JP2001186005A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001186005A
JP2001186005A JP36573099A JP36573099A JP2001186005A JP 2001186005 A JP2001186005 A JP 2001186005A JP 36573099 A JP36573099 A JP 36573099A JP 36573099 A JP36573099 A JP 36573099A JP 2001186005 A JP2001186005 A JP 2001186005A
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output
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power supply
input
signal
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JP36573099A
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Kazuhiro Watada
和浩 綿田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム上でのバス衝突や他回路の誤動作な
どの不具合を防止することができ、外部への情報出力
を、そのシステムに適合した形態で行うことができる半
導体装置を提供する。 【解決手段】 入出力端子部NT1において、入出力回
路N1の外部回路側出力端子に接続された出力トライス
テートバッファ105とレベルシフタ101との間に、
2入力のAND回路103と2入力のOR回路104と
を挿入し、それらAND回路103とOR回路104の
各1入力に、外部電源で動作する出力制御回路102か
らの制御信号CNTを入力して、出力トライステートバ
ッファ105の制御を行い、入出力回路N1の出力を確
定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部電源で動作す
る内部回路とその外部との間で、外部電源で動作する入
出力回路を介して情報信号を入出力する半導体装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばコンピュータシステム
において、演算や情報表示や情報入出力などの各種処理
を実行するための多くの集積回路チップが搭載されてお
り、それらの集積回路チップは、それぞれシステムバス
を介して、CPUやメモリなどに接続され、それらとの
間で情報等のデータ信号を入出力している。
【0003】このような集積回路チップとしては、一般
的に、内部電源で動作する内部回路と、システムバスを
介して、CPUやメモリなどの外部回路との間で、外部
電源で動作する入出力回路を介して情報信号を入出力す
る半導体装置が、広く使用されている。この半導体装置
は、通常、情報信号の入出力に対して、入出力回路への
信号印加により入出力回路での情報信号に対する入出力
を切り換えるように構成されている。
【0004】以上のように、内部電源および外部電源な
ど複数の電源および入出力回路を備えた一般的な半導体
装置について、以下に説明する。図8は一般的な複数電
源及び入出力回路を備えた半導体装置の構成を示すブロ
ック図である。図8において、801は外部電源と内部
電源という異なる動作電源電圧回路の間に挿入されるレ
ベルシフタ、802は外部からのI/O信号を受ける入
力バッファ、803は内部回路805からの信号をI/
O信号として外部に出力する出力トライステートバッフ
ァ、804は内部電源を生成する内部電源生成回路、8
05は内部電源生成回路804で生成された内部電源で
動作する内部回路である。そして、入力バッファ802
と出力トライステートバッファ803とで、入出力回路
N8が構成され、さらに、入出力回路N8とレベルシフ
タ801とで、I/O信号の内部回路805への入出力
端となる入出力端子部NT8が構成されている。
【0005】上記構成において、外部からI/O信号を
内部回路805へ入力する場合には、外部からのI/O
信号を入力バッファ802で受け、レベルシフタ801
により一旦内部電源への電圧変換を行った後、その信号
を内部回路805へ送っていた。また、内部回路805
からの出力信号を外部にI/O信号として出力する場合
には、まずレベルシフタ801を介して一旦外部電源へ
の電圧変換を行い、出力トライステートバッファ803
より外部にI/O信号として出力していた。その際の出
力トライステートバッファ803の制御信号としては、
内部回路805にて内部電源を元にして生成され、レベ
ルシフタ801により上記の電圧変換が行われた後の信
号が用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の半導体装置では、内部電源生成回路804に
より内部電源を停止または動作させるタイミングで、入
出力端子部NT8において、入出力回路N8内の出力ト
ライステートバッファ803の制御が不能となるため、
入出力回路N8の外部への出力状態が不定となり、シス
テム上でバスが衝突したり他回路が誤動作し得るなどの
問題点を有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、トライステート出力状態が制御不能となることか
ら起こる外部出力の不定によるシステム上でのバス衝突
や他回路の誤動作などの不具合を防止することができ、
外部への情報出力を、そのシステムに適合した形態で行
うことができる半導体装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の半導体装置は、トライステート出力状態を
定位させるために、入出力回路への印加信号を制御し、
例えば内部電源が停止となった場合にはそのタイミング
で、入出力回路への印加信号をトライステート出力状態
がローレベル出力状態となる信号とすることにより、内
部電源のオン/オフによる遷移状態での外部出力を確定
することを特徴とする。
【0009】以上により、トライステート出力状態が制
御不能となることから起こる外部出力の不定によるシス
テム上でのバス衝突や他回路の誤動作などの不具合を防
止することができるとともに、入出力端子部における貫
通電流を抑制することができ、外部への情報出力を、そ
のシステムに適合した形態で行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の半導体
装置は、内部電源で動作する内部回路とその外部との間
で、外部電源で動作する入出力回路を介して情報信号を
入出力し、その入出力に対して、前記入出力回路への信
号印加により前記入出力回路での前記情報信号に対する
入出力を切り換える半導体装置において、前記内部電源
を停止または動作させるタイミングで、前記入出力回路
に、その印加信号として、トライステート出力状態がハ
イレベル出力状態またはローレベル出力状態またはハイ
インピーダンス出力状態となる信号を印加するよう構成
する。
【0011】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
記載の入出力回路への印加信号を外部からの信号により
制御する出力制御回路を備えた構成とする。請求項3に
記載の半導体装置は、請求項1または請求項2記載の入
出力回路への印加信号を制御する出力制御回路を、外部
電源で動作し、前記印加信号の制御のために入力された
外部からのクロックをカウントするカウンタ回路とした
構成とする。
【0012】請求項4に記載の半導体装置は、請求項1
または請求項2記載の入出力回路への印加信号を制御す
る出力制御回路を、外部電源で動作し、前記印加信号の
制御のために入力された前記外部電源で外部クロックに
より動作するPLL回路からのクロックを、カウントす
るカウンタ回路とした構成とする。請求項5に記載のシ
ステム構成方法は、請求項1から請求項4のいずれかに
記載の半導体装置を複数接続し、内部電源を停止または
動作させるタイミングで、入出力回路への印加信号を生
成して、前記入出力回路に印加する方法とする。
【0013】これらの構成および方法によると、トライ
ステート出力状態を定位させるために、入出力回路への
印加信号を制御し、例えば内部電源が停止となった場合
にはそのタイミングで、入出力回路への印加信号をトラ
イステート出力状態がローレベル出力状態となる信号と
することにより、内部電源のオン/オフによる遷移状態
での外部出力を確定する。
【0014】以下、本発明の実施の形態を示す半導体装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。図
1は本実施の形態の半導体装置の一構成例を示すブロッ
ク図であり、内部電源で動作する領域と外部電源で動作
する領域とを有している。図1において、101は内部
電源と外部電源との間でレベル変換するレベルシフタ、
102は内部電源を停止または動作させるタイミング
で、入出力回路N1の出力方向を切り換えるための制御
信号CNTを生成する出力制御回路、103はレベルシ
フタ101の出力と出力制御回路102の制御信号CN
Tとを入力とする2入力型のAND回路、104はレベ
ルシフタ101の出力と出力制御回路102の制御信号
CNTとを入力とする2入力型のOR回路、105は入
出力回路N1の出力方向を切り換え制御する出力トライ
ステートバッファ、106は外部からのI/O信号を受
ける入力バッファ、107は外部から供給される信号D
ETにより停止または動作する機能を有する内部電源を
生成する内部電源生成回路、108は内部電源生成回路
107により生成される内部電源で動作する内部回路で
ある。
【0015】以上のように構成された半導体装置の入出
力端子部NT1において、レベルシフタ101は、外部
からの信号DETにより、内部電源を停止または動作さ
せるタイミングで、ローレベル信号を出力する機能を有
する。ここで、内部電源と外部電源が共に動作している
場合は、レベルシフタ101を介して内部回路108の
信号が出力される。次に内部電源を動作した状態から停
止させた時には、レベルシフタ101はローレベル信号
を出力し、出力制御回路102の出力信号CNTは即座
にハイレベルとなる。よってAND回路103の出力は
ローレベル信号となり、OR回路104の出力はハイレ
ベル信号となる。そのため、図1の半導体装置では、内
部電源を停止した時には、出力トライステートバッファ
105は、その制御信号がローレベルとなり、ハイレベ
ル信号を出力する(ハイレベル信号出力回路)。
【0016】次に内部電源を停止した状態から動作させ
る場合について説明する。内部電源を停止状態から動作
させる場合は、内部電源が安定に動作するまでの間、レ
ベルシフタ101はローレベル信号を出力し、出力制御
回路102の出力信号CNTはハイレベルとなることに
より、図1の半導体装置は、出力トライステートバッフ
ァ105からハイレベル信号を出力する(ハイレベル信
号出力回路)。ただし、内部電源が安定に動作するよう
になった時点で、上記の制御は解除される。
【0017】図2は本実施の形態の半導体装置の他の構
成例を示すブロック図であり、内部電源で動作する領域
と外部電源で動作する領域とを有している。図2におい
て、201は内部電源と外部電源との間でレベル変換す
るレベルシフタ、202は内部電源を停止または動作さ
せるタイミングで、入出力回路N2の出力方向を切り換
えるための制御信号CNTを生成する出力制御回路、2
03はレベルシフタ201の出力と出力制御回路202
からの制御信号CNTとを入力とする2入力のAND回
路、204はレベルシフタ201の出力と出力制御回路
202からの制御信号CNTを入力とする2入力のAN
D回路、205は入出力回路N2の出力方向を切り換え
制御する出力トライステートバッファ、206は外部か
らのI/O信号を受ける入力バッファ、207は外部か
ら供給される信号DETにより停止または動作する機能
を有する内部電源を生成する内部電源生成回路、208
は内部電源生成回路207により生成される内部電源で
動作する内部回路である。
【0018】以上のように構成された半導体装置の入出
力端子部NT2において、レベルシフタ201は、外部
からの信号DETにより内部電源を停止または動作させ
るタイミングで、ローレベル信号を出力する機能を有す
る。ここで、内部電源と外部電源が共に動作している場
合は、レベルシフタ201を介して内部回路208の信
号が出力される。次に内部電源を動作した状態から停止
させた時には、レベルシフタ201はローレベル信号を
出力し、出力制御回路202の出力信号CNTは即座に
ハイレベルとなる。よってAND回路203の出力はロ
ーレベル信号となり、AND回路204の出力もローレ
ベル信号となる。そのため、図2の半導体装置では、内
部電源を停止した時、出力トライステートバッファ20
5は、その制御信号がローレベルとなり、ローレベル信
号を出力する(ローレベル信号出力回路)。
【0019】次に内部電源を停止した状態から動作させ
る場合について説明する。内部電源を停止状態から動作
させる場合は、内部電源が安定に動作するようになるま
での間、レベルシフタ201はローレベル信号を出力
し、出力制御回路202の出力信号CNTはハイレベル
信号を出力し、図2の半導体装置は、出力トライステー
トバッファ105からローレベル信号を出力する(ロー
レベル信号出力回路)。ただし、内部電源が安定に動作
するようになった時点で制御は解除される。
【0020】図3は本実施の形態の半導体装置のさらに
他の構成例を示すブロック図であり、内部電源で動作す
る領域と外部電源で動作する領域とを有している。図3
において、301は内部電源と外部電源との間でレベル
変換するレベルシフタ、302は内部電源を停止または
動作させるタイミングで、入出力回路N3の出力方向を
切り換えるための制御信号CNTを生成する出力制御回
路、303はレベルシフタ301の出力と出力制御回路
302の制御信号CNTとを入力とする2入力のAND
回路、304はレベルシフタ301の出力と出力制御回
路302の制御信号CNTとを入力とする2入力のAN
D回路、305は入出力回路N3の出力方向を切り換え
制御する出力トライステートバッファ、306は外部か
らのI/O信号を受ける入力バッファ、307は外部か
ら供給される信号DETにより停止または動作する機能
を有する内部電源を生成する内部電源生成回路、308
は内部電源生成回路307により生成される内部電源で
動作する内部回路である。
【0021】以上のように構成された半導体装置の入出
力端子部NT3において、レベルシフタ301は、外部
からの信号DETにより、内部電源を停止または動作さ
せるタイミングで、ローレベル信号を出力する機能を有
する。ここで、内部電源と外部電源が共に動作している
場合は、レベルシフタ301を介して内部回路308の
信号が出力される。次に内部電源を動作した状態から停
止させた時には、レベルシフタ301はローレベル信号
を出力し、出力制御回路302の出力信号CNTは即座
にハイレベルとなる。よってAND回路303の出力は
ローレベル信号となり、AND回路304の出力もロー
レベル信号となる。そのため、図3の半導体装置では、
内部電源を停止した時、出力トライステートバッファ3
05は、その制御信号がローレベルとなり、ハイインピ
ーダンス信号を出力する(ハイインピーダンス信号出力
回路)。
【0022】次に内部電源を停止した状態から動作させ
る場合について説明する。内部電源を停止状態から動作
させる場合は、内部電源が安定に動作するまでの間、レ
ベルシフタ301はローレベル信号を出力し、出力制御
回路302の出力信号CNTはハイレベルとなることに
より、図3の半導体装置は、出力トライステートバッフ
ァ305からハイインピーダンス信号を出力する(ハイ
インピーダンス信号出力回路)。ただし、内部電源が安
定に動作するようになった時点で、上記の制御は解除さ
れる。
【0023】図4は図1から図3に示す本実施の形態の
各半導体装置を用いた集積回路の構成を示すブロック図
である。図4において、401は集積回路の内部回路、
402は内部回路401を動作させる内部電源を生成す
る内部電源生成回路、403は内部電源生成回路402
を停止または動作させるタイミングでハイレベル信号を
出力する機能を有するハイレベル信号出力回路(図1)
となる半導体装置、404は内部電源生成回路402を
停止または動作させるタイミングでローレベル信号を出
力する機能を有するローレベル信号出力回路(図2)と
なる半導体装置、405は内部電源生成回路402を停
止または動作させるタイミングでハイインピーダンス信
号を出力する機能を有するハイインピーダンス信号出力
回路(図3)となる半導体装置、406は内部電源生成
回路402を停止または動作させるタイミングで半導体
装置403、404、405の出力状態を切り換えるた
めの制御信号CNTを生成する出力制御回路、407は
内部電源生成回路402の停止または動作の信号を受け
る回路である。
【0024】図1〜図3のようにハイレベル信号出力ま
たはローレベル信号出力またはハイインピーダンス信号
出力の固定出力を可能とする入出力回路を備えた半導体
装置を用いて、集積回路の開発が可能となる。この集積
回路において、内部電源生成回路402を停止または動
作させるタイミングで、各固定出力を有する半導体装置
毎に、ハイレベル信号出力回路403、ローレベル信号
出力回路404、ハイインピーダンス信号出力回路40
5のいずれかに出力を固定させることが可能であり、且
つ出力トライステート信号を制御する出力制御回路10
2、202、302は同一機能であるため、図4に示す
ように出力制御回路406は、集積回路内に一回路のみ
具備していればよい。
【0025】図5は本実施の形態の半導体装置における
出力制御回路の構成を示すブロック図である。この半導
体装置では、出力制御回路406が外部クロックを受け
るように構成されている。図5において、501は内部
電源を停止した時にはカウントアップせず、内部電源を
動作させた場合にその内部電源が安定に動作するまでカ
ウントアップするカウンタ回路、502はカウンタ回路
501の出力を受けて、固定出力を有する半導体装置の
出力状態を切り換えるための制御信号CNTを発生する
制御信号発生器、503は内部電源と外部電源との間で
レベル変換するレベルシフタ、504は外部からの信号
を受ける入力バッファである。
【0026】図5に示すように、外部クロック(CLO
CK)を受ける半導体装置内部に、外部クロックをカウ
ントアップするカウンタ回路501と固定出力を有する
各半導体装置を制御する制御信号発生器502を設け
る。カウンタ回路501は内部電源が停止または動作す
る信号DETを受ける。内部電源を停止する時には、信
号DETを受けてカウンタ回路501はカウントアップ
せず、直ちに制御信号発生器502に制御開始の制御信
号CNTを送り各半導体装置の出力状態を切り換え制御
する。
【0027】一方、内部電源が動作する場合には、内部
電源が安定に動作するまでカウンタ回路501はカウン
トアップをし、制御信号発生器502に制御開始の制御
信号CNTを送り、内部電源が安定に動作するまで、各
半導体装置の出力状態を切り換え制御する。図6は本実
施の形態の半導体装置における出力制御回路406とし
てPLL回路を用いた場合の構成を示すブロック図であ
る。図6において、601は外部より入力されたクロッ
ク(CLOCK)の周波数とPLL回路内でフィードバ
ックされてきたクロック周波数との位相差を検出する位
相比較器、602は位相比較器601で検出された位相
差を電圧に変換するチャージポンプ回路、603はノイ
ズおよび高調波分をカットするローパスフィルタ(LP
F)、604はチャージポンプ回路602からの出力電
圧に応じて発振周波数が制御される電圧制御発振器(V
CO)、605は電圧制御発振器604の出力周波数を
分周する分周器、606は分周器605の出力を受け、
その出力パルスに対して、信号DETにより内部電源を
停止した時はカウントアップせず、内部電源が動作した
場合は内部電源が安定に動作するまでカウントアップす
るカウンタ回路、607はカウンタ回路606の出力を
受け、固定出力を有する半導体装置の出力状態を切り換
え制御するための制御信号CNTを発生する制御信号発
生器である。
【0028】図6のPLL回路の中に、電圧制御発振器
604の出力に基づく分周器605の出力パルスをカウ
ントするカウンタ回路606と、固定出力を有する各半
導体装置を制御するための制御信号CNTを発生する制
御信号発生器607とを設ける。カウンタ回路606
は、内部電源が停止または動作する信号DETを受け、
この信号DETにより内部電源を停止する時には、分周
器605からの出力パルスをカウントアップせず、直ち
に制御信号発生器607に制御開始の信号を送り、制御
信号CNTにより各半導体装置の出力状態を制御する。
【0029】一方、信号DETにより内部電源が動作す
る場合には、内部電源が安定に動作するまで、カウンタ
回路606は分周器605からの出力パルスをカウント
アップし、制御信号発生器607に制御開始の信号を送
り、内部電源が安定に動作するまで、制御信号CNTに
より各半導体装置の出力状態を制御する。図7は本実施
の形態の半導体装置を用いた集積回路を備えたシステム
構成を示すブロック図であり、集積回路704がシステ
ム上でターゲット回路として動作する場合の一構成例で
ある。図7において、701は本システムのCPU、7
02はシステムバス、703はメモリ、704は上述の
固定出力を有する半導体装置を具備する集積回路であ
る。
【0030】図7に示すように、固定出力を有する半導
体装置を具備する集積回路704の内部電源を停止また
は動作させるタイミングで、CPU701がメモリ70
3にアクセスする場合、集積回路704のシステムバス
702に接続される固定出力を有する各半導体装置は図
3記載の半導体装置であり、この半導体装置は出力制御
回路406により制御され、ハイインピーダンス信号を
バスに送出する。従って、メモリアクセスの際にバスの
衝突を防ぐことができる。
【0031】また、集積回路704がシステムのマスタ
回路として動作する場合について説明する。内部電源を
停止または動作させるタイミングで、集積回路704の
システムバス702に接続される固定出力を有する各半
導体装置は、システムの特性を考慮し、図1〜図3に記
載の半導体装置より選択する。
【0032】この半導体装置は、それぞれ出力制御回路
406により制御され、ハイレベル信号またはローレベ
ル信号またはハイインピーダンス信号をバスに出力す
る。従って、集積回路704の内部電源を停止または動
作させるタイミングで、システムバス702に接続され
ている他のターゲット回路にアクセスしてしまうような
誤動作は起こさない。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トライス
テート出力状態を定位させるために、入出力回路への印
加信号を制御し、例えば内部電源が停止となった場合に
はそのタイミングで、入出力回路への印加信号をトライ
ステート出力状態がローレベル出力状態となる信号とす
ることにより、内部電源のオン/オフによる遷移状態で
の外部出力を確定することができる。
【0034】そのため、トライステート出力状態が制御
不能となることから起こる外部出力の不定によるシステ
ム上でのバス衝突や他回路の誤動作などの不具合を防止
することができるとともに、入出力端子部における貫通
電流を抑制することができ、外部への情報出力を、その
システムに適合した形態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体装置の一構成例を
示すブロック図
【図2】同実施の形態の半導体装置の他の構成例を示す
ブロック図
【図3】同実施の形態の半導体装置のさらに他の構成例
を示すブロック図
【図4】同実施の形態の半導体装置を用いた集積回路の
構成を示すブロック図
【図5】同実施の形態の半導体装置における出力制御回
路の構成を示すブロック図
【図6】同実施の形態の半導体装置における出力制御回
路にPLL回路を用いた構成を示すブロック図
【図7】同実施の形態の半導体装置を用いた集積回路を
備えたシステム構成を示すブロック図
【図8】従来の半導体装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
101 レベルシフタ 102 出力制御回路 103 AND回路 104 OR回路 105 出力トライステートバッファ 106 入力バッファ 107 内部電源生成回路 108 内部回路 201 レベルシフタ 202 出力制御回路 203 AND回路 204 AND回路 205 出力トライステートバッファ 206 入力バッファ 207 内部電源生成回路 208 内部回路 301 レベルシフタ 302 出力制御回路 303 AND回路 304 AND回路 305 出力トライステートバッファ 306 入力バッファ 307 内部電源生成回路 308 内部回路 401 内部回路 402 内部電源生成回路 403 ハイレベル信号出力回路 404 ローレベル信号出力回路 405 ハイインピーダンス信号出力回路 406 出力制御回路 407 内部電源ON/OFF信号受信回路 501 カウンタ回路 502 制御信号発生器 503 レベルシフタ 504 入力バッファ 601 位相比較器 602 チャージポンプ回路 603 LPF 604 電圧制御発振器(VCO) 605 分周器 606 カウンタ回路 607 制御信号発生器 701 CPU 702 システムバス 703 メモリ 704 集積回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電源で動作する内部回路とその外部
    との間で、外部電源で動作する入出力回路を介して情報
    信号を入出力し、その入出力に対して、前記入出力回路
    への信号印加により前記入出力回路での前記情報信号に
    対する入出力を切り換える半導体装置において、前記内
    部電源を停止または動作させるタイミングで、前記入出
    力回路に、その印加信号として、トライステート出力状
    態がハイレベル出力状態またはローレベル出力状態また
    はハイインピーダンス出力状態となる信号を印加するよ
    う構成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 入出力回路への印加信号を外部からの信
    号により制御する出力制御回路を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 入出力回路への印加信号を制御する出力
    制御回路を、外部電源で動作し、前記印加信号の制御の
    ために入力された外部からのクロックをカウントするカ
    ウンタ回路としたことを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 入出力回路への印加信号を制御する出力
    制御回路を、外部電源で動作し、前記印加信号の制御の
    ために入力された前記外部電源で外部クロックにより動
    作するPLL回路からのクロックを、カウントするカウ
    ンタ回路としたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の半導体装置を複数接続し、内部電源を停止または動作
    させるタイミングで、入出力回路への印加信号を生成し
    て、前記入出力回路に印加することを特徴とするシステ
    ム構成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280893A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 半導体装置
JP2003069404A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Fujitsu Ltd 半導体装置
JP2011211512A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Citizen Holdings Co Ltd 電子回路

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