JP2001185023A - プラズマディスプレイパネルの製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの製造方法

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JP2001185023A
JP2001185023A JP37031299A JP37031299A JP2001185023A JP 2001185023 A JP2001185023 A JP 2001185023A JP 37031299 A JP37031299 A JP 37031299A JP 37031299 A JP37031299 A JP 37031299A JP 2001185023 A JP2001185023 A JP 2001185023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペーサと隔壁との間のクラックを防止でき、
容易に製造できるプラズマディスプレイパネルを提供す
る。 【解決手段】(a)セラミックスおよび/またはガラス
からなる背面板2表面にガラス粉末を含有するスペーサ
用ペーストを用いて複数のスペーサ成形体11を被着形
成する工程と、(b)背面板2表面のスペーサ成形体1
1間にスペーサ25より軟化温度の低い隔壁26を形成
するためのガラス粉末を含有する隔壁用ペーストを用い
て隔壁成形体22を形成する工程と、(c)背面板2表
面のスペーサ25と隔壁成形体22を焼成してスペーサ
25と隔壁26とを形成する工程と、(d)スペーサ2
5および隔壁26側壁面に蛍光体28を被着形成する工
程と、(e)スペーサ25の先端面に正面板30を貼り
合わせる工程とによってプラズマディスプレイパネルを
作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルの製造方法に関するものであり、特にスペー
サの形成方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】平面画像表示装置として近年注目されてい
るプラズマディスプレイパネルは、複数のセルを設け、
該セルを選択的に発光させることにより画像として表示
させるものであり、その具体的な構造は、例えば、対向
する一対の基板間に複数のスペーサを設けることによっ
てセルを形成し、該セル内に蛍光体を配設して希ガスを
封入するとともに、一対の放電電極間に電圧を印加して
放電させ、放電により生じる紫外線を蛍光体に作用させ
て発光させるものである。
【0003】かかるプラズマディスプレイパネルにおい
ては、一対の基板それぞれに放電電極を配設し、基板間
で放電させる対向型プラズマディスプレイパネルと、前
記一対の基板のうち、正面板側のみに一対の放電電極を
形成し、正面板近傍で放電させる3電極型プラズマディ
スプレイパネルが知られている。
【0004】具体的には、対向型プラズマディスプレイ
パネルは、ガラス基板等からなる正面板と背面板間にガ
ラスを含有する格子状のスペーサを配設して表示セルを
形成し、該セルの前記正面板と背面板表面それぞれに正
または負電極を形成し、各セル内に希ガス等を封入して
交流電流を印加して基板間で放電させる構造からなる。
【0005】一方、3電極型プラズマディスプレイパネ
ルは、前記正面板と背面板間にリブ状のスペーサを複数
本並列に配設して長方形形状のセルを形成して各セル内
に希ガス等を封入するとともに、前記正面板側に前記ス
ペーサと直交するように配設された複数対の放電電極間
に交流電流を印加して放電させる構造からなる。
【0006】このうち、対向型プラズマディスプレイパ
ネルは、プラズマ密度の高い部分がセル内の蛍光体形成
部に近いために、放電電極がスパッタされるとともに蛍
光体が劣化して蛍光体の発光輝度が劣化し、輝度の経時
変化が大きいという問題があり、プラズマ密度の高い部
分がセル内の蛍光体形成部から遠く、放電電極および蛍
光体が劣化しにくく発光輝度の低下が少ない3電極型プ
ラズマディスプレイパネルが注目されている。
【0007】一方、プラズマディスプレイパネルのスペ
ーサを製造する一般的な方法は、例えば、背面板の一方
の表面にガラスにセラミックフィラーを添加したスペー
サ用ペーストを用いて、スクリーン印刷法等を複数回繰
り返す方法、スペーサ用ペーストからなるペースト層を
形成し、その表面から溝部を有する成形型を押圧、離型
する型押し法、所定厚みの前記スペーサ用ペースト層を
形成し、マスク等を用いたフォトリソグラフィ法により
スペーサ以外の部分を除去する方法等によってスペーサ
成形体を被着形成した後、スペーサ成形体を焼成する方
法や、前記背面板の一方の表面にスペーサ用塊状体を被
着形成してサンドブラスト法等によりスペーサ以外の塊
状体を研削、除去する方法が知られているが、スペーサ
の寸法精度、微細化、歩留まりの点で前述のスペーサ成
形体を作製して焼成する方法が好適に用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記3
電極型プラズマディスプレイパネルでは、スペーサが平
行に配設されるのみであり、スペーサが格子状に配設さ
れる前記対向型プラズマディスプレイパネルに比べて蛍
光体が被着されるスペーサ壁面の面積が少なく、蛍光体
の形成面積比率が低いため、発光に寄与する蛍光体の面
積が小さくパネルの発光輝度が低いという問題があっ
た。
【0009】また、3電極型プラズマディスプレイパネ
ルに前記対向型プラズマディスプレイパネルのような格
子状のスペーサを形成して蛍光体の塗布面積を増すと、
パネルの輝度が向上することが期待されるが、格子状の
スペーサ成形体を作製し、これを焼成して格子状のスペ
ーサを作製すると、スペーサ成形体の焼結による収縮に
よって直交して接するスペーサ同士の接合部でクラック
等が発生し、これに伴って発生する破片がセル内の電極
等に付着して該セルが未点灯となったり、スペーサと正
面板との接着部に介在してセル内の封止性を劣化させ、
隣接するセル内にプラズマが漏れて正確な点灯をするこ
とができないという問題があった。
【0010】そこで、従来、対向型プラズマディスプレ
イパネルで用いられているような格子状のスペーサを作
製するには、例えば、背面板表面にスクリーン印刷法に
より厚み30μm程度の格子状のスペーサ成形体を形成
し、焼成して高さの低いスペーサを作製する工程を複数
回、例えば5〜6回程度繰り返して積層する方法や、背
面板表面にスペーサ用の塊状体を被着形成した後、サン
ドブラスト法等によりスペーサ以外の部分を研削、除去
する方法等が用いられていたが、上記の方法では、工程
上手間がかかったり、微細なスペーサを形成することが
できないという問題があった。
【0011】本発明は前記課題を解決するために成され
たもので、プラズマディスプレイパネルにおいて、鮮明
で発光輝度の高い画像が得られるとともに、スペーサに
クラックが発生することのないプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題に
ついて検討した結果、プラズマディスプレイパネルにお
いて、並列に配設された隣接する2つのスペーサ成形体
またはスペーサ間に該スペーサ成形体またはスペーサよ
り収縮開始温度の低い隔壁成形体を印刷法により設け
て、焼成することにより、隔壁のスペーサとの接合部で
発生するクラックを防止でき、セルの未点灯を防止し、
セルの封止性を高めて正確な画像が形成できることを見
いだした。
【0013】すなわち、本発明のプラズマディスプレイ
パネルの製造方法は、(a)セラミックスおよび/また
はガラスからなる基板表面にガラス粉末を含有するスペ
ーサ用ペーストを用いて複数のスペーサ成形体を被着形
成する工程と、(b)前記基板表面の前記スペーサ成形
体間にガラス粉末を含有する隔壁用ペーストを用いて隔
壁成形体を接着形成する工程と、(c)前記基板表面の
スペーサ成形体および隔壁成形体を焼成してスペーサと
隔壁とを形成する工程と、(d)前記スペーサおよび前
記隔壁側壁面に蛍光体を被着形成する工程と、(e)前
記スペーサの先端面に他の基板を貼り合わせる工程とを
具備するものであって、前記(c)工程における前記隔
壁の軟化温度が前記スペーサの軟化温度より低いことを
特徴とするものである。
【0014】また、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルの他の製造方法は、(a)セラミックスおよび/また
はガラスからなる基板表面にガラスを含有するスペーサ
を被着形成する工程と、(b)前記基板表面の前記スペ
ーサ間にガラス粉末を含有する隔壁用ペーストを用いて
隔壁成形体を接着形成する工程と、(c)前記基板表面
の隔壁成形体を焼成して隔壁を形成する工程と、(d)
前記スペーサおよび前記隔壁側壁面に蛍光体を被着形成
する工程と、(e)前記スペーサの先端面に他の基板を
貼り合わせる工程とを具備するものであって、前記
(c)工程における前記隔壁の軟化温度が前記スペーサ
の軟化温度より低いことを特徴とするものである。
【0015】ここで、前記隔壁中の鉛の含有量が前記ス
ペーサ中の鉛の含有量より多いことが望ましく、また、
前記隔壁の誘電率が10以下であること、前記隔壁の気
孔率が前記スペーサの気孔率より大きいことが望まし
い。
【0016】また、前記(b)工程において、前記隔壁
用ペースト中に焼成により酸化して体積膨張する金属を
添加し、前記(e)工程にて前記金属を酸化させること
が望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のプラズマディスプレイパ
ネルの製造方法の一例について図1の工程図を基に説明
する。 まず、厚み2〜3.5mmのソーダライムガラ
ス、低ソーダガラス、鉛ケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラ
ス等のガラスやセラミックス、特にナトリウム分および
鉛分が少ない低ソーダガラスからなる背面板2を準備す
る。
【0018】この背面板2表面にAg、Ni、Al、C
rまたはCu等を主成分とする導体層からなり、ピッチ
140〜600μmとなるライン形状のアドレス電極3
をスクリーン印刷法、フォトレジスト法、アディティブ
法等によって形成する。
【0019】そして、背面板2のアドレス電極3形成面
に10〜30μm厚みの誘電体4を、例えばスクリーン
印刷法等により形成する。なお、誘電体4は後述のスペ
ーサ25と同じ材質とし、スペーサ25形成時に同時に
形成してもよい。
【0020】次に、望ましくは平均粒径0.2〜10μ
m、特に0.2〜5μmの、例えば、鉛系ガラス、アル
カリケイ酸系ガラス、ビスマス系ガラス等の基板より低
い軟化点を有するガラス粉末に対して、所望により、ス
ペーサの軟化点を調整するため、白色度を向上させるこ
と、着色すること、誘電率を調整して発光効率を向上さ
せる等のため、SiO2、ZrO2、TiO2、Al
23、Si34、Fe23、NiO、CuO、MnO、
PbO等の少なくとも1種のフィラー粉末を添加し、ま
た、所望により有機バインダ、硬化剤、分散剤、溶剤等
を添加、混合して、スペーサ用ペーストを作製する。
【0021】そして、上記スペーサ用ペーストを用いて
誘電体4表面にロールコータ法、スクリーン印刷法等に
よりスペーサ用ペースト層6を被着、形成し(図1
(A)参照)、このスペーサ用ペースト層6表面から溝
部8を有する成形型9を押圧して離型する、いわゆる型
押し法によりスペーサ成形体11を作製する(図1
(B)〜(D)参照)。なお、上記型押し法の場合、成
形型としては成形性の点でロール形状の成形型を用いる
こともできる。
【0022】また、本発明によれば、スペーサ成形体1
1を作製する方法として、図1の型押し法以外に、例え
ば、前記スペーサ用ペーストを用いてスクリーン印刷法
等の公知の印刷法を複数回繰り返す方法、またはスペー
サ成形体高さの厚みを有するペースト層を作製し、該ペ
ースト層表面からマスク等を用いてフォトレジスト法等
によりスペーサ以外の部分をエッチング、除去してスペ
ーサを作製する方法を適応することも可能である。
【0023】次に、図1(E)のようにスペーサ成形体
11間の所定の位置に隔壁成形体22を形成する方法を
図2に示すその一部工程図を基に説明する。まず、望ま
しくはスペーサ用原料中の成分に対して、例えば、ガラ
ス中の、鉛、亜鉛等やリチウム、ナトリウム、カリウム
等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム、バリウ
ム等のアルカリ土類金属の成分、中でも鉛の含有量を増
すか、ガラス中に固溶するフィラーとしてPbO、Zn
O等を多く添加したもの、またはSiO2、TiO2、A
23、ZrO2等のガラス中に不溶のフィラーの添加
量を減じたものを用い、また、所望により有機バイン
ダ、硬化剤、分散剤、溶剤等を添加、混合して、隔壁用
ペースト20を作製する。
【0024】そして、この隔壁用ペースト20を用い、
スクリーン製版21およびスキージ23を用いてスペー
サ成形体11間の所定の位置にスクリーン印刷法等の公
知の印刷法を少なくとも1回、望ましくは複数回繰り返
すことによってスペーサ成形体11間の所定の位置に隔
壁成形体22を被着形成する。
【0025】ここで、隔壁成形体22の高さは必ずしも
スペーサ成形体11の高さと同じである必要はなく、隔
壁成形体22の少なくとも一部の高さを低くすることに
より、後述する蛍光体ペーストの塗布、セル内への希ガ
スの封入等が容易となるとともに、パネル1の上面から
下面へ印加電圧をスキャンして点灯させる時に隔壁26
を介してスペーサ25と隔壁26とで囲まれた後述の図
3〜5に示すセル27間に発生した電荷が移動して次の
セルの放電電極間に印加する放電開始に必要な電圧を小
さくできることから、迅速に、低い電圧で点灯させるこ
とができる。
【0026】なお、図2によれば、隔壁成形体22の先
端面が凹曲面にて形成されている。
【0027】そして、スペーサ成形体11および隔壁成
形体22を被着形成した背面板2を、例えば、酸化性雰
囲気中、550〜600℃にて焼成して、スペーサ25
と隔壁26とを作製する。また、隔壁26は後述のスペ
ーサ成形体11を焼成した後に形成してもよいが、工程
の短縮の点ではスペーサ成形体11と隔壁成形体22と
を作製した後、同時焼成することが望ましい。
【0028】本発明によれば、隔壁成形体22の軟化温
度がスペーサ成形体11の軟化温度よりも低いことが重
要であり、これによって後述する焼成時に隔壁成形体2
2がスペーサ成形体11より低い温度で軟化し、焼成
中、隔壁成形体22の粘度がスペーサ成形体11の粘度
より低下して隔壁成形体22が焼成時に塑性変形できる
ことによって、スペーサ25と隔壁26との間に焼成に
よる収縮に伴ってクラックが発生することを防止でき
る。なお、焼成後においても、隔壁26の軟化温度はス
ペーサ25の軟化温度よりも低くなる。
【0029】さらに、隔壁26原料中に焼成により酸化
して体積膨張する金属粉末を添加することによって隔壁
の焼成時の収縮率を抑制し、これによって、さらにスペ
ーサ25と隔壁26間のクラックを防止できる。
【0030】また、隔壁26中のPbOやTiO2の含
有量を低減するか、またはSi、アルカリ金属、Li等
の成分をスペーサ25よりも増加するか、さらに隔壁2
6中の気孔率をスペーサ25の気孔率よりも大きくして
隔壁26の誘電率を10以下、特に7以下と低めること
によって、パネル1の上面から下面へ印加電圧をスキャ
ンして点灯させる時に隔壁26を介して隣接するセル2
7に印加された電荷が移動する際に隔壁に蓄積された多
量の電荷が移動し、パネル1の下面で電荷が蓄積され過
ぎて生じる異常放電を防止することができる。
【0031】なお、隔壁成形体22の軟化点がスペーサ
成形体11の軟化点より低いために焼成時に、隔壁成形
体22が軟化して塑性変形し、隔壁26の背面板2接合
面における厚みが隔壁26の正面板30と接合または対
向する端部の厚みよりも厚くすることも可能であり、ま
た、焼成によって隔壁成形体22が軟化して塑性変形
し、隔壁26先端面を凹曲面とすることもできる。
【0032】そして、背面板2、隣接するスペーサ2
5、25とで囲まれた部分の隔壁26、26の壁面を含
む内壁面に各色の蛍光体と有機バインダとを含有する蛍
光体ペーストを、スクリーン印刷法、ディスペンサ法等
の公知の印刷法によって、スペーサ25、25間のそれ
ぞれのセル27内に塗布した後、酸化性雰囲気中、特に
酸化性ガスを流しながら、前記蛍光体ペースト中の有機
バインダを分解、揮散させ、さらに、例えば250〜5
00℃にて後述の図4に示す蛍光体28を焼き付ける。
【0033】なお、蛍光体28は、例えば、(Y,G
d)BO3:Eu、Zn2SiO4:Mn、BaMgAl
1017:Eu2+等からなり、放電によって発生する紫外
線によって励起され、R(赤)、G(緑)、B(青)等
の特定の波長を有する可視光を発光するものである。
【0034】また、蛍光体28は、セル27内の背面板
2表面、スペーサ25の壁面の背面板2側および隔壁2
6の壁面の背面板2側から所望の距離に渡り、また、放
電電極32が形成された正面板30側から離間して被着
形成されてもよく、蛍光体28の平均厚みが5〜30μ
mとなるように形成されることが望ましい。
【0035】一方、正面板30上に蒸着法等の薄膜形成
法やフォトレジスト法、スクリーン印刷法、リフトオフ
法、アディティブ法等の印刷法およびフォトグラフィ法
によって一対の放電電極32、32を少なくとも1つ形
成し、また、所望によりスクリーン印刷法、ラミネート
法によって誘電体層33を形成した後、蒸着法等の公知
の薄膜形成法によりMgO膜34等を被着形成した後、
アドレス電極3と放電電極32とが直交するように正面
板30と背面板2とを位置合わせし、貼り合わせて接合
する(図1(F)参照)。
【0036】放電電極32は、ライン形状の電極であ
り、インジウムとスズの合金酸化物(ITO)や酸化ス
ズ(SnO2)等からなる透明な材料から形成されるも
のであり、アドレス電極3は、例えば、幅40〜120
μm、アドレス電極3、12のピッチ140〜600μ
mとなるライン形状の電極であり、Ni、Ag、Al、
CrまたはCu等を主成分とする導体層からなる。
【0037】さらに、スペーサ25と隔壁26とで囲ま
れた図3に示すセル27内は、He、Ne、Xe等の放
電ガスが3.0×104〜7.0×105Pa封入され
る。
【0038】その後、得られた背面板2と正面板30と
を位置合わせして、ガラスフリット等を介在させて加熱
することにより封着し、10-4Pa程度まで真空引きし
た後、XeやHe−Xe、Ne−Xe等を主成分とする
放電ガスを3×105〜7×105Pa気密封入してセル
が完成される。
【0039】また、画面のコントラストを高めるために
正面板30の表面および/または複数対の放電電極間に
ブラックマトリックス(図示せず。)をスクリーン印刷
によって形成することもできるが、該ブラックマトリッ
クスはスペーサ25および隔壁26上面に形成すること
もでき、さらに両者を併用することもできる。
【0040】なお、図1では、スペーサと隔壁とを同時
焼成により形成したものであったが、本発明はこれに限
られるものではなく、スペーサの寸法精度向上の点でス
ペーサを作製した後に隔壁成形体を形成して焼成するも
のであってもよい。
【0041】この場合には、まず、背面板2表面に上述
したスペーサ用ペーストを用いて、型押し法、印刷法フ
ォトレジスト法によりスペーサ成形体11を作製した
後、これを焼成するか、または背面板2表面にスペーサ
用ペースト層を形成し、焼成した後、サンドブラスト法
等の研削法によりスペーサ塊状体のスペーサ以外の部分
を研削、除去することによってスペーサ25を形成す
る。
【0042】次に、背面板2表面のスペーサ25、25
間に印刷法等によって隔壁成形体22を形成した後、所
定の温度により焼成することによってスペーサ25と接
合、一体化した隔壁26を作製することができ、その後
上記と同様に蛍光体28、放電電極32、誘電体33、
MgO34膜を形成した正面板を貼り合わせてプラズマ
ディスプレイパネルを作製することができる。
【0043】本発明によれば、この方法においても、隔
壁成形体22の軟化温度がスペーサ成形体11の軟化温
度よりも低いことが重要である。
【0044】本発明のプラズマディスプレイパネルの一
例について、図3の正面板30、誘電体33、MgO膜
34とを省略した概略斜視図および図4の概略断面図を
基に説明する。
【0045】図3において、プラズマディスプレイパネ
ル1は、所定間隔離間して平行に形成された背面板2と
正面板30との2枚の基板間に複数のリブ状のスペーサ
25が所定間隔離間して並列に配設されている。
【0046】本発明によれば、背面板2と正面板30と
スペーサ25、25によって囲まれた空間を複数の空間
に仕切るため、スペーサ25、25と交差する方向に複
数の隔壁26、26が背面板2表面および隣接するスペ
ーサ25、25壁面に配設されており、背面板2、正面
板30、隣接するスペーサ25、25、隣接する隔壁2
6、26によって挟まれるセル27が形成されている。
そして、セル27内の背面板2表面、スペーサ25壁面
および隔壁26壁面には蛍光体28が被着形成されてい
る。
【0047】また、本発明によれば、隔壁26の誘電率
を10以下とすることよって正面板30表面に蓄積され
る電荷が増大してパネル1の下面部で生じる異常放電を
防止することができる。
【0048】さらに、スペーサ成形体11の形状は、後
述するスペーサ成形体11を焼成して得られるスペーサ
25の形状が、例えば、幅50〜150μm、高さ12
0〜170μm程度の長さ方向に長いリブ状で、ピッチ
140〜600μmのストライプ状に形成することが望
ましい。なお、焼成によるスペーサ25の変形の抑制お
よびスペーサ25の強度向上の点で、スペーサ25の背
面板2接合面での厚みが正面板30接着面での厚みより
も厚くなるように形成してもよい。
【0049】隔壁26の形状は、例えば、幅50〜60
0μm、ピッチ100〜1200μmで、高さはその少
なくとも一部、特に隔壁の先端面における中央部付近が
スペーサ25よりも望ましくは10μm以上低いこと、
すなわち正面板30と10μm以上離間することが望ま
しく、これによって、蛍光体ペーストの塗布、セル内へ
の希ガスの封入等が容易となる。また、輝度向上の点も
加味すると、隔壁26の最小高さはスペーサ25の高さ
の50〜90%であることが望ましい。
【0050】また、発光に寄与する蛍光体28の面積、
すなわちセル27内の蛍光体28の比表面積を増加させ
るためにスペーサ25と隔壁26とが直交することが望
ましい。
【0051】また、隔壁26の背面板2との接合強度を
高める点で、隔壁26の正面板30と対向する端面にお
ける厚みが、隔壁26の背面板2接合面における厚みよ
りも薄いことが望ましく、さらに、隔壁26壁面を円
弧、楕円、放物線等の凹曲面となるように形成すれば、
発光に寄与する蛍光体28の面積を高め、蛍光体28が
局部的に劣化することが防止できる。
【0052】さらに、正面板30表面にはライン状の一
対の放電電極32、32が、セル27と交差するととも
に、それぞれ隣接する隔壁26、26間に配設され、か
つセル27内の背面板2表面にはスペーサ25間にスペ
ーサ25と並列に配設されたライン状のアドレス電極3
が複数配設されており、放電電極32、32とアドレス
電極3とが直交するように形成されている。そして、放
電電極32、32間に電圧を印加するとともに、所定の
アドレス電極3に電圧を印加することによって、放電電
極32、32間で放電させて、セル27内の蛍光体28
を発光させ、正面板30の他の表面にて画像として表示
する。
【0053】また、本発明によれば、スペーサ25と隔
壁26との配置は、図3に示すようなスペーサ25を介
して隔壁26が連続的に形成される、特に隔壁26がス
ペーサ25を介して一直線状に配設され、スペーサ25
と隔壁26とによって格子が形成される構造や、図5に
示すように、壁面が対向して配設された2つの隔壁4
3、43間のほぼ中央部に位置し、かつ前記2つの隔壁
43、43とスペーサ42を隔てた位置に隣接する隔壁
43'が配設される、すなわち、スペーサ42と隔壁4
3、43‘とによって千鳥格子が形成された構造であっ
てもよい。図5のプラズマディスプレイパネル41によ
れば、図3のプラズマディスプレイパネル1に比較して
放電電極45の数を半分程度に減らすことができる。
【0054】
【実施例】(実施例)画像表示領域が厚さ2mmの40
インチサイズ用のソーダライムガラスからなるガラス基
板上に、銀ペーストを用いてスクリーン印刷によってア
ドレス電極パターンを形成し、580℃にて焼き付け
た。
【0055】一方、下記に示す平均粒径0.5μmの低
融点ガラス粉末A、B ガラスA:PbO49重量%、SiO214重量%、Z
nO10重量%、B23:27重量% ガラスB:PbO58重量%、SiO24.0重量%、
ZnO2.0重量%、B23:36重量% に対して、表1に示すフィラーおよび金属粉末と、α−
テレピネオールと、ポリビニルブチラールと、分散剤、
アルコール等の溶剤とを添加、混練してスペーサおよび
隔壁用ペーストを作製した。
【0056】そして、表1に示す原料からなるペースト
を用いて前記電極表面にスリットコータによって層状に
形成し、溝部とを有する成形型によって型押しし、離型
してスペーサ成形体を作製した。なお、成形によりアド
レス電極表面にスペーサ成形体と同じ材質からなる誘電
体も形成した。また、スペーサ成形体が硬化した後、ス
クリーン印刷法を複数回繰り返すことによってスペーサ
成形体間の所定の位置に隔壁成形体を形成した。
【0057】これを、大気中、570℃で焼成したとこ
ろ、基板上には幅120μm、高さ150μm、ピッチ
360μmのスペーサおよび幅100μm、隔壁先端面
における中央部の高さ80μm、ピッチ1080μmの
隔壁が得られた。
【0058】そして、隣接するスペーサ間の背面板と隔
壁とによって囲まれたコの字部分の内壁に、蛍光体とセ
ルロース系有機バインダとを含有する蛍光体ペーストを
スクリーン印刷法により塗布し、空気を流しながら加熱
して脱バインダ処理し、該蛍光体を500℃で焼き付け
た。なお、レーザー変位計を用いて測定したところ、蛍
光体の隔壁壁面での平均厚みは8μmであった。
【0059】そして、背面板と正面板とをガラスフリッ
トによって封着して、1.3×10 -4Paまで真空排気
した後、Ne−Xeを主成分とする放電ガスを3.25
×105〜4.0×105Paで気密封入してプラズマデ
ィスプレイパネルを作製した。
【0060】また、上記プラズマディスプレイパネルを
用いて、放電電極間に200Vの電圧を印加してパネル
を全面点灯させて発光輝度の平均値を測定し、印加電圧
に対する発光効率を測定し、また、未点灯セルの個数を
測定した。さらに、このプラズマディスプレイパネルに
対して、放電電極間に200Vの電圧をパネルの上面か
ら下面に印加、スキャンして放電表示セルを点灯させ、
全セル発光1分間、全セル消光1分間を5回繰り返した
時に発生した異常放電の回数を測定し、表1に示した。
【0061】さらに、上記プラズマディスプレイパネル
に対して、スペーサおよび隔壁に平行な方向に振動周波
数10Hz、振幅幅10mmの正弦振動を10分間付与
した後、パネルの正面板を剥がして顕微鏡にてクラック
の発生個数を確認し、表1に示した。
【0062】また、スペーサ成形体および隔壁成形体の
軟化温度をJISR8101−1959に基づいて測定
し、表1に示した。
【0063】(比較例)実施例1において、背面板表面
にスペーサのみを形成する以外は実施例1と同様にプラ
ズマディスプレイパネルを作製し、同様に評価した。結
果は表1に示した。
【0064】
【表1】
【0065】表1から明らかなように、隔壁を形成しな
い試料No.1では、パネルの発光輝度が低いものであ
った。また、スペーサと隔壁とを同じ材料で形成し、ス
ペーサと隔壁との軟化温度が同じである試料No.2で
は、隔壁を焼成する際に隔壁のスペーサ接合部付近に発
生したクラックの数が多いものであり、未点灯セルの数
が多いものであった。さらに、また、隔壁の軟化温度が
スペーサの軟化温度よりも高い試料No.17では、隔
壁を焼成する際に隔壁のスペーサ接合部付近に発生した
クラックの数が多いものであり、未点灯セルの数が多い
ものであった。
【0066】これに対して、本発明の範囲内である試料
No.3〜16では、いずれもクラックの発生個数が1
個以下であり、特に、隔壁の原料中に金属であるSi、
Al、Cuを添加した試料No.14〜16では、クラ
ックが発生することなく安定した点灯ができ、信頼性の
高いものであった。また、隔壁の誘電率がスペーサの誘
電率より低い試料No.3〜10ではいずれも異常放電
の回数が2回以下と少ないものであった。
【0067】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明のプラズマ
ディスプレイパネルによれば、背面板と正面板間を所定
間隔に保つためのスペーサに加えてスペーサより軟化温
度の低い隔壁を設け、該隔壁壁面にも蛍光体を被着形成
することによって、パネルの発光効率を高めることがで
きるとともに、隔壁のスペーサ接合部付近に発生するク
ラックを防止できる。
【0068】また、隔壁の原料中に焼成により酸化して
体積膨張する金属を添加し、隔壁の焼成時に金属を膨張
させることによって隔壁の収縮を抑制でき、さらにクラ
ックの発生を防止することができる。
【0069】さらに、隔壁の誘電率を10以下と低める
ことによって、異常放電を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方
法についての一実施例を示す工程図である。
【図2】図1のプラズマディスプレイパネルの製造方法
における隔壁の形成方法を説明するための図である。
【図3】本発明のプラズマディスプレイパネルの正面
板、誘電体およびMgO膜を省略した概略斜視図であ
る。
【図4】図3のプラズマディスプレイパネルの概略断面
図である。
【図5】本発明の他のプラズマディスプレイパネルの正
面板、誘電体およびMgO膜を省略した概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 プラズマディスプレイパネル 2 背面板 3 アドレス電極 4、33 誘電体 6 スペーサ用ペースト層 8 溝部 9 成形型 11 スペーサ成形体 20 隔壁用ペースト 21 スクリーン製版 22 隔壁成形体 23 スキージ 25 スペーサ 26 隔壁 28 蛍光体 30 正面板 32 放電電極 34 MgO膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村元 康人 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ株 式会社総合研究所内 (72)発明者 酒井 久満 滋賀県八日市市蛇溝町長谷野1166番地の6 京セラ株式会社滋賀工場内 Fターム(参考) 5C027 AA09 5C040 GA03 GF18 GF19 JA22 KA09 KB03 MA22 MA30 5C094 AA42 AA43 BA31 CA19 EC00 FB20 GB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)セラミックスおよび/またはガラス
    からなる基板表面にガラス粉末を含有するスペーサ用ペ
    ーストを用いて複数のスペーサ成形体を被着形成する工
    程と、(b)前記基板表面の前記スペーサ成形体間にガ
    ラス粉末を含有する隔壁用ペーストを用いて隔壁成形体
    を接着形成する工程と、(c)前記基板表面のスペーサ
    成形体および隔壁成形体を焼成してスペーサと隔壁とを
    形成する工程と、(d)前記スペーサおよび前記隔壁側
    壁面に蛍光体を被着形成する工程と、(e)前記スペー
    サの先端面に他の基板を貼り合わせる工程とを具備する
    プラズマディスプレイパネルの製造方法であって、前記
    (c)工程における前記隔壁の軟化温度が前記スペーサ
    の軟化温度より低いことを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネルの製造方法。
  2. 【請求項2】(a)セラミックスおよび/またはガラス
    からなる基板表面にガラスを含有するスペーサを被着形
    成する工程と、(b)前記基板表面の前記スペーサ間に
    ガラス粉末を含有する隔壁用ペーストを用いて隔壁成形
    体を接着形成する工程と、(c)前記基板表面の隔壁成
    形体を焼成して隔壁を形成する工程と、(d)前記スペ
    ーサおよび前記隔壁側壁面に蛍光体を被着形成する工程
    と、(e)前記スペーサの先端面に他の基板を貼り合わ
    せる工程とを具備するプラズマディスプレイパネルの製
    造方法であって、前記(c)工程における前記隔壁の軟
    化温度が前記スペーサの軟化温度より低いことを特徴と
    するプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記隔壁中の鉛の含有量が前記スペーサ中
    の鉛の含有量より多いことを特徴とする請求項1または
    2記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記隔壁の誘電率が10以下であることを
    特徴とする請求項1または2記載のプラズマディスプレ
    イパネルの製造方法。
  5. 【請求項5】前記隔壁の気孔率が前記スペーサの気孔率
    より大きいことを特徴とする請求項4記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルの製造方法。
  6. 【請求項6】前記(b)工程において、前記隔壁用ペー
    スト中に焼成により酸化して体積膨張する金属を添加
    し、前記(e)工程にて前記金属を酸化させることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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