JP2001186528A - 画像信号のビットストリーム周波数変換装置及びその方法 - Google Patents

画像信号のビットストリーム周波数変換装置及びその方法

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JP2001186528A
JP2001186528A JP36961499A JP36961499A JP2001186528A JP 2001186528 A JP2001186528 A JP 2001186528A JP 36961499 A JP36961499 A JP 36961499A JP 36961499 A JP36961499 A JP 36961499A JP 2001186528 A JP2001186528 A JP 2001186528A
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Motoharu Ueda
基晴 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像信号領域の復号・フレーム周波数変換・
再符号化することなく、符号化装置内で適切なフレーム
間引きにより、欲するフレーム周波数の出力符号化スト
リームに変換する装置に関する。 【解決手段】 ビットストリーム周波数変換装置を、前
記ビットストリームのシンタックスを復号する回路11
と、前記復号する回路によりの付加情報を格納するメモ
リ12と、前記メモリの内容をフレーム単位で読み取
り、該当フレーム状態を静止、動、シーンチェンジ状態
の3種類に分類検出する回路13と、前記分類検出する
回路の出力が供給されて、双方向予測フレームに対して
静止状態及びシーンチェンジ状態と判断した場合に、前
記双方向予測フレームの符号化ストリームを間引くこと
を決定する回路14と、前記決定する回路により判断さ
れた1フレーム分のビットストリームをカットし、続く
フレームのテンポラルリファレンスを変更し、ピクチャ
ヘッダのVBVディレイの値を可変転送レートモードに書
き直す回路16とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】画像信号に対して高能率符号
化を行ない圧縮された情報を伝送する技術に係り、特に
符号化されたビットストリームに対して、画像信号領域
の復号・フレーム周波数変換・再符号化することなく、
符号化装置内で適切なフレーム間引きを行なうことによ
り、欲するフレーム周波数の出力符号化ストリームに変
換する手法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル化された画像信号に対し
て高能率符号化による圧縮された情報を用いて、衛星
波、地上波、電話回線などの伝送路により情報を配信す
るサービスや、光ディスクや磁気媒体等のメディアに記
録・再生を行なうシステムが開発・実用化されている。
このようなシステムに用いられている動画像の高能率符
号化方式として、国際規格であるMPEG2がある。
【0003】MPEG2は、画像信号の隣接画素間(空
間方向)の相関、及び、フレームもしくはフィールド
(時間方向)の相関を利用して、画像信号の情報量を圧
縮する符号化方式である。
【0004】まず、時間的に連続する画像フレームを、
基準フレームと予測フレームに振り分ける。前記基準フ
レームは定期的に挿入され、空間方向の相関のみを用い
ることでそのフレームの符号化データのみで復元するこ
とが出来る。
【0005】前記予測フレームは、基準となるフレーム
からの時間方向の相関と空間方向の相関を共に用いるこ
とにより、前記基準フレームに対してより符号化効率を
高めることが出来る。前記予測フレームは、復号された
基準フレームと符号化データより復元される。MPEG
2の場合では基準フレーム(Iピクチャ)と2種類の予
測フレーム(Pピクチャ:片方向予測、Bピクチャ:両
方向予測)が存在し、Pピクチャでは、時間的に前にあ
る基準フレームより予測されると共に、自らが基準フレ
ームとなる。また、Bピクチャでは、時間的に前にある
基準フレームと後にある基準フレームより予測される。
【0006】現在、MPEG2の技術を用いて、デジタ
ル高精細画像・音声信号をBSや地上波にて提供する計
画が進められており、その規格としてHDTVデジタル放送
規格が決定されている。
【0007】アナログ方式の高精細画像信号サービスで
あるMUSE方式はフレーム周波数が60Hzであるのに対
して、HDTVデジタル放送規格ではNTSCと同様の59.9
4Hzと規定されている。
【0008】既存の高精細画像信号を取り扱うシステム
の多くは、MUSE方式に準拠した60Hzで動作してお
り、また素材データ等も60Hzで撮影・記録されたも
のが大部分である。
【0009】一般的なMPEG2符号化装置では、入力
素材のフレーム周波数に同期して符号化処理がなされ、
素材のフレーム周波数でビットストリームが生成され
る。そのため、MUSE方式に準拠した素材データは60H
zのフレームレートで符号化される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】60Hzのフレームレ
ートで符号化されたビットストリームを59.94Hz
のビットストリームに変換しようとした際に、一般的に
は復号し画像データを復元し、一旦、フレーム周波数周
波数変換装置を通して59.94Hzの信号に変換し、
再度符号化する必要がある。
【0011】この場合に、外部のフレーム周波数周波数
変換装置、及び復号装置、符号化装置が必要となり、コ
ストが増大すると共に、一度復号しフレームを間引いて
再度符号化することにより、符号化シンタックスがずれ
ることになり、予測フレームで一旦符号化されたフレー
ムが再符号化時に基準フレームで符号化されることによ
り、画質の劣化が顕著となる問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1野発明は、画像
信号と共にピクチャの表示順番、VBV(Video Buffering
Verifier)ディレイの状態等のシンタックス(符号化
データ列の規則)補助信号が符号化されたビットストリ
ームが供給される画像信号のビットストリーム周波数変
換装置であつて、前記ビットストリームのシンタックス
補助信号を復号するシンタックス復号回路11と、前記
シンタックス復号回路により復号された付加情報を格納
する付加情報メモリ12と、前記付加情報メモリの内容
をフレーム単位で読み取り、該当フレームの状態を静止
状態、動状態、シーンチェンジ状態の3種類の何れかに
分類するフレーム間状態検出回路13と、前記フレーム
間状態検出回路の出力が供給されて、双方向予測フレー
ムに対して静止状態であると判断した場合、及び前記双
方向予測フレームに対してシーンチェンジ状態であると
判断した場合に、前記双方向予測フレームの符号化スト
リームを間引くことを決定するフレーム間引き判断回路
14と、前記フレーム間引き判断回路により判断された
1フレーム分のビットストリームを間引くと共に、続く
フレームの前記ピクチャの表示順番を変更し、前記VBV
ディレイの状態を可変転送レートモードに書き直すスト
リーム変換回路16とを備えたことを特徴とする画像信
号のビットストリーム周波数変換装置を提供し、請求項
2の発明は、請求項1に記載された画像信号のビットス
トリーム周波数変換装置において、前記フレーム間状態
検出回路13は、マクロブロック数αが閾値THαよりも
大きく、かつ、動きベクトルの大きさの絶対値総和βが
閾値THMinβよりも小さく、かつ、DCT成分の有無(CB
P)が0でないマクロブロック数γが閾値THMinγよりも
小さい場合には、フレーム間の状態は静止状態であり、
また、前記マクロブロック数αが閾値THαよりも小さ
く、かつ、前記動きベクトルの大きさの絶対値総和βが
閾値THβよりも小さく、かつ、前記CBPが0でないマク
ロブロック数γが閾値THγよりも小さい場合には、フレ
ーム間の状態はシーンチェンジ状態であり、また、前記
の2状態以外の場合には、動状態であると判断するよう
にしたことを特徴とする画像信号のビットストリーム周
波数変換装置を提供し、請求項3の発明は、画像信号と
共にピクチャの表示順番、VBV(Video Buffering Verif
ier)ディレイの状態等のシンタックス補助信号が符号
化されたビットストリームが供給される画像信号のビッ
トストリーム周波数変換方法であつて、前記ビットスト
リームのシンタックス補助信号を復号するシンタックス
復号ステップ11と、前記シンタックス復号ステップに
より復号された付加情報を格納する付加情報メモリステ
ップ12と、前記付加情報メモリステップの内容をフレ
ーム単位で読み取り、該当フレームの状態を静止状態、
動状態、シーンチェンジ状態の3種類の何れかに分類す
るフレーム間状態検出ステップ13と、前記フレーム間
状態検出ステップの出力が供給されて、双方向予測フレ
ームに対して静止状態であると判断した場合、及び前記
双方向予測フレームに対してシーンチェンジ状態である
と判断した場合に、前記双方向予測フレームの符号化ス
トリームを間引くことを決定するフレーム間引き判断ス
テップステップ14と、前記フレーム間引き判断ステッ
プにより判断された1フレーム分のビットストリームを
間引くと共に、続くフレームの前記ピクチャの表示順番
を変更し、前記VBVディレイの状態を可変転送レートモ
ードに書き直すストリーム変換ステップ16とを備えた
ことを特徴とする画像信号のビットストリーム周波数変
換方法を提供し、請求項4の発明は、請求項3に記載さ
れた画像信号のビットストリーム周波数変換方法におい
て、前記フレーム間状態検出ステップ13は、マクロブ
ロック数αが閾値THαよりも大きく、かつ、動きベクト
ルの大きさの絶対値総和βが閾値THMinβよりも小さ
く、かつ、DCT成分の有無(CBP)が0でないマクロブロ
ック数γが閾値THMinγよりも小さい場合には、フレー
ム間の状態は静止状態であり、また、前記マクロブロッ
ク数αが閾値THαよりも小さく、かつ、前記動きベクト
ルの大きさの絶対値総和βが閾値THβよりも小さく、か
つ、前記CBPが0でないマクロブロック数γが閾値THγ
よりも小さい場合には、フレーム間の状態はシーンチェ
ンジ状態であり、また、前記の2状態以外の場合には、
動状態であると判断するようにしたことを特徴とする画
像信号のビットストリーム周波数変換方法を提供するも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のビットストリーム周波数
変換装置の一実施例について図と共に以下に説明する。
図1に示される本発明のビットストリーム周波数変換装
置の一実施例は、シンタックス復号回路11、付加情報
メモリ12、フレーム間状態検出回路13、フレーム間
引き判断回路14、ストリームバッファ15、及びスト
リーム変換回路16より構成されている。
【0014】入力されたビットストリームは、シンタッ
クス復号回路11によりヘッダ情報が抜き出される。ま
ず各フレームのピクチャタイプを読み取ると共に、マク
ロブロックヘッダを復号する。
【0015】具体的には、各フレームの全マクロブロッ
クの予測モードと、動きベクトル値、及びDCT成分の有
無(CBP Coded Block Pattern MBに含まれる6個のブ
ロックの中で、前画面に対して変化があったブロックの
パターン)を復号し、これらの情報を付加情報メモリ1
2に蓄える。付加情報メモリ12に蓄えられた情報は、
フレーム間状態検出回路13に取り込まれる。
【0016】フレーム間状態検出回路13では、フレー
ムの種類に応じて、上記情報を元にして、フレーム間の
関係をシーンチェンジ状態、静止状態、及び動状態の3
状態に分類する。
【0017】Pピクチャの場合には予測されるフレーム
との関係が1種類のため1つの状態が出力され、Bピク
チャの場合には予測されるフレームが2種類あるため
に、2つの状態が出力される。
【0018】本発明の相関のフレーム間状態検出アルゴ
リズムの一実施例について、図2と共に以下に説明す
る。ただし、図2において、αはマクロブロック数、β
は動きベクトルの大きさの絶対値総和、γはDCT成分の
有無(CBP)が0でないマクロブロック数であり、TH
α、THβ、THγ、THMinβ、THMinγはそれぞれ閾値を示
しており、また、THβ>THMinβ、THγ>THMinγの関係
がある。
【0019】ピクチャ全体中の予測モードであるマクロ
ブロック数をαとすると、αが閾値THαよりも多く(ST
EP1 YES)かつ、動きベクトルの大きさの絶対値総和β
が閾値THMinβよりも小さく(STEP2 YES)、かつDCT成
分の有無(CBP)が0でないマクロブロック数γが閾値T
HMinγよりも小さい(STEP3 YES)場合には、フレーム
間の状態は静止状態(A)となる。
【0020】また、αが閾値THαよりも小さく(STEP1
NO)かつ、動きベクトルの大きさの絶対値総和βが閾
値THβよりも小さく(STEP4 YES)、かつCBPが0でな
いマクロブロック数γが閾値THγよりも小さい場合(ST
EP5 YES)には、フレーム間の状態はシーンチェンジ状
態(B)となる。
【0021】上記の静止状態(A)、シーンチェンジ状
態(B)の2状態以外の場合には、動状態(C)となる。
すなわち、マクロブロック数αが閾値THαよりも多く
(STEP1 YES)、かつ、動きベクトルの大きさの絶対値
総和βが閾値THMinβよりも小さくない(STEP2NO)場
合、また、前記マクロブロック数αが閾値THαよりも多
く(STEP1 YES)、かつ、前記動きベクトルの大きさの
絶対値総和βが閾値THMinβよりも小さく(STEP2YE
S)、かつDCT成分の有無(CBP)が0でないマクロブロ
ック数γが閾値THMinγよりも小さくない(STEP3 NO
)場合には、フレーム間の状態は動状態(C)となる。
【0022】また、マクロブロック数αが閾値THαより
も小さく(STEP1 NO)、かつ、動きベクトルの大きさ
の絶対値総和βが閾値THβよりも小さくない(STEP4N
O)場合、また、αが閾値THαよりも小さく(STEP1 N
O)、かつ、動きベクトルの大きさの絶対値総和βが閾
値THβよりも小さく(STEP4 YES)、かつCBPが0でな
いマクロブロック数γが閾値THγよりも小さい場合(ST
EP5 NO )にも、フレーム間の状態は動状態(C)とな
る。
【0023】出力されたフレーム間状態情報は、フレー
ム間引き判断回路14に入力され、フレームの符号化ス
トリームを削除しても可能なフレームであるかどうかが
判断される。
【0024】フレーム間引き判断回路14は、具体的に
は、図3に示されるように、双方向予測フレームに対し
て静止状態であると判断した場合、及びシーンチェンジ
状態であると判断した場合に、前記双方向予測フレーム
の符号化ストリームを間引くことを決定する(以下、こ
れを可能フラグと呼び、可能フラグに1をセットす
る)。
【0025】また、フレーム間引き判断回路14におい
ては、符号化されたフレーム数と間引かずに処理された
フレーム数を監視し、60Hzを59.94Hzに変換
するために間引く必要がある状態であるかどうか監視す
る(以下、これを許可フラグと呼ぶ)。
【0026】60Hzを59.94Hzに変換する為に
は1001フレームに1フレーム間引く必要があるた
め、変換開始時には、許可フラグが1となり、可能フラ
グが1である場合に図3で示されたフレームを間引き、
許可フラグが0となる。
【0027】入力フレームが1001フレームを超える
毎に、許可フラグは1増加する。よって、1001フレ
ームを超えると再び許可フラグが1となり、可能フラグ
が1である場合にはフレームを間引くことになる。
【0028】許可フラグは、2以上の値を取り得、1以
上であれば許可フラグはYESであると判断し、フレーム
を間引くと1減少する。具体的には、許可フラグが2以
上の値を取る場合には、映像と同期した音声情報を考慮
すると、時間ずれが大きくなっていくため、可能フラグ
を1となる条件を緩めていき、1001フレーム内でフ
レームを間引くよう制御する。
【0029】ストリームバッファ15の出力が供給され
るストリーム変換回路16では、上記制御によりコント
ロールされ、指定された1フレーム分の符号化ストリー
ムを間引く(カットする)。
【0030】ストリームをカットした場合に、続くフレ
ームの、ピクチャの一貫番号であるテンポラルリファレ
ンス(TR Temporal Reference)を間引いた(カットし
た)フレームにあわせて小さくし書き直す。
【0031】テンポラルリファレンス(TR)は、周期的に
GOPの頭で通常はリセットされているため、リセット
された時には、テンポラルリファレンス(TR)の更新がス
トップされる。
【0032】また、変換処理動作中のストリームのすべ
てのピクチャヘッダのVBV(Video Buffering Verifie
r)バッファのディレイの値を可変転送レートモードに
書き直すことで、VBV管理がストリームカットによりず
れることを防止する。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、例えば、MPEG2規
格で符号化されたビットストリームを入力し、ストリー
ムのヘッダ情報を読み取り、各フレームのピクチャタイ
プ、それぞれのマクロブロックの動きベクトル値、予測
モード、及びDCT成分の有無(CBP)を検出し、これらの
値を用い、該当するフレームをシーンチェンジ状態、静
止状態、動状態の3状態に分類し、その関係を用いて適
応的に1フレーム間引くタイミングを決定することによ
り、復号装置、フレーム周波数周波数変換装置、符号化
装置等を有することなく、画質の劣化も起こすこともな
く、フレーム周波数60/2Hzの符号化ビットストリ
ームを、59.94/2Hzの符号化ビットストリーム
にそのまま変換することを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像信号のビットストリーム周波数変
換装置及びその方法の一実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図2】本発明の画像信号のビットストリーム周波数変
換装置及びその方法の一実施例におけるフレーム間状態
検出アルゴリズムの一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の画像信号のビットストリーム周波数変
換装置及びその方法の一実施例におけるフレーム間引き
を行なうタイミングを示す概念図である。
【符号の説明】
11 シンタックス復号回路 12 付加情報メモリ 13 フレーム間状態検出回路 14 フレーム間引き判断回路 15 ストリームバッファ 16 ストリーム変換回路 α マクロブロック数 β 動きベクトルの大きさの絶対値総和 γ DCT成分の有無(CBP)が0でないマクロブロック数 THα、THβ、THγ、THMinβ、THMinγ 閾値(但し、
THβ>THMinβ、THγ>THMinγ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号と共にピクチャの表示順番、VBV
    (Video Buffering Verifier)ディレイの状態等のシン
    タックス補助信号が符号化されたビットストリームが供
    給される画像信号のビットストリーム周波数変換装置で
    あつて、 前記ビットストリームのシンタックス補助信号を復号す
    るシンタックス復号回路と、 前記シンタックス復号回路により復号された付加情報を
    格納する付加情報メモリと、 前記付加情報メモリの内容をフレーム単位で読み取り、
    該当フレームの状態を静止状態、動状態、シーンチェン
    ジ状態の3種類の何れかに分類するフレーム間状態検出
    回路と、 前記フレーム間状態検出回路の出力が供給されて、双方
    向予測フレームに対して静止状態であると判断した場
    合、及び前記双方向予測フレームに対してシーンチェン
    ジ状態であると判断した場合に、前記双方向予測フレー
    ムの符号化ストリームを間引くことを決定するフレーム
    間引き判断回路と、 前記フレーム間引き判断回路により判断された1フレー
    ム分のビットストリームを間引くと共に、続くフレーム
    の前記ピクチャの表示順番を変更し、前記VBVディレイ
    の状態を可変転送レートモードに書き直すストリーム変
    換回路とを備えたことを特徴とする画像信号のビットス
    トリーム周波数変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された画像信号のビットス
    トリーム周波数変換装置において、 前記フレーム間状態検出回路は、 マクロブロック数αが閾値THαよりも大きく、かつ、動
    きベクトルの大きさの絶対値総和βが閾値THMinβより
    も小さく、かつ、DCT成分の有無(CBP)が0でないマク
    ロブロック数γが閾値THMinγよりも小さい場合には、
    フレーム間の状態は静止状態であり、 また、前記マクロブロック数αが閾値THαよりも小さ
    く、かつ、前記動きベクトルの大きさの絶対値総和βが
    閾値THβよりも小さく、かつ、前記CBPが0でないマク
    ロブロック数γが閾値THγよりも小さい場合には、フレ
    ーム間の状態はシーンチェンジ状態であり、 また、前記の2状態以外の場合には、動状態であると判
    断するようにしたことを特徴とする画像信号のビットス
    トリーム周波数変換装置。
  3. 【請求項3】画像信号と共にピクチャの表示順番、VBV
    (Video Buffering Verifier)ディレイの状態等のシン
    タックス補助信号が符号化されたビットストリームが供
    給される画像信号のビットストリーム周波数変換方法で
    あつて、 前記ビットストリームのシンタックス補助信号を復号す
    るシンタックス復号ステップと、 前記シンタックス復号ステップにより復号された付加情
    報を格納する付加情報メモリステップと、 前記付加情報メモリステップの内容をフレーム単位で読
    み取り、該当フレームの状態を静止状態、動状態、シー
    ンチェンジ状態の3種類の何れかに分類するフレーム間
    状態検出ステップと、 前記フレーム間状態検出ステップの出力が供給されて、
    双方向予測フレームに対して静止状態であると判断した
    場合、及び前記双方向予測フレームに対してシーンチェ
    ンジ状態であると判断した場合に、前記双方向予測フレ
    ームの符号化ストリームを間引くことを決定するフレー
    ム間引き判断ステップステップ14と、 前記フレーム間引き判断ステップにより判断された1フ
    レーム分のビットストリームを間引くと共に、続くフレ
    ームの前記ピクチャの表示順番を変更し、前記VBVディ
    レイの状態を可変転送レートモードに書き直すストリー
    ム変換ステップとを備えたことを特徴とする画像信号の
    ビットストリーム周波数変換方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載された画像信号のビットス
    トリーム周波数変換方法において、 前記フレーム間状態検出ステップは、 マクロブロック数αが閾値THαよりも大きく、かつ、動
    きベクトルの大きさの絶対値総和βが閾値THMinβより
    も小さく、かつ、DCT成分の有無(CBP)が0でないマク
    ロブロック数γが閾値THMinγよりも小さい場合には、
    フレーム間の状態は静止状態であり、 また、前記マクロブロック数αが閾値THαよりも小さ
    く、かつ、前記動きベクトルの大きさの絶対値総和βが
    閾値THβよりも小さく、かつ、前記CBPが0でないマク
    ロブロック数γが閾値THγよりも小さい場合には、フレ
    ーム間の状態はシーンチェンジ状態であり、 また、前記の2状態以外の場合には、動状態であると判
    断するようにしたことを特徴とする画像信号のビットス
    トリーム周波数変換方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120497A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Ricoh Co Ltd シーンチェンジ検出装置、シーンチェンジ検出方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体
JP2004215155A (ja) * 2003-01-08 2004-07-29 Ricoh Co Ltd 動き量検出装置、符号列変換装置、画像圧縮装置、撮像装置、撮像システム、画像編集装置及びプログラム

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