と透明部材との間の光路上に配置さ
れ、透明部材の検査対象物側の主面上に検査光を集光さ
せる集光手段と、透明部材の検査対象物側の主面と検査
対象物の距離をフォトントンネル効果が生じる距離に透
明部材を保持する透明部材保持手段と、検査対象物に照
射された後の検査光の強度を測定する測定手段とを有す
るパターン検査装置であることである。
【0011】本発明の特徴によれば、透明部材の検査対
象側の主面と検査対象物をフォトントンネル効果が生じ
る100nm以下の距離に配置して、透明部材の検査対
象物側の主面上に検査光を集光させることで、波長が3
00nm弱の検査光は透明部材の検査対象物側の主面を
通過し、且つ実質的に検査対象物上に集光する。この主
面を通過する検査光の内、この主面に対して全反射角以
上の角度で集光する検査光はエバネッシェント光とよば
れ、エバネッシェント光により検査対象物を観察するこ
とができる。検査光の波長をλ、透明部材の屈折率をn
とした場合に、エバネッシェント光の波長はλ/nとな
る。したがって、検査光を用いた通常の光学系による分
解能をdとした場合に、エバネッシェント光を用いて検
査対象物を観察するときの分解能は、d/nとなる。つ
まり、パターン検査装置の分解能は、n倍に向上される
ことになる。
【0012】本発明の特徴において、集光手段は、検査
光の一部を除去する対物絞りと、対物絞りを通過した検
査光を集光する対物レンズとを有することが望ましい。
また、透明部材保持手段は、透明部材を支持するカンチ
レバーと、カンチレバーを3次元方向に独立に移動させ
る複数のピエゾ素子と、複数のピエゾ素子を制御するプ
ローブ制御ユニットとからなることが望ましい。また、
測定手段は、検査対象物からの反射光を導く第1の光学
系と、反射光の強度を測定する第1の検出器と、第1の
光検出器で測定された反射光の強度を複数の色調からな
る光強度データに変換する第1の処理演算部とを有する
ことが望ましい。検査対象物からの反射光を導く第1の
光学系は、検査対象物からの反射光の一部を除去する反
射光絞りと、反射光絞りを通過した反射光を集光する反
射光レンズとからなることが望ましい。あるいは、測定
手段は、検査対象物からの透過光を導く第2の光学系
と、透過光の強度を測定する第2の検出器と、第1の光
検出器で測定された透過光の強度を複数の色調からなる
光強度データに変換する第2の処理演算部とを有するこ
とが望ましい。検査対象物からの透過光を導く第2の光
学系は、検査対象物からの透過光の一部を除去する投影
絞りと、投影絞りを通過した透過光を集光する投影レン
ズとからなることが望ましい。
【0013】また、パターン検査装置は、第1の光検出
器までの第1の光学系に配置されたピンホールをさらに
有することが望ましい。同様に、パターン検査装置は、
第2の光検出器までの第2の光学系に配置されたピンホ
ールをさらに有することが望ましい。ピンホールを配置
することにより、共焦点型の光学系を形成することがで
きる。また、透明部材の表面のうち、検査光の光路上に
ない領域に検査光に対して透明でない第1の遮光膜を配
置することが望ましい。透明部材表面の反射などにより
生じる迷光と呼ばれる不要な光のかぶりを、ピンホール
あるいは第1の遮光膜を配置することで除去することが
でき、理論通りの解像度を得ることができる。
【0014】また、パターン検査装置は、透明部材と、
集光手段と、透明部材保持手段と、測定手段とからなる
光学系を2つ以上有することが望ましい。2つ以上の光
学系を有することで、1つの検査対象物(マスク)中の
異なるダイを同時に観察することができる。2つの検査
対象物を同時に観察することができるため、イメージン
グ像のデータの保存、読み出しなどを行うことなく、パ
ターン検査を行うことができる。したがって、データ処
理においてデータにアクセスする時間を削減することが
できるため、検査時間を短縮することができる。また、
2つの検査対象物(マスク)を同時に観察することも可
能である。
【0015】また、集光手段は、透明部材の検査対象物
側の主面に集光する総ての検査光を全反射角以上の角度
で集光させることが望ましい。この集光手段は、光源と
透明部材間の光路上に配置され、全反射角以下の角度で
集光する検査光を遮る遮光部を有する絞りからなること
が望ましい。あるいは、この集光手段は、光源と透明部
材間の光路上に配置され、入射する検査光を分散させる
回折格子からなってもよい。全反射角以下の角度で集光
する検査光を除去することができるため、分解能の向上
に寄与するエバネッシェント光のみを用いて検査対象物
を観察することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下図面を
参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係わるパターン検査装
置10の構成を示すブロック図である。図1に示すよう
に、第1の実施の形態に係わるパターン検査装置10
は、光源11と、光源11から放出される検査光の光路
上に配置され、空気よりも高い屈折率を有する透明部材
23と、光源11と透明部材23との間の光路上に配置
され、透明部材23の検査対象物(例えば、マスクな
ど)26側の主面49上に検査光を集光させる集光手段
と、透明部材23の主面49とマスク26の距離をフォ
トントンネル効果が生じる距離に保持する透明部材保持
手段と、マスク26に照射された後の検査光の強度を測
定する測定手段とを少なくとも有する。
【0017】光源11は、放出する光の波長が短いもの
が望ましく、ここでは波長が266nmの光を放出する
YAGレーザ光源を用いる。パターン検査装置10は、
光源から放出された光の強度及び偏光度を調節するため
の偏光板12及び絞り13と、調整された検査光の強度
をモニターするためのインテグレータ14をさらに有す
る。
【0018】集光手段は、光源11から放出された検査
光の一部を除去する対物絞り22と、対象物絞り22を
通過した検査光を集光する対物レンズ21とを有する。
対物絞り22は開口数(NA)により除去する検査光の
割合が決まる。集光手段により検査光は、透明部材23
のマスク26側の主面49上に集光される。
【0019】透明部材23は、集光手段とマスク26と
の間の光路上に配置されている。通常、フォトントンネ
ル効果が生じる距離は、100nm以下である。透明部
材23のマスク26側の主面49上に集光する検査光の
内、透明部材23の主面49に対して全反射角以上の角
度で集光した検査光は、フォトントンネル効果により主
面49を通過して検査対象物26に照射される。また、
透明部材23は、検査光に対して透明であり、板状ある
いはレンズ状の形状を有する。さらに、透明部材23の
主面49はマスク26に対して平行な平面である。ここ
では、透明部材としてSIL(Solid Immersion Lens)
23を用いる。
【0020】透明部材保持手段は、SIL23を支持す
るカンチレバー24と、カンチレバー24を3次元方向
に独立に移動させる複数のピエゾ素子25と、複数のピ
エゾ素子25を制御するプローブ制御ユニット35とか
らなる。カンチレバー24は複数のピエゾ素子25によ
り、光軸に対して垂直面内のX、Y方向及び光軸(Z)
方向に独立に移動することができる。
【0021】マスク26は、ステージ27の上に載置さ
れている。ステージ27はステージ制御ユニット32に
より、光軸に対して垂直面内のX、Y方向及び光軸
(Z)方向に独立に移動することができる。マスク26
上面の光軸方向の位置はフォーカス検出用センサ33に
よりモニターすることができる。マスク26上面にマス
クパターンが形成されている。
【0022】測定手段は、マスク26により反射された
検査光(反射光)を測定する手段、あるいはマスク26
を透過した検査光(透過光)を測定する手段である。反
射光を測定する手段は、マスク26からの反射光の一部
を除去する反射光絞りと、反射光絞りを通過した反射光
を集光する反射光レンズと、反射レンズにより集光され
た反射光の強度を測定する反射光検出器19と、反射光
検出器19で測定された反射光の強度を複数の色調から
なる光強度データに変換する第1の処理演算部31とか
らなる。ここでは、反射光絞りは、集光手段を構成する
対物絞り22を用いる。同様に、反射レンズは対物レン
ズ21を用いる。また、透過光を測定する手段は、検査
対象物26からの透過光の一部を除去する投影絞り29
と、投影絞り29を通過した透過光を集光する投影レン
ズ28と、投影レンズ28により集光された透過光の強
度を測定する透過光検出器30と、透過光検出器30で
測定された反射光の強度を複数の色調からなる光強度デ
ータに変換する第2の処理演算部36とからなる。反射
光検出器19及び透過光検出器30は、フォトマルもし
くはTDI(Time Delay Integration)センサであるこ
とが望ましく、ここではフォトマル19、30をそれぞ
れ使用する。第1の処理演算部31及び第2の処理演算
部36は、フォトマル19、30に接続されており、マ
スクパターンの透過光及び反射光の強度を256階調の
データに変換し、ピクセル(画素)毎にメモリもしくは
ハードディスクに保存する機能を有する。また、第1の
処理演算部31及び第2の処理演算部36は、256階
調のデータをピクセル毎に再構成することによりマスク
26パターンのイメージング像を形成する機能を有す
る。ここでは、第1の処理演算部31及び第2の処理演
算部36として、EWS(エンジニアリングワークステ
ーション)31、36を使用する。また、EWS31、
36は、測定された透過光及び反射光の強度から強度プ
ロファイルを計算し、あらかじめ設定した光強度レベル
の情報から、パターンの輪郭を検出する機能を備えてい
る。ここで、検査光の光強度に応じて、測定した透過光
及び反射光の強度は補正される。
【0023】図2(a)及び図2(b)は、SIL23
とマスク26間の光学系を示す断面図である。マスク2
6は石英40の上面にクロム39でパターンが形成され
た、いわゆるクロムマスクである。石英40が露出した
部分とクロム39からなる白黒パターンが形成されてい
る。図2(a)に示すように、SIL23のマスク26
側の主面49からマスク26上面までの距離が十分離れ
ている場合、SIL23の主面49上に集光する検査光
45の内、主面49に対してSIL23の全反射角
(θ)以下の角度で集光する検査光45は、主面49を
通過してマスク26に照射される。しかし、主面49に
対してSIL23の全反射角(θ)以上の角度で集光す
る検査光45は、主面49において反射され、主面49
を通過することはない。ここで、SIL23の屈折率を
n、SIL23とマスク26の間の媒質を空気(屈折率
1)としたとき、SIL23の主面49の全反射角
(θ)は、sinθ=1/nにより求められる。
【0024】しかし、図2(b)に示すように、SIL
23のマスク26側の主面49からマスク26までの距
離が100nm以下まで近づくと、フォトントンネル効
果により、主面49に対してSIL23の全反射角
(θ)以上の角度で集光した検査光45も主面49を通
過してマスク26に照射される。全反射角(θ)以上の
角度で主面49を通過する検査光45をエバネッシェン
ト光41と呼ぶ。ここで、使用する検査光45の波長は
266nmであることを考慮すると、主面49とマスク
26との距離を100nm以下に近づけることで、主面
49上に集光する検査光は、実質的にマスク26上面に
集光することになる。フォトントンネル効果が生じる距
離は、SIL23、マスク26の材質などにより決まる
が、通常100nm以下の距離においてフォトントンネ
ル効果が生じるといわれている。
【0025】次に、図1に示したパターン検査装置10
の動作を説明する。検査光は偏光板12及び絞り13を
介して強度、偏光度が調整される。調整された検査光
は、インテグレータ14により光強度がモニターされて
いる。調整された検査光は、ピンホール20上でいった
ん集光される。ピンホール20を通過した検査光は集光
手段に入射され、集光手段を構成する対物絞り22によ
り強度が調整され、対物レンズ21により検査光は再び
集光される。対物レンズ21を通過した検査光は、SI
L23の主面49上に集光される。
【0026】SIL23の位置は、カンチレバー24、
複数のピエゾ素子25、及びプローブ位置制御ユニット
35を用いて制御される。ステージ27の位置は、ステ
ージ制御ユニット32及びフォーカス検出用センサ33
を用いて制御される。SIL23とステージ27の位置
制御により、マスク26とSIL23の主面49の距離
は70nmに保持するように設定する。具体的には、ま
ず、フォーカス検出用センサ33でステージ27の位置
をモニタしながら、マスク26の上面がSIL23の主
面49におおよそ近づくようにステージ2を上昇させ
る。さらに、検査光をSIL23及びマスク26に照射
し、その反射光及び透過光の強度をフォトマル19、3
0でモニタする。そして、あらかじめ設定した強度とな
るように、ステージ27を上昇させてマスク26とSI
L23の距離をさらに縮める。例えば、透過光強度をあ
らかじめ設定した強度以上、もしくは反射光強度をあら
かじめ設定した強度以下になるようにすればよい。こう
してマスク26とSIL23の主面49の距離は70±
15nmに保持することができる。
【0027】SIL23の主面49上に集光された検査
光は主面49を通過してマスク26に照射される。マス
ク26からの反射光は、再び対物レンズ21及び対物絞
り22を通り、所定の集光系を介してフォトマル19の
検出口に結像して反射光の強度が測定される。また、マ
スク26からの透過光はマスク26の下部に配置された
投影レンズ28及び投影絞り29を通り、所定の集光系
を介してフォトマル30の検出口に結像して透過光の強
度が測定される。ここで、マスク26からの透過像及び
反射像は共に100倍に拡大されてフォトマル19、3
0に投影される。また、フォトマル19、30に結像す
る反射光及び透過光は、対物絞り22及び投影絞り29
によりそれぞれ制限されている。ここでは、対物絞り2
2、投影絞り29の開口数(NA)を共に0.9に設定
した。フォトマル19、30により検出された反射光及
び透過光の強度のデータはEWS31、36へそれぞれ
出力される。EWS31、36により、マスクパターン
の透過光及び反射光の強度は、ピクセル毎に256階調
のデータとしてそれぞれ保存される。
【0028】マスクステージ27を、ステージ制御ユニ
ット32に設定された速度でY方向に低速で移動させ
る。且つ、カンチレバー24をX方向に移動させること
により、マスク26の所定の領域を順次イメージング
し、ピクセル毎に光強度のデータを取り込む。そして、
EWS31、36を用いてピクセル毎に測定した光強度
を256階調のデータとして保存する。ピクセルのサイ
ズはマスク26上で75nmとする。ピクセルのサイズ
はSIL23の主面49に集光された検査光のスポット
径、スキャン速度、データの取り込み時間などに依存す
る。ここでは、上記のピクセルサイズにしたがって、ピ
ンホール20の径とステージ27及びカンチレバー24
の走査速度を決定する。そして、ピクセル毎のデータを
再構成することによりマスク26のイメージング像を得
られる。ここで、インテグレータ14によってモニタし
た光源強度に応じて、測定した透過光及び反射光の強度
は補正される。また、EWS31、36により、透過光
及び反射光の強度プロファイルを計算され、あらかじめ
設定した光強度レベルの情報から、マスク26の石英部
分とクロム部分とを決定する光強度のしきい値が設定さ
れる。光強度のしきい値を基準にしてイメージング像か
らマスク26の輪郭を決定する。
【0029】図1に示したパターン検査装置により得ら
れたマスク26のイメージング像の一例を図3に示す。
図3(a)はマスク26の設計パターン、図3(b)及
び図3(c)は実際のマスク26のパターンをそれぞれ
示す。また、図3(d)は図3(b)のマスク26のイ
メージング像を示し、図3(e)は図3(c)のマスク
26のイメージング像を示す。マスク26の中で、耳の
ように見える部分はセリフと呼ばれる二次元OPCパタ
ーンであり、パターンのショートニング、すなわち縦方
向長さが短く転写されることを防止するために付与され
る補助パターンである。図3(a)に示すように、セリ
フの一辺の長さはマスク上で200〜300nmであ
る。図3(b)のマスク26に対して図3(c)のマス
ク26には、一部のセリフから黒欠陥42が形成されて
いる。黒欠陥42の大きさは0.1μm以下である。図
3(d)のイメージング像に対して図3(e)のイメー
ジング像には、黒欠陥42の形成された部分のピクセル
上に黒欠陥42の痕を観察することができる。図3に示
した一例はダイ・ツー・ダイ方式によるパターン検査方
法である。異なるダイ間でイメージング像を比較し、あ
らかじめ設定したしきい値以上の差がある部分を欠陥と
認識する。この他にも、EWS31、36を用いてマス
ク26の設計パターンから画像処理によりイメージング
像を算出して、観察されたイメージング像と比較するダ
イ・ツー・データベース方式によるパターン検査方法も
行うことができる。また、メモリデバイスのように同一
セルパターンが繰り返して形成されている場合には、同
一パターン内のセルパターンを比較するセル比較方式を
用いてもよい。
【0030】通常、光学装置の分解能(d)は、検査光
の波長λと対物絞り22の開口数(NA)により決定さ
れ、分解能(d)=λ/2・NAで表される。例えば、
λを266nm、NAを0.9とすると分解能は約15
0nmである。通常の光学系を有する検査装置、つまり
SIL23を有さない従来の検査装置では、上記の分解
能となる。しかしながら、エバネッシェント光41によ
りマスク26を観察することにより、分解能はd/n
(nはSIL23の屈折率)になる。つまり、SIL2
3の主面49にd/nの分解能で集光する検査光がフォ
トントンネル効果により実質的にマスク26に集光され
ることにより、マスクパターン面もd/nの分解能でイ
メージングでき、パターン検査装置の分解能は、n倍に
向上されることになる。
【0031】したがって、イメージングの際に微細なパ
ターンや欠陥などの箇所を明瞭に認識することができ、
微細な欠陥あるいは微細な二次元OPCパターンに存在
する欠陥を検出することが可能となる。すなわち、欠陥
検査の精度を向上させることが可能であり、マスクにお
いて発見が困難な欠陥も保証をすることが可能となる。
ひいては、ウェハ上のパターンに欠陥による線幅変動を
無くすことができ、半導体装置の製造における歩留まり
を向上できる。
【0032】なお、実施の形態において、ステージ27
を定速で移動させ、且つこれと直交する方向にカンチレ
バー24によりSIL23をスキャンさせて所定の領域
をイメージングした。しかし、イメージングの方法はこ
れに限られるものではない。例えば、ステージ27を移
動させずにカンチレバー24をX、Y方向に移動させて
もよい。あるいは、カンチレバー24を動かさず、ステ
ージ27をX、Y方向に移動させることにより所定の領
域をイメージングするようにしてもよい。
【0033】また、あらかじめマスク26内のパターン
が形成された領域の外側に、検査時のフォーカス及び光
量を調節するためのマークパターンを形成しておくこと
が望ましい。検査前にマスク26内3点のマークをあら
かじめパターン検査装置10の光学系を用いて観察し、
いずれのマークパターンについてもフォーカスがずれな
いようにすることで、マスク26内のどの部分において
もフォーカスのずれを防ぐことができる。あるいは、ス
テージ27にマスク26のレベリングを補正する機能を
設けておき、これによりいずれのマークパターンについ
てもフォーカスが合うようにステージ27を調整しても
よい。
【0034】また、図6に示すように、SIL23の表
面のうち検査光45の光路上にない領域に検査光45に
対して透明でない第1の遮光膜46を配置してもよい。
また、図1に示すように、フォトマル30の検出口の前
にピンホール38を配置して、共焦点型の光学系を形成
してもよい。同様に、フォトマル19の検出口の前にピ
ンホール37を配置して、共焦点型の光学系を形成して
もよい。レンズ表面の反射などにより生じる迷光と呼ば
れる不要な光のかぶりを、第1の遮光膜46あるいはピ
ンホール37、38を配置することで除去することがで
き、理論通りの解像度を得ることができる。
【0035】また、ピンホール20は円形のものではな
く、四角形などの 形や四角形の四つのコーナー部分に
主開口である四角形より小さな小開口を付加したような
形状でもいい。
【0036】さらに、観察領域を低倍で観察するための
顕微鏡の光学系を付加してもよい。また、実施の形態で
はフォトマスク26のパターン検査について説明した
が、フォトマスク26に限定されるものではない。例え
ば、ウェハ上のレジストパターンや、アルミ配線のパタ
ーンなどを本装置を用いて検査することができる。この
場合についても、マスクパターン26と同様に分解能の
高いパターン検査が可能である。
【0037】(第1の変形例)実施の形態では、異なる
ダイ間のイメージング像を比較する場合に、1つの光学
系をもちいて、まず、一方のダイのイメージング像を観
察し、いったんデータ保存していた。そして、他方のダ
イのイメージング像を観察し、保存されている一方のイ
メージング像を読みだして比較していた。つまり、1つ
の光学系では同時に2つのイメージング像を得ることが
できないため、観察した一方のイメージング像のデータ
をいったん保存する必要があり、データ処理に時間を要
していた。そこで、第1の変形例では、パターン検査装
置を2つ以上の光学系で構成することにより、同時に2
つ以上のイメージング像を得ることができるパターン検
査装置について説明する。第1の変形例では、光学系を
2つにした場合について説明する。
【0038】図4は、第1の変形例に係わるパターン検
査装置の構成を示すブロック図である。図4に示すよう
に、第1の変形例に係わるパターン検査装置は、1つの
光源11から放出された検査光をプリズム、回折格子な
どの光分割手段により2つに分割して、2つの図1に示
した光学系を用いて、同一マスク26の異なるダイを同
時に観察することができるようになっている。つまり、
パターン検査装置は、SIL23のマスク26側の主面
49上にレンズ23の全反射角以上の角度で検査光を集
光させる集光手段と、SIL23と、SIL23のマス
ク26側の主面49とマスク26の距離をフォトントン
ネル効果が生じる距離にSIL23を保持する透明部材
保持手段と、マスク26に照射された後の検査光の強度
を測定する測定手段とからなる光学系を、分割された2
つの検査光に対してそれぞれ有している。ここでは、マ
スク26に照射された後の検査光の強度を測定する測定
手段の内、EWS31は2つの光学系が共有している。
同様に、EWS36も2つの光学系が共有している。
【0039】第1の変形例によれば、2つの光学系を有
することで同一マスクの異なる2つのダイを同時に観察
することができるため、イメージング像のデータの保
存、読み出しなどを行うことなく、ダイ・ツー・ダイ方
式のパターン検査を行うことができる。データ処理にお
いてデータにアクセスする時間を削減することができる
ため、検査時間を短縮することができる。
【0040】(第2の変形例)SIL23の主面49に
対して全反射角以下の角度で入射する検査光は、フォト
ントンネル効果によらず主面49を通過し、マスク26
に照射される。SIL23によりn倍(SIL23の屈
折率n)に向上される分解能は、SIL23の主面49
に対して全反射角以上の角度で集光された検査光がフォ
トントンネル効果によりSIL23の主面49を通過し
て、マスク26に照射された場合である。フォトントン
ネル効果によらずSIL23を通過した検査光では、通
常の分解能での観察しかできない。全反射角以下でSI
L23の主面49に集光する検査光は、n倍に向上した
分解能でのパターン観察の妨げとなる。したがって、エ
バネッシェント光41のみを用いて観察することが望ま
しい。第2の変形例では、SIL23の主面49に集光
する総ての検査光を全反射角以上の角度で集光させる第
1乃至第3の集光手段について説明する。
【0041】図5(a)は、第1の集光手段に係わる絞
り44を構造を示す断面図である。図5(a)に示すよ
うに、第1の集光手段は、光源11とSIL23間の光
路上に配置された全反射角以下の角度で集光する検査光
を遮る遮光部48を有する絞り44をさらに有する。通
常、全反射角以下の角度で集光する検査光は、検査光の
うち中央部分の光である。したがって、遮光部48は光
路の中央部分に配置されている。遮光部48に入射する
検査光45から、SIL23の主面49に全反射角以上
の角度で集光する検査光45a及び検査光45bを形成
する。検査光45a、45bを適当な集光レンズを用い
て集光させることで、SIL23の主面49に集光する
総ての検査光を全反射角以上の角度で集光させることが
できる。図5(a)に示した絞り44は、図1におい
て、対物絞り22あるいは、絞り13に適用することが
望ましい。しかし、これに限られるわけではなく、SI
L23に入射する前の光路上に、新たに絞り44を加え
ても構わない。
【0042】図5(b)は、第2の集光手段に係わる回
折格子43の構造を示す断面図である。図5(b)に示
すように、第2の集光手段は、光源11とSIL23間
の光路上に配置された入射する光を左右同じ角度で分散
させる回折格子をさらに有する。回折格子43は、入射
する検査光45を左右同一角度で分割して、SIL23
の主面49に全反射角以上の角度で集光する検査光45
a及び検査光45bを形成する。検査光45a、45b
を適当な集光レンズを用いて集光させることで、SIL
23の主面49に集光する総ての検査光を全反射角以上
の角度で集光させることができる。図5(b)に示した
回折格子43は、図1において、対物レンズの前光路
上、あるいは絞り13の前後の光路上に配置することが
望ましい。しかし、これに限られるわけではなく、SI
L23の前の光路上に、適当な集光レンズを組み合わせ
て回折格子を配置すれば、検査光45a、45bを全反
射角以上の角度で集光させることができる。さらに、第
1の集光手段に係わる絞り44に比して、入射する検査
光45を総て利用して、検査光45a、45bを形成し
ているので、検査光の利用効率が優れている。
【0043】図6は、第3の集光手段に係わるSIL2
3の構造を示す断面図である。図6に示すように、SI
L23は、入射する検査光45のうちSIL23の主面
49に対して全反射角以下の検査光を除去するための第
2の遮光膜47をさらに有する。
【0044】第2の変形例によれば、全反射角以下の角
度で集光する検査光を除去することができるため、分解
能の向上に寄与するエバネッシェント光のみを用いて検
査対象物を観察することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、微
細なパターンを明瞭に観察することができるパターン検
査装置を提供することができる。
【0046】また本発明によれば、欠陥と本来のパター
ンとを区別することができるパターン検査装置を提供す
ることができる。
【0047】さらに本発明によれば、従来の光学系を用
いてパターン分解能のより高いパターン検査が可能なパ
ターン検査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるパターン検査装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図2(a)は、SIL23とマスク26間の距
離が十分離れている場合の光学系を示す断面図であり、
図2(b)は、SIL23とマスク26間の距離がフォ
トントンネル効果が生じる距離に近づいた場合の光学系
を示す断面図である。
【図3】図3(a)はマスク26の設計パターン、図3
(b)及び図3(c)は実際のマスクパターンをそれぞ
れ示す。また、図3(d)は図3(b)のマスクパター
ンのイメージング像を示し、図3(e)は図3(c)の
マスクパターンのイメージング像を示す。
【図4】本発明の第1の変形例に係わるパターン検査装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】図5(a)は、本発明の第2の変形例に係わる
絞り44の機能を示す断面図であり、図5(b)は、本
発明の第2の変形例に係わる回折格子43の機能を示す
断面図である。
【図6】本発明の第2の変形例に係わるSIL23の構
成、及びSILの表面に配置されたレンズの反射による
迷光を遮るための第1の遮光膜を示す断面図である。
【符号の説明】
10 パターン検査装置 11 光源 12 偏光板 13、44 絞り 14 インテグレータ 19、30 フォトマル(第1及び第2の光検出器) 20、37、38 ピンホール 21 対物レンズ 22 対物絞り 23 SIL(透明部材) 24 カンチレバー 25 ピエゾ素子 26 マスク(検査対象物) 27 ステージ 28 投影レンズ 29 投影絞り 31、36 EWS(第1及び第2の演算処理部) 32 ステージ制御ユニット 33 フォーカス検出用センサ 35 プローブ制御ユニット 41 エバネッシェント光 42 黒欠陥 43 回折格子 45、45a、45b 検査光 46 第1の遮光膜 47 第2の遮光膜 49 主面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA49 BB02 CC18 CC19 DD03 DD06 DD12 FF01 FF04 GG04 GG22 JJ05 JJ07 JJ17 LL00 LL04 LL10 LL30 LL33 LL42 MM07 PP04 PP12 QQ24 UU01 UU02 UU03 2G051 AA51 AA56 BA05 BA10 BB20 CA02 CA07 CB01 CB02 CC07 DA07 EA11 EB01 4M106 AA01 AA09 BA04 BA05 CA39 DB02 DB04 DB08 DB11 DB12 DB30 DJ04 DJ05 DJ11 DJ19 DJ21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 前記光源から放出される検査光の光路上に配置され、空
    気よりも高い屈折率を有する透明部材と、 前記光源と前記透明部材との間の光路上に配置され、前
    記透明部材の検査対象物側の主面上に前記検査光を集光
    させる集光手段と、 前記透明部材の検査対象物側の主面と前記検査対象物の
    距離をフォトントンネル効果が生じる距離に前記透明部
    材を保持する透明部材保持手段と、 前記検査対象物に照射された後の前記検査光の強度を測
    定する測定手段とを有することを特徴とするパターン検
    査装置。
  2. 【請求項2】 前記透明部材保持手段は、 前記透明部材を支持するカンチレバーと、 前記カンチレバーを3次元方向に独立に移動させる複数
    のピエゾ素子と、 前記複数のピエゾ素子を制御するプローブ制御ユニット
    と を有することを特徴とする請求項1記載のパターン検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記測定手段は、 前記検査対象物からの反射光を導く第1の光学系と、 前記反射光の強度を測定する第1の光検出器と、 前記第1の光検出器で測定された前記反射光の強度を複
    数の色調からなる光強度データに変換する第1の処理演
    算部とを有することを特徴とする請求項1または2記載
    のパターン検査装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段は、 前記検査対象物からの透過光を導く第2の光学系と、 前記透過光の強度を測定する第2の光検出器と、 前記第2の光検出器で測定された前記透過光の強度を複
    数の色調からなる光強度データに変換する第2の処理演
    算部とを有することを特徴とする請求項1または2記載
    のパターン検査装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の光検出器までの前記第1の光
    学系に配置されたピンホールをさらに有することを特徴
    とする請求項3記載のパターン検査装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の光検出器までの前記第2の光
    学系に配置されたピンホールをさらに有することを特徴
    とする請求項4記載のパターン検査装置。
  7. 【請求項7】 前記透明部材の表面のうち、前記検査光
    の光路上にない領域に該検査光に対して透明でない第1
    の遮光膜を配置したことを特徴とする請求項1乃至6い
    ずれか1記載のパターン検査装置。
  8. 【請求項8】 前記透明部材と、前記集光手段と、前記
    透明部材保持手段と、前記測定手段とからなる光学系を
    2つ以上有することを特徴とする請求項1乃至7いずれ
    か1記載のパターン検査装置。
  9. 【請求項9】 前記集光手段は、前記主面に集光する総
    ての前記検査光を全反射角以上の角度で集光させること
    を特徴とする請求項1乃至8いずれか1記載のパターン
    検査装置。
  10. 【請求項10】 前記集光手段は、前記光源と前記透明
    部材間の光路上に配置され、全反射角以下の角度で集光
    する前記検査光を遮る遮光部を有する絞りをさらに有す
    ることを特徴とする請求項9記載のパターン検査装置。
  11. 【請求項11】 前記集光手段は、前記光源と前記透明
    部材間の光路上に配置され、入射する前記検査光を分散
    させる回折格子をさらに有することを特徴とする請求項
    9記載のパターン検査装置。
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