JP3356413B2 - 画像復号化方法及び装置 - Google Patents

画像復号化方法及び装置

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JP3356413B2
JP3356413B2 JP35413499A JP35413499A JP3356413B2 JP 3356413 B2 JP3356413 B2 JP 3356413B2 JP 35413499 A JP35413499 A JP 35413499A JP 35413499 A JP35413499 A JP 35413499A JP 3356413 B2 JP3356413 B2 JP 3356413B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ディスク
や磁気テープ等の蓄積系動画像メディアを用いた情報再
生装置、又は、例えばいわゆるテレビ会議システム、動
画電話システム、放送用機器等の情報受信装置に好適な
画像復号化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動き補償予測符号化及びその復号
化方法について、その代表的なものにISO−IEC/
JTC1/SC2/WG11(通称MPEG:Moving P
ictureExperts Groupという)において決められた蓄積
用動画像符号化の標準方式(通称MPEG1という)が
ある。
【0003】このMPEG1では、ある単位の動画像を
まとめてGOP(Group Of Picture)と呼ぶ。図6にはG
OPの構成例を示す。この図6において、GOP内のピ
クチャは、Iピクチャ(イントラ符号化画像:Intra-co
ded picture ),Pピクチャ(前方予測符号化画像:Pr
edictive-coded picture),Bピクチャ(両方向予測符
号化画像:Bidirectionally Predictive-coded pictur
e)の3種類が存在する。ここで、Iピクチャは、フレ
ーム内符号化ピクチャである。Pピクチャはフレーム間
予測符号化ピクチャであり、最近の過去の復号再生され
たIピクチャまたはPピクチャから動き予測されて、こ
の時の予測誤差が符号化される。Bピクチャは、双方向
予測符号化ピクチャであり、過去の再生ピクチャと未来
の再生ピクチャの両方から動き予測されて、この時の予
測誤差が符号化される。GOPは、1又は複数枚のIピ
クチヤと、0又は複数枚の非Iピクチヤとから構成され
る。なお、この図6において、Iピクチャは図中Iで示
し、Pピクチャは図中Pで示し、Bピクチャは図中Bで
示す。さらに、図6において、各ピクチャ間を結ぶ矢印
は、動き予測の方向を示している。
【0004】また、MPEG1では、GOP単位でのラ
ンダムアクセス(途中からの再生)を可能とするため
に、図7に示すように、各GOP(GOP1,GOP
2,GOP3,・・・,GOPN)には、それぞれGO
Pヘッダ(GOPヘッダ1,GOPヘッダ2,GOPヘ
ッダ3,・・・,GOPヘッダN)が付加される。した
がって、画像復号化装置は、供給された符号化情報(入
力ビットストリーム)の中から指定されたGOPのGO
Pスタートコードを検出し、そのGOPの先頭のIピク
チャから復号を開始することにより、動画像シーケンス
の途中からの再生を可能としている。
【0005】ここで、上記GOPヘッダには、クローズ
ドGOP(Closed GOP)フラグと、ブロークンリンク
(Broken Link )フラグという2つのフラグが付加され
ている。
【0006】クローズドGOPフラグは、符号化時に立
てられるフラグであり、GOPの最初の数枚の(図6の
場合には2フレームの)Bピクチャの予測時に、過去の
GOPに属するPピクチャ(図6の場合には斜線で示し
たPピクチャ)からの予測を使用していないことを示す
フラグである。クローズドGOPフラグが立っているG
OPは、完全に独立したGOPとなる。
【0007】また、ブロークンリンクフラグは、クロー
ズドGOPでないビットストリームを編集により切りと
ってつなぎ合わせた場合に立てるフラグである。したが
って、画像復号化装置は、ブロークンリンクフラグが立
っているGOPでは先頭の数枚のBピクチャの表示はで
きないことを認識する。
【0008】これら2つのフラグはGOPの先頭の数枚
のBピクチャに関係するものであり、指定されたGOP
からのランダムアクセス(途中からの再生)の時は、最
悪の場合で先頭のBピクチャを表示できないことがある
が、Iピクチャ以降の再生は可能である。
【0009】なお、GOPに関する詳細なビットストリ
ームのコードや文法については、MPEG1の規格書に
書かれている。
【0010】ところで、近年、MPEG1の後を受けた
MPEG2において、テレビジョン方式のNTSCやP
ALのようなインタレース画像を符号化する方式が検討
されている。MPEG2では、符号化するピクチャの処
理単位をフレームまたはフィールドで適応的に切り替え
ることを行い、過去の復号再生された複数のフレームや
フィールドを得ることを行う。
【0011】このMPEG2でのGOP内のピクチャ
は、MPEG1と同様にIピクチャ,Pピクチャ,Bピ
クチャの3種類が存在し、それぞれのピクチャはフレー
ムまたはフィールド構成であることが許されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、MPEG2に
おいて、GOP単位でのランダムアクセスを行なう場合
で、GOPの先頭のIピクチャがフィールド構造である
場合には、次のような問題が生じる。
【0013】すなわち、図8に示すように、例えば、現
在の符号化対象としてのピクチャp13がフィールド構
造である場合、過去の復号再生された2つのフィールド
すなわちフィールドp06及びフィールドi12からの
動き予測を適用できるが、この時、フィールドp06か
らの予測を用いている場合にはGOP1の独立性はなく
なり、GOP1へのランダムアクセスはできないことに
なる。なぜならば、GOP1へランダムアクセスをした
時、フィールドp13の再生に必要である動き補償時に
参照すべきフィールドp06が再生されていないからで
ある。なお、図8の図中iはIピクチャ、pはPピクチ
ャ、bはBピクチャである。また、図中の点線の斜線は
GOPの切れ目を示している。
【0014】そこで、本発明は、以上の点に着目してな
されたものであり、すべてのGOPへのランダムアクセ
スを可能とする画像復号化方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【発明を解決するための手段】本発明の画像符号化方法
は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、フィールド構造をなす複数のフィールドをまとめた
グループが連続するビットストリームであって、グルー
プのイントラ符号化したイントラフィールドのブロック
画像信号又は過去の前方予測フィールドのブロック画像
信号と、上記イントラフィールドと1つのフレームをな
す前方予測フィールドのブロック再生差分信号とを加算
して、1フィールドのブロック再生信号を得る画像復号
化方法において、上記グループは連続しており、そのグ
ループについて、上記イントラフィールドが当該グルー
プの先頭のイントラフィールドであるとき、上記イント
ラフィールドのブロック画像信号と上記イントラフィー
ルドと1つのフレームをなす前方予測フィールドのブロ
ック再生差分信号とを加算することを特徴とする。
【0016】本発明の画像符号化装置は、上述の目的を
達成するために提案されたものであり、フィールド構造
をなす複数のフィールドをまとめたグループが連続する
ビットストリームであって、グループのイントラ符号化
したイントラフィールドのブロック画像信号又は過去の
前方予測フィールドのブロック画像信号と、上記イント
ラフィールドと1つのフレームをなす前方予測フィール
ドのブロック再生差分信号とを加算手段により加算し
て、1フィールドのブロック再生信号を得る画像復号化
装置において、上記グループは連続しており、そのグル
ープについて、上記イントラフィールドが当該グループ
の先頭のイントラフィールドであるとき、上記イントラ
フィールドのブロック画像信号と上記イントラフィール
ドと1つのフレームをなす前方予測フィールドのブロッ
ク再生差分信号とを加算することを特徴とする。
【0017】
【0018】
【0019】すなわち、本発明の画像復号化方法及び装
置によれば、例えばMPEGにおいて、GOPに属する
Pピクチャを符号化する際に、過去のGOPに属するP
ピクチャからの予測を常に禁止することにより、全ての
GOPへのランダムアクセスを可能とすることができる
ようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0021】先ず、本発明実施の形態の画像復号化方法
及び装置に入力される符号化ビットストリームを生成す
る画像符号化方法及び装置について説明する。
【0022】本発明実施例の画像符号化方法は、原画像
と過去の復号化画像との差分信号を符号化すると共に前
述したMPEG2が適用される画像符号化方法であっ
て、現在のGOPに属するPピクチャの符号化の際に、
過去のGOPに属する復号化画像を用いて符号化を行っ
ているか否かを示すフラグとしてのランダムアクセス可
能指示フラグを、上記GOPのヘッダに設けた(付加し
た)ものである。
【0023】さらに、本実施例の画像符号化方法におい
ては、GOPの最初のイントラ符号化したイントラフィ
ールドの局所復号化画像信号を用いて前方予測フィール
ドを生成し、入力フィールドと上記前方予測フィールド
との差分をとって差分フィールドを生成し、上記差分フ
ィールドの信号を符号化する画像符号化方法であり、差
分フィールドを生成するに際し、入力フィールドが属す
るグループ以外のグループに属する前方予測フィールド
からの差分を取ることを禁止するようにしている。言い
換えれば、本実施の形態の画像符号化方法においては、
現在のGOPに属するPピクチャを符号化する際に、過
去のGOPに属するピクチャからの予測を常に禁止する
こと、つまり、上記現在のGOPに属する復号化画像の
みから予測を行うようにしている。
【0024】本実施の形態の画像符号化方法が適用され
る本実施の形態の画像符号化装置は、図1に示すよう
に、動画像入力端子10を介して供給された入力画像を
記憶する記憶手段としてのフィールドメモリ群11と、
上記フィールドメモリ群11から出力された画像信号
(ブロック画像信号S1)と後述する動き補償回路18
からの復号化画像(ブロック画像信号S3)との差分信
号(ブロック差分信号S2)を形成する差分手段として
の差分器13と、上記ブロック差分信号S2を所定の変
換係数(後述するDCT係数)に変換する変換手段及び
当該変換係数を量子化して量子化係数を出力する量子化
手段を含む差分信号符号化器14と、上記量子化係数
(符号化信号S4)を逆量子化して逆量子化係数を出力
する逆量子化手段及び当該逆量子化係数を逆変換して復
号化画像信号(ブロック再生差分信号S5)を形成する
逆変換手段を含む差分信号復号化器15と、上記ブロッ
ク再生差分信号S5に後述する動き補償回路18からの
予測画像(ブロック画像信号S3)を加算する加算回路
16と、上記量子化係数(符号化信号S4)と共に現在
のGOPに属するPピクチャの符号化の際に過去のGO
Pに属する復号化画像を用いて符号化を行っているか否
かを示すフラグ(ランダムアクセス可能指示フラグS
9)を可変長符号化する可変長符号化器19とを有する
ものである。
【0025】先ず、この図1に示す本実施の形態の画像
符号化装置(すなわちMPEG2が適用される動き補償
予測符号化装置)から詳細に説明する。
【0026】この図1において、動画像入力端子10よ
り入力された画像信号は、上記フィールドメモリ群11
へ供給されて記憶される。この記憶された画像信号は、
フィールド単位で動き予測回路12と動き補償回路18
に送られる。
【0027】また、動き予測回路12は、このフィール
ドメモリ群11に記憶された画像信号に対して、現在の
符号化対象(現在のフィールド)である画像中の画素の
動き予測を、過去の画像(過去のフィールド)と未来の
画像(未来のフィールド)を参照して行なう。ここで、
当該動き予測は、現在の符号化対象である画像中の例え
ば16×16画素からなるブロックの画素信号と、参照
される過去の画像又は未来の画像とのブロックマッチン
グにより行われる。さらに、当該動き予測回路12は、
上記ブロックマッチングでの予測誤差が最小である場合
の参照画像中のブロック位置を、動きベクトルS7とし
て動き補償回路18に供給する。
【0028】当該動き補償回路18は、後述する既に復
号再生された画像が蓄えられているフィールドメモリ群
17から、上記動きベクトルS7で指定されたアドレス
に位置するブロック画像信号S3の出力を指示する。ま
た、この動き補償回路18からのブロック画像信号S3
の出力は、適応的な動作となっており、ブロック単位で
以下の4種類のモードから最適なものに切り替えること
が可能である。
【0029】すなわち、この4種類のモードは、第1に
過去の再生画像からの動き補償モードと、第2に未来の
再生画像からの動き補償モードと、第3に過去未来の両
再生画像からの動き補償モード(過去の再生画像からの
参照ブロックと未来の再生画像からの参照ブロックを1
画素毎に線形演算(例えば平均値計算)をする。)と、
第4に動き補償なしのモード(すなわち画像内符号化モ
ードである。)とからなる。
【0030】当該動き補償回路18におけるこれらのモ
ードの切り替えの際には、例えば上記4種類のモードで
出力されるそれぞれのブロック画素信号と現在の符号化
対象のブロック画素信号との1画素毎の差分値の絶対値
の総和が最小であるモードが選択される。このモードの
切り替えにより選択されたモードは、動き補償モード信
号S8として出力される。
【0031】一方、上記フィールドメモリ群11から供
給される現在の符号化対象のブロック画素信号S1と、
上述したような動き補償回路18を介して上記フィール
メモリ群17から供給されるブロック画素信号S3と
は、上記差分器13にて1画素毎の差分値が計算され、
その結果のブロック差分信号S2が差分信号符号化器1
4に送られる。
【0032】当該差分信号符号化器14では、上記ブロ
ック差分信号S2を所定の変換係数に変換すると共に当
該変換係数を量子化して符号化信号S4を出力する。
【0033】この符号化信号S4は、上述した動き予測
回路12からの上記動きベクトルS7と上記上記動き補
償回路18からの動き補償モードS8と共に、可変長符
号化器19にてハフマン符号等の可変長符号化が施さ
れ、出力端子20からビットストリームとして出力され
る。
【0034】また、上記符号化信号S4は、差分信号復
号化器15にも供給される。当該差分信号符号化器15
では、上記符号化信号S4を逆量子化し、その逆量子化
係数に対してさらに上記所定の変換係数への変換に対応
する逆変換を行って復号化してブロック再生差分信号S
5を形成する。
【0035】なお、上記差分信号符号化器14の具体的
な構成としては、上記ブロック差分信号S2を所定の変
換係数としてのディスクリートコサイン変換によるDC
T係数に変換するディスクリートコサイン変換器(DC
T)と、その出力係数(DCT係数)を量子化する量子
化器とからなる構成を適用できる。したがって、この場
合の上記差分信号復号化器15の具体的な構成として
は、逆量子化器と上記DCT係数を逆変換する逆ディス
クリートコサイン変換器(IDCT)からなる構成を適
用することになる。
【0036】当該差分信号復号化器15からのブロック
再生差分信号S5は、加算回路16に送られる。当該加
算回路16では、当該ブロック再生差分信号S5と上記
動き補償回路18から出力される前記ブロック画像信号
S3とが1画素毎に加算され、その結果として、当該加
算回路16からはブロック再生信号S6が得られる。当
該ブロック再生信号S6は、上記フィールドメモリ群1
7の中の指定されたフィールドメモリへ格納される。
【0037】以上が、本実施の形態の画像符号化装置
(動き補償予測符号化装置)の基本構成及び動作であ
る。
【0038】ここで、本実施の形態装置へ入力される動
画像は、前記GOP(Group Of Picture)でなる動画像単
位が適用されている。
【0039】以下、当該GOPのピクチャ構成が、図2
のXに示すGOP1の構成である場合の動き補償予測の
処理について説明する。なお、図2のYは動き補償予測
の第1段目の処理を、図2のZは動き補償予測の第2段
目の処理を示す。また、各ピクチャは、フレームまたは
フィールドで構成され、Iピクチャは図中iで示し、P
ピクチャは図中pで示し、Bピクチャは図中bで示す。
これらIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャの定義は前
述と同じである。さらに、図中の各ピクチャ間を結ぶ矢
印は動き予測の方向を示し、図中の点線の斜線はGOP
の切れ目を示している。
【0040】先ず、図2のYに示す動き補償予測の第1
段目の処理では、例えば、数枚のBピクチャを飛び越し
て過去の再生画像であるIピクチャまたはPピクチャか
らの予測を行う。次の図2のZに示す第2段目の処理で
は、上記第1段目の処理で既に符号化されたものを再生
した前後のIピクチャ又はPピクチャを参照して、それ
らの間には挟まれたBピクチャの予測符号化を行なう。
【0041】具体的に言うと、これら図2のGOP1の
場合、上記第1段目の処理におけるピクチャp13の動
き予測時及び動き補償時には、例えばピクチャi12と
ピクチャp03が参照される。ピクチャp03は、過去
のGOP0に属するピクチャである。
【0042】このとき、GOP1へのランダムアクセス
(途中からの再生)を可能にしたいと考える場合は、ピ
クチャp03の参照を禁止する。また、GOP1へのラ
ンダムアクセスを不要と考える場合は、ピクチャp03
の参照を使用する。なお、ピクチャp03の参照を使用
する場合は、画質を重視する場合である。
【0043】また、別のGOP構成の例として、図3の
Xに示すのGOP1の場合、例えば、図3のYに示す第
1段目の処理におけるピクチャp15の動き予測時及び
動き補償時には、ピクチャi12とピクチャp03が参
照される。ピクチャp03は、過去のGOP0に属する
ピクチャである。なお、この図3においても、図3のZ
は第2段目の処理を示し、また上述同様にIピクチャは
図中iで示し、Pピクチャは図中pで示し、Bピクチャ
は図中bで示す。また、図中の各ピクチャ間を結ぶ矢印
は動き予測の方向を示し、図中の点線の斜線はGOPの
切れ目を示している。
【0044】この時に、GOP1へのランダムアクセス
(途中からの再生)を可能にしたいと考える場合は、ピ
クチャp03の参照を禁止する。また、GOP1へのラ
ンダムアクセスを不要と考える場合は、ピクチャp03
の参照を使用する。ピクチャp03の参照を使用する場
合は、画質を重視する場合である。
【0045】上記図2や図3のようなGOP単位で動画
像が入力される場合の本実施の形態の画像符号装置の構
成及び動作について説明する。
【0046】図1に戻って、端子21からGOPスター
ト指示信号S10が入力されると、GOPスタートコー
ドと共に、端子24を介して供給される上記GOPへの
ランダムアクセスを可能にするかどうかの条件により予
め決められたランダムアクセス可能指示フラグS9が、
上記GOPスタート指示信号S10に応じて切り替えら
れるスイッチ23を介して可変長符号化器19へ入力さ
れる。
【0047】したがって、この場合の当該可変長符号化
器19では、上述したような動きベクトルS7と動き補
償モード信号S8と符号化信号S4と共に、上記ランダ
ムアクセス可能指示フラグS9も可変長符号化し、得ら
れたビットストリームを出力する。
【0048】なお、この時のGOPレイヤーでのビット
ストリームシンタクス(ビットストリーム構成法)を図
4に示す。
【0049】この図4において、前述したMPEG1で
のシンタクス(構成法)を基本とし、”closed _predi
ction_flag” にて、上記ランダムアクセス可能指示フ
ラグS9を出力する。また、”reserved _bits” は、
group _extenstion_dataが8ビット単位であるので、
7ビットの無意味なビットの付加が必要となるために存
在する。その他のコードについてはMPEG1の規格書
に詳細が書かれている。
【0050】再び図1において、端子21にGOPスタ
ート指示信号が入力されると、ピクチャカウンタ22が
リセットされる。当該ピクチャカウンタ22は、フィー
ルドメモリ群11から出力されるIピクチャまたはPピ
クチャをカウントするものである。
【0051】そして、当該ピクチャカウンタ22におい
てカウント数が例えば「2」となった時、上記動き補償
回路18に対してフラグ信号S11が立てられる。この
時、当該動き補償回路18は、現在符号化を行うPピク
チャが、特別なPピクチャであること、言い換えれば1
つ前のGOPのピクチャを参照画像とするPピクチャで
あること、すなわち図2でのピクチャp13、図3での
ピクチャp15であることを認識する。
【0052】またこの時、動き補償回路18では、上記
ランダムアクセス可能指示フラグS9に従って、過去の
GOPに属するPピクチャからの予測が可能であるかど
うかが切り替えられる。
【0053】なお、全てのGOPへのランダムアクセス
を可能とするために、常に過去のGOPに属するPピク
チャからの予測を禁止する場合もある。この場合、ラン
ダムアクセス可能指示フラグS9は、GOPヘッダに付
加する必要がないため、可変長符号化器19からは出力
されない。
【0054】以上が、本実施の形態の画像符号化装置に
ついての説明である。
【0055】次に、本実施の形態の画像復号化方法は、
原画像と過去の復号化画像との差分信号を符号化するこ
とにより生成された符号化データを復号化する画像復号
化方法であって、GOPに属するPピクチャの符号化が
それよりも過去のGOPに属する復号化画像を用いて符
号化されたものか否かを示すフラグ(ランダムアクセス
可能指示フラグ)を当該GOPのヘッダから検出し、現
在のGOPのPピクチャが、過去のGOPに属する復号
化画像を用いて符号化されているか否かを判定するもの
である。
【0056】すなわち、本実施の形態の画像復号化方法
が適用される画像復号化装置は、図5に示すように、端
子30を介して供給される主に符号化された差分信号か
らなる入力ビットストリーム(上記図1の端子20から
の出力と対応するビットストリーム)からGOPに付加
されたヘッダ情報を検出し、さらにこのヘッダ情報内の
ランダムアクセス可能指示フラグS26を検出すること
で当該GOPがランダムアクセス可能であるか否かを判
定するヘッダ検出器37と、上記ヘッダ検出器37によ
りランダムアクセスが可能であると判定されたときに上
記入力ビットストリームが供給される可変長符号の復号
化手段及び当該復号化手段の出力を逆量子化して逆量子
化係数を出力する逆量子化手段を含む可変長復号器31
と、当該可変長復号器31からの上記逆量子化係数を逆
変換して復号化差分信号(ブロック再生信号S21)を
形成する逆変換手段としての差分信号復号器32と、当
該差分信号復号器32からのブロック再生信号S21に
後述する復号化画像信号(動き補償回路34からのブロ
ック画像信号S22)を加算する加算回路33とを有す
るものである。
【0057】以下、この図5に示す本実施の形態の画像
復号化装置側でランダムアクセスを行う場合について説
明する。当該復号化装置では、上記GOPヘッダ検出器
37において、上記端子30を介した入力ビットストリ
ームから、先ず指定されたGOPのGOPヘッダを検索
し、そこに付加されている図1のランダムアクセス可能
指示フラグS9に対応するランダムアクセス可能指示フ
ラグS26を調べる。
【0058】当該ランダムアクセス可能指示フラグS2
6からランダムアクセス不可能と判定された場合は、指
定されたGOPに時間的に最も近いランダムアクセス可
能なGOPの検索をし続ける。
【0059】ここで、このランダムアクセス可能指示フ
ラグS26からランダムアクセス可能と判断される場合
は、先に示した図2や図3のGOP1の様なGOP構造
の場合において、GOPに属するPピクチャを符号化す
る際に過去のGOPに属するピクチャからの予測を使用
していないということが認識される。
【0060】この場合、入力ビットストリームが上記ラ
ンダムアクセス可能指示フラグS26に応じて切り替え
られるスイッチ38を介して、上記可変長復号器31に
供給される。当該可変長復号器31では、前記図1の画
像符号化装置における符号化差分信号S4,動きベクト
ルS7,動き補償モード信号S9にそれぞれ対応する符
号化差分信号S20,動きベクトルS24,動き補償モ
ード信号S25が復号される。
【0061】上記符号化差分信号S20は、次の差分信
号復号器32へ送られ、ここで復号され、前記図1の符
号化信号S4に対応するブロック再生差分信号S21と
なる。
【0062】なお、当該差分信号復号器32の構成とし
ては、前述した画像符号化装置に合わせて、逆量子化器
と逆ディスクリートコサイン変換器からなる構成を適用
する。ただし、画像符号化装置側と整合がとれていれ
ば、その他の構成を適用することも可能である。
【0063】上記ブロック再生差分信号S21は、加算
回路33に送られる。当該加算回路33では、上記可変
長復号器31からの上記動きベクトルS24,動き補償
モード信号S25と、後述のフィールドメモリ群35か
らの出力とに基づいて動き補償回路34で形成されるブ
ロック画像信号S22と、上記ブロック再生差分信号S
21とが、1画素毎に加算され、その結果として、ブロ
ック再生信号S23が得られる。ブロック再生信号S2
3は、フィールドメモリ群35に送られ、この内の指定
されたフィールドメモリへ格納される。
【0064】フィールドメモリ群35に蓄えられた再生
画像は、その後、出力端子36から出力されて、例えば
画像表示系に送られる。
【0065】以上のようにして、本実施の形態での画像
復号化装置(動き補償予測復号化装置)においてGOP
単位でのランダムアクセスが行なわれるようになる。
【0066】さらに、上述した実施の形態においては、
上記Pピクチャが前のGOPに属するピクチャを用いて
予測を行っているか否かの情報として、前記図4で示し
たように、extension _start _codeの後に”closed
_prediction flag”及び”reserved _bits”を設け
るようにしたが、closed_gop を兼用するようにしても
良い。
【0067】また、本実施の形態の画像復号化方法及び
装置において、全てのGOPへのランダムアクセスを可
能とするために、常に過去のGOPに属するPピクチャ
からの予測が禁止されている場合は、上記スイッチ38
は常に閉じられていることとなる。すなわち、本発明実
施の形態の画像復号化方法及び装置では、フィールド構
造をなす複数枚のフィールドをまとめたGOPの、イン
トラ符号化したイントラフィールド(S22)のブロッ
ク画像信号又は過去の前方予測フィールドのブロック画
像信号(S22)と、上記イントラフィールドと1つの
フレームをなす前方予測フィールドのブロック再生差分
信号(S21)とを加算回路33にて加算して、1フィ
ールドのブロック再生信号を得るものであり、上記イン
トラフィールドが当該GOPの先頭のイントラフィール
ドであるとき、このイントラフィールドが属するGOP
の過去のGOPに属する前方予測フィールドのブロック
再生差分信号(S21)との加算を禁止する。
【0068】また、図示は省略するが、上述したような
画像符号化装置において形成された符号化データ等を、
画像記録媒体としての例えばいわゆる光磁気ディスクや
磁気テープ、光ディスク、半導体メモリ、ICカード等
に記憶し、上述した画像復号化装置においてこれら画像
記録媒体からデータを読み出すようにすることができ
る。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、フィールド構造をなす
複数枚のフィールドをまとめたグループの、イントラ符
号化したイントラフィールドのブロック画像信号又は過
去の前方予測フィールドのブロック画像信号と、上記イ
ントラフィールドと1つのフレームをなす前方予測フィ
ールドのブロック再生差分信号とを加算して、1フィー
ルドのブロック再生信号を得る画像復号化方法及び装置
において、上記イントラフィールドが当該グループの先
頭のイントラフィールドであるとき、このイントラフィ
ールドが属するグループの過去のグループに属する前方
予測フィールドのブロック再生差分信号との加算を禁止
すること、すなわち、画像復号化側において、GOPに
属するPピクチャの差分復号信号を符号化する際に、現
在のGOPに属するイントラフィールドの復号化画像の
みから予測を行うこと、言い換えれば、過去のGOPに
属するピクチャからの予測を常に禁止することにより、
全てのGOPへのランダムアクセスを可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像符号化装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図2】本実施の形態における予測の一例を説明するた
めの図である。
【図3】本実施の形態における予測の他の例を説明する
ための図である。
【図4】GOPレイヤーでのビットストリームシンタク
スを示す図である。
【図5】本実施の形態の画像復号化装置の概略構成を示
すブロック回路図である。
【図6】GOP内のピクチャタイプの並びの例を示す図
である。
【図7】GOPヘッダを説明するための図である。
【図8】ピクチャ構造をフィールドとした時のGOP内
のピクチャタイプの並びの例を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
11,17,35 フィールドメモリ群、 12、34
動き予測回路、 13 差分器、 14 差分信号符
号化器、 15 差分信号復号化器、 16,33 加
算回路、 18,34 動き補償回路、 19 可変長
符号化器、 22 ピクチャカウンタ、 23,38
スイッチ、 31 可変長復号器、 32 差分信号復
号器、 35 加算器、 37 ヘッダ検出器、 S
1,S3,S22 ブロック画像信号、 S2 ブロッ
ク差分信号、 S4 符号化信号、S5,S21 ブロ
ック再生差分信号、 S6,S23 ブロック再生信
号、S7,S24 動きベクトル、 S8,S25 動
き補償モード信号、 S9,S26 ランダムアクセス
可能指示フラグ、 S10 GOPスタート指示信号、
S11 フラグ信号、 S20 符号化差分信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 1992年電子情報通信学会春季全国大 会、D−343「MPEG動画像符号化ア ルゴリズムのフィールド間予測への拡 張」(1992.3) 1991年テレビジョン学会年次大会、16 −1「フレーム間/フィールド間適応動 き補償予測を用いた蓄積系メディア用動 画符号化方式」(1991)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド構造をなす複数のフィールド
    をまとめたグループが連続するビットストリームであっ
    て、グループのイントラ符号化したイントラフィールド
    のブロック画像信号又は過去の前方予測フィールドのブ
    ロック画像信号と、上記イントラフィールドと1つのフ
    レームをなす前方予測フィールドのブロック再生差分信
    号とを加算して、1フィールドのブロック再生信号を得
    る画像復号化方法において、 上記グループは連続しており、そのグループについて、
    上記イントラフィールドが当該グループの先頭のイント
    ラフィールドであるとき、上記イントラフィールドのブ
    ロック画像信号と上記イントラフィールドと1つのフレ
    ームをなす前方予測フィールドのブロック再生差分信号
    とを加算することを特徴とする画像復号化方法。
  2. 【請求項2】 フィールド構造をなす複数のフィールド
    をまとめたグループが連続するビットストリームであっ
    て、グループのイントラ符号化したイントラフィールド
    のブロック画像信号又は過去の前方予測フィールドのブ
    ロック画像信号と、上記イントラフィールドと1つのフ
    レームをなす前方予測フィールドのブロック再生差分信
    号とを加算手段により加算して、1フィールドのブロッ
    ク再生信号を得る画像復号化装置において、 上記グループは連続しており、そのグループについて、
    上記イントラフィールドが当該グループの先頭のイント
    ラフィールドであるとき、上記イントラフィールドのブ
    ロック画像信号と上記イントラフィールドと1つのフレ
    ームをなす前方予測フィールドのブロック再生差分信号
    とを加算することを特徴とする画像復号化装置。
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1991年テレビジョン学会年次大会、16−1「フレーム間/フィールド間適応動き補償予測を用いた蓄積系メディア用動画符号化方式」(1991)
1992年電子情報通信学会春季全国大会、D−343「MPEG動画像符号化アルゴリズムのフィールド間予測への拡張」(1992.3)

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