JP2001186437A - マルチチャンネル表示用データ作成装置、媒体及び情報集合体 - Google Patents

マルチチャンネル表示用データ作成装置、媒体及び情報集合体

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JP2001186437A
JP2001186437A JP2000314338A JP2000314338A JP2001186437A JP 2001186437 A JP2001186437 A JP 2001186437A JP 2000314338 A JP2000314338 A JP 2000314338A JP 2000314338 A JP2000314338 A JP 2000314338A JP 2001186437 A JP2001186437 A JP 2001186437A
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Shoichi Goto
昌一 後藤
Yoshiki Kuno
良樹 久野
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Masazumi Yamada
山田  正純
Reigo Yanagisawa
玲互 柳澤
Hirotoshi Uehara
宏敏 上原
Toshiaki Tsuji
敏昭 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチチャンネル表示用データを作成する装
置の回路規模が大きくなる。 【解決手段】 親画面に表示するチャンネルのPCRを
抽出するPCR抽出部11と、前記抽出されたPCRを
利用して、PLL同期をとるPLL部12と、前記PL
L手段の発信周波数で前記親画面に表示するチャンネル
の時刻をカウントするSTCカウンタ13と、前記親画
面に表示するチャンネルのAVデータのみAV同期をと
りながら、AVデコードするAVデコーダ35とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数チャンネルの
AVデータを表示する複数画面から構成されているマル
チ画面にAVデータを表示するためのデータを作成する
マルチチャンネル表示用データ作成装置、媒体及び情報
集合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送は、BS(Broadc
asting Satellite)放送やCS(Co
mmunications Satellite)放
送、CATV放送など多様な放送形態で行われるように
なった。これらの放送では、一般に多チャンネルで放送
が行われる。従って、視聴する番組を選択する選択枝も
増加した。
【0003】このような状況にあって、番組を視聴する
ために、テレビ画面を複数画面から構成し、複数チャン
ネルのAVデータをこれら複数画面に同時に表示するマ
ルチチャンネル表示が普及してきた。
【0004】通常、マルチチャンネル表示では、AVデ
ータの映像を表示し、そのAVデータの音声をメインス
ピーカに出力する親画面と、AVデータの映像を表示
し、そのAVデータの音声をメインスピーカに出力しな
い子画面から構成されている。マルチチャンネル表示を
行えば、同時に複数チャンネルで放送されている映像を
視聴することが出来る。例えば、親画面に表示されてい
る映画を視聴しながら、子画面に表示されているプロ野
球中継を見て、試合の流れを把握するといったことが可
能である。
【0005】このように、マルチチャンネル表示は、複
数のチャンネルで放送されている番組を同時に視聴する
ことが出来るので、多チャンネル放送に適した番組の表
示方法であると言える。
【0006】このような、マルチチャンネル表示を行う
ためのデータを作成する従来のマルチチャンネル表示用
データ作成装置としてSTB(Set Top Bo
x)を例にあげて説明する。
【0007】図17は、マルチチャンネル表示を行うた
めのデータを作成するSTBの構成を示すブロック図で
ある。図18は図17に示すSTBが作成したマルチチ
ャンネル表示を行うためのデータをテレビ画面に表示し
た例を示す図である。
【0008】図18では、テレビ画面103は、4画面
から構成されている。親画面104は、映像を表示し、
音声をメインスピーカに出力する画面である。子画面1
05、子画面106、子画面107は、映像を表示し、
音声をメインスピーカに出力しない子画面である。
【0009】図17に戻って、STB100は、BSチ
ューナ4、IEEE1394インターフェース5、トラ
ンスポートデコーダ101、AVデコーダ102から構
成される。
【0010】また、トランスポートデコーダ101は4
個のPCR抽出部11a〜d、4個のPLL部12a〜
dを有する。AVデコーダ102は、4個のSTCカウ
ンタ13a〜dを有する。
【0011】BSチューナ4は、BS放送を受信する手
段である。IEEE1394インターフェース5は、S
TB100の外部にあるIEEE1394バス3を介し
て外部機器とデータやコマンドをやりとりする手段であ
る。トランスポートデコーダ101はIEEE1394
バスを介して送られてきたMPEG2トランスポートス
トリームを分離する手段である。AVデコーダ102
は、MPEG2圧縮されているAVデータを伸長し、ア
ナログ信号を生成する手段である。
【0012】PCR抽出部11a〜dは、テレビ画面1
03の各画面に表示するチャンネルのAVデータからP
CR(Program Clock Referenn
ce)を抽出する手段である。PLL部12a〜dは、
PCR抽出部11a〜dで抽出したPCRを用いて、P
LL同期をとる手段である。すなわち、放送局の符号器
がデータを符号化する際に時刻基準として用いた27M
Hzの周波数の発振器と発信周波数を同期させる手段で
ある。STCカウンタ13a〜dは、PLL部12a〜
dから得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部
11a〜dで抽出したPCRの値から、放送局の符号器
がデータを符号化する際に用いた時刻を再現する手段で
ある。
【0013】また、STB100には、アンテナ6が接
続されており、また、IEEE1394インターフェー
ス5にIEEE1394バス3が接続され、そのIEE
E1394バス3には、CSチューナ7、DVHS8が
接続されている。
【0014】次に、このような従来のSTB100の動
作を説明する。
【0015】BS放送の放送局から送信されてきた放送
波は、アンテナ6で電気信号に変換される。そしてBS
チューナ4は、電気信号に変換された放送波を受信し、
復調する。なお、番組のデータはMPEG2トランスポ
ートストリームのトランスポートパケットを利用して送
られてくるものとする。
【0016】復調されたデータは、トランスポートデコ
ーダ101に渡される。
【0017】トランスポートデコーダ101は、MPE
G2トランスポートストリームを分離する。その際、ト
ランスポートデコーダ101は、次のことを行う。
【0018】すなわち、テレビ画面103の各画面に表
示するチャンネルのAVデータから、PCRを抽出す
る。テレビ画面103には、親画面104、子画面10
5〜107の合計4つの画面がある。従って、この4つ
の画面に表示するチャンネルのAVデータからPCRを
抽出する。
【0019】具体的に説明すると、PCR抽出部11a
は、親画面104に表示するチャンネルのAVデータの
PCRを抽出する。PCR抽出部11bは、子画面10
5に表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出す
る。PCR抽出部11cは、子画面106に表示するチ
ャンネルのAVデータのPCRを抽出する。PCR抽出
部11dは、子画面107に表示するチャンネルのPC
Rを抽出する。
【0020】さらに、このようにして、抽出された各チ
ャンネルのPCRを用いて、PLL部12a〜dは、P
LL同期をとる。すなわち、放送局の符号器がデータを
符号化する際に時刻基準として用いた27MHzの周波
数の発振器と発信周波数を同期させる。PLL部12a
は、親画面104に表示するチャンネルとPLL同期を
とる。同様に、PLL部12bは子画面105、同じく
PLL部12cは子画面106、同じくPLL部12d
は子画面106に表示するチャンネルとPLL同期をと
る。
【0021】STCカウンタ13a〜dは、PLL部1
2a〜dから得られる27MHzのクロックと、PCR
抽出部11a〜dで抽出したPCRの値から、放送局の
符号器がデータを符号化する際に用いた時刻を再現す
る。すなわち、STCカウンタ13aは、親画面104
に表示するチャンネルの時刻を再現する。同様に、ST
Cカウンタ13bは子画面105、同じくSTCカウン
タ13cは子画面106、同じくSTCカウンタ13d
は子画面107に表示するチャンネルの時刻を再現す
る。このようなSTCカウンタ13a〜dを用いて、チ
ャンネル毎に、AV同期を取りながらAVデコーダ10
2は、圧縮されているMPEG形式のデータを伸長し、
アナログ信号に変換する。すなわち、チャンネル毎に、
データに記載されているPTS(Presentati
on Time Stamp)が、そのデータのチャン
ネルのSTCカウンタ13の示す時刻と一致したタイミ
ングでその部分のデータを伸長し、アナログ信号に変換
する。
【0022】このようにして得られたアナログ信号をビ
デオ信号とオーディオ信号として出力する。親画面10
4、子画面105〜107の4つの画面には映像が表示
され、また、親画面104に表示するチャンネルの音声
は、メインスピーカから出力される。
【0023】このように、従来のSTB100は、マル
チ画面の各画面に表示するチャンネル毎のPCRを利用
して、チャンネル毎に別々にAV同期をとっていた。す
なわち、チャンネル毎にPCR抽出部、PLL部、ST
Cカウンタを備えて、画面単位に処理を行っていた。す
なわち、マルチ画面の画面数が4画面の場合、PCR抽
出部、PLL部、STCカウンタを4セット備えて処理
を行っていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マルチチャンネル表示用データ作成装置では、マルチ画
面の画面数と同じ個数のPCR抽出部、PLL部、ST
Cカウンタのセットを備えて、チャンネル毎に別々にA
V同期をとっているので、PCR抽出部、PLL部の回
路規模が大きくなり、AV同期制御が複雑になるという
課題がある。
【0025】本発明は、上記課題を考慮し、回路規模が
大きくないマルチチャンネル表示用データ作成装置、媒
体及び情報集合体を提供することを目的とするものであ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、複数チャ
ンネルのAVデータを表示する複数画面から構成されて
いるマルチ画面にAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数画面に表示する複数
のチャンネルのPCRを時分割で抽出する、前記複数の
画面の数より少ない個数のPCR抽出手段と、前記抽出
されたPCRを利用して、PLL同期をとる、前記複数
の画面の数と同じ個数のPLL手段と、前記PLL手段
の発信周波数で前記複数の画面に表示するチャンネルの
時刻をカウントする、前記複数の画面の数と同じ個数の
STCカウンタ手段と、前記マルチ画面に表示するチャ
ンネルのAVデータを前記STCカウンタ手段とAV同
期をとりながら、AVデコードするAVデコード手段
と、前記AVデコードされたAVデータを出力する出力
手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記マル
チ画面で表示されることを特徴とするマルチチャンネル
表示用データ作成装置である。
【0027】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRを抽出するP
CR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用して、P
LL同期をとるPLL手段と、前記PLL手段の発信周
波数で前記親画面に表示するチャンネルの時刻をカウン
トするSTC(System Time Clock)
カウンタ手段と、前記親画面に表示するチャンネルのA
Vデータについては、前記STCカウンタ手段とAV同
期をとりながら、AVデコードし、前記子画面に表示す
るチャンネルのAVデータについては、AV同期をとら
ずにAVデコードするAVデコード手段と、前記AVデ
コードされたAVデータを出力する出力手段とを備え、
前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
成装置である。
【0028】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRを抽出し、新
たにチャンネルが選択され、前記子画面にそのチャンネ
ルのAVデータが最初に表示される時に、所定の時間だ
け、前記子画面に表示するチャンネルのPCRを抽出す
る1個のPCR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利
用して、PLL同期をとるPLL手段と、前記PLL手
段の発信周波数で前記親画面に表示するチャンネルの時
刻をカウントし、新たにチャンネルが選択され、前記子
画面にそのチャンネルのAVデータが最初に表示される
時に、所定の時間だけ、そのPCRを用いてそのチャン
ネルの時刻を再現するSTC(System Time
Clock)カウンタ手段と、前記親画面に表示する
チャンネルのAVデータについては、前記STCカウン
タ手段とAV同期をとりながら、AVデコードし、新た
にチャンネルが選択され、前記子画面にそのチャンネル
のAVデータが最初に表示される時に、所定の時間だ
け、そのチャンネルのAVデータについてAV同期を取
りながらAVデコードするAVデコード手段と、前記A
VデコードされたAVデータを出力する出力手段とを備
え、前記出力されたAVデータは、前記マルチ 画面で
表示されることを特徴とするマルチチャンネル表示用デ
ータ作成装置である。
【0029】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRと、前記子画
面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面に
表示するチャンネルのPCRとを抽出する2個のPCR
抽出手段と、前記親画面に表示するチャンネルの前記抽
出されたPCRと前記親画面の次候補となっている前記
子画面に表示するチャンネルのPCRとPLL同期をと
る2個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で
前記親画面に表示するチャンネルの時刻と、前記親画面
の次候補となっている前記子画面に表示するチャンネル
の時刻をカウントする2個のSTCカウンタ手段と、前
記親画面に表示するチャンネルのAVデータと前記親画
面の次候補となっている前記子画面に表示するチャンネ
ルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段と
AV同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前
記子画面に表示するチャンネルのAVデータについて
は、AV同期をとらずにAVデコードするAVデコード
手段と、前記AVデコードされたAVデータを出力する
出力手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記
マルチ画面で表示されることを特徴とするマルチチャン
ネル表示用データ作成装置である。
【0030】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRと、前記子画
面に表示するチャンネルのPCRとを時分割で抽出する
1個のPCR抽出手段と、前記親画面に表示するチャン
ネルの前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期を
とる1個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数
で前記親画面及び前記子画面に表示するチャンネルの時
刻をカウントする、前記マルチ画面の画面の数と同じ個
数のSTCカウンタ手段と、前記STCカウンタ手段と
AV同期をとりながら、AVデコードするAVデコード
手段と、前記AVデコードされたAVデータを出力する
出力手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記
マルチ画面で表示されることを特徴とするマルチチャン
ネル表示用データ作成装置である。
【0031】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRと、前記子画
面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面に
表示するチャンネルのPCRとを抽出する2個のPCR
抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用して、前記親
画面に表示するチャンネルとPLL同期をとる1個のP
LL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前記親画面
に表示するチャンネルの時刻をカウントする1個のST
Cカウンタ手段と、前記親画面に表示するチャンネルの
AVデータについては、前記STCカウンタ手段とAV
同期をとりながら、AVデコードし、前記子画面に表示
するチャンネルのAVデータについては、AV同期をと
らずにAVデコードするAVデコード手段と、前記AV
デコードされたAVデータを出力する出力手段とを備
え、前記親画面の次候補となっている前記子画面のチャ
ンネルが親画面に切り替えられると、前記PLL手段
は、それまでに抽出していたPCRを利用してそのチャ
ンネルのPLL同期をとり、前記STCカウンタ手段は
そのチャンネルの時刻を再現し、前記出力されたAVデ
ータは、前記マルチ画面で表示されることを特徴とする
マルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0032】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面に表示するチャンネルのPCRと、前記子画
面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面に
表示するチャンネルのPCRとを抽出する2個のPCR
抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用して、前記親
画面に表示するチャンネルとPLL同期をとる1個のP
LL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前記親画面
に表示するチャンネルの時刻と、前記子画面のうち前記
親画面の次候補となっている前記子画面に表示するチャ
ンネルの時刻をカウントする2個のSTCカウンタ手段
と、前記親画面に表示するチャンネルのAVデータと前
記親画面の次候補となっている前記子画面に表示するチ
ャンネルのAVデータとを前記STCカウンタ手段とA
V同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前記
子画面に表示するチャンネルのAVデータについては、
AV同期をとらずにAVデコードするAVデコード手段
と、前記AVデコードされたAVデータを出力する出力
手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記マル
チ画面で表示されることを特徴とするマルチチャンネル
表示用データ作成装置である。
【0033】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面及び前記子画面に表示するチャンネルのPC
Rを抽出する、前記マルチ画面の画面の数と同じ個数の
PCR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用して、
前記親画面に表示するチャンネルとPLL同期をとる1
個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前記
親画面及び前記子画面に表示するチャンネルの時刻をカ
ウントする、前記マルチ画面の画面の数と同じ個数のS
TCカウンタ手段と、前記親画面及び子画面に表示する
チャンネルのAVデータを前記STCカウンタ手段とA
V同期をとりながら、AVデコードするAVデコード手
段と、前記AVデコードされたAVデータを出力する出
力手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記マ
ルチ画面で表示されることを特徴とするマルチチャンネ
ル表示用データ作成装置である。
【0034】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの音声
をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータの映
像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインスピー
カに出力しない子画面から構成されているマルチ画面に
複数チャンネルのAVデータを表示するためのデータを
作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置であっ
て、トランスポートストリームのトランスポートパケッ
トを利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデー
タを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのうち、
前記親画面及び前記子画面に表示するチャンネルのPC
Rを抽出する、前記マルチ画面の画面の数と同じ個数の
PCR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用して、
前記親画面に表示するチャンネルとPLL同期をとる1
個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前記
親画面に表示するチャンネルの時刻をカウントする1個
のSTCカウンタ手段と、前記子画面に表示するチャン
ネルのAVデータのPCRが到着した際に、前記STC
カウンタ手段の値との差分を計算する差分計算手段と、
前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
AVデコードし、それ以外の前記子画面に表示するチャ
ンネルのAVデータについては、前記差分を前記STC
カウンタ手段のカウント値に加えた値とAV同期をとり
ながらAVデコードするAVデコード手段と、前記AV
デコードされたAVデータを出力する出力手段とを備
え、前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表
示されることを特徴とするマルチチャンネル表示用デー
タ作成装置である。
【0035】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、トランスポートストリームのトランスポートパ
ケットを利用して送られてくる、複数チャンネルのAV
データを入力する入力手段と、前記複数チャンネルのう
ち、前記親画面及び前記子画面に表示するチャンネルの
PCRを抽出する、前記マルチ画面の画面の数と同じ個
数のPCR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用し
て、前記親画面に表示するチャンネルとPLL同期をと
る1個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で
前記親画面に表示するチャンネルの時刻をカウントする
1個のSTCカウンタ手段と、前記子画面に表示するチ
ャンネルのAVデータのPCRが到着した際に、前記S
TCカウンタ手段の値との差分を計算する差分計算手段
と、前記子画面に表示するチャンネルのAVデータにつ
いては、そのAVデータのタイムスタンプの値を前記差
分を差し引いた値に書き替えるタイムスタンプ書き替え
手段と、前記親画面に表示するチャンネルのAVデータ
については、前記STCカウンタ手段とAV同期をとり
ながら、AVデコードし、それ以外の前記子画面に表示
するチャンネルのAVデータについては、前記書き替え
られたタイムスタンプと前記STCカウンタ手段とでA
V同期をとりながらAVデコードするAVデコード手段
と、前記AVデコードされたAVデータを出力する出力
手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記マル
チ画面で表示されることを特徴とするマルチチャンネル
表示用データ作成装置である。
【0036】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記PCR抽出手段の個数は2個であることに
代え、前記PCR抽出手段の個数は1個であり、前記P
CR抽出手段は、前記複数チャンネルのうち、前記親画
面に表示するチャンネルのPCRと、前記子画面のうち
前記親画面の次候補となっている前記子画面に表示する
チャンネルのPCRとを時分割で抽出することを特徴と
する第4または6または7の本発明に記載のマルチチャ
ンネル表示用データ作成装置である。
【0037】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記PLL手段は、自らが有する発信器の発信
周波数でカウントするカウンタを有し、前記PCR抽出
手段が最初に抽出した、PLL同期をとるべきチャンネ
ルのPCRの値と前記PCR抽出手段がそのPCRを抽
出した時の前記カウンタのカウント値との第1の差分を
求めて保持し、前記PCR抽出手段が2回目以降に抽出
した、前記PLL同期をとるべきチャンネルのPCRの
値と前記PCR抽出手段がそのPCRを抽出した時の前
記カウンタのカウント値との第2の差分を求め、前記第
1の差分と前記第2の差分との差が少なくなるように発
振周波数を制御することを特徴とする第2、3、5〜1
1の本発明のいずれかに記載のマルチチャンネル表示用
データ作成装置である。
【0038】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、複数チャンネルのAVデータを表示する複数画
面から構成されているマルチ画面にAVデータを表示す
るためのデータを作成するマルチチャンネル表示用デー
タ作成装置であって、前記複数チャンネルが属する所定
の伝送単位毎に、同一のPCRが付加されており、トラ
ンスポートストリームのトランスポートパケットを利用
して送られてくる、前記複数チャンネルのAVデータを
入力する入力手段と、前記複数画面に表示する前記複数
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRを前記
所定の伝送単位毎に時分割で抽出する、前記複数の画面
の数または前記複数の画面に表示する前記複数チャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位の数である表示伝送単位
数より少ない個数のPCR抽出手段と、前記抽出された
PCRを利用して、少なくとも前記所定の伝送単位毎に
PLL同期をとる、前記複数の画面の数または前記表示
伝送単位数と同じ個数のPLL手段と、前記PLL手段
の発信周波数で前記複数の画面に表示するチャンネルが
属する前記所定の伝送単位毎の時刻をカウントする、前
記複数の画面の数または前記表示伝送単位数と同じ個数
のSTCカウンタ手段と、前記複数画面に表示するチャ
ンネルのAVデータを前記複数画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位に対応する前記STCカ
ウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデコードする
AVデコード手段と、前記AVデコードされたAVデー
タを出力する出力手段とを備え、前記出力されたAVデ
ータは、前記マルチ画面で表示されることを特徴とする
マルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0039】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRを抽出
するPCR抽出手段と、前記抽出されたPCRを利用し
て、PLL同期をとるPLL手段と、前記PLL手段の
発信周波数で前記親画面に表示するチャンネルが属する
前記所定の伝送単位の時刻をカウントするSTC(Sy
stem Time Clock)カウンタ手段と、前
記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャン
ネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネル
のAVデータについては、前記STCカウンタ手段とA
V同期をとりながら、AVデコードし、前記子画面に表
示するチャンネルのうち前記親画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位には含まれないチャンネ
ルのAVデータについては、AV同期をとらずにAVデ
コードするAVデコード手段と、前記AVデコードされ
たAVデータを出力する出力手段とを備え、前記出力さ
れたAVデータは、前記マルチ画面で表示されることを
特徴とするマルチチャンネル表示用データ作成装置であ
る。
【0040】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRを抽出
し、新たにチャンネルが選択され、前記子画面にそのチ
ャンネルのAVデータが最初に表示される時に、所定の
時間だけ、前記子画面に表示するチャンネルが属する前
記所定の伝送単位のPCRを抽出する1個のPCR抽出
手段と、前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期
をとるPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前
記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
単位の時刻をカウントし、新たにチャンネルが選択さ
れ、前記子画面にそのチャンネルのAVデータが最初に
表示される時に、所定の時間だけ、そのチャンネルが属
する前記所定の伝送単位のPCRを用いてそのチャンネ
ルの時刻を再現するSTC(System Time
Clock)カウンタ手段と、前記複数チャンネルのう
ち、前記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定
の伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータについて
は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
AVデコードし、新たにチャンネルが選択され、前記子
画面にそのチャンネルのAVデータが最初に表示される
時に、所定の時間だけ、そのチャンネルが属する前記所
定の伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータについ
てAV同期を取りながらAVデコードするAVデコード
手段と、前記AVデコードされたAVデータを出力する
出力手段とを備え、前記出力されたAVデータは、前記
マルチ画面で表示されることを特徴とするマルチチャン
ネル表示用データ作成装置である。
【0041】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前
記子画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、前記親
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
の前記抽出されたPCRと前記親画面の次候補となって
いる前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所定
の伝送単位の前記抽出されたPCRとPLL同期をとる
2個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前
記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
単位の時刻と、前記親画面の次候補となっている前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
の時刻をカウントする2個のSTCカウンタ手段と、前
記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャン
ネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネル
のAVデータと前記親画面の次候補となっている前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
に含まれるチャンネルのAVデータについては、前記S
TCカウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデコー
ドし、それ以外の前記子画面に表示するチャンネルのA
Vデータについては、AV同期をとらずにAVデコード
するAVデコード手段と、前記AVデコードされたAV
データを出力する出力手段とを備え、前記出力されたA
Vデータは、前記マルチ画面で表示されることを特徴と
するマルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0042】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前
記子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
単位のPCRとを前記所定の伝送単位毎に時分割で抽出
する1個のPCR抽出手段と、前記所定の伝送単位毎に
抽出されたPCRのうち前記親画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位のPCRを利用して、P
LL同期をとる1個のPLL手段と、前記PLL手段の
発信周波数で前記親画面及び前記子画面に表示するチャ
ンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウントす
る、前記マルチ画面の画面の数と同じ個数または前記マ
ルチ画面に表示する前記複数チャンネルが属する前記所
定の伝送単位の数である表示伝送単位数と同じ個数のS
TCカウンタ手段と、前記複数画面に表示するチャンネ
ルのAVデータを前記複数画面に表示するチャンネルが
属する前記所定の伝送単位に対応する前記STCカウン
タ手段とAV同期をとりながら、AVデコードするAV
デコード手段と、前記AVデコードされたAVデータを
出力する出力手段とを備え、前記出力されたAVデータ
は、前記マルチ画面で表示されることを特徴とするマル
チチャンネル表示用データ作成装置である。
【0043】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前
記子画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、前記抽
出されたPCRを利用して、PLL同期をとる1個のP
LL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前記親画面
に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位の時
刻をカウントする1個のSTCカウンタ手段と、前記複
数のチャンネルのうち、前記親画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネルの
AVデータについては、前記STCカウンタ手段とAV
同期をとりながら、AVデコードし、前記子画面に表示
するチャンネルのうち、前記親画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位に含まれないチャンネル
のAVデータについては、AV同期をとらずにAVデコ
ードするAVデコード手段と、前記AVデコードされた
AVデータを出力する出力手段とを備え、前記親画面の
次候補となっている前記子画面のチャンネルが親画面に
切り替えられると、前記PLL手段は、それまでに抽出
していたPCRを利用してそのチャンネルが属する前記
所定の伝送単位のPLL同期をとり、前記STCカウン
タ手段はそのチャンネルが属する前記所定の伝送単位の
時刻を再現し、前記出力されたAVデータは、前記マル
チ画面で表示されることを特徴とするマルチチャンネル
表示用データ作成装置である。
【0044】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前
記子画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、前記抽
出されたPCRを利用して、前記親画面に表示するチャ
ンネルが属する前記所定の伝送単位のPLL同期をとる
1個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数で前
記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
単位の時刻と、前記子画面のうち前記親画面の次候補と
なっている前記子画面に表示するチャンネルが属する前
記所定の伝送単位の時刻をカウントする2個のSTCカ
ウンタ手段と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面
に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位に含
まれるチャンネルのAVデータと前記親画面の次候補と
なっている前記子画面に表示するチャンネルが属する前
記所定の伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータと
を前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、A
Vデコードし、それ以外の前記子画面に表示するチャン
ネルのAVデータについては、AV同期をとらずにAV
デコードするAVデコード手段と、前記AVデコードさ
れたAVデータを出力する出力手段とを備え、前記出力
されたAVデータは、前記マルチ画面で表示されること
を特徴とするマルチチャンネル表示用データ作成装置で
ある。
【0045】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRを前記所定の伝送単位毎に抽出する、前記マル
チ画面の画面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表
示する前記複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位
の数である表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段
と、前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表
示するチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段
と、前記PLL手段の発信周波数で前記親画面及び前記
子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単
位の時刻をカウントする、前記マルチ画面の画面の数と
同じ個数または前記表示伝送単位数と同じ個数のSTC
カウンタ手段と、前記複数チャンネルのうち、前記親画
面及び子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の
伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータを前記ST
Cカウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデコード
するAVデコード手段と、前記AVデコードされたAV
データを出力する出力手段とを備え、前記出力されたA
Vデータは、前記マルチ画面で表示されることを特徴と
するマルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0046】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRを前記所定の伝送単位毎に抽出する、前記マル
チ画面の画面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表
示する前記複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位
の数である表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段
と、前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表
示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のPLL
同期をとる1個のPLL手段と、前記PLL手段の発信
周波数で前記親画面に表示するチャンネルが属する前記
所定の伝送単位の時刻をカウントする1個のSTCカウ
ンタ手段と、前記子画面に表示するチャンネルが属する
前記所定の伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータ
のPCRが到着した際に、前記STCカウンタ手段の値
との差分を計算する差分計算手段と、前記複数チャンネ
ルのうち、前記親画面に表示するチャンネルが属する前
記所定の伝送単位に含まれるチャンネルのAVデータに
ついては、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりな
がら、AVデコードし、それ以外の前記子画面に表示す
るチャンネルのAVデータについては、前記差分を前記
STCカウンタ手段のカウント値に加えた値とAV同期
をとりながらAVデコードするAVデコード手段と、前
記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段と
を備え、前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面
で表示されることを特徴とするマルチチャンネル表示用
データ作成装置である。
【0047】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、AVデータの映像を表示し、そのAVデータの
音声をメインスピーカに出力する親画面と、AVデータ
の映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メインス
ピーカに出力しない子画面から構成されているマルチ画
面に複数チャンネルのAVデータを表示するためのデー
タを作成するマルチチャンネル表示用データ作成装置で
あって、前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎
に、同一のPCRが付加されており、トランスポートス
トリームのトランスポートパケットを利用して送られて
くる、複数チャンネルのAVデータを入力する入力手段
と、前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子
画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
のPCRを前記伝送単位毎に抽出する、前記マルチ画面
の画面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表示する
前記複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位の数で
ある表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段と、前
記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示する
チャンネルが属する前記所定の伝送単位とPLL同期を
とる1個のPLL手段と、前記PLL手段の発信周波数
で前記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定の
伝送単位の時刻をカウントする1個のSTCカウンタ手
段と、前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所
定の伝送単位のPCRが到着した際に、前記STCカウ
ンタ手段の値との差分を計算する差分計算手段と、前記
子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単
位に含まれるチャンネルのAVデータについては、その
AVデータのタイムスタンプの値を前記差分を差し引い
た値に書き替えるタイムスタンプ書き替え手段と、前記
複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネルの
AVデータについては、前記STCカウンタ手段とAV
同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前記子
画面に表示するチャンネルのAVデータについては、前
記書き替えられたタイムスタンプと前記STCカウンタ
手段とでAV同期をとりながらAVデコードするAVデ
コード手段と、前記AVデコードされたAVデータを出
力する出力手段とを備え、前記出力されたAVデータ
は、前記マルチ画面で表示されることを特徴とするマル
チチャンネル表示用データ作成装置である。
【0048】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記PCR抽出手段の個数は2個であることに
代え、前記PCR抽出手段の個数は1個であり、前記P
CR抽出手段は、前記複数チャンネルのうち、前記親画
面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位の
PCRと、前記子画面のうち前記親画面の次候補となっ
ている前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所
定の伝送単位のPCRとを時分割で抽出することを特徴
とする第16または18または19の本発明に記載のマ
ルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0049】また、第24の本発明(請求項24に対
応)は、前記PLL手段は、自らが有する発信器の発信
周波数でカウントするカウンタを有し、前記PCR抽出
手段が最初に抽出した、PLL同期をとるべきチャンネ
ルが属する前記所定の伝送単位のPCRの値と前記PC
R抽出手段がそのPCRを抽出した時の前記カウンタの
カウント値との第1の差分を求めて保持し、前記PCR
抽出手段が2回目以降に抽出した、前記PLL同期をと
るべきチャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCR
の値と前記PCR抽出手段がそのPCRを抽出した時の
前記カウンタのカウント値との第2の差分を求め、前記
第1の差分と前記第2の差分との差が少なくなるように
発振周波数を制御することを特徴とする第14、15、
17〜23の本発明のいずれかに記載のマルチチャンネ
ル表示用データ作成装置である。
【0050】また、第25の本発明(請求項25に対
応)は、前記所定の伝送単位とは、トランスポートスト
リームであることを特徴とする第13〜24の本発明の
いずれかに記載のマルチチャンネル表示用データ作成装
置である。
【0051】また、第26の本発明(請求項26に対
応)は、前記所定の伝送単位とは、放送局であることを
特徴とする第13〜24の本発明のいずれかに記載のマ
ルチチャンネル表示用データ作成装置である。
【0052】また、第27の本発明(請求項27に対
応)は、第1〜26の本発明のいずれかに記載のマルチ
チャンネル表示用データ作成装置の全部または一部の手
段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラム及び/またはデータを担持した媒
体であって、コンピュータにより処理可能なことを特徴
とする媒体である。
【0053】また、第28の本発明(請求項28に対
応)は、第1〜26の本発明のいずれかに記載のマルチ
チャンネル表示用データ作成装置の全部または一部の手
段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラム及び/またはデータであることを
特徴とする情報集合体である。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0055】(第1の実施の形態)まず、第1の実施の
形態について、図1、図12を参照して説明する。
【0056】図1は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0057】図12は、図1に示すSTB30が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図である。
【0058】図12では、テレビ画面65は、4画面か
ら構成されている。親画面66は、映像を表示し、音声
をメインスピーカに出力する画面である。子画面67、
子画面68、子画面69は、映像を表示し、音声をメイ
ンスピーカに出力しない子画面である。
【0059】図1に戻って、STB30は、BSチュー
ナ4、IEEE1394インターフェース5、トランス
ポートデコーダ31、AVデコーダ32から構成され
る。
【0060】また、トランスポートデコーダ31は時分
割PCR抽出部14、4個のPLL部12a〜dを有す
る。AVデコーダは、4個のSTCカウンタ13a〜d
を有する。
【0061】BSチューナ4は、BS放送を受信する手
段である。IEEE1394インターフェース5は、S
TB30の外部にあるIEEE1394バス3を介して
外部機器とデータやコマンドをやりとりする手段であ
る。トランスポートデコーダ31は送られてきたMPE
G2トランスポートストリームを分離する手段である。
AVデコーダ32は、MPEG2圧縮されているAVデ
ータを伸長し、アナログ信号を生成する手段である。
【0062】時分割PCR抽出部14は、テレビ画面6
5の各画面に表示するチャンネルのAVデータからPC
R(Program Clock Referennc
e)を時分割で抽出する手段である。PLL部12a〜
dは、時分割PCR抽出部14で抽出したPCRを用い
て、PLL同期をとる手段である。すなわち、AVデー
タの送り手側の時刻基準として用いた27MHzの周波
数の発振器と発信周波数を同期させる手段である。ST
Cカウンタ13a〜dは、PLL部12a〜dから得ら
れる27MHzのクロックと、時分割PCR抽出部14
で抽出したPCRの値から、AVデータの送り手側が用
いた時刻を再現する手段である。
【0063】また、STB30には、アンテナ6が接続
されており、また、IEEE1394インターフェース
5には、IEEE1394バス3が接続され、そのIE
EE1394バス3には、CSチューナ7、DVHS8
が接続されている。
【0064】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0065】BS放送の放送局から送信されてきた放送
波は、アンテナ6で電気信号に変換される。そしてBS
チューナ4は、電気信号に変換された放送波を受信し、
復調する。なお、番組のデータはMPEG2トランスポ
ートストリームのトランスポートパケットを利用して送
られてくるものとする。
【0066】復調されたデータは、トランスポートデコ
ーダ31に渡される。
【0067】さらに、CSチューナ7は、アンテナ6を
介して、CS放送を受信し、復調する。そしてCSチュ
ーナ7は復調されたAVデータをIEEE1394バス
3を介して、IEEE1394インターフェース5に送
る。IEEE1394インターフェース5は、このAV
データを、トランスポートデコーダ31に送る。
【0068】さらに、DVHS8は、再生中のデータを
CSチューナ7と同様の経路で、トランスポートデコー
ダ31に送る。
【0069】トランスポートデコーダ31は、MPEG
2トランスポートストリームを分離する。その際、トラ
ンスポートデコーダ31は、次のことを行う。
【0070】すなわち、テレビ画面65の各画面に表示
するチャンネルのAVデータから、PCRを抽出する。
テレビ画面65には、親画面66、子画面67〜69の
合計4つの画面がある。従って、この4つの画面に表示
するチャンネルのAVデータからPCRを抽出する。
【0071】本実施の形態では、親画面66にBS放送
のチャンネルの番組1を表示し、子画面67にはBS放
送で親画面66に表示するチャンネルとは別のチャンネ
ルの番組2を表示する。また、子画面68にCS放送の
チャンネルの番組3を表示する。また、子画面69にD
VHS8で再生されている中の特定のチャンネルの番組
4を表示する。このように、テレビ画面65に表示する
チャンネルのAVデータは、チャンネル毎に異なった時
刻基準のPCRが付加されている。
【0072】そこで、時分割PCR抽出部14は、親画
面66に表示するチャンネルのAVデータのPCR、子
画面67に表示するチャンネルのAVデータのPCR、
子画面68に表示するチャンネルのAVデータのPC
R、子画面69に表示するチャンネルのPCRをそれぞ
れ時分割で抽出する。
【0073】さらに、このようにして、抽出された各チ
ャンネルのPCRを用いて、PLL部12a〜dは、P
LL同期をとる。すなわち、AVデータの送り手側が時
刻基準として用いた27MHzの周波数の発振器と発信
周波数を同期させる。PLL部12aは、親画面66に
表示するチャンネルとPLL同期をとる。同様に、PL
L部12bは子画面67、同じくPLL部12cは子画
面68、同じくPLL部12dは子画面69に表示する
チャンネルとPLL同期をとる。
【0074】STCカウンタ13a〜dは、PLL部1
2a〜dから得られる27MHzのクロックと、時分割
PCR抽出部14で抽出したPCRの値から、AVデー
タの送り手側の時刻を再現する。すなわち、STCカウ
ンタ13aは、親画面66に表示するチャンネルの時刻
を再現する。同様に、STCカウンタ13bは子画面6
7、同じくSTCカウンタ13cは子画面68、同じく
STCカウンタ13dは子画面69に表示するチャンネ
ルの時刻を再現する。このようなSTCカウンタ13a
〜dを用いて、チャンネル毎に、AV同期を取りながら
AVデコーダ32は、圧縮されているMPEG形式のデ
ータを伸長し、アナログ信号に変換する。すなわち、チ
ャンネル毎に、データに記載されているPTS(Pre
sentation Time Stamp)が、その
データのチャンネルのSTCカウンタ13の示す時刻と
一致したタイミングでその部分のデータを伸長し、アナ
ログ信号に変換する。
【0075】さらに、AVデコーダ32は、このように
して得られたアナログ信号をビデオ信号とオーディオ信
号として出力する。親画面66、子画面67〜69の4
つの画面には映像が表示され、また、親画面66に表示
するチャンネルの音声は、メインスピーカから出力され
る。
【0076】このように、PCRを時分割で抽出するこ
とによって、PCR抽出部の個数がマルチ画面の画面数
より少ない個数のSTB30を構成することが出来るの
で、装置規模を小さくすることが出来る。
【0077】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について、図2、図12を参照して説明する。
【0078】図2は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0079】図12は、図2に示すSTB33が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図である。
【0080】図12では、テレビ画面65は、4画面か
ら構成されている。親画面66は、映像を表示し、音声
をメインスピーカに出力する画面である。子画面67、
子画面68、子画面69は、映像を表示し、音声をメイ
ンスピーカに出力しない子画面である。メインスピーカ
とは、テレビ受像器に備えられているスピーカであり、
視聴者は、メインスピーカから出力される音声と親画面
66に表示されている映像を視聴することによって番組
を鑑賞する。これとは別にテレビ受像器にはイヤホンジ
ャックなどが備えられている。
【0081】図2に戻って、STB33は、BSチュー
ナ4、IEEE1394インターフェース5、トランス
ポートデコーダ34、AVデコーダ35から構成され
る。
【0082】また、トランスポートデコーダ34はPC
R抽出部11、PLL部12を有する。AVデコーダ
は、STCカウンタ13を有する。
【0083】BSチューナ4は、BS放送を受信する手
段である。IEEE1394インターフェース5は、S
TB33の外部にあるIEEE1394バス3を介して
外部機器とデータやコマンドをやりとりする手段であ
る。トランスポートデコーダ34は送られてきたMPE
G2トランスポートストリームを分離する手段である。
AVデコーダ35は、MPEG2圧縮されているAVデ
ータを伸長し、アナログ信号を生成する手段である。
【0084】PCR抽出部11は、テレビ画面65の親
画面66に表示するチャンネルのAVデータからPCR
を抽出する手段である。PLL部12は、PCR抽出部
11で抽出したPCRを用いて、PLL同期をとる手段
である。すなわち、AVデータの送り手側が時刻基準と
して用いた27MHzの周波数の発振器と発信周波数を
同期させる手段である。STCカウンタ13は、PLL
部12から得られる27MHzのクロックと、PCR抽
出部11で抽出したPCRの値から、AVデータの送り
手側が使用している時刻を再現する手段である。
【0085】また、STB33には、アンテナ6が接続
されており、また、IEEE1394インターフェース
5には、IEEE1394バス3が接続され、そのIE
EE1394バス3には、CSチューナ7、DVHS8
が接続されている。
【0086】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0087】BS放送の放送局から送信されてきた放送
波は、アンテナ6で電気信号に変換される。そしてBS
チューナ4は、電気信号に変換された放送波を受信し、
復調する。なお、番組のAVデータはMPEG2トラン
スポートストリームのトランスポートパケットを利用し
て送られてくるものとする。
【0088】復調されたAVデータは、トランスポート
デコーダ34に渡される。
【0089】さらに、CSチューナ7は、アンテナ6を
介して、CS放送を受信し、復調する。そしてCSチュ
ーナ7は復調されたAVデータをIEEE1394バス
3を介して、IEEE1394インターフェース5に送
る。IEEE1394インターフェース5は、このAV
データをトランスポートデコーダ34に送る。
【0090】さらに、DVHS8は、再生中のデータを
CSチューナ7と同様の経路で、トランスポートデコー
ダ34に送る。
【0091】トランスポートデコーダ34は、MPEG
2トランスポートストリームを分離する。その際、トラ
ンスポートデコーダ34は、次のことを行う。
【0092】すなわち、テレビ画面65には、親画面6
6、子画面67〜69の合計4つの画面がある。そのう
ち、親画面66に表示するチャンネルのAVデータか
ら、PCRを抽出する。本実施の形態では、親画面66
にBS放送のチャンネルの番組1を表示し、子画面67
にはBS放送で親画面66に表示するチャンネルとは別
のチャンネルの番組2を表示する。また、子画面68に
CS放送のチャンネルの番組3を表示する。また、子画
面69にDVHS8で再生されている中の特定のチャン
ネルの番組4を表示する。このように、テレビ画面65
に表示するチャンネルのAVデータは、チャンネル毎に
異なった時刻基準のPCRが付加されている。
【0093】しかし、PCR抽出部11は、親画面66
に表示するチャンネルのAVデータのPCRのみを抽出
する。
【0094】さらに、このようにして、抽出された、親
画面66に表示するPCRを用いて、PLL部12は、
PLL同期をとる。すなわち、AVデータの送り手側が
時刻基準として用いた27MHzの周波数の発振器と発
信周波数を同期させる。
【0095】STCカウンタ13は、PLL部12から
得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部11で
抽出したPCRの値から、AVデータの送り手側の時刻
を再現する。すなわち、STCカウンタ13は、親画面
66に表示するチャンネルの時刻を再現する。
【0096】このようなSTCカウンタ13を用いて、
親画面66に表示するチャンネルに関してのみ、AV同
期を取りながら、AVデコーダ35は、圧縮されている
MPEG形式のデータを伸長し、アナログ信号に変換す
る。すなわち、親画面66に表示するチャンネルのAV
データに記載されているPTS(Presentati
on Time Stamp)が、STCカウンタ13
の示す時刻と一致したタイミングでその部分のデータを
伸長し、アナログ信号に変換する。
【0097】また、AVデコーダ35は、子画面67〜
69に表示するチャンネルのAVデータについては、A
V同期を取らずに、フリーランでMPEG形式のデータ
を伸長し、アナログ信号に変換する。
【0098】さらに、AVデコーダ32は、このように
して得られたアナログ信号をビデオ信号とオーディオ信
号として出力する。親画面66、子画面67〜69の4
つの画面には映像が表示され、また、親画面66に表示
するチャンネルの音声は、メインスピーカから出力され
る。
【0099】上述したように、AVデコーダ35は、親
画面66に表示するチャンネルのAVデータのみAV同
期をとり、子画面66〜69に表示するチャンネルのA
V同期は取らない。このように構成した理由について以
下詳細に説明する。
【0100】MPEG2トランスポートストリームのト
ランスポートパケットには、100mm秒以内の間隔
で、上述したPCRが付加される。PCRが付加されて
いるか付加されていないかは、トランスポートパケット
のヘッダ部分のアダプテーションフィールドの5フラグ
に記述されている。
【0101】また、トランスポートパケットはオーディ
オ用のパケットとビデオ用のパケットが別々のパケット
として送られてくる。このようなトランスポートパケッ
トの区別は、トランスポートパケットのヘッダ部分に記
述されているPIDを参照することによって行うことが
出来る。
【0102】トランスポートデコーダ34は、これらの
トランスポートパケットを分離し、オーディオ用のエレ
メンタリーストリームとビデオ用のエレメンタリースト
リームを生成する。オーディオ用のエレメンタリースト
リームには、オーディオ用のPTSが付加されており、
ビデオ用のエレメンタリーストリームにはビデオ用のP
TSが付加されている。
【0103】AVデコーダ35は、オーディオ用のPT
SとSTCカウンタ13のカウント値が一致するタイミ
ングで、順次オーディオ用のエレメンタリーストリーム
を伸長し、出力する。同時に、ビデオ用のPTSとST
Cカウンタ13のカウント値が一致するタイミングで、
ビデオ用のエレメンタリーストリームを伸長し、出力す
る。
【0104】その結果、音声と映像を表示するタイミン
グが一致する。例えば、映画などの場合、登場人物が話
す口の動きと、音声の出力が完全に一致する。このよう
ないわゆるリップシンクを、AV同期をとっている親画
面で実現することが出来る。
【0105】子画面67〜69に表示するチャンネルの
AVデータは、AV同期をとっていないので、リップシ
ンクを実現することは出来ない。ところが、子画面67
〜69は、音声をメインスピーカに出力しない。通常、
子画面67〜69の音声はどこにも出力しない。従っ
て、子画面67〜69に関しては、リップシンクを実現
する必要がない。以上が、親画面66に表示するチャン
ネルのみAV同期をとり、子画面67〜69に表示する
チャンネルのAVデータをフリーランでAVデコードす
るようにした理由である。
【0106】ただし、例外として、子画面67〜69に
表示するいずれかのチャンネル音声をテレビ受像器のイ
ヤホンジャックから出力した場合は、映像と音声のタイ
ミングがあわなくなる。
【0107】また、子画面67〜69に表示される映像
は、AV同期を取らなかったため、色がちらつくなどの
不具合が生じる。ただし、図12に示すように、子画面
67〜69の表示面積が親画面66に比較して小さいの
で、上記の色のちらつきはある程度までは気にならな
い。
【0108】また、親画面66に表示するチャンネルを
別のチャンネルに切り替えた直後から、新しいチャンネ
ルのPCRを抽出し、PLL同期をとり、新しいSTC
を正確に生成出来るまでの期間、AV同期をとることは
出来ないので、同期ずれやブロックノイズを隠すため、
映像をブラックアウトし、音声をミュートする必要があ
る。
【0109】このように、本実施の形態のSTB33
は、子画面での表示に若干の不具合と親画面のチャンネ
ルを別のチャンネルに切り替えた時に、瞬時に新しいチ
ャンネルのAVデータを表示出来ないという欠点がある
が、装置規模が小さいSTBを実現することが出来る。
【0110】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について、図3、図12を参照して説明する。
【0111】図3は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0112】図12は、図3に示すSTB36が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図である。
【0113】図12では、テレビ画面65は、4画面か
ら構成されており、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態と同一のものである。
【0114】図3に示すように、STB36は、BSチ
ューナ4、IEEE1394インターフェース5、トラ
ンスポートデコーダ37、AVデコーダ38から構成さ
れる。
【0115】第2の実施の形態との相違点は、PCR抽
出部11の代わりに、時分割PCR抽出部14から構成
される点である。それ以外は、第2の実施の形態と同一
であるので記述を省略する。
【0116】時分割PCR抽出部14は、テレビ画面6
5の各画面に表示するチャンネルのAVデータからPC
Rを時分割で抽出する手段である。
【0117】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0118】トランスポートデコーダ37にMPEG2
トランスポートストリームが送られてくるまでの動作
は、第2の実施の形態と同一である。
【0119】トランスポートデコーダ37は、MPEG
2トランスポートストリームを分離する。その際、トラ
ンスポートデコーダ37は、次のことを行う。
【0120】すなわち、テレビ画面65には、親画面6
6、子画面67〜69の合計4つの画面がある。そのう
ち、親画面66に表示するチャンネルのAVデータか
ら、PCRを抽出する。
【0121】本実施の形態では、親画面66にBS放送
のチャンネルの番組1を表示し、子画面67にはBS放
送で親画面66に表示するチャンネルとは別のチャンネ
ルの番組2を表示する。また、子画面68にCS放送の
チャンネルの番組3を表示する。また、子画面69にD
VHS8で再生されている中の特定のチャンネルの番組
4を表示する。このように、テレビ画面65に表示する
チャンネルのAVデータは、チャンネル毎に異なった時
刻基準のPCRが付加されている。
【0122】時分割PCR抽出部14は、通常親画面6
6に表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出し
ている。そして、子画面67〜69に表示するチャンネ
ルが切り替わった場合のみ、所定の時間だけ、切り替わ
ったチャンネルのAVデータのPCRを抽出する。所定
の時間が経過すると、再び、親画面66に表示するチャ
ンネルのAVデータのPCRを抽出する。
【0123】例えば子画面67に表示するチャンネルが
別のチャンネルが選択されて切り替わった場合、時分割
PCR抽出部14は、所定の時間だけ、切り替わったチ
ャンネルのPCRを抽出する。
【0124】さらに、このようにして、抽出された、親
画面66に表示するPCRを用いて、PLL部12は、
PLL同期をとる。すなわち、AVデータの送り手側が
時刻基準として用いた27MHzの周波数の発振器と発
信周波数を同期させる。時分割PCR抽出部14が、親
画面66に表示するチャンネルのAVデータのPCRを
抽出している時は、PLL部12は、親画面66に表示
するチャンネルとPLL同期をとる。そして、時分割P
CR抽出部14が、子画面67〜69のいずれかに表示
するチャンネルのAVデータのPCRを抽出している時
は、PLL部12は、そのチャンネルとPLL同期をと
る。
【0125】STCカウンタ13は、PLL部12から
得られる27MHzのクロックと、時分割PCR抽出部
14で抽出したPCRの値から、AVデータの送り手側
の時刻を再現する。
【0126】すなわち、時分割PCR抽出部14が親画
面66に表示するチャンネルのPCRを抽出している
時、PLL部12も親画面66に表示するチャンネルと
PLL同期をとるので、STCカウンタ13は、親画面
66に表示する示するチャンネルの時刻を再現すること
になる。また、時分割PCR抽出手段14が子画面67
〜69のいずれかに表示するチャンネルのAVデータの
PCRを抽出している時、PLL部12も子画面67〜
69のいずれかに表示するチャンネルとPLL同期をと
るので、STCカウンタ13は、そのチャンネルの時刻
を再現することになる。
【0127】このようなSTCカウンタ13を用いて、
AVデコーダ38は、圧縮されているMPEG形式のデ
ータを伸長し、アナログ信号に変換する。ただし、AV
デコーダ38は、STCカウンタ13が親画面66に表
示するチャンネルの時刻を再現している時は、そのチャ
ンネルのAVデータとのみAV同期をとり、それ以外の
チャンネルのAVデータとはAV同期をとらずに、AV
データを伸長し、アナログ信号に変換する。また、ST
Cカウンタ13が子画面67〜69に表示するチャンネ
ルの時刻を再現している時は、時刻を再現しているチャ
ンネルとのみAV同期をとり、それ以外のチャンネルの
AVデータとはAV同期をとらずに、AVデータを伸長
し、アナログ信号に変換する。
【0128】すなわち、AVデコーダ38は、親画面6
6に表示するチャンネルのAVデータをAV同期をとり
ながら処理している時は、それ以外のチャンネルのAV
データはフリーランで処理する。また、子画面67〜6
9のいずれかに表示するチャンネルのAVデータをAV
同期をとりながら処理している時は、親画面に表示する
チャンネル66を含むそれ以外のチャンネルはフリーラ
ンで処理する。
【0129】さらに、AVデコーダ38は、このように
して得られたアナログ信号をビデオ信号とオーディオ信
号として出力する。親画面66、子画面67〜69の4
つの画面には映像が表示され、また、親画面66に表示
するチャンネルの音声は、メインスピーカから出力され
る。
【0130】このように、本実施の形態では、通常親画
面に表示するチャンネルのAVデータをAV同期をとり
ながら処理しており、子画面に表示するチャンネルが変
更になった場合のみ所定の時間だけ、その子画面に表示
するチャンネルのAVデータとAV同期をとり、所定の
時間が経過すると、再び、親画面に表示するチャンネル
のAVデータをAV同期をとりながら処理する。
【0131】従って、本実施の形態では、第2の実施の
形態と同程度の装置規模を保ちながら、子画面の色のち
らつきなどの表示上の不具合を改善することが出来る。
【0132】なお、本実施の形態では、PLL部12は
時分割抽出部14がPCRを抽出したチャンネルとPL
L同期をとるとして説明したが、これに限らない。PL
L部12は、常に親画面に表示するチャンネルとPLL
同期をとる。すなわち、親画面に表示するチャンネルの
クロックを再現するようにしても構わない。
【0133】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態について、図4、図11、図12を参照して説明す
る。
【0134】図4は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0135】図12は、図4に示すSTB39が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実施
の形態ですでに説明したものである。
【0136】図11は、図12のテレビ画面65を操作
するためのリモコン17である。リモコン17には、確
定60、上へ61、下へ62、右へ63、左へ64の操
作ボタンがある。それ以外にも、テレビ受像器の電源の
オン/オフ、チャンネルの選択などの操作ボタンがある
が、説明をわかりやすくするために省略してある。
【0137】子画面68は、画面枠が他の画面とは異な
っている。これは、子画面68にカーソルが位置してい
るからである。すなわち、リモコン17の上へ61、下
へ62、右へ63、左へ64の各ボタンを押すと、子画
面68に位置しているカーソルを移動することが出来
る。例えば、左へ64を押すと、カーソルは子画面68
から親画面66に移動する。また、上へ61を押すと、
カーソルは子画面68から子画面67に移動する。そし
て、確定60を押すと、カーソルの位置する画面に表示
されているチャンネルが親画面66に表示される。この
意味で、カーソルの位置している子画面のことを親画面
の次候補になっている子画面と呼ぶことにする。
【0138】図4に戻って、STB39は、PCR抽出
部11a〜b、PLL部12a〜b、STCカウンタ1
3a〜bのセットを2セット持つ点が、第2の実施の形
態との相違点である。
【0139】PCR抽出部11aは、テレビ画面65の
親画面66または親画面66の次候補の子画面に表示す
るチャンネルのAVデータからPCRを抽出する手段で
ある。PCR抽出部11bは、テレビ画面65の親画面
または親画面66の次候補になっている子画面に表示す
るチャンネルで、PCR抽出部11aでPCRを抽出さ
れるAVデータのチャンネルではない方のチャンネルの
AVデータのPCRを抽出する手段である。
【0140】PLL部12aは、PCR抽出部11aで
抽出したPCRを用いて、親画面66または親画面66
の次候補となっている子画面に表示するチャンネルとP
LL同期をとる手段である。PLL部12bは、PCR
抽出部11bで抽出したPCRを用いて、親画面66ま
たは親画面66の次候補になっている子画面に表示する
チャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、
PLL部12a〜bは、AVデータの送り手側が時刻基
準として用いた27MHzの周波数の発振器と発信周波
数を同期させる手段である。
【0141】STCカウンタ13aは、PLL部12a
から得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部1
1aで抽出したPCRの値から、親画面66または親画
面66の次候補となっている子画面に表示するチャンネ
ルの時刻を再現する手段である。STCカウンタ13b
は、PLL部12bから得られる27MHzのクロック
と、PCR抽出部11bで抽出したPCRの値から、親
画面66または親画面66の次候補になっている子画面
に表示するチャンネルの時刻を再現する手段である。
【0142】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0143】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0144】本実施の形態では、PCR抽出部11aと
PCR抽出部11bのいずれか一方は必ず親画面66に
表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出する。
そして、もう一方は、親画面66の次候補になっている
子画面のPCRを抽出する。
【0145】そして、PLL部12aは、PCR抽出部
11aが親画面66に表示するチャンネルのAVデータ
のPCRを抽出している時、親画面66に表示するチャ
ンネルとPLL同期をとる。またPCR抽出部11aが
親画面66の次候補になっている子画面のPCRを抽出
している時、親画面66の次候補になっている子画面に
表示するチャンネルとPLL同期をとる。PLL部12
bも同様である。すなわち、PLL部12aとPLL部
12bは、いずれか一方が親画面66に表示するチャン
ネルとPLL同期をとり、もう一方が親画面66の次候
補になっている子画面に表示するチャンネルとPLL同
期をとる。
【0146】また、STCカウンタ13a、STCカウ
ンタ13bは、いずれか一方が親画面66に表示するチ
ャンネルの時刻を再現し、もう一方が親画面66の次候
補になっている子画面に表示するチャンネルの時刻を再
現する。
【0147】そして、AVデコーダ41は、親画面66
に表示するチャンネルのAVデータと、親画面66の次
候補になっている子画面に表示するチャンネルのAVデ
ータとはAV同期をとりながら伸長し、アナログ信号に
変換する。それ以外のAVデータについては、AV同期
をとらずに伸長し、アナログ信号に変換する。
【0148】図12のテレビ画面65では、親画面66
の次候補になっている子画面は、子画面68である。こ
の場合、AVデコーダ41は、親画面66に表示するチ
ャンネルのAVデータと、子画面68に表示するチャン
ネルのAVデータとをAV同期をとりながら伸長し、ア
ナログデータに変換する。それ以外のAVデータはAV
同期をとらず、フリーランで伸長し、アナログデータに
変換する。
【0149】ここで、リモコン17の上へ61を押した
とする。そうすると、カーソルの位置が、子画面67に
移動する。つまり、親画面66の次候補になっている子
画面が変更された。この場合、PCR抽出部11a〜b
のいずれか、PLL部12a〜bのいずれか、STCカ
ウンタ13a〜bのいずれかは、子画面68に表示する
チャンネルに関しての処理を終了し、子画面67に関す
る処理を開始する。
【0150】テレビ画面65がこのような状態の時、す
なわち子画面67が親画面66の次候補になっていると
きに、リモコン17の確定60を押すと、子画面67に
表示されていたチャンネルは、親画面66に表示するよ
うになり、親画面66に表示されていたチャンネルは、
子画面67に表示されるようになる。つまり、親画面6
6と親画面66の次候補となっているチャンネルが互い
に入れ替わる。
【0151】しかし、チャンネルが入れ替わっても、S
TCカウンタ13aとSTCカウンタ13bは親画面6
6と親画面の次候補となっている子画面に表示するチャ
ンネルの時刻をともに再現している。従って、AVデコ
ーダ41は、親画面66に表示するチャンネルのAVデ
ータと親画面66の次候補になっている子画面に表示す
るチャンネルのAVデータとのAV同期を中断すること
なく処理することが出来る。
【0152】本実施の形態では、第2の実施の形態に比
較して、若干装置の規模が大きくなるものの、親画面6
6のチャンネルの切替が瞬時にできるようになった。
【0153】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態について、図5、図12を参照して説明する。
【0154】図5は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0155】図12は、図5に示すSTB42が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図である。
【0156】図12では、テレビ画面65は、4画面か
ら構成されており、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態と同一のものである。
【0157】図5に示すように、STB42は、BSチ
ューナ4、IEEE1394インターフェース5、トラ
ンスポートデコーダ43、AVデコーダ44から構成さ
れる。
【0158】第1の実施の形態との相違点は、PLL部
12a〜dが4個あった構成から、PLL部12が1個
のみの構成となった点である。
【0159】それ以外は、第1の実施の形態と同一であ
るので記述を省略する。
【0160】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。
【0161】次に、このような本実施の形態の動作を第
1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0162】第1の実施の形態と同様にして、時分割P
CR抽出手段14は、親画面66、子画面67〜69に
表示する各チャンネルのPCRを時分割で抽出する。そ
して、PLL部12は、抽出された、親画面66に表示
するチャンネルのPCRを使用して、親画面66に表示
するチャンネルとPLL同期をとる。
【0163】STCカウンタ13a〜dは、時分割PC
R抽出部14で抽出されたPCRとPLL部12が生成
するクロックを利用して、親画面66と子画面67〜6
9に表示する各チャンネルの時刻を再現する。
【0164】すなわち、子画面67〜69に表示するチ
ャンネルについては、親画面66に表示するチャンネル
のクロックを用いて、その時刻を再現している。
【0165】AVデコーダは、STCカウンタ13a〜
dのカウント値を参照して、親画面66及び子画面67
〜69に表示する全てのチャンネルのAVデータをAV
同期を取りながら、伸長し、アナログ信号に変換する。
【0166】このようにすることによって、第1の実施
の形態に比較して、装置規模をさらに小さくすることが
出来る。
【0167】(第6の実施の形態)次に、第6の実施の
形態について、図6、図11、図12を参照して説明す
る。
【0168】図6は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0169】図12は、図6に示すSTB45が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実施
の形態ですでに説明したものである。
【0170】図11は、図12のテレビ画面65を操作
するためのリモコン17であり、第4の実施の形態です
でに説明したものである。
【0171】図6において、STB45は、PCR抽出
部11a〜bを2個持つ点が、第2の実施の形態との相
違点である。
【0172】PCR抽出部11aは、テレビ画面65の
親画面66または親画面66の次候補になっている子画
面に表示するチャンネルのAVデータからPCRを抽出
する手段である。PCR抽出部11bは、テレビ画面6
5の親画面66または親画面66の次候補になっている
子画面に表示するチャンネルで、PCR抽出手段11a
がPCRを抽出しているAVデータのチャンネルでない
方のチャンネルのAVデータのPCRを抽出する手段で
ある。
【0173】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、A
Vデータの送り手側が時刻基準として用いた27MHz
の周波数の発振器と発信周波数を同期させる手段であ
る。
【0174】STCカウンタ13は、PLL部12から
得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部11a
〜bのいずれかで抽出した親画面66に表示するチャン
ネルのPCRの値から、親画面66に表示するチャンネ
ルの時刻を再現する手段である。
【0175】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0176】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0177】本実施の形態では、PCR抽出部11aと
PCR抽出部11bのいずれか一方は必ず親画面66に
表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出する。
そして、もう一方は、親画面66の次候補になっている
子画面のPCRを抽出する。
【0178】PLL部12は、常時、親画面66に表示
するチャンネルとPLL同期をとる。また、STCカウ
ンタ13は、親画面66に表示するチャンネルの時刻を
再現する。
【0179】AVデコーダ47は、親画面66に表示す
るチャンネルのAVデータをAV同期をとりながら伸長
し、アナログ信号に変換する。それ以外のAVデータに
ついては、AV同期をとらずに伸長し、アナログ信号に
変換する。
【0180】図12のテレビ画面65では、親画面66
の次候補になっている子画面は、子画面68である。こ
の場合、AVデコーダ47は、親画面66に表示するチ
ャンネルのAVデータをAV同期をとりながら伸長し、
アナログデータに変換する。それ以外のAVデータはA
V同期をとらず、フリーランで伸長し、アナログデータ
に変換する。
【0181】ここで、リモコン17の上へ61を押した
とする。そうすると、カーソルの位置が、子画面67に
移動する。つまり、親画面66の次候補になっている子
画面が変更された。この場合、PCR抽出部11a〜b
のいずれかは、子画面68に表示するチャンネルのAV
データを抽出する処理を終了し、子画面67に表示する
チャンネルのPCRを抽出する処理を開始する。
【0182】テレビ画面65がこのような状態の時、す
なわち子画面67が親画面66の次候補になっていると
きに、リモコン17の確定60を押すと、子画面67に
表示されていたチャンネルは、親画面66に表示される
ようになり、親画面66に表示されていたチャンネル
は、子画面67に表示されるようになる。つまり、親画
面66と親画面66の次候補となっているチャンネルが
互いに入れ替わる。
【0183】このように親画面66と子画面67に表示
するチャンが入れ替わった時、PLL部12は、PCR
抽出部11a〜bのいずれかがそれまで抽出していた新
たに親画面66に表示されるようになったチャンネルの
AVデータのPCRをも用いて、新たに親画面66に表
示されるようになったチャンネルとPLL同期をとるこ
とを開始する。
【0184】そして、STCカウンタ13は、新たに親
画面66に表示されるようになったチャンネルの時刻を
再現する。
【0185】AVデコーダ47は、それまで親画面66
に表示されていたチャンネルのAVデータのAV同期を
とることを中止する。それと同時に、AVデコーダ47
は、新たに親画面66に表示されるようになったチャン
ネルのAVデータをAV同期をとることを開始する。
【0186】本実施の形態では、PCR抽出部11a〜
bが親画面66に表示されているチャンネルと親画面6
6の次候補となっているチャンネルのAVデータのPC
Rをともに抽出している。このことによって、親画面6
6と親画面66の次候補となっているチャンネルが入れ
替わった場合でも、それまでに抽出していた、新たに親
画面66に表示されるようになったチャンネルのPCR
をも利用して、PLL同期をとることが出来る。従っ
て、第2の実施の形態のようにPLL同期をとるために
親画面66に表示するチャンネルの次のPCRが到着す
るのを待つ時間を短縮することが出来る。従って、第2
の実施の形態に比較して、若干装置の規模が大きくなる
ものの、親画面66のチャンネルの切替を迅速に行うこ
とが出来る。
【0187】(第7の実施の形態)次に、第7の実施の
形態について、図7、図11、図12を参照して説明す
る。
【0188】図7は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0189】図12は、図7に示すSTB48が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実施
の形態ですでに説明したものである。
【0190】図11は、図12のテレビ画面65を操作
するためのリモコン17であり、第4の実施の形態です
でに説明したものである。
【0191】図7において、STB48は、PCR抽出
部11a〜bを2個持ち、STCカウンタ13a〜bも
2個持つ点が、第2の実施の形態との相違点である。
【0192】PCR抽出部11aは、テレビ画面65の
親画面66または親画面66の次候補になっている子画
面に表示するチャンネルのAVデータからPCRを抽出
する手段である。PCR抽出部11bは、テレビ画面6
5の親画面66または親画面66の次候補になっている
子画面に表示するチャンネルで、PCR抽出手段11a
がPCRを抽出しているAVデータのチャンネルでない
方のチャンネルのAVデータのPCRを抽出する手段で
ある。
【0193】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、A
Vデータの送り手側が時刻基準として用いた27MHz
の周波数の発振器と発信周波数を同期させる手段であ
る。
【0194】STCカウンタ13a〜bは、PLL部1
2から得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部
11a〜bで抽出した親画面66と親画面66の次候補
になっている子画面に表示するチャンネルのPCRの値
から、親画面66に表示するチャンネルと親画面66の
次候補になっている子画面の2つの時刻を再現する手段
である。
【0195】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0196】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0197】本実施の形態では、PCR抽出部11aと
PCR抽出部11bのいずれか一方は必ず親画面66に
表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出する。
そして、もう一方は、親画面66の次候補になっている
子画面のPCRを抽出する。
【0198】PLL部12は、常時、親画面66に表示
するチャンネルとPLL同期をとる。
【0199】また、STCカウンタ13a〜bは、親画
面66に表示するチャンネルの時刻を再現するととも
に、PLL部12のクロックを利用して親画面66の次
候補になっている子画面に表示するチャンネルの時刻を
も再現する。
【0200】そして、AVデコーダ50は、親画面66
に表示するチャンネルのAVデータをAV同期をとりな
がら伸長し、アナログ信号に変換する。また、親画面6
6の次候補になっている子画面に表示するチャンネルの
AVデータをもAV同期を取りながら伸長し、アナログ
信号に変換する。それ以外のAVデータについては、A
V同期をとらずに伸長し、アナログ信号に変換する。
【0201】図12のテレビ画面65では、親画面66
の次候補になっている子画面は、子画面68である。こ
の場合、AVデコーダ50は、親画面66に表示するチ
ャンネルのAVデータをAV同期をとりながら伸長し、
アナログデータに変換する。それ以外のAVデータはA
V同期をとらず、フリーランで伸長し、アナログデータ
に変換する。
【0202】ここで、リモコン17の上へ61を押した
とする。そうすると、カーソルの位置が、子画面67に
移動する。つまり、親画面66の次候補になっている子
画面が変更された。この場合、PCR抽出部11a〜b
のいずれかは、子画面68に表示するチャンネルのAV
データを抽出する処理を終了し、子画面67に表示する
チャンネルのPCRを抽出する処理を開始する。
【0203】テレビ画面65がこのような状態の時、す
なわち子画面67が親画面66の次候補になっていると
きに、リモコン17の確定60を押すと、子画面67に
表示されていたチャンネルは、親画面66に表示される
ようになり、親画面66に表示されていたチャンネル
は、子画面67に表示されるようになる。つまり、親画
面66と親画面66の次候補となっているチャンネルが
互いに入れ替わる。
【0204】このように親画面66と子画面67に表示
するチャンが入れ替わった時、PLL部12は、PCR
抽出部11a〜bのいずれかがそれまで抽出していた新
たに親画面66に表示されるようになったチャンネルの
AVデータのPCRをも用いて、新たに親画面66に表
示されるようになったチャンネルとPLL同期をとるこ
とを開始する。
【0205】そして、STCカウンタ13a〜bは、親
画面66に表示されるチャンネルの時刻と親画面66の
次候補になっている子画面に表示されるチャンネルの時
刻を再現する。ただし、新たに親画面66に表示される
ようになったチャンネルについては、新たにPLL部1
2がPLL同期をとるようになる。従って、親画面66
に表示されるようになったチャンネルについては、ST
Cカウンタ13a〜bのいずれかが、自らのチャンネル
とPLL同期をとったクロックを用いて、その時刻を再
現するようになる。
【0206】AVデコーダ50は、それまで親画面66
に表示されていたチャンネルのAVデータのAV同期を
とるとともに、新たに親画面66に表示されるようにな
ったチャンネルのAVデータをAV同期をとる。
【0207】本実施の形態では、STCカウンタ13a
〜bが親画面66に表示されているチャンネルと親画面
66の次候補となっているチャンネルの時刻をともに再
現している。このことによって、親画面66と親画面6
6の次候補となっているチャンネルが入れ替わった場合
でも、それまでに再現していた時刻を継続して利用する
ことが出来るので、AV同期を継続してとることが出来
る。従って、第2の実施の形態に比較して、若干装置の
規模が大きくなるものの、親画面66のチャンネルの切
替を迅速に行うことが出来る。
【0208】(第8の実施の形態)次に、第8の実施の
形態について、図8、図12を参照して説明する。
【0209】図8は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0210】図12は、図8に示すSTB51が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実施
の形態ですでに説明したものである。
【0211】図8において、STB51は、PCR抽出
部11a〜dを4個持ち、STCカウンタ13a〜dも
4個持つ点が、第2の実施の形態との相違点である。す
なわちPCR抽出部11a〜d、STCカウンタ13a
〜dをテレビ画面65を構成する画面の数と同じ個数だ
け持つ。
【0212】PCR抽出部11a〜dは、テレビ画面6
5の親画面66と子画面67〜69に表示するチャンネ
ルすべてのAVデータからPCRを抽出する手段であ
る。
【0213】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、A
Vデータの送り手側が時刻基準として用いた27MHz
の周波数の発振器と発信周波数を同期させる手段であ
る。
【0214】STCカウンタ13a〜dは、PLL部1
2から得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部
11a〜dで抽出した親画面66と子画面67〜69に
表示するすべてのチャンネルのPCRの値から、親画面
66と子画面67〜69に表示するすべてのチャンネル
の時刻を再現する手段である。
【0215】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0216】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0217】本実施の形態では、PCR抽出部11a〜
dが、親画面66と子画面67〜69のすべてのチャン
ネルのAVデータを抽出する。すなわち、PCR抽出部
11aは、親画面66に表示するチャンネルのAVデー
タのPCRを抽出する。PCR抽出部11bは、子画面
67に表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出
する。PCR抽出部11cは、子画面68に表示するチ
ャンネルのAVデータのPCRを抽出する。PCR抽出
部11dは、子画面69に表示するチャンネルのAVデ
ータのPCRを抽出する。
【0218】そして、PLL部12は、常時、親画面6
6に表示するチャンネルとPLL同期をとる。
【0219】また、STCカウンタ13a〜dは、親画
面66と子画面67〜69に表示するすべてのチャンネ
ルの時刻を再現する。
【0220】そして、AVデコーダ53は、親画面66
と子画面67〜69に表示するすべてのチャンネルのA
VデータをAV同期をとりながら伸長し、アナログ信号
に変換する。
【0221】本実施の形態では、AVデコーダ53が常
時すべてのAVデータをAV同期を取りながら、伸長
し、アナログ信号に変換することが出来る。従って、第
2の実施の形態に比較して、若干装置の規模が大きくな
るものの、親画面66と子画面67〜69のチャンネル
の切替を瞬時に行うことが出来る。
【0222】(第9の実施の形態)次に、第9の実施の
形態について、図9、図12を参照して説明する。
【0223】図9は、本実施の形態のマルチチャンネル
表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示す
ブロック図である。
【0224】図12は、図9に示すSTB54が作成し
たマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示し
た例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実施
の形態ですでに説明したものである。
【0225】図9において、STB54は、PCR抽出
部11a〜dを4個持ち、差分計算部15を持つ点が、
第2の実施の形態との相違点である。すなわちPCR抽
出部11a〜dをテレビ画面65を構成する画面の数と
同じ個数だけ持つ。
【0226】PCR抽出部11a〜dは、テレビ画面6
5の親画面66と子画面67〜69に表示するチャンネ
ルすべてのAVデータからPCRを抽出する手段であ
る。
【0227】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、放
送局の符号器がデータを符号化する際に時刻基準として
用いた27MHzの周波数の発振器と発信周波数を同期
させる手段である。
【0228】STCカウンタ13は、PLL部12から
得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部11a
〜dで抽出した親画面66に表示するチャンネルのPC
Rの値から、親画面66に表示するチャンネルの時刻を
再現する手段である。
【0229】差分計算部15は、子画面67〜69に表
示するチャンネルのAVデータのPCRが到着した時
に、そのPCRと親画面に表示するチャンネルの時刻と
の差分を計算し、保持しておく手段である。
【0230】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0231】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0232】本実施の形態では、PCR抽出部11a〜
dが、親画面66と子画面67〜69のすべてのチャン
ネルのAVデータを抽出する。すなわち、PCR抽出部
11aは、親画面66に表示するチャンネルのAVデー
タのPCRを抽出する。PCR抽出部11bは、子画面
67に表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出
する。PCR抽出部11cは、子画面68に表示するチ
ャンネルのAVデータのPCRを抽出する。PCR抽出
部11dは、子画面69に表示するチャンネルのAVデ
ータのPCRを抽出する。
【0233】PLL部12は、常時、親画面66に表示
するチャンネルとPLL同期をとる。
【0234】また、STCカウンタ13は、親画面66
に表示するチャンネルの時刻を再現する。
【0235】差分計算部15は、子画面67〜69に表
示するチャンネルのPCRが抽出された時、そのPCR
とその時点のSTCカウンタ13の示す時刻との差分を
計算する。
【0236】そして、AVデコーダ56は、STCカウ
ンタ13の示す時刻を参照しながら親画面66に表示す
るチャンネルのAVデータをAV同期をとりながら伸長
し、アナログ信号に変換する。
【0237】また、AVデコーダ56は、子画面67〜
69に表示するチャンネルのAVデータについてもAV
同期をとる。すなわち、STCカウンタ13の示す時刻
に差分計算部15で計算され保持されている差分を加え
た値とAVデータのタイムスタンプを比較しながら、処
理のタイミングを決定する。このように、子画面67〜
69に表示するチャンネルのAVデータについては、S
TCカウンタ13と差分計算部15に保持されている差
分値との和をそのチャンネルの時刻とみなして、AV同
期をとりながら、伸長し、アナログ信号に変換する。
【0238】本実施の形態では、AVデコーダ56が常
時すべてのAVデータをAV同期を取りながら、伸長
し、アナログ信号に変換することが出来る。従って、第
2の実施の形態に比較して、若干装置の規模が大きくな
るものの、親画面66と子画面67〜69のチャンネル
の切替を瞬時に行うことが出来る。
【0239】(第10の実施の形態)次に、第10の実
施の形態について、図10、図12を参照して説明す
る。
【0240】図10は、本実施の形態のマルチチャンネ
ル表示を行うためのデータを作成するSTBの構成を示
すブロック図である。
【0241】図12は、図10に示すSTB57が作成
したマルチチャンネル表示用データをテレビ画面に表示
した例を示す図であり、第1の実施の形態及び第2の実
施の形態ですでに説明したものである。
【0242】図10において、STB57は、PCR抽
出部11a〜dを4個持ち、差分計算部15を持ち、タ
イムスタンプ書き替え部16を持つ点が、第2の実施の
形態との相違点である。すなわちPCR抽出部11a〜
dをテレビ画面65を構成する画面の数と同じ個数だけ
持つ。
【0243】PCR抽出部11a〜dは、テレビ画面6
5の親画面66と子画面67〜69に表示するチャンネ
ルすべてのAVデータからPCRを抽出する手段であ
る。
【0244】PLL部12は、親画面66に表示するチ
ャンネルとPLL同期をとる手段である。すなわち、放
送局の符号器がデータを符号化する際に時刻基準として
用いた27MHzの周波数の発振器と発信周波数を同期
させる手段である。
【0245】STCカウンタ13は、PLL部12から
得られる27MHzのクロックと、PCR抽出部11a
〜dで抽出した親画面66に表示するチャンネルのPC
Rの値から、親画面66に表示するチャンネルの時刻を
再現する手段である。
【0246】差分計算部15は、子画面67〜69に表
示するチャンネルのAVデータのPCRが到着した時
に、そのPCRと親画面に表示するチャンネルの時刻と
の差分を計算し、保持しておく手段である。
【0247】タイムスタンプ書き替え部16は、差分計
算手段15が保持している差分を利用して、子画面67
〜69に表示するチャンネルのAVデータのタイムスタ
ンプを、親画面66に表示するチャンネルの時刻に換算
し、書き替える手段である。
【0248】次に、このような本実施の形態の動作を第
2の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0249】第2の実施の形態では、常時、親画面に表
示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出した。ま
た、常時、親画面に表示するチャンネルとPLL同期を
とった。そして、常時、親画面に表示するチャンネルの
時刻を再現し、親画面に表示するチャンネルのAVデー
タのみAV同期をとって、伸長した。
【0250】本実施の形態では、PCR抽出部11a〜
dが、親画面66と子画面67〜69のすべてのチャン
ネルのAVデータを抽出する。すなわち、PCR抽出部
11aは、親画面66に表示するチャンネルのAVデー
タのPCRを抽出する。PCR抽出部11bは、子画面
67に表示するチャンネルのAVデータのPCRを抽出
する。PCR抽出部11cは、子画面68に表示するチ
ャンネルのAVデータのPCRを抽出する。PCR抽出
部11dは、子画面69に表示するチャンネルのAVデ
ータのPCRを抽出する。
【0251】そして、PLL部12は、常時、親画面6
6に表示するチャンネルとPLL同期をとる。
【0252】また、STCカウンタ13は、親画面66
に表示するチャンネルの時刻を再現する。
【0253】差分計算部15は、子画面67〜69に表
示するチャンネルのPCRが抽出された時、そのPCR
とその時点のSTCカウンタ13の示す時刻との差分を
計算する。
【0254】さらに、タイムスタンプ書き替え手段16
は、差分計算部15が保持している、子画面67〜69
に表示する各チャンネルの差分を対応するAVデータの
タイムスタンプの値から差し引いた値にタイムスタンプ
を書き替える。
【0255】そして、AVデコーダ59は、STCカウ
ンタ13の示す時刻を参照しながら親画面66に表示す
るチャンネルのAVデータをAV同期をとりながら伸長
し、アナログ信号に変換する。
【0256】また、AVデコーダ59は、子画面67〜
69に表示するチャンネルのAVデータについてもAV
同期をとる。すなわち、STCカウンタ13の示す時刻
と書き替えられたタイムスタンプを比較しながら、処理
のタイミングを決定する。このように、子画面67〜6
9に表示するチャンネルのAVデータについては、タイ
ムスタンプを書き替えることによって、親画面66に表
示するチャンネルの時刻に換算することが出来るので、
単一のSTCカウンタ13とAV同期をとりながら、伸
長し、アナログ信号に変換することが出来る。
【0257】本実施の形態では、AVデコーダ59が常
時すべてのAVデータをAV同期を取りながら、伸長
し、アナログ信号に変換することが出来る。従って、第
2の実施の形態に比較して、若干装置の規模が大きくな
るものの、親画面66と子画面67〜69のチャンネル
の切替を瞬時に行うことが出来る。
【0258】(第11の実施の形態)次に、第11の実
施の形態について、図16を参照して説明する。
【0259】図16は、PLL部12の構成を示したブ
ロック図である。
【0260】このようなPLL部12は、第1〜10の
各実施の形態で説明したSTBが有するPLL部として
使用することが出来る。
【0261】PLL部12は、検出したPCR保持部8
1、引き算器82、差分値83、初期値の差分値保持部
84、引き算器85、電圧制御発振器86、カウンタ8
7、カウンタ値読み取り部88、切替スイッチ89から
構成される。
【0262】また、PLL部12には、2個のPCR抽
出部11a〜b、1個のSTCカウンタ13が接続され
ている。
【0263】検出したPCR保持部81は、PCR抽出
部11a〜bのいずれかが検出したPCRの値を読み取
り、保持する手段である。引き算器82は、検出したP
CRの値を、PCRを検出した時点でのカウンタ値から
引き算する手段である。初期値の差分値保持部84は、
チャンネルのAVデータから最初にPCRを検出した値
とその時のカウンタ値の差分値を保持する手段である。
引き算器85は、差分値83を初期値の差分値保持部8
4に保持されている値から引き算する手段である。
【0264】電圧制御発振器86は、引き算器85から
出力された値の絶対値が小さくなるように発振周波数を
変化させる発振器である。カウンタ87は、電圧制御発
振器86が発生するクロックで時刻をカウントする手段
である。
【0265】カウンタ値読み取り部88は、PCR抽出
部11bがPCRを検出したタイミングで、カウンタ8
7の示すカウント値を読み取る手段である。切替スイッ
チ89は、PCRを抽出するAVデータのチャンネルを
切り替える手段である。
【0266】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0267】PLL部12は、PCR抽出部11aが抽
出していたPCRとPLL同期をとっていたとする。そ
して、画面に表示するチャンネルが変更になったり、親
画面と子画面に表示するチャンネルが入れ替わったりし
て、PCR抽出部11aが抽出していたPCRではな
く、別のチャンネルのPCRとPLL同期を新たにとる
ことになったとする。
【0268】この場合、切替スイッチ89は、PCR抽
出部11aからのPCRを読み込むことを終了し、新た
にPCR抽出部11bが抽出したPCRを読み込むよう
にする。
【0269】まず、PCR抽出部11bが最初にPCR
を抽出すると、検出したPCR保持部81は最初に検出
したPCR値を読み取り、保持する。同時にPCR抽出
部11bは、最初に検出したPCRを検出したタイミン
グで、PCRを検出したことを示すパルス信号を発生す
る。カウンタ値読み取り部88は、このPCR検出パル
スが送られてくると、そのタイミングで、カウンタ87
の示すカウント値を読み取る。そして、引き算器82
は、検出したPCR保持部81に保持されている最初に
検出したPCR値とカウンタ値読み取り部88で読み取
られたカウンタ値の差分を計算する。その差分値83
は、初期値の差分値保持部84に保持される。
【0270】さらに、PCR抽出部11bが2番目のP
CRを抽出すると、検出したPCR保持部81は2番目
に検出したPCR値を読み取り、保持する。同時にPC
R抽出部11bは、PCRを検出したタイミングで、P
CRを検出したことを示すパルス信号を発生する。カウ
ンタ値読み取り部88は、このPCR検出パルスが送ら
れてくると、そのタイミングで、カウンタ87の示すカ
ウント値を読み取る。そして、引き算器82は、検出し
たPCR保持部81に保持されているPCR値とカウン
タ値読み取り部88で読み取られたカウンタ値の差分を
計算する。引き算器85は差分値83と初期値の差分値
84に保持されている差分値との差分値を計算する。電
圧制御発振器86は、引き算器85で計算した差分値の
絶対値が小さくなるように、発振周波数を変更する。
【0271】さらに、PCR抽出部11bが3番目以降
のPCRを抽出すると、2番目の場合と同様の処理を行
う。そして、引き算器85は、3番目以降のPCRに関
する差分値83と初期値の差分値84に保持されている
差分値との差分値を計算する。電圧制御発振器86は、
引き算器85で計算した差分値の絶対値が小さくなるよ
うに、発信周波数を変更する。
【0272】PLL部12は、このようにして、検出し
たPCRに基づいてPLL同期をとる。
【0273】そして、STCカウンタ13は、PCR抽
出部11bで抽出したPCR値をロードし、その値を電
圧制御発振器86が発生するクロックでカウントアップ
する。このようにして、STCカウンタ13は、チャン
ネルの時刻を再現する。
【0274】STCカウンタ13が、PCR抽出部11
bがPCRを抽出するAVデータのチャンネルとは別の
チャンネルのAVデータのPCRをロードすることも可
能である。すなわち、PCR抽出部11aが検出したP
CR値をロードし、電圧制御発振器86のクロックに基
づいてその値をカウントアップすることも可能である。
【0275】このような場合は、第1〜10の実施の形
態で、PCR抽出部がPCRを抽出するチャンネルより
PLL部の個数が少ない場合に適用することが出来る。
【0276】以上のようにPLL部12は、初期値の差
分値を保持し、この差分値と、PCR値とカウンタ値と
の差分値との差分をとり、この差分値の絶対値が小さく
なるように発信周波数を変化させていく。従って、チャ
ンネルの変更や、親画面と子画面でチャンネルが入れ替
わったりするなどして、PLL部12が読み込むPCR
値が全く別の系統のものになっても、PLL部12は安
定してPLL同期をとることが出来る。
【0277】なお、第1〜10の各実施の形態では、そ
れぞれ各画面に表示するチャンネル毎にAVデータに付
加されるPCRが異なっていることを前提にして説明し
た。
【0278】ところが、1つのMPEGトランスポート
ストリームには通常複数チャンネルのAVデータが多重
化されて放送局から放送されるが、このように同一のM
EPGトランスポートストリームに属する異なったチャ
ンネルで共通のPCRが用いられることがある。このよ
うに、チャンネル毎に異なったPCRを付加するのでは
なく、MPEGトランスポートストリーム毎に異なった
PCRが付加されることがある。このような場合、上記
第1〜10の各実施の形態を以下のように読み替えるも
のとする。
【0279】すなわち、上記各実施の形態では、時分割
PCR抽出部は、テレビ画面に表示するチャンネルのA
Vデータからチャンネル毎にPCRを抽出すると記述し
ている場合、これを、時分割PCR抽出部は、テレビ画
面に表示するチャンネルが属するMPEGトランスポー
トストリーム毎のPCRをMPEGトランスポートスト
リーム毎に抽出すると読み替える。
【0280】また、上記各実施の形態では、チャンネル
毎に異なった時刻基準のPCRが付加されていると記述
している場合、これをチャンネルが属するMPEGトラ
ンスポートストリーム毎に異なった時刻基準のPCRが
付加されていると読み替える。
【0281】また、STCカウンタは、親画面に表示す
るチャンネルの時刻を再現すると記述されている場合、
これを、STCカウンタは、親画面に表示するチャンネ
ルが属するMPEGトランスポートストリームに含まれ
るチャンネルの時刻を再現すると読み替える。
【0282】また、STCカウンタは、子画面に表示す
るチャンネルの時刻を再現すると記述されている場合、
これを、STCカウンタは、子画面に表示するチャンネ
ルが属するMPEGトランスポートストリームに含まれ
るチャンネルの時刻を再現すると読み替える。
【0283】また、PCR抽出部は、親画面に表示する
チャンネルのPCRを抽出すると記述している場合、こ
れを、PCR抽出部は、親画面に表示するチャンネルが
属するMPEGトランスポートストリームに含まれるチ
ャンネルのPCRを抽出すると読み替える。
【0284】また、PCR抽出部は、親画面の次候補の
子画面に表示するチャンネルのPCRを抽出すると記述
している場合、これをPCR抽出部は、親画面の次候補
の子画面に表示するチャンネルが属するMPEGトラン
スポートストリームに含まれるチャンネルのPCRを抽
出すると読み替えるものとする。
【0285】また、STCカウンタは、親画面の次候補
の子画面に表示するチャンネルの時刻を再現すると記述
されている場合、これをSTCカウンタは、親画面の次
候補の子画面に表示するチャンネルが属するMPEGト
ランスポートストリームに含まれるチャンネルの時刻を
再現すると読み替える。
【0286】また、PLL部は、親画面に表示するチャ
ンネルとPLL同期を取ると記述している場合、これ
を、PLL部は、親画面に表示するチャンネルが属する
MPEGトランスポートストリームに含まれるチャンネ
ルとPLL同期を取ると読み替える。
【0287】さらに、AVデータに付加されているPC
Rが放送局毎に異なることが考えられる。すなわち、一
つの放送局が同時に複数のトランスポンダを使用して番
組を放送したり、一つの放送局が、一つのトランスポン
ダの伝送帯域のうちの一部分のみを使用して番号を放送
したりする場合がある。そして、同一の放送局が放送す
るAVデータにはすべて共通のPCRを付加する場合が
起こりうる。このように、チャンネル毎に異なったPC
Rを付加するのではなく、放送局毎に異なったPCRが
付加されることがある。このような場合、上記第1〜1
0の各実施の形態を以下のように読み替えるものとす
る。
【0288】すなわち、上記各実施の形態では、時分割
PCR抽出部は、テレビ画面に表示するチャンネルのA
Vデータからチャンネル毎にPCRを抽出すると記述し
ている場合、これを、時分割PCR抽出部は、テレビ画
面に表示するチャンネルが属する放送局毎のPCRを放
送局毎に抽出すると読み替える。
【0289】また、上記各実施の形態では、チャンネル
毎に異なった時刻基準のPCRが付加されていると記述
している場合、これをチャンネルが属する放送局毎に異
なった時刻基準のPCRが付加されていると読み替え
る。
【0290】また、STCカウンタは、親画面に表示す
るチャンネルの時刻を再現すると記述されている場合、
これを、STCカウンタは、親画面に表示するチャンネ
ルが属する放送局に含まれるチャンネルの時刻を再現す
ると読み替える。
【0291】また、STCカウンタは、子画面に表示す
るチャンネルの時刻を再現すると記述されている場合、
これを、STCカウンタは、子画面に表示するチャンネ
ルが属する放送局に含まれるチャンネルの時刻を再現す
ると読み替える。
【0292】また、PCR抽出部は、親画面に表示する
チャンネルのPCRを抽出すると記述している場合、こ
れを、PCR抽出部は、親画面に表示するチャンネルが
属する放送局に含まれるチャンネルのPCRを抽出する
と読み替える。
【0293】また、PCR抽出部は、親画面の次候補の
子画面に表示するチャンネルのPCRを抽出すると記述
している場合、これをPCR抽出部は、親画面の次候補
の子画面に表示するチャンネルが属する放送局に含まれ
るチャンネルのPCRを抽出すると読み替えるものとす
る。
【0294】また、STCカウンタは、親画面の次候補
の子画面に表示するチャンネルの時刻を再現すると記述
されている場合、これをSTCカウンタは、親画面の次
候補の子画面に表示するチャンネルが属する放送局に含
まれるチャンネルの時刻を再現すると読み替える。
【0295】また、PLL部は、親画面に表示するチャ
ンネルとPLL同期を取ると記述している場合、これ
を、PLL部は、親画面に表示するチャンネルが属する
放送局に含まれるチャンネルとPLL同期を取ると読み
替える。
【0296】なお、本実施の形態のPCR抽出部は本発
明のPCR抽出手段の例であり、本実施の形態の時分割
PCR抽出部は本発明のPCR抽出手段の例であり、本
実施の形態のPLL部は本発明のPLL手段の例であ
り、本実施の形態のSTCカウンタは本発明のSTCカ
ウンタ手段の例であり、本実施の形態のAVデコーダは
本発明のAVデコード手段の例であり、本実施の形態の
AVデコーダは本発明の出力手段を兼ねており、本実施
の形態の差分計算部は本発明の差分計算手段の例であ
り、本実施の形態のタイムスタンプ書き替え部は本発明
のタイムスタンプ書き替え手段の例である。さらに、本
実施の形態のテレビ画面は本発明のマルチ画面の例であ
るり、本実施のMPEGトランスポートストリームは本
発明の所定の伝送単位の例であり、本実施の形態の放送
局は本発明の所定の伝送単位の例であり、本実施の形態
のチャンネルは本発明の所定の伝送単位の例である。
【0297】さらに、第1〜10の実施の形態では、図
12のテレビ画面65のように表示するとして説明した
がこれに限らない。図13のテレビ画面70のように表
示しても構わない。テレビ画面70は、親画面71、子
画面72〜74が同一の大きさである。また、図14の
テレビ画面75のように表示しても構わない。テレビ7
5は、親画面76の中に子画面77が表示されている。
また、図15のテレビ画面78のように表示しても構わ
ない。テレビ画面78では、親画面79と子画面80が
同一のサイズで表示されており、2枚の画面しかない場
合である。この場合、親画面79の次候補である子画面
は、常に子画面80になる。要するに、親画面と子画面
の配置や大きさを自由にレイアウトしたテレビ画面であ
って、子画面の画面数も任意の枚数であるテレビ画面で
ありさえすればよい。
【0298】さらに、第1〜10の実施の形態では、P
LL部が1つしかない場合に、親画面に表示するチャン
ネルとPLL同期をとる場合を主に説明したが、これに
限らない。PLL部が1つしかない場合でも、親画面以
外の画面に表示するチャンネルとPLL同期をとっても
構わない。例えば、図13のテレビ画面70のような画
面が表示されており、親画面71には、文字放送の番組
が表示されている場合、親画面71の映像のリップシン
クをとる必要はない。そのような場合には、子画面72
にハイビジョン放送の番組が表示されているとき、子画
面72に表示されているチャンネルとPLL同期をと
り、そのAVデータをAV同期をとりながらデコードす
る方がよい。要するに、画質が要求されるチャンネルの
AVデータに、PLL同期やAV同期をとることを優先
させるようにしても構わない。
【0299】さらに、本実施の形態では、図16に示す
ようなPLL部を、第1〜10の各実施の形態で説明し
たPLL部として使用するとして説明したが、これに限
らない。これ以外のPLL部を使用しても構わない。
【0300】さらに、第1〜10の実施の形態のPCR
抽出部と時分割PCR抽出部とが混在するような構成も
本発明に属する。例えば、親画面に表示するチャンネル
については、常時1個のPCR抽出手段がAVデータの
PCRを抽出し、子画面に表示する全てのチャンネルに
ついては、時分割PCR抽出部がPCRを抽出する構成
をとることが出来る。
【0301】さらに、本発明のマルチチャンネル表示用
データ作成装置の全部または一部の各手段の全部または
一部の機能をハードウェアで実現しても構わないし、コ
ンピュータのプログラムを用いてソフトウェア的に実現
しても構わない。
【0302】さらに、本発明のマルチチャンネル表示用
データ作成装置の全部または一部の手段の全部または一
部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラム及び/またはデータを担持した媒体であって、コン
ピュータにより処理可能なことを特徴とする媒体も本発
明に属する。
【0303】さらに、本発明のマルチチャンネル表示用
データ作成装置の全部または一部の手段の全部または一
部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログ
ラム及び/またはデータであることを特徴とする情報集
合体も本発明の属する。
【0304】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等を含む。
また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、例え
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラム及び/またはデ
ータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱え
ることであることを含む。また、本発明の情報集合体と
は、例えば、プログラム及び/またはデータ等のソフト
ウエアを含むものである。
【0305】さらに、上記実施の形態のいずれかに記載
のSTBの全部または一部の手段の全部または一部の機
能をコンピュータにより実行させるためのプログラム及
び/またはデータを記録したプログラム記録媒体は、コ
ンピュータにより読み取り可能であり、読み取られた前
記プログラム及び/またはデータが前記コンピュータと
協動して前記機能を実行するプログラム記録媒体であっ
ても良い。
【0306】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、回路規模が小さいマルチチャンネル表示
用データ作成装置及びプログラム記録媒体を提供するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図9】本発明の第9の実施の形態におけるSTBの構
成を示すブロック図
【図10】本発明の第10の実施の形態におけるSTB
の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第1〜10の実施の形態におけるリ
モコンの例を示す図
【図12】本発明の第1〜10の実施の形態におけるテ
レビ画面の例を示す図
【図13】本発明の第1〜10の実施の形態におけるテ
レビ画面の例を示す図
【図14】本発明の第1〜10の実施の形態におけるテ
レビ画面の例を示す図
【図15】本発明の第1〜10の実施の形態におけるテ
レビ画面の例を示す図
【図16】本発明の第11の実施の形態におけるPLL
部の構成を示すブロック図
【図17】従来のマルチチャンネル表示用データを作成
するSTBの構成を示すブロック図
【図18】従来のテレビ画面の例を示す図
【符号の説明】
2 IEEE1394バス 3 IEEE1394バス 4 BSチューナ 5 IEEE1394インターフェース 6 アンテナ 7 CSチューナ 8 DVHS 11 PCR抽出部 11a〜d PCR抽出部 12 PLL部 12a〜d PLL部 13 STCカウンタ 13a〜d STCカウンタ 14 時分割PCR抽出部 30 STB 31 トランスポートデコーダ 32 AVデコーダ 34 トランスポートデコーダ 35 AVデコーダ 33 STB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 裕之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山田 正純 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 柳澤 玲互 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上原 宏敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 辻 敏昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャンネルのAVデータを表示する
    複数画面から構成されているマルチ画面にAVデータを
    表示するためのデータを作成するマルチチャンネル表示
    用データ作成装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数画面に表示する複数のチャンネルのPCRを時
    分割で抽出する、前記複数の画面の数より少ない個数の
    PCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとる、
    前記複数の画面の数と同じ個数のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記複数の画面に表示す
    るチャンネルの時刻をカウントする、前記複数の画面の
    数と同じ個数のSTCカウンタ手段と、 前記マルチ画面に表示するチャンネルのAVデータを前
    記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデ
    コードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  2. 【請求項2】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRを抽出するPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとるP
    LL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻をカウントするSTC(System
    Time Clock)カウンタ手段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードし、前記子画面に表示するチャンネルのA
    Vデータについては、AV同期をとらずにAVデコード
    するAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  3. 【請求項3】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRを抽出し、新たにチャンネルが選択さ
    れ、前記子画面にそのチャンネルのAVデータが最初に
    表示される時に、所定の時間だけ、前記子画面に表示す
    るチャンネルのPCRを抽出する1個のPCR抽出手段
    と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとるP
    LL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻をカウントし、新たにチャンネルが選択
    され、前記子画面にそのチャンネルのAVデータが最初
    に表示される時に、所定の時間だけ、そのPCRを用い
    てそのチャンネルの時刻を再現するSTC(Syste
    m Time Clock)カウンタ手段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードし、新たにチャンネルが選択され、前記子
    画面にそのチャンネルのAVデータが最初に表示される
    時に、所定の時間だけ、そのチャンネルのAVデータに
    ついてAV同期を取りながらAVデコードするAVデコ
    ード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ 画面で表示
    されることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ
    作成装置。
  4. 【請求項4】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRと、前記子画面のうち前記親画面の次候
    補となっている前記子画面に表示するチャンネルのPC
    Rとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記親画面に表示するチャンネルの前記抽出されたPC
    Rと前記親画面の次候補となっている前記子画面に表示
    するチャンネルのPCRとPLL同期をとる2個のPL
    L手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻と、前記親画面の次候補となっている前
    記子画面に表示するチャンネルの時刻をカウントする2
    個のSTCカウンタ手段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータと前記親
    画面の次候補となっている前記子画面に表示するチャン
    ネルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段
    とAV同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の
    前記子画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、AV同期をとらずにAVデコードするAVデコード
    手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  5. 【請求項5】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRと、前記子画面に表示するチャンネルの
    PCRとを時分割で抽出する1個のPCR抽出手段と、 前記親画面に表示するチャンネルの前記抽出されたPC
    Rを利用して、PLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面及び前記子画
    面に表示するチャンネルの時刻をカウントする、前記マ
    ルチ画面の画面の数と同じ個数のSTCカウンタ手段
    と、 前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、AV
    デコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  6. 【請求項6】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRと、前記子画面のうち前記親画面の次候
    補となっている前記子画面に表示するチャンネルのPC
    Rとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻をカウントする1個のSTCカウンタ手
    段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードし、前記子画面に表示するチャンネルのA
    Vデータについては、AV同期をとらずにAVデコード
    するAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記親画面の次候補となっている前記子画面のチャンネ
    ルが親画面に切り替えられると、前記PLL手段は、そ
    れまでに抽出していたPCRを利用してそのチャンネル
    のPLL同期をとり、前記STCカウンタ手段はそのチ
    ャンネルの時刻を再現し、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  7. 【請求項7】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルのPCRと、前記子画面のうち前記親画面の次候
    補となっている前記子画面に表示するチャンネルのPC
    Rとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻と、前記子画面のうち前記親画面の次候
    補となっている前記子画面に表示するチャンネルの時刻
    をカウントする2個のSTCカウンタ手段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータと前記親
    画面の次候補となっている前記子画面に表示するチャン
    ネルのAVデータとを前記STCカウンタ手段とAV同
    期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前記子画
    面に表示するチャンネルのAVデータについては、AV
    同期をとらずにAVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  8. 【請求項8】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルのPCRを抽出する、前記マルチ
    画面の画面の数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面及び前記子画
    面に表示するチャンネルの時刻をカウントする、前記マ
    ルチ画面の画面の数と同じ個数のSTCカウンタ手段
    と、 前記親画面及び子画面に表示するチャンネルのAVデー
    タを前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  9. 【請求項9】 AVデータの映像を表示し、そのAVデ
    ータの音声をメインスピーカに出力する親画面と、AV
    データの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記メ
    インスピーカに出力しない子画面から構成されているマ
    ルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するため
    のデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作成
    装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルのPCRを抽出する、前記マルチ
    画面の画面の数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻をカウントする1個のSTCカウンタ手
    段と、 前記子画面に表示するチャンネルのAVデータのPCR
    が到着した際に、前記STCカウンタ手段の値との差分
    を計算する差分計算手段と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードし、それ以外の前記子画面に表示するチャ
    ンネルのAVデータについては、前記差分を前記STC
    カウンタ手段のカウント値に加えた値とAV同期をとり
    ながらAVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  10. 【請求項10】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルのPCRを抽出する、前記マルチ
    画面の画面の数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルの時刻をカウントする1個のSTCカウンタ手
    段と、 前記子画面に表示するチャンネルのAVデータのPCR
    が到着した際に、前記STCカウンタ手段の値との差分
    を計算する差分計算手段と、 前記子画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、そのAVデータのタイムスタンプの値を前記差分を
    差し引いた値に書き替えるタイムスタンプ書き替え手段
    と、 前記親画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、
    AVデコードし、それ以外の前記子画面に表示するチャ
    ンネルのAVデータについては、前記書き替えられたタ
    イムスタンプと前記STCカウンタ手段とでAV同期を
    とりながらAVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記PCR抽出手段の個数は2個であ
    ることに代え、前記PCR抽出手段の個数は1個であ
    り、前記PCR抽出手段は、前記複数チャンネルのう
    ち、前記親画面に表示するチャンネルのPCRと、前記
    子画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画
    面に表示するチャンネルのPCRとを時分割で抽出する
    ことを特徴とする請求項4または6または7に記載のマ
    ルチチャンネル表示用データ作成装置。
  12. 【請求項12】 前記PLL手段は、自らが有する発信
    器の発信周波数でカウントするカウンタを有し、前記P
    CR抽出手段が最初に抽出した、PLL同期をとるべき
    チャンネルのPCRの値と前記PCR抽出手段がそのP
    CRを抽出した時の前記カウンタのカウント値との第1
    の差分を求めて保持し、 前記PCR抽出手段が2回目以降に抽出した、前記PL
    L同期をとるべきチャンネルのPCRの値と前記PCR
    抽出手段がそのPCRを抽出した時の前記カウンタのカ
    ウント値との第2の差分を求め、 前記第1の差分と前記第2の差分との差が少なくなるよ
    うに発振周波数を制御することを特徴とする請求項2、
    3、5〜11のいずれかに記載のマルチチャンネル表示
    用データ作成装置。
  13. 【請求項13】 複数チャンネルのAVデータを表示す
    る複数画面から構成されているマルチ画面にAVデータ
    を表示するためのデータを作成するマルチチャンネル表
    示用データ作成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、前記複数チャンネルのAVデー
    タを入力する入力手段と、 前記複数画面に表示する前記複数チャンネルが属する前
    記所定の伝送単位のPCRを前記所定の伝送単位毎に時
    分割で抽出する、前記複数の画面の数または前記複数の
    画面に表示する前記複数チャンネルが属する前記所定の
    伝送単位の数である表示伝送単位数より少ない個数のP
    CR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、少なくとも前記所定
    の伝送単位毎にPLL同期をとる、前記複数の画面の数
    または前記表示伝送単位数と同じ個数のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記複数の画面に表示す
    るチャンネルが属する前記所定の伝送単位毎の時刻をカ
    ウントする、前記複数の画面の数または前記表示伝送単
    位数と同じ個数のSTCカウンタ手段と、 前記複数画面に表示するチャンネルのAVデータを前記
    複数画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
    単位に対応する前記STCカウンタ手段とAV同期をと
    りながら、AVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  14. 【請求項14】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRを抽出する
    PCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとるP
    LL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウント
    するSTC(System Time Clock)カ
    ウンタ手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段と
    AV同期をとりながら、AVデコードし、前記子画面に
    表示するチャンネルのうち前記親画面に表示するチャン
    ネルが属する前記所定の伝送単位には含まれないチャン
    ネルのAVデータについては、AV同期をとらずにAV
    デコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  15. 【請求項15】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRを抽出し、
    新たにチャンネルが選択され、前記子画面にそのチャン
    ネルのAVデータが最初に表示される時に、所定の時間
    だけ、前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所
    定の伝送単位のPCRを抽出する1個のPCR抽出手段
    と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとるP
    LL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウント
    し、新たにチャンネルが選択され、前記子画面にそのチ
    ャンネルのAVデータが最初に表示される時に、所定の
    時間だけ、そのチャンネルが属する前記所定の伝送単位
    のPCRを用いてそのチャンネルの時刻を再現するST
    C(System Time Clock)カウンタ手
    段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段と
    AV同期をとりながら、AVデコードし、新たにチャン
    ネルが選択され、前記子画面にそのチャンネルのAVデ
    ータが最初に表示される時に、所定の時間だけ、そのチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャン
    ネルのAVデータについてAV同期を取りながらAVデ
    コードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  16. 【請求項16】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前記子
    画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝
    送単位の前記抽出されたPCRと前記親画面の次候補と
    なっている前記子画面に表示するチャンネルが属する前
    記所定の伝送単位の前記抽出されたPCRとPLL同期
    をとる2個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻と、前記親
    画面の次候補となっている前記子画面に表示するチャン
    ネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウントする
    2個のSTCカウンタ手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータと前記親画面の次候補となっている前記
    子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単
    位に含まれるチャンネルのAVデータについては、前記
    STCカウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデコ
    ードし、それ以外の前記子画面に表示するチャンネルの
    AVデータについては、AV同期をとらずにAVデコー
    ドするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  17. 【請求項17】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前記子
    画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
    のPCRとを前記所定の伝送単位毎に時分割で抽出する
    1個のPCR抽出手段と、 前記所定の伝送単位毎に抽出されたPCRのうち前記親
    画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位
    のPCRを利用して、PLL同期をとる1個のPLL手
    段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面及び前記子画
    面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位の
    時刻をカウントする、前記マルチ画面の画面の数と同じ
    個数または前記マルチ画面に表示する前記複数チャンネ
    ルが属する前記所定の伝送単位の数である表示伝送単位
    数と同じ個数のSTCカウンタ手段と、 前記複数画面に表示するチャンネルのAVデータを前記
    複数画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送
    単位に対応する前記STCカウンタ手段とAV同期をと
    りながら、AVデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  18. 【請求項18】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前記子
    画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、PLL同期をとる1
    個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウント
    する1個のSTCカウンタ手段と、 前記複数のチャンネルのうち、前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャン
    ネルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段
    とAV同期をとりながら、AVデコードし、前記子画面
    に表示するチャンネルのうち、前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれないチャ
    ンネルのAVデータについては、AV同期をとらずにA
    VデコードするAVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記親画面の次候補となっている前記子画面のチャンネ
    ルが親画面に切り替えられると、前記PLL手段は、そ
    れまでに抽出していたPCRを利用してそのチャンネル
    が属する前記所定の伝送単位のPLL同期をとり、前記
    STCカウンタ手段はそのチャンネルが属する前記所定
    の伝送単位の時刻を再現し、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  19. 【請求項19】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRと、前記子
    画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRとを抽出する2個のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルが属する前記所定の伝送単位のPLL同期
    をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻と、前記子
    画面のうち前記親画面の次候補となっている前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位の時
    刻をカウントする2個のSTCカウンタ手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータと前記親画面の次候補となっている前記
    子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単
    位に含まれるチャンネルのAVデータとを前記STCカ
    ウンタ手段とAV同期をとりながら、AVデコードし、
    それ以外の前記子画面に表示するチャンネルのAVデー
    タについては、AV同期をとらずにAVデコードするA
    Vデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  20. 【請求項20】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRを前記所定の伝送単位毎に抽出する、前記マルチ画
    面の画面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表示す
    る前記複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位の数
    である表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルとPLL同期をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面及び前記子画
    面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位の
    時刻をカウントする、前記マルチ画面の画面の数と同じ
    個数または前記表示伝送単位数と同じ個数のSTCカウ
    ンタ手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び子画面に表
    示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれ
    るチャンネルのAVデータを前記STCカウンタ手段と
    AV同期をとりながら、AVデコードするAVデコード
    手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  21. 【請求項21】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRを前記所定の伝送単位毎に抽出する、前記マルチ画
    面の画面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表示す
    る前記複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位の数
    である表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルが属する前記所定の伝送単位のPLL同期
    をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウント
    する1個のSTCカウンタ手段と、 前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝
    送単位に含まれるチャンネルのAVデータのPCRが到
    着した際に、前記STCカウンタ手段の値との差分を計
    算する差分計算手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段と
    AV同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前
    記子画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記差分を前記STCカウンタ手段のカウント値に
    加えた値とAV同期をとりながらAVデコードするAV
    デコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  22. 【請求項22】 AVデータの映像を表示し、そのAV
    データの音声をメインスピーカに出力する親画面と、A
    Vデータの映像を表示し、そのAVデータの音声を前記
    メインスピーカに出力しない子画面から構成されている
    マルチ画面に複数チャンネルのAVデータを表示するた
    めのデータを作成するマルチチャンネル表示用データ作
    成装置であって、 前記複数チャンネルが属する所定の伝送単位毎に、同一
    のPCRが付加されており、 トランスポートストリームのトランスポートパケットを
    利用して送られてくる、複数チャンネルのAVデータを
    入力する入力手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面及び前記子画面
    に表示するチャンネルが属する前記所定の伝送単位のP
    CRを前記伝送単位毎に抽出する、前記マルチ画面の画
    面の数と同じ個数または前記マルチ画面に表示する前記
    複数チャンネルが属する前記所定の伝送単位の数である
    表示伝送単位数と同じ個数のPCR抽出手段と、 前記抽出されたPCRを利用して、前記親画面に表示す
    るチャンネルが属する前記所定の伝送単位とPLL同期
    をとる1個のPLL手段と、 前記PLL手段の発信周波数で前記親画面に表示するチ
    ャンネルが属する前記所定の伝送単位の時刻をカウント
    する1個のSTCカウンタ手段と、 前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝
    送単位のPCRが到着した際に、前記STCカウンタ手
    段の値との差分を計算する差分計算手段と、 前記子画面に表示するチャンネルが属する前記所定の伝
    送単位に含まれるチャンネルのAVデータについては、
    そのAVデータのタイムスタンプの値を前記差分を差し
    引いた値に書き替えるタイムスタンプ書き替え手段と、 前記複数チャンネルのうち、前記親画面に表示するチャ
    ンネルが属する前記所定の伝送単位に含まれるチャンネ
    ルのAVデータについては、前記STCカウンタ手段と
    AV同期をとりながら、AVデコードし、それ以外の前
    記子画面に表示するチャンネルのAVデータについて
    は、前記書き替えられたタイムスタンプと前記STCカ
    ウンタ手段とでAV同期をとりながらAVデコードする
    AVデコード手段と、 前記AVデコードされたAVデータを出力する出力手段
    とを備え、 前記出力されたAVデータは、前記マルチ画面で表示さ
    れることを特徴とするマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  23. 【請求項23】 前記PCR抽出手段の個数は2個であ
    ることに代え、前記PCR抽出手段の個数は1個であ
    り、前記PCR抽出手段は、前記複数チャンネルのう
    ち、前記親画面に表示するチャンネルが属する前記所定
    の伝送単位のPCRと、前記子画面のうち前記親画面の
    次候補となっている前記子画面に表示するチャンネルが
    属する前記所定の伝送単位のPCRとを時分割で抽出す
    ることを特徴とする請求項16または18または19に
    記載のマルチチャンネル表示用データ作成装置。
  24. 【請求項24】 前記PLL手段は、自らが有する発信
    器の発信周波数でカウントするカウンタを有し、前記P
    CR抽出手段が最初に抽出した、PLL同期をとるべき
    チャンネルが属する前記所定の伝送単位のPCRの値と
    前記PCR抽出手段がそのPCRを抽出した時の前記カ
    ウンタのカウント値との第1の差分を求めて保持し、 前記PCR抽出手段が2回目以降に抽出した、前記PL
    L同期をとるべきチャンネルが属する前記所定の伝送単
    位のPCRの値と前記PCR抽出手段がそのPCRを抽
    出した時の前記カウンタのカウント値との第2の差分を
    求め、 前記第1の差分と前記第2の差分との差が少なくなるよ
    うに発振周波数を制御することを特徴とする請求項1
    4、15、17〜23のいずれかに記載のマルチチャン
    ネル表示用データ作成装置。
  25. 【請求項25】 前記所定の伝送単位とは、トランスポ
    ートストリームであることを特徴とする請求項13〜2
    4のいずれかに記載のマルチチャンネル表示用データ作
    成装置。
  26. 【請求項26】 前記所定の伝送単位とは、放送局であ
    ることを特徴とする請求項13〜24のいずれかに記載
    のマルチチャンネル表示用データ作成装置。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれかに記載のマ
    ルチチャンネル表示用データ作成装置の全部または一部
    の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
    行させるためのプログラム及び/またはデータを担持し
    た媒体であって、コンピュータにより処理可能なことを
    特徴とする媒体。
  28. 【請求項28】 請求項1〜26のいずれかに記載のマ
    ルチチャンネル表示用データ作成装置の全部または一部
    の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実
    行させるためのプログラム及び/またはデータであるこ
    とを特徴とする情報集合体。
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