JP2001186051A - データ信号判定回路及び方法 - Google Patents
データ信号判定回路及び方法Info
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- JP2001186051A JP2001186051A JP36676099A JP36676099A JP2001186051A JP 2001186051 A JP2001186051 A JP 2001186051A JP 36676099 A JP36676099 A JP 36676099A JP 36676099 A JP36676099 A JP 36676099A JP 2001186051 A JP2001186051 A JP 2001186051A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、通信品質の良否に関わらず、デー
タ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽減するこ
とができるデータ信号判定回路及び方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】パイロット信号とデータ信号とが時間多重
されるデータ構造であって、データ信号の送信が間欠的
に停止されるように送信制御された信号を受信して、デ
ータ信号の有無を判定するデータ信号判定回路におい
て、パイロット信号とデータ信号との電力比を算出する
電力比計算部17と、パイロット信号に基づいて受信品
質を算出する受信品質計算部18と、この受信品質計算
部18で算出された受信品質に基づいてしきい値を生成
し、該しきい値と電力比計算部17で算出された電力比
とを比較してデータ信号の有無を判定する判定処理部2
1とを備えている。
タ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽減するこ
とができるデータ信号判定回路及び方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】パイロット信号とデータ信号とが時間多重
されるデータ構造であって、データ信号の送信が間欠的
に停止されるように送信制御された信号を受信して、デ
ータ信号の有無を判定するデータ信号判定回路におい
て、パイロット信号とデータ信号との電力比を算出する
電力比計算部17と、パイロット信号に基づいて受信品
質を算出する受信品質計算部18と、この受信品質計算
部18で算出された受信品質に基づいてしきい値を生成
し、該しきい値と電力比計算部17で算出された電力比
とを比較してデータ信号の有無を判定する判定処理部2
1とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、間欠的に送信さ
れるように送信制御されているデータ信号の有無を判定
するデータ信号判定回路及び方法に関する。
れるように送信制御されているデータ信号の有無を判定
するデータ信号判定回路及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えばCDMA(Code D
ivision Multiple Access)方式に代表されるような、
直接拡散方式のスペクトラム拡散通信技術を用いた移動
無線通信システムにおいては、従来より、基地局側にお
ける送信電力の低減のために、送信すべきデータ信号が
存在しないときには送信動作を停止する送信制御が行な
われている。
ivision Multiple Access)方式に代表されるような、
直接拡散方式のスペクトラム拡散通信技術を用いた移動
無線通信システムにおいては、従来より、基地局側にお
ける送信電力の低減のために、送信すべきデータ信号が
存在しないときには送信動作を停止する送信制御が行な
われている。
【0003】そして、このような送信制御が施された移
動無線通信システムでは、移動端末側において、受信し
た電波の中にデータ信号が含まれているか否か、つま
り、データ信号の有無を判定する必要がある。この判定
を行なうために、以下に述べる2つの方式が採用されて
いる。
動無線通信システムでは、移動端末側において、受信し
た電波の中にデータ信号が含まれているか否か、つま
り、データ信号の有無を判定する必要がある。この判定
を行なうために、以下に述べる2つの方式が採用されて
いる。
【0004】まず、第1の方式は、基地局側で、データ
信号にプリアンブルとポストアンブルとを埋め込み、こ
れらのシンボルにデータ信号の有無を判定するための情
報を載せて送信し、移動端末側で、受信した情報の内容
に基づいてデータの有無を判定するようにしたものであ
る。
信号にプリアンブルとポストアンブルとを埋め込み、こ
れらのシンボルにデータ信号の有無を判定するための情
報を載せて送信し、移動端末側で、受信した情報の内容
に基づいてデータの有無を判定するようにしたものであ
る。
【0005】また、第2の方式は、移動端末側で、受信
したパイロット信号とデータ信号との電力比を計算し、
その電力比と予め設定されているしきい値とを比較し
て、その比較結果によりデータ信号の有無を判定するよ
うにしたものである。
したパイロット信号とデータ信号との電力比を計算し、
その電力比と予め設定されているしきい値とを比較し
て、その比較結果によりデータ信号の有無を判定するよ
うにしたものである。
【0006】この場合、第1の方式は、データ信号を伝
送するチャネルと、パイロット信号を伝送するチャネル
とが異なるときに使用される手段であり、第2の方式
は、データ信号を伝送するチャネルにパイロット信号が
埋め込まれているときに使用される手段である。
送するチャネルと、パイロット信号を伝送するチャネル
とが異なるときに使用される手段であり、第2の方式
は、データ信号を伝送するチャネルにパイロット信号が
埋め込まれているときに使用される手段である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た第2の方式のように、受信したパイロット信号とデー
タ信号との電力比をしきい値と比較してデータ信号の有
無を判定する従来の判定手段では、しきい値が予め固定
された値として設定されており、その固定的なしきい値
に基づいてデータ信号の有無を判定している。
た第2の方式のように、受信したパイロット信号とデー
タ信号との電力比をしきい値と比較してデータ信号の有
無を判定する従来の判定手段では、しきい値が予め固定
された値として設定されており、その固定的なしきい値
に基づいてデータ信号の有無を判定している。
【0008】つまり、通信品質に無関係に一意に決めら
れたしきい値に基づいてデータ信号の有無を判定する構
成であるため、例えば劣悪な通信品質の場合等では、デ
ータ信号の有無の判定を誤まる可能性があるという問題
を有している。
れたしきい値に基づいてデータ信号の有無を判定する構
成であるため、例えば劣悪な通信品質の場合等では、デ
ータ信号の有無の判定を誤まる可能性があるという問題
を有している。
【0009】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、通信品質の良否に関わらず、データ信号
の有無の判定に誤まりが生じることを軽減することがで
きる極めて良好なデータ信号判定回路及び方法を提供す
ることを目的とする。
されたもので、通信品質の良否に関わらず、データ信号
の有無の判定に誤まりが生じることを軽減することがで
きる極めて良好なデータ信号判定回路及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ信
号判定回路は、パイロット信号とデータ信号とが時間多
重されるデータ構造を有し、データ信号の送信が間欠的
に停止されるように送信制御された信号を受信して、デ
ータ信号の有無を判定するものを対象としている。
号判定回路は、パイロット信号とデータ信号とが時間多
重されるデータ構造を有し、データ信号の送信が間欠的
に停止されるように送信制御された信号を受信して、デ
ータ信号の有無を判定するものを対象としている。
【0011】そして、このパイロット信号とデータ信号
との電力比を算出する電力比計算手段と、パイロット信
号に基づいて受信品質を算出する受信品質計算手段と、
この受信品質計算手段で算出された受信品質に基づいて
しきい値を生成し、該しきい値と電力比計算手段で算出
された電力比とを比較してデータ信号の有無を判定する
判定手段とを備えるようにしたものである。
との電力比を算出する電力比計算手段と、パイロット信
号に基づいて受信品質を算出する受信品質計算手段と、
この受信品質計算手段で算出された受信品質に基づいて
しきい値を生成し、該しきい値と電力比計算手段で算出
された電力比とを比較してデータ信号の有無を判定する
判定手段とを備えるようにしたものである。
【0012】また、この発明に係るデータ信号判定方法
は、パイロット信号とデータ信号とが時間多重されるデ
ータ構造を有し、前記データ信号の送信が間欠的に停止
されるように送信制御された信号を受信して、前記デー
タ信号の有無を判定するものを対象としている。
は、パイロット信号とデータ信号とが時間多重されるデ
ータ構造を有し、前記データ信号の送信が間欠的に停止
されるように送信制御された信号を受信して、前記デー
タ信号の有無を判定するものを対象としている。
【0013】そして、パイロット信号に基づいて受信品
質を算出し、この算出された受信品質に基づいてしきい
値を生成し、このしきい値と、パイロット信号とデータ
信号との電力比とを比較してデータ信号の有無を判定す
るようにしている。
質を算出し、この算出された受信品質に基づいてしきい
値を生成し、このしきい値と、パイロット信号とデータ
信号との電力比とを比較してデータ信号の有無を判定す
るようにしている。
【0014】上記のような構成及び方法によれば、受信
品質に基づいて生成されたしきい値と、パイロット信号
及びデータ信号の電力比とを比較してデータ信号の有無
を判定するようにしたので、通信品質の良否に関わら
ず、データ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽
減することができるようになる。
品質に基づいて生成されたしきい値と、パイロット信号
及びデータ信号の電力比とを比較してデータ信号の有無
を判定するようにしたので、通信品質の良否に関わら
ず、データ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽
減することができるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、ア
ンテナ11で受信された拡散信号は、RF(Radio Freq
uency)部12により周波数変換された後、A/D(Ana
log/Digital)変換器13によりサンプリングされてデ
ジタルの受信ベースバンド信号となる。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、ア
ンテナ11で受信された拡散信号は、RF(Radio Freq
uency)部12により周波数変換された後、A/D(Ana
log/Digital)変換器13によりサンプリングされてデ
ジタルの受信ベースバンド信号となる。
【0016】この受信ベースバンド信号は、逆拡散符号
及びパススロット内位相を設定されたフィンガ回路14
により逆拡散処理が施されて、チャネル推定部15に供
給される。このチャネル推定部15は、フィンガ回路1
4からの出力情報に基づいて伝送路応答を計算し、パイ
ロット信号及びデータ信号を復調する。
及びパススロット内位相を設定されたフィンガ回路14
により逆拡散処理が施されて、チャネル推定部15に供
給される。このチャネル推定部15は、フィンガ回路1
4からの出力情報に基づいて伝送路応答を計算し、パイ
ロット信号及びデータ信号を復調する。
【0017】このうち、復調されたデータ信号は、RA
KE合成回路16及びパイロット/データ電力比計算部
17にそれぞれ供給される。また、復調されたパイロッ
ト信号は、受信品質計算部18及びパイロット/データ
電力比計算部17にそれぞれ供給される。
KE合成回路16及びパイロット/データ電力比計算部
17にそれぞれ供給される。また、復調されたパイロッ
ト信号は、受信品質計算部18及びパイロット/データ
電力比計算部17にそれぞれ供給される。
【0018】そして、RAKE合成回路16でRAKE
合成されたデータ信号は、インターリーブ回路19に供
給される。このインターリーブ回路19は、RAKE合
成されたデータ信号にデインターリーブ処理を施し、ビ
タビ復号回路20に出力している。そして、このビタビ
復号回路20が、入力されたデータ信号にビタビ復号処
理を施すことによって、受信情報信号が得られる。
合成されたデータ信号は、インターリーブ回路19に供
給される。このインターリーブ回路19は、RAKE合
成されたデータ信号にデインターリーブ処理を施し、ビ
タビ復号回路20に出力している。そして、このビタビ
復号回路20が、入力されたデータ信号にビタビ復号処
理を施すことによって、受信情報信号が得られる。
【0019】ここで、上記受信品質計算部18は、パス
毎のパイロット信号から、パス毎の受信品質を計算し、
比較判定処理部21に出力している。また、パイロット
/データ電力比計算部17は、パス毎のパイロット信号
及びデータ信号から、パス毎の電力比を計算し、比較判
定処理部21に出力している。
毎のパイロット信号から、パス毎の受信品質を計算し、
比較判定処理部21に出力している。また、パイロット
/データ電力比計算部17は、パス毎のパイロット信号
及びデータ信号から、パス毎の電力比を計算し、比較判
定処理部21に出力している。
【0020】この比較判定処理部21は、受信品質計算
部18で算出されたパス毎の受信品質に基づいて、デー
タ信号有無判定用のしきい値を求め、そのしきい値と、
パイロット/データ電力比計算部17で算出された同一
パススロット内位相のパス毎の電力比とを比較する。た
だし、同一パススロット内位相のパスが存在しないとき
は、比較を実行しない。
部18で算出されたパス毎の受信品質に基づいて、デー
タ信号有無判定用のしきい値を求め、そのしきい値と、
パイロット/データ電力比計算部17で算出された同一
パススロット内位相のパス毎の電力比とを比較する。た
だし、同一パススロット内位相のパスが存在しないとき
は、比較を実行しない。
【0021】そして、比較判定処理部21は、上記した
比較の結果、詳細は後述するが、データ信号なしと判定
した場合、RAKE合成回路16,インターリーブ回路
19及びビタビ復号回路20に対して、その処理を停止
する命令を出力する。この停止命令を受けた各回路1
6,19,20は、直ちに処理を停止する。
比較の結果、詳細は後述するが、データ信号なしと判定
した場合、RAKE合成回路16,インターリーブ回路
19及びビタビ復号回路20に対して、その処理を停止
する命令を出力する。この停止命令を受けた各回路1
6,19,20は、直ちに処理を停止する。
【0022】なお、例えば、チャネルオープン要求指示
を受けた場合は、比較判定処理部21がデータ信号なし
と判定すると、RAKE合成回路16,インターリーブ
回路19及びビタビ復号回路20の動作を停止するだけ
ではなく、データ信号なしであることを示す応答を行な
うことになる。
を受けた場合は、比較判定処理部21がデータ信号なし
と判定すると、RAKE合成回路16,インターリーブ
回路19及びビタビ復号回路20の動作を停止するだけ
ではなく、データ信号なしであることを示す応答を行な
うことになる。
【0023】また、比較判定処理部21は、データ信号
ありと判定した場合、RAKE合成回路16,インター
リーブ回路19及びビタビ復号回路20に対して、その
処理を開始する命令を出力する。この開始命令を受けた
各回路16,19,20は、直ちに処理を開始する。
ありと判定した場合、RAKE合成回路16,インター
リーブ回路19及びビタビ復号回路20に対して、その
処理を開始する命令を出力する。この開始命令を受けた
各回路16,19,20は、直ちに処理を開始する。
【0024】なお、上記した各回路16,19,20
は、それぞれ、停止中に停止命令を受けた場合や、既に
作動中に開始命令を受けた場合には、その命令を無視す
るように制御されている。
は、それぞれ、停止中に停止命令を受けた場合や、既に
作動中に開始命令を受けた場合には、その命令を無視す
るように制御されている。
【0025】上記のような構成によれば、比較判定処理
部21が、現在の受信品質に基づいて最適のしきい値を
用意することができるので、通信品質の良否に関わら
ず、データ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽
減することが可能となり、ひいては、電力の節約を図る
ことができる。
部21が、現在の受信品質に基づいて最適のしきい値を
用意することができるので、通信品質の良否に関わら
ず、データ信号の有無の判定に誤まりが生じることを軽
減することが可能となり、ひいては、電力の節約を図る
ことができる。
【0026】図2は、受信信号のフレーム構成例を示し
ている。すなわち、1フレームは、複数のスロットによ
り構成され、1スロット内にパイロット信号とデータ信
号とが時間多重で埋め込まれている。データ信号の送信
/停止は、フレーム単位で行なわれるものとする。
ている。すなわち、1フレームは、複数のスロットによ
り構成され、1スロット内にパイロット信号とデータ信
号とが時間多重で埋め込まれている。データ信号の送信
/停止は、フレーム単位で行なわれるものとする。
【0027】ここで、上記チャネル推定部15から出力
されるパス毎のパイロット信号の全てもしくは一部は、
受信品質計算部18に供給されて、平均パイロット信号
電力/パイロットシンボルのばらつき(分散)なる演算
が行なわれることにより、パス毎の受信品質が算出され
る。
されるパス毎のパイロット信号の全てもしくは一部は、
受信品質計算部18に供給されて、平均パイロット信号
電力/パイロットシンボルのばらつき(分散)なる演算
が行なわれることにより、パス毎の受信品質が算出され
る。
【0028】また、パイロット/データ電力比計算部1
7により、パス毎の平均パイロット信号電力が算出され
る。なお、受信品質計算部18及びパイロット/データ
電力比計算部17にそれぞれ取り込まれるパイロット信
号のシンボル数が、同一である必要はない。
7により、パス毎の平均パイロット信号電力が算出され
る。なお、受信品質計算部18及びパイロット/データ
電力比計算部17にそれぞれ取り込まれるパイロット信
号のシンボル数が、同一である必要はない。
【0029】さらに、上記チャネル推定部15から出力
されるパス毎のデータ信号の全てもしくは一部は、パイ
ロット/データ電力比計算部17に供給されて、パス毎
の平均データ信号電力が算出される。
されるパス毎のデータ信号の全てもしくは一部は、パイ
ロット/データ電力比計算部17に供給されて、パス毎
の平均データ信号電力が算出される。
【0030】ただし、受信品質計算部18に供給される
パイロット信号を含むチャネルと、パイロット/データ
電力比計算部17に供給されるパイロット信号及びデー
タ信号を含むチャネルとが、同一である必要はない。
パイロット信号を含むチャネルと、パイロット/データ
電力比計算部17に供給されるパイロット信号及びデー
タ信号を含むチャネルとが、同一である必要はない。
【0031】そして、パイロット/データ電力比計算部
17により、 平均パイロット信号電力/平均データ信号電力 なる演算が行なわれることによって、パス毎の電力比が
算出される。
17により、 平均パイロット信号電力/平均データ信号電力 なる演算が行なわれることによって、パス毎の電力比が
算出される。
【0032】図3は、上記した実施の形態における受信
品質、しきい値、パイロット/データ電力比及びデータ
信号有無判定結果の関係の一例を示している。すなわ
ち、受信品質が時間とともに図3に示すように変化して
いる場合、データ信号有無判定用のしきい値は、例え
ば、 受信品質/2 のように設定される。
品質、しきい値、パイロット/データ電力比及びデータ
信号有無判定結果の関係の一例を示している。すなわ
ち、受信品質が時間とともに図3に示すように変化して
いる場合、データ信号有無判定用のしきい値は、例え
ば、 受信品質/2 のように設定される。
【0033】ところで、パイロット/データ電力比が、
図3に示すような曲線であると仮定する。今、パイロッ
ト信号電力とデータ信号電力とが同レベルで送信されて
いるとすると、パイロット/データ電力比は、1シンボ
ルあたりに換算すると、理想的には1:1であるから0
dBとなる。
図3に示すような曲線であると仮定する。今、パイロッ
ト信号電力とデータ信号電力とが同レベルで送信されて
いるとすると、パイロット/データ電力比は、1シンボ
ルあたりに換算すると、理想的には1:1であるから0
dBとなる。
【0034】また、受信品質がEdBであるとき、逆拡
散後の受信電力と干渉電力との比がEdBであり、この
とき逆拡散後の受信電力が停止された場合、全てが干渉
電力となり、受信品質は0dBとなる。
散後の受信電力と干渉電力との比がEdBであり、この
とき逆拡散後の受信電力が停止された場合、全てが干渉
電力となり、受信品質は0dBとなる。
【0035】このようなことから、逆に考えると、デー
タ信号電力が停止しているとき、 パイロット信号電力(送信されている信号電力)/デー
タ信号電力(送信されていない信号電力、つまり、干渉
電力) は、EdBとなる。
タ信号電力が停止しているとき、 パイロット信号電力(送信されている信号電力)/デー
タ信号電力(送信されていない信号電力、つまり、干渉
電力) は、EdBとなる。
【0036】すなわち、受信品質がEdBであるとき、
しきい値はE/2となり、パイロット/データ電力比
は、理想的には、データ信号がある場合0dB、データ
信号がない場合EdBとなって、両方ともしきい値との
差が最大となり、理想的なしきい値であるといえる。
しきい値はE/2となり、パイロット/データ電力比
は、理想的には、データ信号がある場合0dB、データ
信号がない場合EdBとなって、両方ともしきい値との
差が最大となり、理想的なしきい値であるといえる。
【0037】比較判定処理部21での比較判定は、送信
動作を停止する制御の行なわれる周期(ここでは1フレ
ーム)で行なわれ、判定結果がデータ信号なしの場合
は、即座にRAKE合成回路16,インターリーブ回路
19及びビタビ復号回路20に停止を指示することによ
り、次のフレームを受信するまで、上記各回路16,1
9,20を停止させ、電力節減を図ることができる。
動作を停止する制御の行なわれる周期(ここでは1フレ
ーム)で行なわれ、判定結果がデータ信号なしの場合
は、即座にRAKE合成回路16,インターリーブ回路
19及びビタビ復号回路20に停止を指示することによ
り、次のフレームを受信するまで、上記各回路16,1
9,20を停止させ、電力節減を図ることができる。
【0038】なお、例えば、チャネルオープン要求指示
を受けた場合は、比較判定処理部21がデータ信号なし
と判定すると、RAKE合成回路16,インターリーブ
回路19及びビタビ復号回路20の動作を停止するだけ
ではなく、データ信号なしであることを示す応答を行な
うことになる。
を受けた場合は、比較判定処理部21がデータ信号なし
と判定すると、RAKE合成回路16,インターリーブ
回路19及びビタビ復号回路20の動作を停止するだけ
ではなく、データ信号なしであることを示す応答を行な
うことになる。
【0039】また、比較判定処理部21での判定結果が
データ信号ありの場合は、即座にRAKE合成回路1
6,インターリーブ回路19及びビタビ復号回路20に
動作開始を指示し、上記各回路16,19,20を作動
させる。
データ信号ありの場合は、即座にRAKE合成回路1
6,インターリーブ回路19及びビタビ復号回路20に
動作開始を指示し、上記各回路16,19,20を作動
させる。
【0040】ここで、上記の説明では、パイロット信号
電力とデータ信号電力とが等しいものとしたが、両方の
信号電力が異なっていても構わない。ただし、この場合
には、その電力差をしきい値に反映させる必要がある。
例えば、 パイロット信号電力:データ信号電力=3:1 であるとすると、しきい値は、 (受信品質+3)/2dB となる。
電力とデータ信号電力とが等しいものとしたが、両方の
信号電力が異なっていても構わない。ただし、この場合
には、その電力差をしきい値に反映させる必要がある。
例えば、 パイロット信号電力:データ信号電力=3:1 であるとすると、しきい値は、 (受信品質+3)/2dB となる。
【0041】また、しきい値は、前述したように、 受信品質/2 に限られるものではない。
【0042】図4は、上記した実施の形態の変形例を示
している。図1と同一部分に同一符号を付して説明する
と、RAKE合成回路16でRAKE合成されたデータ
信号を、パイロット/データ電力比計算部17に供給す
るとともに、RAKE合成されたパイロット信号を、受
信品質計算部18及びパイロット/データ電力比計算部
17にそれぞれ供給している。
している。図1と同一部分に同一符号を付して説明する
と、RAKE合成回路16でRAKE合成されたデータ
信号を、パイロット/データ電力比計算部17に供給す
るとともに、RAKE合成されたパイロット信号を、受
信品質計算部18及びパイロット/データ電力比計算部
17にそれぞれ供給している。
【0043】そして、受信品質計算部18は、RAKE
合成後のパイロット信号から、RAKE合成後の受信品
質を計算し、パイロット/データ電力比計算部17は、
RAKE合成後のパイロット信号及びデータ信号から、
RAKE合成後の電力比を計算するようにしている。
合成後のパイロット信号から、RAKE合成後の受信品
質を計算し、パイロット/データ電力比計算部17は、
RAKE合成後のパイロット信号及びデータ信号から、
RAKE合成後の電力比を計算するようにしている。
【0044】すなわち、上記RAKE合成回路16から
出力されるRAKE合成後のパイロット信号の全てもし
くは一部は、受信品質計算部18に供給されて、 平均パイロット信号電力/パイロットシンボルのばらつ
き(分散) なる演算が行なわれることにより、RAKE合成後の受
信品質が算出される。
出力されるRAKE合成後のパイロット信号の全てもし
くは一部は、受信品質計算部18に供給されて、 平均パイロット信号電力/パイロットシンボルのばらつ
き(分散) なる演算が行なわれることにより、RAKE合成後の受
信品質が算出される。
【0045】また、パイロット/データ電力比計算部1
7により、RAKE合成後の平均パイロット信号電力が
算出される。なお、受信品質計算部18及びパイロット
/データ電力比計算部17にそれぞれ取り込まれるパイ
ロット信号のシンボル数が、同一である必要はない。
7により、RAKE合成後の平均パイロット信号電力が
算出される。なお、受信品質計算部18及びパイロット
/データ電力比計算部17にそれぞれ取り込まれるパイ
ロット信号のシンボル数が、同一である必要はない。
【0046】さらに、上記RAKE合成回路16から出
力されるRAKE合成後のデータ信号の全てもしくは一
部は、パイロット/データ電力比計算部17に供給され
て、RAKE合成後の平均データ信号電力が算出され
る。
力されるRAKE合成後のデータ信号の全てもしくは一
部は、パイロット/データ電力比計算部17に供給され
て、RAKE合成後の平均データ信号電力が算出され
る。
【0047】ただし、受信品質計算部18に供給される
パイロット信号を含むチャネルと、パイロット/データ
電力比計算部17に供給されるパイロット信号及びデー
タ信号を含むチャネルとが、同一である必要はない。
パイロット信号を含むチャネルと、パイロット/データ
電力比計算部17に供給されるパイロット信号及びデー
タ信号を含むチャネルとが、同一である必要はない。
【0048】そして、パイロット/データ電力比計算部
17により、 平均パイロット信号電力/平均データ信号電力 なる演算が行なわれることによって、RAKE合成後の
電力比が算出される。このように、受信品質及び電力比
の計算に、RAKE合成後のパイロット信号及びデータ
信号を用いることも可能である。
17により、 平均パイロット信号電力/平均データ信号電力 なる演算が行なわれることによって、RAKE合成後の
電力比が算出される。このように、受信品質及び電力比
の計算に、RAKE合成後のパイロット信号及びデータ
信号を用いることも可能である。
【0049】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
通信品質の良否に関わらず、データ信号の有無の判定に
誤まりが生じることを軽減することができる極めて良好
なデータ信号判定回路及び方法を提供することができ
る。
通信品質の良否に関わらず、データ信号の有無の判定に
誤まりが生じることを軽減することができる極めて良好
なデータ信号判定回路及び方法を提供することができ
る。
【図1】この発明に係るデータ信号判定回路及び方法の
実施の形態を説明するために示すブロック構成図。
実施の形態を説明するために示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における受信フレームの構成例を
説明するために示す図。
説明するために示す図。
【図3】同実施の形態における受信品質、しきい値、パ
イロット/データ電力比及びデータ信号有無判定結果の
関係の一例を説明するために示す図。
イロット/データ電力比及びデータ信号有無判定結果の
関係の一例を説明するために示す図。
【図4】同実施の形態の変形例を説明するために示すブ
ロック構成図。
ロック構成図。
11…アンテナ、 12…RF部、 13…A/D変換器、 14…フィンガ回路、 15…チャネル推定部、 16…RAKE合成回路、 17…パイロット/データ電力比計算部、 18…受信品質計算部、 19…インターリーブ回路、 20…ビタビ復号回路、 21…比較判定処理部。
Claims (7)
- 【請求項1】 パイロット信号とデータ信号とが時間多
重されるデータ構造を有し、前記データ信号の送信が間
欠的に停止されるように送信制御された信号を受信し
て、前記データ信号の有無を判定するデータ信号判定回
路において、前記パイロット信号と前記データ信号との
電力比を算出する電力比計算手段と、前記パイロット信
号に基づいて受信品質を算出する受信品質計算手段と、
この受信品質計算手段で算出された受信品質に基づいて
しきい値を生成し、該しきい値と前記電力比計算手段で
算出された電力比とを比較して前記データ信号の有無を
判定する判定手段とを具備してなることを特徴とするデ
ータ信号判定回路。 - 【請求項2】 前記判定手段は、前記しきい値を、前記
受信品質計算手段で算出された受信品質の1/2に設定
することを特徴とする請求項1記載のデータ信号判定回
路。 - 【請求項3】 前記電力比計算手段は、パス毎のパイロ
ット信号とパス毎のデータ信号とに基づいてパス毎の電
力比を算出し、前記受信品質計算手段は、パス毎のパイ
ロット信号に基づいてパス毎の受信品質を算出すること
を特徴とする請求項1記載のデータ信号判定回路。 - 【請求項4】 前記電力比計算手段は、パス毎の平均パ
イロット信号電力とパス毎の平均データ信号電力とに基
づいてパス毎の電力比を算出し、前記受信品質計算手段
は、パス毎の平均パイロット信号電力とパイロットシン
ボルのばらつきとに基づいてパス毎の受信品質を算出す
ることを特徴とする請求項1記載のデータ信号判定回
路。 - 【請求項5】 前記電力比計算手段は、RAKE合成後
のパイロット信号とRAKE合成後のデータ信号とに基
づいてRAKE合成後の電力比を算出し、前記受信品質
計算手段は、RAKE合成後のパイロット信号に基づい
てRAKE合成後の受信品質を算出することを特徴とす
る請求項1記載のデータ信号判定回路。 - 【請求項6】 前記電力比計算手段は、RAKE合成後
の平均パイロット信号電力とRAKE合成後の平均デー
タ信号電力とに基づいてRAKE合成後の電力比を算出
し、前記受信品質計算手段は、RAKE合成後の平均パ
イロット信号電力とパイロットシンボルのばらつきとに
基づいてRAKE合成後の受信品質を算出することを特
徴とする請求項1記載のデータ信号判定回路。 - 【請求項7】 パイロット信号とデータ信号とが時間多
重されるデータ構造を有し、前記データ信号の送信が間
欠的に停止されるように送信制御された信号を受信し
て、前記データ信号の有無を判定するデータ信号判定方
法において、前記パイロット信号に基づいて受信品質を
算出し、この算出された受信品質に基づいてしきい値を
生成し、このしきい値と、前記パイロット信号と前記デ
ータ信号との電力比とを比較して前記データ信号の有無
を判定することを特徴とするデータ信号判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36676099A JP2001186051A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | データ信号判定回路及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36676099A JP2001186051A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | データ信号判定回路及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001186051A true JP2001186051A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18487605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36676099A Withdrawn JP2001186051A (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | データ信号判定回路及び方法 |
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- 1999-12-24 JP JP36676099A patent/JP2001186051A/ja not_active Withdrawn
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050719 |