JP2001186410A - 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 - Google Patents
映像信号処理装置及び映像信号処理方法Info
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- JP2001186410A JP2001186410A JP36791999A JP36791999A JP2001186410A JP 2001186410 A JP2001186410 A JP 2001186410A JP 36791999 A JP36791999 A JP 36791999A JP 36791999 A JP36791999 A JP 36791999A JP 2001186410 A JP2001186410 A JP 2001186410A
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- television
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- Details Of Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、テレビジョン映像信号とグラフィ
ック映像信号とに対して、両信号を同期させるように処
理することを容易に可能とする映像信号処理装置及び映
像信号処理方法を提供することを目的としている。 【解決手段】テレビジョン映像信号に対して、その表示
形態を変更する処理を施すテレビジョン映像信号処理手
段と、グラフィック映像信号の生成処理及び作成済みの
他のグラフィック映像信号への切り替え処理の少なくと
も一方の処理を行なうグラフィック映像信号処理手段と
にそれぞれ与えるコマンドを、テレビジョン映像信号と
グラフィック映像信号とが同期するように、テレビジョ
ン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行するよ
うにしている。
ック映像信号とに対して、両信号を同期させるように処
理することを容易に可能とする映像信号処理装置及び映
像信号処理方法を提供することを目的としている。 【解決手段】テレビジョン映像信号に対して、その表示
形態を変更する処理を施すテレビジョン映像信号処理手
段と、グラフィック映像信号の生成処理及び作成済みの
他のグラフィック映像信号への切り替え処理の少なくと
も一方の処理を行なうグラフィック映像信号処理手段と
にそれぞれ与えるコマンドを、テレビジョン映像信号と
グラフィック映像信号とが同期するように、テレビジョ
ン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行するよ
うにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン映
像信号とコンピュータグラフィックス映像信号とを合成
処理する映像信号処理装置及び映像信号処理方法の改良
に関する。
像信号とコンピュータグラフィックス映像信号とを合成
処理する映像信号処理装置及び映像信号処理方法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、マイクロコン
ピュータや半導体メモリの性能の向上及び価格低化によ
り、テレビジョン受信機にも、高性能なマイクロコンピ
ュータや大容量の半導体メモリが搭載され、テレビジョ
ン映像信号にコンピュータグラフィックス(CG)映像
信号を合成して、例えば電子プログラムガイド等を表示
することができるようになってきている。
ピュータや半導体メモリの性能の向上及び価格低化によ
り、テレビジョン受信機にも、高性能なマイクロコンピ
ュータや大容量の半導体メモリが搭載され、テレビジョ
ン映像信号にコンピュータグラフィックス(CG)映像
信号を合成して、例えば電子プログラムガイド等を表示
することができるようになってきている。
【0003】また、近年のテレビジョン受信機において
は、映像信号処理用のLSI(Large Scale Integrated
Circuit)の技術の可及的な進歩に伴なって、テレビジ
ョン映像信号に対してその表示形態を変更する処理を施
すことが可能になり、例えば、画面上における表示サイ
ズを変更したり、表示位置を移動したりすること等が、
自由に行なえるようになってきている。
は、映像信号処理用のLSI(Large Scale Integrated
Circuit)の技術の可及的な進歩に伴なって、テレビジ
ョン映像信号に対してその表示形態を変更する処理を施
すことが可能になり、例えば、画面上における表示サイ
ズを変更したり、表示位置を移動したりすること等が、
自由に行なえるようになってきている。
【0004】図6は、このようなテレビジョン映像信号
の画面上における表示サイズの変更及び表示位置の移動
と、テレビジョン映像信号へのコンピュータグラフィッ
クス映像信号の合成とを可能とした、従来の映像信号処
理装置を示している。すなわち、入力端子11に供給さ
れたテレビジョン映像信号は、映像伸縮・移動部12に
供給される。
の画面上における表示サイズの変更及び表示位置の移動
と、テレビジョン映像信号へのコンピュータグラフィッ
クス映像信号の合成とを可能とした、従来の映像信号処
理装置を示している。すなわち、入力端子11に供給さ
れたテレビジョン映像信号は、映像伸縮・移動部12に
供給される。
【0005】この映像伸縮・移動部12は、制御部13
から発生される、テレビジョン映像信号の表示サイズの
変更もしくは表示位置の移動もしくはその両方を制御す
る制御コマンドに基づき、入力されたテレビジョン映像
信号に対して、表示サイズの変更もしくは表示位置の移
動もしくはその両方の処理を施し、処理後のテレビジョ
ン映像信号を合成部14に出力している。
から発生される、テレビジョン映像信号の表示サイズの
変更もしくは表示位置の移動もしくはその両方を制御す
る制御コマンドに基づき、入力されたテレビジョン映像
信号に対して、表示サイズの変更もしくは表示位置の移
動もしくはその両方の処理を施し、処理後のテレビジョ
ン映像信号を合成部14に出力している。
【0006】一方、制御部13は、テレビジョン映像信
号の表示サイズの変更もしくは表示位置の移動もしくは
その両方を制御する制御コマンドの生成と並行して、コ
ンピュータグラフィックス映像信号の生成もしくは既に
作成済みの他のコンピュータグラフィックス映像信号へ
の切り替えもしくはその両方を制御する制御コマンドも
生成し、グラフィック生成部15に供給している。
号の表示サイズの変更もしくは表示位置の移動もしくは
その両方を制御する制御コマンドの生成と並行して、コ
ンピュータグラフィックス映像信号の生成もしくは既に
作成済みの他のコンピュータグラフィックス映像信号へ
の切り替えもしくはその両方を制御する制御コマンドも
生成し、グラフィック生成部15に供給している。
【0007】このグラフィック生成部15は、制御部1
3から供給された制御コマンドに基づいて、コンピュー
タグラフィックス映像信号の生成もしくは既に作成済み
の他のコンピュータグラフィックス映像信号への切り替
えもしくはその両方の処理を行ない、処理後のコンピュ
ータグラフィックス映像信号を合成部14に出力してい
る。
3から供給された制御コマンドに基づいて、コンピュー
タグラフィックス映像信号の生成もしくは既に作成済み
の他のコンピュータグラフィックス映像信号への切り替
えもしくはその両方の処理を行ない、処理後のコンピュ
ータグラフィックス映像信号を合成部14に出力してい
る。
【0008】そして、合成部14では、映像伸縮・移動
部12から供給されたテレビジョン映像信号と、グラフ
ィック生成部15から供給されたコンピュータグラフィ
ックス映像信号とを合成して出力端子16に供給し、こ
こに、テレビジョン映像信号の表示サイズの変更や表示
位置の移動と、コンピュータグラフィックス映像信号の
生成や切り替えとを行なうことができる。
部12から供給されたテレビジョン映像信号と、グラフ
ィック生成部15から供給されたコンピュータグラフィ
ックス映像信号とを合成して出力端子16に供給し、こ
こに、テレビジョン映像信号の表示サイズの変更や表示
位置の移動と、コンピュータグラフィックス映像信号の
生成や切り替えとを行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テレビジョ
ン映像信号の表示サイズの変更や表示位置の移動等を、
表示画面を乱すことなく制御するためには、制御部13
から出力される制御コマンドを、入力端子11に供給さ
れたテレビジョン映像信号のフレームもしくはフィール
ドの切り替わるタイミングに合わせて、映像伸縮・移動
部12に供給する必要がある。
ン映像信号の表示サイズの変更や表示位置の移動等を、
表示画面を乱すことなく制御するためには、制御部13
から出力される制御コマンドを、入力端子11に供給さ
れたテレビジョン映像信号のフレームもしくはフィール
ドの切り替わるタイミングに合わせて、映像伸縮・移動
部12に供給する必要がある。
【0010】しかしながら、映像伸縮・移動部12に制
御部13からの制御コマンドが供給されてから、映像伸
縮・移動部12で処理の施されたテレビジョン映像信号
が合成部14に供給されるまでには、例えば数10msec
程度の処理時間を要する場合がある。
御部13からの制御コマンドが供給されてから、映像伸
縮・移動部12で処理の施されたテレビジョン映像信号
が合成部14に供給されるまでには、例えば数10msec
程度の処理時間を要する場合がある。
【0011】このため、映像伸縮・移動部12で処理後
のテレビジョン映像信号を出力するタイミングと、その
テレビジョン映像信号に合わせてデザインしたコンピュ
ータグラフィックス映像信号の生成や切り替えを行なう
タイミングとを、完全に同期させることが非常に困難に
なるという問題が生じている。
のテレビジョン映像信号を出力するタイミングと、その
テレビジョン映像信号に合わせてデザインしたコンピュ
ータグラフィックス映像信号の生成や切り替えを行なう
タイミングとを、完全に同期させることが非常に困難に
なるという問題が生じている。
【0012】なお、このようなテレビジョン映像信号と
コンピュータグラフィックス映像信号との合成に関連す
る技術としては、例えば特許公報第2690676号、
特開平10−320545号公報、特開平9−2595
74号公報、特開平8−163483号公報及び特開平
8−163480号公報等に開示されているものがある
が、これらの公報に記載された技術内容によっても、上
記した問題が何ら解決されているわけでないことは明ら
かである。
コンピュータグラフィックス映像信号との合成に関連す
る技術としては、例えば特許公報第2690676号、
特開平10−320545号公報、特開平9−2595
74号公報、特開平8−163483号公報及び特開平
8−163480号公報等に開示されているものがある
が、これらの公報に記載された技術内容によっても、上
記した問題が何ら解決されているわけでないことは明ら
かである。
【0013】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、テレビジョン映像信号とグラフィック映
像信号とに対して、両信号を同期させるように処理する
ことを容易に可能とする極めて良好な映像信号処理装置
及び映像信号処理方法を提供することを目的とする。
されたもので、テレビジョン映像信号とグラフィック映
像信号とに対して、両信号を同期させるように処理する
ことを容易に可能とする極めて良好な映像信号処理装置
及び映像信号処理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る映像信号
処理装置は、テレビジョン映像信号とグラフィック映像
信号とを合成処理するものを対象としている。そして、
テレビジョン映像信号に対して、外部から与えられるコ
マンドに基づいて、その表示形態を変更する処理を施す
テレビジョン映像信号処理手段と、外部から与えられる
コマンドに基づいて、グラフィック映像信号の生成処理
及び作成済みの他のグラフィック映像信号への切り替え
処理の少なくとも一方の処理を行なうグラフィック映像
信号処理手段と、テレビジョン映像信号処理手段及びグ
ラフィック映像信号処理手段にそれぞれ与えるコマンド
を、テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号とが
同期するように、テレビジョン映像信号の同期信号に基
づくタイミングで発行するコマンド発行手段とを備える
ようにしたものである。
処理装置は、テレビジョン映像信号とグラフィック映像
信号とを合成処理するものを対象としている。そして、
テレビジョン映像信号に対して、外部から与えられるコ
マンドに基づいて、その表示形態を変更する処理を施す
テレビジョン映像信号処理手段と、外部から与えられる
コマンドに基づいて、グラフィック映像信号の生成処理
及び作成済みの他のグラフィック映像信号への切り替え
処理の少なくとも一方の処理を行なうグラフィック映像
信号処理手段と、テレビジョン映像信号処理手段及びグ
ラフィック映像信号処理手段にそれぞれ与えるコマンド
を、テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号とが
同期するように、テレビジョン映像信号の同期信号に基
づくタイミングで発行するコマンド発行手段とを備える
ようにしたものである。
【0015】この発明に係る映像信号処理方法は、テレ
ビジョン映像信号に対して、外部から与えられるコマン
ドに基づいて、その表示形態を変更する処理を施すテレ
ビジョン映像信号処理手段と、外部から与えられるコマ
ンドに基づいて、グラフィック映像信号の生成処理及び
作成済みの他のグラフィック映像信号への切り替え処理
の少なくとも一方の処理を行なうグラフィック映像信号
処理手段とを備え、テレビジョン映像信号処理手段から
出力されるテレビジョン映像信号と、グラフィック映像
信号処理手段から出力されるグラフィック映像信号とを
合成処理するものを対象としている。
ビジョン映像信号に対して、外部から与えられるコマン
ドに基づいて、その表示形態を変更する処理を施すテレ
ビジョン映像信号処理手段と、外部から与えられるコマ
ンドに基づいて、グラフィック映像信号の生成処理及び
作成済みの他のグラフィック映像信号への切り替え処理
の少なくとも一方の処理を行なうグラフィック映像信号
処理手段とを備え、テレビジョン映像信号処理手段から
出力されるテレビジョン映像信号と、グラフィック映像
信号処理手段から出力されるグラフィック映像信号とを
合成処理するものを対象としている。
【0016】そして、テレビジョン映像信号処理手段及
びグラフィック映像信号処理手段にそれぞれ与えるコマ
ンドを、テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号
とが同期するように、テレビジョン映像信号の同期信号
に基づくタイミングで発行するようにしたものである。
びグラフィック映像信号処理手段にそれぞれ与えるコマ
ンドを、テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号
とが同期するように、テレビジョン映像信号の同期信号
に基づくタイミングで発行するようにしたものである。
【0017】上記のような構成及び方法によれば、テレ
ビジョン映像信号処理手段及びグラフィック映像信号処
理手段にそれぞれ与えるコマンドを、テレビジョン映像
信号とグラフィック映像信号とが同期するように、テレ
ビジョン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行
するようにしたので、テレビジョン映像信号とグラフィ
ック映像信号とに対して、両信号を同期させるように処
理することを容易に可能とすることができる。
ビジョン映像信号処理手段及びグラフィック映像信号処
理手段にそれぞれ与えるコマンドを、テレビジョン映像
信号とグラフィック映像信号とが同期するように、テレ
ビジョン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行
するようにしたので、テレビジョン映像信号とグラフィ
ック映像信号とに対して、両信号を同期させるように処
理することを容易に可能とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。すなわち、テレビ
ジョン映像信号の表示サイズや表示位置の変更を制御す
るための制御コマンドの発行と、コンピュータグラフィ
ックス映像信号の生成や切り替えを制御するための制御
コマンドの発行とは、それらの映像信号処理内容に応じ
て、入力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の
垂直帰線期間の開始のタイミングで行なうのが適切であ
る場合と、映像伸縮・移動部12から出力されるテレビ
ジョン映像信号の垂直帰線期間の開始のタイミングで行
なうのが適切である場合とがある。
いて図面を参照して詳細に説明する。すなわち、テレビ
ジョン映像信号の表示サイズや表示位置の変更を制御す
るための制御コマンドの発行と、コンピュータグラフィ
ックス映像信号の生成や切り替えを制御するための制御
コマンドの発行とは、それらの映像信号処理内容に応じ
て、入力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の
垂直帰線期間の開始のタイミングで行なうのが適切であ
る場合と、映像伸縮・移動部12から出力されるテレビ
ジョン映像信号の垂直帰線期間の開始のタイミングで行
なうのが適切である場合とがある。
【0019】このことは、処理を行なう映像信号処理装
置の回路構成によって異なる。以下では、テレビジョン
映像信号の表示サイズの変更を制御するための制御コマ
ンドを、入力端子11に供給されたテレビジョン映像信
号の垂直帰線期間の開始のタイミングで発行し、テレビ
ジョン映像信号の表示位置の移動を制御するための制御
コマンドと、コンピュータグラフィックス映像信号の生
成や切り替えを制御するための制御コマンドとを、映像
伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像信号
の垂直帰線期間の開始のタイミングで発行するのが適切
である場合について説明する。
置の回路構成によって異なる。以下では、テレビジョン
映像信号の表示サイズの変更を制御するための制御コマ
ンドを、入力端子11に供給されたテレビジョン映像信
号の垂直帰線期間の開始のタイミングで発行し、テレビ
ジョン映像信号の表示位置の移動を制御するための制御
コマンドと、コンピュータグラフィックス映像信号の生
成や切り替えを制御するための制御コマンドとを、映像
伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像信号
の垂直帰線期間の開始のタイミングで発行するのが適切
である場合について説明する。
【0020】図1(a)に示すように、入力端子11に
供給されたテレビジョン映像信号の垂直帰線期間の開始
のタイミングを検知して、映像伸縮・移動部12やグラ
フィック生成部15に対して所定の実行コマンドを発行
する入力V実行キュー17と、図1(b)に示すよう
に、映像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン
映像信号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知し
て、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部15に
対して所定の実行コマンドを発行する出力V実行キュー
18とを設定する。
供給されたテレビジョン映像信号の垂直帰線期間の開始
のタイミングを検知して、映像伸縮・移動部12やグラ
フィック生成部15に対して所定の実行コマンドを発行
する入力V実行キュー17と、図1(b)に示すよう
に、映像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン
映像信号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知し
て、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部15に
対して所定の実行コマンドを発行する出力V実行キュー
18とを設定する。
【0021】この場合、入力V実行キュー17には、制
御部13で生成された、テレビジョン映像信号の表示サ
イズの変更を制御するための制御コマンドに基づいて、
その制御コマンドに対応した処理を映像伸縮・移動部1
2やグラフィック生成部15に行なわせるための、複数
(図示の場合は2つ)のキューコマンド17a,17b
が投入されている。
御部13で生成された、テレビジョン映像信号の表示サ
イズの変更を制御するための制御コマンドに基づいて、
その制御コマンドに対応した処理を映像伸縮・移動部1
2やグラフィック生成部15に行なわせるための、複数
(図示の場合は2つ)のキューコマンド17a,17b
が投入されている。
【0022】また、出力V実行キュー18には、制御部
13で生成された、テレビジョン映像信号の表示位置の
移動を制御するための制御コマンドや、コンピュータグ
ラフィックス映像信号の生成や切り替えを制御するため
の制御コマンドに基づいて、それらの制御コマンドに対
応した処理を映像伸縮・移動部12及びグラフィック生
成部15に行なわせるための複数(図示の場合は3つ)
のキューコマンド18a,18b,18cが投入されて
いる。
13で生成された、テレビジョン映像信号の表示位置の
移動を制御するための制御コマンドや、コンピュータグ
ラフィックス映像信号の生成や切り替えを制御するため
の制御コマンドに基づいて、それらの制御コマンドに対
応した処理を映像伸縮・移動部12及びグラフィック生
成部15に行なわせるための複数(図示の場合は3つ)
のキューコマンド18a,18b,18cが投入されて
いる。
【0023】そして、各キューコマンド17a,17
b,18a,18b,18cには、それぞれ、実行開始
条件17a1,17b1,18a1,18b1,18c
1と、実行コマンド17a2,17b2,18a2,1
8b2,18c2とが記述されている。
b,18a,18b,18cには、それぞれ、実行開始
条件17a1,17b1,18a1,18b1,18c
1と、実行コマンド17a2,17b2,18a2,1
8b2,18c2とが記述されている。
【0024】ここで、上記入力V実行キュー17は、入
力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の垂直帰
線期間の開始のタイミングを検知すると、まず、キュー
コマンド17aの実行開始条件17a1を調査し、その
実行開始条件17a1が満たされると、実行コマンド1
7a2を、その内容に応じて、映像伸縮・移動部12や
グラフィック生成部15に発行する。ただし、実行開始
条件17a1が満たされていない場合には、何もしな
い。
力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の垂直帰
線期間の開始のタイミングを検知すると、まず、キュー
コマンド17aの実行開始条件17a1を調査し、その
実行開始条件17a1が満たされると、実行コマンド1
7a2を、その内容に応じて、映像伸縮・移動部12や
グラフィック生成部15に発行する。ただし、実行開始
条件17a1が満たされていない場合には、何もしな
い。
【0025】続いて、次のキューコマンド17bの実行
開始条件17b1が調査され、その実行開始条件17b
1が満たされると、実行コマンド17b2が、その内容
に応じて、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部
15に発行される。ただし、実行開始条件17b1が満
たされていない場合には、何もしない。
開始条件17b1が調査され、その実行開始条件17b
1が満たされると、実行コマンド17b2が、その内容
に応じて、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部
15に発行される。ただし、実行開始条件17b1が満
たされていない場合には、何もしない。
【0026】入力V実行キュー17は、以上の動作を、
入力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の垂直
帰線期間の開始のタイミングを検知する毎に繰り返し実
行する。
入力端子11に供給されたテレビジョン映像信号の垂直
帰線期間の開始のタイミングを検知する毎に繰り返し実
行する。
【0027】同様に、上記出力V実行キュー18は、映
像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像信
号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知すると、順
次、キューコマンド18a,18b,18cの実行開始
条件18a1,18b1,18c1を調査し、その実行
開始条件18a1,18b1,18c1が満たされる
と、実行コマンド18a2,18b2,18c2を、そ
の内容に応じて、映像伸縮・移動部12やグラフィック
生成部15に発行する。
像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像信
号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知すると、順
次、キューコマンド18a,18b,18cの実行開始
条件18a1,18b1,18c1を調査し、その実行
開始条件18a1,18b1,18c1が満たされる
と、実行コマンド18a2,18b2,18c2を、そ
の内容に応じて、映像伸縮・移動部12やグラフィック
生成部15に発行する。
【0028】出力V実行キュー18は、以上の動作を、
映像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像
信号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知する毎に
繰り返し実行する。
映像伸縮・移動部12から出力されるテレビジョン映像
信号の垂直帰線期間の開始のタイミングを検知する毎に
繰り返し実行する。
【0029】以上のようにして、入力V実行キュー17
及び出力V実行キュー18に投入されたキーコマンド1
7a,17b,18a,18b,18cを用いることに
よって、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部1
5に対する制御を適切なタイミングで行なうことが可能
となる。
及び出力V実行キュー18に投入されたキーコマンド1
7a,17b,18a,18b,18cを用いることに
よって、映像伸縮・移動部12やグラフィック生成部1
5に対する制御を適切なタイミングで行なうことが可能
となる。
【0030】また、映像伸縮・移動部12もしくはグラ
フィック生成部15もしくはその両方に対して第1の制
御コマンドが発行され、その後に、第1の制御コマンド
とは独立の第2の制御コマンドが発行されたとしても、
実行開始条件を適切に設定すれば、第1の制御コマンド
の実行を第2の制御コマンドの実行に妨げられることな
く実現することができるし、第2の制御コマンドの実行
を第1の制御コマンドの実行に妨げられることなく実現
することができる。このことは、制御コマンドが3つ以
上になっても同様である。
フィック生成部15もしくはその両方に対して第1の制
御コマンドが発行され、その後に、第1の制御コマンド
とは独立の第2の制御コマンドが発行されたとしても、
実行開始条件を適切に設定すれば、第1の制御コマンド
の実行を第2の制御コマンドの実行に妨げられることな
く実現することができるし、第2の制御コマンドの実行
を第1の制御コマンドの実行に妨げられることなく実現
することができる。このことは、制御コマンドが3つ以
上になっても同様である。
【0031】図2は、上記入力V実行キュー17のキュ
ーコマンド17aに記述された実行開始条件17a1の
詳細を示し、図3は、この実行開始条件17a1の動作
フローチャートを示している。なお、他のキューコマン
ド17b,18a,18b,18cに記述された実行開
始条件17b1,18a1,18b1,18c1の構成
及び動作については、キューコマンド17a1と同様で
あるため、その説明は省略する。
ーコマンド17aに記述された実行開始条件17a1の
詳細を示し、図3は、この実行開始条件17a1の動作
フローチャートを示している。なお、他のキューコマン
ド17b,18a,18b,18cに記述された実行開
始条件17b1,18a1,18b1,18c1の構成
及び動作については、キューコマンド17a1と同様で
あるため、その説明は省略する。
【0032】実行開始条件17a1として、例えば、第
1の値で指定される一定の周期で、第2の値で指定され
る回数分だけ実行を繰り返す場合には、図2に示すよう
に、実行カウンタオフセット17a11,実行周期17
a12及び実行回数17a13が記述される。
1の値で指定される一定の周期で、第2の値で指定され
る回数分だけ実行を繰り返す場合には、図2に示すよう
に、実行カウンタオフセット17a11,実行周期17
a12及び実行回数17a13が記述される。
【0033】この場合、実行周期17a12としては、
0以上の整数である第1の値が設定され、実行回数17
a13としては、0以上の整数である第2の値が設定さ
れ、実行カウンタオフセット17a11としては、0以
上の整数である第3の値が設定される。
0以上の整数である第1の値が設定され、実行回数17
a13としては、0以上の整数である第2の値が設定さ
れ、実行カウンタオフセット17a11としては、0以
上の整数である第3の値が設定される。
【0034】そして、図3に示すように、実行開始条件
17a1の調査が開始(ステップS1)されると、ま
ず、実行カウンタオフセット17a11の値が0か否か
が検査される(ステップS2)。実行カウンタオフセッ
ト17a11の値が0でなければ(NO)、実行カウン
タオフセット17a11の値を1だけ減算して(ステッ
プS3)、終了(ステップS8)される。
17a1の調査が開始(ステップS1)されると、ま
ず、実行カウンタオフセット17a11の値が0か否か
が検査される(ステップS2)。実行カウンタオフセッ
ト17a11の値が0でなければ(NO)、実行カウン
タオフセット17a11の値を1だけ減算して(ステッ
プS3)、終了(ステップS8)される。
【0035】また、実行カウンタオフセット17a11
の値が0であれば(YES)、実行コマンド17a2が
実行される(ステップS4)。その後、実行回数17a
13が0か否かが調査され(ステップS5)、0であれ
ば(YES)、キューコマンド17aを入力V実行キュ
ー17から外して(ステップS6)、終了(ステップS
8)される。
の値が0であれば(YES)、実行コマンド17a2が
実行される(ステップS4)。その後、実行回数17a
13が0か否かが調査され(ステップS5)、0であれ
ば(YES)、キューコマンド17aを入力V実行キュ
ー17から外して(ステップS6)、終了(ステップS
8)される。
【0036】実行回数17a13が0でなければ(N
O)、実行カウンタオフセット17a11に実行周期1
7a12から1だけ減じた値を設定して(ステップS
7)、終了(ステップS8)される。
O)、実行カウンタオフセット17a11に実行周期1
7a12から1だけ減じた値を設定して(ステップS
7)、終了(ステップS8)される。
【0037】上記のような動作によれば、第1の値で指
定される一定の周期で、第2の値で指定される回数分だ
け、第3の値で指定される実行オフセットで実行コマン
ド17a2を実行することができる。
定される一定の周期で、第2の値で指定される回数分だ
け、第3の値で指定される実行オフセットで実行コマン
ド17a2を実行することができる。
【0038】また、実行カウンタオフセット17a11
の値を適切に設定して、各処理を実行する実行コマンド
の発行タイミングを制御するだけで、テレビジョン映像
信号の表示サイズの変更や表示位置の移動と、コンピュ
ータグラフィックス映像信号の生成や切り替えとを、容
易に完全に同期させることができるようになる。
の値を適切に設定して、各処理を実行する実行コマンド
の発行タイミングを制御するだけで、テレビジョン映像
信号の表示サイズの変更や表示位置の移動と、コンピュ
ータグラフィックス映像信号の生成や切り替えとを、容
易に完全に同期させることができるようになる。
【0039】さらに、実行カウンタオフセット17a1
1の値を適宜ずらせて設定することにより、複数の異な
る実行コマンドをそれぞれ異なる垂直帰線期間で実行さ
せることができるようになり、連続した動きを表現する
こともできる。
1の値を適宜ずらせて設定することにより、複数の異な
る実行コマンドをそれぞれ異なる垂直帰線期間で実行さ
せることができるようになり、連続した動きを表現する
こともできる。
【0040】なお、上記した実施の形態では、実行開始
条件の一例について説明したが、この実行開始条件とし
ては、任意の演算式で構成することも可能である。例え
ば、実行開始条件の構成として無限回実行するか否かの
条件を加えれば、永久に実行を繰り返すようにすること
もできる。
条件の一例について説明したが、この実行開始条件とし
ては、任意の演算式で構成することも可能である。例え
ば、実行開始条件の構成として無限回実行するか否かの
条件を加えれば、永久に実行を繰り返すようにすること
もできる。
【0041】次に、上記した実施の形態を用いた具体的
な映像信号処理について説明する。すなわち、今、図4
(a)に示すように、テレビジョン映像信号による映像
が表示されている映像ウィンドウ19と、コンピュータ
グラフィックス映像信号による映像が表示されているチ
ャンネル案内ウィンドウ20及び番組解説ウィンドウ2
1とが、同一画面上に重ねて表示されているものとす
る。
な映像信号処理について説明する。すなわち、今、図4
(a)に示すように、テレビジョン映像信号による映像
が表示されている映像ウィンドウ19と、コンピュータ
グラフィックス映像信号による映像が表示されているチ
ャンネル案内ウィンドウ20及び番組解説ウィンドウ2
1とが、同一画面上に重ねて表示されているものとす
る。
【0042】そして、図4(a)に示す状態で、ユーザ
が番組の映像(つまり映像ウィンドウ19)を全画面表
示させる操作を行なったことにより、図4(b),
(c)に示すように、映像ウィンドウ19が徐々に拡大
し、それに合わせてチャンネル案内ウィンドウ20がス
ライドアウトしていく場合を考える。なお、番組解説ウ
ィンドウ21は、変化しないものとする。
が番組の映像(つまり映像ウィンドウ19)を全画面表
示させる操作を行なったことにより、図4(b),
(c)に示すように、映像ウィンドウ19が徐々に拡大
し、それに合わせてチャンネル案内ウィンドウ20がス
ライドアウトしていく場合を考える。なお、番組解説ウ
ィンドウ21は、変化しないものとする。
【0043】図4(a)から同図(b)への変化では、
テレビジョン映像信号に対する実行コマンドとして、映
像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンドa
と、映像ウィンドウ19の表示サイズを変更する実行コ
マンドbとが設定される。また、コンピュータグラフィ
ックス映像信号に対する実行コマンドとして、チャンネ
ル案内ウィンドウ20の表示位置を変更する実行コマン
ドcが設定される。
テレビジョン映像信号に対する実行コマンドとして、映
像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンドa
と、映像ウィンドウ19の表示サイズを変更する実行コ
マンドbとが設定される。また、コンピュータグラフィ
ックス映像信号に対する実行コマンドとして、チャンネ
ル案内ウィンドウ20の表示位置を変更する実行コマン
ドcが設定される。
【0044】同様に、図4(b)から同図(c)への変
化では、テレビジョン映像信号に対する実行コマンドと
して、映像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コ
マンドdと、映像ウィンドウ19の表示サイズを変更す
る実行コマンドeとが設定される。また、コンピュータ
グラフィックス映像信号に対する実行コマンドとして
は、チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を変更す
る実行コマンドfが設定される。
化では、テレビジョン映像信号に対する実行コマンドと
して、映像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コ
マンドdと、映像ウィンドウ19の表示サイズを変更す
る実行コマンドeとが設定される。また、コンピュータ
グラフィックス映像信号に対する実行コマンドとして
は、チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を変更す
る実行コマンドfが設定される。
【0045】ここで、映像ウィンドウ19の表示サイズ
を変更する実行コマンドb,eが、入力端子11に供給
されたテレビジョン映像信号の垂直帰線期間の開始のタ
イミングに同期させて発行されるべきコマンドであり、
映像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンド
a,dと、チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を
変更する実行コマンドc,fとが、映像伸縮・移動部1
2から出力されるテレビジョン映像信号の垂直帰線期間
の開始のタイミングに同期させて発行されるべきコマン
ドであるとする。
を変更する実行コマンドb,eが、入力端子11に供給
されたテレビジョン映像信号の垂直帰線期間の開始のタ
イミングに同期させて発行されるべきコマンドであり、
映像ウィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンド
a,dと、チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を
変更する実行コマンドc,fとが、映像伸縮・移動部1
2から出力されるテレビジョン映像信号の垂直帰線期間
の開始のタイミングに同期させて発行されるべきコマン
ドであるとする。
【0046】図4(a),(b),(c)に示す各画面
を10フィールド毎に切り替えて表示させる場合、映像
伸縮・移動部12に対する入力テレビジョン映像信号と
出力テレビジョン映像信号との各垂直同期信号のタイミ
ングを調査し、各実行コマンドa〜fの起動条件を算出
する。
を10フィールド毎に切り替えて表示させる場合、映像
伸縮・移動部12に対する入力テレビジョン映像信号と
出力テレビジョン映像信号との各垂直同期信号のタイミ
ングを調査し、各実行コマンドa〜fの起動条件を算出
する。
【0047】この際、各実行コマンドa,b,cにより
制御される画面上の変化が同期されるように、また、各
実行コマンドd,e,fにより制御される画面上の変化
が同期されるように、起動条件を設定する必要がある。
制御される画面上の変化が同期されるように、また、各
実行コマンドd,e,fにより制御される画面上の変化
が同期されるように、起動条件を設定する必要がある。
【0048】図5(a)は、入力端子11に供給された
テレビジョン映像信号の垂直同期信号を示し、同図
(b)は、入力端子11に供給されたテレビジョン映像
信号が、映像伸縮・移動部12により処理された後のテ
レビジョン映像信号の垂直同期信号を示している。
テレビジョン映像信号の垂直同期信号を示し、同図
(b)は、入力端子11に供給されたテレビジョン映像
信号が、映像伸縮・移動部12により処理された後のテ
レビジョン映像信号の垂直同期信号を示している。
【0049】すなわち、入力垂直同期V1に合わせて入
力されたテレビジョン映像信号は、映像伸縮・移動部1
2から、出力垂直同期V1′に合わせて出力される。こ
のとき、時刻T1において、制御部13が、テレビジョ
ン映像信号及びコンピュータグラフィックス映像信号に
対する実行コマンドを受信する場合を考える。
力されたテレビジョン映像信号は、映像伸縮・移動部1
2から、出力垂直同期V1′に合わせて出力される。こ
のとき、時刻T1において、制御部13が、テレビジョ
ン映像信号及びコンピュータグラフィックス映像信号に
対する実行コマンドを受信する場合を考える。
【0050】映像伸縮・移動部12に対する入力テレビ
ジョン映像信号と出力テレビジョン映像信号とに対して
それぞれ実行コマンドに基づく処理を実行し、なおか
つ、その両方の処理を表示画面上で同期させることので
きる、時刻T1から最も近い垂直同期は、入力垂直同期
V3及び出力垂直同期V3′である。
ジョン映像信号と出力テレビジョン映像信号とに対して
それぞれ実行コマンドに基づく処理を実行し、なおか
つ、その両方の処理を表示画面上で同期させることので
きる、時刻T1から最も近い垂直同期は、入力垂直同期
V3及び出力垂直同期V3′である。
【0051】そこで、上記映像ウィンドウ19の表示サ
イズを変更する実行コマンドbは、入力垂直同期V3で
起動されるように起動条件を設定して、入力V実行キュ
ー17に投入する。また、映像ウィンドウ19の配置座
標を変更する実行コマンドaと、チャンネル案内ウィン
ドウ20の表示位置を変更する実行コマンドcとは、出
力垂直同期V3′で起動されるように起動条件を設定し
て、出力V実行キュー18に投入する。
イズを変更する実行コマンドbは、入力垂直同期V3で
起動されるように起動条件を設定して、入力V実行キュ
ー17に投入する。また、映像ウィンドウ19の配置座
標を変更する実行コマンドaと、チャンネル案内ウィン
ドウ20の表示位置を変更する実行コマンドcとは、出
力垂直同期V3′で起動されるように起動条件を設定し
て、出力V実行キュー18に投入する。
【0052】同様に、映像ウィンドウ19の表示サイズ
を変更する実行コマンドeは、連続する2つの垂直同期
間隔を1Vとしたとき、入力垂直同期V3の10V後の
入力垂直同期V13で起動されるように起動条件を設定
して、入力V実行キュー17に投入する。また、映像ウ
ィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンドdと、
チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を変更する実
行コマンドfとは、出力垂直同期V3′の10V後の出
力垂直同期V13′で起動されるように起動条件を設定
して、出力V実行キュー18に投入する。
を変更する実行コマンドeは、連続する2つの垂直同期
間隔を1Vとしたとき、入力垂直同期V3の10V後の
入力垂直同期V13で起動されるように起動条件を設定
して、入力V実行キュー17に投入する。また、映像ウ
ィンドウ19の配置座標を変更する実行コマンドdと、
チャンネル案内ウィンドウ20の表示位置を変更する実
行コマンドfとは、出力垂直同期V3′の10V後の出
力垂直同期V13′で起動されるように起動条件を設定
して、出力V実行キュー18に投入する。
【0053】ただし、実行コマンドの投入に要する時間
が、時刻T1から入力垂直同期V3までの時間に比して
十分に短くない場合には、最初の起動時刻を、入力垂直
同期V3及び出力垂直同期V3′より1V遅らせて、入
力垂直同期V4及び出力垂直同期V4′に設定する必要
がある。この場合には、最初の実行コマンドの起動時の
10V後に起動されるべき実行コマンド群も、1V遅ら
せる必要が生じる。
が、時刻T1から入力垂直同期V3までの時間に比して
十分に短くない場合には、最初の起動時刻を、入力垂直
同期V3及び出力垂直同期V3′より1V遅らせて、入
力垂直同期V4及び出力垂直同期V4′に設定する必要
がある。この場合には、最初の実行コマンドの起動時の
10V後に起動されるべき実行コマンド群も、1V遅ら
せる必要が生じる。
【0054】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号とに対し
て、両信号を同期させるように処理することを容易に可
能とする極めて良好な映像信号処理装置及び映像信号処
理方法を提供することができる。
テレビジョン映像信号とグラフィック映像信号とに対し
て、両信号を同期させるように処理することを容易に可
能とする極めて良好な映像信号処理装置及び映像信号処
理方法を提供することができる。
【図1】この発明に係る映像信号処理装置及び映像信号
処理方法の実施の形態を説明するために示す図。
処理方法の実施の形態を説明するために示す図。
【図2】同実施の形態における実行開始条件の構成を説
明するために示す図。
明するために示す図。
【図3】同実施の形態における実行開始条件の動作を説
明するために示すフローチャート。
明するために示すフローチャート。
【図4】同実施の形態における映像信号処理の具体例を
説明するために示す図。
説明するために示す図。
【図5】同実施の形態における映像信号処理の具体例を
説明するために示すタイミング図。
説明するために示すタイミング図。
【図6】従来の映像信号処理装置を説明するために示す
ブロック構成図。
ブロック構成図。
11…入力端子、 12…映像伸縮・移動部、 13…制御部、 14…合成部、 15…グラフィック生成部、 16…出力端子、 17…入力V実行キュー、 18…出力V実行キュー、 19…映像ウィンドウ、 20…チャンネル案内ウィンドウ、 21…番組解説ウィンドウ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C023 AA02 AA04 AA11 AA21 BA11 BA16 CA01 CA05 CA08 DA03 5C025 BA21 BA28 CA02 CA10 CA11 CB09 DA01 5C056 KA01 KA05
Claims (7)
- 【請求項1】 テレビジョン映像信号とグラフィック映
像信号とを合成処理する映像信号処理装置において、前
記テレビジョン映像信号に対して、外部から与えられる
コマンドに基づいて、その表示形態を変更する処理を施
すテレビジョン映像信号処理手段と、外部から与えられ
るコマンドに基づいて、前記グラフィック映像信号の生
成処理及び作成済みの他のグラフィック映像信号への切
り替え処理の少なくとも一方の処理を行なうグラフィッ
ク映像信号処理手段と、前記テレビジョン映像信号処理
手段及び前記グラフィック映像信号処理手段にそれぞれ
与える前記コマンドを、前記テレビジョン映像信号と前
記グラフィック映像信号とが同期するように、前記テレ
ビジョン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行
するコマンド発行手段とを具備してなることを特徴とす
る映像信号処理装置。 - 【請求項2】 前記コマンド発行手段には、前記テレビ
ジョン映像信号処理手段に入力されるテレビジョン映像
信号の同期信号に基づくタイミングで前記コマンドを発
行するための入力実行キューと、前記テレビジョン映像
信号処理手段から出力されるテレビジョン映像信号の同
期信号に基づくタイミングでコマンドを発行するための
出力実行キューとが設定されていることを特徴とする請
求項1記載の映像信号処理装置。 - 【請求項3】 前記入力実行キュー及び前記出力実行キ
ューには、それぞれ実行開始条件と実行コマンドとが記
述された1または複数のキューコマンドが投入されてい
ることを特徴とする請求項2記載の映像信号処理装置。 - 【請求項4】 前記複数のキューコマンドは、それぞ
れ、前記テレビジョン映像信号の同期信号に基づいて、
異なるタイミングで発行されることを特徴とする請求項
3記載の映像信号処理装置。 - 【請求項5】 前記テレビジョン映像信号の同期信号に
基づくタイミングとは、前記テレビジョン映像信号の垂
直帰線期間の開始のタイミングであることを特徴とする
請求項2記載の映像信号処理装置。 - 【請求項6】 前記テレビジョン映像信号処理手段は、
前記テレビジョン映像信号に対して、その画面上におけ
る表示サイズを変更する処理及び表示位置を移動する処
理の少なくとも一方の処理を行なうことを特徴とする請
求項1乃至5いずれかに記載の映像信号処理装置。 - 【請求項7】 テレビジョン映像信号に対して、外部か
ら与えられるコマンドに基づいて、その表示形態を変更
する処理を施すテレビジョン映像信号処理手段と、外部
から与えられるコマンドに基づいて、グラフィック映像
信号の生成処理及び作成済みの他のグラフィック映像信
号への切り替え処理の少なくとも一方の処理を行なうグ
ラフィック映像信号処理手段とを備え、前記テレビジョ
ン映像信号処理手段から出力される前記テレビジョン映
像信号と、前記グラフィック映像信号処理手段から出力
される前記グラフィック映像信号とを合成処理する映像
信号処理方法において、前記テレビジョン映像信号処理
手段及び前記グラフィック映像信号処理手段にそれぞれ
与える前記コマンドを、前記テレビジョン映像信号と前
記グラフィック映像信号とが同期するように、前記テレ
ビジョン映像信号の同期信号に基づくタイミングで発行
することを特徴とする映像信号処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36791999A JP2001186410A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36791999A JP2001186410A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001186410A true JP2001186410A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18490534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36791999A Pending JP2001186410A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001186410A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007072014A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Nec Personal Products Co Ltd | コンピュータ |
US7620966B2 (en) | 2002-05-09 | 2009-11-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital broadcasting receiver capable of changing the ratio of the display areas and assigning priority to the display areas |
WO2022030892A1 (ko) * | 2020-08-07 | 2022-02-10 | 삼성전자(주) | 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36791999A patent/JP2001186410A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7620966B2 (en) | 2002-05-09 | 2009-11-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital broadcasting receiver capable of changing the ratio of the display areas and assigning priority to the display areas |
JP2007072014A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Nec Personal Products Co Ltd | コンピュータ |
JP4593406B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2010-12-08 | Necパーソナルプロダクツ株式会社 | コンピュータ |
WO2022030892A1 (ko) * | 2020-08-07 | 2022-02-10 | 삼성전자(주) | 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
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