JP2001186551A - Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法 - Google Patents

Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法

Info

Publication number
JP2001186551A
JP2001186551A JP37059299A JP37059299A JP2001186551A JP 2001186551 A JP2001186551 A JP 2001186551A JP 37059299 A JP37059299 A JP 37059299A JP 37059299 A JP37059299 A JP 37059299A JP 2001186551 A JP2001186551 A JP 2001186551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
communication channel
synthesizer
phs terminal
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP37059299A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Oikawa
一之 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP37059299A priority Critical patent/JP2001186551A/ja
Publication of JP2001186551A publication Critical patent/JP2001186551A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信チャネルの切り替えにともなう通話中の
通信遮断時間を短縮する。 【解決手段】 二つのシンセサイザ13a,13bを設
けたPHS端末機において、通信中にハンドオーバの条
件が成立すると、一方のシンセサイザ13aが、通信チ
ャネルを保持して通信を続行し、他方のシンセサイザ1
3bが、周辺のCSを検索し、見つかったCSの通信能
力を判断し、判断の結果、通信可能としたCSの共通チ
ャネルとの同期確立を行い、続いて新たな通話チャネル
の割当を要求し、割当を受けた後、新たな通信チャネル
の干渉の有無を確認し、確認の結果、干渉がないとした
ときに、一方のシンセサイザ13aが、保持していた通
話チャネルをクローズし、新たな通話チャネルをオープ
ンして通信を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS端末機及び
このPHS端末機の通信チャネル自動切替方法に関し、
特に、ハンドオーバ機能を有するPHS端末機及びこの
PHS端末機の通信チャネル自動切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PHS端末機の通信チャネル自動切替方
法であるハンドオーバ機能は、一般に、セル方式のPH
S移動通信において、同じ網提供業者が提供するサービ
スエリア内で、PHS端末機が通話中に隣のセル(エリ
ア)に移動した場合に、通話を継続できるように移動先
の無線基地局(CS)の通信チャネル(TCH)に自動
切替を行う機能である。
【0003】通常、同じエリア内でTCHを切り換える
TCH切替機能の場合は、処理時間が約200msと短
いため、ユーザは、通話中にこの機能が作動したとして
も殆ど気付かない。これに対し、従来のハンドオーバ機
能は、二つのCS間を移動する際に、TCHを切り替え
る機能であり、一旦TCHをクローズした後に他のCS
を検索するため、約2sの処理時間を必要とする。
【0004】このような従来のハンドオーバ機能のプロ
セスについて、図6を参照して説明する。同図に示すよ
うに、CS(旧CS)との通信中に、ハンドオーバの条
件が成立したとする。この条件は、通信信号の品質の劣
化によるレベルの低下等を原因とする。条件が成立する
と、旧CSの通信チャネルをクローズする。この通信チ
ャネルのクローズにより、通話の通信遮断時間が発生す
る。
【0005】クローズ後、旧CSとの音声パスをOFF
し、周辺のCSの検索を開始する。検索の結果、有効な
CSが見つかった場合は、このCS(新CS)に対して
リンクチャネル確立の要求を行う。要求に対しリンクチ
ャネルが割り当てられると、その後、呼設定、認証、応
答が行われて新CSとの通信が可能な状態となる。その
後、新CSとの音声パスをONして、応答確認の信号を
送信すると、新CSを介して通話を再開することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドオーバ機能においては、旧CSとの通信が切断さ
れてから、PHS端末機からの応答確認信号が送信され
るまでの間は通話音声が送受信されない通信遮断状態と
なる。そして、この通信遮断状態は約2s続く。
【0007】この通信遮断時間が、仮に100msオー
ダの場合は、通話中のユーザが気付くことがないが、秒
オーダ以上になると、通話に支障をきたすだけでなく、
この通信遮断状態がいつ起こるか予測ができないため、
安心して通話することができなかった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、通信チャネルの切り替えにともなう通話
中の通信遮断時間の短縮を可能とするPHS端末機及び
PHS端末機の通信チャネル自動切替方法の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、本発明の請求項1記載のPHS端末機によれば、通
信中に無線基地局の通信チャネルに接続される第一のシ
ンセサイザと、この第一のシンセサイザが通信チャネル
に接続されている間に、他の無線基地局を検索する第二
のシンセサイザとを設けた構成としてある。
【0010】このように、二つのシンセサイザを設ける
こととすれば、通信とCS検索とを分担し並行して行う
ことができるため、接続中のCSをクローズする前に新
たなCSの検索が可能となることから、旧CSのクロー
ズから新CSのオープンまでの間に生じる通信遮断状態
を減縮することができる。
【0011】また、請求項2によれば、上記請求項1記
載のPHS端末機において通信チャネルを自動的に切り
替える方法であって、通信チャネルを変更する場合に、
第二のシンセサイザが、他の無線基地局に対し、共通チ
ャネルとの同期、新たな通信チャネルの割当要求及び干
渉の有無の確認により検索を行い、確認の結果、干渉が
ないとされたときに、第一のシンセサイザが、接続中の
通信チャネルをクローズし、第二のシンセサイザで検索
された他の無線基地局の通信チャネルをオープンする方
法としてある。
【0012】このような方法によれば、第二のシンセサ
イザにおいて、予め第一のシンセサイザの通信中にCS
を検索するため、通信中のCSの通信チャネルをクロー
ズする時点では、既に接続すべきCSが決定しているこ
とから、通信チャネルの切り替えの高速化が図れるとと
もに、この切り替えにともなう通信遮断時間の短縮が可
能となる。
【0013】また、請求項3によれば、上記請求項1記
載のPHS端末機において通信チャネルを自動的に切り
替える方法であって、通信チャネルを変更する場合に、
第二のシンセサイザが、他の無線基地局に対し、共通チ
ャネルとの同期、新たな通信チャネルの割当要求及び干
渉の有無の確認により検索を行い、確認の結果、干渉が
ないとされたときに、第一のシンセサイザが、接続中の
通信チャネルをクローズし、第二のシンセサイザが、検
索した他の無線基地局の通信チャネルをオープンして通
信を続行する方法としてある。このような方法によれ
ば、通信チャネルのクローズとオープンとの間をより短
縮することができるとともに、その間に生起する無音時
間を短縮することができる。
【0014】また、請求項4によれば、上記請求項1記
載のPHS端末機において通信チャネルを自動てきに切
り替える方法であって、第一のシンセサイザが、通話の
終了にともない接続されていた通信チャネルをクローズ
後、第二のシンセサイザで検索された他の無線基地局の
通信チャネルを保持して着信を待ち受ける方法としてあ
る。このような方法によれば、予め第二のシンセサイザ
により、通信中に通信チャネルを確保するため、着信か
ら通信開始までの時間の短縮が可能となるとともに、そ
の間の無音状態を抑制することができる。
【0015】また、請求項5によれば、通信中に無線基
地局の通信チャネルに接続される第一のシンセサイザ
と、この第一のシンセサイザが通信チャネルに接続され
ている間に、他の無線基地局から送信された通信信号の
着信を検出する第二のシンセサイザとを設けた構成とし
てある。
【0016】この構成によれば、従来、通信状態でない
場合にのみ可能であった着信の検出を、一方のシンセサ
イザが通信中であっても、他方のシンセサイザを用いる
ことにより可能とする。
【0017】また、請求項6によれば、上記請求項2記
載のPHS端末機において通信チャネルを自動的に切り
替える方法であって、通信信号を送信する他の無線基地
局が、第二のシンセサイザにおいて、共通チャネルとの
同期、新たな通信チャネルの割当及び干渉の有無の確認
が行われ、この確認の結果、干渉がないとされた他の無
線基地局である方法としてある。この方法によれば、二
つのシンセサイザのうち、一方が通話に使用されている
場合であっても、他方により通信信号の着信を検出する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [PHS端末機の実施形態]まず、本発明のPHS端末
機の実施形態について、図1を参照して説明する。同図
は、本実施形態におけるPHS端末機の内部構造を示す
ブロック図である。同図に示すように、PHS端末機1
0は、無線部11と、制御部12とを有している。
【0019】ここで、無線部11は、シンセサイザ13
を二つ設けてある(13a,13b)。このシンセサイ
ザ13は、一般に、少数の極めて安定な水晶発振器をも
とにして、その周波数を逓倍、分周、混合し、広い範囲
にわたって多数の正確な周波数の信号を得る装置であ
り、本実施形態においては周波数切替に用いられる。制
御部12は、無線部11及びシンセサイザ13の通信及
び検索操作を制御する。
【0020】このようにPHS端末機10に二つのシン
セサイザ13a,13bを設けることにより、通信と、
CS探索又は着信検出とを分担し並行して実行すること
ができるため、通信中の通信チャネルの切替や着信から
通信開始への移行をスムーズにできるとともに、その切
替等において生じる無音時間を短縮することができる。
【0021】[PHS端末機の通信チャネル自動切替方
法の実施形態]次に、本発明のPHS端末機の通信チャ
ネル自動切替方法の実施形態について、図面を参照して
説明する。
【0022】〈第一実施形態〉まず、本発明の通信チャ
ネル自動切替方法の第一の実施形態について、図2を参
照して説明する。同図は、本実施形態が使用される状況
を示す模式図である。具体的には、PHS端末機10
が、無線基地局20aの圏内エリア30a内から、無線
基地局20bの圏内エリア30bに移動する様子を示し
ている。
【0023】この移動の際、圏内エリア30aの範囲か
ら外れると、通信信号の品質が劣化し、受信レベルが低
下する。よって、通話継続が困難な状況となる。この状
況で通信を継続させるために、PHS端末機10は、移
動先の無線基地局20bを検索し、無線基地局20bの
通信チャネルと接続して通信を続行する。
【0024】次に、本実施形態におけるPHS端末機の
通信チャネル自動切替方法の動作手順について、図3を
参照して説明する。同図は、本実施形態における通信チ
ャネル自動切替方法の動作の流れを示すフローチャート
である。
【0025】まず、通信中のPHS端末機10におい
て、通信信号のレベル低下などのハンドオーバの条件が
成立すると(ステップ10)、この成立にともない、一
つのシンセサイザ13が現在通話中の通信チャネルを保
持し(ステップ12)、他のシンセサイザ13が周辺の
CSを検索する(ステップ14)。
【0026】検索の結果、CSが見つかったときは、そ
のCSが有効か否かを判断する(ステップ16)。判断
の結果、そのCSとの通信が不可能であるとしたとき
は、再度周辺のCSを検索し、新たなCSが見つかるま
で繰り返す。
【0027】一方、そのCSとの通信が可能であるとし
たときは、そのCS(新CS)の共通チャネルと同期確
立を行う(ステップ18)。そして、この同期確立が正
常に行えたか否かを確認し(ステップ20)、確立不能
なときは、他のCSの検索を再度行う。
【0028】また、同期確立が正常に行えたときは、続
いて新たな通話チャネルの割当を要求する(ステップ2
2)。要求に対し、割当があったか否かを判断し(ステ
ップ24)、判断の結果、割当がなかった場合は、他の
CSを再度検索し、新たなCSが見つかるまで繰り返
す。一方、割当があった場合は、さらに、新たな通信チ
ャネルに干渉があるか否かを確認する(ステップ2
6)。確認の結果、干渉があるとしたときは、他のCS
の検索を再度行う。
【0029】また、干渉がないとしたときは、現在接続
されている通話チャネルをクローズし(ステップ2
8)、新たな通話チャネルをオープンする(ステップ3
0)。オープン後、呼設定、認証応答等を内容とする通
常のハンドオーバ処理を実行し(ステップ32)、新た
な通話チャネルによる通信を開始して(ステップ3
4)、通信チャネル自動切替を終了する。
【0030】このように本実施形態の通信チャネル自動
切替方法を用いることにより、通信を継続しながら、新
通信チャネルの探索が行われるため、通信遮断状態を短
縮することができる。
【0031】次に、本実施形態におけるPHS端末機の
通信チャネル自動切替方法の動作時間について、図4を
参照して説明する。同図は、本実施形態の通信チャネル
自動切替方法のプロセスを示すシーケンスチャートであ
る。
【0032】同図に示すように、PHS端末機10が第
一CSを介して通信中にハンドオーバの条件が成立する
と、周辺CSの検索動作が開始されるが、この成立から
検索開始までの間は約300msである(区間A)。
【0033】次いで、周辺CSの検索動作において、検
索開始から周辺CSの発見までには約200msかかる
とする(区間B)。発見されたCSに対しては、リンク
チャネル確立の要求、及び、リンクチャネルの割当が行
われるが、発見から割当までに約1sを要する(区間
C)。
【0034】リンクチャネルの割当後、第一CSとの音
声パスのクローズ、通常のハンドオーバ処理を経て、新
CSとの音声パスがオープンするまでに、約500ms
が必要となる(区間D)。こうして、新CSと接続され
ると通信が続行される。
【0035】以上の各区間は、電波状況等により多少の
ずれが生じるものの、ほぼ一定の時間を要する。これら
区間のうち、ユーザの通話状況に支障をきたす通信遮断
時間は、区間Dの500msである。このように、本実
施形態の通信チャネル自動切替方法を用いることによ
り、従来、約2sを要した通信遮断時間を短縮すること
ができる。
【0036】〈第二実施形態〉次に、本発明のPHS端
末機の通信チャネル自動切替方法の第二の実施形態につ
いて、図5(a),(b)を参照して説明する。同図中
(a)は、従来のPHS端末機において、(b)は、第
二実施形態のPHS端末機において、通信開始前に行わ
れるCS検索のプロセスを示すシーケンスチャートであ
る。
【0037】本実施形態は、第一実施形態が、通信中の
通信チャネルの切り替えにともなう通信遮断状態を対象
とするのに対し、着信から通信開始までに生じる通信遮
断状態を対象とする点で異なる。この他のPHS端末機
の内部構成、通信チャネル自動切替方法の動作及び動作
時間については第一実施形態と同一であるため、これら
の詳細な説明を省略する。
【0038】上述したように、本実施形態は、新たに通
信が開始される場合に、この通信におけるCS検索を予
めそれ以前の通信中に行っておくことにより、着信が検
出されてから通信を開始するまでに生じる通信遮断時間
を短縮するものである。
【0039】この通信遮断時間の短縮について、図5
(a),(b)を参照して説明する。同図(a)に示す
ように、従来のCS検索は、通信信号の着信を検出した
後に行われていた。したがって、着信の検出から通信開
始までの間が通信遮断状態となっていた。
【0040】これに対し、同図(b)に示す本実施形態
は、着信以前に、既にCS検索を行い、CSの候補を確
保している。したがって、従来、通信遮断状態を生じさ
せていたCS検索を着信以前に行うことにより、このC
S探索の所要時間約500msを短縮できるとともに、
通信遮断状態を抑制することができる。
【0041】また、着信以前のCS検索については、本
発明がPHS端末機10内に二つのシンセサイザを設け
ていることから、一方が通信中であっても、他方がCS
検索を可能とするため、PHS端末機の使用頻度に関係
なく、任意の時間にCSを検索できるとともに、迅速な
通信の開始が可能となる。
【0042】なお、PHS端末機の電源投入直後は、そ
れまでの通信がクリアされているため、電源投入後の任
意の時点で、CSの検索を行うようにすればよい。ま
た、予め検索したCSの電波状況が悪化したときは、通
信中か否かに拘わらず、再度CSの検索を行うようにす
る。
【0043】〈第三実施形態〉次に、本発明のPHS端
末機の通信チャネル自動切替方法の第三の実施形態につ
いて説明する。本実施形態は、第一実施形態が、二つの
シンセサイザ13a,13bのうち、一方を通信に、他
方を通信チャネルの切り替えにともなう新CSの検索に
使用するのに対し、一方を通信に、他方を通信中の着信
の検出に使用する点で異なる。この他のPHS端末機の
内部構成、通信チャネル自動切替方法の動作及び動作時
間については第一実施形態と同一であるため、これらの
詳細な説明は省略する。
【0044】上述したように、本実施形態は、二つのシ
ンセサイザ13a,13bを設けたPHS端末機におい
て、一方がCSと通信中の場合に、他方が、予め検索し
た他のCSからの通信信号の着信を検出することとして
いる。
【0045】この場合、他のCSの検索は任意の時刻に
行われる。また、他のCSとの電波状況が悪化した場合
は自動的に、さらに他のCSの探索を行って、常時ある
CSからの通信信号の着信が行えるようにしておく。こ
のように、二つのシンセサイザ13a,13bを設け
て、一方を通信用、他方をその通信中の着信用とすれ
ば、通信中に着信を検出することができる。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
PHS端末機及びこのPHS端末機の通信チャネル自動
切替方法によれば、二つのシンセサイザを設けて、一方
が通信中の場合に、他方が通信チャネルの切り替えにと
もなう新たなCSの検索を行うことにより、通話中に発
生していた通信遮断状態の減少を可能となることから、
スムーズな通話を実現することができる。
【0047】また、着信以前に候補のCSを検索してお
くことにより、着信から通信開始までの間の通信遮断時
間を短縮して、通信を迅速に開始することができる。さ
らに、PHS端末機が二つのシンセサイザを設けること
により、一方が通信に使用されている間に着信があった
場合に、他方でその着信の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のPHS端末機の内部構
成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態の通信チャネル自動切替方法が使
用される場合を示す概略図である。
【図3】第一実施形態の通信チャネル自動切替方法の動
作手順を示すフローチャートである。
【図4】第一実施形態の通信チャネル自動切替方法のプ
ロセスを示すシーケンスチャートである。
【図5】第二実施形態の通信チャネル自動切替方法のプ
ロセスを示すシーケンスチャートである。
【図6】従来のハンドオーバの動作時間を示すシーケン
スチャートである。
【符号の説明】
10 PHS端末機 11 無線部 12 制御部 13 シンセサイザ 20 無線基地局 30 圏内エリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信中に無線基地局の通信チャネルに接
    続される第一のシンセサイザと、 この第一のシンセサイザが前記通信チャネルに接続され
    ている間に、他の無線基地局を検索する第二のシンセサ
    イザとを設けたことを特徴とするPHS端末機。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載のPHS端末機におい
    て通信チャネルを自動的に切り替える方法であって、 前記通信チャネルを変更する場合に、前記第二のシンセ
    サイザが、前記他の無線基地局に対し、共通チャネルと
    の同期、新たな通信チャネルの割当要求及び干渉の有無
    の確認により前記検索を行い、 前記確認の結果、干渉がないとされたときに、前記第一
    のシンセサイザが、接続中の通信チャネルをクローズ
    し、前記第二のシンセサイザで検索された他の無線基地
    局の通信チャネルをオープンすることを特徴とするPH
    S端末機の通信チャネル自動切替方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1記載のPHS端末機におい
    て通信チャネルを自動的に切り替える方法であって、 前記通信チャネルを変更する場合に、前記第二のシンセ
    サイザが、前記他の無線基地局に対し、共通チャネルと
    の同期、新たな通信チャネルの割当要求及び干渉の有無
    の確認により前記検索を行い、 前記確認の結果、干渉がないとされたときに、前記第一
    のシンセサイザが、接続中の通信チャネルをクローズ
    し、 前記第二のシンセサイザが、前記検索した他の無線基地
    局の通信チャネルをオープンして通信を続行することを
    特徴とするPHS端末機の通信チャネル自動切替方法。
  4. 【請求項4】 上記請求項1記載のPHS端末機におい
    て通信チャネルを自動的に切り替える方法であって、 前記第一のシンセサイザが、前記通話の終了にともない
    接続されていた通信チャネルをクローズ後、前記第二の
    シンセサイザで検索された他の無線基地局の通信チャネ
    ルを保持して着信を待ち受けることを特徴とするPHS
    端末機の通信チャネル自動切替方法。
  5. 【請求項5】 通信中に無線基地局の通信チャネルに接
    続される第一のシンセサイザと、 この第一のシンセサイザが前記通信チャネルに接続され
    ている間に、他の無線基地局から送信された通信信号の
    着信を検出する第二のシンセサイザとを設けたことを特
    徴とするPHS端末機。
  6. 【請求項6】 上記請求項2記載のPHS端末機におい
    て通信チャネルを自動的に切り替える方法であって、 前記通信信号を送信する前記他の無線基地局が、前記第
    二のシンセサイザにおいて、共通チャネルとの同期、新
    たな通信チャネルの割当及び干渉の有無の確認が行わ
    れ、この確認の結果、干渉がないとされた他の無線基地
    局であることを特徴とするPHS端末機の通信チャネル
    自動切替方法。
JP37059299A 1999-12-27 1999-12-27 Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法 Pending JP2001186551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37059299A JP2001186551A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37059299A JP2001186551A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001186551A true JP2001186551A (ja) 2001-07-06

Family

ID=18497274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37059299A Pending JP2001186551A (ja) 1999-12-27 1999-12-27 Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001186551A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078694A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Kyocera Corporation 無線通信端末、無線通信端末におけるハンドオフ方法および無線システム
JP2014035213A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Ohbayashi Corp 部材設置判定システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078694A1 (ja) * 2006-12-22 2008-07-03 Kyocera Corporation 無線通信端末、無線通信端末におけるハンドオフ方法および無線システム
JP2008160463A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Kyocera Corp 無線通信端末および無線通信端末におけるハンドオフ方法
JP2014035213A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Ohbayashi Corp 部材設置判定システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6035197A (en) Method and system for providing a handoff from a CDMA cellular telephone system
KR101089915B1 (ko) 셀 재선택 동안 통신 연결을 유지하기 위한 통신 제어기 및방법
JP2586631B2 (ja) ドロツプした通話保護回路を具えるセルラー無線電話装置及び方法
JP5364134B2 (ja) 移動局及び通信方法
JP2000505261A (ja) Gsm及びcdma無線通信システムを共存させる方法及びシステム
KR20010021099A (ko) 무선망에서의 기지국 어드레스 분배 방법 및 장치
US5878349A (en) Call set-up on 800 MHz analog voice channel from 1900 MHZ digital control channel
JP2002199428A (ja) 移動通信端末装置とそのハンドオーバ制御方法及び制御プログラム
KR20000015063A (ko) 셀룰러 시스템에서 이동 교환국간 소프트 핸드오프 이후의위치등록 방법
KR20130099760A (ko) 음성 호 지연을 줄이기 위한 이동 통신 단말의 제어 방법 및 이를 이용한 이동 통신 단말
JPH10155173A (ja) Cdmaセルラーシステムにおけるハンドオフ方法および装置
JPH03186025A (ja) 無線電話システムにおける通話路切換方法
JP2003101474A (ja) 移動通信システム
JP2001186551A (ja) Phs端末機及びこのphs端末機の通信チャネル自動切替方法
JPH09205679A (ja) 通信回線設定方法
JP2001061174A (ja) 無線通信システム、ハンドオーバ方法及び無線中継装置
GB2357015A (en) Combining cordless and mobile telephone operation using reduced speech mode and establishing communication in intervals between speech data bursts
JP5143414B2 (ja) 無線通信端末
JP3076320B1 (ja) ハンドオーバー制御方法
US6275702B1 (en) Method for operating a mobile phone with handover prevention for data calls
JP2000050337A (ja) ハンドオーバ制御方法
JPH1098756A (ja) 簡易型携帯電話端末
KR20070010951A (ko) Evdo 시스템 이용시 이동통신 단말기의 핸드오버방법
JP3507790B2 (ja) Phsハンドオーバ方法およびphs端末装置
GB2416960A (en) Means and method for a mobile radio communications device to switch networks for emergency call establishment

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees