JP2001186602A - ハイブリッド車両の駆動トルク制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の駆動トルク制御装置

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JP2001186602A
JP2001186602A JP36750299A JP36750299A JP2001186602A JP 2001186602 A JP2001186602 A JP 2001186602A JP 36750299 A JP36750299 A JP 36750299A JP 36750299 A JP36750299 A JP 36750299A JP 2001186602 A JP2001186602 A JP 2001186602A
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engine
motor generator
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engine torque
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Tetsuo Matsumura
哲生 松村
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Hitachi Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジントルクを精度よく検出し、エンジン及
び電動発電機の駆動トルク制御を好適に行うことのでき
るハイブリッド車両の駆動トルク制御装置を提供する。 【解決手段】エンジントルク推定演算手段でエンジント
ルク特性からエンジントルク推定を演算し、エンジント
ルク推定値補正手段、エンジントルク推定値学習手段に
より、前記エンジントルク推定値の精度を向上させ、前
記エンジントルク推定値をもとにハイブリッド車両の運
転状態に応じて、エンジン及び電動発電機の目標トルク
パターンを発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド車両の
制御方法に係わり、特にエンジンの発生トルクを推定
し、エンジンと電動発電機へ駆動トルクを配分するハイ
ブリッド車両の駆動トルク制御方法及びその制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハイブリッド車両の駆動トルク制
御装置では、例えば特開平10-98804号公報に記
載された発明のように、車両の加速時、及び減速時に、
あらかじめ電動発電機の発生するトルクを決定してお
き、エンジンと電動発電機の合力を車両の駆動トルクと
するように構成されている。また前記駆動トルク制御装
置に用いるエンジントルク推定手段は、例えば特開平8
-121202号公報のようにエンジンの吸入空気流量
とエンジン回転数などをパラメータとする演算式やデー
タマップなどからエンジントルクを算出するように構成
されるか、またはトルクコンバータのトルク特性よりエ
ンジントルクを算出するように構成される。
【0003】また、特開平10-136626号公報に
は、エンジンでモータジェネレータを駆動しその発生電
力に基づいてエンジントルクを算出するように構成され
たハイブリッド車両が開示されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】前記従来の、ハイブ
リッド車両のエンジントルク特性をパラメータによって
算出する方法では、温度や気圧など、エンジンの用いら
れる環境が変化した場合や、エンジンが使用され始めて
から時間が経過し、経年変化を伴う場合に、推定値と実
際のエンジントルクの間に誤差が生じてしまい、電動発
電機の制御を好適に行うことができなくなる。
【0005】また前記従来の、トルクコンバータトルク
特性よりエンジントルクを算出する方法は、動力伝達機
構として、トルクコンバータを使用しなければ利用でき
ず、遊星歯車または乾式または電磁式の伝達機構を備え
る車両には適用できない等の問題点がある。
【0006】さらに、前記エンジンでモータジェネレー
タを駆動しその発生電力に基づいてエンジントルクを算
出する方式は、モータジェネレータを利用して間接的に
エンジントルクを算出するものであり、エンジンからモ
ータジェネレータへの駆動力伝達系統の特性のばらつき
やモータジェネレータ自体の特性のばらつきなどにより
測定の誤差が大きくなる。
【0007】本発明の目的とするところは、車両のタイ
プの如何に拘らずエンジントルクを精度良く推定し、エ
ンジンと電動発電機の駆動トルク制御を最適に行うこと
ができるハイブリッド車両の駆動トルク制御装置及び制
御方法を提案することにある。
【0008】本発明の他の目的とするところは経年変化
や環境変化に追従してエンジントルクの推定値を自動的
に補正し、常にエンジンと電動発電機の駆動トルク制御
を最適に行うことができるハイブリッド車両の駆動トル
ク制御装置及び制御方法を提案することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、燃料の燃焼によって作動するエンジン
と電気エネルギーで作動し力行または回生を行う電動発
電機とを車両の駆動源として備えたハイブリッド車両に
おける駆動トルクを制御するために、前記エンジン及び
前記電動発電機を制御する駆動トルク制御装置におい
て、前記エンジンへ目標トルク値を指令しその結果発生
する前記エンジンのトルクを、エンジンの運転状態に関
連した複数のパラメータに基づき予めエンジントルク特
性として記憶し、該エンジントルク特性及び前記パラメ
ータを用いてエンジンのトルクを推定するエンジントル
ク推定手段と、該エンジントルク推定手段で推定したエ
ンジントルク推定値を基に、車両の運転モードに応じて
前記電動発電機の目標トルク値を生成して前記電動発電
機を制御する駆動トルク配分手段とを備えることを特徴
とする。
【0010】本発明の他の特徴によれば、駆動トルク制
御装置は、エンジンの動作状態に基づいて変化するパラ
メータを用いて、あらかじめ記憶しておいたエンジント
ルク特性を利用して実際のエンジントルク推定値を高精
度に演算するエンジントルク推定演算手段と、推定した
エンジントルクに、補記類やエンジン水温変化によるエ
ンジンフリクション変化等の補正を加える第一のエンジ
ントルク推定値補正手段と、電動発電機のトルクを利用
して、環境変化、経年変化によるエンジントルク推定値
の変化を補正する第二のエンジントルク推定値補正学習
手段とを備える。第二の補正学習手段は、補正学習値を
更新して使用し、最新の情報を用いて補正を行うことが
望ましい。
【0011】また、前記エンジントルク記憶手段は、例
えば、アクセルペダル開度又はスロットルバルブ開度と
エンジン回転数、エンジン吸入空気質量流量とエンジン
回転数、吸気圧力と吸気温度とエンジン回転数、又はイ
ンジェクタ駆動パルス幅とエンジン回転数をパラメータ
としてエンジントルクを記憶することができる。
【0012】本発明によれば、エンジン回転数を含むエ
ンジンの運転状態に関連した複数のパラメータ、例えば
アクセルペダル開度、スロットルバルブ開度、エンジン
吸入空気質量流量、吸気圧力、吸気温度、インジェクタ
駆動パルス幅、エンジン回転数等の測定パラメータをも
とにしたマップを予め作成し、前記パラメータによるマ
ップ検索に基づきエンジントルクを推定演算し、電動発
電機のトルクを補正することにより、高価なトルクセン
サを用いることなく、エンジン制御及び電動機及び発電
機制御のために組み込まれている既存のセンサのみを用
いてエンジントルクを推定して駆動トルク制御を行うこ
とができ、コストアップを伴うことがなく機能強化を図
ることができる。
【0013】また、車両のタイプの如何に拘らずエンジ
ントルクを精度良く推定し、エンジンと電動発電機の駆
動トルク制御を最適に行うことができる。
【0014】さらにまた、前記電動発電機のトルクを利
用して前記エンジントルクを学習補正する機能をもつた
め、環境の変化や経年変化があった場合にも、前記エン
ジントルク推定値補正学習手段により学習を行い、学習
補正値を前記エンジントルク推定値に反映させること
で、環境変化、経年変化にも自動的に追従して駆動トル
ク制御を好適に行うことができる。すなわち、一般的に
電動発電機はほぼ常温の安定した雰囲気で使用されかつ
構造的にも完成度が高いため、環境の変化や経年変化を
受けにくい。一方、エンジンはガスの燃焼を伴う過酷な
環境下で熱、振動、汚染物質等の影響を受け、電動発電
機に比べるとはるかに環境の変化や経年変化を受けトル
ク特性が劣化し安い。本発明は、このような電動発電機
の安定したトルク特性を利用してエンジントルク推定値
を補正して電動発電機の駆動トルクを制御することで、
環境変化、経年変化にも耐える駆動トルク制御装置及び
制御方法を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は、例えばクラッ
チ手段により動力伝達を接続、遮断することによって動
力源を切り換える切換タイプや、遊星歯車装置などの合
成分配機構によってエンジン及び電動発電機の出力を合
成したり、分配したりするミックスタイプ、電動発電機
またはエンジンを補助的に使うアシストタイプなど、エ
ンジンと電動発電機とを車両走行時の動力源として備え
ている種々のタイプのハイブリッド車両に適用され得
る。
【0016】エンジンと電動発電機とを動力源として備
えているハイブリッド車両の運転モードには、例えば、
電動発電機のみを動力源として走行する電気走行モー
ド、エンジンのみを動力源として走行するエンジンモー
ド、エンジン及び電動発電機の両方を動力源として走行
するエンジン・電動発電機運転モード、エンジンを動力
源として走行しながら電動発電機で発電する発電走行モ
ード、動力源としては電動発電機のみを使用し、エンジ
ンは発電のみに使用されるシリーズ発電モードなどが挙
げられる。本発明では、これらの運転状態モードを識別
する運転モード判定ブロックを駆動トルク制御装置に備
える。
【0017】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施形態をなす、ハイブ
リッド車両システム16のハードウェア構成図である。
燃料の燃焼によってトルクを発生するエンジン1、発電
やエンジンの始動等に使用する第二の電動発電機7、エ
アコンのコンプレッサー4、エアフローメータ2、電子
制御スロットル3、電磁パウダークラッチ5、駆動軸に
連結する第一の電動発電機6、無段変速機12、無段変
速機プライマリプーリ13、無段変速機セカンダリプー
リ14、電動発電機を駆動するインバータ9、電池1
0、無段変速機の油圧を発生する第三の電動発電機8、
第三の電動発電機によって駆動される油圧制御装置1
1、タイヤ15、エンジン制御装置79、電動発電機制
御装置80から構成され、そして駆動トルク制御装置1
7が搭載される。
【0018】エンジン1は、エンジン制御装置(EC
M)79によってスロットル弁開度や燃料噴射量、点火
時期などが制御されることにより、運転状態に応じて出
力が制御される。第一電動発電機6、第二電動発電機
7、第三電動発電機8は電動発電機制御装置(MCA)
80によって電流などを制御することにより、運転状態
に応じて出力が制御される。エンジン制御装置(EC
M)79および電動発電機制御装置(MCA)80は、
CPUやRAM、ROM等を有するマイクロコンピュータを備え
て構成され、あらかじめ定められたプログラムにしたが
って信号処理を行う。前記エンジン制御装置(ECM)
79および前記電動発電機制御装置(MCA)80を、
前記駆動トルク制御装置17の内部に搭載することも可
能である。
【0019】ハイブリッド車両における運転モードの一
例を図2、図3を用いて説明する。まず、図2に各運転
モードにおける出力の受給関係を示す。図2(A)に示
すシリーズ発電モードでは、車両を駆動する動力源とし
ては第一電動発電機6のみを使用し、エンジン1と第二
電動発電機7で発電し、電池10に充電する。第一電動
発電機6のみを動力源として走行する電気走行モードも
ある。
【0020】図2(B)に示すエンジン・電動発電機運
転モードでは、エンジン1及び第一電動発電機6の両方
を車両駆動の動力源として走行する。エンジン1のみを
動力源として走行するエンジンモードもある。図2
(C)に示す発電走行モードでは、エンジン1を動力源
として走行しながら第二電動発電機7で発電し電池10
に充電する。
【0021】図3は、ハイブリッド車両の運転モード
と、車速及びトルクの関係の一例を示すものである。低
速、低出力運転時にはシリーズ発電モード(A)で運転
され、中高速、中高出力運転時にはエンジン・電動発電
機運転モード(B)または発電走行モード(C)で運転
される。なお、加、減速時はエンジン・電動発電機運転
モード(B)で運転される。
【0022】図4は、本発明の一実施形態をなす、ハイ
ブリッド車両システム16と駆動トルク制御装置17の
制御系統構成図である。駆動トルク制御装置17はCPU
やRAM、ROM等を有するマイクロコンピュータを備えて構
成され、あらかじめ定められたプログラムにしたがって
信号処理を行う。車両システム16から駆動トルク制御
装置17に入力される信号として、インジェクタ噴射パ
ルス幅18、エンジン回転数19、エンジン水温20、
吸気管圧力21、A/Cコンプレッサ吐出圧22、第二電
動発電機トルク(TMB)23、車速81、アクセル開
度83、駆動トルク制御装置17から車両システム16
へ入力される信号として、エンジントルク指令値(TE
)24、第一電動発電機トルク指令値(TMA)2
5、第二電動発電機トルク指令値(TMB)26があ
る。エンジントルク指令値(TE)24はエンジン制
御装置79へ、第一電動発電機トルク指令値(TM
A)25および第二電動発電機トルク指令値(TM
B)26は電動発電機制御装置80へそれぞれ入力さ
れる。
【0023】図5は、駆動トルク制御装置17の一実施
形態をなす制御構成図である。駆動トルク制御装置17
には、インジェクタ噴射パルス幅18とエンジン回転数
19から第一エンジントルク推定暫定値33を演算す
る、エンジントルク推定演算手段30、エンジン回転数
19とエンジン水温20と吸気管圧力21とエアコンコ
ンプレッサ吐出圧22を用いて第一エンジントルク推定
暫定値33に補正を加えて第二エンジントルク推定暫定
値34を演算する、エンジントルク推定値補正手段3
1、前記第二エンジントルク推定暫定値34に、第二電
動発電機トルク(TMB)23を用いて学習補正を加
え、エンジントルク推定値(TEA)29を演算するエ
ンジントルク推定値学習手段32、前記エンジントルク
推定値(TEA)29と、運転者の要求する目標駆動ト
ルク(=車両駆動トルクTD)28から、エンジントル
ク指令値(TE)24、第一電動発電機トルク指令値
(TMA)25、第二電動発電機トルク指令値(TMB
)26を演算する、駆動トルク配分演算手段27を備
える。
【0024】運転者の要求する目標駆動トルク28の最
大値TDMAXは、図2の(B)に示すエンジン・電動発
電機運転モードにおける、エンジン1と第一電動発電機
6の最大トルクTEMAX、TMAMAXを加算したトルク値
が設定される。TDMAX=TEMAX+TMAMAXまた目標駆
動トルク(TD)28の最小値は、車両として妥当な減
速を実現するトルク値が設定される。目標駆動トルク
(TD)28は、アクセル開度83と車速81から演算
される。
【0025】以下、駆動トルク制御装置17に備えられ
る、エンジントルク推定演算手段30、エンジントルク
推定値補正手段31、エンジントルク推定値学習手段3
2を順に説明してゆく。
【0026】はじめに、エンジントルク推定演算手段3
0について説明する。図6はエンジントルク推定演算手
段30の構成図である。エンジントルク推定暫定値切替
処理39で、エンジンが全気筒燃料を噴射している場合
と、燃料を全気筒噴射していない場合、燃料を一部の気
筒のみ噴射している場合にわけて演算を行う。まず、燃
料を全気筒噴射している場合には、あらかじめエンジン
1のトルク特性を記憶させた燃料噴射時エンジントルク
特性マップ35に、インジェクタ燃料噴射パルス幅18
とエンジン回転数19を入力してエンジントルク特性を
検索することで、燃料噴射時エンジントルク推定暫定値
36を得る。
【0027】一方、燃料を全気筒噴射していない場合に
は、あらかじめエンジン1のトルク特性を記憶させた燃
料非噴射時エンジントルク特性マップ37に、インジェ
クタ燃料噴射パルス幅18とエンジン回転数19を入力
してエンジントルク特性を検索することで、 燃料非噴
射時エンジントルク推定暫定値38を得る。
【0028】エンジントルク推定暫定値切替処理39で
は、全気筒燃料噴射時には、燃料噴射時エンジントルク
推定暫定値36をフィルタ処理前第一エンジントルク推
定暫定値40とし、全気筒燃料非噴射時には、燃料非噴
射時エンジントルク推定暫定値38をフィルタ処理前第
一エンジントルク推定暫定値40とする。さらに、一部
の気筒のみ燃料噴射時には、エンジン1の気筒数をNと
し、燃料噴射をしている気筒数をN1とすると、 ( 燃料噴射時エンジントルク推定暫定値36 × N1
÷ N+ 燃料非噴射時エンジントルク推定暫定値3
8 × ( N − N1 )÷ N ) をフィルタ処理前第一エンジントルク推定暫定値40と
する。上記演算では、インジェクタ噴射パルス幅18と
エンジン回転数19によってフィルタ処理前エンジント
ルク推定暫定値40を演算しているため、電子制御スロ
ットル3の応答遅れについては考慮されているが、エン
ジン吸気管分の空気の遅れについては考慮されていない
ため、一次遅れフィルタ処理41を行う。フィルタ処理
前第一エンジントルク推定暫定値40に一次遅れフィル
タ処理41を行い、第一エンジントルク推定暫定値33
を演算する。本実施形態では行っていないが、さらに、
エンジン1の燃焼遅れ、エンジン出力軸伝達遅れを考慮
することも可能である。
【0029】エンジントルク推定演算手段30では、エ
ンジントルク特性をインジェクタ駆動パルス幅18とエ
ンジン回転数19で記憶させているが、他にも、エンジ
ン回転数19と、アクセルペダル開度もしくは、スロッ
トルバルブ開度もしくは、エンジン吸入空気流量もしく
は、エンジン吸気圧力もしくは、エンジン吸気温度のい
ずれかを使用しても記憶させることができる。しかし、
前記アクセルペダル開度や前記スロットルバルブ開度を
パラメータとして使用した場合は、エンジン1に吸入さ
れる空気の密度が変化した場合には誤差をもつ可能性が
あるので、エンジン吸入空気流量またはエンジン吸気圧
力を用いてトルク特性を記憶させることが望ましい。
【0030】次に、エンジントルク推定演算手段30で
演算された、第一エンジントルク推定暫定値33に、エ
ンジントルク推定値補正手段31で補正を加えて、第二
エンジントルク推定暫定値34を演算する。図7はエン
ジントルク推定値補正手段31の構成図である。エンジ
ン回転数19でエンジンフリクションテーブル42を検
索し、エンジンフリクション基本値43を演算する。ま
た、エンジン水温20でエンジンフリクション水温特性
テーブル44を検索し、エンジンフリクション水温変化
率45を得る。エンジンフリクション基本値43にエン
ジンフリクション水温変化率45を乗算することで、エ
ンジンフリクション46を得る。エンジンフリクション
46からエンジンフリクション基本値43を減算するこ
とで、エンジンフリクション水温変化分47を算出でき
る。また、吸気管内圧力21でポンピングロストルク特
性テーブル48を検索してポンピングロストルク49を
演算する。また、エアコンプレッサ吐出圧22とエンジ
ン回転数19で、エアコンプレッサトルク特性マップ5
0を検索することによりエアコンプレッサトルク51を
算出する。
【0031】エンジンフリクション水温変化分47と、
ポンピングロストルク49と、エアコンプレッサトルク
51を加算して負荷トルク52を算出し、第一エンジン
トルク推定暫定値33から負荷トルク52を減算するこ
とで、第二エンジントルク推定暫定値34を得る。ここ
で、エンジンフリクション水温変化分47を演算してい
るのは、前記燃料噴射時エンジントルク特性マップ35
および前記燃料非噴射時エンジントルク特性マップ37
にエンジンフリクション基本値43が反映されて記憶さ
れているためである。
【0032】次に、エンジントルク推定値補正手段31
で演算された、第二エンジントルク推定暫定値34に、
エンジントルク推定値学習手段32で学習補正を加える
ことで、エンジントルク推定値(TEA)29を演算す
る。図2(A)に示した前記シリーズ発電モード時は、
エンジン1は電池10を充電するための発電に使用され
るため、エンジン1の発生するトルク(TE)と第二電
動発電機7の発生するトルク(TMB)が釣り合う。 TE=TMB 従って、第二電動発電機トルク(TMB)23はエンジ
ントルク(TE)の反トルクとなることから、第二エン
ジントルク推定暫定値34の学習補正が可能となる。一
般に、第二電動発電機7は、エンジン1に比較して環境
の変化、経年変化を受けにくいので、第二エンジントル
ク推定暫定値34に第二電動発電機トルク23で学習を
行えば、エンジン1の使用環境が変化したり、経年変化
があっても、エンジン1が発生しているトルク(TE)
を第二電動発電機トルク(TMB)23で補正して、エ
ンジン1の発生するトルク(TEA)を精度良く算出で
きる。
【0033】図8はエンジントルク推定値学習手段32
の構成図である。第二電動発電機トルク23に、ゲイン
53をかけることで、エンジン出力軸換算第二電動発電
機トルク54を演算する。ゲイン53は、エンジンと第
二電動発電機のプーリー比の符号を反転させたものであ
る。エンジン出力軸換算第二電動発電機トルク54から
第二エンジントルク推定暫定値34を減算することで、
第二エンジントルク推定暫定値誤差55を演算する。
【0034】スイッチ56は、車両が、動力源としては
第一電動発電機6のみを使用し、エンジン1は、電池1
0を充電するための発電のみに使用される、前記シリー
ズ発電モード(図2A参照)のときのみ下段となり、第
二エンジントルク推定暫定値誤差55をエンジントルク
推定学習暫定値57とする。前記シリーズ発電モード以
外は、スイッチ56は上段をとり、前回値生成部58に
より、エンジントルク推定値学習暫定値57の前回値で
あるエンジントルク推定値学習暫定値前回値59を演算
し、エンジントルク推定値学習暫定値前回値59をエン
ジントルク推定学習暫定値57とする。エンジントルク
推定値学習暫定値57に、制限手段60によって、上限
・下限を制限することで、エンジントルク推定値学習値
61を演算する。制限手段60は学習が過度に行われる
ことを防ぐ目的で設定されている。最後に第二エンジン
トルク推定暫定値34にエンジントルク推定値学習値6
1を加算して、エンジントルク推定値29を算出する。
【0035】エンジントルク推定値学習は、前記シリー
ズ発電モード(図2A参照)のように、エンジン1の発
生するトルクTEが第二電動発電機7の発生トルクTM
Bと釣り合っている状態、すなわち車両駆動トルクTD
としてはエンジントルクを使用していない状態であるな
らば実現可能であり、前記シリーズ発電モードに限定し
ているわけではない。エンジントルク推定値学習値61
は前記シリーズ発電モードに車両の状態が遷移して、所
定時間経過後、すなわちシリーズ発電モードが定常に達
した時に更新し始めるのが望ましい。また前記エンジン
トルク推定演算手段30として、トルクセンサを用いる
手段や、エンジンの動特性を遅れ要素やむだ時間要素等
で構成した数学モデルを用いて推定する手段を用いても
構成可能である。
【0036】図9は本発明の一実施形態をなす、駆動ト
ルク配分手段27の構成図である。前記のようにして演
算された、エンジントルク推定値29をもとに、駆動ト
ルク配分手段27で、エンジン1、第一電動発電機6、
第二電動発電機7へ、それぞれ、エンジントルク指令値
24、第一電動発電機トルク指令値25、第二電動発電
機トルク指令値26を与える。以下に前記各運転モード
でのトルク配分について説明する。
【0037】第一電動発電機6のみを動力源として走行
する前記電気走行モードの場合は、第一スイッチ62は
下段を選択し、目標駆動トルク28が第一電動発電機ト
ルク指令値25となる。
【0038】エンジン1及び第一電動発電機6の両方を
動力源として走行する前記エンジン・電動発電機運転モ
ード(図2B参照)の場合は、第一スイッチ62は上段
を選択する。目標駆動トルク(TD)28とエンジント
ルク推定値(TEA)29の差である目標駆動トルクエ
ンジントルク差72に制限手段68で、上限値を0、下
限値を目標発電トルク70で制限し、発電トルク71を
演算する。目標駆動トルクエンジントルク差72が正値
である場合は、発電トルク71は0となり、目標駆動ト
ルクエンジントルク差72が負値である場合は、発電ト
ルク71は負値となる。目標発電トルク70は電池10
の充電状態によって負値で設定される。
【0039】本発明では、電池10の充電状態によって
目標発電トルク70を演算する発電トルク演算部をも
つ。目標駆動トルクエンジントルク差72から発電トル
ク71を減算し、第一電動発電機指令トルク暫定値73
を演算する。第一電動発電機トルク指令値25は第一電
動発電機指令トルク暫定値73となる。また、第二スイ
ッチ63は下段を選択する。
【0040】エンジン・電動発電機運転モード(図2B
参照)において、目標駆動トルク28(TD)がエンジ
ントルク指令値24となる、すなわち、車両が加速状態
にある場合は、目標駆動トルクエンジントルク差72が
正値となり、発電トルク71が0となるので、第一電動
発電機トルク指令値(TMA)25は目標駆動トルク
(TD)とエンジントルク(TE)の差72となり、エ
ンジン1が達成できないトルクを第一電動発電機6が補
い、目標駆動トルク(TD)28を達成する。
【0041】TD=TE+TMA また車両が減速状態にある場合は、目標駆動トルクエン
ジントルク差72が負値となり、第一電動発電機トルク
指令値25は第一電動発電機指令トルク暫定値73とな
る。エンジントルク指令値(TMA)24は目標駆動
トルク(TD)28となり、エンジン1がフリクション
トルクを発生し、第一電動発電機6が回生トルクを発生
することで、車両を減速させる。
【0042】TD=TE−TMA エンジン1のみを動力源として走行する前記エンジンモ
ードの場合は、目標駆動トルク28をすべてエンジンが
発生する運転モードである。第二スイッチ63は下段を
選択し、目標駆動トルク28がエンジントルク指令値2
4となり、またエンジントルク推定値29も目標駆動ト
ルク28と等しくなる。目標駆動トルクエンジントルク
差72は0となる。第三スイッチは前記エンジン・電動
発電機運転モードの場合と同様に第一スイッチ62は上
段を選択するが、目標駆動トルクエンジントルク差72
が0であるので、発電トルク73も0、第一電動発電機
トルク指令値25も0となる。
【0043】エンジン1を動力源として走行しながら第
二電動発電機7で発電する発電走行モード(図2C参
照)の場合は、第二スイッチ63は中段を選択し、発電
トルク71にゲイン67をかけて第一エンジン指令トル
ク暫定値74を演算する。ゲイン67には符号を反転さ
せるため、−1を設定する。目標駆動トルク28に第一
エンジン指令トルク暫定値74を加算して、第二エンジ
ン指令トルク暫定値75を演算し、エンジントルク指令
値24となる。すなわち、図10に示すように、駆動に
必要なトルク(TD)に加えて発電トルク(TMB)を
上乗せしたトルク(TE)をエンジン1に指令する。
第三スイッチ64は上段を選択し、発電トルク71が第
二電動発電機指令トルク第二暫定値78となり、ゲイン
66をかけることで第二電動発電機トルク指令値(TM
B)26となる。ゲイン66はエンジン1と第二電動
発電機7のプーリー比の逆数を設定する。第一スイッチ
62は上段を選択する。エンジントルク指令値(T
)29は、発電トルク(TMB)71分だけ、目
標駆動トルク(TD)28よりも大きな値となる。従っ
て目標駆動トルクとエンジントルクの差72は発電トル
ク71分負値となるが、発電トルク71が減算されるの
で、第一電動発電機指令トルク暫定値73は0となる。
【0044】動力源として第一電動発電機6のみを使用
し、エンジン1と第二電動発電機7で発電を行う前記シ
リーズ発電モードの場合は、第一スイッチ41が下段を
選択し、目標駆動トルク28が第一電動発電機トルク指
令値25となり、第二スイッチ42は上段を選択し、第
一エンジン指令トルク暫定値74がエンジントルク指令
値24となる。第三スイッチ43は下限を選択する。エ
ンジントルク推定値29に制限手段69で制限をかけ、
制限つきエンジントルク推定値76を演算する。制限手
段69の上限値は第二電動発電機最大トルク、下限値は
第二電動発電機最小トルクとする。制限つきエンジント
ルク推定値76にゲイン65をかけて第二電動発電機指
令トルク第一暫定値77を演算する。ゲイン65は符号
を反転させるため、−1を設定する。第二電動発電機指
令トルク第二暫定値78は第二電動発電機指令トルク第
一暫定値77となり、ゲイン66をかけて第二電動発電
機トルク指令値26となる。すなわちエンジン1の発生
するトルク(TE)を第二電動発電機7が駆動トルク
(TMB)として吸収する形となる。前記シリーズ発電
モードの場合に、第二電動発電機7の回転数を制御する
ように構成することも可能である。
【0045】前記駆動トルク制御装置で得られるトルク
応答の例として、図11に、前記エンジン・電動発電機
運転モードで加速する場合の目標駆動トルクTD、エン
ジントルク推定値TEA、第一電動発電機トルク指令値
TMAのタイムチャートを示す。横軸は時間[s]で、縦
軸は上段が車速[km/h]、下段がトルク[Nm]である。加速
時は、車速81が増加してゆく。目標駆動トルクTDを
与えると、エンジン1が発生しているトルクであるエン
ジントルク推定値TEAが変化し、第一電動発電機トル
ク指令値TMAを得る。エンジン1が達成できないト
ルクを第一電動発電機6が補い、目標駆動トルクTDを
達成する。
【0046】また、図12に、前記エンジン・電動発電
機運転モードで減速する場合の目標駆動トルクTD、エ
ンジントルク推定値TEA、第一電動発電機トルク指令
値TMAのタイムチャートを示す。横軸は時間[s]で、
縦軸は上段が車速[km/h]、下段がトルク[Nm]である。減
速時は車速81が減少してゆく。目標駆動トルクTDが
負値となり、エンジントルク推定値TEAはエンジン1
のフリクショントルクが演算され、第一電動発電機トル
ク指令値TMAを得る。エンジン1の発生するフリク
ショントルクと、第一電動発電機6の発生する回生トル
クが合成され、目標駆動トルクTDを達成する。
【0047】
【発明の効果】本発明を用いることにより、エンジンが
発生しているエンジントルク推定値を精度良く算出でき
るので、電動発電機に好適にトルク配分を行うハイブリ
ッド車両の駆動トルク制御装置及び制御方法を提供する
ことができる。
【0048】また、車両のタイプの如何に拘らずエンジ
ントルクを正確に推定し、エンジンと電動発電機の駆動
トルク制御を最適に行うことができる。
【0049】また、エンジンが経年変化したり、高地な
どでエンジントルク特性が異なってきても、エンジント
ルク推定値学習手段により、学習補正を加えてそのとき
のエンジントルク推定値を基準として電動発電機に好適
にトルク配分することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなす、車両システム構成
図を示す。
【図2】ハイブリッド車両における各運転モードにおけ
る出力の受給関係を示す図。
【図3】ハイブリッド車両の運転モードと、車速及びト
ルクの関係の一例を示す図。
【図4】本発明の一実施形態をなす、車両システムと駆
動トルク制御装置の入出力を示す。
【図5】本発明の一実施形態をなす、図1の車両システ
ムに備えられる駆動トルク制御装置の構成を示す。
【図6】図5の駆動トルク制御装置に備えられる、エン
ジントルク推定演算手段の構成を示す。
【図7】図5の駆動トルク制御装置に備えられる、エン
ジントルク推定値補正手段の構成を示す。
【図8】図5の駆動トルク制御装置に備えられる、エン
ジントルク推定値学習手段の構成を示す。
【図9】図5の駆動トルク制御装置に備えられる、駆動
トルク配分演算手段の構成を示す。
【図10】発電走行モード時の駆動トルクの関係を示す
図。
【図11】図5の駆動トルク制御装置における、エンジ
ン・電動発電機運転モードで加速する場合のタイムチャ
ートを示す。
【図12】図5の駆動トルク制御装置における、エンジ
ン・電動発電機運転モードで加速する場合のタイムチャ
ートを示す。
【符号の説明】
1…エンジン、2…エアフローメータ、3…電子制御ス
ロットル、4…エアコンコンプレッサ、5…電磁パウダ
ークラッチ、6…第一電動発電機、7…第二電動発電
機、8…第三電動発電機、9…インバータ、10…電
池、11…無段変速機油圧制御装置、12…無段変速
機、13…無段変速機プライマリプーリ、14…無段変
速機セカンダリプーリ、15…タイヤ、16…車両シス
テム、17…駆動トルク制御装置、18…インジェクタ
噴射パルス幅、19…エンジン回転数、20…エンジン
水温、21…吸気管圧力、22…エアコンコンプレッサ
吐出圧、23…第二電動発電機トルク、24…エンジン
トルク指令値、25…第一電動発電機トルク指令値、2
6…第二電動発電機トルク指令値、27…駆動トルク配
分演算手段、28…目標駆動トルク、29…エンジント
ルク推定値、30…エンジントルク推定演算手段、31
…エンジントルク推定値補正手段、32…エンジントル
ク推定値学習手段、33…第一エンジントルク推定暫定
値、34…第二エンジントルク推定暫定値、35…燃料
噴射時エンジントルク特性マップ、36…燃料噴射時エ
ンジントルク推定暫定値、37…燃料非噴射時エンジン
トルク特性マップ、38…燃料非噴射時エンジントルク
推定暫定値、39…エンジントルク推定暫定値切替処
理、40…フィルタ処理前第一エンジントルク推定暫定
値、41…一次遅れフィルタ処理、42…エンジンフリ
クションテーブル、43…エンジンフリクション基本
値、44…エンジンフリクション水温特性テーブル、4
5…エンジンフリクション水温変化率、46…エンジン
フリクション、47…エンジンフリクション変化分、4
8…ポンピングロストルク特性テーブル、49…ポンピ
ングロストルク、50…エアコンプレッサトルク特性テ
ーブル、51…エアコンプレッサトルク、52…負荷ト
ルク、53…ゲイン、54…エンジン出力軸換算第二電
動発電機トルク、55…第二エンジントルク推定暫定値
誤差、56…スイッチ、57…エンジントルク推定値学
習暫定値、58…前回値演算手段、59…エンジントル
ク推定学習暫定値前回値、60…制限手段、61…エン
ジントルク推定値学習値、62…第一スイッチ、63…
第二スイッチ、64…第三スイッチ、65…第一ゲイ
ン、66…第二ゲイン、67…第三ゲイン、68…第一
制限手段、69…第二制限手段、70…目標発電トル
ク、71…発電トルク、72…目標駆動トルクエンジン
トルク差、73…第一電動発電機指令トルク暫定値、7
4…第一エンジン指令トルク暫定値、75…第二エンジ
ン指令トルク暫定値、76…制限つきエンジントルク推
定値、77…第二電動発電機指令トルク第一暫定値、7
8…第二電動発電機指令トルク第二暫定値、79…エン
ジン制御装置、80…電動発電機制御装置、81…車
速、82…車速センサ、83…アクセル開度、84…ア
クセル開度センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 AA06 AA07 CA05 DA01 DA03 DA05 DA06 DA08 DA09 DB05 DB19 DB25 EA02 EB02 EB08 EC02 FA01 FA07 FA08 FA09 FA10 FB05 5H115 PG04 PI13 PU22 PU25 QE08 QE10 QI04 QN03 QN28 RE03 SE04 SE05 TB01 TE02 TE06 TE08 TO21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料の燃焼によって作動するエンジンと電
    気エネルギーで作動し力行または回生を行う電動発電機
    とを車両の駆動源として備えたハイブリッド車両におけ
    る駆動トルクを制御するために、前記エンジン及び前記
    電動発電機を制御する駆動トルク制御装置において、 前記エンジンへ目標トルク値を指令しその結果発生する
    前記エンジンのトルクをエンジンの運転状態に関連した
    複数のパラメータに基づき予めエンジントルク特性とし
    て記憶し、該エンジントルク特性及び前記パラメータを
    用いてエンジンのトルクを推定するエンジントルク推定
    手段と、 該エンジントルク推定手段で推定したエンジントルク推
    定値を基に、車両の運転モードに応じて前記電動発電機
    の目標トルク値を生成して前記電動発電機を制御する駆
    動トルク配分手段とを備えることを特徴とするハイブリ
    ッド車両の駆動トルク制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のハイブリッド車両の駆動ト
    ルク制御装置において、前記電動発電機が、推定された
    前記エンジントルクの環境変化や経年変化を、前記電動
    発電機のトルクを用いて学習補正するエンジントルク推
    定値学習補正手段を備えることを特徴とするハイブリッ
    ド車両の駆動トルク制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005045862A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Toyota Motor Corp 動力出力装置およびその制御方法並びに自動車
JP2011073533A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi Automotive Systems Ltd 車両の制御装置
CN103573436A (zh) * 2012-08-07 2014-02-12 现代自动车株式会社 基于车辆负载来校正发动机转矩的方法和系统
JP2014113946A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Mitsubishi Motors Corp ハイブリッド車両の制御装置
WO2014188871A1 (ja) * 2013-05-21 2014-11-27 いすゞ自動車株式会社 ハイブリッド車両及びその制御方法

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