JP2001186652A - ディジタル形保護継電装置 - Google Patents

ディジタル形保護継電装置

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JP2001186652A
JP2001186652A JP36953799A JP36953799A JP2001186652A JP 2001186652 A JP2001186652 A JP 2001186652A JP 36953799 A JP36953799 A JP 36953799A JP 36953799 A JP36953799 A JP 36953799A JP 2001186652 A JP2001186652 A JP 2001186652A
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monitoring
restart
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JP36953799A
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Inventor
Masashi Horiike
雅士 堀池
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視異常の発生に際して監視の再スタートを
行うことで一過性の異常には監視を継続する自動監視機
能では、再スタート要求から再スタートまでの時間によ
って誤って監視異常出力が発生してしまう。 【解決手段】 監視モジュール1は異常の検出でオンデ
ィレータイマ1Aをロック条件をもたせて起動して再ス
タート要求を発生し、再スタート起動モジュール2は再
スタート要求で再スタートを行い、この再スタートに成
功したときに再スタート要求およびオンディレータイマ
のロックをリセットする。これにより、オンディレータ
イマの時限内に再スタートできた場合には監視異常出力
を発生しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動監視機能を備
えたディジタル形保護継電装置に係り、特に一過性異常
を検出した場合の警報出力処理に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル形保護継電装置は、信頼性の
向上、定期的な点検業務の簡素化(フリーメンテナンス
化)を図るため、自己診断による監視機能を設けてお
り、監視方式や項目の数も増加する傾向にある。
【0003】図6は、ディジタル形保護継電装置のブロ
ック構成とその監視範囲を示す。主事故検出リレーユニ
ットMは、フィルタ11、12によってアナログ検出電
圧Vや電流Iを取り込み、これら信号をサンプルホール
ド13、14によってサンプリングし、マルチプレクサ
15によって時分割で取り込み、A/D変換器16によ
ってディジタルデータに変換し、バスに取り込む。
【0004】バスにはコンピュータを構成する手段とし
て、CPU17、メモリ18、接点情報を取り込むディ
ジタル入力部19、保護演算結果や点検信号をディジタ
ル出力するディジタル出力部20、保護演算時の整定値
を記憶する設定部21が結合される。
【0005】事故検出リレーユニットFSは、主事故検
出ユニットMとは異なる事故要因(不足電圧など)から
事故を検出する。トリップ出力部TRIPは、リレーユ
ニットM、FSからのトリップ出力信号が共に発生した
ときにそれらを半導体スイッチ(または補助リレー)で
電流増幅してトリップ出力を発生する。このトリップ出
力には点検時にオフされる点検用半導体スイッチが直列
接続で設けられる。
【0006】以上の構成において、自動監視のうちの常
時監視は、アナログ入力データ監視,A/D変換精度監
視、整定値監視,CPU監視、メモリ監視,DIO監視
等をソフトウエアまたはハードウエアで設ける。また、
点検監視は、アナログ入力監視,DIOトリップ回路点
検機能を設ける。
【0007】これら常時監視と点検監視による監視にお
いて、監視結果に異常が検出され、装置の保護機能に影
響が予想される場合、一過性の異常であれば装置の再ス
タートで正常に戻る場合がある。
【0008】そこで、装置の機能喪失状態の時間を短縮
するため、自動監視方式として、再スタート機能を持た
せておき、監視異常が検出されたときに再スタートを実
行し、正常に戻った場合には異常の警報出力を発生しな
いようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の再スタート機能
を持たせた自動監視方式において、監視異常警報出力回
路(または処理)と再スタート起動回路(または処理)
が別回路または別処理であった場合、信号入出力タイミ
ングの変化や処理手順の変更等によって、再スタートで
正常に戻った場合にも監視異常警報出力が発生してしま
うことがある。
【0010】図7は、自動監視機能を、監視モジュール
1と再スタート起動モジュール2を別モジュール構成と
する場合を示す。なお、ウォッチドッグモジュール3は
コンピュータ自体が持つ監視機能であり、このモジュー
ル3による異常検出には再スタート起動モジュール2が
ウォッチドッグ異常を発生する。
【0011】この構成において、監視異常で正常に再ス
タート処理できた場合のタイムチャートを図8の(a)
に示す。監視モジュール1が監視異常を検出したとき、
監視異常を出力するための補助リレー出力(監視異常出
力)を発生するとともに、再スタート起動モジュール2
に再スタート要求を発生する。
【0012】この要求を受けた再スタート起動モジュー
ル2は、装置の再スタートで監視モジュール1の監視動
作を再スタートさせるために、監視モジュール1や他の
モジュールをリセットし、監視動作を再開させる。この
リセットにより、監視モジュール1の異常検出信号及び
再スタート要求信号も復帰する。この再スタート要求か
ら復帰までの時間が補助リレーの動作に要する時間より
も短ければ、補助リレーが動作することなく、監視異常
は発生しない。
【0013】しかし、図8の(b)に示すように、再ス
タートによるリセットが遅れ、この間に補助リレーが先
に動作すると、補助リレーがその自己保持機能によって
監視異常を発生してしまう。
【0014】このような不都合は、再スタートの処理に
必要な時間が装置設計で違う場合など、自動監視機能の
構成の違いや処理機能の違いによって起きる。
【0015】本発明の目的は、監視異常出力で再スター
トできた場合には監視異常出力の発生を防止できるよう
にしたディジタル形保護継電装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、監視異常発生
でオンディレータイマを起動し、この時限内に再スター
トできた場合には監視異常出力を発生しないようにした
もので、以下の構成を特徴とする。
【0017】装置構成要素の機能監視を行い、監視異常
の発生に際して監視の再スタートを行うことで一過性の
異常には監視異常を発生することなく監視を継続する自
動監視手段を備えたディジタル形保護継電装置であっ
て、前記監視異常の発生に際してロック条件をもたせて
起動され、一定時限後に監視異常出力を発生するオンデ
ィレータイマと、前記監視異常の発生による再スタート
要求で監視を再スタートさせ、この再スタートに成功し
たときに前記再スタート要求およびオンディレータイマ
のロックをリセットする手段を備えたことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
自動監視機能ブロック図である。同図が図7と異なる部
分は、監視モジュール1で監視異常が検出されたときに
その信号をオンディレータイマ1Aで一定時間だけ遅ら
せて補助リレー出力(監視異常出力)発生する点にあ
る。
【0019】上記の構成による、監視異常発生時のタイ
ムチャートを図2に示す。図2の(a)は再スタートに
成功して監視異常出力の発生を防止する場合を示し、
(b)は再スタートできない場合に監視異常出力を発生
する場合を示す。
【0020】図2の(a)において、監視モジュール1
は、監視異常の検出と同時に再スタート起動モジュール
2に再スタート要求を発生する。この再スタート要求と
同時にオンディレータイマ1Aをロック条件をもたせて
起動する。再スタート起動モジュール2は、再スタート
要求の終了(一過性異常で監視異常が発生しない)で各
監視機能の再スタートを実行し、これに並行して監視モ
ジュール1のリセット及びそのオンディレータイマ1A
のロック条件もリセットする。
【0021】したがって、再スタート要求の発生からオ
ンディレータイマ1Aの遅れ時間T以内に再スタートが
できた場合には監視異常の発生を防止することができ
る。そして、図2の(b)に示すように、オンディレー
タイマ1Aの遅れ時間T以上に再スタート要求が継続
し、再スタートが起動できなかった場合には正規の監視
異常を発生することができる。
【0022】図3は、監視異常出力の処理フローを示
し、同図の(a)は従来の処理フローを、(b)は実施
形態の処理フローを示す。従来の処理では、監視モジュ
ール1が再スタート要求の発生と共に監視異常出力を発
生する。これに対して、実施形態による処理では、再ス
タート要求でオンディレータイマをセット(起動)し、
このタイマの起動中は監視異常出力を発生しない。
【0023】したがって、本実施形態によれば、監視異
常に際して、一過性の異常で監視結果が正常になった場
合は、監視異常の警報出力が発生するのを防止できる。
また、再スタートを要求したにも関わらず再スタートが
発生しない場合はオンディレータイマの時限後に確実に
監視異常出力を発生することができる。なお、装置構成
としては、監視モジュール1内部にソフトウエアまたは
ハードウエア構成のタイマを設けることで済み、外部的
な回路を設けることを不要にする。
【0024】図4は、本発明の他の実施形態を示す。同
図が図1と異なる部分は、オンディレータイマ1Aを外
部回路または外部機能として監視モジュール1とは分離
した点にある。
【0025】本実施形態においても、図1の場合と同様
の作用効果を得ることができる。また、オンディレータ
イマ1Aを外部回路または外部機能とするため、監視モ
ジュール1の変更が不要になる。
【0026】図5は、本発明の他の実施形態を示す。本
実施形態では、監視モジュールおよび再スタート起動モ
ジュールを一体化した自動監視モジュール4とし、その
内部で異常警報の出力条件にオンディレータイマのタイ
マ機能を付加する。
【0027】本実施形態においても、図1の場合と同様
の作用効果を得ることができる。また、監視モジュール
と再スタート起動モジュールを一体化することにより、
構成を簡単化できる。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、監視異
常発生でオンディレータイマを起動し、この時限内に再
スタートできた場合には監視異常出力を発生しないよう
にしたため、自動監視機能の構成の違いにかかわらず、
一過性の異常で再スタートできた場合には監視異常出力
を発生するのを確実に防止でき、また一過性異常でない
場合には監視異常出力を確実に発生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す自動監視機能ブロック
図。
【図2】実施形態における監視異常発生時のタイムチャ
ート。
【図3】実施形態における監視異常出力の処理フロー。
【図4】本発明の他の実施形態を示す自動監視機能ブロ
ック図。
【図5】本発明の他の実施形態を示す自動監視機能ブロ
ック図。
【図6】ディジタル形保護継電装置のブロック構成とそ
の監視範囲を示す図。
【図7】従来の自動監視機能ブロック図。
【図8】従来の監視異常出力の処理フロー。
【符号の説明】
1…監視モジュール 2…再スタート起動モジュール 3…ウォッチドッグモジュール 4…自動監視モジュール 1A…オンディレータイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置構成要素の機能監視を行い、監視異
    常の発生に際して監視の再スタートを行うことで一過性
    の異常には監視異常を発生することなく監視を継続する
    自動監視手段を備えたディジタル形保護継電装置であっ
    て、 前記監視異常の発生に際してロック条件をもたせて起動
    され、一定時限後に監視異常出力を発生するオンディレ
    ータイマと、 前記監視異常の発生による再スタート要求で監視を再ス
    タートさせ、この再スタートに成功したときに前記再ス
    タート要求およびオンディレータイマのロックをリセッ
    トする手段を備えたことを特徴とするディジタル形保護
    継電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209122A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Meidensha Corp ディジタル形保護継電装置のリスタート方式
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